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JP2000177832A - 環状部材のセンタリング方法および装置 - Google Patents

環状部材のセンタリング方法および装置

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JP2000177832A
JP2000177832A JP10352421A JP35242198A JP2000177832A JP 2000177832 A JP2000177832 A JP 2000177832A JP 10352421 A JP10352421 A JP 10352421A JP 35242198 A JP35242198 A JP 35242198A JP 2000177832 A JP2000177832 A JP 2000177832A
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centering
station
annular member
pneumatic tire
work
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Yoshiaki Hirata
芳明 平田
Akihiko Nakazawa
昭彦 中沢
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0016Handling tyres or parts thereof, e.g. supplying, storing, conveying
    • B29D2030/0027Handling cured tyres, e.g. transferring or storing after vulcanizing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタリングの作業能率を容易に向上させ
る。 【解決手段】 空気入りタイヤTを作業ステーション
Wの前ステーションであるプリセンタリングステーショ
ンPでプリセンタリングし、このプリセンタリングされ
た空気入りタイヤTを作業ステーションWまで搬送する
ことでセンタリングするようにしているので、プリセン
タリングと作業ステーションWにおける作業とを同時進
行させることができ、これにより、作業能率が容易に向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイヤ
等の環状部材をセンタリングするセンタリング方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環状部材に対して所定の作業、例えば空
気入りタイヤに対してユニフォミティ検査を行う場合に
は、該空気入りタイヤをユニフォミティマシンに対して
センタリング、詳しくは空気入りタイヤの中心軸をユニ
フォミティマシンの支持リムの回転軸線に合致させた
後、該空気入りタイヤをユニフォミティマシンの支持リ
ムで支持するようにしている。
【0003】従来、このような空気入りタイヤをユニフ
ォミティマシンに対してセンタリングする場合には、作
業ステーションにおいて空気入りタイヤのユニフォミテ
ィ測定を行っているときに、搬送コンベアによって次に
測定を行う空気入りタイヤを待機ステーションまで搬送
して待機させ、次に、ユニフォミティマシンにおける測
定が終了して測定済みの空気入りタイヤが搬出される
と、搬送コンベアにより次の空気入りタイヤを待機ステ
ーションから作業ステーションまで搬送し、次に、該作
業ステーションに設置されているセンタリング手段によ
り該空気入りタイヤをセンタリングしてその中心軸をユ
ニフォミティマシンの支持リムの回転軸線に合致させる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のセンタリング方法・装置にあっては、作業ス
テーションで空気入りタイヤのセンタリングを行うよう
にしているため、このセンタリング作業中はユニフォミ
ティマシンの作動を停止せざるを得ず、この結果、作業
能率が低下してしまうという問題点がある。
【0005】この発明は、センタリングの作業能率を向
上させることができる環状部材のセンタリング方法およ
び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、環状部材をプリセンタリングステーションまで搬送
