JP6712790B2 - 送信方法 - Google Patents
送信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6712790B2 JP6712790B2 JP2018098581A JP2018098581A JP6712790B2 JP 6712790 B2 JP6712790 B2 JP 6712790B2 JP 2018098581 A JP2018098581 A JP 2018098581A JP 2018098581 A JP2018098581 A JP 2018098581A JP 6712790 B2 JP6712790 B2 JP 6712790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- 16apsk
- symbol
- signal point
- signal
- sin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/0008—Modulated-carrier systems arrangements for allowing a transmitter or receiver to use more than one type of modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/32—Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/0252—Traffic management, e.g. flow control or congestion control per individual bearer or channel
- H04W28/0263—Traffic management, e.g. flow control or congestion control per individual bearer or channel involving mapping traffic to individual bearers or channels, e.g. traffic flow template [TFT]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
一般的に、通信・放送システムでは、送信系の増幅器の消費電力を低減、および、受信機で、データの誤りを少なくするために、PAPR(Peak-to-Average power ratio)(ピーク電力対平均送信電力)が小さく、データの受信品質が高い変調方式が望まれる。
受信品質の向上のため、良好なBER(Bit Error Ratio)特性を有する変調方式を用いることが考えられる。もっとも、いかなるケースにおいても、BER特性の点で優れた変調方式の採用が最良解とも限らない。この点について以下で説明する。
ここで、変調方式#Aを使用したときのPAPRを7.0dB、変調方式#Bを使用したときのPAPRを8.0dBであるものとする。
このため、本実施の形態は、PAPRが小さく、かつ、データの受信品質がよい変調方式・送信方法の提供を図る。
本実施の形態の送信方法、送信装置、受信方法、受信装置について詳しく説明する。
本説明を行う前に、受信側でBICM-ID方式を使用した通信システムの概要について説明する。
図2は、BICM-ID方式を使用した通信システムの構成例を示す図である。
符号化部201は、符号化率R1の符号化を行うものであり、ビット数Ninfoの情報ビットが入力されると、ビット数Ninfo/R1の符号化ビットを出力する。
本例のbit-reduction encoder203、インターリーバ202から8ビットのビット列b(b0〜b7)が入力されると、ビット数の削減を伴う変換を施して、4ビットのビット列m(m0〜m3)をマッピング部204へ出力する。なお、図中の[+]は、XOR(exclusive-or、排他的論理和)部を示す。
本例のbit-reduction decoder215は、デマッピング部214から4ビットのビット列m(m0〜m3)のLLR(Log Likelihood Ratio、対数尤度比)であるL(m0)〜L(m3)を入力とし、ビット数の復元を伴う変換を施して、8ビットのビット列b(b0〜b7)のLLRであるL(b0)〜L(b7)を出力し、8ビットのビット列b(b0〜b7)のLLRであるL(b0)〜L(b7)は、デインターリーバ216を経て、復号部217に入力される。
L(u1)、L(u2)、L(u3)の関係については後述する。
送信装置200側では、送信ビットを符号化部201は送信ビットを入力とし、(誤り訂正)符号化を行う。ここで、例えば、図3に示したように、符号化部201で使用する誤り訂正符号の符号化率をR1とした場合、ビット数Ninfoの情報ビットを符号化部201に入力すると、符号化部201からの出力ビット数はNinfo/R1となる。
この信号処理をされた信号は、送信処理を行う送信RF(Radio Frequency)処理(206)を介して、例えば、送信アンテナ207から無線により送信される。
復調部213は、チャネル推定、復調等の処理を施し、復調後の信号を生成し、マッピング部214へ出力する。デマッピング部214は、復調部213からの入力された受信信号とこの受信信号に含まれる雑音電力とbit-reduction decoder215から得られる事前情報に基づいて、ビット毎のLLR(対数尤度比)を算出する。
ビット数N(Nは1又は2以上の整数)のビット列b(b0,b1,・・・,bN-1)をM(Mは1又は2以上の整数)個のシンボル点Sk(S0,S1,・・・,SM-1)に割り当てたときにデマッピング部214から出力されるLLRについて考える。
すると、式(1)は、式(2)となり、式(3)へ変形することができる。
p(y|bi=0)とは、bi=0と分かった時に受信信号がyとなる確率であり、これは、「bi=0と分かった時にbi=0であるシンボル点Skとなる確率p(Sk|bi=0)」と「Skが分かった時にyとなる確率p(y|Sk)」との積p(y|Sk)p(Sk|bi=0)で表される。全てのシンボル点について考えると、式(4)が成り立つ。
従って、式(1)の最後の右辺の第1項は、式(6)となる。
L(u1)が与えられたとすると、式(11)、式(12)より、式(16)、式(17)が成り立つ。
図7は、送信装置の構成図である。
次に、本実施の形態で重要となるマッピング部708が行う(12,4)16APSK、(8,8)16APSKのマッピングの信号点配置と各信号点へのビットの割り付け(ラベリング)について説明する。
信号点1-2[1000]・・・(R2cos(5π/12),R2sin(5π/12))
信号点1-3[1100]・・・(R1cos(π/4),R1sin(π/4))
信号点1-4[0100]・・・(R2cos(π/12),R2sin(π/12))
信号点2-1[0010]・・・(R2cos(3π/4),R2sin(3π/4))
信号点2-2[1010]・・・(R2cos(7π/12),R2sin(7π/12))
信号点2-3[1110]・・・(R1cos(3π/4),R1sin(3π/4))
信号点2-4[0110]・・・(R2cos(11π/12),R2sin(11π/12))
信号点3-1[0011]・・・(R2cos(-3π/4),R2sin(-3π/4))
信号点3-2[1011]・・・(R2cos(-7π/12),R2sin(-7π/12))
信号点3-3[1111]・・・(R1cos(-3π/4),R1sin(-3π/4))
信号点3-4[0111]・・・(R2cos(-11π/12),R2sin(-11π/12))
信号点4-1[0001]・・・(R2cos(-π/4),R2sin(-π/4))
信号点4-2[1001]・・・(R2cos(-5π/12),R2sin(-5π/12))
信号点4-3[1101]・・・(R1cos(-π/4),R1sin(-π/4))
信号点4-4[0101]・・・(R2cos(-π/12),R2sin(-π/12))
信号点1-1[0000]・・・(R2cos(π/4),R2sin(π/4))
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R2cos(π/4),R2sin(π/4))となることを意味している。もう一つの例で、
信号点4-4[0101]・・・(R2cos(-π/12),R2sin(-π/12))
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0101]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R2cos(-π/12),R2sin(-π/12))となることを意味している。
信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4、信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4、信号点3-1、信号点3-2、信号点3-3、信号点3-4、信号点4-1、信号点4-2、信号点4-3、信号点4-4についてすべて同様となる。
信号点1-2[0010]・・・(R1cos(3π/8),R1sin(3π/8))
信号点1-3[0110]・・・(R1cos(5π/8),R1sin(5π/8))
信号点1-4[0100]・・・(R1cos(7π/8),R1sin(7π/8))
信号点1-5[1100]・・・(R1cos(-7π/8),R1sin(-7π/8))
信号点1-6[1110]・・・(R1cos(-5π/8),R1sin(-5π/8))
信号点1-7[1010]・・・(R1cos(-3π/8),R1sin(-3π/8))
信号点1-8[1000]・・・(R1cos(-π/8),R1sin(-π/8))
信号点2-1[0001]・・・(R2cos(π/8),R2sin(π/8))
信号点2-2[0011]・・・(R2cos(3π/8),R2sin(3π/8))
信号点2-3[0111]・・・(R2cos(5π/8),R2sin(5π/8))
信号点2-4[0101]・・・(R2cos(7π/8),R2sin(7π/8))
信号点2-5[1101]・・・(R2cos(-7π/8),R2sin(-7π/8))
信号点2-6[1111]・・・(R2cos(-5π/8),R2sin(-5π/8))
信号点2-7[1011]・・・(R2cos(-3π/8),R2sin(-3π/8))
信号点2-8[1001]・・・(R2cos(-π/8),R2sin(-π/8))
信号点1-1[0000]・・・(R1cos(π/8),R1sin(π/8))
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R1cos(π/8),R1sin(π/8))となることを意味している。もう一つの例で、
信号点2-8[1001]・・・(R2cos(-π/8),R2sin(-π/8))
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[1001]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R2cos(-π/8),R2sin(-π/8))となることを意味している。
信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4、信号点1-5、信号点1-6、信号点1-7、信号点1-8、信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4、信号点2-5、信号点2-6、信号点2-7、信号点2-8についてすべて同様となる。
上述した2種類の変調方式における送信出力を同一にするために、次のような正規化係数を用いることがある。
正規化前のベースバンド信号の同相成分をIb、直交成分をQbとする。そして、正規化後のベースバンド信号の同相成分をIn、直交成分をQnとする。すると、変調方式が(12,4)16APSKのとき、(In, Qn)=(a(12,4)×Ib, a(12,4)×Qb)が成立し、変調方式が(8,8)16APSKのとき、(In, Qn)=(a(8,8)×Ib, a(8,8)×Qb)が成立する。
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(π/4), a(12,4)×R2×sin(π/4))
信号点1-2[1000]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(5π/12), a(12,4)×R2×sin(5π/12))
信号点1-3[1100]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R1×cos(π/4), a(12,4)×R1×sin(π/4))
信号点1-4[0100]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(π/12), a(12,4)×R2×sin(π/12))
信号点2-1[0010]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(3π/4), a(12,4)×R2×sin(3π/4))
信号点2-2[1010]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(7π/12), a(12,4)×R2×sin(7π/12))
信号点2-3[1110]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R1×cos(3π/4), a(12,4)×R1×sin(3π/4))
信号点2-4[0110]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(11π/12), a(12,4)×R2×sin(11π/12))
信号点3-1[0011]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-3π/4), a(12,4)×R2×sin(-3π/4))
信号点3-2[1011]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-7π/12), a(12,4)×R2×sin(-7π/12))
信号点3-3[1111]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R1×cos(-3π/4), a(12,4)×R1×sin(-3π/4))
信号点3-4[0111]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-11π/12), a(12,4)×R2×sin(-11π/12))
信号点4-1[0001]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-π/4), a(12,4)×R2×sin(-π/4))
信号点4-2[1001]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-5π/12), a(12,4)×R2×sin(-5π/12))
信号点4-3[1101]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R1×cos(-π/4), a(12,4)×R1×sin(-π/4))
信号点4-4[0101]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-π/12), a(12,4)×R2×sin(-π/12))
信号点1-1[0000]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(π/4), a(12,4)×R2×sin(π/4))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(π/4), a(12,4)×R2×sin(π/4))となることを意味している。
もう一つの例で、
信号点4-4[0101]
・・・(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-π/12), a(12,4)×R2×sin(-π/12))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0101]のとき、(In, Qn)=(a(12,4)×R2×cos(-π/12), a(12,4)×R2×sin(-π/12))となることを意味している。
信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4、信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4、信号点3-1、信号点3-2、信号点3-3、信号点3-4、信号点4-1、信号点4-2、信号点4-3、信号点4-4についてすべて同様となる。
同様に、(8,8)16APSKのとき、正規化前のベースバンド信号の同相成分をIb、直交成分をQbは、図9に基づきマッピングすることにより得られたマッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qとなる。したがって、(8,8)16APSKのとき、以下の関係が成立
する。
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(π/8), a(8,8)×R1×sin(π/8))
信号点1-2[0010]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(3π/8), a(8,8)×R1×sin(3π/8))
信号点1-3[0110]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(5π/8), a(8,8)×R1×sin(5π/8))
信号点1-4[0100]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(7π/8), a(8,8)×R1×sin(7π/8))
信号点1-5[1100]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(-7π/8), a(8,8)×R1×sin(-7π/8))
信号点1-6[1110]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(-5π/8), a(8,8)×R1×sin(-5π/8))
信号点1-7[1010]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(-3π/8), a(8,8)×R1×sin(-3π/8))
信号点1-8[1000]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(-π/8), a(8,8)×R1×sin(-π/8))
信号点2-1[0001]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(π/8), a(8,8)×R2×sin(π/8))
信号点2-2[0011]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(3π/8), a(8,8)×R2×sin(3π/8))
信号点2-3[0111]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(5π/8), a(8,8)×R2×sin(5π/8))
信号点2-4[0101]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(7π/8), a(8,8)×R2×sin(7π/8))
信号点2-5[1101]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(-7π/8), a(8,8)×R2×sin(-7π/8))
信号点2-6[1111]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(-5π/8), a(8,8)×R2×sin(-5π/8))
信号点2-7[1011]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(-3π/8), a(8,8)×R2×sin(-3π/8))
信号点2-8[1001]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(-π/8), a(8,8)×R2×sin(-π/8))
信号点1-1[0000]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(π/8), a(8,8)×R1×sin(π/8))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、(In, Qn)=(a(8,8)×R1×cos(π/8), a(8,8)×R1×sin(π/8))となることを意味している。もう一つの例で、
信号点2-8[1001]
・・・(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(-π/8), a(8,8)×R2×sin(-π/8))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[1001]のとき、(In, Qn)=(a(8,8)×R2×cos(-π/8), a(8,8)×R2×sin(-π/8))となることを意味している。
信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4、信号点1-5、信号点1-6、信号点1-7、信号点1-8、信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4、信号点2-5、信号点2-6、信号点2-7、信号点2-8についてすべて同様となる。
そして、マッピング部708は、上述で説明したIn、Qnをベースバンド信号同相成分、直交成分として出力することになる。
次に、高度広帯域衛星デジタル放送に本実施の形態を適用した場合の変調信号のフレーム構成について説明する。
パイロット送出時:接点1=c,接点2=スロット(またはシンボル)に割り当てられた変調方式によりa~e 選択(なお、本発明の重要な点として、特にシンボル毎にb1,b2を交互に選択する場合がある。この点については、後で詳しく説明する。)
TMCC送出時:接点1=b,接点2=e
データ送出時:接点1=a,接点2=スロット(またはシンボル)に割り当てられた変調方式によりa~e 選択(なお、本発明の重要な点として、特にシンボル毎にb1,b2を交互に(あるいは、規則的に)選択する場合がある。この点については、後で詳しく説明する。)
なお、図11に示す並びとなるようにするための情報は、図10の制御信号に含まれているものとする。
マッピング部708は、制御信号の情報に基づき、選択部1001により選択された方式によりマッピングを行う。
変調部710は、制御信号の情報に基づき、時分割多重・直交変調、ルートロールオフフィルタに依る帯域制限等の処理を行い、変調波を出力する。
上述で説明したように、高度広帯域衛星デジタル放送では、同相I―直交Q平面において、16個の信号点、つまり、1シンボルにより、4ビットを伝送する変調方式として、(12,4)16APSKを採用している。その理由の一つとして、(12,4)16APSKのPAPRが、例えば、16QAMのPAPR, (8,8)16APSKのPAPRより小さく、放送局、つまり、衛星から送信する電波の平均送信電力を大きくすることができるという利点があるからである。よって、(12,4)16APSKは、16QAM、(8,8)16APSKより、BER特性が悪いが、平均送信電力を大きく設定できる点を考慮すると、受信可能なエリアを広く確保できる可能性が高い。(この点については、上述で説明したとおりである。)
「変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。」(ただし、以下で、この変形例について説明しているように、これを満たさない方法でも、上記のシンボル配置例と同様の効果を得ることができる送信方法はある。)
図11で示したData#7855の136シンボルは、図11で示しているように、時間軸方向に「第1番目のシンボル」「第2番目のシンボル」、「第3番目のシンボル」、・・・、「第135番目のシンボル」、「第136番目のシンボル」と並んでいるものとする。
「第51番目のシンボル」で伝送する4ビット[b3b2b1b0]=[1100]であり、図12に示すように●の信号点に相当するベースバンド信号の同相成分および直交成分を送信装置は送信する。(変調方式:(12,4)16APSK)
「第52番目のシンボル」で伝送する4ビット[b3b2b1b0]=[0101]であり、図12に示すように●の信号点に相当するベースバンド信号の同相成分および直交成分を送信装置は送信する。(変調方式:(8,8)16APSK)
「第53番目のシンボル」で伝送する4ビット[b3b2b1b0]=[0011]であり、図12に示すように●の信号点に相当するベースバンド信号の同相成分および直交成分を送信装置は送信する。(変調方式:(12,4)16APSK)
「第54番目のシンボル」で伝送する4ビット[b3b2b1b0]=[0110]であり、図12に示すように●の信号点に相当するベースバンド信号の同相成分および直交成分を送信装置は送信する。(変調方式:(8,8)16APSK)
「第55番目のシンボル」で伝送する4ビット[b3b2b1b0]=[1001]であり、図12に示すように●の信号点に相当するベースバンド信号の同相成分および直交成分を送信装置は送信する。(変調方式:(12,4)16APSK)
「第56番目のシンボル」で伝送する4ビット[b3b2b1b0]=[0010]であり、図12に示すように●の信号点に相当するベースバンド信号の同相成分および直交成分を送信装置は送信する。(変調方式:(8,8)16APSK)
本発明では、I−Q平面において、16個の信号点をもつ変調方式の中でも、特に、PAPRの小さい(12,4)16APSKとPAPRが若干大きい(8,8)16APSKにおいて、「変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。」ようにしている。
同様に、(8,8)16APSKのI−Q平面における信号点をあらわすのに用いたR1とR2より、(8,8)16APSKのリング比R(8,8)をR(8,8)=R2/R1とあらわすものとする。
「変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。」とした場合、ピーク電力を支配する可能性の高い変調方式は、(8,8)16APSKとなる。このとき、(8,8)16APSKで発生するピーク電力は、R(8,8)が大きくなるにつれ、大きくなる可能性が高い。したがって、ピーク電力を大きくしないためには、R(8,8)を小さく設定するとよいことになり、一方、(12,4)16APSKのR(12,4)は、BER特性がよくなる値に設定すればよく自由度が高い。このため、R(8,8)<R(12,4)という関係があるとよい可能性が高くなる。
