JP5955476B1 - タイヤ検査システム - Google Patents
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Abstract
Description
上記タイヤユニフォミティマシンやダイナミックバランシングマシンなどの検査システムの場合、一般に、検査を行う被検タイヤのビードをリムと呼ばれる疑似ホイールに固定し回転させた状態でデータ計測を行う。
ここで、被検タイヤを搬入する搬送機構としては、被検タイヤを横置き状態で搬送する場合が多く、例えば、ローラーコンベアを備えたもの(特許文献1〜4参照)や、平行に配置した一対のベルトコンベアを備えたものがある(特許文献5〜7参照)。
上記ベルトコンベアを備えた搬送機構の場合、被検タイヤの内径に応じてベルトコンベア間の距離が調整される。
特に、被検タイヤの搬送姿勢は、ベルトコンベアに接触する被検タイヤの周方向の長さである接触弧長さが短くなるほど、不安定になる蓋然性が高い。
本発明は、タイヤを正しい位置に搬送して適正に固定可能なタイヤ検査システムを提供する。
図1は、第一実施形態のタイヤ検査システム1を示している。本実施形態のタイヤ検査システム1は、タイヤの不均一性を測定するタイヤユニフォミティマシンとしての機能を備えている。なお、本実施形態の説明においては、検査対象となるタイヤ(以下、単に「被検タイヤT」と称する)が搬入される側を「上流側」、搬出される側を「下流側」と称する。
つまり、上記搬送体22は、基部側プーリ26が回転駆動されることで、コンベアフレーム24の上方に配置される部分が搬送方向に移動するため、ベルト29上に載置された被検タイヤTが搬送方向に搬送される。
また、一対のガイド部材32は、上記搬送体22の幅方向に離間して配され、その下流側の面33に、上下方向に延びるレール部材34が取り付けられている。
また、図5に示すように、各スライド用ナット55には、搬送方向に延びるスライドプレート61が固定されている。
その結果、一対の搬送体22がスライドプレート61とともに互いに近接する方向に移動する。
一方で、上述したスライド用モータ58によってスライド用ねじ軸54が第一回転方向とは逆回転となる第二回転方向に回転されると、一対のスライドプレート61が互いに離間する方向に移動する。その結果、一対の搬送体22がスライドプレート61とともに互いに離間する方向に移動する。
また、固定機構17は、上リム軸67を上下方向に移動させる上リム昇降駆動部69(図7参照)と、下リム軸68を回転駆動する下リム回転駆動部70(図7参照)と、を有している。
下リム66は、被検タイヤTの下側のビード部71の外側面の全周に密着可能なリング状の押圧面73を有した平面視円形に形成されている。上リム65および下リム66は、ビード部71の内周側に嵌り込む円筒部82,83をそれぞれ備えている。
固定機構17の下リム回転駆動部70は、被検タイヤTを固定した状態で回転させるための回転駆動力を付与するモータなどの回転機構(図示せず)を有している。
リムストック部20は、被検タイヤTのビード径に応じて予め用意された上リム65および下リム66をストックする装置である。このリムストック部20にストックされた上リム65及び下リム66は、段替え用吊り具77によって被検タイヤTを固定する固定位置まで移動されて交換作業がなされる。なお、リムストック部20は、必要に応じて適宜設ければ良く、省略しても良い。
図8に示すように、まず、制御部81は、搬入ステーション2によりセンタリングされた被検タイヤTを、搬送機構16によって固定位置まで搬入させる(ステップS01;搬送工程)。
さらに、制御部81は、上記測定が完了すると、検査済みタイヤTfを搬送体22によって検査ステーション3の下流側のマーク付けステーション4に向けて搬出する(ステップS05)。
図16に示すように、まず、制御部81は、第一実施形態と同様に、搬入ステーション2によりセンタリングされた被検タイヤTを、搬送機構16によって固定位置まで搬入させる(ステップS01;搬送工程)。この際、図9に示すように、各搬送体22どうしの幅方向における距離は、所定距離L1とされる。