する工程と、該プリセンタリングステーションにおいて
環状部材をプリセンタリング手段によりプリセンタリン
グする工程と、プリセンタリング手段をプリセンタリン
グステーションから作業ステーションまで移動させるこ
とにより、環状部材をプリセンタリングされた状態のま
ま作業ステーションまで搬送することで、該環状部材を
作業ステーションにおいてセンタリングする工程とを備
えた環状部材のセンタリング方法により、第2に、環状
部材をプリセンタリングステーションまで搬送する搬送
手段と、プリセンタリングステーションにおいて環状部
材をプリセンタリングするプリセンタリング手段と、プ
リセンタリング手段をプリセンタリングステーションか
ら作業ステーションまで移動させることにより、環状部
材をプリセンタリングされた状態のまま作業ステーショ
ンまで搬送することで、該環状部材を作業ステーション
においてセンタリングする移動手段とを備えた環状部材
のセンタリング装置により達成することができる。
【0007】まず、搬送手段によって環状部材をプリセ
ンタリングステーションまで搬送した後、該プリセンタ
リングステーションにおいてプリセンタリング手段によ
り環状部材をプリセンタリングする。次に、移動手段に
よりプリセンタリング手段をプリセンタリングステーシ
ョンから作業ステーションまで移動させるが、このと
き、プリセンタリング手段は環状部材をプリセンタリン
グした状態に維持しているので、該環状部材はプリセン
タリングされた状態のまま作業ステーションまで搬送さ
れ、これにより、環状部材は、例えばユニフォミティマ
シンが設置されている作業ステーションにおいてセンタ
リングされる。その後、該作業ステーションにおいてセ
ンタリングされた環状部材に対し作業が行われる。この
ように環状部材を作業ステーションの前ステーションで
あるプリセンタリングステーションでプリセンタリング
し、このプリセンタリングされた環状部材を作業ステー
ションまで搬送することでセンタリングするようにして
いるので、プリセンタリングと作業ステーションにおけ
る作業とを同時進行させることができ、これにより、作
業能率が向上する。
【0008】また、請求項3に記載のように構成すれ
ば、プリセンタリング時における環状部材の移動が円滑
となってセンタリング精度が向上する。さらに、請求項
4に記載のように構成すれば、簡単な構造で環状部材を
正確にプリセンタリングすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2において、11は前後方
向に延びるセンタリング装置12のフレームであり、この
フレーム11の上面には該フレーム11に沿って延びる一対
のガイドレール13、14が敷設されている。このフレーム
11には該フレーム11に直交する方向に延びる多数本の水
平なローラ15が回転可能に支持され、これらのローラ15
は前後方向にほぼ等距離離れて配置されている。前述し
たフレーム11、ローラ15は全体として、横置きの環状部
材、ここでは空気入りタイヤTを前方に向かって搬送す
る搬送手段16を構成する。
【0010】前記搬送手段16上にはプリセンタリングス
テーションPと、このプリセンタリングステーションP
より前方に位置し、図示していない装置、例えばユニフ
ォミティマシンが設置された作業ステーションWとが設
けられ、このプリセンタリングステーションPより後方
に配置されているローラ15a、および作業ステーション
Wより前方に配置されているローラ15cはいずれも図示
していないモータ、ベルトによりそれぞれ同期して駆動
回転される。そして、これらローラ15aが回転したとき
には、空気入りタイヤTは該ローラ15aによってプリセ
ンタリングステーションPまで搬送される。
【0011】17はプリセンタリングステーションPの前
端近傍に設置されたストッパーであり、このストッパー
17は図示していないシリンダにより昇降され、上部がロ
ーラ15の搬送面より上方に突出あるいは前記搬送面より
下方に没入することができる。そして、ストッパー17の
上部がローラ15の搬送面から突出しているとき、空気入
りタイヤTがローラ15aの回転によってプリセンタリン
グステーションPまで搬送されてくると、該空気入りタ
イヤTはストッパー17に突き当たり、プリセンタリング
ステーションPにおいて停止する。一方、前記ローラ15
のうち、プリセンタリングステーションP、作業ステー
ションW内およびこれらの間に配置されているローラ15
bはフリー回転する。
【0012】18、19は前記ガイドレール13、14にそれぞ