したがって、BER特性を良くすることに着眼した場合に、R(8,8)>R(12,4)がよい場合もある。
上記、リング比の関係については、以下で説明する変形例(<変調方式等の切換のパターン>)の場合においても、同様である。
以上のように説明した実施の形態によれば、異なる変調方式のシンボルを交互に配置することで、PAPRが小さく、かつ、良好なデータの受信品質の提供に寄与することができる。
[(12,4)16APSKのラベリングについて]
ここでは、(12,4)16APSKのラベリングについて説明を行う。なお、ラベリングとは、入力となる4ビット[b3b2b1b0]と同相I―直交Q平面における信号点の配置の関係のことである。図8に(12,4)16APSKのラベリングの例を示したが、以下の<条件1>かつ<条件2>を満たすラベリングであれば構わない。
伝送する4ビットが[ba3ba2ba1ba0]のとき、同相I―直交Q平面において信号点Aを与えるものとし、伝送する4ビットが[bb3bb2bb1bb0]のとき、同相I―直交Q平面において信号点Bを与えるものとする。
このとき、「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を0と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を4と定義する。
図8の同相I―直交Q平面における(12,4)16APSKのラベリングと信号点配置において「信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4をグループ1」と定義する。同様に「信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4をグループ2」、「信号点3-1、信号点3-2、信号点3-3、信号点3-4をグループ3」、「信号点4-1、信号点4-2、信号点4-3、信号点4-4をグループ4」と定義する。
<条件1>:
Xは1,2,3,4であり、これを満たす、すべてのXで以下が成立する。
信号点X-2と信号点X-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-3と信号点X-4のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-4と信号点X-1のラベリングの異なるビット数は1
外円については、
信号点1-2と信号点2-2のラベリングの異なるビット数は1
信号点3-2と信号点4-2のラベリングの異なるビット数は1
信号点1-4と信号点4-4のラベリングの異なるビット数は1
信号点2-4と信号点3-4のラベリングの異なるビット数は1
が成立し、内円については、
信号点1-3と信号点2-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点2-3と信号点3-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点3-3と信号点4-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点4-3と信号点1-3のラベリングの異なるビット数は1
が成立する。
上述では、図14の同相I―直交Q平面における信号点配置とラベリングについて説明したが、同相I―直交Q平面における信号点配置とラベリングの方法はこれに限ったものではない。例えば、(12,4)16APSK の各信号点のIQ平面上の座標、ラベリングとして、以下のものを考える。
(cosθ×R2×cos(π/4)-sinθ×R2×sin(π/4), sinθ×R2×cos(π/4)+ cosθ×R2×sin(π/4) )
信号点1-2のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(5π/12)-sinθ×R2×sin(5π/12), sinθ×R2×cos(5π/12)+cosθ×R2×sin(5π/12) )
信号点1-3のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(π/4)-sinθ×R1×sin(π/4), sinθ×R1×cos(π/4)+ cosθ×R1×sin(π/4) )
信号点1-4のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(π/12)-sinθ×R2×sin(π/12), sinθ×R2×cos(π/12)+ cosθ×R2×sin(π/12) )
信号点2-1のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(3π/4)-sinθ×R2×sin(3π/4), sinθ×R2×cos(3π/4)+ cosθ× R2×sin(3π/4))
信号点2-2のIQ平面上の座標:
(cosθR2×cos(7π/12)×-sinθ×R2×sin(7π/12), sinθ×R2×cos(7π/12)+ cosθ× R2×sin(7π/12))
信号点2-3のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(3π/4)-sinθ×R1×sin(3π/4), sinθ×R1×cos(3π/4)+ cosθ× R1×sin(3π/4))
信号点2-4のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(11π/12)-sinθ×R2×sin(11π/12), sinθ×R2×cos(11π/12)+cosθ×R2×sin(11π/12) )
信号点3-1のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-3π/4)-sinθ×R2×sin(-3π/4), sinθ×R2×cos(-3π/4)+cosθ×R2×sin(-3π/4) )
信号点3-2のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-7π/12)-sinθ×R2×sin(-7π/12), sinθ×R2×cos(-7π/12)+cosθ×R2×sin(-7π/12) )
信号点3-3のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-3π/4)-sinθ×R1×sin(-3π/4), sinθ×R1×cos(-3π/4)+cosθ×R1×sin(-3π/4) )
信号点3-4のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-11π/12)-sinθ×R2×sin(-11π/12), sinθ×R2×cos(-11π/12)+cosθ×R2×sin(-11π/12) )
信号点4-1のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-π/4)-sinθ×R2×sin(-π/4), sinθ×R2×cos(-π/4)+ cosθ× R2×sin(-π/4))
信号点4-2のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-5π/12)-sinθ×R2×sin(-5π/12), sinθ×R2×cos(-5π/12)+cosθ×R2×sin(-5π/12) )
信号点4-3のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-π/4)-sinθ×R1×sin(-π/4), sinθ×R1×cos(-π/4)+ cosθ× R1×sin(-π/4))
信号点4-4のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-π/12)-sinθ×R2×sin(-π/12), sinθ×R2×cos(-π/12)+ cosθ×R2×sin(-π/12))
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(π/4)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(π/4), a(12,4)×sinθ×R2×cos(π/4)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(π/4) )
信号点1-2のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(5π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(5π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(5π/12)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(5π/12) )
信号点1-3のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R1×cos(π/4)- a(12,4)×sinθ×R1×sin(π/4), a(12,4)×sinθ×R1×cos(π/4)+ a(12,4)×cosθ×R1×sin(π/4) )
信号点1-4のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(π/12)+ a(12,4)× cosθ×R2×sin(π/12) )
信号点2-1のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(3π/4)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(3π/4), a(12,4)×sinθ×R2×cos(3π/4)+ a(12,4)×cosθ× R2×sin(3π/4))
信号点2-2のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθR2×cos(7π/12)×- a(12,4)×sinθ×R2×sin(7π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(7π/12)+ a(12,4)×cosθ× R2×sin(7π/12))
信号点2-3のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R1×cos(3π/4)- a(12,4)×sinθ×R1×sin(3π/4), a(12,4)×sinθ×R1×cos(3π/4)+ a(12,4)×cosθ× R1×sin(3π/4))
信号点2-4のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(11π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(11π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(11π/12)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(11π/12) )
信号点3-1のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(-3π/4)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(-3π/4), a(12,4)×sinθ×R2×cos(-3π/4)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(-3π/4) )
信号点3-2のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(-7π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(-7π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(-7π/12)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(-7π/12) )
信号点3-3のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R1×cos(-3π/4)- a(12,4)×sinθ×R1×sin(-3π/4), a(12,4)×sinθ×R1×cos(-3π/4)+ a(12,4)×cosθ×R1×sin(-3π/4) )
信号点3-4のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(-11π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(-11π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(-11π/12)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(-11π/12) )
信号点4-1のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(-π/4)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(-π/4), a(12,4)×sinθ×R2×cos(-π/4)+ a(12,4)×cosθ× R2×sin(-π/4))
信号点4-2のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(-5π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(-5π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(-5π/12)+ a(12,4)×cosθ×R2×sin(-5π/12) )
信号点4-3のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R1×cos(-π/4)- a(12,4)×sinθ×R1×sin(-π/4), a(12,4)×sinθ×R1×cos(-π/4)+ a(12,4)× cosθ× R1×sin(-π/4))
信号点4-4のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(12,4)×cosθ×R2×cos(-π/12)- a(12,4)×sinθ×R2×sin(-π/12), a(12,4)×sinθ×R2×cos(-π/12)+ a(12,4)×cosθ× R2×sin(-π/12))
そして、「変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。」方式において、(12,4)16APSK の各信号点のIQ平面上の座標が上述で与えられ、かつ、<条件1>および<条件2>を満たす(12,4)16APSKであってもよい。
[(8,8)16APSKのラベリングについて]
ここでは、(8,8)16APSKのラベリングについて説明を行う。図9に(8,8)16APSKのラベリングの例を示したが、以下の<条件3>かつ<条件4>を満たすラベリングであれば構わない。
図16に示すように、
内円の円周上の8点の信号点「信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4、信号点1-5、信号点1-6、信号点1-7、信号点1-8」をグループ1と定義する。そして、外円の円周上の8点の信号点「信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4、信号点2-5、信号点2-6、信号点2-7、信号点2-8」をグループ2と定義する。
<条件3>:
Xは1,2であり、これを満たす、すべてのXで以下が成立する。
信号点X-2と信号点X-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-3と信号点X-4のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-4と信号点X-5のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-5と信号点X-6のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-6と信号点X-7のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-7と信号点X-8のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-8と信号点X-1のラベリングの異なるビット数は1
なお、ラベリングの異なるビット数の定義については、上述で説明したとおりである。
Zは1,2,3,4,5,6,7,8であり、これを満たす、すべてのZで以下が成立する。
信号点1-Zと信号点2-Zのラベリングの異なるビット数は1
以上をみたすことで、同相I―直交Q平面において、各信号点にとって近い距離にある信号点とのラベリングの異なるビット数が小さいため、受信装置は高いデータの受信品質を得ることができる可能性が高くなる。そして、これにより、受信装置が反復検波を行った際、高いデータの受信品質を得ることができる可能性が高くなる。
上述では、図16の同相I―直交Q平面における信号点配置とラベリングについて説明したが、同相I―直交Q平面における信号点配置とラベリングの方法はこれに限ったものではない。例えば、(8,8)16APSK の各信号点のIQ平面上の座標、ラベリングとして、以下のものを考える。
(cosθ×R1×cos(π/8)-sinθ×R1×sin(π/8), sinθ×R1×cos(π/8)+ cosθ×R1×sin(π/8))
信号点1-2のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(3π/8)-sinθ×R1×sin(3π/8), sinθ×R1×cos(3π/8)+ cosθ×R1×sin(3π/8))
信号点1-3のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(5π/8)-sinθ×R1×sin(5π/8), sinθ×R1×cos(5π/8)+ cosθ×R1×sin(5π/8))
信号点1-4のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(7π/8)-sinθ×R1×sin(7π/8), sinθ×R1×cos(7π/8)+ cosθ×R1×sin(7π/8))
信号点1-5のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-7π/8)-sinθ×R1×sin(-7π/8), sinθ×R1×cos(-7π/8)+cosθ×R1×sin(-7π/8))
信号点1-6のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-5π/8)-sinθ×R1×sin(-5π/8), sinθ×R1×cos(-5π/8)+cosθ×R1×sin(-5π/8))
信号点1-7のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-3π/8)-sinθ×R1×sin(-3π/8), sinθ×R1×cos(-3π/8)+cosθ×R1×sin(-3π/8))
信号点1-8のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-π/8)-sinθ×R1×sin(-π/8), sinθ×R1×cos(-π/8)+ cosθ×R1×sin(-π/8))
信号点2-1のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(π/8)-sinθ×R2×sin(π/8), sinθ×R2×cos(π/8)+ cosθ×R2×sin(π/8))
信号点2-2のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(3π/8)-sinθ×R2×sin(3π/8), sinθ×R2×cos(3π/8)+ cosθ×R2×sin(3π/8))
信号点2-3のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(5π/8)-sinθ×R2×sin(5π/8), sinθ×R2×cos(5π/8)+ cosθ×R2×sin(5π/8))
信号点2-4のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(7π/8)-sinθ×R2×sin(7π/8), sinθ×R2×cos(7π/8)+ cosθ×R2×sin(7π/8))
信号点2-5のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-7π/8)-sinθ×R2×sin(-7π/8), sinθ×R2×cos(-7π/8)+cosθ×R2×sin(-7π/8))
信号点2-6のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-5π/8)-sinθ×R2×sin(-5π/8), sinθ×R2×cos(-5π/8)+cosθ×R2×sin(-5π/8))
信号点2-7のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-3π/8)-sinθ×R2×sin(-3π/8), sinθ×R2×cos(-3π/8)+cosθ×R2×sin(-3π/8))
信号点2-8のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(-π/8)-sinθ×R2×sin(-π/8), sinθ×R2×cos(-π/8)+ cosθ×R2×sin(-π/8))
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(π/8))
信号点1-2のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(3π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(3π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(3π/8)+a(8,8)×cosθ×R1×sin(3
π/8))
信号点1-3のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(5π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(5π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(5π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(5π/8))
信号点1-4のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(7π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(7π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(7π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(7π/8))
信号点1-5のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(-7π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(-7π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(-7π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(-7π/8))
信号点1-6のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(-5π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(-5π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(-5π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(-5π/8))
信号点1-7のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(-3π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(-3π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(-3π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(-3π/8))
信号点1-8のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R1×cos(-π/8)- a(8,8)×sinθ×R1×sin(-π/8), a(8,8)×sinθ×R1×cos(-π/8)+ a(8,8)×cosθ×R1×sin(-π/8))
信号点2-1のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(π/8))
信号点2-2のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(3π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(3π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(3π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(3π/8))
信号点2-3のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(5π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(5π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(5π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(5π/8))
