JP6857917B2 - 絞り装置、レンズ鏡筒及び撮像装置又は投影装置 - Google Patents
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Description
絞り装置を小型化するため、かかる絞り羽根の退避スペースを狭くすべく、絞り羽根の幅自体を狭くする取り組み(絞り羽根の幅狭化)が従来よりなされている。
しかし、絞り羽根の幅狭化を進めると、絞り開口以外の部分で漏光し易いという問題を生じることが知られている。
つまり、カム溝933においては、絞り羽根910を駆動するための溝の部分と漏光防止羽根920を駆動するための溝の部分とを設ける必要があり、いずれか一方の羽根のみを駆動するための溝のみを設ける構成に比べて、延べ長さが長いカム溝が必要となる。
このように、従来の絞り装置900によれば、一本のカム溝で2種類の羽根を駆動しているため長いカム溝が必要となることから、駆動環930の限られたスペースに設けることができるカム溝の数は増やし難く、ひいては絞り羽根の枚数を増やすことも難しくなる。
従来の絞り装置900においては、絞り羽根固定ボス912及び漏光防止羽根固定ボス922が同一の周Cに沿って配置されるため、絞り羽根固定ボス912及び漏光防止羽根固定ボス922の間で必要な間隔を保つ必要があること等から、絞り羽根固定ボス912の配置数を増やすための制約条件が多く、絞り羽根910の枚数を増やすことが難しかった。
なお、参考までに、複数の絞り羽根により形成される絞り開口の形状は、角張った形状よりも円形に近い形状の方が撮像品位上好ましく、絞り羽根の数を多くするほど、絞り開口の形状を円形に近づけ易い。そのため、撮像品位上は、絞り羽根の枚数を増加させることが望ましい。
ここで、絞り開口の開口径を最大にする状態(フル開放状態)の位置と、絞り開口の開口径を最小にする状態(最小絞り状態)と、の間を回転する絞り羽根の回転角に注目する。かかる回転角は、一般に、絞り羽根の回転軸を光軸に近づけて配置するほど大きくなる。絞り羽根の回転角が大きくなると、絞り羽根の駆動にあたっては、一般に、第1固定ボス、第1孔、移動ボス、駆動環の第1カム溝等の位置・寸法等の製造上のバラツキの影響を受けづらくなる。
こうしたことから、絞り羽根の回転軸を光軸に近づけて配置することにより、全体として精度の高い絞り開口を実現することができる。
こうしたことから、絞り羽根の回転軸を光軸に近づける(第1固定ボス及び第1孔を、第2固定ボス及び第2孔よりも光軸に近い位置に配置する)ことにより、絞り羽根の長さの短縮化を図ることができる。絞り羽根の長さの短縮化を図ることにより、絞り羽根の回転時の慣性を小さくでき、回転精度や速度を向上できる。また、絞り装置の小型化を図ることができる。
また、このような構成となっているため、絞り装置の加工及び検査を行い易い絞り装置を提供することができる。例えば、収容体に、光軸を基準として、第1孔及び第2孔の加工を行う場合、第1孔を加工した後、光軸を中心とした角度を変更せずに径方向のみを変更して第2孔の加工を行えばよく、角度の変更というステップを行わずに加工を続けることができる。検査においても同様の作用・効果を奏することができる。
このため、第2カム溝のトラック(移動ボスの移動経路)を、第1固定ボスを中心に移動ボスが回動する際に描く円弧に、より近似させることができる。したがって、第2カム溝が円周方向に対して角度が小さい(浅い)場合(第1カム溝の円周方向に対してなす角度以下である場合)に比べ、第2カム溝と移動ボスとが互いに円周方向で当接し合う力を小さくすることができ、絞り羽根及び漏光防止羽根の回動を円滑に行わせることができる。
1.実施形態1に係る絞り装置10の基本構造
