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JP4855860B2 - 摩擦撹拌接合方法及び摩擦撹拌接合装置 - Google Patents

摩擦撹拌接合方法及び摩擦撹拌接合装置 Download PDF

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Description

本発明は、摩擦撹拌接合用工具を回転させながらワークに押圧することにより摩擦撹拌を行って接合をする摩擦撹拌接合方法及び摩擦撹拌接合装置に関する。
摩擦撹拌接合において、摩擦撹拌接合用工具のワークへの挿入量は接合品質を保つ上で重要な考慮事項である。例えば、挿入量が足りない場合には、ワークを十分に軟化・撹拌することができず接合強度が不十分になる。
そこで、特許文献1に記載の摩擦撹拌の制御方法では、摩擦撹拌接合用工具の加圧力を延在して、求められた加圧力に基づいて摩擦撹拌接合用工具の動作を規定している。この制御方法では、上下駆動モータのフィードバック電流を検出して加圧力を演算し、該加圧力に基づいて摩擦撹拌接合用工具の挿入量を管理している。
特許2002−292477号公報
摩擦撹拌接合には、摩擦撹拌接合用工具を軸方向に進行させるのみで横方向には移動させずに1箇所を点状に接合する場合(以下、点接合という。)と、軸方向に進行させた後に横方向にも移動させて線状に接合する場合(以下、線接合という。)がある。
線接合の場合、一定速度で横方向に移動させるときには、ワークに対する摩擦撹拌接合用工具の挿入量と、ワークに対する摩擦撹拌接合用工具の加圧力との間には相関関係があり、挿入力が深くなるほど必要な加圧力も大きくなる。また、加圧力を一定に保てば、挿入量も略一定に保たれると考えられる。
ところで、特許文献1記載の制御方法を点接合に適用する場合には、接合をしている時間が短いために加圧力の演算等の処理負荷も小さく、挿入量が適正に維持される。しかしながら、該制御方法を線接合に適用する場合には、接合する距離に応じて接合時間が長くなり、加圧力の演算等の処理負荷が膨大となる。また、処理負荷が大きいまま摩擦撹拌接合用工具を横方向に移動するため、フィードバックによる挿入量制御のタイミングの遅れが生じ、ワークの接合品質が低下する。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、簡便な構成で摩擦撹拌接合用工具の挿入量を適正に保ち、線接合に対して好適に適用可能な摩擦撹拌接合方法及び摩擦撹拌接合装置を提供することを目的とする。
本発明に係る摩擦撹拌接合方法は、摩擦撹拌接合用工具を回転させながら、電流駆動によりワークに挿入することにより発熱させて撹拌する摩擦撹拌接合方法において、前記摩擦撹拌接合用工具により前記ワークに挿入する際、駆動電流が前記ワークに対する適正挿入量に対応する値を超えないようにリミッタにより制限し、前適正挿入量よりも深い位置に前記摩擦撹拌接合用工具の先端を進行させる指令を発する進出量指令部を含む位置制御手段を併用して接合を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る摩擦撹拌接合装置は、摩擦撹拌接合用工具を回転させる回転手段と、前記摩擦撹拌接合用工具を、電流駆動によりワークに挿入させる進出手段と、前記回転手段及び前記進出手段によって、前記摩擦撹拌接合用工具を回転させながら前記ワークに挿入する際、駆動電流が前記ワークに対する適正挿入量に対応する値を超えないように制限をするリミッタと、前記適正挿入量よりも深い位置に前記摩擦撹拌接合用工具の先端を進行させる指令を発する進出量指令部を含む位置制御手段とを有することを特徴とする。
このように、適正挿入量に対応する駆動電流を超えないように制限をするリミッタを用いることにより、簡便な構成で摩擦撹拌接合用工具の挿入量を適正に保つことができる。
また、位置制御手段によって、適正接合強度が得られる厚みの下限値よりは深く進入することがないため、2段階の制限が設けられて、信頼性が向上する。さらに、接合加工の前段階及び後段階においては摩擦撹拌接合用工具を移動させる必要があることから移動手段は通常的に設けられており、該移動手段を第2段目の制限としての深さ制限手段として簡便に利用可能である。
本発明に係る摩擦撹拌接合装置及び摩擦撹拌接合方法によれば、適正挿入量に対応する駆動電流を超えないように制限をするリミッタを用いることにより、簡便な構成で摩擦撹拌接合用工具の挿入量を適正に保つことができる。
また、リミッタは、入力値を所定の閾値でリミットをするという単純な構成であり、加圧力を計測したりフィードバックすることは必ずしも必要ではなく、構成が簡便である。