信号点2-4のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(7π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(7π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(7π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(7π/8))
信号点2-5のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(-7π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(-7π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(-7π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(-7π/8))
信号点2-6のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(-5π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(-5π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(-5π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(-5π/8))
信号点2-7のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(-3π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(-3π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(-3π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(-3π/8))
信号点2-8のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(8,8)×cosθ×R2×cos(-π/8)- a(8,8)×sinθ×R2×sin(-π/8), a(8,8)×sinθ×R2×cos(-π/8)+ a(8,8)×cosθ×R2×sin(-π/8))
そして、「変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。」方式において、(8,8)16APSKの各信号点のIQ平面上の座標が上述で与えられ、かつ、<条件3>および<条件4>を満たす(8,8)16APSKであってもよい。
図12の例では、(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルとを交互に切り換える((12,4)16APSKのシンボルが連続することがなく、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続することがない)例を説明した。以下では、上記方式の変形例について説明する。
変形例の特徴は、以下のとおりである。
・1周期は連続するM個のシンボルで構成されている。なお、以降の説明のために、1周期を構成する連続するM個のシンボルのことを「周期Mのシンボル群」と名付ける(定義する)。なお、以降で、図23を用いて説明する。
・連続するシンボルがM+1シンボル以上の場合、「周期Mのシンボル群」を複数個並べることになる。なお、この点については、図24を用いて以降で説明する。
図23に、「周期M=5のシンボル群」の場合のシンボル群の構成の一例を示す。図23における特徴は以下の2つを満たすことである。
・「周期M=5のシンボル群」において、(8,8)16APSKのシンボル数は、(12,4)16APSKのシンボル数より1多い、つまり、(12,4)16APSKのシンボル数は2であり、(8,8)16APSKのシンボル数は3となる。
・「周期M=5のシンボル群」において、(8,8)16APSKのシンボルが2シンボル連続するところがない、または、(8,8)16APSKのシンボルが2シンボル連続するところが1箇所存在する。(よって、(8,8)16APSKのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。)
・「周期Mのシンボル群」において、(8,8)16APSKのシンボル数は、(12,4)16APSKのシンボル数より1多い、つまり、(12,4)16APSKのシンボル数はNであり、(8,8)16APSKのシンボル数はN+1となる。なお、Nは自然数となる。
・「周期Mのシンボル群」において、(8,8)16APSKのシンボルが2シンボル連続するところがない、または、(8,8)16APSKのシンボルが2シンボル連続するところが1箇所存在する。(よって、(8,8)16APSKのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。)
・データシンボルが(12,4)16APSKのシンボル、(8,8)16APSKのシンボルのいずれかである場合、連続するデータシンボル群において、(8,8)16APSKのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。
上述のようにした場合、(8,8)16APSKのシンボルが2個連続する場合があるが、(8,8)16APSKのPAPRよりPAPRを小さくすることができるという効果を得ることができ、また、(12,4)16APSKより、データの受信品質を向上させることができるという効果を得ることができる。
2402、2405、2408、2411は「周期Mのシンボル群」の中間シンボル群である(「周期Mのシンボル群」において、最初のシンボルと最後のシンボルを除くシンボル群である)。
図24(b)の特徴的な点は、「その他のシンボル群」2409の後に、「周期Mのシンボル群」の中間シンボル群の残りの一部2408−2、そのあとに、「周期Mのシンボル群」の最後のシンボル2413を配置する点である。なお、「周期Mのシンボル群」の最初のシンボル2407、「周期Mのシンボル群」の中間シンボル群の一部2408、「周期Mのシンボル群」の中間シンボル群の残りの一部2408−2、「周期Mのシンボル群」の最後のシンボル2413により、「周期Mのシンボル群」を形成することになる。
「周期Mのシンボル群」の最後のシンボル2413の後に、「周期Mのシンボル群」の最初のシンボル2414、「周期Mのシンボル群」の中間シンボル群2415、「周期Mのシンボル群」の最後のシンボル2416で構成される「周期Mのシンボル群」が配置される。
これまで説明した例では、切換に用いる変調方式として16APSKを例に挙げたが、32APSK、64APSKのときも同様に実施することができる。
・同相I−直交Q平面において第1の信号点配置の第1の変調方式のシンボルおよび同相I−直交Q平面において第2の信号点配置の第2の変調方式のシンボルで「周期Mのシンボル群」で構成する。(ただし、第1の変調方式の同相I−直交Q平面における信号点の数と第2の変調方式の同相I−直交Q平面における信号点の数は等しい。)
・同相I−直交Q平面において第1の信号点配置の第1の変調方式または同相I−直交Q平面において第2の信号点配置の第2の変調方式のいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、第1の変調方式のシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、第2の変調方式のシンボル連続する部分が存在しない。」構成する(ただし、第1の変調方式の同相I−直交Q平面における信号点の数と第2の変調方式の同相I−直交Q平面における信号点の数は等しい。)とする。
上記の2種類の連続するシンボルの構成方法において、同相I−直交Q平面における信号点の数が32の二つの32APSKの方式の同相I−直交Q平面における信号点配置を図25に示す。
加えて、(4,12,16)32APSK、(8,8,16)32APSK、(16,16)32APSKと信号点配置の異なるγ方式の32APSKを考える。そして、図25(a)の(4,12,16)32APSK、γ方式の32APSKにより、上記の2種類の連続するシンボルの構成方法を実現してもよい。(つまり、上記の2種類の連続するシンボルの構成方法において、第1の変調方式、第2の変調方式は(4,12,16)32APSKとγ方式の32APSKとなる。)
<パイロットシンボルの例>
本実施の形態では、上記の実施の形態1で説明した送信方式におけるパイロットシンボルの構成例について説明する。
送信装置の電力増幅器の非線形性から、変調信号は、符号間(シンボル間)干渉が発生する。受信装置では、この符号間干渉を低減させることで、高いデータの受信品質を得ることができる。
「変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。」
が成立する場合、(12,4)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点に相当するベースバンド信号(つまり、伝送する4ビット[b3b2b1b0]が[0000]から[1111]の16個の信号点に相当するベースバンド信号)、および、(8,8)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点に相当するベースバンド信号(つまり、伝送する4ビット[b3b2b1b0]が[0000]から[1111]の16個の信号点に相当するベースバンド信号)を発生させ、パイロットシンボルとして送信する方法を提案する。
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
<1>(12,4)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点に相当するシンボル、つまり、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
を送信するとともに、
(8,8)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点に相当するシンボル、
つまり、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
を送信する。
図2において210は受信装置の構成である。図2のデマッピング部214は、送信装置が用いた変調方式のマッピングに対し、デマッピングを行い、例えば、各ビットの対数尤度比を求め、出力する。このとき、図2には図示していないが、デマッピングを精度良く行うためには、符号間干渉の推定、、送信装置と受信装置間の電波の伝搬環境の推定(チャネル推定)、送受信機間の時間同期・周波数オフセットの推定をするとよい。
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(8,8)16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
の各シンボルの出現回数を等しくすることができるという利点がある。
<シグナリング>
本実施の形態では、上記の実施の形態1及び2で説明した送信方式を用いた送信信号を、受信装置側において円滑に受信できるようにするために、TMCC情報としてシグナリングされる様々な情報の構成例について説明する。
図18(a)は、横軸時間におけるフレーム構成を示しており、「#1のシンボル群」、「#2のシンボル群」、「#3のシンボル群」、・・・、と並んでいるものとする。このとき、「#1のシンボル群」、「#2のシンボル群」、「#3のシンボル群」、・・・の各シンボル群は、図18(a)に示すように、「同期シンボル群」「パイロットシンボル群」「TMCC情報シンボル群」「データシンボル群で構成されるスロット」で構成されているものとする。「同期シンボル群」は、例えば、受信装置が、時間同期・周波数同期を行うためのシンボルであり、「パイロットシンボル群」については、上記で説明したような処理のために、受信装置は、「パイロットシンボル群」を用いることになる。
示している。図18(c)は、「伝送モード1」から「伝送モード8」まで存在しているが、「#1のシンボル群のデータシンボル群で構成されるスロット」、「#2のシンボル群のデータシンボル群で構成されるスロット」、「#3のシンボル群のデータシンボル群で構成されるスロット」、・・・、は、「伝送モード1」から「伝送モード8」のいずれかに属することになる。
方法となるが、本明細書では、これ以外の送信方法(例えば実施の形態4など)についても説明している。)となる。
・・・
とを示している場合、(12,4)16APSKのリング比R(12,4)=2.97となる、ことを意味することになる。
・・・
・・・
・・・
図22(a)は、「ストリーム種別/相対ストリーム情報」の構成を示している。図22(a)では一例としてストリーム0からストリーム15のそれぞれのストリーム種別情報を伝送する構成をとっている。図22(a)の「相対ストリーム0のストリーム種別」とは、ストリーム0のストリーム種別情報であることを示している。
「相対ストリーム2のストリーム種別」とは、ストリーム2のストリーム種別情報であることを示している。
・・・
「相対ストリーム15のストリーム種別」とは、ストリーム15のストリーム種別情報であることを示している。
なお、各ストリームのストリーム種別情報は8ビットで構成されているものとする。(ただし、あくまでも例である。)
8ビットのストリーム種別情報が「00000000」は未定義である。
8ビットのストリーム種別情報が「00000001」のとき、ストリームがMPEG-2TS(Moving Picture Experts Group - 2 Transport Stream)であることを意味している。
8ビットのストリーム種別情報が「00000010」のとき、ストリームがTLV(Type Length Value)であることを意味している。
8ビットのストリーム種別情報が「00000011」のとき、ストリームが水平約4k(例えば3840)×垂直約2k(例えば2160)の画素数の映像(動画)であることを意味している。なお、映像符号化の情報を含んでいてもよい。
8ビットのストリーム種別情報が「00000100」のとき、ストリームが水平約8k(例えば7680)×垂直約4k(例えば4320)の画素数の映像(動画)であることを意味している。なお、映像符号化の情報を含んでいてもよい。
8ビットのストリーム種別情報が「00000101」のとき、ストリームが、水平約4k(例えば3840)×垂直約2k(例えば2160)の画素数の映像(動画)から水平約8k(例えば7680)×垂直約4k(例えば4320)の画素数の映像(動画)を生成するための差分情報であることを意味している。なお、映像符号化の情報を含んでいてもよい。また、この情報については、後で説明を付加する。
・・・
8ビットのストリーム種別情報が「11111111」は割り当て種別がない。
映像#Aのストリームが水平約4k(例えば3840)×垂直約2k(例えば2160)の画素数の映像(動画)で、送信装置は伝送するものとする。このとき、送信装置は8ビットのストリーム種別情報「00000011」を送信する。
また、受信装置は、ストリーム種別情報「00000011」を得、この情報から、ストリームが水平約4k(例えば3840)×垂直約2k(例えば2160)の画素数の映像(動画)であると判断し、加えて、ストリーム種別情報「00000101」を得、この情報から、ストリームが水平約4k(例えば3840)×垂直約2k(例えば2160)の画素数の映像(動画)から水平約8k(例えば7680)×垂直約4k(例えば4320)の画素数の映像(動画)を生成するための差分情報であると判断する。そして、受信装置は、この両者のストリームから、映像#Aの水平約8k(例えば7680)×垂直約4k(例えば4320)の画素数の映像(動画)を得ることができる。
次に、送信装置700が送信した無線信号を受信する受信装置の動作について、図19の受信装置の構成図を用いて説明する。
復調部1904は、ルートロールオフフィルタの処理等の処理を施し、フィルタ後のベースバンド信号を出力する。
デインターリーブ部1908は、対数尤度比を入力とし、蓄積し、送信装置が用いたインターリーブに対応するデインターリーブ(データの並び換え)を行い、デインターリーブ後の対数尤度比を出力する。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「00001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.10」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「00010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.20」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「00011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.30」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「00101」が伝送された場合、データシンボルは「(8,8)16APSKリング比2.60」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「00110」が伝送された場合、データシンボルは「(8,8)16APSKリング比2.70」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「00111」が伝送された場合、データシンボルは「(8,8)16APSKリング比2.80」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「01001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.00、(8,8)16APSKリング比2.60」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「01010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.00、(8,8)16APSKリング比2.70」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「01011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.00、(8,8)16APSKリング比2.80」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「01101」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.10、(8,8)16APSKリング比2.60」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「01110」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.10、(8,8)16APSKリング比2.70」のシンボルとなる。
リング比に関する情報を伝送するシンボルにより、「01111」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.10、(8,8)16APSKリング比2.80」のシンボルとなる。
・・・・
また、変調方式を伝送するためのシンボルにおいて、リング比の情報を含んでいてもよい。例を以下に示す。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.10」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.20」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.30」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00101」が伝送された場合、データシンボルは「(8,8)16APSKリング比2.60」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00110」が伝送された場合、データシンボルは「(8,8)16APSKリング比2.70」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00111」が伝送された場合、データシンボルは「(8,8)16APSKリング比2.80」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「01001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.00、(8,8)16APSKリング比2.60」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「01010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.00、(8,8)16APSKリング比2.70」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「01011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.00、(8,8)16APSKリング比2.80」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「01101」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.10、(8,8)16APSKリング比2.60」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「01110」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.10、(8,8)16APSKリング比2.70」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「01111」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルが混在する送信方法、(12,4)16APSKリング比4.10、(8,8)16APSKリング比2.80」のシンボルとなる。
・・・・
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11110」が伝送された場合、データシンボルは「QPSK」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11111」が伝送された場合、データシンボルは「π/2シフトBPSK」のシンボルとなる。
本実施の形態では、データシンボルの生成の順番について説明する。
図18(a)において、「#1のシンボル群」、「#2のシンボル群」、「#3のシンボル群」、・・・、と並んでいるものとする。
このとき、「#1のシンボル群」、「#2のシンボル群」、「#3のシンボル群」、・・・の各シンボル群は、図18(a)に示すように、「同期シンボル群」「パイロットシンボル群」「TMCC情報シンボル群」「データシンボル群で構成されるスロット」で構成されているものとした。
ここでは、例えば、「#1のシンボル群」、「#2のシンボル群」、「#3のシンボル群」、・・・「#N−1のシンボル群」「#Nのシンボル群」のN個のシンボル群における「データシンボル群で構成されるスロット」を集めたデータシンボル群の構成方法について説明する。
・変調方式が(12,4)16APSKまたは(8,8)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(8,8)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。
・図23を例とする、データシンボルが(12,4)16APSKのシンボル、(8,8)16APSKのシンボルのいずれかである場合、連続するデータシンボル群において、(8,8)16APSKのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。
のいずれかの送信方法によって生成されたシンボル群であることを意味する。
32APSKのデータシンボルが存在し、(8,8)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図20(a)に示すように、「32APSKのデータシンボル」のあとに「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルが存在する。
(8,8)16APSKのデータシンボルが存在する場合、図20(b)に示すように、「(8,8)16APSKのデータシンボル」のあとに「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルが存在する。
(12,4)16APSKのデータシンボルが存在する場合、図20(c)に示すように、「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルのあとに「(12,4)16APSKのデータシンボル」が存在する。
8PSKのデータシンボルが存在し、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図20(d)に示すように、「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルのあとに「8PSKのデータシンボル」が存在する。
QPSKのデータシンボルが存在し、8PSKのデータシンボルが存在せず、また、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図20(e)に示すように、「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルのあとに「QPSKのデータシンボル」が存在する。
π/2シフトBPSKのデータシンボルが存在し、QPSKのデータシンボルが存在せず、また、8PSKのデータシンボルが存在せず、また、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図20(f)に示すように、「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルのあとに「π/2シフトBPSKのデータシンボル」が存在する。
誤り訂正符号の符号化率Xの「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルと誤り訂正符号の符号化率Yの「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルとが存在するものとする。そして、X>Yの関係が成立するものとする。
このとき、誤り訂正符号の符号化率Xの「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルのあとに誤り訂正符号の符号化率Yの「(8,8)16APSKのシンボルと(12,4)16APSKのシンボルが混在」のシンボルを配置する。