れ摺動可能に支持された一対の可動台であり、これら可
動台18、19はローラ15にほぼ平行な連結部材20によって
互いに連結されている。前記可動台18、19にはそれぞれ
前後方向に離れた一対のロータリーアクチュエータ21、
22が固定され、これらロータリーアクチュエータ21、22
の回転軸23、24には水平な揺動アーム25、26の基端部が
それぞれ固定されている。ここで、これら揺動アーム2
5、26のうち、前方側に配置されている揺動アーム25
a、26aは前方に向かうに従い搬送手段16の幅方向中央
に接近するよう傾斜し、一方、後方側に設置されている
揺動アーム25b、26bは後方に向かうに従い搬送手段16
の幅方向中央に接近するよう傾斜している。
【0013】前記揺動アーム25、26の先端部には垂直軸
線を中心としてフリー回転することができるローラ27、
28がそれぞれ支持され、これらのローラ27、28は、ロー
タリーアクチュエータ21、22が作動して揺動アーム25、
26が閉止するよう(先端同士が接近するよう)同期揺動
したとき、略半径方向内側に同期移動し、プリセンタリ
ングステーションPにおいて停止している空気入りタイ
ヤTのトレッド部外表面に周方向に離れた4点において
押し付けられる。この結果、空気入りタイヤTは搬送手
段16上において水平面内で移動し、プリセンタリングス
テーションP上の所定位置、例えば中心に合致、即ちプ
リセンタリングされる。
【0014】前述したロータリーアクチュエータ21、2
2、揺動アーム25、26は全体として、少なくとも3個
(ここでは4個)の回転可能なローラ27、28をほぼ半径
方向に同期して移動させる駆動機構29を構成し、また、
前記ローラ27、28、駆動機構29は全体として、プリセン
タリングステーションPにおいて空気入りタイヤTをプ
リセンタリングするプリセンタリング手段30を構成す
る。そして、プリセンタリング手段30を前述のようなも
のから構成すれば、簡単な構造で空気入りタイヤTを正
確にプリセンタリングすることができる。
【0015】前記プリセンタリングステーションPには
ローラ15に平行に延びるトランスホイール34が設けら
れ、このトランスホイール34は、支持軸35と、該支持軸
35の外周に固定されるとともに、該支持軸35の軸方向に
等距離離れて配置された複数のディスク36とを有する。
各ディスク36には周方向に等距離離れて配置されている
複数の太鼓状をした小ローラ37が設けられ、これらの小
ローラ37はその大部分がディスク36内に埋没し、半径方
向外端部のみがディスク36の外周から突出している。ま
た、これら小ローラ37は両端部がディスク36に回転可能
に支持されているが、その回転軸はディスク36の接線方
向と平行である。
【0016】39はローラ15に沿って延びるブラケットで
あり、このブラケット39の両端部には前記トランスホイ
ール34の支持軸35の両端部が回転可能に支持されてい
る。40はブラケット39の直下のフレーム11に固定された
上下方向に延びるシリンダであり、このシリンダ40のピ
ストンロッド41の先端には前記ブラケット39が連結され
ている。そして、前記シリンダ40のピストンロッド41が
引っ込むと、トランスホイール34は、その上端が図2に
実線で示すようにローラ15の搬送面より下側となった下
降位置Dまで下降し、一方、ピストンロッド41が突出す
ると、図2に仮想線で示すようにローラ15の搬送面より
上側、ここでは5mm程度上側となった上昇位置Uまで上
昇する。
【0017】また、前記トランスホイール34より前方の
プリセンタリングステーションPには、該トランスホイ
ール34と同一構成のトランスホイール44が設けられてい
るが、このトランスホイール44はフレーム11に支持軸46
の両端部が固定されている。そして、このトランスホイ
ール44はその上端がローラ15の搬送面より5mm程度上側
となった位置に配置されている。
【0018】そして、プリセンタリングステーションP
まで搬送された空気入りタイヤTが、上昇位置Uのトラ
ンスホイール34とトランスホイール44とによって、ロー
ラ15の搬送面から持ち上げられた状態で下方から支持さ
れると、該空気入りタイヤTはディスク36、小ローラ37
の回転によって水平面内で自由に移動することができる
ようになる。前述したトランスホイール34、ブラケット
39、シリンダ40、トランスホイール44は全体として、プ
リセンタリングステーションPに設けられ、空気入りタ
イヤTのプリセンタリングを行うとき、該空気入りタイ
