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JP7435381B2 - エンジンシステム - Google Patents

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JP7435381B2 JP2020158586A JP2020158586A JP7435381B2 JP 7435381 B2 JP7435381 B2 JP 7435381B2 JP 2020158586 A JP2020158586 A JP 2020158586A JP 2020158586 A JP2020158586 A JP 2020158586A JP 7435381 B2 JP7435381 B2 JP 7435381B2
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Description

この発明は、多気筒エンジンに、ツインスクロールターボチャージャーと排気再循環装置とを組み合わせたエンジンシステムに関する。
例えば、ターボチャージャー付エンジンとして、4気筒エンジンと、ツインスクロールターボチャージャーと、排気ポートからタービンまで独立して連通する2つの合流排気管と、2つの合流排気管の各々から排気の一部を吸気側に還流させる排気再循環装置(以下、EGR装置と呼ぶ)により構成されたエンジンシステムが知られている(特許文献1参照)。
また、EGR装置のEGR通路をウォータージャケットが形成されたシリンダヘッドの内部に設け、シリンダヘッド内でEGRガスを、エンジンの冷却水を利用して冷却する構造が知られている(特許文献2参照)。
特開2011-106361号公報 特開2015-140684号公報
特許文献1に開示される2つの合流排気管およびツインエントリー型のターボチャージャーを備えた多気筒エンジンに、特許文献2に開示されるようにシリンダヘッドにEGR通路を内蔵する場合、特に自動車のエンジンルームにそのような多気筒エンジンを搭載する場合には、シリンダヘッドを出来るだけ小型化する必要があることから、シリンダヘッドの排気出口とEGR入口を隣り合わせで配置する必要がある。
また、EGR装置を小型化するためには、シリンダヘッドにEGRの取入れ口を設けるのが最善であるが、ツインスクロールターボチャージャーを備える場合には、シリンダヘッド内に2本のEGR通路を形成する必要があり、シリンダヘッドの大型化を招くため現実的ではない。そこで、シリンダヘッドの排気出口に取り付けられる排気マニホールドまたは、その下流に形成されたタービンハウジングに2つのEGR取出口を形成し、各々をシリンダヘッドに設けられた一つのEGR入口に連通し、EGR通路を出来るだけ短くすることが考えられる。
しかし、この場合、シリンダヘッドのEGR入口には、近接する排気出口を通る排気からシリンダヘッド自体を経由して伝わる熱と、短いEGR通路を通って来た高温のままのEGRガスからの熱とが伝わり、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間に配設されたガスケットの、EGR通路でのシール面の過剰な温度上昇を招いて、シール性能の低下ひいてはEGRガスの漏れが懸念される。
従って、ツインスクロールターボチャージャーを備えた多気筒エンジンのEGR通路の配置については、未だ改善の余地がある。
本件発明者らは、ツインスクロールターボチャージャーとEGR装置とを備えた多気筒エンジンにおいて、2つのスクロールに至る2つの排気通路の各々からシリンダヘッドのEGR入口に向かって、シリンダヘッドを経由して伝わる熱量と、EGR通路を経由して伝わる熱量の双方について鋭意検討した。
その結果、EGR入口に近接する気筒に連通するEGR通路の長さを、EGR入口から離れて位置する気筒に連通するEGR通路の長さよりも長くすることによって、EGR通路の表面積を増大ひいては放熱量を増大させることで、EGR入口に近接する気筒に連通するEGR通路を経由してEGR入口に伝わる熱量を低減することが出来る。そして、EGR入口に近接する気筒からシリンダヘッドを経由して伝わる熱量が近接するが故に大きかったとしても、当該気筒から上記2つの経路、つまりEGR通路及びシリンダヘッドを経由してEGR入口に伝わる熱量は、他の気筒からの熱量と同じ程度に抑えられることを見いだした。