実施の形態1から実施の形態4では、送信フレームにおいて、(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルを切り替える方法、および、それに伴う、パイロットシンボルの構成方法、TMCCを含む制御情報の構成方法等について説明した。
したがって、本実施の形態では、(8,8)16APSKのシンボルのかわりに用いるNU-16QAMのシンボルの構成を中心に説明を行う。
図7のマッピング部708が行うNU-16QAMの信号点配置と各信号点へのビットの割り付け(ラベリング)について説明する。
信号点1-2[0001]・・・(R2,R1)
信号点1-3[0101]・・・(R2,-R1)
信号点1-4[0100]・・・(R2,-R2)
信号点2-1[0010]・・・(R1,R2)
信号点2-2[0011]・・・(R1,R1)
信号点2-3[0111]・・・(R1,-R1)
信号点2-4[0110]・・・(R1,-R2)
信号点3-1[1010]・・・(-R1,R2)
信号点3-2[1011]・・・(-R1,R1)
信号点3-3[1111]・・・(-R1,-R1)
信号点3-4[1110]・・・(-R1,-R2)
信号点4-1[1000]・・・(-R2,R2)
信号点4-2[1001]・・・(-R2,R1)
信号点4-3[1101]・・・(-R2,-R1)
信号点4-4[1100]・・・(-R2,-R2)
信号点1-1[0000]・・・(R2,R2)
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R2,R2)となることを意味している。もう一つの例で、
信号点4-4[1100]・・・(-R2,-R2)
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[1100]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (-R2,-R2)となることを意味している。
(12,4)16APSKのシンボルとNU-16QAMのシンボルにおける送信出力を同一にするために、次のような正規化係数を用いることがある。(12,4)16APSKのシンボルの正規化係数については、実施の形態1で説明したとおりである。NU-16QAMのシンボルの正規化係数は、次式で定義する。
信号点1-2[0001]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R2, aNU-16QAM×R1)
信号点1-3[0101]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R2,- aNU-16QAM×R1)
信号点1-4[0100]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R2,- aNU-16QAM×R2)
信号点2-1[0010]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R1, aNU-16QAM×R2)
信号点2-2[0011]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R1, aNU-16QAM×R1)
信号点2-3[0111]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R1,- aNU-16QAM×R1)
信号点2-4[0110]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R1,- aNU-16QAM×R2)
信号点3-1[1010]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R1, aNU-16QAM×R2)
信号点3-2[1011]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R1, aNU-16QAM×R1)
信号点3-3[1111]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R1,- aNU-16QAM×R1)
信号点3-4[1110]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R1,- aNU-16QAM×R2)
信号点4-1[1000]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R2, aNU-16QAM×R2)
信号点4-2[1001]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R2, aNU-16QAM×R1)
信号点4-3[1101]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R2,- aNU-16QAM×R1)
信号点4-4[1100]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R2,- aNU-16QAM×R2)
信号点1-1[0000]・・・(In, Qn)=(aNU-16QAM×R2, aNU-16QAM×R2)
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、(In, Qn)=(aNU-16QAM×R2, aNU-16QAM×R2)となることを意味している。もう一つの例で、
信号点4-4[1100]・・・(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R2,- aNU-16QAM×R2)
と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[1100]のとき、(In, Qn)=(- aNU-16QAM×R2,- aNU-16QAM×R2)となることを意味している。
(12,4)16APSKのI−Q平面における信号点をあらわすのに用いたR1とR2より、(12,4)16APSKのリング比R(12,4)をR(12,4)=R2/R1とあらわすものとする。
このとき、「Ar<R(12,4)が成立すると、よりPAPRを小さくすることができる可能性が高くなる」という効果を得ることができる。
これは、ピーク電力を支配する可能性の高い変調方式は、NU-16QAMであるからである。このとき、NU-16QAMで発生するピーク電力は、Arが大きくなるにつれ、大きくなる可能性が高い。したがって、ピーク電力を大きくしないためには、Arを小さく設定するとよいことになり、一方、(12,4)16APSKのR(12,4)は、BER特性がよくなる値に設定すればよく自由度が高い。このため、Ar<R(12,4)という関係があるとよりPAPRを小さくすることができる可能性が高くなる。
ただし、Ar>R(12,4)であっても、NU-16QAMのPAPRより小さくできるという効果は得られる。したがって、BER特性を良くすることに着眼した場合に、Ar>R(12,4)がよい場合もある。
[NU-16QAMのラベリングについて]
ここでは、NU-16QAMのラベリングについて説明を行う。なお、ラベリングとは、入力となる4ビット[b3b2b1b0]と同相I―直交Q平面における信号点の配置の関係のことである。図26にNU-16QAMのラベリングの例を示したが、
以下の<条件5>かつ<条件6>を満たすラベリングであれば構わない。
伝送する4ビットが[ba3ba2ba1ba0]のとき、同相I―直交Q平面において信号点Aを与えるものとし、伝送する4ビットが[bb3bb2bb1bb0]のとき、同相I―直交Q平面において信号点Bを与えるものとする。このとき、
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を0と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を4と定義する。
上述のNU-16QAMの説明における、信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4、信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4、信号点3-1、信号点3-2、信号点3-3、信号点3-4、信号点4-1、信号点4-2、信号点4-3、信号点4-4において、「信号点1-1、信号点1-2、信号点1-3、信号点1-4をグループ1」と定義する。同様に、「信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4をグループ2」、「信号点3-1、信号点3-2、信号点3-3、信号点3-4をグループ3」、「信号点4-1、信号点4-2、信号点4-3、信号点4-4をグループ4」と定義する。
<条件5>:
Xは1,2,3,4であり、これを満たす、すべてのXで以下が成立する。
信号点X-2と信号点X-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-3と信号点X-4のラベリングの異なるビット数は1
uは1,2,3であり、vは1,2,3,4であり、これを満たす、すべてのu、ずべてのvで以下が成立する。
信号点u-vと信号点(u+1)-vのラベリングの異なるビット数は1
・変調方式が(12,4)16APSKまたはNU-16QAMのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、NU-16QAMのシンボルが連続する部分が存在しない。
・「周期Mのシンボル群」において、NU-16QAMのシンボル数は、(12,4)16APSKのシンボル数より1多い、つまり、(12,4)16APSKのシンボル数をNであり、NU-16QAMのシンボル数はN+1となる。(なお、Nは自然数となる。)そして、「周期Mのシンボル群」において、NU-16QAMのシンボルが2シンボル連続するところがない、または、NU-16QAMのシンボルが2シンボル連続するところが1箇所存在する。(よって、NU-16QAMのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。)
・データシンボルが(12,4)16APSKのシンボル、NU-16QAMのシンボルのいずれかである場合、連続するデータシンボル群において、NU-16QAMのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。
本実施の形態では、広帯域衛星デジタル放送に、実施の形態1から実施の形態5で説明した送信方法・送信装置、受信方法・受信装置を適用する場合の実施例を説明する。
本実施の形態では、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態5等で説明した送信方法を用いた送信装置を受信側において、円滑に受信できるようにするためのTMCC情報としてシグナリングされる様々な情報の構成例について説明する。
広帯域衛星デジタル放送では、電力増幅器の歪みに関連して、TMCC情報において、「衛星出力バックオフ」の情報を送信装置が送信している。
実施の形態7では、実施の形態1から実施の形態4において、(8,8)16APSKのシンボルのかわりにNU-16QAMのシンボルを用いる場合について説明した。本実施の形態では、NU-16QAMの拡張として(4,8,4)16APSKを提案し(NU-16QAMは(4,8,4)16APSKの一つの例である。)、
実施の形態1から実施の形態4において、(8,8)16APSKのシンボルのかわりに(4,8,4)16APSKのシンボルを用いる場合について説明する。
実施の形態1から実施の形態4と同様な効果を得る方法としては、送信フレームにおいて、(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルを用いる方法に限ったものではなく、(12,4)16APSKのシンボルと(4,8,4)16APSKのシンボルを用いる方法でも、実施の形態1から実施の形態4と同様の効果を得ることができる。つまり、実施の形態1から実施の形態4において、(8,8)16APSKのシンボルのかわりに(4,8,4)16APSKのシンボルを用いればよいことになる(併用して用いる変調方式は(12,4)16APSKである。)。
図30に示すように、(4,8,4)16APSKマッピングの信号点は、同相I―直交Q平面において半径(振幅成分)の異なる3つの同心円に配置される。本明細書では、これらの同心円のうち、半径のR3の最も大きい円を「外円」、半径のR2の中間の大きさの円を「中円」、半径のR1の最も小さい円を「内円」と呼ぶ。なお、図30のようにR1、R2、R3を定義したとき(なお、R1は実数であり、R1>0とし、R2は実数であり、R2>0、R3は実数であり、R3>0、とする。また、R1<R2<R3とする。)
また、外円の円周上に4個の信号点、中円の円周上に8個の信号点、内円の円周上に4個の信号点が配置されている。(4,8,4)16APSKの(4,8,4)は、外円、中円、内円の順にそれぞれ4個、12個、4個の信号点があることを意味する。
信号点1-2[0001]・・・(R2cosλ,R2sinλ)
信号点1-3[0101]・・・(R2cos(−λ),R2sin(−λ))
信号点1-4[0100]・・・(R3cos(-π/4),R3sin(-π/4))
信号点2-1[0010]・・・(R2cos(−λ+π/2),R2sin(−λ+π/2))
信号点2-2[0011]・・・(R1cos(π/4),R1sin(π/4))
信号点2-3[0111]・・・(R1cos(-π/4),R1sin(-π/4))
信号点2-4[0110]・・・(R2cos(λ−π/2),R2sin(λ−π/2))
信号点3-1[1010]・・・(R2cos(λ+π/2),R2sin(λ+π/2))
信号点3-2[1011]・・・(R1cos(3π/4),R1sin(3π/4))
信号点3-3[1111]・・・(R1cos(-3π/4),R1sin(-3π/4))
信号点3-4[1110]・・・(R2cos(−λ−π/2),R2sin(−λ−π/2))
信号点4-1[1000]・・・(R3cos(3π/4),R3sin(3π/4))
信号点4-2[1001]・・・(R2cos(π−λ),R2sin(π−λ))
信号点4-3[1101]・・・(R2cos(−π+λ),R2sin(−π+λ))
信号点4-4[1100]・・・(R3cos(-3π/4),R3sin(-3π/4))
信号点1-1[0000]・・・(R3cos(π/4),R3sin(π/4))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R3cos(π/4),R3sin(π/4))となることを意味している。
信号点4-4[1100]・・・(R3cos(-3π/4),R3sin(-3π/4))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[1100]のとき、マッピング後のベースバンド信号の同相成分I、直交成分Qが、(I,Q)= (R3cos(-3π/4),R3sin(-3π/4))となることを意味している。
(12,4)16APSKのシンボルと(4,8,4)16APSKのシンボルにおける送信出力を同一にするために、次のような正規化係数を用いることがある。(12,4)16APSKのシンボルの正規化係数については、実施の形態1で説明したとおりである。(4,8,4)16APSKのシンボルの正規化係数は、次式で定義する。
信号点1-2[0001]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cosλ, a(4,8,4)×R2sinλ)
信号点1-3[0101]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(−λ), a(4,8,4)×R2sin(−λ))
信号点1-4[0100]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(-π/4), a(4,8,4)×R3sin(-π/4))
信号点2-1[0010]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(−λ+π/2), a(4,8,4)×R2sin(−λ+π/2))
信号点2-2[0011]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R1cos(π/4), a(4,8,4)×R1sin(π/4))
信号点2-3[0111]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R1cos(-π/4), a(4,8,4)×R1sin(-π/4))
信号点2-4[0110]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(λ−π/2), a(4,8,4)×R2sin(λ−π/2))
信号点3-1[1010]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(λ+π/2), a(4,8,4)×R2sin(λ+π/2))
信号点3-2[1011]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R1cos(3π/4), a(4,8,4)×R1sin(3π/4))
信号点3-3[1111]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R1cos(-3π/4), a(4,8,4)×R1sin(-3π/4))
信号点3-4[1110]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(−λ−π/2), a(4,8,4)×R2sin(−λ−π/2))
信号点4-1[1000]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(3π/4), a(4,8,4)×R3sin(3π/4))
信号点4-2[1001]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(π−λ), a(4,8,4)×R2sin(π−λ))
信号点4-3[1101]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R2cos(−π+λ), a(4,8,4)×R2sin(−π+λ))
信号点4-4[1100]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(-3π/4), a(4,8,4)×R3sin(-3π/4))
信号点1-1[0000]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(π/4), a(4,8,4)×R3sin(π/4))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[0000]のとき、(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(π/4), a(4,8,4)×R3sin(π/4))となることを意味している。もう一つの例で、
信号点4-4[1100]・・・(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(-3π/4), a(4,8,4)×R3sin(-3π/4))と記載しているが、マッピング部708の入力となるデータにおいて、4つのビット[b3b2b1b0]=[1100]のとき、(In, Qn)=(a(4,8,4)×R3cos(-3π/4), a(4,8,4)×R3sin(-3π/4))となることを意味している。
[(4,8,4)16APSKのラベリングについて]
ここでは、(4,8,4)16APSKのラベリングについて説明を行う。なお、ラベリングとは、入力となる4ビット[b3b2b1b0]と同相I―直交Q平面における信号点の配置の関係のことである。図30に(4,8,4)16APSKのラベリングの例を示したが、
以下の<条件7>かつ<条件8>を満たすラベリングであれば構わない。
伝送する4ビットが[ba3ba2ba1ba0]のとき、同相I―直交Q平面において信号点Aを与えるものとし、伝送する4ビットが[bb3bb2bb1bb0]のとき、同相I―直交Q平面において信号点Bを与えるものとする。このとき、
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を0と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を1と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を2と定義する。
「ba3=bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2=bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1=bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0=bb0」のときラベリングの異なるビット数を3と定義する。
「ba3≠bb3かつba2≠bb2かつba1≠bb1かつba0≠bb0」のときラベリングの異なるビット数を4と定義する。
。同様に、「信号点2-1、信号点2-2、信号点2-3、信号点2-4をグループ2」、「信号点3-1、信号点3-2、信号点3-3、信号点3-4をグループ3」、「信号点4-1、信号点4-2、信号点4-3、信号点4-4をグループ4」と定義する。
<条件7>:
Xは1,2,3,4であり、これを満たす、すべてのXで以下が成立する。
信号点X-2と信号点X-3のラベリングの異なるビット数は1
信号点X-3と信号点X-4のラベリングの異なるビット数は1
uは1,2,3であり、vは1,2,3,4であり、これを満たす、すべてのu、ずべてのvで以下が成立する。
信号点u-vと信号点(u+1)-vのラベリングの異なるビット数は1
上述では、図30の同相I―直交Q平面における信号点配置とラベリングについて説明したが、同相I―直交Q平面における信号点配置とラベリングの方法はこれに限ったものではない。例えば、(4,8,4)16APSKの各信号点のIQ平面上の座標、ラベリングとして、以下のものを考える。
(cosθ×R3×cos(π/4)-sinθ×R3×sin(π/4), sinθ×R3×cos(π/4)+ cosθ×R3×sin(π/4))
信号点1-2[0001] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cosλ-sinθ×R2×sinλ, sinθ×R2×cosλ+ cosθ×R2×sinλ)
信号点1-3[0101] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(−λ)-sinθ×R2×sin(−λ), sinθ×R2×cos(−λ)+ cosθ×R2×sin(−λ))
信号点1-4[0100] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R3×cos(-π/4)-sinθ×R3×sin(-π/4), sinθ×R3×cos(-π/4)+ cosθ×R3×sin(-π/4))
信号点2-1[0010] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(−λ+π/2)-sinθ×R2×sin(−λ+π/2), sinθ×R2×cos(−λ+π/2)+ cosθ×R2×sin(−λ+π/2))
信号点2-2[0011] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(π/4)-sinθ×R1×sin(π/4), sinθ×R1×cos(π/4)+ cosθ×R1×sin(π/4))
信号点2-3[0111] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-π/4)-sinθ×R1×sin(-π/4), sinθ×R1×cos(-π/4)+ cosθ×R1×sin(-π/4))
信号点2-4[0110] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(λ−π/2)-sinθ×R2×sin(λ−π/2), sinθ×R2×cos(λ−π/2)+ cosθ×R2×sin(λ−π/2))
信号点3-1[1010] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(λ+π/2)-sinθ×R2×sin(λ+π/2), sinθ×R2×cos(λ+π/2)+ cosθ×R2×sin(λ+π/2))
信号点3-2[1011] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(3π/4)-sinθ×R1×sin(3π/4), sinθ×R1×cos(3π/4)+ cosθ×R1×sin(3π/4))
信号点3-3[1111] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R1×cos(-3π/4)-sinθ×R1×sin(-3π/4), sinθ×R1×cos(-3π/4)+ cosθ×R1×sin(-3π/4))
信号点3-4[1110] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(−λ−π/2)-sinθ×R2×sin(−λ−π/2), sinθ×R2×cos(−λ−π/2)+ cosθ×R2×sin(−λ−π/2))
信号点4-1[1000] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R3×cos(3π/4)-sinθ×R3×sin(3π/4), sinθ×R3×cos(3π/4)+ cosθ×R3×sin(3π/4))
信号点4-2[1001] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(π−λ)-sinθ×R2×sin(π−λ), sinθ×R2×cos(π−λ)+ cosθ×R2×sin(π−λ))
信号点4-3[1101] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R2×cos(−π+λ)-sinθ×R2×sin(−π+λ), sinθ×R2×cos(−π+λ)+ cosθ×R2×sin(−π+λ))
信号点4-4[1100] のIQ平面上の座標:
(cosθ×R3×cos(-3π/4)-sinθ×R3×sin(-3π/4), sinθ×R3×cos(-3π/4)+ cosθ×R3×sin(-3π/4))