ヤTを搬送手段16から持ち上げて水平面内で自由に移動
できるよう下方から支持する支持手段45を構成する。
【0019】48はプリセンタリングステーションPより
後方のフレーム11に取り付けられた前後方向に延びる移
動手段としてのシリンダであり、このシリンダ48のピス
トンロッド49の先端は前記プリセンタリング手段30の可
動台19に連結されている。そして、このシリンダ48のピ
ストンロッド49が突出すると、プリセンタリング手段30
はガイドレール13、14にガイドされながらプリセンタリ
ングステーションPから作業ステーションWまで移動す
るが、このとき、プリセンタリング手段30がプリセンタ
リングされた空気入りタイヤTを外側から把持している
と、該空気入りタイヤTはプリセンタリングされた状態
のままローラ15上を滑動してプリセンタリング手段30と
共に作業ステーションWまで搬送される。そして、空気
入りタイヤTが作業ステーションWに到達すると、該空
気入りタイヤTの中心軸は前記ユニフォミティマシンの
支持リムの回転軸線に合致し、該空気入りタイヤTが作
業ステーションWにおいてセンタリングされる。
【0020】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、プリセンタリング手段30はプリセンタ
リングステーションPに位置しているとともに、揺動ア
ーム25、26は開放してプリセンタリングステーションP
への空気入りタイヤTの搬入を許容し、また、トランス
ホイール34は下降位置Dで待機しているとともに、スト
ッパー17は上部がローラ15の搬送面から突出していると
する。
【0021】この状態でローラ15aを回転させると、横
置きの空気入りタイヤTがプリセンタリングステーショ
ンPに向かって搬送される。この搬送の途中で空気入り
タイヤTはトランスホイール34に差し掛かるが、前述の
ようにトランスホイール34はロール15の搬送面より下方
の下降位置Dで待機しているため、空気入りタイヤTは
トランスホイール34から何等の影響も受けることなく前
方に向かって円滑に搬送される。その後、空気入りタイ
ヤTはトランスホイール44に乗り上げながら前方に向か
ってさらに搬送される。そして、前記空気入りタイヤT
がプリセンタリングステーションPまで搬送されると、
該空気入りタイヤTはストッパー17に突き当たって停止
するが、このとき、ローラ15aの回転が停止する。
【0022】次に、ストッパー17をローラ15の搬送面よ
り下方に没入させるとともに、シリンダ40のピストンロ
ッド41を突出させてトランスホイール34をトランスホイ
ール44と同一高さの上昇位置Uまで上昇させる。これに
より、空気入りタイヤTはトランスホイール34、44によ
ってローラ15の搬送面から持ち上げられるとともに、水
平状態で下方から支持される。
【0023】前記トランスホイール34の上昇と同時に、
ロータリーアクチュエータ21、22を作動させて揺動アー
ム25、26を閉止するよう同期揺動させ、空気入りタイヤ
Tを外側から囲んでいるローラ27、28を略半径方向内側
に同期移動させる。これにより、プリセンタリングステ
ーションPで停止している空気入りタイヤTのトレッド
部外表面に、これらローラ27、28が周方向に離れた4点
において押し付けられ、この結果、空気入りタイヤTは
水平面内で移動してプリセンタリングされる。このと
き、該空気入りタイヤTは前述のようにトランスホイー
ル34、44のみによって下方から支持されているため、空
気入りタイヤTの水平面内での移動時にトランスホイー
ル34、44のディスク36、小ローラ37が同時に回転するこ
とで前記移動は円滑に行われ、センタリング精度が向上
する。
【0024】次に、シリンダ48のピストンロッド49を突
出させると、プリセンタリング手段30はガイドレール1
3、14にガイドされながらプリセンタリングステーショ
ンPから、図1に仮想線で示すように作業ステーション
Wまで移動する。このとき、プリセンタリング手段30は
空気入りタイヤTをプリセンタリングした状態に維持し
ているため、該空気入りタイヤTはプリセンタリングさ
れた状態のままローラ15b上を滑動してプリセンタリン
グ手段30と共に作業ステーションWまで搬送される。こ
れにより、空気入りタイヤTはその中心軸が前記ユニフ
ォミティマシンの支持リムの回転軸線に合致され、作業
ステーションWにおいてセンタリングされる。
【0025】次に、ロータリーアクチュエータ21、22を
作動して揺動アーム25、26を開放するとともに、シリン
ダ40のピストンロッド41を引っ込めてトランスホイール
34を下降位置Dに復帰させる。次に、シリンダ48のピス
トンロッド49を引っ込めてプリセンタリング手段30を作
業ステーションWからプリセンタリングステーションP
に復帰させる。その後、ユニフォミティマシンに空気入
りタイヤTが装着され、作業ステーションWにおいて空
気入りタイヤTに対しユニフォミティの測定作業が行わ
れるが、これと同時にプリセンタリングステーションP
においては次の空気入りタイヤTに対し前述と同様のプ
リセンタリング作業が行われる。
【0026】このように空気入りタイヤTを作業ステー
ションWの前ステーションであるプリセンタリングステ
ーションPでプリセンタリングし、このプリセンタリン
グされた空気入りタイヤTを作業ステーションWまで搬
送することでセンタリングするようにしているので、プ
リセンタリングと作業ステーションWにおける測定作業
とを同時進行させることができ、これにより、作業能率
が容易に向上する。
【0027】なお、前述の実施形態においては、空気入
りタイヤTのプリセンタリングを行うローラ27、28を合
計4個周方向に離して配置したが、この発明においては
前記ローラは少なくとも3個あればよい。また、前述の
実施形態においては、揺動アーム25、26をロータリーア
クチュエータ21、22により揺動させるようにしたが、こ
の発明においては、モータおよびベルトを用いて揺動ア
ームを同期揺動させるようにしてもよい。このとき、前
後に隣接配置されている揺動アームに互いに噛み合って
いる外歯車を固定すれば、これら隣接配置されている揺
動アームの同期を容易にとることができる。さらに、前
述の実施形態においては、トランスホイール34を昇降さ
せることでローラ15の搬送面上に突出させたり搬送面下
に没入させるようにしたが、この発明においては、トラ
ンスホイールを揺動させることでローラの搬送面上に突
出させたり搬送面下に没入させるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、センタリングの作業能率を容易に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1のIーI矢視断面図である。
【符号の説明】
12…センタリング装置 16…搬送手段 27、28…ローラ 29…駆動機構 30…プリセンタリング手段 45…支持手段 48…移動手段 T…環状部材 P…プリセンタリングステーション W…作業ステーション

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状部材をプリセンタリングステーション
    まで搬送する工程と、該プリセンタリングステーション
    において環状部材をプリセンタリング手段によりプリセ
    ンタリングする工程と、プリセンタリング手段をプリセ
    ンタリングステーションから作業ステーションまで移動
    させることにより、環状部材をプリセンタリングされた
    状態のまま作業ステーションまで搬送することで、該環
    状部材を作業ステーションにおいてセンタリングする工
    程とを備えたことを特徴とする環状部材のセンタリング
    方法。
  2. 【請求項2】環状部材をプリセンタリングステーション
    まで搬送する搬送手段と、プリセンタリングステーショ
    ンにおいて環状部材をプリセンタリングするプリセンタ
    リング手段と、プリセンタリング手段をプリセンタリン
    グステーションから作業ステーションまで移動させるこ
    とにより、環状部材をプリセンタリングされた状態のま
    ま作業ステーションまで搬送することで、該環状部材を
    作業ステーションにおいてセンタリングする移動手段と
    を備えたことを特徴とする環状部材のセンタリング装
    置。
  3. 【請求項3】前記プリセンタリングステーションに、プ
    リセンタリングを行うとき、環状部材を搬送手段から持
    ち上げて水平面内で自由に移動できるよう下方から支持
    する支持手段を設けた請求項2記載の環状部材のセンタ
    リング装置。
  4. 【請求項4】前記プリセンタリング手段は、少なくとも
    3個の回転可能なローラと、これらローラをほぼ半径方
    向に同期して移動させる駆動機構とを備えた請求項2記
    載の環状部材のセンタリング装置。
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