以下、本発明に係る摩擦撹拌接合装置及び摩擦撹拌接合方法について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図6を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る摩擦撹拌接合装置10は、産業用の多関節型(例えば、6軸型)のロボット12と、該ロボット12の先端に設けられたエンドエフェクタ14と、全体を統括的に制御する制御部16とを有する。エンドエフェクタ14はロボット12の作用下に、任意の位置及び向きに移動が可能であって、ワークWに対して適切な姿勢となるように設定される。また、線接合を行う場合には、ロボット12の作用下にエンドエフェクタ14が接合方向に向かって移動する。つまり、ロボット12はエンドエフェクタ14の移動手段及び傾動手段として作用する。
ワークWは、例えば、積層され、又は端面が付き合わされた2枚のアルミニウム板であって、固定台18によって固定されている。なお、図1では、エンドエフェクタ14を模式的に大きく表示している。
エンドエフェクタ14は、ワークWを側方からクランプするように延在するC形状のアーム20と、該アーム20の一端に設けられた工具駆動機構部22と、他端に設けられた低い円柱状の受け部材24と、工具駆動機構部22とロボット12とを接続する接続部26とを有する。
工具駆動機構部22は、ワークWの摩擦撹拌を行う摩擦撹拌接合用工具30と、該摩擦撹拌接合用工具30を軸中心に回転させる第1モータ(回転手段)32と、摩擦撹拌接合用工具30を軸方向に進退させる第2モータ(進出手段)34と、第2モータ34の回転を直線動作に変換して摩擦撹拌接合用工具30に伝達するボールねじ機構36と、第2モータ34の回転数を検出して制御部16に供給する検出部38とを有する。第1モータ32及び第2モータ34は、例えばサーボモータを用いるとよい。
摩擦撹拌接合用工具30は、受け部材24に対して同軸上に設けられた細い円柱形状であって、先端中心にやや突出した小さい円柱状のプローブ40(図3参照)を有する。プローブ40の周囲は、円柱端面状のショルダ42となっている。
図2に示すように、制御部16は、ロボット12の動作を制御するロボット制御部50と、第1モータ32に回転指令を与える回転指令部53と、該回転指令部53の信号を増幅して第1モータ32に供給するアンプ54と、摩擦撹拌接合用工具30の先端位置を制御する位置制御ループ(位置制御手段)56とを有する。
位置制御ループ56は、摩擦撹拌接合用工具30の先端位置の指令cを与える進出量指令部60と、検出部38から得られた信号に基づいて摩擦撹拌接合用工具30の現在の先端位置zを求める入力処理部62と、指令cと先端位置zとの位置偏差εを増幅するアンプ64と、該アンプ64によって得られた電流信号(駆動電流)Iを制限するリミッタ66と、該リミッタ66の飽和値を設定する飽和値設定部68とを有する。リミッタ66の出力で第2モータ34に供給される信号を電流信号ILとする。
入力処理部62は、検出部38から供給される信号に対して、ボールねじ機構36に基づく所定の比率を乗算するとともに、ワークWの厚みを勘案して、該ワークWの表面を基準とした摩擦撹拌接合用工具30の進出量zを算出する。該進出量zは、ワークWに進入する方向をプラス、上方に離間する方向をマイナスとする。ロボット制御部50と、回転指令部53と、進出量指令部60は相互に協動して動作する。
ところで、一般のモータと同様に第2モータ34は電流に応じたトルクを発生し、その負荷は主体的にはワークWを押圧する加圧力であることから、電流信号Iは加圧力指令と同視することができる。また、線接合の場合、一定速度で横方向に移動させるときには、ワークWに対する摩擦撹拌接合用工具30の挿入量と、ワークWに対する摩擦撹拌接合用工具30の加圧力との間には相関関係があり、挿入量が深くなるほど必要な加圧力も大きくなる。したがって、電流信号Iの大きさによって摩擦撹拌接合用工具30のワークWに対する挿入量を調整することができることになる。また、リミッタ66を設けて電流信号IをILに制限することによって、摩擦撹拌接合用工具30の挿入量を所定量に制限することができることになる。
そこで、飽和値設定部68は、ワークWの適正挿入量zA(図3参照)に対応する加圧力Lを超えないように電流信号Iを制限して電流信号ILを出力するようにリミッタ66を設定する。適正挿入量zAは、ワークWが適正接合強度を得られる厚みに基づいて設定され、例えば、図3に示すように、ショルダ42の端面のワークWの表面を基準とした深さhが、0.05mm〜0.5mm程度が好適であり、より好適には0.2mmとなる位置に設定するとよい。換言すれば、プローブ40の高さをhpとするとき、適正挿入量zAは、zA=(hp+0.05)mm〜(hp+0.5)mmが好適であり、より好適にはzA=(hp+0.2)mmとなる位置に設定するとよい。