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R3×cos(π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R3×sin(π/4), a(4,8,4)×sinθ×R3×cos(π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R3×sin(π/4))
信号点1-2[0001] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cosλ- a(4,8,4)×sinθ×R2×sinλ, a(4,8,4)×sinθ×R2×cosλ+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sinλ)
信号点1-3[0101] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(−λ)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(−λ), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(−λ)+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sin(−λ))
信号点1-4[0100] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R3×cos(-π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R3×sin(-π/4), a(4,8,4)×sinθ×R3×cos(-π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R3×sin(-π/4))
信号点2-1[0010] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(−λ+π/2)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(−λ+π/2), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(−λ+π/2)+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sin(−λ+π/2))
信号点2-2[0011] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R1×cos(π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R1×sin(π/4), a(4,8,4)×sinθ×R1×cos(π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R1×sin(π/4))
信号点2-3[0111] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R1×cos(-π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R1×sin(-π/4), a(4,8,4)×sinθ×R1×cos(-π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R1×sin(-π/4))
信号点2-4[0110] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(λ−π/2)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(λ−π/2), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(λ−π/2)+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sin(λ−π/2))
信号点3-1[1010] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(λ+π/2)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(λ+π/2), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(λ+π/2)+ a(4,8,4)× cosθ×R2×sin(λ+π/2))
信号点3-2[1011] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R1×cos(3π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R1×sin(3π/4), a(4,8,4)×sinθ×R1×cos(3π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R1×sin(3π/4))
信号点3-3[1111] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R1×cos(-3π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R1×sin(-3π/4), a(4,8,4)×sinθ×R1×cos(-3π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R1×sin(-3π/4))
信号点3-4[1110] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(−λ−π/2)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(−λ−π/2), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(−λ−π/2)+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sin(−λ−π/2))
信号点4-1[1000] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R3×cos(3π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R3×sin(3π/4), a(4,8,4)×sinθ×R3×cos(3π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R3×sin(3π/4))
信号点4-2[1001] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(π−λ)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(π−λ), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(π−λ)+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sin(π−λ))
信号点4-3[1101] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R2×cos(−π+λ)- a(4,8,4)×sinθ×R2×sin(−π+λ), a(4,8,4)×sinθ×R2×cos(−π+λ)+ a(4,8,4)×cosθ×R2×sin(−π+λ))
信号点4-4[1100] のIQ平面上の座標:
(In, Qn)=(a(4,8,4)×cosθ×R3×cos(-3π/4)- a(4,8,4)×sinθ×R3×sin(-3π/4), a(4,8,4)×sinθ×R3×cos(-3π/4)+ a(4,8,4)×cosθ×R3×sin(-3π/4))
・変調方式が(12,4)16APSKまたは(4,8,4)16APSKのいずれかであるシンボルが、3シンボル以上(または、4シンボル以上)連続するシンボル群において、(12,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在せず、かつ、(4,8,4)16APSKのシンボルが連続する部分が存在しない。
・「周期Mのシンボル群」において、(4,8,4)16APSKのシンボル数は、(12,4)16APSKのシンボル数より1多い、つまり、(12,4)16APSKのシンボル数をNであり、(4,8,4)16APSKのシンボル数はN+1となる。(なお、Nは自然数となる。)そして、「周期Mのシンボル群」において、(4,8,4)16APSKのシンボルが2シンボル連続するところがない、または、(4,8,4)16APSKのシンボルが2シンボル連続するところが1箇所存在する。(よって、(4,8,4)16APSKのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。)
・データシンボルが(12,4)16APSKのシンボル、(4,8,4)16APSKのシンボルのいずれかである場合、連続するデータシンボル群において、(4,8,4)16APSKのシンボルが3シンボル以上連続するところは存在しない。
実施の形態8では、実施の形態1から実施の形態4において、(8,8)16APSKのシンボルのかわりに(4,8,4)16APSKのシンボルを用いる場合について説明した。本実施の形態では、実施の形態9で説明した(4,8,4)16APSK において、データの受信品質を向上させるための信号点配置に関する条件を説明する。
図30では、λ<π/8ラジアンとして、(4,8,4)16APSKの16個の信号点を描いている。
<条件9>
λ<π/8ラジアンであるとよい(高いデータの受信品質を得るための一つの条件となる)。
R1sin(π/4)<R2sinλ
「内円」に存在する4個の信号点のうち、最小のユークリッド距離をαとする。(信号点2−2と信号点2−3のユークリッド距離、信号点2−3と信号点3−3のユークリッド距離、信号点3−3と信号点3−2のユークリッド距離、信号点3−2と信号点2−2の距離はαとなる。)
「中円」の8個の信号点のうち、信号点1−2と信号点1−3のユークリッド距離をβとする。なお、信号点2−1と信号点3−1のユークリッド距離、信号点4−2と信号点4−3のユークリッド距離、信号点3−4と信号点2−4のユークリッド距離もβとなる。
R1sin(π/4)≠R2sinλ
信号点1−1の座標は、(R3cos(π/4),R3sin(π/4))であり、信号点1−2の座標は(R2cosλ,R2sinλ)である。そして、以下の条件を与える。
R2cosλ≠R3cos(π/4)
[1] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[2] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[3] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[4] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件10>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[5]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の
座標)に対し、<条件9>および<条件11>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[6] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件12>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[7] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たし、λ=π/12ラジアンとする。(ただし、R1<R2<R3)
[8]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たし、λ=π/12ラジアンとする。(ただし、R1<R2<R3)
[9] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たし、λ=π/12ラジアンとする。(ただし、R1<R2<R3)
[10] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[11] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[12] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[13] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件10>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[14]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件11>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[15] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件12>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[16] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たし、λ=π/12ラジアンとし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[17]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たし、λ=π/12ラジアンとし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[18] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たし、λ=π/12ラジアンとし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
実施の形態1から実施の形態4では、送信フレームにおいて、(12,4)16APSKのシンボルと(8,8)16APSKのシンボルを切り替える方法、および、それに伴う、パイロットシンボルの構成方法、TMCCを含む制御情報の構成方法等について説明した。そして、実施の形態7では、実施の形態1から実施の形態4に対し、(8,8)16APSKの代わりにNU-16QAMを用いる方法、そして、実施の形態8では、実施の形態1から実施の形態4に対し、(8,8)16APSKの代わりに(4,8,4)16APSKを用いる方法について説明した。
本実施の形態では、この点、つまり、データシンボルの変調方式として、(4,8,4)16APSKを指定することができる送信方法について説明する。
例えば、シングルキャリア伝送方式を用いている場合、時間軸方向に連続することになる。(図33参照)また、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を例とするマルチキャリアの伝送方式を用いている場合、2シンボル以上連続する(4,8,4)16APSKのシンボルは、、時間軸方向で連続していてもよいし(図33参照)、周波数軸方向で連続していてもよい(図34参照)。
[1] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[2] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[3] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[4] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件10>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[5]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件11>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[6] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件12>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[7] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たし、λ=π/12ラジアンとする。(ただし、R1<R2<R3)
[8]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たし、λ=π/12ラジアンとする。(ただし、R1<R2<R3)
[9] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たし、λ=π/12ラジアンとする。(ただし、R1<R2<R3)
[10] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[11] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[12] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[13] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件10>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[14]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件11>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[15] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件12>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[16] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件10>を満たし、λ=π/12ラジアンとし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[17]実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件11>を満たし、λ=π/12ラジアンとし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[18] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件12>を満たし、λ=π/12ラジアンとし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[19] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件10>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
[20] 実施の形態8で述べた同相I―直交Qの(4,8,4)16APSKの信号点の配置(信号点の座標)に対し、<条件9>および<条件10>を満たし、かつ、<条件7>および<条件8>を満たす。(ただし、R1<R2<R3)
<パイロットシンボルの例>
本実施の形態では、上記の実施の形態10で説明した送信方式(データシンボルの変調方式が(4,8,4)16APSK)におけるパイロットシンボルの構成例について説明する。
送信装置の電力増幅器の非線形性から、変調信号は、符号間干渉が発生する。受信装置では、この符号間干渉を低減させることで、高いデータの受信品質を得ることができる。
「(4,8,4)16APSKのシンボルが2シンボル以上連続している」
が成立する場合、(4,8,4)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点に相当するベースバンド信号(つまり、伝送する4ビット[b3b2b1b0]が[0000]から[1111]の16個の信号点に相当するベースバンド信号)、を発生させ、パイロットシンボルとして送信する方法を提案する。これにより、受信装置は、(4,8,4)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点における符号間干渉を推定することができるので、高いデータの受信品質を得ることができる可能性が高い。
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボル(リファレンスシンボル)として送信する。
<1>((4,8,4)16APSKが取り得る同相I―直交Q平面のすべての信号点に相当するシンボル、つまり、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
を送信することであり、送信する順番は、どのような順番であってもよい。
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(4,8,4)16APSK 16APSKの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
の各シンボルの出現回数を等しくすることができるという利点がある。
<シグナリング>
本実施の形態では、上記の実施の形態10で説明した送信方式を用いた送信信号を、受信装置側において円滑に受信できるようにするために、TMCC情報としてシグナリングされる様々な情報の構成例について説明する。
図18は、高度広帯域衛星デジタル放送における送信信号のフレーム構成のイメージ図を示している。(ただし、高度広帯域衛星デジタル放送のフレーム構成を正確に図示したものではない。)なお、詳細については実施の形態3で説明したので、ここでは説明を省略する。
・・・
・・・
・・・
次に、送信装置700が送信した無線信号を受信する受信装置の動作について、図19の受信装置の構成図を用いて説明する。
復調部1904は、ルートロールオフフィルタの処理等の処理を施し、フィルタ後のベースバンド信号を出力する。
同期・チャネル推定部1914は、フィルタ後のベースバンド信号を入力とし、送信装置が送信した、例えば、「同期シンボル群」「パイロットシンボル群」を用いて、時間同期、周波数同期、チャネル推定を行い、推定信号を出力する。
制御情報推定部1916は、フィルタ後のベースバンド信号を入力とし、「TMCC情報シンボル群」のような制御情報を含むシンボルを抽出し、復調・復号を行い、制御信号を出力する。
デインターリーブ部1908は、対数尤度比を入力とし、蓄積し、送信装置が用いたインターリーブに対応するデインターリーブ(データの並び換え)を行い、デインターリーブ後の対数尤度比を出力する。
インターリーブ部1910は、復号後の各ビットの対数尤度比をインターリーブし(並び替えを行い)、インターリーブ後の対数尤度比を出力する。
である場合はリング比、半径・位相を推定し、復調・復号動作が可能となることを特徴としている。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.10」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.20」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.30」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00100」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.00、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00101」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00 、半径R2=2.10、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00110」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/10ラジアン」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00111」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.10」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.20」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.30」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00100」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.00、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00101」が伝送された場合、データシンボルは「4,8,4)16APSK半径R1=1.00 、半径R2=2.10、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00110」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/10ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00111」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11101」が伝送された場合、データシンボルは「8PSK」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11110」が伝送された場合、データシンボルは「QPSK」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11111」が伝送された場合、データシンボルは「π/2シフトBPSK」のシンボルとなる。
本実施の形態では、データシンボルの生成の順番について説明する。
32APSKのデータシンボルが存在し、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図37(a)に示すように、「32APSKのデータシンボル」のあとに「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」が存在する。
(12,4)16APSKのデータシンボルが存在する場合、図37(b)に示すように、「(12,4)16APSKのデータシンボルシンボル」のあとに「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」が存在する。
(12,4)16APSKのデータシンボルが存在する場合、図37(c)に示すように、「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」のあとに「(12,4)16APSKのデータシンボル」が存在する。
8PSKのデータシンボルが存在し、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図37(d)に示すように、「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」のあとに「8PSKのデータシンボル」が存在する。
QPSKのデータシンボルが存在し、8PSKのデータシンボルが存在せず、また、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図37(e)に示すように、「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」のあとに「QPSKのデータシンボル」が存在する。
π/2シフトBPSKのデータシンボルが存在し、QPSKのデータシンボルが存在せず、また、8PSKのデータシンボルが存在せず、また、(12,4)16APSKのデータシンボルが存在しない場合、図37(f)に示すように、「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」のあとに「π/2シフトBPSKのデータシンボル」が存在する。
誤り訂正符号の符号化率Xの「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」と誤り訂正符号の符号化率Yの「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」とが存在するものとする。そして、X>Yの関係が成立するものとする。
このとき、誤り訂正符号の符号化率Xの「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」のあとに誤り訂正符号の符号化率Yの「(4,8,4)16APSKのデータシンボル」を配置する。
この実施の形態では、誤り訂正符号の符号化率がある値の符号化率であっても(例えば、符号化率をKと設定する)、リング比(例えば、(12,4)16APSKのリング比)の選択ができる方式について説明する。この方式は、例えば変調方式などを切り換えるパターンのバリエーションの充実に寄与することができ、これにより、好適なリング比を設定することで、受信装置が高いデータの受信品質を得ることを可能とする。
図39は送信局の例である。
図39の送信系A101は、それぞれ映像データと音声データとを入力とし、制御信号A100にしたがって変調信号を生成する。
表14に変調方式が(12,4)16APSKのときの誤り訂正符号の符号化率とリング比の例を示す。
であり、(12,4)16APSKのリング比がR(12,4)=3.09となる」、ことを示す。
本実施の形態の送信方法に対応する受信装置について説明する。
受信RFA202は、受信した無線信号に対し、周波数変換、直交復調等の処理を施し、ベースバンド信号を出力する。
デインターリーブ部A208は、対数尤度比、制御信号を入力とし、蓄積し、送信装置が用いたインターリーブに対応するデインターリーブ(データの並び換え)を行い、デインターリーブ後の対数尤度比を出力する。
この実施の形態では、誤り訂正符号の符号化率がある値に設定されていても(例えば、符号化率をKと設定する)、チャネルごとに(12,4)16APSKのリング比の選択ができる方式について説明する。以下では、リング比を選択する変調方式として(12,4)16APSKを例に挙げるがこれに限られない。(これにより、チャネルごとに好適なリング比を設定することで、受信装置が高いデータの受信品質を得ることを可能とする。)
図41の送信局は、共通増幅する送信局の例である。
図44に信号(送信信号または変調信号)B401_1〜B401_Nの周波数配置の例を示す。図44において、横軸は周波数、縦軸は、パワーとなる。図44に示すように、B401_1は図41、図42、図43の送信信号#1(変調信号#1)の周波数軸における位置を示しており、B401_2は図41、図42、図43の送信信号#2(変調信号#2)の周波数軸における位置を示しており、・・・、B401_Nは図41、図42、図43の送信信号#N(変調信号#N)の周波数軸における位置を示している。
図45の衛星において、受信アンテナB501は、送信局が送信した信号を受信し、受信信号B502を出力する。なお、受信信号B502は、図41、図42、図43、図44における、変調信号#1から変調信号#Nの成分を含んでいることになる。
図45のB503は無線処理部である。無線処理部B503は、無線処理B503_1〜B503_Nを含んでいるものとする。
同様に、無線処理B503_2は、受信信号B502を入力とし、図41、図42、図43、図44における、変調信号#2の成分に対し、増幅、周波数変換等の信号処理を行い、信号処理後の変調信号#2を出力する。
・・・
無線処理B503_Nは、受信信号B502を入力とし、図41、図42、図43、図44における、変調信号#Nの成分に対し、増幅、周波数変換等の信号処理を行い、信号処理後の変調信号#Nを出力する。
増幅器B504_1は、信号処理後の変調信号#1を入力とし、増幅し、増幅後の変調信号#1を出力する。
増幅器B504_2は、信号処理後の変調信号#2を入力とし、増幅し、増幅後の変調信号#2を出力する。
・・・
増幅器B504_Nは、信号処理後の変調信号#2を入力とし、増幅し、増幅後の変調信号#Nを出力する。
このとき、衛星(中継器)が送信する信号の周波数配置について、図44を用いて説明する。
図41〜図46で説明した衛星のシステムにおいて、チャネル#1からチャネル#Nにおいて、(12,4)16APSKのリング比(半径比)をチャネルごとに選定をする態様を説明する。
同様に、図41、図42、図43の(地上の)送信局は、変調信号#2のデータシンボルの変調方式を(12,4)16APSKとした場合、そのときに使用した(12,4)16APSKのリング比の情報を制御情報の一部として送信する。
・・・
同様に、図41、図42、図43の(地上の)送信局は、変調信号#Nのデータシンボルの変調方式を(12,4)16APSKとした場合、そのときに使用した(12,4)16APSKのリング比の情報を制御情報の一部として送信する。
本実施の形態の送信方法に対応する受信装置について説明する。
デインターリーブ部A208は、対数尤度比、制御信号を入力とし、蓄積し、送信装置が用いたインターリーブに対応するデインターリーブ(データの並び換え)を行い、デインターリーブ後の対数尤度比を出力する。
この実施の形態は、リング比(例えば、(12,4)16APSKのリング比)を端末に通知するためのシグナリング(制御情報の伝送方法)について説明する。
また、「方式B」を採用する場合には、TMCC情報を拡張するときであるとして、拡張識別をすべて"0"以外の値つまり"0000000000000000"以外の値をとるものとする。なお、方式A,Bのいずれの方式を採用するかは例えばユーザ設定により決められる。
「方式B」は、誤り訂正符号の符号化率がある値に設定された際、複数のリング比から使用するリング比を選択することができる伝送方式(例えば、衛星デジタル放送)である。
d0:衛星放送の方式を示す。
c0c1c2c3:テーブルを示す。
b0b1b2b3:符号化率を示す(リング比も示すことがある)。
x0x1x2x3x4x5:リング比を示す。
y0y1y2y3y4y5:リング比の差分を示す。
上記のビットに関して、詳細については、以降で説明する。
具体的には、上記で記載したb0、b1、b2、b3を使用する。b0、b1、b2、b3と誤り訂正符号の符号化率との関係は以下のとおりである。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0000)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は41/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は3.09となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0001)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は49/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.97となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0010)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は61/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は3.93となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0011)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は73/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.87となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0100)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は81/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.92となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0101)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は89/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.97となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0110)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は97/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.73となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(0111)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は101/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.67となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(1000)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は105/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.76となる。
送信装置(送信局)が(b0b1b2b3)=(1001)と設定した場合、誤り訂正符号の符号化率は109/120であり、(12,4)16APSKを使用していた場合、リング比(半径比)は2.69となる。
・「方式A」を使用していることを通知するために、TMCCの拡張識別をすべて"0"(16ビットすべてがゼロ)とし、TMCCの拡張領域の3598ビットをすべて"1"と設定する。
・誤り訂正符号の符号化率、(12,4)16APSKのリング比を推定可能とするために、b0b1b2b3を送信する。
を実施することになる。
そして、具体的な例として、<例1>〜<例5>を以下で説明する。
例1では、「方式B」において、(12,4)16APSKのリング比のテーブルは複数種類用意されることで、ひとつの符号化率に対して異なるリング比が設定可能となっている。
図48に示すように、テーブル1、テーブル2、・・・、テーブル16、つまり、テーブル1からテーブル16の16種類のテーブルを用意する。
・・・
・誤り訂正符号の符号化率41/120、49/120、61/120、73/120、81/120、89/120、97/120、101/120、105/120、109/120それぞれに対し、b0b1b2b3の値、(12,4)16APSKのリ
ング比の関連づけが行われた複数のテーブルを用意する。
・使用したテーブルの情報を示すc0c1c2c3を送信装置(送信局)は送信する。
とすることで、送信装置は、データシンボルを生成するのに使用した(12,4)16APSKのリング比の情報を伝送することになる。
例2は、<例1>の変形例である。
そして、新たに、送信装置(送信局)はz0の設定を行う。「方式A」と同様の方法で(12,4)16APSKのリング比を決定する場合、z0=0と設定する。z0=0と設定した場合、b0、b1、b2、b3により、表16に基づき、誤り訂正符号の符号化率を指定し、表15から、(12,4)16APSKのリング比が決定することになる。(表17参照)
図49に示すように、テーブル1、テーブル2、・・・、テーブル16、つまり、テーブル1からテーブル16の16種類のテーブルを用意する。
・・・
例3は、リング比を示す値によりシグナリングを行うものであることを特徴としている。
例4は、メインテーブルにおける誤り訂正符号の符号化率および(12,4)16APSKのリング比を示すb0b1b2b3と、リング比の差分を示すy0y1y2y3y4y5とにより所望の(12,4)16APSKのリング比のシグナリングを実現するものである。
すると、以下のようになる。
・・・
(y0y1y2y3y4y5)=(011110)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh+0.4と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(011111)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh+0.2と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(100000)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh+0と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(100001)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh−0.2と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(100010)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh−0.4と設定するものとする。
・・・
したがって、送信装置は、(y0y1y2y3y4y5)を決定することで、メインテーブルにより決定した(12,4)16APSKのリング比hに対する補正値fが決定し、(12,4)16APSKのリング比をh+fに設定する。
例5は、メインテーブルにおける誤り訂正符号の符号化率および(12,4)16APSKのリング比を示すb0b1b2b3と、リング比の差分を示すy0y1y2y3y4y5とにより所望のリング比のシグナリングを実現するものである。
すると、以下のようになる。
・・・
(y0y1y2y3y4y5)=(011110)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh×1.2と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(011111)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh×1.1と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(100000)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh×1.0と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(100001)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh×0.9と設定するものとする。
(y0y1y2y3y4y5)=(100010)と送信装置(送信局)が設定した場合、(12,4)16APSKのリング比はh×0.8と設定するものとする。
・・・
したがって、送信装置は、(y0y1y2y3y4y5)を決定することで、メインテーブルにより決定した(12,4)16APSKのリング比hに対する補正係数gが決定し、(12,4)16APSKのリング比をh×gに設定する。
まず、送信装置は、「方式B」を選択しているのでd0="1"と設定する。
本実施の形態の送信方法に対応する受信装置について<例1>〜<例5>に共通する構成について説明した後で各例の具体的な処理について説明する。
なお、本実施の形態で重要になることは、「TMCC情報シンボル群」に含まれる制御情報を制御情報推定部A216は推定し、制御信号として出力する点であり、このとき、制御信号には、上述のd0、z0、c0c1c2c3、b0b1b2b3、x0x1x2x3x4x5、y0y1y2y3y4y5の情報を含んでいるという点である。
デインターリーブ部A208は、対数尤度比、制御信号を入力とし、蓄積し、送信装置が用いたインターリーブに対応するデインターリーブ(データの並び換え)を行い、デインターリーブ後の対数尤度比を出力する。
・送信装置(送信局)が「方式A」で変調信号を送信した場合:
受信装置の制御情報推定部A216は、d0="0"と得られた場合、データシンボルは「方式A」で送信されたシンボルであると判断する。そして、b0b1b2b3の値を得ることで、データシンボルが(12,4)16APSKのシンボルであるとき、(12,4)16APSKのリング比を推定することになる。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
図53に示すように、受信装置の制御情報推定部A216は、d0="1"から「方式B」、c0c1c2c3="0001"およびb0b1b2b3="0000"からテーブル2の1行目の誤り訂正符号の符号化率41/120および(12,4)16APSKのリング比4.00と推定する。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
・送信装置(送信局)が「方式A」で変調信号を送信した場合:
受信装置の制御情報推定部A216は、d0="0"と得られた場合、データシンボルは「方式A」で送信されたシンボルであると判断する。そして、b0b1b2b3の値を得ることで、データシンボルが(12,4)16APSKのシンボルであるとき、(12,4)16APSKのリング比を推定することになる。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
図54に示すように、受信装置の制御情報推定部A216は、d0="1"、z0=0と得たとき、「方式Aのときと同様にリング比が設定されている」と判定し、b0、b1、b2、b3を得、表17から誤り訂正符号の符号化率と(12,4)16APSKのリング比を推定する。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
・送信装置(送信局)が「方式A」で変調信号を送信した場合:
受信装置の制御情報推定部A216は、d0="0"と得られた場合、データシンボルは「方式A」で送信されたシンボルであると判断する。そして、b0b1b2b3の値を得ることで、データシンボルが(12,4)16APSKのシンボルであるとき、(12,4)16APSKのリング比を推定することになる。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
図55に示すように、受信装置の制御情報推定部A216は、d0="1"から「方式B」、x0x1x2x3x4x5="000000"から(12,4)16APSKのリング比を2.00と推定する。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
・送信装置(送信局)が「方式A」で変調信号を送信した場合:
受信装置の制御情報推定部A216は、d0="0"と得られた場合、データシンボルは「方式A」で送信されたシンボルであると判断する。そして、b0b1b2b3の値を得ることで、データシンボルが(12,4)16APSKのシンボルであるとき、(12,4)16APSKのリング比を推定することになる。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
図56に示すように、受信装置の制御情報推定部A216は、d0="1"からデータシンボルは「方式B」のシンボルであると判断する。また、受信装置の制御情報推定部A216は、y0y1y2y3y4y5="011110"から差分を+0.4と推定する。また、b0b1b2b3="0000"を基に、差分を考慮する前の(12,4)16APSKのリング比を3.09と誤り訂正符号の符号化率を41/120と推定する。そして、両者を加算して3.09+0.4=3.49より(12,4)16APSKのリング比を3.49と推定する。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
・送信装置(送信局)が「方式A」で変調信号を送信した場合:
受信装置の制御情報推定部A216は、d0="0"と得られた場合、データシンボルは「方式A」で送信されたシンボルであると判断する。そして、b0b1b2b3の値を得ることで、データシンボルが(12,4)16APSKのシンボルであるとき、(12,4)16APSKのリング比を推定することになる。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
図57に示すように、受信装置の制御情報推定部A216は、d0="1"からデータシンボルは「方式B」のシンボルであると判断する。また、受信装置の制御情報推定部A216は、y0y1y2y3y4y5="100001"を基に差分を×0.9と推定する。また、b0b1b2b3="0000"を基に、差分を考慮する前の(12,4)16APSKのリング比を3.09と誤り訂
正符号の符号化率を41/120と推定する。そして、両者を乗算して3.09×0.9=2.78より(12,4)16APSKのリング比を2.78と推定する。そして、デマッピング部A206は、これらの推定情報に基づき、データシンボルの復調を行う。
この実施の形態では、実施の形態Cに基づいたパイロットシンボルの送信方法について説明する。
なお、リング比(例えば、(12,4)16APSKのリング比)の定義については、本実施の形態以前に定義したものであり、リング比は別の名称として、「半径比」と呼んでもよい。
本実施の形態では、上記の実施の形態Cで説明した送信方式(データシンボルの変調方式が(12,4)16APSK)におけるパイロットシンボルの構成例について説明する。
送信装置の電力増幅器の非線形性から、変調信号は、符号間(シンボル間)干渉が発生する。受信装置では、この符号間干渉を低減させることで、高いデータの受信品質を得ることができる。
送信装置(送信局)は、データシンボルを「衛星放送の方式を「方式B」、符号化率を41/120、(12,4)16APSKのリング比を4.00」で送信する場合、d0="1"、b0b1b2b3="0000"、c0c1c2c3="0001"とする。そして、「d0="1"、b0b1b2b3="0000"、c0c1c2c3="0001"」に基づき、送信装置(送信局)は、パイロットシンボルの変調方式・リング比をそれぞれ、(12,4)16APSK・リング比を4.00(ただし、(12,4)16APSK)と設定する。
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
送信装置(送信局)は、データシンボルを「衛星放送の方式を「方式B」、符号化率を41/120、(12,4)16APSKのリング比を4.00」で送信する場合、d0="1"、z0=1、b0b1b2b3="0000"、c0c1c2c3="0001"とする制御情報(TMCCの情報の一部)をデータシンボルとあわせて送信する。そして、「d0="1"、z0=1、b0b1b2b3="0000"、c0c1c2c3="0001"」に基づき、送信装置(送信局)は、パイロットシンボルの変調方式・リング比をそれぞれ、(12,4)16APSK・リング比を4.00(ただし、(12,4)16APSK)と設定する。
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比4.00の[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
送信装置(送信局)は、データシンボルを「衛星放送の方式を「方式B」、 (12,4)16APSKのリング比を2.00」で送信する場合、d0="1"、x0x1x2x3x4x5="000000"とする制御情報(TMCCの情報の一部)をデータシンボルとあわせて送信する。そして、「d0="1"、x0x1x2x3x4x5="000000"」に基づき、送信装置(送信局)は、パイロットシンボルの変調方式・リング比をそれぞれ、(12,4)16APSK・リング比を2.00(ただし、(12,4)16APSK)と設定する。
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.00の[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
送信装置(送信局)は、データシンボルを「衛星放送の方式を「方式B」、符号化率を41/120、(12,4)16APSKのリング比を3.49」で送信する場合、d0="1"、b0b1b2b3="0000"、y0y1y2y3y4y5="011110"とする制御情報(TMCCの情報の一部)をデータシンボルとあわせて送信する。そして、「d0="1"、b0b1b2b3="0000"、y0y1y2y3y4y5="011110"」に基づき、送信装置(送信局)は、パイロットシンボルの変調方式・リング比をそれぞれ、(12,4)16APSK・リング比を3.49(ただし、(12,4)16APSK)と設定する。
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比3.49の[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
