JP7385637B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
特許文献1には、前後方向に延びるステップフロアが開示されている。特許文献1では、運転席の下方付近に、ステップフロアの中間部としての弯曲部が上方に膨出しており、弯曲部の前方に運転者用の足置き面が設けられている。特許文献1では、弯曲部の前部よりも運転者用の足置き面が長くなっている。また、足置き面の後端と弯曲部の前端との接続部が、車両側面視で、ハンドルの後端よりも前側に位置する。
特許文献2には、前後方向に延びる足載せフロアにおけるフロアマットが開示されている。特許文献2では、前上がりに延びるフロアマットの前部と後部の屈曲部は、車両側面視でハンドルの後端よりも前側に位置する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、足載せ部の下方にスペースを生じさせ易くすると共に、足載せ部の前上がりの傾斜を利用し易い鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後下方に延びる左右一対のメインフレーム31と、メインフレーム31の後端部から下方に延びる左右一対のセンターフレーム32と、ヘッドパイプ18からメインフレーム31の下方を後下方に延びる左右一対のダウンフレーム33とを備える。
リアフレーム20は、センターフレーム32の上部から後上方に延びる。
ピボット軸22は、センターフレーム32に取り付けられる。
スイングアーム16は、ピボット軸22から、リアフレーム20の下方を後方に延びる。
排気装置25の後端部は、排気音を低減するマフラー25aによって構成される。マフラー25aは、後輪15の前部に車幅方向外側から重なる。
車体カバー40は、フロントカバー42と、フロントカバー42の後方に配置されるフロントインナーカバー(レッグシールド)43と、フロントインナーカバー43の後方に配置されるセンターカバー45と、センターカバー45の下方において後方に延びる左右別体のボディサイドカバー46と、ボディサイドカバー46の後方に配置される左右別体のリアサイドカバー47と、左右別体のステップカバー48と、を備える。
フロントインナーカバー43は、フロントフォーク14の上部およびヘッドパイプ18を後方から覆う。フロントインナーカバー43は、フロントカバー42の左右の後縁に接続される。
フロントカバー42と、フロントインナーカバー43とにより、本実施の形態のフロントカウル41が構成される。フロントカウル41は、フロントフォーク14の周囲を覆う。
左右一対のステップカバー48は、センタートンネル部44の下方に配置される。ステップカバー48の上部には、運転者R0が足R1を載せるステップ28が設けられる。
車体の前部にはラジエータ35が配置される。ラジエータ35の下方には、バッテリ36が配置されている。
図1-2に示すように、本実施の形態のステップ(以下、「メインステップボード」という)28は、跨ぎ空間S0の下方に位置する。メインステップボード28は、左右幅を有して前後方向に延びる。メインステップボード28は、車両側面視で、シート17とフロントインナーカバー43との間に配置される部分を有する。本実施の形態のメインステップボード28は、シート17の前端よりも後方まで延び、フロントインナーカバー43よりも前方まで延びている。本実施形態のメインステップボード28は、センタートンネル部44の左右両側に形成される。よって、運転者R0がメインステップボード28に足R1を載せる際に、センタートンネル部44の左右の側壁により、運転者R0の足が車幅方向内側に移動するのを規制できる。
図1-図3に示すように、上方傾斜部51のステップ前端51Aは、フロントフォーク14のフォークチューブ14Aに車両側面視で重複する。上方傾斜部51は、ブレーキキャリパ37の上方に位置する。
この構成によれば、メインステップボード28の下方にスペースS1を生じさせ易くすると共に、屈曲部53が運転者R0に近い位置となるため、メインステップボード28の前上がりの傾斜を利用し易い鞍乗り型車両10を提供することができる。
この構成によれば、センタートンネル部44の左右の側壁により、運転者R0の足R1が車幅方向内側に移動するのを規制できる。
この構成によれば、メインステップボード28が、より後方位置から形成できるため、メインステップボード28の下方のスペースS1を大きくしつつ、運転者R0の利用性が確保された適切な傾斜角度とすることができる。
この構成によれば、メインステップボード28とピリオンステップボード55とに外観上の一体感を持たせつつ、メインステップボード28とピリオンステップボード55とが実際に一体的に連続する構成に比べて、メインステップボード28を、運転者R0の運転姿勢に合わせた必要十分な長さにできる。また、運転者R0が足R1を下げても、同乗者P0の足P1と干渉しないので、運転者R0が適切な位置に足R1を載せることができる。
この構成によれば、ピリオンステップボード55への走行風を抑制し易くできる。
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
この構成によれば、足載せ部の下方にスペースを生じさせ易くすると共に、足載せ部の前上がりの傾斜を利用し易い鞍乗り型車両を提供することができる。
この構成によれば、センタートンネル部の左右の側壁により、運転者の足が車幅方向内側に移動するのを規制できる。
この構成によれば、足載せ部が、より後方位置から形成できるため、足載せ部の下方のスペースを大きくしつつ、運転者の利用性が確保された適切な傾斜角度とすることができる。
この構成によれば、第二足載せ部への走行風を抑制し易くできる。
17 シート
21 ハンドル
28 メインステップボード(ステップ、足載せ部)
41 フロントカウル
43A フロントカウルの後端
44 センタートンネル部
51 上方傾斜部(足載せ部前部)
52 第一傾斜部(足載せ部後部)
53 屈曲部
55 ピリオンステップボード(第二足載せ部)
L1 足載せ部前部の長さ
L2 足載せ部後部の長さ
R0 運転者
R1 運転者の足
P0 同乗者
P1 同乗者の足
Claims (4)
- シート(17)と車体前部を覆うフロントカウル(41)との間の足載せ部(28)と、前記足載せ部(28)の上方に配置されたハンドル(21)と、を備え、前記足載せ部(28)が前後方向に延びるように設けられた鞍乗り型車両において、
前記足載せ部(28)は、前記シート(17)の下方に設けられて略水平又は前下がりに延びる足載せ部後部(52)と、前記足載せ部後部(52)の前方で前上がりに延びる足載せ部前部(51)と、を備え、
前記足載せ部後部(52)は、前記足載せ部前部(51)と同様の左右幅を有する本体部(52A)と、前記本体部(52A)の車幅方向内端から後方に延び前記本体部(52A)に比べて左右幅が狭い幅狭部(52B)と、を備え、
前記足載せ部後部(52)は、クランクケース(23)のケースカバー円筒部(23A)の下方に進入するように前記ケースカバー円筒部(23A)まで後方に延びて終端し、前記ケースカバー円筒部(23A)の車幅方向への突出量は、前記本体部(52A)の後端の半分の幅(W0)よりも小さく形成され、
前記足載せ部後部(52)と前記足載せ部前部(51)とは屈曲部(53)で接続され、
前記屈曲部(53)は、車両側面視で前記ハンドル(21)よりも後方に位置し、
前記足載せ部前部(51)の上面に沿った前記足載せ部前部(51)の前後方向の長さ(L1)は、前記足載せ部後部(52)の上面に沿った前記足載せ部後部(52)の前後方向の長さ(L2)よりも長い、
ことを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記シート(17)と前記フロントカウル(41)との間にセンタートンネル部(44)を備え、
前記センタートンネル部(44)の左右両側に前記足載せ部(28)を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。 - 前記屈曲部(53)は、前記フロントカウル(41)の後端(43A)よりも後方に位置する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。 - 運転者(R0)が足(R1)を載せる前記足載せ部(28)と、
同乗者(P0)が足(P1)を載せる第二足載せ部(55)と、を備え、
車幅方向で前記足載せ部前部(51)よりも内側に前記第二足載せ部(55)が位置する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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