この知見を具現化する本発明は、第1スクロール部及び第2スクロール部を持つツインスクロールターボチャージャー及び、直列に配置された複数の気筒のうち気筒列の一端に位置する特定気筒を含む複数の気筒によって構成された第1気筒群と、残りの気筒によって構成された第2気筒群とを持つ内燃機関、を有するエンジンシステムであって、第1気筒群の各気筒の排気ポートと前記第1スクロール部とを連通する第1排気通路、第2気筒群の各気筒の排気ポートと前記第2スクロール部とを連通する第2排気通路、前記第1排気通路に設けられた第1EGR取り出し部において、その一端が前記第1排気通路に連通する第1EGR通路、前記第2排気通路に設けられた第2EGR取り出し部において、その一端が前記第2排気通路に連通する第2EGR通路、及び、前記第1EGR通路の他端と前記第2EGR通路の他端のそれぞれが、その一端において連通すると共に、シリンダヘッド内に設けたEGR通路の入口であって、前記シリンダヘッドにおける前記特定気筒の排気ポートに隣接する位置に設けられたEGR入口に、その他端が連通する第3EGR通路、を更に有する。そして、前記第1EGR取り出し部と前記特定気筒の排気ポートとの間の通路長が、前記第2EGR取り出し部と前記第2気筒群の各気筒の排気ポートとの間の通路長のうち最大の通路長よりも、長くなっている。
この発明によれば、第1EGR取り出し部と特定気筒の排気ポートとの間の通路長が、第2EGR取り出し部と第2気筒群の各気筒の排気ポートとの間の通路長のうちの最大の通路長よりも、長いことで、特定気筒を含む第1気筒群の排気ポートから第1EGR取り出し部を経由してEGR入口に至るまでの放熱量が、増大する。
これにより、第2気筒群から排出された排気ガスが、シリンダヘッド内に設けられた排気ポートから第2排気通路の一部、第2EGR通路及び第3EGR通路を通る間に放熱した後EGR入口に伝わる熱量と比較して、EGR入口に隣接している特定気筒を含む第1気筒群から排出された排気ガスが、シリンダヘッド内に設けられた排気ポートから第1排気通路の一部、第1EGR通路及び第3EGR通路を通る間に放熱した後、EGR入口に伝わる熱量が同じ程度に抑えられる。そして、同時に第2EGR通路の長さを最小とすることができる。
これにより、EGR入口の熱負荷の低減と、ツインスクロールターボチャージャーを備えるが故に2本必要となるEGR通路の小型化とを両立することができる。
本発明のエンジンシステムにおいては、第1気筒群を、複数の気筒の中で排気行程が互いに隣り合わない気筒によって構成し、第2気筒群を、複数の気筒の中で排気行程が互いに隣り合わない気筒によって構成してもよい。
このように構成することで、排気行程が互いに隣り合う気筒からの排気が、ツインスクロールターボチャージャーのタービンブレードに平行に合流し、排気干渉が生じないので、第1排気通路と第2排気通路の長さを短くすることが出来る。したがって、エンジンシステムの小型化を更に進めることができる。
さらに、本発明のエンジンシステムにおいては、第1排気通路に、第1気筒群の各気筒の排気ポートに連通する複数の独立排気通路と、該複数の独立排気通路それぞれの下流に接続する集合排気通路とを備え、第1EGR取り出し部は、複数の独立排気通路のうち特定気筒の排気ポートに連通する独立排気通路の下流端部に設けてもよい。
例えば、第1EGR取り出し部を第1排気通路のターボチャージャーに近い下流側に設けるほど、第1排気通路からの放熱量が上がり、第1EGR取り出し部の温度を下げることができる。しかし、第1EGR通路を下流側に設けるほどシリンダヘッドから離れるためシステム全体が大型化する。排気通路の放熱効率は、排気通路の断面積に対する断面周長の比率が小さいほど落ちるため、この比率の低い集合排気通路に第1EGR取り出し部を設けるよりも、独立排気通路に第1EGR取り出し部を設ける方が、システムの大型化に見合うだけの放熱量の向上を得ることができる。さらに独立排気通路の下流端部に設けることで、その効果を最大化することができる。独立排気通路の下流端部に第1EGR取り出し部を設けることによって、第1EGR通路をシリンダヘッドに近づけることができ、システム全体の小型化に有利になる。
さらに、本発明のエンジンシステムにおいては、シリンダヘッドに第2気筒群の全ての気筒に連通する集合排気出口が設けられ、第2排気通路の上流端が集合排気出口に接続され、第2EGR取り出し部を、第2排気通路の上流端部に設けるのが好ましい。
このように構成することで、第2EGR通路をシリンダヘッドの外部に設けるので、シリンダヘッドが大型化することを抑制できる。
さらに、本発明のエンジンシステムにおいては、第1EGR通路は、その途中に、通路断面積が縮小した第1絞り部を有し、第2EGR通路は、その途中に、通路断面積が縮小した第2絞り部を有してもよい。
このように構成することで、第1EGR通路の第1絞り部から第3EGR通路までの間は通路の表面積が広がることで、放熱の効率を上げられる。同様に、第2EGR通路の第2絞り部から第3EGR通路までの間は通路の表面積が広がることで、放熱の効率を上げることができることで、EGR入口でのEGRガスの温度をさらに下げる効果が得られる。