送信装置(送信局)は、データシンボルを「衛星放送の方式を「方式B」、符号化率を41/120、(12,4)16APSKのリング比を2.78」で送信する場合、d0="1"、b0b1b2b3="0000"、y0y1y2y3y4y5="100001"とする制御情報(TMCCの情報の一部)をデータシンボルとあわせて送信する。そして、「d0="1"、b0b1b2b3="0000"、y0y1y2y3y4y5="100001"」に基づき、送信装置(送信局)は、パイロットシンボルの変調方式・リング比をそれぞれ、(12,4)16APSK・リング比を2.78(ただし、(12,4)16APSK)と設定する。
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比2.78の[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
をパイロットシンボルとして送信する。
送信装置(送信局)は、パイロットシンボルとして、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボルを複数回
送信してもよい。
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[0111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1000]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1001]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1010]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1011]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1100]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1101]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1110]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
(12,4)16APSKリング比Lの[b3b2b1b0]=[1111]に対応する信号点(ベースバンド信号)のシンボル、
の各シンボルの送信回数を等しくすると、高精度の伝搬路の歪み推定を、受信装置は行うことができるという利点がある。
当然であるが、本明細書において説明した実施の形態を複数組み合わせて、実施してもよい。
a, b) を対応させたとき、この点が極座標で[r, θ] とあらわされるなら、a=r×cosθ、b=r×sinθ
実施の形態12に、以下のように記載している。
「
<シグナリング>
本実施の形態では、上記の実施の形態10で説明した送信方式を用いた送信信号を、受信装置側において円滑に受信できるようにするために、TMCC情報としてシグナリングされる様々な情報の構成例について説明する。
図18は、高度広帯域衛星デジタル放送における送信信号のフレーム構成のイメージ図を示している。(ただし、高度広帯域衛星デジタル放送のフレーム構成を正確に図示したものではない。)なお、詳細については実施の形態3で説明したので、ここでは説明を省略する。
表18に変調方式の情報の構成を示している。表18において、例えば、「TMCC情報シンボル群」の「伝送モード/スロット情報」の伝送モードの変調方式を伝送するためのシンボルで伝送する4ビットが「0001」のとき、「データシンボル群で構成されるスロット」のシンボルを生成するための変調方式はπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)となる。
・・・
・・・
・・・
次に、送信装置700が送信した無線信号を受信する受信装置の動作について、図19の受信装置の構成図を用いて説明する。
同期・チャネル推定部1914は、フィルタ後のベースバンド信号を入力とし、送信装置が送信した、例えば、「同期シンボル群」「パイロットシンボル群」を用いて、時間同期、周波数同期、チャネル推定を行い、推定信号を出力する。
制御情報推定部1916は、フィルタ後のベースバンド信号を入力とし、「TMCC情報シンボル群」のような制御情報を含むシンボルを抽出し、復調・復号を行い、制御信号を出力する。
デインターリーブ部1908は、対数尤度比を入力とし、蓄積し、送信装置が用いたインターリーブに対応するデインターリーブ(データの並び換え)を行い、デインターリーブ後の対数尤度比を出力する。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.10」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.20」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.30」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00100」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.00、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00101」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00 、半径R2=2.10、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00110」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/10ラジアン」のシンボルとなる。
リング比、半径・位相に関する情報を伝送するシンボルにより、「00111」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
また、変調方式を伝送するためのシンボルにおいて、リング比、半径・位相の情報を含んでいてもよい。例を以下に示す。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00001」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.10」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00010」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.20」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00011」が伝送された場合、データシンボルは「(12,4)16APSKリング比4.30」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00100」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.00、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00101」が伝送された場合、データシンボルは「4,8,4)16APSK半径R1=1.00 、半径R2=2.10、半径R3=2.20、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00110」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/10ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「00111」が伝送された場合、データシンボルは「(4,8,4)16APSK半径R1=1.00、半径R2=2.20、半径R3=2.30、位相λ=π/12ラジアン」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11101」が伝送された場合、データシンボルは「8PSK」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11110」が伝送された場合、データシンボルは「QPSK」のシンボルとなる。
変調方式の情報を伝送するシンボルにより、「11111」が伝送された場合、データシンボルは「π/2シフトBPSK」のシンボルとなる。
「第1の変調方式及び第2の変調方式を含む複数の変調方式から選択された変調方式を用いてデータシンボルを生成し、生成された前記データシンボルと前記選択された変調方式を示す制御情報とを送信する方法であって、前記第1の変調方式のマッピング及び第2の変調方式のマッピングは、
(i)送信データに応じて選択される信号点の数が互いに等しい、
(ii)同相I−直交Q平面において原点を中心とする複数の同心円に配置される信号点の数を、半径(振幅成分)の大きい円から順に並べた系列が同一ではない、
の両方を満たす」
となる。
「第1の変調方式及び第2の変調方式を含む複数の変調方式から選択された変調方式を用いてデータシンボルを生成し、生成された前記データシンボルと前記選択された変調方式を示す制御情報とを送信する方法であって、前記第1の変調方式のマッピング及び第2の変調方式のマッピングは、
(i)送信データに応じて選択される信号点の数が互いに等しい、
(ii)同相I−直交Q平面において原点を中心とする複数の同心円に配置される信号点の数を、半径(振幅成分)の大きい円から順に並べた系列が同一ではない、
の両方を満たし、
前記第1の変調方式及び前記第2の変調方式は、前記複数の同心円の半径(または直径)の比であるリング比を選択可能であり、前記制御情報は選択された変調方式とリング比を示す」となる。
Claims (2)
- 振幅及び位相を偏移させる変調方式によりデータを送信する送信装置であって、
誤り訂正符号化方式を用いて符号化された所定の符号化率と所定の符号長を有するビット列から生成されたシンボル列において、同じ数の信号点を有し、信号点配置と各信号点へのビットの割り付けが互いに相異なる第1変調方式と第2変調方式とを、シンボル毎に交互に選択する選択部と、
選択された変調方式の信号点を用いて、マッピングを行うマッピング部と、
マッピングされた変調信号を送信する送信部とを備え、
前記第1変調方式は、IQ平面において半径の異なる複数の同心円の円周上に所定数の信号点が配置される変調方式であり、
前記第2変調方式は、IQ平面において半径の異なる複数の同心円の円周上に前記所定数の信号点が配置されるAPSK変調方式であり、
前記第1変調方式での前記複数の同心円に配置される信号点の数を半径の大きい円から順に並べた系列と、前記第2変調方式での前記複数の同心円に配置される信号点の数を半径の大きい円から順に並べた系列とが異なっている
ことを特徴とする送信装置。 - 振幅及び位相を偏移させる変調方式によりデータを送信する送信方法であって、
誤り訂正符号化方式を用いて符号化された所定の符号化率と所定の符号長を有するビット列から生成されたシンボル列において、同じ数の信号点を有し、信号点配置と各信号点へのビットの割り付けが互いに相異なる第1変調方式と第2変調方式とを、シンボル毎に交互に選択する選択ステップと、
選択された変調方式の信号点を用いて、マッピングを行うマッピングステップと、
マッピングされた変調信号を送信する送信ステップとを含み、
前記第1変調方式は、IQ平面において半径の異なる複数の同心円の円周上に所定数の信号点が配置される変調方式であり、
前記第2変調方式は、IQ平面において半径の異なる複数の同心円の円周上に前記所定数の信号点が配置されるAPSK変調方式であり、
前記第1変調方式での前記複数の同心円に配置される信号点の数を半径の大きい円から順に並べた系列と、前記第2変調方式での前記複数の同心円に配置される信号点の数を半径の大きい円から順に並べた系列とが異なっている
ことを特徴とする送信方法。
Applications Claiming Priority (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013084269 | 2013-04-12 | ||
JP2013084271 | 2013-04-12 | ||
JP2013084270 | 2013-04-12 | ||
JP2013084269 | 2013-04-12 | ||
JP2013084271 | 2013-04-12 | ||
JP2013084270 | 2013-04-12 | ||
JP2013099607 | 2013-05-09 | ||
JP2013099605 | 2013-05-09 | ||
JP2013099606 | 2013-05-09 | ||
JP2013099607 | 2013-05-09 | ||
JP2013099605 | 2013-05-09 | ||
JP2013099606 | 2013-05-09 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015511116A Division JP6350921B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-10 | 送信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018164269A JP2018164269A (ja) | 2018-10-18 |
JP6712790B2 true JP6712790B2 (ja) | 2020-06-24 |
Family
ID=51689279
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015511116A Active JP6350921B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-10 | 送信方法 |
JP2018098581A Active JP6712790B2 (ja) | 2013-04-12 | 2018-05-23 | 送信方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015511116A Active JP6350921B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-10 | 送信方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US9491026B2 (ja) |
EP (2) | EP2985966B1 (ja) |
JP (2) | JP6350921B2 (ja) |
CN (2) | CN110086736B (ja) |
WO (1) | WO2014167861A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9491026B2 (en) * | 2013-04-12 | 2016-11-08 | Sun Patent Trust | Transmission method |
JP6502764B2 (ja) * | 2015-02-10 | 2019-04-17 | 日本放送協会 | 送信装置、受信装置、及び半導体チップ |
EP3223446A1 (en) * | 2016-03-22 | 2017-09-27 | Xieon Networks S.à r.l. | A method for protecting a link in an optical network |
LU93085B1 (en) * | 2016-05-24 | 2017-11-29 | Univ Luxembourg | Data transmission method and device |
CN111934832B (zh) * | 2016-07-15 | 2021-10-26 | 华为技术有限公司 | 基于多信道传输信号的方法和装置 |
CN109565348B (zh) * | 2016-08-12 | 2021-08-10 | 松下电器(美国)知识产权公司 | 发送装置、接收装置、发送方法和接收方法 |
US20180124762A1 (en) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | Futurewei Technologies, Inc. | Quantization-Based Modulation and Coding Scheme for Mobile Fronthaul |
US10585732B1 (en) * | 2017-01-11 | 2020-03-10 | Seagate Technology Llc | Error categorization based on bit information |
JP7122603B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2022-08-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 放送受信装置、テレビジョン受像機及び非線形歪みの推定方法 |
US10320486B1 (en) | 2018-03-05 | 2019-06-11 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Optical signal transmitter and optical signal encoder using constant modulus formats, and method for generating modulation codes |
KR102133415B1 (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-14 | 강릉원주대학교산학협력단 | 직교진폭변조의 복조 장치 및 방법 |
FR3093877B1 (fr) * | 2019-03-15 | 2022-04-01 | Commissariat Energie Atomique | Méthode de modulation numérique d’ordre élevé robuste au bruit de phase |
CN113055067B (zh) * | 2019-12-27 | 2024-04-26 | 中兴通讯股份有限公司 | 下行信号处理方法、装置及基站 |
CN113746775B (zh) * | 2020-05-30 | 2023-08-04 | 华为技术有限公司 | 一种信号发送方法、信号接收方法与相关装置 |
KR102694448B1 (ko) | 2021-11-29 | 2024-08-09 | 연세대학교 산학협력단 | 임펄스무선통신시스템 |
US11736320B2 (en) * | 2022-02-14 | 2023-08-22 | Ultralogic 6G, Llc | Multiplexed amplitude-phase modulation for 5G/6G noise mitigation |
US11799700B1 (en) * | 2022-08-31 | 2023-10-24 | Qualcomm Incorporated | Decoding multi-level coded (MLC) systems |
Family Cites Families (98)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5068752A (en) * | 1987-09-29 | 1991-11-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for recording/reproducing a digital audio signal with a video signal |
US5048056A (en) * | 1990-06-08 | 1991-09-10 | General Datacomm, Inc. | Method and apparatus for mapping an eight dimensional constellation of a convolutionally coded communication system |
US5113412A (en) * | 1990-06-08 | 1992-05-12 | General Datacomm, Inc. | Method and apparatus for mapping an eight dimensional constellation of a convolutionally coded communication system |
USRE42643E1 (en) * | 1991-03-27 | 2011-08-23 | Panasonic Corporation | Communication system |
EP0577672B1 (en) * | 1991-03-28 | 1998-07-22 | BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company | Tcm scheme with fractional bit rates, framing signals and constellation shaping |
US5119403A (en) * | 1991-04-09 | 1992-06-02 | Racal Data Communications Inc. | Superframes |
US5185763A (en) * | 1991-04-09 | 1993-02-09 | Racal-Datacom, Inc. | Data bit to constellation symbol mapper |
CA2110578C (en) * | 1991-06-03 | 1999-04-27 | William Timothy Webb | Qam system in which the constellation is modified in accordance with channel quality |
US5892879A (en) * | 1992-03-26 | 1999-04-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Communication system for plural data streams |
JPH06237275A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-08-23 | Fujitsu Ltd | 特殊アイパターンおよび特殊アイパターンを用いた変復調方式 |
US5371471A (en) * | 1993-10-29 | 1994-12-06 | General Electric Company | Low complexity adaptive equalizer radio receiver employing direct reference state updates |
US5467374A (en) * | 1993-10-29 | 1995-11-14 | General Electric Company | Low complexity adaptive equalizer for U.S. digital cellular radio receivers |
US5488635A (en) * | 1993-10-29 | 1996-01-30 | General Electric Company | Low complexity adaptive equalizer radio receiver employing reduced complexity branch metric calculation |
JPH07143185A (ja) | 1993-11-18 | 1995-06-02 | Toshiba Corp | 重み付け伝送方式及びその装置 |
JPH07321765A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-08 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 階層化変調方式および送受信装置 |
US5675590A (en) * | 1994-11-23 | 1997-10-07 | At&T Wireless Services, Inc. | Cyclic trellis coded modulation |
US6889356B1 (en) * | 1994-11-23 | 2005-05-03 | Cingular Wireless Ii, Llc | Cyclic trellis coded modulation |
US5659578A (en) * | 1994-11-23 | 1997-08-19 | At&T Wireless Services, Inc. | High rate Reed-Solomon concatenated trellis coded 16 star QAM system for transmission of data over cellular mobile radio |
JP3454623B2 (ja) * | 1995-11-28 | 2003-10-06 | 三洋電機株式会社 | π/4シフトQPSK直交変調装置 |
US5815531A (en) * | 1996-06-12 | 1998-09-29 | Ericsson Inc. | Transmitter for encoded data bits |
JP2978792B2 (ja) * | 1996-10-31 | 1999-11-15 | 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所 | 軟判定方式及び受信装置 |
US6137829A (en) * | 1997-03-05 | 2000-10-24 | Paradyne Corporation | System and method for transmitting special marker symbols |
US6046629A (en) * | 1997-06-12 | 2000-04-04 | Hitachi, Ltd. | Method of an apparatus for demodulating amplitude-modulated signals in an amplitude phase shift keying (APSK) system |
US6005897A (en) * | 1997-12-16 | 1999-12-21 | Mccallister; Ronald D. | Data communication system and method therefor |
JPH11220505A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 変調方式とそれを用いた無線通信システム |
EP1363438A3 (en) | 1998-01-30 | 2004-02-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Modulation method and radio communication system |
