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JP7236921B2 - 打撃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動ハンマやハンマードリル等の打撃工具に関する。
電動ハンマやハンマードリル等の打撃工具は、モータからの回転をクランク機構等によってピストンの前後動に変換し、ピストンに連動してシリンダやツールホルダ内で前後動する打撃子により、ツールホルダに装着された先端工具の後端を中間子を介して間接的に打撃することで打撃動作が可能となっている。
この打撃工具においては、ツールホルダに先端工具が装着されない状態や、先端工具を被加工面に押し付けていない状態(以下これらを「非打撃状態」という。)では、ピストンが往復動しても打撃子による中間子への打撃が行われないように空打ち防止機構を備えたものが知られている。例えば特許文献1には、シリンダの先端に係止用Oリングを設け、中間子には円錐面を形成して、非打撃状態では、最初の空打ちで通常打撃時よりも前進した中間子の円錐面に係止用Oリングが係合して中間子の前後移動に抵抗を加えることで、中間子の打撃子側への移動を規制してその後の空打ちを防止するようにした発明が記載されている。
特許第3369844号公報
しかし、特許文献1の発明は、中間子の移動規制を弾性体であるOリングにより直接行っているため、中間子への接触を繰り返すことでOリングが摩耗或いは劣化し、中間子に加えられる抵抗力が低下して空打ち防止機能が発揮できなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、中間子の打撃子側への移動規制を図るものであっても、安定した空打ち防止機能を発揮させることができる打撃工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、先端工具を保持する筒状のツールホルダと、モータからの回転に伴って前後動するピストンと、当該ピストンに連動して前後動する打撃子と、当該打撃子と先端工具との間でツールホルダ内へ前後移動可能に収容され、通常打撃時には先端工具の後端に当接して打撃子からの打撃を先端工具へ間接的に伝える中間子とを含んでなる打撃機構を備えた打撃工具であって、
ツールホルダ内における中間子の前側でツールホルダと中間子との間に、少なくとも1つが金属製である少なくとも2つのリング部材が、それぞれ前後方向へ移動して互いの間にクリアランスが発生可能な状態で収容されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、リング部材は2つであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、リング部材は何れも金属製であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、中間子は、ツールホルダの内面に対して摺動する大径部と、大径部から前方へ突出してリング部材に遊挿する小径部とを含んでなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、最前方位置のリング部材の前面は、ツールホルダに形成された先細りリング状の段部に当接する同形状のテーパ面となっていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、ツールホルダに、非打撃状態で中間子に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗体が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、リング部材の1つは弾性材料で形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7の構成において、弾性材料で形成されるリング部材は、外周がツールホルダの内面に、内周が中間子の外面にそれぞれ接触していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ツールホルダ内における中間子の前側でツールホルダと中間子との間に、少なくとも2つのリング部材をそれぞれ前後方向へ移動して互いの間にクリアランスが発生可能な状態で収容したことで、リング部材同士の間に僅かなクリアランスが生じることで中間子の跳ね返りが不規則になり、跳ね返り量が少なくなる。よって、中間子の打撃子側への移動規制を図るものであっても、安定した空打ち防止機能を発揮させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、リング部材を2つとしているので、最小限の部品の追加で空打ち防止機能を発揮させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、2つのリング部材を何れも金属製としているので、耐久性も確保できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、中間子を大径部と小径部とを含んでなるものとしているので、小径部によってリング部材を前側へ確実に配置できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の何れかの効果に加えて、最前方位置のリング部材の前面