本発明により、ツインスクロールターボチャージャーを備えた多気筒エンジンのEGR通路の配置により、EGR装置の大型化を抑制することで、多気筒エンジンをコンパクトにでき、同時に、シリンダヘッドのEGR入口での過剰な温度上昇を抑制しながら、EGRガスを吸気通路に還流させることができる。
本発明に係るターボチャージャー付エンジンの構成を示す構成図。 エンジン後方から見たターボチャージャーの外観を示す正面図。 エンジン下方から見たターボチャージャーと排気マニホールドの外観を示す平面図。 図3中のD-D矢視断面での、排気マニホールドのシリンダヘッドとの取付け面を示す端面図。 図3中の排気マニホールド内部通路とターボチャージャー内部通路を示す模式図。 図2中のA-A矢視断面での、第1排気通路と第2排気通路を示す断面図。 図2中のB-B矢視断面での、第1EGR取り出し部の断面形状を示す断面図。 図2中のC-C矢視断面での、第1EGR通路の断面形状を示す断面図。 図3中のE-E矢視断面での、第2EGR通路の断面形状を示す断面図。
以下、本発明の実施形態について、具体的に説明する。
本実施形態のターボチャージャー付エンジンは、多気筒エンジンに、2つの排気通路を介して、ツインスクロールターボチャージャーとEGR装置とを組み合わせたものである。このようなターボチャージャー付エンジン1について、図1~図9を用いて説明する。
なお、図1は本発明に係るターボチャージャー付エンジン1の構成図を示し、図2は多気筒エンジン2の後方から見たターボチャージャー5の正面図を示し、図3は多気筒エンジン2の下方から見たターボチャージャー5と排気マニホールド8の平面図を示し、図4は排気マニホールド8のシリンダヘッド2aとの取付け面の端面図を示している。
さらに、図5は、排気マニホールド8内部の排気通路とタービンハウジング5a内部の排気通路の模式図を示し、図6は第1排気通路と第2排気通路の断面図を示し、図7は第1EGR取り出し部の断面形状の断面図を示す。図8は第1EGR通路の断面形状の断面図を示し、図9は第2EGR通路の断面形状の断面図を示す。
また、図中において、矢印Xは気筒が並設された方向を示す(以下、「気筒列方向X」とする)。さらに、気筒列方向Xにおいて、第1気筒21a側(図1中の右方向)を気筒列方向Xの一方側Xaとし、第4気筒21d側(図1中の左方向)を気筒列方向Xの他方側Xbとする。加えて、多気筒エンジン2を車両に搭載した状態を基準にして、上方、及び、下方を規定する。
ターボチャージャー付エンジン1は、図1に示すように、多気筒エンジン2と、吸気通路3と、排気通路4と、ターボチャージャー5と、EGR装置6とで構成されている。多気筒エンジン2は、図1に示すように、クランク軸(図示省略)の軸中心に沿って、4つの気筒21が直列に配設された、直列4気筒エンジンである。
この多気筒エンジン2の内部には、図1に示すように、ピストン(図示省略)を筒軸方向に摺動可能に収容する4つの気筒21と、気筒21、ピストン、及びシリンダヘッド2aで構成された空間である燃焼室(図示省略)とが、気筒列方向Xに沿って4つ形成されている。
なお、4つの気筒21は、図1に示すように、気筒列方向Xの一方側Xaから順に、第1気筒21a、第2気筒21b、第3気筒21c、及び第4気筒21dとする。さらに、上述した多気筒エンジン2の点火順序は、第1気筒21a、第3気筒21c、第4気筒21d、第2気筒21bの順とする。
このような多気筒エンジン2の内部には、図1に示すように、各気筒21と多気筒エンジン2の外部とを連通する通路である吸気ポート、及び排気ポートが、気筒21ごとに形成されている。
加えて、多気筒エンジン2の内部には、図1に示すように、後述するEGR装置の一部として、排気ガスが流動する第4EGR通路63bが、気筒列方向Xに対して平面視略直交する直交方向に沿って形成されている。なお、第4EGR通路63bは、図1に示すように、第4気筒21dに隣接して形成されている。
4つの吸気ポートは、図1に示すように、気筒列方向Xに沿って並設されている。この吸気ポートは、各気筒21から直交方向の一方側へ向けて延設されている。
具体的には、多気筒エンジン2は、図1に示すように、第1気筒21aに連通する第1吸気ポート22と、第2気筒21bに連通する第2吸気ポート23と、第3気筒21cに連通する第3吸気ポート24と、第4気筒21dに連通する第4吸気ポート25とを備えている。なお、詳細な図示を省略するが、第1吸気ポート22、第2吸気ポート23、第3吸気ポート24、及び第4吸気ポート25は、それぞれ気筒21に連通する一対の吸気ポートで構成されているものとする。