JP3166705B2 (ja) * | 1998-04-16 | 2001-05-14 | 松下電器産業株式会社 | 無線装置及び送信方法 |
US6567475B1 (en) * | 1998-12-29 | 2003-05-20 | Ericsson Inc. | Method and system for the transmission, reception and processing of 4-level and 8-level signaling symbols |
US6608868B1 (en) * | 1999-01-19 | 2003-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus and method for digital wireless communications |
JP3926499B2 (ja) | 1999-01-22 | 2007-06-06 | 株式会社日立国際電気 | 畳み込み符号軟判定復号方式の受信装置 |
US6392500B1 (en) * | 1999-04-27 | 2002-05-21 | Sicom, Inc. | Rotationally invariant digital communications |
US6259744B1 (en) * | 1999-06-01 | 2001-07-10 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for mapping bits to an information burst |
US6356586B1 (en) * | 1999-09-03 | 2002-03-12 | Lucent Technologies, Inc. | Methods and apparatus for parallel decision-feedback decoding in a communication system |
US6400928B1 (en) * | 1999-11-19 | 2002-06-04 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and system for blind detection of modulation |
US6421398B1 (en) * | 2000-01-28 | 2002-07-16 | Alcatel Canada Inc. | Modulation system having on-line IQ calibration |
DE10008543A1 (de) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Bosch Gmbh Robert | Codierverfahren und Verwendung eines Empfangsgeräts mit einem Faltungsdecoder |
US6690738B1 (en) * | 2000-10-20 | 2004-02-10 | Lockheed Martin Corp. | Trellis coded modulation system employing a flexible trellis coded modulation decoder |
JP3589992B2 (ja) | 2001-02-27 | 2004-11-17 | 松下電器産業株式会社 | 通信装置及び伝送方式選択方法 |
CN1457584A (zh) * | 2001-02-27 | 2003-11-19 | 松下电器产业株式会社 | 解码装置和解码方法 |
US6865235B2 (en) * | 2001-03-06 | 2005-03-08 | Agere Systems Inc. | Multi-protocol modulator |
US7006578B2 (en) * | 2001-10-23 | 2006-02-28 | Northrop Grumman Corporation | Constellation mapping for modulated communications |
WO2003043283A1 (fr) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | Linkair Communications, Inc. | Procede de modulation d'amplitude en quadrature utilise dans un systeme de communication mobile numerique |
US7062700B2 (en) * | 2002-05-31 | 2006-06-13 | Broadcom Corporation | 16 QAM and 16 APSK TTCM (Turbo Trellis Coded Modulation) with minimum bandwidth efficiency of 3 bit/s/Hz using a rate 2/4 constituent encoder |
US7210092B1 (en) * | 2002-05-31 | 2007-04-24 | Broadcom Corporation | Symbol by symbol variable constellation type and/or mapping capable communication device |
US7123663B2 (en) * | 2002-06-04 | 2006-10-17 | Agence Spatiale Europeenne | Coded digital modulation method for communication system |
JP3836859B2 (ja) * | 2002-07-03 | 2006-10-25 | ヒューズ・エレクトロニクス・コーポレーション | 構成されたパリティチェックマトリックスを使用する低密度パリティチェック(ldpc)コードの符号化 |
US7577207B2 (en) * | 2002-07-03 | 2009-08-18 | Dtvg Licensing, Inc. | Bit labeling for amplitude phase shift constellation used with low density parity check (LDPC) codes |
AU2003255985A1 (en) * | 2002-08-28 | 2004-03-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method for generating i/q signal in a tdma transmitter and corresponding modulator |
JP4353774B2 (ja) | 2002-12-04 | 2009-10-28 | パナソニック株式会社 | データ送信方法とデータ受信方法およびそれらを用いた送信装置と受信装置 |
JP3738997B2 (ja) * | 2002-12-05 | 2006-01-25 | 株式会社日立国際電気 | 通信方法 |
US7376075B1 (en) * | 2003-09-26 | 2008-05-20 | Conexant Systems, Inc. | Circular constellations with coherent gain/differential phase and pilots |
US7394869B2 (en) * | 2004-04-02 | 2008-07-01 | Broadcom Corporation | RF transmitter architecture for continuous switching between modulation modes |
US7324613B2 (en) * | 2003-11-25 | 2008-01-29 | University Of Florida Research Foundation, Inc. | Multi-layer differential phase shift keying with bit-interleaved coded modulation and OFDM |
KR100496155B1 (ko) * | 2003-12-27 | 2005-06-20 | 한국전자통신연구원 | 코셋 매핑을 이용한 터보 티씨엠 복호 장치 및 그 방법 |
JP4341418B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2009-10-07 | 日本電気株式会社 | 直交変調器の調整装置及び調整方法並びに通信装置とプログラム |
US7958425B2 (en) * | 2004-02-19 | 2011-06-07 | Trelliware Technologies, Inc. | Method and apparatus for communications using turbo like codes |
EP1730915A1 (en) * | 2004-03-04 | 2006-12-13 | Qualcomm, Incorporated | A method of and an apparatus for effecting a smooth transition between adjacent symbol bursts transmitted in different modulation formats |
US8009761B2 (en) * | 2004-06-24 | 2011-08-30 | Qualcomm Incorporation | Unified modulator for continuous phase modulation and phase-shift keying |
US7515642B2 (en) * | 2004-08-25 | 2009-04-07 | Broadcom Corporation | LDPC (Low Density Parity Check) coded 128 DSQ (Double Square QAM) constellation modulation and associated labeling |
JP4605643B2 (ja) * | 2005-02-04 | 2011-01-05 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 無線通信システム、送信装置、受信装置、送信方法および受信方法 |
EP1971098A4 (en) * | 2005-12-27 | 2012-05-02 | Fujitsu Ltd | DIGITAL WIRELESS COMMUNICATION PROCESS, TRANSMITTER AND RECEIVER WITH A MULTI-RANGE MODULATION SCHEME |
EP2387195A2 (en) * | 2006-02-08 | 2011-11-16 | Qualcomm Incorporated | Spectral shaping to reduce peak-to-average ratio in wireless communication |
KR100795226B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2008-01-17 | 강릉대학교산학협력단 | 삼각 형태의 성상도를 이용하는 디지털 신호 변조 방법 및장치 |
US20110173509A1 (en) * | 2006-09-18 | 2011-07-14 | Availink, Inc. | Bit mapping scheme for an ldpc coded 16apsk system |
WO2008034288A1 (en) * | 2006-09-18 | 2008-03-27 | Juntan Zhang | Bit mapping scheme for an ldpc coded 16apsk system |
JP5053357B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2012-10-17 | 日本放送協会 | デジタルデータ送信装置およびデジタルデータ受信装置 |
JP2008245128A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toshiba Corp | Ofdmを用いた無線送信装置と方法及び無線受信装置と方法 |
KR101276863B1 (ko) * | 2007-04-11 | 2013-06-18 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 방송 신호 수신 장치 및 방법 |
JP4455630B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2010-04-21 | 株式会社東芝 | 送信機および受信機 |
US8040985B2 (en) * | 2007-10-09 | 2011-10-18 | Provigent Ltd | Decoding of forward error correction codes in the presence of phase noise |
JP2009147637A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Panasonic Corp | 無線送信装置、無線送信方法および無線通信システム |
FR2927754B1 (fr) * | 2008-02-19 | 2010-03-26 | Get Enst Bretagne Groupe Des E | Procede de transmission, dispositif, produit programme d'ordinateur et signal correspondants. |
US8218679B2 (en) * | 2008-03-17 | 2012-07-10 | Modesat Communications OÜ | Method and system for creating quadrature modulation signal constellations with arbitrary spectral efficiency |
WO2010061784A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 株式会社日立製作所 | 光電界送信器及び光伝送システム |
US8406338B2 (en) * | 2009-03-04 | 2013-03-26 | Allen LeRoy Limberg | Terminated concatenated convolutional coding of M/H group data in 8VSB digital television signals |
US8279964B2 (en) * | 2009-04-09 | 2012-10-02 | Indian Institute Of Science | Data transmission in wireless communication system |
DE102009030675B4 (de) * | 2009-06-26 | 2019-05-16 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zum Senden und Empfangen von Signalen mit Modulationskompression |
GB2471876B (en) * | 2009-07-15 | 2011-08-31 | Toshiba Res Europ Ltd | Data communication method and apparatus |
US8793745B2 (en) * | 2010-04-14 | 2014-07-29 | Hughes Network Systems, Llc | Method and apparatus for data rate controller for a code block multiplexing scheme |
ES2567273T3 (es) * | 2010-06-17 | 2016-04-21 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Método y transmisor de precodificación |
EP2592767A1 (en) * | 2010-07-09 | 2013-05-15 | Hitachi, Ltd. | Optical receiver and optical transmission system |
JP5578360B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2014-08-27 | ソニー株式会社 | 受信装置および方法、並びにプログラム |
SG187028A1 (en) * | 2010-12-10 | 2013-02-28 | Panasonic Corp | Signal generation method and signal generation device |
US20120224651A1 (en) * | 2011-03-03 | 2012-09-06 | Yutaka Murakami | Signal generation method and signal generation apparatus |
US8656245B2 (en) * | 2011-04-13 | 2014-02-18 | California Institute Of Technology | Method of error floor mitigation in low-density parity-check codes |
EP3787196B1 (en) * | 2011-04-19 | 2022-06-01 | Sun Patent Trust | Transmission and reception method and apparatus |
JP2013016953A (ja) | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信システム |
JP5618944B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2014-11-05 | 株式会社東芝 | 無線受信装置 |
US9634878B1 (en) * | 2011-09-08 | 2017-04-25 | See Scan, Inc. | Systems and methods for data transfer using self-synchronizing quadrature amplitude modulation (QAM) |
US8693888B2 (en) * | 2012-01-10 | 2014-04-08 | Alcatel Lucent | Noise-resilient constellations for an optical transport system |
US9049058B2 (en) * | 2012-12-21 | 2015-06-02 | Broadcom Corporation | Fine step blended modulation communications |
WO2014108982A1 (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-17 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | データ処理方法、プリコーディング方法、通信装置 |
JPWO2014123015A1 (ja) * | 2013-02-08 | 2017-02-02 | サターン ライセンシング エルエルシーSaturn Licensing LLC | データ処理装置、及びデータ処理方法 |
WO2014123016A1 (ja) * | 2013-02-08 | 2014-08-14 | ソニー株式会社 | データ処理装置、及びデータ処理方法 |
CA2867660C (en) * | 2013-02-08 | 2023-01-24 | Sony Corporation | Data processing apparatus and data processing method |
US9491026B2 (en) * | 2013-04-12 | 2016-11-08 | Sun Patent Trust | Transmission method |
JP6323753B2 (ja) * | 2013-06-14 | 2018-05-16 | サン パテント トラスト | 送信方法 |
HUE061057T2 (hu) * | 2013-07-05 | 2023-05-28 | Saturn Licensing Llc | Vevõ berendezés nem-egységes konstelláció használatával |
-
2014
- 2014-04-10 US US14/781,455 patent/US9491026B2/en active Active
- 2014-04-10 JP JP2015511116A patent/JP6350921B2/ja active Active
- 2014-04-10 CN CN201910047914.6A patent/CN110086736B/zh active Active
- 2014-04-10 WO PCT/JP2014/002064 patent/WO2014167861A1/ja active Application Filing
- 2014-04-10 EP EP14783419.6A patent/EP2985966B1/en active Active
- 2014-04-10 CN CN201480020408.3A patent/CN105103511B/zh active Active
- 2014-04-10 EP EP17167201.7A patent/EP3211848B1/en active Active
-
2016
- 2016-09-21 US US15/271,626 patent/US9942067B2/en active Active
-
2018
- 2018-02-26 US US15/904,579 patent/US10177948B2/en active Active
- 2018-05-23 JP JP2018098581A patent/JP6712790B2/ja active Active
- 2018-11-27 US US16/201,389 patent/US10476713B1/en active Active
-
2019
- 2019-09-27 US US16/585,522 patent/US10742459B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2985966B1 (en) | 2017-06-07 |
CN105103511A (zh) | 2015-11-25 |
JPWO2014167861A1 (ja) | 2017-02-16 |
EP2985966A1 (en) | 2016-02-17 |
EP2985966A4 (en) | 2016-03-30 |
CN105103511B (zh) | 2019-02-15 |
JP6350921B2 (ja) | 2018-07-04 |
WO2014167861A1 (ja) | 2014-10-16 |
US20200028721A1 (en) | 2020-01-23 |
US10476713B1 (en) | 2019-11-12 |
US10742459B2 (en) | 2020-08-11 |
US9942067B2 (en) | 2018-04-10 |
US20170012806A1 (en) | 2017-01-12 |
US20160056989A1 (en) | 2016-02-25 |
US10177948B2 (en) | 2019-01-08 |
JP2018164269A (ja) | 2018-10-18 |
US9491026B2 (en) | 2016-11-08 |
US20180191538A1 (en) | 2018-07-05 |
CN110086736B (zh) | 2022-09-23 |
EP3211848A1 (en) | 2017-08-30 |
CN110086736A (zh) | 2019-08-02 |
EP3211848B1 (en) | 2018-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6712790B2 (ja) | 送信方法 | |
US11956068B2 (en) | Transmission method, transmission device, reception method, and reception device | |
US9143377B2 (en) | Demapper for rotated QAM constellations | |
US9820239B2 (en) | Power allocation for encoded bits in OFDM systems | |
US9036735B1 (en) | Apparatus and method for adaptively selecting channel code based on non-gaussianity of channel in wireless communication system | |
JP6893314B2 (ja) | 送信方法 | |
JP6719073B2 (ja) | 送信方法 | |
CN102571278B (zh) | 用于解码以帧接收的数据的方法以及装置 | |
JP6021009B2 (ja) | Mcsの決定方法 | |
KR20150015091A (ko) | 비대칭적 변복조 성상도를 활용하는 송수신 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190903 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20191101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200421 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200518 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6712790 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |