JP7280160B2 - シリカガラスルツボ - Google Patents
シリカガラスルツボ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7280160B2 JP7280160B2 JP2019181105A JP2019181105A JP7280160B2 JP 7280160 B2 JP7280160 B2 JP 7280160B2 JP 2019181105 A JP2019181105 A JP 2019181105A JP 2019181105 A JP2019181105 A JP 2019181105A JP 7280160 B2 JP7280160 B2 JP 7280160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crucible
- silica glass
- outer layer
- end region
- opaque
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
しかしながら、その反面、多結晶シリコンをシリコン溶融液とする溶融の長時間化、加熱用カーボンヒータの大出力化により従来よりも高温に曝されるといった厳しい環境下で使用しなければならず、シリカガラスルツボへの悪影響も大きい。
例えば、従来のシリカガラスルツボは、高温域での粘性値が低く、1400℃以上の熱環境下では長時間その形状を維持し難かった。そのため、シリカガラスルツボの変形による溶融シリコンの融液面の変動、及び単結晶化率(引上げたシリコン単結晶重量と多結晶シリコン充填重量との比)の低下など、シリコン単結晶引上げ工程で問題が生じていた。
具体的には、特許文献2では、結晶化促進剤が添加された外層粒子のルツボ内面への混入を抑制するため、ルツボの上端から30~50mmの領域に、結晶化促進剤を添加した外層を形成しないルツボが提案されている。
シリコン単結晶を引き上げ工程中に、ルツボの上端領域が内方に変形する(倒れ込む)と、引上げ装置内のガスの流れが阻害され、引上げたシリコン単結晶において、必要な結晶特性を得られない虞があり、またルツボの上端領域が極端に変形した場合は、ルツボの上端領域がインゴット(シリコン単結晶)に接触し、ルツボの上端領域の引上げを継続できない虞があった。
そのため、ルツボ開口部(ルツボの上端部)から発生するクラックを抑制すると共に、ルツボの上端部領域の内方への変形(倒れ込む)を抑制することができる。そして、ルツボの耐久性の向上、単結晶化率の向上、更には、ルツボの上端領域が内方に変形(倒れ込む)によって生じる、シリコン単結晶の結晶品質異常を解決することができる。
尚、前記ルツボ上端領域がルツボ上端から下方に5mm未満の場合には、ルツボ上端付近の外周側からクラックが発生するため、好ましくない。またルツボ上端領域がルツボ上端の肉厚に10mm加算した長さを超える場合には、ルツボの上端領域がルツボ内方へ変形する(倒れ込む)ため、好ましくない。
ここで、前記結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層の外側に、更に天然原料シリカガラスからなる不透明外層が積層され、4層構造からなることが望ましい。
この場合、特許文献2に記載されたルツボの上端から30~50mmの領域内に、結晶化促進剤を添加した外層が形成されるため、使用前のルツボ開口部の包装を取り外す際や、吸着パットでルツボ開口部を吸着、脱着を行う際に、結晶化促進剤が添加された外層粒子がルツボ内面に混入しないようにする必要がある。
このシリカガラスルツボ1は、例えば単結晶引上装置(図示せず)において用いられ、装置内でカーボンサセプタ(図示せず)によって抱持された状態で使用される。
即ち、単結晶引上装置では、シリカガラスルツボ1内に収容された多結晶シリコンが溶融され、シリコン溶融液からシリコン単結晶が引上げられる。
即ち、前記ルツボ上端領域10は、天然原料シリカガラス層からなる不透明外層5aと、この不透明外層5aの内側に隣接し、シリコン単結晶引上げ時に溶融シリコンと接する合成原料シリカガラス(または天然原料シリカガラス)からなる透明内層4とで形成されている。
尚、ここで不透明とは、シリカガラス中に多数の気孔が内在し、見かけ上、白濁した状態を意味する。また、天然原料シリカガラスとは、水晶等の天然質原料を溶融して製造されるシリカガラスを意味し、合成原料シリカガラスとは、例えばシリコンアルコキシドの加水分解により合成された合成原料を溶融して製造されるシリカガラスを意味する。
この外層2が設けられる部分においては、前記不透明外層5aから連続して形成された天然原料シリカガラスからなる不透明中間層3と、前記透明内層4とで形成された3層構造となされている。
ここで、前記上端の肉厚Tは、一般的には10mm以上18mm以下であることかして、前記ルツボ上端領域hは、一般的にはルツボ上端から下方に5mm以上、かつ上端から20mm以上28mm以下となされる。