また、進出量指令部60が供給する摩擦撹拌接合用工具30の先端位置zの指令cは、ワークWの厚みDの範囲内で、リミッタ66により制限される加圧力Lに対応する深さよりも深い位置zL1に等しい値に設定されている。
さらに、指令cをワークWが適正接合強度を得られる範囲の下限値に等しくなるように設定しておくとよい。つまり、h=0.05〜0.5mmが好適である場合には、c=zL1=(hp+0.5)mmに設定するとよい。これにより、加圧力に基づくリミッタ66の制限が作用しない場合であっても、ワークWは適切な接合強度が得られる。
さらに、接合加工の前段階及び後段階においては摩擦撹拌接合用工具30を移動させる必要があることから位置制御ループ56は通常的に設けられているものであり、該位置制御ループ56をリミッタ66に対する第2段目の深さ制限手段として簡便に利用可能である。なお、図3及び図5におけるクロスハッチング部分は、摩擦撹拌された箇所を示している。また、計測の基準は、どの位置であってもよいことはもちろんであり、図3のようにプローブ40の先端を基準とするに限らず、例えば、ショルダ42の端部を基準としてもよい。
次に、このように構成される摩擦撹拌接合装置10を用いる摩擦撹拌接合方法について説明する。
先ず、ワークWを固定台18によって固定し、ロボット12の作用下にエンドエフェクタ14を移動させ、接合する箇所の裏側に受け部材24を当接させるとともに、摩擦撹拌接合用工具30がワークWの表面に対して垂直となるように設定する。
次いで、摩擦撹拌接合用工具30を第1モータ32によって回転させるとともに、第2モータ34によって軸方向に進出させる。このとき、進出量指令部60は指令cを前記の位置zL1として位置制御ループ56に供給する。これにより、摩擦撹拌接合用工具30は回転しながら下方に向けて進出し、ワークWを加圧して摩擦熱を発生させて母材を撹拌しながら進入する。
このとき、図4Aに示すように、時刻t0において加圧力Fが上昇し始める。この時刻t0は、摩擦撹拌接合用工具30のプローブ40がワークWの表面に当接して押圧を開始した時刻である。加圧力Fは多少の上昇の後にやや下降する。これは、ワークWが摩擦熱により柔らかくなるためである。
摩擦撹拌接合用工具30をさらに進出させると、ショルダ42がワークWに当接する時刻t1から加圧力Fが再び上昇を開始する。つまり、ショルダ42が当接する部分はこの時点では加熱されてなくて硬く、ショルダ42がワークWの表面に当接して摩擦が大きくなるため、加圧力Fが急上昇する。
摩擦撹拌接合用工具30をさらに進出させると、時刻t2において挿入量zが閾値zTを超え、飽和値設定部68によりリミッタ66が作用するように切り換えられる。これにより、リミッタ66が加圧力Lを超えないように電流信号Iを制限して電流信号ILとして第2モータ34に供給することになり、加圧力Fは一定となる。この加圧力Lは、飽和値設定部68によって、ワークWの適正挿入量zA(図3参照)に対応する値として設定されていることから、摩擦撹拌接合用工具30の位置zは、z=zAを維持することになる。
この時刻t2の後、ロボット12の作用下に、エンドエフェクタ14を横方向に移動し、ワークWを線接合する。この間も、リミッタ66の作用によって摩擦撹拌接合用工具30の位置zは一定に維持される。また、位置制御ループ56の作用により、摩擦撹拌接合用工具30の先端は設定された位置zL1より深くは埋没することがない。
なお、エンドエフェクタ14を横方向に移動する際には、プローブ40が接合方向に先行するようにエンドエフェクタ14を適度に傾動させると、接合品質が向上する。
このようにして摩擦撹拌接合で線接合を所定の経路に沿って行った後、進出量指令部60は指令cを所定のマイナス値として摩擦撹拌接合用工具30を上昇させ、回転指令部53は、摩擦撹拌接合用工具30の回転を停止させる。また、ロボット12の指令により、エンドエフェクタ14をワークWから離間させ、摩擦撹拌接合を終了する。
上記の例では、進出量指令部60が出力する指令cは、ワークWの厚みDの範囲内の位置zL1に等しい値に設定されているが、図5に示すように、厚みDを超えた十分に深い位置zL2(例えば、zL2=3.0D〜20.0D)に等しい値に設定してもよい。この場合、位置制御ループ56における位置偏差ε及び電流信号Iは十分に大きい値となり、電流信号Iは定常的に閾値Lを超えることになり、リミッタ66の出力する電流信号ILは、常に、IL=Lとなる。つまり、この場合には、進出量指令部60は、リミッタ66に対してリミットを作用を効かせる飽和入力を供給する加圧力補償手段として作用する。