排気ポートは、図1に示すように、気筒列方向Xに沿って並設されている。具体的には、多気筒エンジン2は、図1に示すように、第1気筒21aに連通する第1排気ポート26と、第2気筒21b、及び第3気筒21cに連通する第2排気ポート27と、第4気筒21dに連通する第3排気ポート28を備えている。
このうち、第2排気ポート27は、図1に示すように、第2気筒21b、及び第3気筒21cに対して独立して連通する2つの独立排気ポート27aと、2つの独立排気ポート27aのそれぞれに連通する1つの合流排気ポート27bとで構成されている。換言すれば、合流排気ポート27bは、第2気筒21b、及び第3気筒21cの双方に連通する排気ポートとして形成されている。
シリンダヘッドの側面には、第1排気ポート26の出口(第1開口部85a)、第3排気ポート28の出口(第3開口部85b)がそれぞれ形成されていると共に、第2排気ポート27の合流排気ポート27bの出口(第2開口部84、つまり、集合排気出口)が、形成されている。すなわち、シリンダヘッドの側面には、合計三つの排気ポート出口が並んでいる。三つの排気ポート出口に対応するように、排気マニホールド8には、三つの排気通路の入口81、82、83が、気筒列方向Xに並んで設けられている(図4参照)。入口81は、第1開口部85aにつながり、入口82は、第2開口部84につながり、入口83は、第3開口部85bにつながる。
なお、詳細な図示を省略するが、第1排気ポート26、第2排気ポート27の2つの独立排気ポート27a、及び第3排気ポート28は、それぞれ、気筒21に対しては、分岐した一対の排気ポートが連通しているものとする。
また、吸気通路3は、外部から新気を取り込むとともに、取り込んだ新気を多気筒エンジン2の各気筒21に導入する通路である。この吸気通路3は、図1に示すように、外気を新気として取り込む第1吸気通路31と、新気に含まれる粉塵を除去するエアクリーナー32と、エアクリーナー32に連結されると共に、ターボチャージャー5に接続された第2吸気通路33とを、上流側からこの順番で備えている。
さらに、吸気通路3は、図1に示すように、ターボチャージャー5を介して、第2吸気通路33に連結された第3吸気通路34と、ターボチャージャー5によって圧送された新気を冷却するインタークーラー35とを、上流側からこの順番で備えている。
加えて、吸気通路3は、図1に示すように、インタークーラー35に連結された第4吸気通路36と、新気の流量を調整するスロットルボディ37と、スロットルボディ37に連結された第5吸気通路38とを、上流側からこの順番で備えている。
そして、吸気通路3は、図1に示すように、第5吸気通路38から分岐した4つの独立吸気通路39と、4つの独立吸気通路39にそれぞれ連通する多気筒エンジン2の第1吸気ポート22、第2吸気ポート23、第3吸気ポート24、及び第4吸気ポート25を備えている。
なお、上述した第5吸気通路38の下流部分と、4つの独立吸気通路39とは、所謂、吸気マニホールド7として、一体的に形成されている。
また、排気通路4は、図1に示すように、多気筒エンジン2の各気筒21で生じた排気ガスをターボチャージャー5へ向けて導出する通路である。
この排気通路4は、図1に示すように、排気行程順が相互に連続しない第1気筒21a、及び第4気筒21dに連通する第1排気通路41と、排気行程順が第1気筒21a、及び第4気筒21dに隣り合う第2気筒21b、及び第3気筒21cに連通する第2排気通路42とで構成されている。尚、第2気筒21b、及び第3気筒21cは、排気行程順が相互に連続しない。
具体的には、第1排気通路41は、図1に示すように、第1排気ポート26を介して第1気筒21aに連通する第1独立排気通路41aと、第3排気ポート28を介して第4気筒21dに連通する第4独立排気通路41bと、第1独立排気通路41a、及び第4独立排気通路41bが合流した集合排気通路41cとで、多気筒エンジン2とターボチャージャー5とを連通している。第1独立排気通路41aは、前記第1開口部85aに接続され、第4独立排気通路41bは、前記第3開口部85bに接続される。
第2排気通路42は、図1に示すように、合流排気ポート27bの出口、つまり、第2開口部84に接続され、第2気筒21b及び第3気筒21cに連通する。第2排気通路42は、多気筒エンジン2とターボチャージャー5とを連通している。
また、ターボチャージャー5は、図1に示すように、ツインスクロールターボチャージャーである。このターボチャージャー5は、図1に示すように、第1排気通路41、及び第2排気通路42に独立して連通するタービンハウジング5aと、第2吸気通路33、及び第3吸気通路34が連結されたコンプレッサーハウジング5bとを備えている。タービンハウジング5aは、互いに独立した第1スクロール部5a1及び第2スクロール部5a2を有している。第1排気通路41は、第1スクロール部5a1に接続され、第2排気通路42は、第2スクロール部5a2に接続されている。
さらに、ターボチャージャー5は、図1に示すように、排気通路4からの排気ガスによって回動するタービンホイール51と、タービンホイール51に一端が連結されたタービン軸52と、タービン軸52の他端に連結されたコンプレッサーホイール53とを備えている。タービンホイール51がタービンハウジング5aの内部に収容され、コンプレッサーホイール53がコンプレッサーハウジング5bの内部に収容されている。第1排気通路41を通じて流れる排気と、第2排気通路42を通じて流れる排気とは、互いに独立してタービンホイール51に供給される。前述したように、第1排気通路41は、排気順序が隣り合わない二つの気筒に接続され、第2排気通路42も、排気順序が隣り合わない二つの気筒に接続されているため、このエンジンシステムにおいては、排気干渉が生じない。その結果、第1排気通路と第2排気通路の長さを短くすることが出来る。したがって、エンジンシステムの小型化を更に進めることができる。
尚、タービンハウジング5aは、タービンホイール51を収容する箇所のみで構成されるのではなく、前述した第1排気通路41及び第2排気通路42、並びに、後述する第1EGR通路61の一部は、タービンハウジング5aに形成されている(図1の二点鎖線参照)。
また、EGR装置6は、排気通路4に排出された排気ガスを、吸気通路3に還流する装置である。このEGR装置6は、図1に示すように、排気ガスをEGRガスとして取り込む第1EGR通路61、及び第2EGR通路62と、第1EGR通路61及び第2EGR通路62が合流して多気筒エンジン2に接続される第3EGR通路63aと、多気筒エンジン2の内部に設けた第4EGR通路63bとを備えている。
さらに、EGR装置6は、第4EGR通路63bと第5吸気通路38とを連結する第1EGR合流配管64、EGRバルブ65、第2EGR合流配管66、EGRクーラー67、及び第3EGR合流配管68を備えている。
第1EGR通路61は、第1排気通路41と第3EGR通路63aとを連結している。第2EGR通路62は、第2排気通路42と第3EGR通路63aとを連結している。この第1EGR通路61は、排気マニホールド8とタービンハウジング5aとにまたがってそれらの内部に形成されており、第2EGR通路62は排気マニホールド8の内部に形成されている。なお、第1EGR通路61、及び第2EGR通路62については、後ほど詳述する。
第3EGR通路63aは、第1EGR通路61、及び第2EGR通路62からのEGRガスが合流する通路として、排気マニホールド8の内部に形成されている。
第4EGR通路63bは、第3EGR通路63aからの通路として、多気筒エンジン2のシリンダヘッド2aの内部に形成されている。第4EGR通路63bは、シリンダヘッド2aの排気側の側面に開口していると共に、吸気側の側面にも開口している。排気側の開口は、EGR入口63cであり、吸気側の開口は、EGR出口63dである。EGR入口63cは、シリンダヘッド2aの側面における、第3開口部85bの近傍に形成されている。図4に例示するように、排気マニホールド8には、入口83に隣接して、EGR入口63cに接続される第3EGR通路63aの出口63eが形成されている。ここで、第4気筒21dは、直列に配置された複数の気筒のうち気筒列の一端に位置しかつ、その第3排気ポート28がEGR入口63cに隣接する特定気筒を構成する。
さらに、第4EGR通路63bは、流下するEGRガスを、多気筒エンジン2の内部を流下する冷却水によって冷却する機能を有している。
第1EGR合流配管64は、第4EGR通路63bと、EGRガスの流量を調整するEGRバルブ65とを連結している。
第2EGR合流配管66は、EGRバルブ65と、EGRガスを冷却するEGRクーラー67とを連結している。
第3EGR合流配管68は、EGRクーラー67と、第5吸気通路38とを連結している。
図2及び図3は、シリンダヘッド2aの側面に取り付けられる排気マニホールド8及びタービンハウジング5aの外観を例示している。尚、図3において示される排気マニホールド8の下面は、図示を省略するシリンダヘッド2aの側面に取り付けられるエンジン取付面である。タービンハウジング5aは、排気マニホールド8における、エンジン取付面とは逆側の端面に、固定されている。排気マニホールド8は、シリンダヘッド2aとタービンハウジング5aとの間に介在している。
次に、上述した多気筒エンジン2とターボチャージャー5とを連結する排気通路4であって、排気マニホールド8とタービンハウジング5aに形成された排気通路4、及び、排気通路4の途中に接続されたEGR通路について、図5~9を用いてさらに詳述する。
図5は、排気マニホールド8の内部の排気通路及びEGR通路と、タービンハウジング5aの内部の排気通路及びEGR通路を示す図である。図5は、排気マニホールド8を鋳造する際に、排気通路及びEGR通路を形成するために用いる中子、及び、タービンハウジング5aを鋳造する際に、排気通路及びEGR通路を形成するために用いる中子を組み合わせたものに相当する。尚、図5は、図3に示すように、多気筒エンジン2に排気マニホールド8とタービンハウジング5aを取付けた状態にて、下方から視た場合の、排気通路及びEGR通路の図である。図6は、図2のA-A断面である。
排気通路4は、前述したように、第1気筒21a、及び第4気筒21dに連通する第1排気通路41と、第2気筒21b、及び第3気筒21cに連通する第2排気通路42とで構成されている。
具体的には、第1排気通路41は、第1排気ポート26に連通する第1独立排気通路41aと、第3排気ポート28に連通する第4独立排気通路41bと、第1独立排気通路41a及び第4独立排気通路41bが合流した集合排気通路41cとで、多気筒エンジン2とターボチャージャー5とを連通している。第1独立排気通路41a、及び、第4独立排気通路41bはそれぞれ、排気マニホールド8とタービンハウジング5aとに跨がって形成され、集合排気通路41cは、タービンハウジング5aに形成されている。集合排気通路41cは、図5又は図6において紙面に直交する方向の奥側に配置されるタービンホイール51に向かって延びている。
第2排気通路42は、排気マニホールド8とタービンハウジング5aとに跨がって形成されかつ、多気筒エンジン2とターボチャージャー5とを連通している。また、第2排気通路42は、第1独立排気通路41aと第4独立排気通路41bとの間に挟まれるように形成されている。第2排気通路42は、図5又は図6において紙面に直交する方向の奥側に配置されるタービンホイール51に向かって、集合排気通路41cとは独立して延びている。
次に、排気マニホールド8とタービンハウジング5aに形成されたEGR通路について、図5~9を用いて詳述する。
先ず、第1EGR通路61の第1EGR取り出し部61a、つまり、第1EGR通路61と第1排気通路41との接続部は、第1排気通路41の、第1気筒群の各気筒の排気ポートに連通する複数の独立排気通路の特に、シリンダヘッド2aのEGR入口63cと隣接する第3開口部85bに接続する第4独立排気通路41bの下流端部に設けられている。尚、図6では、第1EGR取り出し部61aの位置を仮想的に示している。つまり、第1EGR取り出し部61aは、集合排気通路41cの近傍に位置しており、第1EGR取り出し部61aは、シリンダヘッド2aの側面から離れた位置に位置している。第1EGR取り出し部61aは、タービンハウジング5aに設けられている。第1EGR取り出し部61aと、シリンダヘッド2aの側面とは、図5又は図6の紙面における上下方向に離れている。
ここで、図7は、図2中のB-B矢視断面を示しているが、第1EGR取り出し部61aを第4独立排気通路41bの下流端部に設けることで、集合排気通路41cより手前の排気通路の断面積が大きい、放熱量の高い部位からEGRガスを取り出すことができる。第1排気通路41から第1EGR取り出し部61aを通じてEGR入口63cへ送られるEGRガスの放熱量を向上させることができる。
第2EGR通路62の第2EGR取り出し部62a、つまり、第2EGR通路62と第2排気通路42との接続部は、排気マニホールド8内に設けられている。尚、図6においては、第2EGR取り出し部62aを、仮想的に示している。第2EGR取り出し部62aは、シリンダヘッド2aの側面に対して、相対的に近い位置に位置している。
第1EGR通路61は、タービンハウジング5a内において、シリンダヘッド2aの側面から離れた位置から、シリンダヘッド2aの側面に近づく方向に延びる。第1EGR通路61の下流端部は、排気マニホールド8内まで延びている。
第2EGR通路62は、排気マニホールド8内において、EGR入口63cから離れた位置から、EGR入口63cに近づくように気筒列方向Xに延びる。
さらに、図5に示すように、第1EGR通路61、及び第2EGR通路62は、排気マニホールド8内に設けられた第3EGR通路63aに合流し、シリンダヘッド2aの側面に開口するEGR入口63cへと連通している。
ここで、第1EGR通路61の途中には、その前後の部分よりも通路断面積が小さい第1絞り部70が形成されている。図2中のC-C矢視断面での図8を用いて、第1絞り部70について、説明する。
第1絞り部70は、タービンハウジング5aにおいて形成されている。より詳細に、第1絞り部70は、タービンハウジング5aにおける、排気マニホールド8との取り付け面の近傍に設けられている。第1絞り部70から第3EGR通路63aまでの間に、第1EGR通路61の表面積が拡張する。
このように第1EGR通路61に、第1絞り部70を設けることで、第1EGR通路61の第1絞り部70から第3EGR通路63aまでの間は通路の表面積が広がることで、放熱の効率を上げられる。
同様に、第2EGR通路62の途中にも、その前後の部分よりも通路断面積が小さい第2絞り部71が形成されている。図3中のE-E矢視断面での図9を用いて、第2絞り部71について説明する。第2絞り部71は、排気マニホールド8において形成されている。より詳細に、第2絞り部71は、第2排気通路42から第3EGR通路63aに向かって斜め下方へ延びる第2EGR通路62の中間部に設けられている。
このように第2EGR通路62に、第2絞り部71を設けることで、第2EGR通路62の第2絞り部71から第3EGR通路63aまでの間は通路の表面積が広がることで、放熱の効率を上げられる。
また、図1及び9を用いて、第2EGR通路62について詳述する。
第2排気ポート27の第2開口部84から排出された排気は、排気マニホールド8内で分岐し、第2EGR通路62を通過してシリンダヘッド2aへ戻る。第1排気通路41に接続された第1EGR通路61よりも、第2EGR通路62の通路長は短く、EGR入口63cから第3開口部85bを隔てた位置に第2開口部84が位置していると共に、第2EGR通路62をシリンダヘッド2aの外側に配置することで、シリンダヘッド2aへの熱負荷を軽減し、同時に第2EGR通路62の長さを最小とすることができる。
次に、図5を用いてEGRガスの流れとシリンダヘッド2aのEGR入口63cに伝わる熱の流れについて詳述する。
第1排気ポート26と第3排気ポート28から排出され、第1排気通路41を通じてターボチャージャー5に向かう排気の流れ方向に対して、第1EGR取り出し部61aから第1EGR通路61へ導入されたEGRは、排気マニホールド8に形成されている第2EGR通路62からのEGRガスと合流する通路を形成する第3EGR通路63aへ導入され、シリンダヘッド2a内の第4EGR通路63bへと連通している。
EGR入口63cは、気筒列方向Xに隣接する第3開口部85bからの排気熱によって熱せられた排気マニホールドの熱伝導を最も受けやすく、第2開口部84、第1開口部85aと、気筒列方向Xに距離が離れる順に、EGR入口63cへの熱伝導が弱くなる。
例えば、第3開口部85bから最短経路にて直接EGR入口63cと連通させると、高温のEGRガスと排気マニホールド8の熱により、EGR入口63cでの過剰な温度上昇を招いてしまう。
そこで、図5に黒い矢印で示すように、第1排気通路41に連通する第1EGR通路61を通過するEGRガスは第3開口部85bから排出され、第4独立排気通路41bの下流端部にまで流れた後に、第1EGR取り出し部61aから第1EGR通路61に流れてシリンダヘッド2aへ戻す。このことにより、通路長を稼ぎ、通路の表面積を増大させることで、温度の下がったEGRガスをシリンダヘッド2a側に戻すことが出来る。また、第1EGR通路61の取出口が設けられた下流端部が第1独立排気通路41aとの集合排気通路41c近傍にあるため、第1独立排気通路41aからの排気もEGRガスとして、温度を下げながら、シリンダヘッド2aへ戻すことが出来る。
また、第2排気通路42に連通する第2EGR通路62は、第2排気通路42に対してシリンダヘッド2aに近い位置で接続されているものの、第2排気通路42は、EGR入口63cから気筒列方向Xに離れている。このため、第2EGR通路62を通過するEGRガスは、図5に白い矢印で示すように、第2EGR通路62から第3EGR通路63aに沿って、比較的長い距離を流れる。その結果、温度の下がったEGRガスをEGR入口63cへ流入させることができる。
このような構成によれば、ターボチャージャー付エンジン1は、第1EGR通路61の全長を長くすることで、放熱量が増大し、同時に第2EGR通路62の長さを最小とすることで、その大きさが大型化することを抑える事が出来る。これにより、ツインスクロールターボチャージャーを備えるが故に2本必要となるEGR通路の小型化とEGR入口の熱負荷の低減とを両立することができる。