このルツボの上端領域のルツボ内方への変形は、透明内層4の粘性が低いために、ルツボ上端の口元を内側に引っ張る力が作用し、また不透明外層5aには気泡が含まれるため、透明内層4より不透明外層5aの膨張が大きく、ルツボの上端をルツボ内方へ変形させる力が作用する(内側に倒れ込む力が働く)。
ここで、外層2はルツボ上端6から下方に向けて形成されると共に、外層2の下端は、底部9(曲率半径R)と底部コーナー8(曲率半径r)との間の曲率変化点Pを基準とする所定範囲内まで形成されている。より具体的には、外層2の下端は、半径Rの曲率中心Cと、曲率変化点Pとを結ぶ直線L上を0°として、この直線Lを、曲率中心C周りに±5°回転させた範囲内まで形成されている。
一方、-5°より小さい範囲に外層2の下端を形成すると、ルツボ全体で外層2が占める割合が小さく、耐熱変形性が低くなる傾向があるためである。
これは、厚さが5mmより大きいと、ルツボ壁部層間の熱膨張の差に起因する大きなストレスの発生により、クラック発生の虞があるためであり、0.5mmより小さいと、耐熱変形性が低くなる傾向があるためである。
一方、35ppmより低いと結晶化速度が遅くなり、所望の耐熱変形性が得られ難いためである。
また、ルツボ上端領域10の不透明外層5aにおける厚さ寸法mt4は10mm以上18mm以下に形成され、ルツボ底部9の不透明外層5bにおける厚さ寸法mt3は6mm以上に形成される。
また、ルツボ上端領域10における不透明外層5aの厚さ寸法mt4が10mm以上18mm以下であるのはルツボ上端からの放熱を抑制するためである。
また、ルツボ底部コーナー8における不透明中間層3の厚さ寸法mt2及びルツボ底部9における不透明外層5bの厚さ寸法mt3が6mmより小さいと、充分な耐熱変形性が得られ難いため、好ましくない。
透明内層4において、ルツボ上端領域10及びルツボ側部7における厚さ寸法it1と、ルツボ底部コーナー8における厚さ寸法it2と、ルツボ底部9における厚さ寸法it3とは共に、3mm以上の厚さに形成されている。
これは、透明内層4の厚さが3mmより小さいとシリコン溶融と接する透明内層4の内表面の結晶化促進剤濃度を十分に低く、例えば1ppm以下にしがたいためである。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ルツボの内側から、透明内層4、不透明中間層3、結晶化促進剤が添加されていないシリカガラスからなる第1の外層、そして、シリカガラスからなる第1の外層の外側に、結晶化促進剤が添加されたシリカガラスからなる第2の外層を積層した、4層構造のルツボであっても良い。
このとき、第1の外層はルツボ上端6まで形成され、第2の外層はルツボ上端6から下方に5mm以上、かつ上端の肉厚に10mm加算した長さ以下の領域まで形成される。
図4に示すようなシリカガラスルツボ製造装置30を用いてシリカガラスルツボ1を製造する。シリカガラスルツボ製造装置30のルツボ成形用型11は、例えば複数の貫通孔が穿設された金型、もしくは高純化処理した多孔質カーボン型などのガス透過性部材で構成された内側部材12と、その外周に通気部13を設けて、前記内側部材12を保持する保持体14とから構成されている。
内側部材12に対向する上部にはアーク放電用のアーク電極19と、結晶化促進剤添加シリカガラス供給ノズル20と、天然原料シリカガラス供給ノズル21と、合成原料シリカガラス供給ノズル22が設けられている。
Mg、Caなどを結晶化促進剤とする場合も、同様に硝酸塩を溶かした水溶液を、天然原料シリカガラス粉に添加、攪拌、加熱処理することで得られる。
結晶化促進剤としてAl及びCaを添加する場合、結晶化促進剤中のAl濃度は9wtppm以上20wtppm以下、Ca濃度は0.1wtppm以上0.6wtppm以下、Al及びCaの濃度比(Al/Ca)は15≦Al/Ca≦200とすることが望ましい。
次いで、ルツボ成形用型11内に結晶化促進剤添加シリカガラス供給ノズル20から上述のようにして得られたAl添加シリカガラス粉を供給する。供給されたAl添加シリカガラス粉は、遠心力によって内側部材12の内面側に押圧され外層2として形成される。
ここで、外層2は、図2を用いて説明したように上端及び下端の位置が決められ、余分な上部及び底部が除去される。
供給された天然原料シリカガラス粉は、遠心力によって外層2の内面側及び内側部材12に押圧されて、不透明中間層3及び不透明外層5a、5bの成形体として成形される。
供給された合成原料シリカガラス粉は、遠心力によって不透明中間層3及び不透明外層5a、5bの内面側に押圧されて、透明内層4の成形体として成形される。
さらに、減圧機構18の作動により内側部材12内を減圧し、アーク電極19に通電してルツボ成形体の内側から加熱し、ルツボ成形体の透明内層4、不透明中間層3、不透明外層5a、5bおよび外層2を溶融して、シリカガラスルツボ1を製造する。
このため、ルツボ開口部(ルツボの上端部)から発生するクラックを抑制すると共に、ルツボの上端部領域の内方への変形(倒れ込む)を抑制することができる。そして、ルツボの耐久性の向上、単結晶化率の向上、更には、ルツボの上端領域が内方に変形(倒れ込む)によって生じる、シリコン単結晶の結晶品質異常を解決することができる。
