JP7316515B2 - エンジンの排気循環装置 - Google Patents
エンジンの排気循環装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7316515B2 JP7316515B2 JP2020027788A JP2020027788A JP7316515B2 JP 7316515 B2 JP7316515 B2 JP 7316515B2 JP 2020027788 A JP2020027788 A JP 2020027788A JP 2020027788 A JP2020027788 A JP 2020027788A JP 7316515 B2 JP7316515 B2 JP 7316515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egr
- exhaust gas
- exhaust
- passage
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、エンジンが排出した排気ガスを浄化する排気浄化装置と、排気浄化装置をとおった排気ガスを外部に導出する排気管と、排気ガスの一部を吸気通路に還流する排気再循環(以下、「EGR」と呼ぶ)装置とを備えた排気循環装置が開示されている。
このような場合、外部から取り込んだ比較的低温な新気と、EGRクーラーで過度に冷却された排気ガスとが燃焼室に流入するため、燃焼室の温度が低下して、エンジンの燃焼が安定し難くなる。このため、エンジンの熱効率が低下するおそれがあった。
具体的には、EGRクーラーを介して、第1取出口を吸気通路に連通させる第1EGR通路により、エンジンの排気循環装置は、排気浄化装置の下部をとおった排気ガスを、EGRクーラーを介して吸気通路に還流することができる。
したがって、エンジンの排気循環装置は、EGRクーラーを備えたEGR装置を介して、排気ガスの一部を吸気通路に還流する場合であっても、エンジンの熱効率低下を抑えることができる。
よって、エンジンの排気循環装置は、エンジンの安定した制御を容易するとともに、エンジンの熱効率低下をより抑えることができる。
上記略同じ水平方向の位置とは、例えばエンジンのクランク軸における軸中心に沿った方向を前後方向とし、前後方向に対して前方視で直交する方向を幅方向とした場合、略同じ前後方向の位置、または/および略同じ幅方向の位置のことをいう。
このため、エンジンの排気循環装置は、第1EGR通路、及び第2EGR通路を備えたEGR装置の大型化をより抑えることができる。
本実施形態では、エンジンが排出した排気ガスを車外に導出するとともに、排気ガスの一部を吸気通路に還流する排気循環装置について、図1から図6を用いて説明する。
また、図示を明確にするため、図2から図6において、エンジン1の図示を省略している。
さらにまた、図2中における上方をエンジン1の上方とし、図2中における下方をエンジン1の下方とする。
なお、シリンダヘッド13は、エンジンブロック12の上面に装着され、ヘッドカバー14は、シリンダヘッド13の上面に装着されている。さらに、オイルパン15は、エンジンブロック12の下面に装着されている。
加えて、エンジン1には、図1に示すように、吸気ポート13aを開閉する吸気バルブ17と、排気ポート13bを開閉する排気バルブ18と、燃焼室S内に燃料を噴射する燃料噴射用インジェクタ19とを、気筒12aごとに備えている。
この吸気通路2は、図1に示すように、外気を新気として取り込むエアダクト21と、新気に含まれる粉塵を除去するエアクリーナー22と、エアクリーナー22に連通する上流吸気通路部23と、上流吸気通路部23に連通するターボ過給機4のコンプレッサー部4aとを備えている。
高圧EGR通路8は、図1に示すように、エキゾーストマニホールド51と吸気通路2の下流吸気通路部26とを連通して、エキゾーストマニホールド51を流れる高圧の排気ガスの一部を、吸気通路2に還流する通路である。
なお、下流高圧通路部83は、図1に示すように、インタークーラー25よりも下流側の下流吸気通路部26に連通している。
この第1EGR通路9には、図1に示すように、第1EGR通路9を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラー91と、第1EGR通路9を流れる排気ガスの流量を調整する第1EGRバルブ92とが設けられている。
ターボ過給機4のタービン部4bは、詳細な図示を省略するが、幅方向におけるエンジン1の右側面に隣接して配置されている。
第1触媒52は、図1及び図2に示すように、例えば、酸化触媒であって、詳細な図示を省略したターボ過給機4を介して、エキゾーストマニホールド51に連結されている。
具体的には、第1触媒52は、図2に示すように、ターボ過給機4から前方へ向けて延びる略筒状体部分と、略筒状体部分の前端から下方へ向けて開口した出口部分とで構成されている。
具体的には、第2触媒53は、図2に示すように、上下方向に長い略長楕円形状を前後方向に延設した略筒状体に形成されている。
具体的には、排気管54の上流部分は、図3及び図4に示すように、第2触媒53の下部に連結している。
具体的には、第1取出口541aは、図6に示すように、排気管54における湾曲部分541の下部を幅方向右側へ向けて延設するとともに、湾曲部分541の内部と連通する内部空間を有する形状に形成されている。
具体的には、第2取出口541cは、図6に示すように、排気管54における湾曲部分541の上部を幅方向右側へ向けて延設するとともに、湾曲部分541の内部と連通する内部空間を有する略筒状に形成されている。
サイレンサー56は、排気管54をとおった排気ガスを、排気音を低減して外部に排出可能に構成されている。
このEGRクーラー91は、図2から図5に示すように、排気管54の湾曲部分541に設けた傾斜面541bに近接して配置されている。
この第1EGRバルブ92には、幅方向の右側にEGRクーラー91の上端が幅方向で連通するように連結されている。
具体的には、第1内側配管93は、図4及び図5に示すように、背面視において、第1EGRバルブ92に対して、幅方向の左側、すなわちエンジン1側に配置されている。