図1〜図2は、実施形態1に係る絞り装置10を説明するために示す図である。図1(a)は、絞り装置10を分解した状態の斜視図である。図1(b)は、組み立てた状態の絞り装置10の斜視図である。図2は、絞り装置10を光軸OAに沿って平面視したときの平面図である。図2(a)は、絞り羽根100及び漏光防止羽根200を収容体400の幅(光軸OAと直交する方向の幅)内に退避させた状態を示すものであり、絞り開口(絞り羽根100により形成される開口)の開口径を最大にした状態(フル開放状態)を示している。図2(c)は、絞り開口の開口径を最小にした最小絞り状態を示す図である。図2(b)は、絞り羽根100及び漏光防止羽根200をフル開放状態と最小絞り状態との間の位置に移動させた中間絞り状態を示す図である。なお、図2(a)及び図2(c)においては、一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200と、それらに対応する第1カム溝330を図示しており、他の絞り羽根、漏光防止羽根及び第1カム溝については図示を省略している。なお、カバー500は駆動環300の脱落防止目的で収容体400に取り付けられる。
絞り装置10は、絞り羽根100、漏光防止羽根200、駆動環300及び収容体400を備える。収容体400を受け皿として、その上に、複数の絞り羽根100及び複数の漏光防止羽根200が重ねられるように積層され、さらにその上に駆動環300が載置されている。さらに、その上には、カバー500が載置されている。
開口径ADは、図2(a)〜図2(c)に示すように、絞り羽根100の開口413内への突出量に応じて、絞りの開口径が、開口径ADf〜開口径ADm〜最小絞り状態の開口径というように遷移しながら変更される。
(1)第1カム溝330と共に第2カム溝230に嵌挿された移動ボス130
図3は、実施形態1に係る絞り装置10の要部を説明する図であり、一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200とそれらに対応する駆動環300及び収容体400の一部とを取り出して示した斜視図である。その他の構成要素については図示を省略している。なお、符号112は第1羽根部110の外周縁を示し、符号212は第2羽根部210の外周縁を示す。
第1平面板102は、遮光性を有しており、他の構成要件(漏光防止羽根200、収容体400等)と合わせて滑らかに摺動することができる材料からなっている。第1固定ボス120及び移動ボス130は、一定の半径を有する円筒の形状を有している。第1固定ボス120は、収容体400に形成される第1孔401jに回転可能に挿入される。つまり、第1固定ボス120及び第1孔401jが配置される位置は、絞り羽根100の回転軸が配置される位置である。第1固定ボス120の「固定」の意味は、収容体に対するボスの位置は移動せず固定的であるという意味であり、ボス単体では回転可能であるものとする。
第2平面板202も第1平面板102と同様に、他の構成要件(絞り羽根100、収容体400等)と合わせて滑らかに摺動することができる材料からなっている。また、第2固定ボス220は、一定の半径を有する円筒の形状を有している。第2固定ボス220は、収容体400に形成される第2孔402jに回転可能に挿入される。つまり、第2固定ボス220及び第2孔402jが配置される位置は、漏光防止羽根200の回転軸が配置される位置である。第2固定ボス220の「固定」の意味は、収容体に対するボスの位置は移動せず固定的であるという意味であり、ボス単体では回転可能であるものとする。
第1カム溝330には、移動ボス130が嵌挿される。第1カム溝300は、カム溝の位置により光軸OAとの距離が異なるように構成されている。ただし、周方向に沿ってカム溝をみたときに光軸OAとの距離が同じ区間を一部有していても構わない。
かかる駆動環300が光軸OAを中心に回転すると、第1カム溝330は、光軸OAを中心とする周方向に移動する。このとき、第1カム溝330に嵌挿された移動ボス130は、第1孔401jに挿入された第1固定ボス120を中心に回転させられる。つまり、移動ボス130は、駆動環300が回転する方向に応じて、第1固定ボス120を回転中心に開口413の内側に向かう方向(以下、−r方向とする。)、又は、開口413の外側に向かう方向(以下、r方向とする。)に移動させられる。
駆動環300に回転力を付与する方法はいかなる方法を採用してもよいが、ここでは、駆動環本体310と一体となって回転する回転レバー340を設け、当該回転レバー340に対して図示しない回転力付与手段から力を加える。
また、収容体400には、上記した一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200に対応して第1固定ボス120及び第2固定ボス220がそれぞれ挿入される一対の第1孔401j及び第2孔402jが、nセット(絞り羽根100及び漏光防止羽根200の対数)設けられている(ただし、nは2以上の整数。)。
さらに、収容体400には、図1(a)に示すように、駆動環300の回転レバー340が回転できるように外周壁410の一部を切り欠いた切欠部411を有している。
上記した一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200は、図2(a)、図2(c)、図3等に示すように、第2方向に向かって絞り羽根100及び漏光防止羽根200の順で積層されている。
絞り羽根100の移動ボス130は、漏光防止羽根200の第2カム溝230に嵌挿され、且つ、駆動環300の第1カム溝330にも嵌挿されている。
なお、移動ボス130は第1カム溝330及び第2カム溝230に「嵌挿」されているとしているが、移動ボス130が、第1カム溝330の深さ(駆動環300の厚さ)の一部にだけ挿入されていてもよいし、第2カム溝230に加えて第1カム溝330を貫通していてもよい。なお、実施形態1においては、ほぼ貫通する程度の状態としている。
図4は、実施形態1に係る絞り装置10における第1固定ボス120、第2固定ボス220、移動ボス130、第1カム溝330、第2カム溝230等の位置関係を説明するために示す平面図である。図4(a)においては、一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200、並びに、それらに対応する第1カム溝330及び第2カム溝230を図示している。また、図4においては、別の一対をなす絞り羽根及び漏光防止羽根のうち絞り羽根100’と、これに対応する移動ボス130’を図示している。その他の一対をなす絞り羽根及び漏光防止羽根、並びに、それらに対応する構成要素については図示を省略している。図4(b)においては、収容体400に、第1固定ボス120及び第2固定ボス220が挿入される一対の第1孔401j及び第2孔402j(jは1以上の整数。)が複数対設けられている様子を図示している。他の構成要素については図示を省略している。
第1固定ボス120及び第2固定ボス220の配置関係に対応するように、収容体400において、第1固定ボス120及び第2固定ボス220が挿入される一対の第1孔401j及び第2孔402jは互いに光軸OAからの距離が異なる位置に配置されている。
なお、図4(a)では第1固定ボス120を内周側に配置した例を示したが、実施形態1の絞り装置10においてはこれに限定されるものではない。すなわち、第2固定ボス220が第1固定ボス120よりも内周側に配置されても構わない。
(1)第1カム溝330と共に第2カム溝230に嵌挿された移動ボス130
実施形態1に係る絞り装置10は、上記したように、複数の羽根を光軸に対して進退させることにより絞り開口の開口径を変化させる絞り装置であって、絞り羽根100と、この絞り羽根100と一対をなす漏光防止羽根200と、駆動環300と、収容体400とを備える。
絞り羽根100は、第1平面板102からなり、絞り装置10の絞り開口(絞り羽根100により形成される開口)に入射する光を遮る第1羽根部110と、第1平面板102の一方の面F1から光軸OAに沿った第1方向の側に突出した第1固定ボス120と、第1平面板102の他方の面F2から第1方向とは逆方向の第2方向の側に突出した移動ボス130とを有する。
漏光防止羽根200は、第2平面板202からなり、当該絞り装置10の絞り開口以外の漏光部を遮光する第2羽根部210と、第2平面板202の一方の面F3から第1方向の側に突出した第2固定ボス220とを有する。
駆動環300は、移動ボス130が嵌挿される第1カム溝330を有する。この第1カム溝330は、カム溝の位置により光軸OAとの距離が異なる。駆動環300は、光軸OAを中心に回転することができる。したがって、駆動環300が光軸OAを中心に回転すると、第1カム溝330が周方向に移動する。これにより、第1カム溝330に嵌挿された移動ボス130は、r方向または−r方向に移動させられる。
収容体400は、絞り羽根100、漏光防止羽根200及び駆動環300を収容する。
絞り装置10は、一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200をnセット(複数対)備える。駆動環300には、絞り羽根100毎に設けられている移動ボス130にそれぞれ対応するようにして第1カム溝330がn個(複数)形成されている。
収容体400には、一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200に対応して、第1固定ボス120及び第2固定ボス220がそれぞれ挿入される一対の第1孔401j及び第2孔402jが設けられている。第1孔401j及び第2孔402jは、nセット(絞り羽根100及び漏光防止羽根200の対数)設けられている。
漏光防止羽根200には第2カム溝230が設けられ、絞り羽根100の移動ボス130は、漏光防止羽根200の第2カム溝230に嵌挿され、且つ、駆動環300の第1カム溝330に嵌挿されている。
このような構造を採ることにより、以下のような作用が働くこととなる。(1)図示しない回転力付与手段から回転力が加えられて駆動環300が回転する。(2)駆動環300が回転すると、絞り羽根100においては、駆動環300から第1カム溝330を通じて、移動ボス130に対して力が働く。つまり絞り羽根100は、移動ボス130を力点とし、第1固定ボス120を支点(回動軸)として回動することとなる。(3)移動ボス130が第1固定ボス120を中心に回転(−r方向に移動)することに伴い、漏光防止羽根200においては、移動ボス130から第2カム溝230に対して力が働く。つまり漏光防止羽根200は、移動ボス130から第2カム溝230に力が働いた箇所を力点とし、第2固定ボス220を支点(回動軸)として回動することとなる《図2(c)、図3等を参照。》。
このように実施形態1に係る絞り装置10では、駆動環300の第1カム溝330に嵌挿されているボスは絞り羽根100の移動ボス130のみであるものの、絞り羽根100の駆動に連動させて漏光防止羽根200も駆動することができる。
実施形態に係る絞り装置10は上記したように、第1固定ボス120及び第1孔401jと第2固定ボス220及び第2孔402jとは、互いに光軸OAからの距離が異なる位置に配置されている。このため、光軸OAからの距離が互いに異なるそれぞれの周上に、複数の第1固定ボス120及び第1孔401jと複数の第2固定ボス220及び第2孔402jとをそれぞれ設けることができる。したがって、一対をなす第1固定ボス120及び第1孔401jと第2固定ボス220及び第2孔402jとの対数を増やすことが容易となる。ひいては絞り羽根100の枚数を増やすことが容易となる。
図5は、実施形態1に係る絞り装置10の効果を説明するために示す平面図である。図5(a)は従来の絞り装置900に対応する図であり、図5(b)は実施形態1に係る絞り装置10に対応する図である。図5(a)及び図5(b)においては、収容体400の一部のみを示している。
図5(a)は、絞り羽根固定ボス912及び第1孔941j(jは1以上の整数。)と、漏光防止羽根固定ボス922及び第2孔942j(jは1以上の整数。)との配置関係を示している。図5(b)は、第1固定ボス120及び第1孔401j(jは1以上の整数。)と、第2固定ボス220及び第2孔402j(jは1以上の整数。)との配置関係を示している。その他の構成要素については図示を省略している。
従来の絞り装置900に基づく絞り装置においては、図5(a)にも示すように、絞り羽根固定ボス912及び第1孔941jと、漏光防止羽根固定ボス922及び第2孔942jとは、光軸OAからの距離が同一の位置に配置される。すなわち、絞り羽根固定ボス912及び第1孔941jと漏光防止羽根固定ボス922及び第2孔942jとは、同一の円周上に配置されている。
したがって、絞り羽根910の枚数を増やすに当たっては、同一の円周上に配置する絞り羽根固定ボス及び第1孔、並びに、漏光防止羽根固定ボス及び第2孔からなる対の数を増やすこととなる。その際、絞り羽根固定ボス912及び第1孔941jと、漏光防止羽根固定ボス922及び第2孔942jとの間隔に配慮する必要があった。さらに、これら一対をなす絞り羽根固定ボス912及び第1孔941j、並びに、漏光防止羽根固定ボス922及び第2孔942jと、別の一対をなす絞り羽根固定ボス912’及び第1孔941j+1、並びに、漏光防止羽根固定ボス922’及び第2孔942j+1と、の対同士の間隔にも配慮する必要があった。
しかるに、従来の絞り装置は、絞り羽根910の枚数を増やすことが難しかった。
一方で、実施形態1に係る絞り装置10においては、第1固定ボス120及び第1孔401jと第2固定ボス220及び第2孔402jとは、互いに光軸OAからの距離が異なる位置に配置されている。言い換えると、第1固定ボス120及び第1孔401jと第2固定ボス220及び第2孔402jとを、互いに内周側と外周側とにずらすように配置している。
このため、図5(b)に示すように、光軸OAからの距離が互いに異なるそれぞれの周上に(内周上及び外周上に)、第1固定ボス120及び第1孔401jと、第2固定ボス220及び第2孔402jとを設けることができる。
したがって、設計の自由度が増すこととなり、一対をなす第1固定ボス120及び第1孔401jと、第2固定ボス220及び第2孔402jと対数を増やすことが容易となる。ひいては絞り羽根100の数を増やすことが容易となる。
なお、同一周上に配置された例えば当該第1固定ボス120及び第1孔401jとそれと隣接する第1固定ボス120’及び第1孔401j+1との離間距離を考慮しなければならない場合がある。しかし、内径R1と外径R2《図4(a)も併せて参照。》との差が、当該第1固定ボス120及び第1孔401jとそれと隣接する第1固定ボス120’及び第1孔401j+1との離間距離に対して十分に大きければ、設計上、図5(b)に示すように、当該第1固定ボス120及び第1孔401jとそれと隣接する第1固定ボス120’ 及び第1孔401j+1との間に所与のマージンθmを確保しておけばよい。
(1)第1固定ボス120を内周側に配置する構造
図3及び図4に示すように、実施形態1に係る絞り装置10において、第1固定ボス120及び第1孔401jは、光軸OAとの距離が、第2固定ボス220及び第2孔402jの光軸OAとの距離よりも短い位置に配置されている。すなわち、第1固定ボス120及び第1孔401jの方が、第2固定ボス220及び第2孔402jよりも内周側に配置されている。
ここで、絞り開口の開口径ADを最大にする状態(フル開放状態)の位置と、絞り開口の開口径ADを最小にする状態(最小絞り状態)と、の間を回転する絞り羽根100の回転角に注目する。かかる回転角は、一般に、絞り羽根100の回転軸を光軸OAに近づけて配置するほど大きくなる。絞り羽根100の回転角が大きくなると、絞り羽根100の駆動にあたっては、一般に、第1固定ボス120、第1孔401j、移動ボス130、駆動環300の第1カム溝330等の位置・寸法等の製造上のバラツキの影響を受けづらくなる。
こうしたことから、第1固定ボス120及び第1孔401jを、光軸OAとの距離が、第2固定ボス220及び第2孔402jの光軸OAとの距離よりも短い位置に配置すること、すなわち、絞り羽根100の回転軸を光軸OAに近づけて配置することにより、全体として精度の高い絞り開口を実現することができる。
こうしたことから、絞り羽根100の回転軸を光軸OAに近づける(第1固定ボス120及び第1孔401jを、第2固定ボス220及び第2孔402jよりも光軸OAに近い位置に配置する)ことにより、絞り羽根100の長さの短縮化を図ることができる。絞り羽根100の長さの短縮化を図ることにより、絞り羽根100の回転時の慣性を小さくでき、回転精度や速度を向上できる。また、絞り装置10の小型化を図ることができる。
図3及び図4に示すように、実施形態1に係る絞り装置10において、第1固定ボス120及び第1孔401jと、第2固定ボス220及び第2孔402jとは、光軸OAから径方向(r方向)に延びる同一直線上に配置されている。すなわち、光軸OA、第1固定ボス120及び第1孔401jと、第2固定ボス220及び第2孔402jとは同一直線上に配置されている。
上記した占有する角度が最小となるため、光軸OAの周囲上に、より多くの対数の第1固定ボス120及び第1孔401j並びに第2固定ボス220及び第2孔402jを配置することが可能となり、設計の自由度を高めることができる。
また、このような構成となっているため、絞り装置10の加工及び検査を行い易い絞り装置を提供することができる。例えば、収容体400に、光軸OAを基準として、第1孔401j及び第2孔402jの加工を行う場合、第1孔401jを加工した後、光軸OAを中心とした角度を変更せずに径方向のみを変更して(加工用のヘッド等をr方向にシフトして。)第2孔402jの加工を行えばよく、角度の変更というステップを行わずに加工を続けることができる。検査においても同様の作用・効果を奏することができる。
図3及び図4に示すように、実施形態1に係る絞り装置10において、絞り羽根100の外周縁112には、絞り羽根100が絞り開口の開口径を最大とする位置に移動させられたときに、別の一対をなす絞り羽根100’《図4(a)の二点鎖線参照。》及び漏光防止羽根(図示を省略。)についての移動ボス130’を内側に配置するように切り欠いた凹部114が設けられている。
一方、実施形態1においては、絞り羽根100の外周縁112において凹部114を設けることにより、一対をなす絞り羽根100及び漏光防止羽根200のうちの当該絞り羽根100と、別の一対をなす絞り羽根100’及び漏光防止羽根(図示を省略。)についての移動ボス130’と、の干渉を避けることができる。ひいては絞り装置の大型化を抑えることができる。
(a)実施形態1に係る絞り装置10において、図4(a)に示すように、第1カム溝330は、光軸OAを中心とした円周方向に対して、絞り回転方向ROTに向かうにつれて光軸OAから離れる方向に傾斜する角度に形成されている。
なお、駆動環300の回転方向のうち、駆動環300を回転させて第1カム溝330を移動させることによって、絞り羽根100を光軸OAに向けて移動せしめる方向を絞り回転方向ROTとする。
図6において、駆動環300の外延(輪郭)は表示しておらず、第1カム溝のみ表示している。絞り羽根100はフル開放状態にしたときの位置となっている。
また、図6において、符号330は好ましい第1カム溝の設置例を示したものである。符号330’は、比較例の第1カム溝の設置例を絞り羽根100に重ねて表示した上で、符号330の表示と併せて示したものである。
また、図6において、第1固定ボス120から移動ボス130に向かう方向をDIR1として示す。DIR1は、絞り羽根100が回動する際の支点(第1固定ボス120及び第1孔401j)から絞り羽根100が回動する際の作用点(移動ボス130)に向かう方向である。
さらに、図6において、駆動環300が絞り回転方向ROTに回転することによって、絞り羽根100が最小絞り状態に至るまでに移動ボス130が描く円弧を、矢印ARC1で示す。
このような構成となっているため、駆動環300が絞り回転方向ROTに回転すると、第1カム溝330は、円弧ARC1の矢印の方向に順じた方向に全体が移動することとなる。このため、移動ボス130が円弧ARC1に沿って移動する移動分についても、第1カム溝330の移動する方向に吸収される。こうしたことから、移動ボス130を動かすために必要な第1カム溝330の長さ(ストローク)を短くすることができる。
比較例の第1カム溝330’は、移動ボス130の位置を起点にDIR1と同じ側の順方向に延びるように設置されたものである。換言すると、比較例の第1カム溝330’は、絞り羽根100が回動する際の支点(第1固定ボス120及び第1孔401j)から絞り羽根100が回動する際の作用点(移動ボス130)に向かう方向に延びるように設置されたものである。
この場合、駆動環300を絞り回転方向(この場合には紙面に向かって反時計回りに回転)に回転すると、第1カム溝330’は、矢印ARC1の方向に逆らう方向(いわば、流れに逆らう方向)に全体が移動することとなる。
このため、矢印ARC1で示す円弧に沿って移動ボス130が移動する移動分についても、余分に第1カム溝の長さ(ストローク)を必要とすることとなる。したがって、移動ボス130を動かすために必要な第1カム溝330’の長さ(ストローク)は、上記した好ましい第1カム溝330の長さよりも長くなってしまう。
実施形態1に係る絞り装置10は、図2(a)、図4(a)等に示すように、第2カム溝230は、円周方向に対してなす角度を、第1カム溝330の円周方向に対してなす角度に比べて大きく形成されている。すなわち、第2カム溝230は円周方向に対して角度が大きく(深く)、第1カム溝330は円周方向に対して角度が小さく(浅く)形成されている。
実施形態1に係る絞り装置10は、図4に示すように、第2カム溝230を延べた長さは、第1カム溝330を延べた長さよりも短い。
このような構成をとることにより、第1カム溝330を可能な限り駆動環300の幅一杯に近いほどに設けることができ、狭い幅の駆動環300を有効に用いながら羽根を内側方向に移動させる量(ストローク量)を可能な限り稼ぐことができる。
また、上記のような絞り装置10によれば、必要最小限の長さの第2カム溝230を設けることで足りるため、漏光防止羽根200もコンパクトに形成することができ、絞り装置10の小型化に資することができる。
次に実施形態2に係る絞り装置10a及び10a’を、図7を用いて説明する。
図7は、実施形態2に係る絞り装置10a及び10a’を説明するために示す平面図である。図7(a)及び図7(b)においては、収容体400のみを示しており、且つ、第1固定ボス120及び第2固定ボス220がそれぞれ挿入される第1孔401j及び第2孔402j(jは1以上の整数。)の配置関係を示している。その他の構成要素については図示を省略している。
このような構成となっているため、絞り羽根100及び漏光防止羽根200の長さ・形状・枚数、駆動環300の幅等の前提条件に応じて、適宜、第1固定ボス120及び第1孔401jと、第2固定ボス220及び第2孔402jとを円周方向にオフセットした構成で設計を行い、所望の絞り装置10aを得ることができる。
絞り装置10a’はこのような構成となっているため、第1固定ボス120及び第1孔401jと第2固定ボス220及び第2孔402jとの間で円周方向にオフセットする構成で設計を行いながら、一対の第1固定ボス120及び第1孔401jと、第2固定ボス220及び第2孔402jとが占有する角度を絞り装置10aよりも更に小さくすることができる。したがって、実施形態2に係る絞り装置10aよりも多くの対数の第1固定ボス120及び第1孔401jを配置させることができる。
次に実施形態3に係る絞り装置10bを、図8を用いて説明する。
図8は、実施形態3に係る絞り装置10bを説明するために示す平面図である。図8においては、収容体400のみを示しており、且つ、第1固定ボス120及び第1孔401j並びに第2固定ボス220及び第2孔402jの配置関係を示している。その他の構成要素については図示を省略している。
絞り装置10bはこのような構成となっているため、第1固定ボス120及び第1孔401jと第2固定ボス220及び第2孔402jとの間で円周方向にオフセットする構成で設計を行いながら、実施形態2に係る絞り装置10aよりも更に多くの対数の第1固定ボス120及び第1孔401jを配置させることができる。
図9は、実施形態4に係るレンズ鏡筒20及び実施形態5に係る撮像装置30又は投影装置35を説明するために示す模式図である。
実施形態4に係るレンズ鏡筒20は、実施形態1に係る絞り装置10を備えているため、大型化が抑えられると共に、撮像状態が好適なレンズ鏡筒20の提供が可能となる。
なお、実施形態4において、実施形態1に係る絞り装置10に替えて、実施形態2に係る絞り装置10a,10a’又は実施形態3に係る絞り装置10bを適用してもよい。
実施形態5に係る撮像装置30は、図9に示すように、実施形態1に係る絞り装置10、又は、実施形態4に係るレンズ鏡筒20と、撮像装置本体32とを備える。実施形態5に係る撮像装置30は、例えばカメラ等に適用することができる。
また、実施形態5に係る投影装置35は、図9に示すように、実施形態1に係る絞り装置10、又は、実施形態4に係るレンズ鏡筒20と、投影装置本体37とを備える。実施形態5に係る投影装置35は、例えばプロジェクタ等に適用することができる。
なお、実施形態5において、実施形態1に係る絞り装置10に替えて、実施形態2に係る絞り装置10a,10a’又は実施形態3に係る絞り装置10bを適用してもよい。
、30…撮像装置、32…撮像装置本体、35…投影装置、37…投影装置本体、100,100',910…絞り羽根、102…第1平面板、110…第1羽根部、112…外周縁、114…凹部、120,120’…第1固定ボス、130,130’…移動ボス、200,920…漏光防止羽根、202…第2平面板、210…第2羽根部、220,220’…第2固定ボス、230…第2カム溝、300,930…駆動環、310…駆動環本体、330,330’…第1カム溝、340…回転レバー、400,940…収容体、401j,941j…第1孔、402j,942j…第2孔、410…外周壁、411…切欠部、413…開口、500…カバー、911…絞り羽根本体、912…絞り羽根固定ボス、913…絞り羽根移動ボス、921…漏光防止羽根本体、922…漏光防止羽根固定ボス、923…漏光防止羽根移動ボス、933…カム溝
Claims (8)
- 複数の羽根を光軸に対して進退させることにより絞り開口の開口径を変化させる絞り装置であって、
第1平面板からなり、当該絞り装置の絞り開口に入射する光を遮る第1羽根部と、前記第1平面板の一方の面から光軸に沿った第1方向の側に突出した第1固定ボスと、前記第1平面板の他方の面から前記第1方向とは逆方向の第2方向の側に突出した移動ボスとを有する絞り羽根と、
第2平面板からなり、当該絞り装置の絞り開口以外の漏光部を遮光する第2羽根部と、前記第2平面板の一方の面から前記第1方向の側に突出した第2固定ボスとを有し、前記絞り羽根と共に一対をなす漏光防止羽根と、
前記移動ボスが嵌挿され、カム溝の位置により前記光軸との距離が異なる第1カム溝を有し、前記光軸を中心に回転することで、前記第1カム溝を、前記光軸を中心とする周方向に移動させる駆動環と、
前記絞り羽根、前記漏光防止羽根及び前記駆動環を収容する収容体と、を備え、
前記絞り装置は、一対をなす前記絞り羽根及び前記漏光防止羽根を複数対備え、前記駆動環には、前記移動ボス毎に対応して前記第1カム溝が複数形成され、
前記収容体には、各前記一対をなす絞り羽根及び漏光防止羽根に対応して前記第1固定ボス及び前記第2固定ボスがそれぞれ挿入される一対の第1孔及び第2孔が前記絞り羽根及び前記漏光防止羽根の対数設けられ、
前記漏光防止羽根には第2カム溝が更に設けられ、
前記絞り羽根の前記移動ボスは、前記漏光防止羽根の前記第2カム溝に嵌挿され、且つ、前記駆動環の前記第1カム溝に嵌挿され、
前記第1固定ボス及び前記第1孔と前記第2固定ボス及び前記第2孔とは、互いに前記光軸からの距離が異なる位置に配置されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1の絞り装置において、
前記第1固定ボス及び前記第1孔は、前記光軸との距離が、前記第2固定ボス及び前記第2孔の前記光軸との距離よりも短い位置に配置されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1又は2に記載の絞り装置において、
前記第1固定ボス及び前記第1孔と前記第2固定ボス及び前記第2孔とは、前記光軸から径方向に延びる同一直線上に配置されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の絞り装置において、
前記絞り羽根の外周縁には、前記絞り羽根が絞り開口の開口径を最大とする位置に移動させられたときに、別の一対をなす前記絞り羽根及び前記漏光防止羽根についての前記移動ボスを内側に配置するように切り欠いた凹部が設けられていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の絞り装置において、
前記駆動環の回転方向のうち、前記駆動環を回転させて前記第1カム溝を移動させることによって、前記絞り羽根を光軸に向けて移動せしめる方向を絞り回転方向としたときに、
前記第1カム溝は、前記光軸を中心とした円周方向に対して、前記絞り回転方向に向かうにつれて前記光軸から離れる方向に傾斜する角度に形成されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の絞り装置において、
前記第2カム溝は、前記円周方向に対する角度を、前記第1カム溝の前記円周方向に対する角度に比べて大きく形成されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の絞り装置及びレンズが収容されたレンズ鏡筒。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の絞り装置又は請求項7に記載のレンズ鏡筒を備えた撮像装置又は投影装置。
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