したがって、ルツボ1の耐熱変形性を確保しつつ、カーボンサセプタによる支持の密着安定性が得られ、シリコン単結晶の単結晶化率を向上することができる。
実験1では、前記実施の形態におけるルツボ上端領域10の形成領域を条件として、32インチルツボを用いて、シリカガラスルツボを製造し、製造した各シリカガラスルツボについて単結晶引き上げを行った。
具体的な条件として、2層構造となる前記ルツボ上端領域をルツボ上端から下方に、50mmまでの領域(比較例1)、45mmまでの領域(比較例2)、40mmまでの領域(比較例3)、35mmまでの領域(比較例4)、30mmまでの領域(比較例5)、25mmまでの領域(実施例1)、20mmまでの領域(実施例2)、15mmまでの領域(実施例3)、10mmまでの領域(実施例4)、5mmまでの領域(実施例5)、0mmまでの領域(比較例6)を設定した。
図3を参考にして示すと、透明内層4の厚さ寸法it1は3mmと、厚さ寸法it2は7mm、厚さ寸法it3は3mmである。
また、不透明外層5aの厚さ寸法mt4が12mm、厚さ寸法mt2が、17mm、厚さ寸法mt3が12mmである。また、外層2の厚さ寸法et1と厚さ寸法et2は、1mmである。またルツボ開口部上端の厚さ寸法it1とmt4の和Tは15mmである。
更に、外層2の結晶化促進剤濃度は、50ppmに設定した。
シリコン単結晶の引上げは、例えば、石英ガラスルツボに原料の多結晶シリコン塊を入れ、不活性ガス雰囲気、例えば10torr~200torrのアルゴンガス雰囲気に保持し、室温から引上げ温度の1400℃~1550℃まで、5時間~25時間で昇温し、この温度に10時間保持して多結晶シリコン塊を溶融し、シリコン融液を形成した。このシリコン融液に種結晶(シリコン単結晶)を浸し(ネッキング工程)、ルツボを回転しながら種結晶を徐々に引上げ、種結晶を核にしてシリコン単結晶を成長させた。
尚、表1において、変形量はルツボ上端の内方への倒れ込み量を示す。また、歩留まりは、単結晶化率を示す。そして、備考において、シリコン単結晶の引上げが継続できないもの「不可」、シリコン単結晶の引上げが継続できるものを「許容」、クラックが生じシリコン単結晶の引上げが継続できないものを「クラック」と表示した。
そして、ルツボの耐久性の向上、単結晶化率の向上、更には、ルツボの上端領域が内方に変形(倒れ込む)によって生じる、シリコン単結晶の結晶品質異常を解決することができる。
実験1と同様に、22インチルツボを用いて、シリカガラスルツボを製造し、製造した各シリカガラスルツボについて単結晶引き上げを行った。
具体的な条件として、2層構造となる前記ルツボ上端領域がルツボ上端から下方に、50mmまでの領域(比較例7)、45mmまでの領域(比較例8)、40mmまでの領域(比較例9)、35mmまでの領域(比較例10)、30mmまでの領域(比較例11)、25mmまでの領域(比較例12)、20mmまでの領域(実施例6)、15mmまでの領域(実施例7)、10mmまでの領域(実施例8)、5mmまでの領域(実施例9)、0mmまでの領域(比較例13)を設定した。
図3を参考にして示すと、透明内層4の厚さ寸法it1は3mmと、厚さ寸法it2は7mm、厚さ寸法it3は3mmである。
また、不透明外層5aの厚さ寸法mt4が10mm、厚さ寸法mt2が、16mm、厚さ寸法mt3が9mmである。また、外層2の厚さ寸法et1と厚さ寸法et2は、1mmである。またルツボ開口部上端の厚さ寸法it1とmt4の和Tは13mmである。
更に、外層2の結晶化促進剤濃度は、50ppmに設定した。
尚、シリコン単結晶の引上げ条件は、実験1と同一条件とした。
尚、表2において、変形量はルツボ上端の内方への倒れ込み量を示す。また、歩留まりは、単結晶化率を示す。そして、備考において、シリコン単結晶の引上げが継続できないもの「不可」、シリコン単結晶の引上が継続できるものを「許容」、クラックが生じシリコン単結晶の引上げが継続できないものを「クラック」と表示した。
そして、ルツボの耐久性の向上、単結晶化率の向上、更には、ルツボの上端領域が内方に変形(倒れ込む)によって生じる、結晶品質異常を解決することができる。
2層構造となるルツボ上端領域をルツボ上端から下方に、10mmまでの領域を設定した実施例4において、外層2の結晶化促進剤濃度及び濃度比を表3に示す数値に設定した。
実験3の結果を表3に示す。
尚、表3において、変形量はルツボ上端の内方への倒れ込み量を示し、歩留まりは単結晶化率を示す。そして、備考において、シリコン単結晶の引上げが継続できるものを「許容」、クラックが生じシリコン単結晶の引上げが継続できないものを「不可」と表示した。
2 結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層
3 不透明中間層
4 透明内層
5a 不透明外層
5b 不透明外層
6 ルツボ上端
7 側部
8 底部コーナー
9 底部
10 ルツボ上端領域
30 シリカガラスルツボ製造装置
