JP7052517B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
図1は車載バッテリ1から車両負荷2に通電するための負荷駆動装置3の電気的構成を示している。負荷駆動装置3は、CPU4から駆動信号が与えられると、車両負荷2に通電経路を形成して通電する。車載バッテリ1にはオルタネータ5が並列に接続され、オルタネータ5の動作により出力電圧VAで車載バッテリ1が充電される。車両負荷2は、例えば誘導性要素2a、抵抗要素2bを含むもので、一端子が車載バッテリ1の正極端子に接続され、他端子が負荷駆動装置3の給電端子Aに接続される。
車両負荷2への給電動作においては、CPU4から駆動回路7に駆動信号が与えられると、駆動回路7は、第1抵抗8を介してMOSFET6のゲートに制御信号を出力する。この場合、制御信号は、例えばPWM信号などの所定周期でデューティが変化するオンオフ信号としてMOSFET6のゲートに印加される。MOSFET6は、ゲートにオン信号が与えられるとドレイン-ソース間が導通状態となって給電端子Aを略グランドレベルにする。これにより、車載バッテリ1から電圧VBが車両負荷2に印加されて給電されるようになる。
図8は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。
この実施形態では、監視回路9は、オルタネータ5が発生する非通常サージ電圧を次のようにして検出する。車載バッテリ1の正極端子が断線することで発生する非通常サージ電圧は、MOSFET6のオフ時に発生する通常サージ電圧に比べて急激に上昇することがわかっている。通常サージ電圧の電圧変化率と非通常サージ電圧の電圧変化率を区別するために、閾値電圧変化率ΔV1を設定する。
したがって、第2実施形態によっても第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図9および図10は第3実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この実施形態においては、図9に示しているように、監視回路9は、オルタネータ5による非通常サージ電圧を判定した後、ステップS7aにおいて、MOSFET6のオフタイミングとして、計時開始時刻taから遅延時間TDが経過した時刻t4で実施する。遅延時間TDは、オルタネータ5による非通常サージ電圧が発生していた場合に、これが解消された頃まで待機する時間として設定されている。
図10(d)に示すように、前述同様にして時刻t0で駆動回路7が制御信号によりMOSFET6をオン動作させると、給電端子Aはグランドレベルに下がり、検出電圧Vxもグランドレベルに下がる。これにより、車載バッテリ1の電圧VBが車載負荷2に印加されてオン状態となる。
したがって、このような第3実施形態によっても第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図11は第4実施形態を示すもので、第1から第3実施形態で示したように、オルタネータ5が非通常サージ電圧を発生したときに、MOSFET6のオフタイミングを遅延させることで,MOSFET6への損傷を防止するようにしている。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
車両負荷2は、誘導性要素2a、抵抗要素2b以外のインピーダンス要素を持つものでも良い。
Claims (9)
- 一端子が電源(1)に接続され他端子が給電端子(A)に接続される負荷(2)に対して、前記給電端子とグランドとの間に接続され前記負荷への給電制御をするスイッチング素子(6)と、
前記スイッチング素子のゲートに出力端子からバイパス接続点(B)および第1抵抗(8)を介して制御信号を与える駆動回路(7)と、
前記給電端子の電圧を検出する電圧検出部(9)と、
前記給電端子と前記バイパス接続点との間に接続されるツェナーダイオード(11)およびダイオード(12)の直列回路と、
前記バイパス接続点からグランドに接続される第2抵抗(13)と、を備え、
前記スイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに発生する通常サージ電圧とは異なるサージ電圧を非通常サージ電圧としたときに、
前記駆動回路の制御信号のオン状態により前記スイッチング素子がオン動作している最中に前記非通常サージ電圧を前記電圧検出部が検出したときは、前記ツェナーダイオード、前記ダイオード、前記バイパス接続点、前記第2抵抗を介してバイパス経路に流すとともに、前記スイッチング素子のオフタイミングを遅らせるように制御して、前記スイッチング素子に起因した前記通常サージ電圧の発生タイミングを制御して、前記非通常サージ電圧と前記通常サージ電圧が重畳するのを回避する駆動制御部(9)と、
を備えた負荷駆動装置。 - 前記駆動制御部(9)は、前記駆動回路の制御信号のオフ状態により前記スイッチング素子がオフ期間となっているときには、前記非通常サージ電圧による過電圧や過電流を前記バイパス接続点に通電して解消し、前記スイッチング素子がオフ期間中であって、前記オン動作の直前に前記非通常サージ電圧を前記電圧検出部が検出したときは、前記スイッチング素子のオンタイミングを遅らせるように制御することで、前記オン動作の直前に発生した前記非通常サージ電圧による悪影響を回避する請求項1記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記通常サージ電圧よりも高い電圧値に設定された第1閾値電圧により前記非通常サージ電圧を検出する請求項1に記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記電圧検出部による検出電圧が、前記通常サージ電圧の時間変化率よりも大きい時間変化率を呈する場合に前記非通常サージ電圧を検出する請求項3に記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記スイッチング素子に対する前記制御信号がオフ継続状態のときに、前記電圧検出部が前記電源の電圧よりも高い電圧を検出した場合には、前記非通常サージ電圧の検出とする請求項3または4に記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記スイッチング素子に対する前記制御信号がオン状態のときに、前記非通常サージ電圧を検出した場合には、前記非通常サージ電圧が前記直列回路および前記第2抵抗の放電経路を介して放電することで第2閾値電圧に達するまで前記制御信号によるオン状態を保持する請求項3または4に記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記スイッチング素子に対する前記制御信号がオン状態のときに、前記非通常サージ電圧を検出した場合には、所定時間が経過するまで前記制御信号によるオン状態を保持する請求項3または4に記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記非通常サージ電圧の検出で前記制御信号によるオン状態を保持して延長したときには、延長分を相殺するように次回の制御信号のオン時間を短縮する請求項6または7に記載の負荷駆動装置。
- 前記駆動制御部は、前記制御信号をオン動作させる直前に前記非通常サージ電圧を検出した場合には、前記制御信号のオン動作タイミングとなってもオン動作を遅延させる請求項5に記載の負荷駆動装置。
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