そして、第1内側配管93は、図3及び図5に示すように、その下端が第1EGRバルブ92の左側に連結され、上端が後述する第2EGRバルブ101の前方側で、第1外側配管94に連結されている。
この第1外側配管94は、図2及び図5に示すように、第1内側配管93に連結された下端から右方向へ延びたのち、上方へ湾曲した背面視略U字状に形成されている。そして、第1外側配管94の上端は、図2及び図5に示すように、吸気通路2の上流吸気通路部23に連結されている。
この第2EGR通路10は、図2及び図5に示すように、第1EGR通路9に連通する第2EGRバルブ101と、第2EGRバルブ101を第2取出口541cに連通させる第2外側配管102とで構成され、第1EGR通路9を介して吸気通路2と第2触媒53とを連通している。
この第2外側配管102は、図2及び図5に示すように、幅方向の右側から見て、湾曲部分541の第2取出口541cから後方へ延びたのち、上方へ湾曲した側面視略L字状に形成されている。
この第2EGRバルブ101の右側には、図5に示すように、第2外側配管102の上端が幅方向で連通するように連結されている。
このため、第2EGR通路10は、第1EGR通路9の第1内側配管93、及びブラケットを介して、エンジン1に支持されている。
したがって、エンジン1の排気循環装置3は、EGRクーラー91を備えたEGR装置7を介して、排気ガスの一部を吸気通路2に還流する場合であっても、エンジン1の熱効率低下を抑えることができる。
よって、エンジン1の排気循環装置3は、エンジン1の安定した制御を容易するとともに、エンジン1の熱効率低下をより抑えることができる。
この構成によれば、エンジン1の排気循環装置3は、第1EGRバルブ92、及び第2EGRバルブ101によって前後方向、及び幅方向のスペースが圧迫されることを防止できる。このため、エンジン1の排気循環装置3は、第1EGR通路9、及び第2EGR通路10を備えたEGR装置7の大型化を抑えることができる。
この構成によれば、エンジン1の排気循環装置3は、第2触媒53を流れる排気ガスの流れ方向に沿った前後方向に、第1EGR通路と第2EGR通路とを並設した場合に比べて、前後方向に沿った大きさを抑えることができる。
このため、エンジン1の排気循環装置3は、第1EGR通路9、及び第2EGR通路10を備えたEGR装置7の大型化をより抑えることができる。
この発明の排気浄化装置は、実施形態の第1触媒52、及び第2触媒53に対応し、
以下同様に、
排気ガスの流れ方向に対して略直交する水平方向は、幅方向に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、エンジン1に連通するターボ過給機4を備えた構成としたが、これに限定せず、ターボ過給機を備えていない構成であってもよい。
2…吸気通路
7…EGR装置
9…第1EGR通路
10…第2EGR通路
52…第1触媒
53…第2触媒
54…排気管
91…EGRクーラー
92…第1EGRバルブ
101…第2EGRバルブ
541a…第1取出口
541c…第2取出口
Claims (4)
- エンジンが排出した排気ガスを浄化する排気浄化装置と、
該排気浄化装置をとおった前記排気ガスを外部に導出する排気管と、
前記排気浄化装置をとおった前記排気ガスの一部を吸気通路に還流するEGR装置とを備えたエンジンの排気循環装置であって、
前記排気浄化装置の下部をとおった前記排気ガスの一部を導出させる第1取出口と、
前記第1取出口よりも上方に設けられ、前記排気浄化装置の上部をとおった前記排気ガスの一部を導出させる第2取出口とを備え、
前記EGR装置は、
前記排気ガスを冷却するEGRクーラーを介して、前記第1取出口を前記吸気通路に連通させる第1EGR通路と、
前記第2取出口を前記吸気通路に直接的に連通させる第2EGR通路とを備えた
エンジンの排気循環装置。 - 前記第1EGR通路は、
前記EGRクーラーよりも上方に、前記排気ガスの流量を調整する第1EGRバルブを備え、
前記第2EGR通路は、
前記排気浄化装置よりも上方に、前記排気ガスの流量を調整する第2EGRバルブを備えた
請求項1に記載のエンジンの排気循環装置。 - 前記第1EGRバルブ、及び前記第2EGRバルブは、
略同じ水平方向の位置において、鉛直方向に隣り合うように配置された
請求項2に記載のエンジンの排気循環装置。 - 前記第1EGR通路、及び前記第2EGR通路は、
前記排気浄化装置を流れる排気ガスの流れ方向に対して略直交する水平方向で対向するように配置された
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの排気循環装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020027788A JP7316515B2 (ja) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | エンジンの排気循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020027788A JP7316515B2 (ja) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | エンジンの排気循環装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021131077A JP2021131077A (ja) | 2021-09-09 |
JP7316515B2 true JP7316515B2 (ja) | 2023-07-28 |
Family
ID=77550956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020027788A Active JP7316515B2 (ja) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | エンジンの排気循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7316515B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177652A (ja) | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のegr装置 |