T ルツボ上端の肉厚
h ルツボ上端からの長さ寸法
Claims (5)
- 底部と、前記底部の周りに形成された底部コーナーと、前記底部コーナーから上方に延びる側部とを有するシリカガラスルツボにおいて、
ルツボ上端領域が、ルツボ上端から下方に5mm以上、かつ上端の肉厚に10mm加算した長さ以下の領域であって、
ルツボ上端領域が、天然原料シリカガラスからなる不透明外層と、天然原料シリカガラスまたは合成原料シリカガラスからなる透明内層とで形成された2層構造からなり、前記上端の肉厚が10mm以上18mm以下であり、
前記ルツボ上端領域の下端から結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層と、前記ルツボ上端領域の不透明外層から連続して形成された不透明中間層と、前記透明内層とで形成された、少なくとも3層構造からなることを特徴とするシリカガラスルツボ。 - 前記結晶化促進剤としてAlおよびCaを添加し、該結晶化促進剤中のAl濃度が9wtppm以上20wtppm以下であり、Ca濃度が0.1wtppm以上0.6wtppm以下であり、Al及びCaの濃度比(Al/Ca)が15≦Al/Ca≦200であることを特徴とする請求項1に記載のシリカガラスルツボ。
- 前記結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層の外側に、更に天然原料シリカガラスからなる不透明外層が積層され、4層構造からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリカガラスルツボ。
- 底部と、前記底部の周りに形成された底部コーナーと、前記底部コーナーから上方に延びる側部とを有するシリカガラスルツボにおいて、
ルツボ上端領域が、ルツボ上端から下方に5mm以上、かつ上端の肉厚に10mm加算した長さ以下の領域であって、
ルツボ上端領域が、天然原料シリカガラスからなる不透明外層と、天然原料シリカガラスまたは合成原料シリカガラスからなる透明内層とで形成された2層構造からなり、
前記ルツボ上端領域の下端から結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層と、前記ルツボ上端領域の不透明外層から連続して形成された不透明中間層と、前記透明内層とで形成された、少なくとも3層構造からなり、
前記結晶化促進剤としてAlおよびCaを添加し、該結晶化促進剤中のAl濃度が9wtppm以上20wtppm以下であり、Ca濃度が0.1wtppm以上0.6wtppm以下であり、Al及びCaの濃度比(Al/Ca)が15≦Al/Ca≦200であることを特徴とするシリカガラスルツボ。 - 底部と、前記底部の周りに形成された底部コーナーと、前記底部コーナーから上方に延びる側部とを有するシリカガラスルツボにおいて、
ルツボ上端領域が、ルツボ上端から下方に5mm以上、かつ上端の肉厚に10mm加算した長さ以下の領域であって、
ルツボ上端領域が、天然原料シリカガラスからなる不透明外層と、天然原料シリカガラスまたは合成原料シリカガラスからなる透明内層とで形成された2層構造からなり、
前記ルツボ上端領域の下端から結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層と、前記ルツボ上端領域の不透明外層から連続して形成された不透明中間層と、前記透明内層とで形成された、少なくとも3層構造からなり、
前記結晶化促進剤添加シリカガラスからなる外層の外側に、更に天然原料シリカガラスからなる不透明外層が積層され、4層構造からなることを特徴とするシリカガラスルツボ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020190165430A KR102243264B1 (ko) | 2018-12-13 | 2019-12-12 | 실리카 유리 도가니 및 그의 제조 방법 |
US16/714,322 US11230795B2 (en) | 2018-12-13 | 2019-12-13 | Silica-glass crucible and production method thereof |
CN201911285729.7A CN111320393B (zh) | 2018-12-13 | 2019-12-13 | 石英玻璃坩埚及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018233607 | 2018-12-13 | ||
JP2018233607 | 2018-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020097512A JP2020097512A (ja) | 2020-06-25 |
JP7280160B2 true JP7280160B2 (ja) | 2023-05-23 |
Family