を、ツールホルダに形成された先細りリング状の段部に当接する同形状のテーパ面としているので、当該リング部材をツールホルダ内に適正姿勢で配置できる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の何れかの効果に加えて、ツールホルダに、非打撃状態で中間子に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗体を設けたことで、空打ちによって前進する中間子を減勢して跳ね返りをより効果的に抑えることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、リング部材の1つをの弾性材料で形成することで、前進する中間子の勢いを吸収できる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7の効果に加えて、弾性材料で形成されるリング部材の外周をツールホルダの内面に、内周を中間子の外面にそれぞれ接触させることで、リング部材の変形を抑えて耐久性を維持できると共に、当該リング部材と中間子との間の空間が密閉され、クッション効果が得られる。
ハンマードリルの一部中央縦断面図である(通常打撃時)。 ハンマードリルの一部中央縦断面図である(非打撃状態)。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、打撃工具であるハンマードリル1の一例を示す中央縦断面図である。
ハンマードリル1は、本体ハウジング2の前側下部に、出力軸5を上向きにしたモータ4を収容するモータハウジング3を上下方向に連結し、その上方に、それぞれ出力軸5と噛合するクランクシャフト7及び中間シャフト8を収容したギアハウジング6を内設している。ギアハウジング6の前側には、筒状のツールホルダ10を前向きに収容する前ハウジング9を組み付けている。本体ハウジング2の後部には、スイッチ及びスイッチレバーを設けて電源コードが接続される図示しないハンドルハウジングが連結され、本体ハウジング2の前部には、前ハウジング9を覆うハウジングカバー11が連結されている。
中間シャフト8は、ツールホルダ10の後端に設けられたベベルギア12と噛合し、ツールホルダ10の先端には、操作スリーブ13によってドリルビット等の先端工具Tが装着可能となっている。
ツールホルダ10内には、クランクシャフト7の偏心ピン14にコネクティングロッド15を介して連結されて往復動するピストン16が設けられている。ピストン16の前方には、空気室17を介して、前方へ突出する前軸部19を備えた打撃子18と、その前方に位置する中間子20とがそれぞれ前後移動可能に収容されて打撃機構が形成されている。
中間子20は、中間部位がツールホルダ10の内面に対して摺動する大径部21となっており、中間子20の後部には、後方へ行くに従って徐々に小径となり、大径部21と同軸で後方へ突出する後軸部22が形成されている。中間子20の前部にも、大径部21よりも小径の小径部23が同軸で突設されている。
一方、ツールホルダ10の内周面には、ピストン16及び打撃子18が収容される後ガイド面24と、中間子20が収容されて後ガイド面24よりも小径の前ガイド面25とがそれぞれ形成されている。また、後ガイド面24において、図1に示す通常打撃時での打撃子18の前進位置よりも前側には、後ガイド面24の内径よりも大径で、空打ち時に前進した打撃子18の外周面と非接触となる非ガイド面26が部分的に設けられて、非ガイド面26の位置でツールホルダ10には、ツールホルダ10の内外を連通させる空気抜き孔27,27が貫通形成されている。
さらに、ツールホルダ10内で後ガイド面24の前端には、中間子20の後軸部22が貫通して大径部21の後面を受ける前受けリング28が設けられ、前受けリング28の後方には、空打ちによって打撃子18が前進した際に打撃子18の前軸部19を把持する把持リング29が設けられている。また、把持リング29の後方には、前軸部19が貫通して打撃子18の前面を受ける後受けリング30が設けられている。
これら前受けリング28、把持リング29、後受けリング30は、前受けリング28が後ガイド面24と前ガイド面25との間に形成される段部に当接して前方への移動が規制された状態で、把持リング29、後受けリング30の順に収容されて、後受けリング30が後ガイド面24に係止する係止リング31によって後退が規制されることで前後への位置決めがなされている。
一方、ツールホルダ10における前ガイド面25の後端位置には、半径方向で外側から内側へ向かって先細りのテーパ状となる貫通孔35が半径方向に形成されて、この貫通孔35に抵抗ピン36が挿入されている。この抵抗ピン36は、貫通孔35に合わせた先細りのテーパ状に形成された金属製の軸体で、先細りの先端は半球面状に形成されている。
この抵抗ピン36の位置でツールホルダ10の外周には、リーフスプリング37が外装されている。このリーフスプリング37は、帯状の金属板をC字状に折曲してなるもので、長手方向の端部に抵抗ピン36の基端を挿通させて抵抗ピン36をツールホルダ10の中心側へ押圧し、先端が貫通孔35から内側へ突出する突出位置に付勢している。
そして、ツールホルダ10における中間子20の前方には、先端工具T及び小径部23が遊挿可能な小径の先端部40が形成されて、前ガイド面25との間に、前方へ先細りとなるリング状の段部41を形成している。
この段部41の後方で中間子20の前側には、前リング42と後リング43とが前後移動可能に収容されている。この2つのリング42,43は金属製で、何れも中間子20の小径部23が遊挿可能な内径を有している。前リング42は、後リング43よりも軸方向に長く形成されており、前面には、段部41の内面側の傾斜に合わせた先細りリング状のテーパ面44が形成されている。
よって、通常打撃時から中間子20が前進すると、中間子20は段部41に直接当接せず、後リング43に当接するようになっている。
以上の如く構成されたハンマードリル1においては、本体ハウジング2の左側面に設けられた図示しないチェンジレバーにより、クランクシャフト7を回転させて先端工具Tに打撃を付与するハンマモード、中間シャフト8を回転させてツールホルダ10と共に先端工具Tを回転させるドリルモード、クランクシャフト7と中間シャフト8とを同時に回転させて先端工具Tに打撃と回転とを付与するハンマドリルモードとが選択可能となっている。
ここで、ツールホルダ10の先端から先端工具Tを差し込み装着し、先端工具Tの先端を被加工面に押し当てると、先端工具Tが押し込まれて中間子20を後退させ、中間子20が前受けリング28に当接して後軸部22を後受けリング30内に臨ませた図1の後退位置で押し込みが規制される。この後退位置では、ツールホルダ10内に突出している抵抗ピン36の先端部が中間子20の大径部21に当接するため、抵抗ピン36は、リーフスプリング37の付勢に抗して貫通孔35内を径方向外側へ後退し、先端を大径部21の外周に押圧させた状態となる。
次に、チェンジレバーでハンマモード或いはハンマドリルモードを選択した状態でスイッチレバーを押し込み操作してスイッチをONさせると、モータ4が駆動して出力軸5が回転し、クランクシャフト7を回転させる。よって、偏心ピン14の偏心運動によってコネクティングロッド15を介してピストン16が前後動し、空気室17を介して打撃子18を前後動させ、打撃子18の前軸部19が、後受けリング30内の中間子20の後軸部22を打撃する。こうして打撃子18により中間子20を介して先端工具Tが間接的に打撃され、先端工具Tによる被加工面の切削等が可能となる。このとき中間子20の大径部21は、後リング43から離間しているため、前リング42と後リング43とは、前後移動が規制されない状態となる。
そして、先端工具Tを被加工面に押し当てない(或いは先端工具Tをツールホルダ10に装着していない)非打撃状態のままスイッチレバーを押し込み操作すると、図2に示すように、打撃子18による最初の打撃(空打ち)で中間子20が後退位置から前方へ移動することになる。このとき、中間子20は、抵抗ピン36によって半径方向外側から押圧されて抵抗が付与された状態で前進するため、前進の勢いは減勢される。
また、前進した中間子20は、後リング43に当接することになるが、前述のように前リング42と後リング43とはツールホルダ10内で前後移動が規制されていないので、先端工具Tが押し込まれた際等に後方へ移動することで、段部41と前リング42との間、前リング42と後リング43との間にそれぞれクリアランスが生じやすくなっている。よって、中間子20が当接した後リング43が前リング42に当接したり、前リング42が段部41に当接したりすることで中間子20の跳ね返りが不規則になり、跳ね返り量は少なくなってその後の空打ちは防止される。
なお、中間子20が跳ね返っても、中間子20が前進して突出位置に復帰している抵抗ピン36の先端が大径部21の後端に後方から係合するため、ここで中間子20の後退は規制され、後退位置まで戻ることはない。
一方、最初の空打ちで前進した打撃子18は、前軸部19の先端が前受けリング28内に達する位置まで前進する。ここで、ツールホルダ10には、打撃子18の前進によって開放する通気孔32,32・・(図2)が周方向に複数形成されているため、空気室17がツールホルダ10の外部と連通して空気バネの作用が失われる。よって、打撃子18は、前軸部19の前端が把持リング29に嵌合する位置で保持されてピストン16との連動が遮断される。
また、ツールホルダ10の後ガイド面24には、打撃子18より大径の非ガイド面26が形成されているので、打撃子18が最初の空打ちで前進する際、非ガイド面26の内側に進入して後ガイド面24による前進のガイドを失わせる。これにより、打撃子18が通常打撃時の前後動の軸線から傾きやすくなり、中間子20に対する最初の空打ちの打撃力自体が弱められる。なお、打撃子18の前軸部19の前端面と中間子20の後軸部22の後端面とは、互いに相手側へ膨出する球面状となっているため、打撃子18に多少の傾きが生じても前軸部19による後軸部22への適正な当接は確保される。
このように、上記形態のハンマードリル1によれば、ツールホルダ10内における中間子20の前側でツールホルダ10と中間子20との間に、2つの前リング42及び後リング43(リング部材)が、それぞれ前後方向へ移動可能な状態で収容されていることで、2つの前リング42と後リング43との間に僅かなクリアランスが生じることで中間子20の跳ね返りが不規則になり、跳ね返り量が少なくなる。よって、中間子20の打撃子18側への移動規制を図るものであっても、安定した空打ち防止機能を発揮させることができる。
特にここでは、リング部材を前リング42と後リング43との2つとしているので、最小限の部品の追加で空打ち防止機能を発揮させることができる。
また、前リング42と後リング43とを何れも金属製としているので、耐久性も確保できる。
さらに、中間子20を、ツールホルダ10の内面に対して摺動する大径部21と、大径部21から前方へ突出して前リング42及び後リング43に遊挿する小径部23とを含んでなるものとしているので、小径部23によって前リング42と後リング43とを前側へ確実に配置できる。
一方、最前方位置の前リング42の前面を、ツールホルダ10に形成された先細りリング状の段部41に当接する同形状のテーパ面44としているので、前リング42をツールホルダ10内に適正姿勢で配置できる。
また、ツールホルダ10に、非打撃状態で中間子20に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗ピン36(抵抗体)を設けているので、空打ちによって前進する中間子20を減勢して跳ね返りをより効果的に抑えることができる。
なお、抵抗体としては、中間子に対して抵抗を付与するものに限らず、先端工具に対して抵抗を付与するものとしてもよい。抵抗体の数や配置も適宜変更可能である。但し、抵抗体は省略可能である。非ガイド面も省略できる。
なお、上記形態ではリング部材を2つとしているが、3つ以上配置してもよいし、各リング部材の形状も適宜変更できる。
また、リング部材は全て金属製とすると耐久性が得られるが、リング部材の1つをゴム等の弾性材料で形成することもできる。弾性材料とすれば前進する中間子の勢いを吸収できる。この場合、弾性材料のリング部材は前側にあってもよい。
さらに、弾性材料で形成されるリング部材は、外周をツールホルダの内面に、内周を中間子の外面にそれぞれ接触させるのが望ましい。このようにすれば、当該リング部材の変形を抑えて耐久性を維持できると共に、当該リング部材と中間子との間の空間が密閉され、クッション効果が得られる。
その他、ハンマードリルの形態も、例えば打撃機構は、ツールホルダと平行な中間軸に設けたボススリーブに軸線を傾けたスワッシュベアリングを介してアームを揺動可能に設けて、アームに連結したピストンシリンダを前後動させる構造であっても、中間子の前側のリング部材は採用できる。また、モータの向きや種類も上記形態に限らないし、AC機でなくバッテリーパックを装着するDC機であってもよい。
さらに、打撃工具としてはハンマードリルに限らず、打撃機構のみを備えた電動ハンマであっても本発明は適用可能である。
1・・ハンマードリル、2・・本体ハウジング、3・・モータハウジング、4・・モータ、5・・出力軸、10・・ツールホルダ、14・・偏心ピン、15・・コネクティングロッド、16・・ピストン、17・・空気室、18・・打撃子、20・・中間子、21・・大径部、23・・小径部、36・・抵抗ピン、40・・先端部、41・・段部、42・・前リング、43・・後リング、44・・テーパ面、T・・先端工具。

Claims (8)

  1. 先端工具を保持する筒状のツールホルダと、モータからの回転に伴って前後動するピストンと、当該ピストンに連動して前後動する打撃子と、当該打撃子と前記先端工具との間で前記ツールホルダ内へ前後移動可能に収容され、通常打撃時には前記先端工具の後端に当接して前記打撃子からの打撃を前記先端工具へ間接的に伝える中間子とを含んでなる打撃機構を備えた打撃工具であって、
    前記ツールホルダ内における前記中間子の前側で前記ツールホルダと前記中間子との間に、少なくとも1つが金属製である少なくとも2つのリング部材が、それぞれ前後方向へ移動して互いの間にクリアランスが発生可能な状態で収容されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 前記リング部材は2つであることを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
  3. 前記リング部材は何れも金属製であることを特徴とする請求項2に記載の打撃工具。
  4. 前記中間子は、前記ツールホルダの内面に対して摺動する大径部と、前記大径部から前方へ突出して前記リング部材に遊挿する小径部とを含んでなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の打撃工具。
  5. 最前方位置の前記リング部材の前面は、前記ツールホルダに形成された先細りリング状の段部に当接する同形状のテーパ面となっていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の打撃工具。
  6. 前記ツールホルダに、非打撃状態で前記中間子に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗体が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の打撃工具。
  7. 前記リング部材の1つは弾性材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の打撃工具。
  8. 前記弾性材料で形成される前記リング部材は、外周が前記ツールホルダの内面に、内周が前記中間子の外面にそれぞれ接触していることを特徴とする請求項7に記載の打撃工具。
JP2019079516A 2019-04-18 2019-04-18 打撃工具 Active JP7236921B2 (ja)

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