FR2944061A1 (fr) | 2009-04-07 | 2010-10-08 | Renault Sas | Systeme d'echappement de vehicule automobile. |
WO2012004831A1 (ja) | 2010-07-07 | 2012-01-12 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2015145621A (ja) | 2014-01-31 | 2015-08-13 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2019127920A (ja) | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸排気装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007078A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Honda Motor Co Ltd | 排気再循環装置 |
JP6156987B2 (ja) * | 2013-07-19 | 2017-07-05 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用内燃機関 |
JP6252066B2 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-12-27 | マツダ株式会社 | エンジンの排気装置 |
-
2020
- 2020-02-21 JP JP2020027788A patent/JP7316515B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177652A (ja) | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のegr装置 |
FR2944061A1 (fr) | 2009-04-07 | 2010-10-08 | Renault Sas | Systeme d'echappement de vehicule automobile. |
WO2012004831A1 (ja) | 2010-07-07 | 2012-01-12 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2015145621A (ja) | 2014-01-31 | 2015-08-13 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
JP2019127920A (ja) | 2018-01-26 | 2019-08-01 | マツダ株式会社 | エンジンの吸排気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021131077A (ja) | 2021-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102297046B (zh) | 发动机的排气回流装置 | |
US9399974B2 (en) | Motorcycle | |
US20160186704A1 (en) | Exhaust gas recirculation system for engine | |
JP6969508B2 (ja) | 過給器付エンジンの吸気装置 | |
CN112302836B (zh) | 发动机的进气装置 | |
JP5393375B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP7316515B2 (ja) | エンジンの排気循環装置 | |
JP7487528B2 (ja) | エンジンのegrシステム | |
US10161301B2 (en) | Exhaust device for supercharged engine | |
JP7151208B2 (ja) | 多気筒エンジンの吸気装置 | |
CN113494393A (zh) | 发动机的egr系统 | |
US20190226422A1 (en) | Multi-cylinder engine | |
JP5345033B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP7435381B2 (ja) | エンジンシステム | |
JP7151209B2 (ja) | 多気筒エンジンの吸気装置 | |
JP2004245114A (ja) | V型エンジンの吸気マニホールド | |
JP7356083B2 (ja) | エンジンの吸気装置 | |
JP7374409B2 (ja) | エンジンの冷却装置 | |
JP7415773B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
CN109578133B (zh) | 车辆用内燃机的进气装置 | |
JP2021173189A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
JP2022012278A (ja) | インタクーラの支持構造 | |
JP2021173188A (ja) | エンジンの吸気構造 | |
JP2021173193A (ja) | エンジンの吸気構造 | |
JP2021143627A (ja) | エンジンの冷却装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230609 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230626 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7316515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |