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JP7309190B2 - 毛髪洗浄剤 - Google Patents

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本発明は、毛髪洗浄剤に関する。
シャンプーなどの毛髪洗浄剤には、泡立ちの良さ、すすぎ時のさっぱり感に優れることから、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が広く使用されてきた。しかし、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩を使用した場合には一般に、毛髪同士の絡みや軋み、ごわつきが生じ、指通りが悪くなる等の問題があった。
近年では、例えば、アシルアミノ酸型界面活性剤を配合し、泡質、洗浄時のなめらかさ、すすぎ時の指通り、毛髪の絡みや軋みを改善した毛髪化粧料が報告されている(特許文献1、2、および3)。
また、特定の界面活性剤、カチオン化ポリマー、シリコーン、油性原料を特定量配合することで、泡立ちや、すすぎ時の感触、柔らかさを改善した洗浄剤組成物が報告されている(特許文献4)。
アミノ酸系界面活性剤、グリコシルトレハロース、グリシン及び/又はトリメチルグリシン、ヒドロキシアルキル多価アルコールエーテルを特定量配合することで、泡立ち、泡質が良く、ぬるつき感や軋み感を改善したシャンプー組成物も報告されている(特許文献5)。
特開2014-37383号公報 特開2016-44132号公報 特開2017-71570号公報 特開2011-01374号公報 特開2013-06803号公報
しかしながら、特許文献1、2、および3の技術では、毛髪に付着感があり、仕上がりの毛髪の質感が硬くなっていた。特許文献4の技術では、仕上がりの毛髪の柔らかさは改善されたものの、シリコーン、および油性原料の影響により、すすぎ時のさっぱり感が満足できる品質ではなかった。特許文献5の技術では、仕上がりの毛髪の柔らかさが満足できる品質ではなかった。
このようなことから、本発明は、泡立ち、泡質が良く、洗浄時のなめらかさに優れ、すすぎ時の指通りがよく、さっぱり感があり、かつ、仕上がりの柔らかさにも優れる毛髪洗浄剤を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、以下の構成を有する毛髪洗浄剤は上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、例えば以下の[1]~[9]である。
[1]ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)を5~16質量%と、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)と、両性界面活性剤(C)と、トリメチルグリシン(D)とを含む、毛髪洗浄剤。
[2]前記ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)を0.3~3質量%含む、[1]に記載の毛髪洗浄剤。
[3]前記両性界面活性剤(C)を0.5~6質量%含む、[1]または[2]に記載の毛髪洗浄剤。
[4]前記トリメチルグリシン(D)を0.2~3質量%含む、[1]~[3]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤。
[5]前記ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)が、エチレンオキシドの平均付加モル数が2~10であるポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である、[1]~[4]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤。
[6]前記ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)が、ラウロイルメチルアラニン、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、およびラウロイルメチルアラニントリエタノールアミンから選択される少なくとも1種である、[1]~[5]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤。
[7]前記両性界面活性剤(C)が、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、およびラウリルヒドロキシスルタインから選択される少なくとも1種である、[1]~[6]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤。
[8]前記ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)が、ラウレス-3カルボン酸ナトリウム、ラウレス-4カルボン酸ナトリウム、ラウレス-6カルボン酸ナトリウム、およびラウレス-11カルボン酸ナトリウムから選択される少なくとも1種である、[1]~[7]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤。
[9]シャンプーである、[1]~[8]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤。
本発明は、泡立ち、泡質が良く、洗浄時のなめらかさに優れ、すすぎ時の指通りがよく、さっぱり感があり、かつ、仕上がりの柔らかさにも優れる毛髪洗浄剤を提供することができる。
次に本発明の毛髪洗浄剤について具体的に説明する。
<毛髪洗浄剤>
本発明の毛髪洗浄剤は、ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)を5~16質量%と、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)と、両性界面活性剤(C)と、トリメチルグリシン(D)とを含む。
本発明の毛髪洗浄剤は、シャンプーであることが好ましい。
なお、本発明における各成分の含有量は、毛髪洗浄剤を100質量%とした場合の含有量を示している。
<ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)>
本発明において、ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)を、成分(A)とも記す。
本発明の毛髪洗浄剤は、成分(A)を5~16質量%、好ましくは6~15質量%、より好ましくは8~12質量%含む。
成分(A)が前記範囲内にあると、泡立ち、泡質、およびすすぎ時のさっぱり感に優れる。成分(A)が前記下限量より少ないと、泡立ちが悪く、さっぱり感を感じにくい。
成分(A)における塩とは、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アミンの塩が挙げられる。これらの塩の中でも、成分(A)における塩としては、ナトリウムの塩およびトリエタノールアミンの塩が好ましく、ナトリウムの塩がより好ましい。
本発明の成分(A)において、ラウロイルメチルアラニンの塩としては、例えば、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、およびラウロイルメチルアラニンカリウムが挙げられる。
本発明の成分(A)は、ラウロイルメチルアラニン、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、およびラウロイルメチルアラニントリエタノールアミンから選択される少なくとも1種であることが好ましく、すすぎ時のさっぱり感に優れることから、ラウロイルメチルアラニンナトリウムがより好ましい。
なお、ラウロイルメチルアラニンナトリウムは、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミンは、ラウロイルメチルアラニンTEAとも記す。
ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)>
本発明において、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)を、成分(B)とも記す。
本発明の毛髪洗浄剤は、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)を含む。
本発明の毛髪洗浄剤は、成分(B)を、好ましくは0.3~3質量%含む。
成分(B)が前記範囲内にあると、泡立ち、泡質、および洗浄時のなめらかさに優れるため好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤は、成分(B)を、より好ましくは0.6~1.8質量%、最も好ましくは0.9~1.5質量%含む。
成分(B)が前記範囲内にあると、泡立ち、泡質、およびすすぎ時のさっぱり感に特に優れるため好ましい。
成分(B)における塩とは、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アミンの塩が挙げられる。これらの塩の中でも、成分(B)における塩としては、ナトリウムの塩が好ましい。
成分(B)において、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸の塩としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸ナトリウムが好ましい。
成分(B)において、エチレンオキシドの平均付加モル数が好ましくは2~10、より好ましくは5~10である。
成分(B)が、ラウレス-3カルボン酸ナトリウム、ラウレス-4カルボン酸ナトリウム、ラウレス-6カルボン酸ナトリウム、およびラウレス-11カルボン酸ナトリウムから選択される少なくとも1種であることが好ましく、仕上がりの毛髪の柔らかさの付与に特に優れることから、ラウレス-6カルボン酸ナトリウム、およびラウレス-11カルボン酸ナトリウムがより好ましい。
なお、成分(B)において、エチレンオキシドの平均付加モル数が5の市販品としては、例えば、ラウレス-6カルボン酸、ラウレス-6カルボン酸ナトリウムが挙げられる。平均付加モル数が10の市販品としては、例えば、ラウレス-11カルボン酸、ラウレス-11カルボン酸ナトリウムが挙げられる。
成分(B)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<両性界面活性剤(C)>
本発明の毛髪洗浄剤は、両性界面活性剤(C)を含む。
本発明の毛髪洗浄剤は両性界面活性剤(C)を、好ましくは0.5~6質量%、より好ましくは1.5~4.5質量%、最も好ましくは2.0~4.0質量%含む。
両性界面活性剤(C)が前記範囲内にあると、仕上がりの柔らかさ、および洗浄時のなめらかさに特に優れるため好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤において、両性界面活性剤(C)がベタイン型両性界面活性剤であることが好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤において、両性界面活性剤(C)がラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、およびラウリルヒドロキシスルタインから選択される少なくとも1種であることがより好ましく、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、およびラウラミドプロピルベタインがさらに好ましく、洗浄時のなめらかさに特に優れていることからラウリルベタインが最も好ましい。
両性界面活性剤(C)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<トリメチルグリシン(D)>
本発明の毛髪洗浄剤は、トリメチルグリシン(D)を含む。
本発明の毛髪洗浄剤はトリメチルグリシン(D)を、好ましくは0.2~3質量%、より好ましくは0.5~2質量%、最も好ましくは0.8~1.5質量%含む。
トリメチルグリシン(D)が前記範囲内にあると、泡質、すすぎ時の指通り、仕上がりの柔らかさに特に優れるため好ましい。
《その他成分》
本発明の毛髪洗浄剤は、通常は水を含む。水の含有量は特に限定されず、使用する目的に応じて、適宜調整して用いることができる。水として、具体的には、水道水、イオン交換水、蒸留水、精製水および天然水が挙げられ、殺菌済みのものが好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、適宜選択した任意の成分を含有することができる。
任意の成分としては、例えば、保湿剤、浸透促進剤、毛髪コンディショニング剤、pH調整剤、粘度調整剤、生薬類、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、清涼剤、帯電防止剤、ビタミン類、タンパク質、香料、抗菌剤、増粘剤、乳化剤、乳化安定剤、界面活性剤、高級アルコール、シリコーン類、油剤、溶剤、および色素が挙げられる。
本発明の毛髪洗浄剤は、任意の成分として、具体的には、毛髪コンディショニング剤としてポリクオタニウム-10;防腐剤として安息香酸ナトリウム;pH調整剤としてクエン酸を使用することができる。
《製法等》
本発明の毛髪洗浄剤は、上述した各成分を上述の量で使用する以外は、例えば公知の方法で、撹拌、混合、加熱、溶解、分散等することによって製造することができ、製造方法は特に限定されない。製造方法としては各成分を均一に混合するために、加熱条件下で行ってもよい。加熱条件下で製造する場合の温度としては、例えば75~85℃が挙げられる。
《剤型》
本発明の毛髪洗浄剤の状態としては、例えば、液状、粘性液体状、ミルク状、クリーム状などが挙げられ、手に取ったときに垂れにくく、毛髪に均一に塗布しやすい観点から、粘性液体状が好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤の外観は、例えば、透明または不透明な外観が挙げられる。本発明の毛髪洗浄剤の外観は、透明な外観であることが好ましい。
《使用方法》
本発明の毛髪洗浄剤は、毛髪に塗布して使用することができる。
本発明の毛髪洗浄剤は、毛髪が乾燥している状態でも、濡れている状態でも使用することができるが、本発明における毛髪洗浄剤は、毛髪が濡れている状態で塗布して使用することが好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤は、用途について特に制限はないが、シャンプーとして用いることが好ましく、洗い流すシャンプーとして用いることがより好ましい。
次に本発明について実施例を示してさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
実施例1~26、および比較例1~5では、表1に記載の市販品を使用した。
表2~表4の処方の数値は、毛髪洗浄剤を100質量%とした場合の、各成分の質量%を表しており、純分換算した値を示す。
Figure 0007309190000001
《評価方法》
専門パネラー(美容師)10名が1人ずつ、後述する(1)~(6)の評価項目に従って官能評価を行った。
各評価項目について、10名の官能評価の評価点の平均を算出し、以下のとおり評価した。
◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が3.5点以上である。
○:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が2.5点以上3.5点未満である。
△:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点以上2.5点未満である。
×:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点未満である。
《ダメージ処理》
実施例、および比較例で用いた毛束は、あらかじめ一般人の毛髪の痛み、広がりを再現するために下記方法でダメージ処理を行った。
毛束(30cm、10gの黒髪人毛)(製品名BS-B3A、ビューラックス社製)に、脱色剤であるアリミノ120ブリーチ(株式会社アリミノ製)10gと、カラーストーリー アドミオOX6%(株式会社アリミノ製)20gとを混合したものを刷毛で塗付し、25℃で30分放置してダメージを与えた。 その後、流水ですすぎ、シェルパ デザインサプリD-2シャンプー(株式会社アリミノ製)1gを用いてシャンプーを行った。シャンプー後、流水ですすぎ、ドライヤーで乾燥させた。
《評価手順》
ダメージ処理した毛束を35~40℃程度のお湯で濡らした後、 表2~表4に記載の各処方で、各成分が均一になるように混合することにより調製した毛髪洗浄剤1gを用いてシャンプー(洗浄)した。シャンプー後、お湯ですすぎ、タオルドライ後、ドライヤーで乾燥させ、仕上げた。
この一連の施術のうち、(1)~(3)は洗浄時、(4)および(5)はすすぎ時、(6)は仕上がりについて、官能評価を行った。
(1)評価項目1:洗浄時の泡立ち
洗浄時の泡立ちの状態について、目視で評価を行った。
4点:泡立ちが非常に良い
3点:泡立ちが良い
2点:泡立ちがやや悪い
1点:泡立ちが非常に悪い
(2)評価項目2:洗浄時の泡質
洗浄時の泡質の状態について、目視で評価を行った。
4点:非常に密な泡で泡質が非常に良い
3点:やや密な泡で泡質が良い
2点:やや粗い泡で泡質が悪い
1点:非常に粗い泡で泡質が非常に悪い
(3)評価項目3:洗浄時のなめらかさ
洗浄時に毛束を泡立てているときの指が感じるなめらかさについて、評価を行った。
4点:非常になめらかである
3点:なめらかである
2点:ややひっかかる
1点:非常にひっかかる
(4)評価項目4:すすぎ時の指通りの良さ
毛束をお湯ですすいでいるときの指通りについて、評価を行った。
4点:非常に指通りが良い
3点:指通りが良い
2点:ややひっかかり、ざらつきがある
1点:非常にひっかかり、ざらつきがある
(5)評価項目5:すすぎ時のさっぱり感
毛束をお湯ですすいでいるときの毛束の感触、および指を通したときの感触について、評価を行った。
4点:非常にさっぱりしている
3点:さっぱりしている
2点:ややぬめりがある
1点:非常にぬめりがある
(6)評価項目6:仕上がりの柔らかさ
仕上がりの毛束を触ったり、指を通したときの感触について、評価を行った。
4点:非常に柔らかい
3点:柔らかい
2点:やや硬い
1点:非常に硬い
Figure 0007309190000002
Figure 0007309190000003
Figure 0007309190000004
実施例1~26で製造した毛髪洗浄剤は、全ての評価項目おいて良好な結果となった。本発明の毛髪洗浄剤は、泡立ち、泡質が良く、洗浄時のなめらかさに優れ、すすぎ時の指通りがよく、さっぱり感があり、かつ、仕上がりの柔らかさにも優れる毛髪洗浄剤であることがわかる。
比較例1および2で製造した毛髪洗浄剤は、ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)が本発明の規定量配合されていないため、すすぎ時にぬめりがあり、仕上がりの毛髪が硬く、本発明の課題を解決できなかった。
比較例3で製造した毛髪洗浄剤は、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)が配合されていないため、泡立ち、泡質が悪く、洗浄時になめらかではなく、本発明の課題を解決できなかった。
比較例4で製造した毛髪洗浄剤は、両性界面活性剤(C)が配合されていないため、泡立ち、泡質が悪く、仕上がりの毛髪に硬さがあった。また、洗浄時になめらかではなく、本発明の課題を解決できなかった。
比較例5で製造した毛髪洗浄剤は、トリメチルグリシン(D)が配合されていないため、すすぎ時の指通りが悪く、仕上がりの毛髪に硬さがあり、本発明の課題を解決できなかった。

Claims (6)

  1. ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)を5~16質量%と、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)を0.3~3質量%と、両性界面活性剤(C)を0.5~6質量%と、トリメチルグリシン(D)を0.2~3質量%とを含む、毛髪洗浄剤。
  2. 前記ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)が、エチレンオキシドの平均付加モル数が2~10であるポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である、請求項に記載の毛髪洗浄剤。
  3. 前記ラウロイルメチルアラニン、またはその塩である成分(A)が、ラウロイルメチルアラニン、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、およびラウロイルメチルアラニントリエタノールアミンから選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の毛髪洗浄剤。
  4. 前記両性界面活性剤(C)が、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、およびラウリルヒドロキシスルタインから選択される少なくとも1種である、請求項1~のいずれか1項に記載の毛髪洗浄剤。
  5. 前記ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸、またはその塩である成分(B)が、ラウレス-3カルボン酸ナトリウム、ラウレス-4カルボン酸ナトリウム、ラウレス-6カルボン酸ナトリウム、およびラウレス-11カルボン酸ナトリウムから選択される少なくとも1種である、請求項1~のいずれか1項に記載の毛髪洗浄剤。
  6. シャンプーである、請求項1~のいずれか一項に記載の毛髪洗浄剤。
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