ここで、図17、図18に示すように、制御部81は、上リム65を下降させることで、被検タイヤTの上側のビード部71の内側に、上リム65の円筒部82を嵌り込ませる。これにより、被検タイヤTの軸方向上側への移動、および、径方向への移動が規制された保持状態となる。つまり、本実施形態においては、上述した上リム65が被検タイヤTを保持する保持機構として機能する。
より具体的には、まず、検査済みタイヤTfが上リム65及び下リム66により固定された状態から、上リム65と搬送体22とを同時に上昇させる。これにより検査済みタイヤTfから下リム66が相対的に下方に離間される。次いで、搬送体22をスライドさせて、搬送体22どうしの距離を所定距離L1とする。
2 搬入ステーション
3 検査ステーション
4 マーク付けステーション
5 搬出ステーション
7 センタリング機構
8 搬入コンベア
9 フレーム
10 横梁
11 縦梁
12 ベルトコンベア
13 アーム
14 基部
15 端部
16 搬送機構
17 固定機構
18 測定部
19 振れ計測部
20 リムストック部
22 搬送体
23 支持機構部
24 コンベアフレーム
25 基部
26 基部側プーリ
27 端部
28 端部側プーリ
29 ベルト
30 下部フレーム
31 ベースフレーム
32 ガイド部材
32a 上端部
33 下流側の面
34 レール部材
35 ねじ軸
35a 下端部
36 プレート
37 ねじ側プーリ
38 昇降用モータ
39 駆動軸
39a 下端部
40 昇降用モータ側プーリ
40a ベルト
41 メインフレーム
42 ブロック部
43 昇降片
43a ナット部材
44 搬送用モータ
45 スプライン軸
46 スプライン
47 従動プーリ
48 駆動軸
49 駆動プーリ
50 ベルト
51 第一スライド軸
52 第二スライド軸
53 ねじ部
54 スライド用ねじ軸
55 スライド用ナット
56 中央部
57 スライド用プーリ
58 スライド用モータ
59 駆動プーリ
60 ベルト
61 スライドプレート
62 スライドブロック
63 スライドブロック
64 スライドブロック
65 上リム
66 下リム
67 上リム軸
68 下リム軸
69 上リム昇降駆動部
70 下リム回転駆動部
71 ビード部
72 押圧面
73 押圧面
74 係合凸部
75 筒部
76 ロードホイール
77 段替え用吊り具
78 搬送コンベア
79 センタリング機構
80 ローラーコンベア
81 制御部
82 円筒部
83 円筒部
T 被検タイヤ
Tf 検査済みタイヤ
Claims (2)
- 上下に移動可能で、タイヤを横置き状態で搬送する搬送体と、
前記タイヤの上側のビード部の外側面の全周に密着可能なリング状の押圧面を有した平面視円形の上リムと、前記タイヤの下側のビード部の外側面の全周に密着可能なリング状の押圧面を有した平面視円形で、前記上リムとによって前記タイヤを挟み込む下リムと、前記上リムが取り付けられて軸線回りに回転可能な上リム軸と、前記下リムが取り付けられて回転可能であり、前記上リム軸とともに前記上リムと前記下リムとに挟み込まれた前記タイヤを回転させる前記下リム軸とを有し、前記タイヤを上下から挟み込んで固定する固定機構と、を備え、
前記搬送体によって搬送された前記タイヤの上側のビード部の外側面に前記上リムを密着させるまで前記上リムを下降させた後、前記搬送体を下降させると同時に前記上リムを下降させて、前記タイヤを前記下リムに受け渡して前記上リムと前記下リムとによって前記タイヤを固定するとともに、前記搬送体を下降させて前記タイヤから下方に離間させるタイヤ検査システム。 - 請求項1に記載のタイヤ検査システムにおいて、
前記搬送体はコンベアであるタイヤ検査システム。
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