ID=71106459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019181105A Active JP7280160B2 (ja) | 2018-12-13 | 2019-10-01 | シリカガラスルツボ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7280160B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024090073A1 (ja) * | 2022-10-25 | 2024-05-02 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスルツボ及びこれを用いたシリコン単結晶の製造方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002179495A (ja) | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Toshiba Ceramics Co Ltd | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボおよびその製造方法 |
JP2009084085A (ja) | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Covalent Materials Corp | シリカガラスルツボ |
WO2009107834A1 (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-03 | ジャパンスーパークォーツ株式会社 | シリコン単結晶引上げ用石英ルツボ及びその製造方法 |
JP2010132534A (ja) | 2008-10-31 | 2010-06-17 | Japan Siper Quarts Corp | シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスルツボ及びその製造方法並びにシリコン単結晶の製造方法 |
JP2010275151A (ja) | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Covalent Materials Corp | シリカガラスルツボ |
JP2011068522A (ja) | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Covalent Materials Corp | シリコン単結晶引上げ用シリカガラスルツボ |
JP2011121811A (ja) | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | シリカ容器及びその製造方法 |
JP2013544745A (ja) | 2011-05-25 | 2013-12-19 | サンゴバン・リサーチ・(シャンハイ)・カンパニー・リミテッド | シリカ坩堝およびその製造方法 |
JP2018043897A (ja) | 2016-09-13 | 2018-03-22 | クアーズテック株式会社 | 石英ガラスルツボ及びその製造方法 |
-
2019
- 2019-10-01 JP JP2019181105A patent/JP7280160B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002179495A (ja) | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Toshiba Ceramics Co Ltd | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボおよびその製造方法 |
JP2009084085A (ja) | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Covalent Materials Corp | シリカガラスルツボ |
WO2009107834A1 (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-03 | ジャパンスーパークォーツ株式会社 | シリコン単結晶引上げ用石英ルツボ及びその製造方法 |
JP2010132534A (ja) | 2008-10-31 | 2010-06-17 | Japan Siper Quarts Corp | シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスルツボ及びその製造方法並びにシリコン単結晶の製造方法 |
JP2010275151A (ja) | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Covalent Materials Corp | シリカガラスルツボ |