尚、前記のエンジンシステムは、第2排気ポート27が、第2気筒21b、及び第3気筒21cに対して独立して連通する2つの独立排気ポート27aと、2つの独立排気ポート27aと外部とを連通する1つの合流排気ポート27bとで構成され、第2排気通路42が、合流排気ポート27bの第2開口部84に接続される1つの通路によって構成されている。これとは異なり、第2気筒21bの排気ポートと、第3気筒21cの排気ポートとをそれぞれ独立に設けてもよい。この構成の場合、第2排気通路は、第1排気通路41と同様に、2つの排気ポートそれぞれの出口に接続される、2つの独立排気通路と、2つの独立排気通路が合流した集合排気通路とを有することになる。尚、第2EGR取り出し部は、集合排気通路に設けてもよいし、2つの独立排気通路の内のいずれか一方に設けてもよい。
この場合において、第1EGR取り出し部と特定気筒(つまり、第4気筒21d)の排気ポートとの間の通路長は、第2EGR取り出し部と第2気筒21bの排気ポートとの間の通路長、及び、第2EGR取り出し部と第3気筒21cの排気ポートとの間の通路長のうちの最大の通路長よりも長くすればよい。
1…ターボチャージャー付エンジン
2…多気筒エンジン
5…ターボチャージャー
21…気筒
21a…第1気筒
21b…第2気筒
21c…第3気筒
21d…第4気筒
27a…独立排気ポート
27b…合流排気ポート
41…第1排気通路
41a…第1独立排気通路
41b…第4独立排気通路
41c…集合排気通路
42…第2排気通路
42a…第2独立通路部
42b…第3独立通路部
42c…第2合流通路部
61…第1EGR通路
62…第2EGR通路
63a…第3EGR通路
63b…第4EGR通路
70…第1絞り部
71…第2絞り部
84…第2開口部(集合排気出口)

Claims (5)

  1. 第1スクロール部及び第2スクロール部を持つツインスクロールターボチャージャー及び、直列に配置された複数の気筒のうち気筒列の一端に位置する特定気筒を含む複数の気筒によって構成された第1気筒群と、残りの気筒によって構成された第2気筒群とを持つ内燃機関、を有するエンジンシステムであって、
    前記第1気筒群の各気筒の排気ポートと前記第1スクロール部とを連通する第1排気通路、
    前記第2気筒群の各気筒の排気ポートと前記第2スクロール部とを連通する第2排気通路、
    前記第1排気通路に設けられた第1EGR取り出し部において、その一端が前記第1排気通路に連通する第1EGR通路、
    前記第2排気通路に設けられた第2EGR取り出し部において、その一端が前記第2排気通路に連通する第2EGR通路、及び、
    前記第1EGR通路の他端と前記第2EGR通路の他端のそれぞれが、その一端において連通すると共に、シリンダヘッド内に設けたEGR通路の入口であって、前記シリンダヘッドにおける前記特定気筒の排気ポートに隣接する位置に設けられたEGR入口に、その他端が連通する第3EGR通路、を更に有し、
    前記第1EGR取り出し部と前記特定気筒の排気ポートとの間の通路長が、前記第2EGR取り出し部と前記第2気筒群の各気筒の排気ポートとの間の通路長のうちの最大の通路長よりも長いことを特徴とするエンジンシステム。
  2. 前記第1気筒群は、前記複数の気筒の中で排気行程が互いに隣り合わない気筒によって構成され、
    前記第2気筒群は、前記複数の気筒の中で排気行程が互いに隣り合わない気筒群によって構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンシステム。
  3. 前記第1排気通路は、前記第1気筒群の各気筒の排気ポートに連通する複数の独立排気通路と、該複数の独立排気通路それぞれの下流に接続する集合排気通路とを備え、前記第1EGR取り出し部は、前記複数の独立排気通路のうち前記特定気筒の排気ポートに連通する独立排気通路の下流端部に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンシステム。
  4. 前記シリンダヘッドに前記第2気筒群の全ての気筒に連通する集合排気出口が設けられ、前記第2排気通路の上流端が前記集合排気出口に接続され、前記第2EGR取り出し部が、前記第2排気通路の上流端部に設けられたことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のエンジンシステム。
  5. 前記第1EGR通路は、その途中に、通路断面積が縮小した第1絞り部を有し、
    前記第2EGR通路は、その途中に、通路断面積が縮小した第2絞り部を有することを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載のエンジンシステム。
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