このように、リミッタ66に対して十分に大きい値を供給してリミット作用を常に効かせるようにすることにより、図6に示すように、線接合をする場合で矢印Xの方向に摩擦撹拌接合用工具30を移動させるときに、ワークWに予期していない凸部100が存在していても、指令cは十分に深い位置zL2に設定されており、リミッタ66はリミット作用を奏しており、電流信号ILはIL=Lとなっている。したがって、摩擦撹拌接合用工具30の先端位置は適正挿入量zAを維持して摩擦撹拌接合を行うことができる。
また、ワークWに予期していない凹部102が存在する場合であっても、凹部102の深さは位置zL2よりは十分に浅く、リミッタ66はリミット作用を奏する。したがって、摩擦撹拌接合用工具30の先端位置は適正挿入量zAを維持して摩擦撹拌接合を行うことができる。この場合、適正挿入量zAの基準位置は、ワークWにおける本来想定されていた表面位置B0ではなく、現実の表面位置B1が基準となっている。これは、位置制御ループ56は実質的には作用していなく、表面位置B0からの深さで発生するトルクに応じてリミッタ66が深さ制限をすることによる。したがって、表面位置B1が、前記の例の表面位置B0を基準とした位置zL1よりも深い場合であっても、適正挿入量zAを維持して摩擦撹拌接合を行うことができる。
このように、進出量指令部60から十分に大きい値を出力させ、リミッタ66に対してリミットを作用を効かせる飽和入力を供給することにより、リミッタ66を定常的に作用させることができる。したがって、基準位置の如何に関わらず、摩擦撹拌接合用工具30をワークWに追従的に動作させ、ワークWに対する適正挿入量を維持させることができる。
上述したように、本実施の形態に係る摩擦撹拌接合装置10及び摩擦撹拌接合方法によれば、適正挿入量zAに対応する加圧力Fを超えないように制限をするリミッタ66を用いることにより、簡便な構成で摩擦撹拌接合用工具30の挿入量zを適正に保つことができ、線接合の場合に好適に適用可能である。
また、リミッタ66は、入力値を所定の閾値Lでリミットをするという単純な構成であり、加圧力を計測したりフィードバックすることは必ずしも必要ではなく、構成が簡便である。
さらに、処理負荷が軽いため、横方向に移動させた場合にもフィードバックによる挿入量制御のタイミングの遅れが生じることがなく、ワークWの接合品質が維持される。
本発明に係る摩擦撹拌接合装置及び摩擦撹拌接合方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る摩擦撹拌接合装置の概略構成図である。 制御部のブロック構成図である。 位置の指令をワークの厚みの範囲内に設定した場合の摩擦撹拌を行っている状態を示すワークの断面図である。 図4Aは、摩擦撹拌を行う際の加圧力の推移を示すグラフであり、図4Bは、摩擦撹拌を行う際の摩擦撹拌接合用工具の変位の推移を示すグラフである。 位置の指令をワークの厚みの範囲外に設定した場合の摩擦撹拌を行っている状態を示すワークの断面図である。 線接合を行う場合のワークと摩擦撹拌接合用工具との位置関係を示す模式断面図である。
符号の説明
10…摩擦撹拌接合装置 12…ロボット
14…エンドエフェクタ 16…制御部
22…工具駆動機構部 30…摩擦撹拌接合用工具
32…第1モータ(回転手段) 34…第2モータ(進出手段)
40…プローブ 42…ショルダ
56…位置制御ループ 60…進出量指令部
66…リミッタ 68…飽和値設定部
W…ワーク I…電流信号(駆動電流)

Claims (2)

  1. 摩擦撹拌接合用工具を回転させながら、電流駆動によりワークに挿入することにより発熱させて撹拌する摩擦撹拌接合方法において、
    前記摩擦撹拌接合用工具により前記ワークに挿入する際、駆動電流が前記ワークに対する適正挿入量に対応する値を超えないようにリミッタにより制限し、
    適正挿入量よりも深い位置に前記摩擦撹拌接合用工具の先端を進行させる指令を発する進出量指令部を含む位置制御手段を併用して接合を行うことを特徴とする摩擦撹拌接合方法。
  2. 摩擦撹拌接合用工具を回転させる回転手段と、
    前記摩擦撹拌接合用工具を、電流駆動によりワークに挿入させる進出手段と、
    前記回転手段及び前記進出手段によって、前記摩擦撹拌接合用工具を回転させながら前記ワークに挿入する際、駆動電流が前記ワークに対する適正挿入量に対応する値を超えないように制限をするリミッタと、
    記適正挿入量よりも深い位置に前記摩擦撹拌接合用工具の先端を進行させる指令を発する進出量指令部を含む位置制御手段と、
    を有することを特徴とする摩擦撹拌接合装置。
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