JP2011068522A (ja) | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Covalent Materials Corp | シリコン単結晶引上げ用シリカガラスルツボ |
JP2011121811A (ja) | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | シリカ容器及びその製造方法 |
JP2013544745A (ja) | 2011-05-25 | 2013-12-19 | サンゴバン・リサーチ・(シャンハイ)・カンパニー・リミテッド | シリカ坩堝およびその製造方法 |
JP2018043897A (ja) | 2016-09-13 | 2018-03-22 | クアーズテック株式会社 | 石英ガラスルツボ及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020097512A (ja) | 2020-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7226508B2 (en) | Quartz glass crucible and method for the production thereof | |
JP4166241B2 (ja) | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ及びその製造方法 | |
KR101104674B1 (ko) | 대경의 실리콘 단결정 잉곳 중의 핀홀 결함의 저감을 가능하게 하는 대경 실리콘 단결정 잉곳 인상용 고순도 석영 유리 도가니 | |
JP5472971B2 (ja) | シリカガラスルツボ | |
US8142565B2 (en) | Vitreous silica crucible for pulling single-crystal silicon | |
KR101104673B1 (ko) | 대경 실리콘 단결정 잉곳 인상용 고순도 석영 유리 도가니 | |
KR20120061745A (ko) | 실리카 유리 도가니 | |
WO2004106247A1 (ja) | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ | |
JP4814855B2 (ja) | シリカガラスルツボ | |
JP4717771B2 (ja) | シリカガラスルツボ | |
JP5058138B2 (ja) | シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスルツボ | |
JP6855358B2 (ja) | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ | |
JP7280160B2 (ja) | シリカガラスルツボ | |
JP2018104248A (ja) | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ | |
JP6681303B2 (ja) | 石英ガラスルツボ及びその製造方法 | |
JP2020100515A (ja) | 石英ガラスルツボ | |
JP2010280567A (ja) | シリカガラスルツボの製造方法 | |
KR102243264B1 (ko) | 실리카 유리 도가니 및 그의 제조 방법 | |
US9376336B2 (en) | Quartz glass crucible, method for producing the same, and method for producing silicon single crystal | |
JP4931106B2 (ja) | シリカガラスルツボ | |
JP2019048730A (ja) | シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ | |
JP2022098677A (ja) | 石英ガラスルツボ及びその製造方法 | |
JP2022103702A (ja) | 石英ガラスルツボ及びその製造方法 | |
JP2022101901A (ja) | 石英ガラスルツボ及びその製造方法 | |
WO2020031481A1 (ja) | 石英ガラスるつぼ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221202 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20221227 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230511 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7280160 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |