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JP6611124B2 - 極低温冷凍機用フレキシブル接続管および極低温冷凍機 - Google Patents

極低温冷凍機用フレキシブル接続管および極低温冷凍機 Download PDF

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Description

本発明は、極低温冷凍機用フレキシブル接続管およびそれを有する極低温冷凍機に関する。
従来のある極低温冷凍機においては、ある構成要素と他の構成要素(例えば、圧縮機と膨張機)とが剛性管で接続されている。この構成は、接続管内の圧力損失を低減するには有効である。しかし、剛性管はその形状を変え難いため構成要素どうしの相対位置を自由に変えることが難しい。そのため、冷凍機が使用される現場での設置レイアウトが制約される。そこで、設置の自由度を高めるために、フレキシブル管を冷凍機に用いることが提案されている。フレキシブル管は、冷凍機の構成要素間の振動伝達を低減することにも役立つ。
特開2002−333224号公報
ある提案におけるフレキシブル管は、ベローズ状の凹凸をもつ内面を有する単管構造を有する。しかし、こうした凹凸は管内の圧力損失を大きくしうる。圧力損失の増加は冷凍機の性能低下をもたらしうる。そこで、他の提案におけるフレキシブル管は、ベローズ状の凹凸をもつ内面を有する外管とこの外管に挿入され凹凸面を覆う内管とを有する二重管構造をとりうる。二重管構造は、接続管内の圧力損失を低減するのに有効である。
本発明者らは、二重管構造をもつフレキシブル管の極低温冷凍機への適用について鋭意研究を重ねた結果、当該構造は剛性管に比べて極低温冷凍機の性能低下を招きうることを認識するに至った。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、極低温冷凍機の性能低下を防止し又は緩和する極低温冷凍機用フレキシブル接続管を提供することにある。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機用フレキシブル接続管は、パイプ端部を有するフレキシブルパイプと、前記パイプ端部に密着されているチューブ端部を有し、前記フレキシブルパイプに挿通されているフレキシブルチューブと、を備える接続ホースと、前記接続ホースを極低温冷凍機の構成要素に接続するための接続アダプタであって、前記チューブ端部に隣接し、前記パイプ端部に固定されている接続アダプタと、を備える。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、圧縮機と、前記圧縮機から離れて配置される膨張機と、前記圧縮機を前記膨張機に接続するフレキシブル接続管と、を備え、前記フレキシブル接続管は、第1パイプ端部および第2パイプ端部を有するフレキシブルパイプと、前記第1パイプ端部および前記第2パイプ端部にそれぞれ密着されている第1チューブ端部および第2チューブ端部を有し、前記フレキシブルパイプに挿通されているフレキシブルチューブと、を備える接続ホースと、前記接続ホースを前記圧縮機に接続するための第1接続アダプタであって、前記第1チューブ端部に隣接し、前記第1パイプ端部に固定されている第1接続アダプタと、前記接続ホースを前記膨張機に接続するための第2接続アダプタであって、前記第2チューブ端部に隣接し、前記第2パイプ端部に固定されている第2接続アダプタと、を備える。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、コールドヘッドと、前記コールドヘッドから離れて配置されるバルブユニットと、前記コールドヘッドを前記バルブユニットに接続するフレキシブル接続管と、を備え、前記フレキシブル接続管は、第1パイプ端部および第2パイプ端部を有するフレキシブルパイプと、前記第1パイプ端部および前記第2パイプ端部にそれぞれ密着されている第1チューブ端部および第2チューブ端部を有し、前記フレキシブルパイプに挿通されているフレキシブルチューブと、を備える接続ホースと、前記接続ホースを前記コールドヘッドに接続するための第1接続アダプタであって、前記第1チューブ端部に隣接し、前記第1パイプ端部に固定されている第1接続アダプタと、前記接続ホースを前記バルブユニットに接続するための第2接続アダプタであって、前記第2チューブ端部に隣接し、前記第2パイプ端部に固定されている第2接続アダプタと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、極低温冷凍機の性能低下を防止し又は緩和する極低温冷凍機用フレキシブル接続管を提供することができる。
本発明のある実施形態に係る極低温冷凍機の全体構成を概略的に示す図である。 図1に示すフレキシブル接続管の端部の断面を概略的に示す図である。 あるフレキシブル管の端部の断面を概略的に示す図である。 他の実施形態に係るフレキシブル接続管の端部の断面を概略的に示す図である。 図4に示すフレキシブルパイプとフレキシブルチューブの寸法の関係を説明するための概略図である。 他の実施形態に係るフレキシブル接続管の端部の断面を概略的に示す図である。 他の実施形態に係る極低温冷凍機の全体構成を概略的に示す図である。 他の実施形態に係る極低温冷凍機の全体構成を概略的に示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
図1は、本発明のある実施形態に係る極低温冷凍機10の全体構成を概略的に示す図である。極低温冷凍機10は、圧縮機11、フレキシブル接続管12、及び膨張機13を備える。圧縮機11は膨張機13から離れて配置されている。フレキシブル接続管12は、圧縮機11の作動ガス室を膨張機13の作動ガス室に接続する。フレキシブル接続管12は、圧縮機11と膨張機13との間で作動ガスを流通させるガス流路を提供する。作動ガスは例えばヘリウムガスである。フレキシブル接続管12は、任意に湾曲した状態で圧縮機11を膨張機13に接続することができる。
極低温冷凍機10は、例えば、スプリット式のスターリング冷凍機である。この場合、圧縮機11は作動ガスの圧力振動を生成する。これがフレキシブル接続管12を通じて膨張機13に伝達される。膨張機13には圧縮機11の圧力振動と同一の周波数で当該振動と位相差を有する圧力振動が駆動される。圧縮機11と膨張機13との間に逆スターリングサイクルが形成される。このようにして、膨張機13は寒冷を発生させる。
フレキシブル接続管12は、接続ホース14と、接続ホース14を圧縮機11に接続するための第1接続アダプタ16aと、接続ホース14を膨張機13に接続するための第2接続アダプタ16bと、を備える。接続ホース14は、フレキシブルパイプ18と、フレキシブルパイプ18に挿通されているフレキシブルチューブ20と、を備える。フレキシブルチューブ20はフレキシブルパイプ18の中に収容されているので、図1においては説明の便宜上、破線で示す。
フレキシブルパイプ18は、例えば、蛇腹状内壁面を有するステンレス製のフレキシブルホースであってもよい。フレキシブルパイプ18の外表面は柔軟性をもつ被覆材で被覆されていてもよい。フレキシブルチューブ20は、シリコーン樹脂などの柔軟性をもつ材料からなるチューブであってもよい。
フレキシブルパイプ18は、第1パイプ端部22aおよび第2パイプ端部22bを有する。フレキシブルチューブ20は、第1チューブ端部24aおよび第2チューブ端部24bを有する。第1パイプ端部22aに第1接続アダプタ16aが固定され、第2パイプ端部22bに第2接続アダプタ16bが固定されている。第1接続アダプタ16aは、第1チューブ端部24aに隣接して配置され、第2接続アダプタ16bは、第2チューブ端部24bに隣接して配置されている。
詳しくは後述するが、第1チューブ端部24aおよび第2チューブ端部24bはそれぞれ第1パイプ端部22aおよび第2パイプ端部22bに密着されている。なお、第1チューブ端部24aは第1パイプ端部22aに永久的に固定されていてもよいが、そうである必要はない。第1チューブ端部24aは、第1パイプ端部22aから取り外し可能であってもよい。同様に、第2チューブ端部24bは、第2パイプ端部22bから取り外し可能であってもよい。フレキシブルチューブ20自体がフレキシブルパイプ18から取り外し可能であってもよい。
第1接続アダプタ16aは第2接続アダプタ16bと同じ構造を有する。以下の説明では簡単のため、第1接続アダプタ16aおよび第2接続アダプタ16bを接続アダプタ16と総称する。また、第1パイプ端部22aは第2パイプ端部22bと、第1チューブ端部24aは第2チューブ端部24bと、それぞれ同じ構造を有する。そこで同様に、第1パイプ端部22aおよび第2パイプ端部22bをパイプ端部22と総称し、第1チューブ端部24aおよび第2チューブ端部24bをチューブ端部24と総称する。なお、必要に応じて、第1接続アダプタ16aは第2接続アダプタ16bと異なる構造を有してもよい。
図2は、図1に示すフレキシブル接続管12の端部の断面を概略的に示す図である。上述のように、接続アダプタ16は、接続ホース14を冷凍機の構成要素に接続するために設けられている。接続アダプタ16は、チューブ端部24に隣接し、パイプ端部22に固定されている。フレキシブルパイプ18は、蛇腹状のパイプ内面18aを備え、パイプ内面18aとフレキシブルチューブ20との間には空洞19が形成されている。
接続アダプタ16は、チューブ端部24に接触するテーパ面26を有する。チューブ端部24は、テーパ面26とパイプ端部22との間に挟み込まれている。チューブ端部24は、もとの円筒形状から、テーパ面26に沿う円すい状またはフレア状に変形されている。このようにして、チューブ端部24は、パイプ端部22に密着されている。
接続アダプタ16は、フレキシブルチューブ20内のガス流路を冷凍機構成要素内の作動ガス室へと連通するための貫通孔28を有する。よって、貫通孔28を通じてフレキシブルチューブ20と冷凍機構成要素との間で作動ガスが流れる(矢印A)。
また、接続アダプタ16は、接続ホース14の端部を塞ぐプラグ部材として構成されている。そのため、接続アダプタ16は、貫通孔28を囲む外面を有し、この外面に第1ねじ部30が形成されている。貫通孔28の延在方向において第1ねじ部30の一端側に上述のテーパ面26が形成されている。他端側には、フレキシブルパイプ18の端面に適合する蓋部34が形成されている。パイプ端部22はその先端内面に、第1ねじ部30に対応する第2ねじ部を備える。第1ねじ部30を第2ねじ部にねじ込むことにより、接続アダプタ16は接続ホース14に固定される。それとともに、テーパ面26がチューブ端部24をパイプ端部22との間に挟み込み、蓋部34がフレキシブルパイプ18の端面に接触する。
図3は、あるフレキシブル管の端部の断面を概略的に示す図である。図示されるように、接続アダプタ16’の端部がチューブ端部24’に隣接する。この場合、チューブ端部24’は接続アダプタ16’にもパイプ端部22’にも密着されていないので、作動ガスが空洞19’にリークしうる。とりわけ、フレキシブル管が湾曲された状態では、その湾曲の外周側でチューブ端部24’が接続アダプタ16’から離れうる。そうすると、相当の作動ガスがその隙間を通じて空洞19’にリークする。フレキシブル管の一端で空洞19’にリークしたガスは管の他端にまで流れうる。本発明者らの研究によると、このようなバイパス流れBは冷凍性能に影響しうる。とくに、作動ガスの圧力振動の周波数が大きい場合(例えば60Hz程度)、バイパス流れBは冷凍性能を顕著に低下させる。
ところが、上述の実施形態によると、チューブ端部24が接続アダプタ16によってパイプ端部22に密着されているので、空洞19への作動ガスのリークを防止または軽減し、バイパス流れを抑制することができる。とくに、接続ホース14が直線状態であるときだけでなく湾曲状態においても、空洞19への作動ガスのリークを防止または軽減することができる。本発明者らは、剛性接続管を用いる従来型の冷凍機と比較して、上述の実施形態が同等の冷凍性能をもたらすことを実験により検証している。
フレキシブル接続管12は、空洞19における圧力がフレキシブルチューブ20内の作動ガス圧力より低くなるよう構成されていてもよい。そのために、フレキシブルチューブ20内の作動ガス圧力より低い圧力を有するガスが空洞19に予め封入されていてもよい。冷凍機の作動圧力、すなわちフレキシブルチューブ20内の作動ガス圧力は、ふつう、大気圧に比べて顕著に高いので、大気圧またはこれより低い圧力を有するガスが空洞19に予め封入されていてもよい。このようにすれば、冷凍機作動圧力と空洞内圧力との差圧によってフレキシブルチューブ20を膨張させ、好ましくは、フレキシブルチューブ20をパイプ内面18aに押し付けることができる。そのため、空洞19が狭くなり、あるいは、空洞19が接続ホース14の途中で遮断され、バイパス流れを抑制することができる。
図4は、他の実施形態に係るフレキシブル接続管12の端部の断面を概略的に示す図である。図5は、図4に示すフレキシブルパイプ18とフレキシブルチューブ20の寸法の関係を説明するための概略図である。次に説明するように、フレキシブルチューブ20をパイプ内面18aに押し付ける方法は、他にも考えられる。
パイプ内面18aは、交互に並ぶ複数の凸部36および複数の凹部38を有し、この交互配列によって蛇腹状に形成されている。フレキシブルチューブ20は、複数の凸部36に接触するチューブ外面20aを備える。空洞19は、複数の凹部38とチューブ外面20aとの間に形成されている。複数の凸部36は、複数の個別に形成された環状突起であってもよい。あるいは、複数の凸部36は、1つの連続する螺旋状突起であってもよい。
チューブ端部24の外径D1は、パイプ端部22の内径D2より大きい。より具体的には、内径D2は、凸部36での内径である。チューブ端部24がパイプ端部22より太いので、フレキシブルチューブ20がフレキシブルパイプ18に挿通されたときチューブ端部24がパイプ端部22に押し当てられる。このようにしても、バイパス流れを抑制することができる。
外径D1と内径D2との差は、フレキシブルチューブ20がフレキシブルパイプ18に挿通可能である程度に小さいことが望ましい。そのために、例えば、チューブ端部24の外径D1は、凹部38での内径より小さくてもよい。あるいは、チューブ端部24の外径D1は、凸部36での内径と凹部38での内径の平均より小さくてもよい。
こうした寸法の関係は、接続ホース14の端部だけでなくホース全体に適用されてもよい。すなわち、フレキシブルチューブ20の外径D1は、パイプ内面18aの凸部36の内径より大きく、凹部38の内径またはパイプ内面18aの平均径より小さくてもよい。
上述の寸法関係は、図2を参照して説明したテーパ付き接続アダプタ16の実施形態に適用されてもよい。
図6は、他の実施形態に係るフレキシブル接続管12の端部の断面を概略的に示す図である。図6には、空洞19の圧力を冷凍機作動圧力より低く維持するための他の構成を例示する。フレキシブル接続管12は、空洞19から接続ホース14の外(すなわち周囲環境)にガスを排出するためのガス抜きポート40を備える。ガス抜きポート40は、空洞19を接続ホース14の外に連通する開閉可能な連通孔、及びこの連通孔を塞ぐ閉塞部材を有する。閉塞部材は、連通孔を開閉するために接続ホース14から取り外し可能である。図示の例では、ガス抜きポート40が接続ホース14を径方向に貫通しているが、他の実施形態においては、接続アダプタ16及び接続ホース14を貫通するよう軸方向に沿って設けられてもよい。
ガス抜きポート40を定期的に開くことによって、空洞19の圧力を周囲圧力(例えば大気圧)に調整することができる。上述のようにチューブ内の圧力はそれより高いので、空洞19の圧力を低圧に維持することができる。あるいは、ガス抜きポート40を真空ポンプまたはその他の真空源に接続することにより、空洞19が真空引きされてもよい。このようにしても、バイパス流れを抑制することができる。また、空洞19の残留ガスを排出することができるので、コンタミネーションによる冷凍機の性能低下を防止しうる。
ガス抜きポート40は、図4及び図5を参照して説明したテーパなしの接続アダプタ17の実施形態に適用されてもよい。この場合、空洞19への作動ガスのリークを防ぐために、シール部材またはシール機構が、接続アダプタ17とフレキシブルパイプ18との間に、及び/または、フレキシブルチューブ20とフレキシブルパイプ18との間に、設けられてもよい。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
例えば、フレキシブル接続管12は、スターリング冷凍機だけでなく他の極低温冷凍機にも適用することができる。
図7は、他の実施形態に係る極低温冷凍機110の全体構成を概略的に示す図である。極低温冷凍機110は、圧縮機111、コールドヘッド113、及びバルブユニット114を備える。バルブユニット114は、コールドヘッド113から離れて配置される。極低温冷凍機110は、パルス管冷凍機であってもよい。上述のフレキシブル接続管12と同一構成を有してもよいフレキシブル接続管112は、バルブユニット114をコールドヘッド113に接続する。フレキシブル接続管112は、コールドヘッド113に接続される第1接続アダプタ116aと、バルブユニット114に接続される第2接続アダプタ116bと、を備えてもよい。上述のフレキシブル接続管12は、圧縮機111の吐出口をバルブユニット114に接続する高圧配管117として、及び/または、バルブユニット114を圧縮機211の吸入口に接続する低圧配管118として、用いられてもよい。
図8は、他の実施形態に係る極低温冷凍機210の全体構成を概略的に示す図である。極低温冷凍機210は、圧縮機211及び膨張機213を備える。極低温冷凍機210は、ギフォード・マクマホン式の極低温冷凍機であってもよい。極低温冷凍機210は、圧縮機211の吐出口を膨張機213に接続する高圧配管としての第1フレキシブル接続管212aと、膨張機213を圧縮機211の吸入口に接続する低圧配管としての第2フレキシブル接続管212bと、を備える。第1フレキシブル接続管212a及び/または第2フレキシブル接続管212bとして、上述のフレキシブル接続管12を用いてもよい。
10 極低温冷凍機、 11 圧縮機、 12 フレキシブル接続管、 13 膨張機、 14 接続ホース、 16 接続アダプタ、 16a 第1接続アダプタ、 16b 第2接続アダプタ、 18 フレキシブルパイプ、 18a パイプ内面、 19 空洞、 20 フレキシブルチューブ、 20a チューブ外面、 22 パイプ端部、 22a 第1パイプ端部、 22b 第2パイプ端部、 24 チューブ端部、 24a 第1チューブ端部、 24b 第2チューブ端部、 26 テーパ面、 36 凸部、 38 凹部、 40 ガス抜きポート、 110 極低温冷凍機、 111 圧縮機、 112 フレキシブル接続管、 113 コールドヘッド、 114 バルブユニット、 210 極低温冷凍機、 211 圧縮機、 213 膨張機。

Claims (6)

  1. パイプ端部を有するフレキシブルパイプと、前記パイプ端部に密着されているチューブ端部を有し、前記フレキシブルパイプに挿通されているフレキシブルチューブと、を備える接続ホースと、
    前記接続ホースを極低温冷凍機の構成要素に接続するための接続アダプタであって、前記チューブ端部に隣接し、前記パイプ端部に固定されている接続アダプタと、を備え
    前記接続アダプタは、前記チューブ端部に接触するテーパ面を有し、前記チューブ端部は、前記テーパ面と前記パイプ端部との間に挟み込まれていることを特徴とする極低温冷凍機用フレキシブル接続管。
  2. 前記フレキシブルパイプは、交互に並ぶ複数の凸部および複数の凹部を有する蛇腹状のパイプ内面を備え、前記フレキシブルチューブは、前記複数の凸部に接触するチューブ外面を備え、前記接続ホースは、前記複数の凹部と前記チューブ外面との間に形成された空洞を有しており、
    前記フレキシブル接続管は、前記空洞における圧力が前記極低温冷凍機の構成要素から又は該構成要素へと前記フレキシブルチューブ内を流れるガスの圧力より低くなるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用フレキシブル接続管。
  3. 前記空洞から前記接続ホースの外にガスを排出するためのガス抜きポートを備えることを特徴とする請求項に記載の極低温冷凍機用フレキシブル接続管。
  4. 前記チューブ端部の外径は、前記パイプ端部の内径より大きいことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の極低温冷凍機用フレキシブル接続管。
  5. 圧縮機と、
    前記圧縮機から離れて配置される膨張機と、
    前記圧縮機を前記膨張機に接続するフレキシブル接続管と、を備え、
    前記フレキシブル接続管は、
    第1パイプ端部および第2パイプ端部を有するフレキシブルパイプと、前記第1パイプ端部および前記第2パイプ端部にそれぞれ密着されている第1チューブ端部および第2チューブ端部を有し、前記フレキシブルパイプに挿通されているフレキシブルチューブと、を備える接続ホースと、
    前記接続ホースを前記圧縮機に接続するための第1接続アダプタであって、前記第1チューブ端部に隣接し、前記第1パイプ端部に固定されている第1接続アダプタと、
    前記接続ホースを前記膨張機に接続するための第2接続アダプタであって、前記第2チューブ端部に隣接し、前記第2パイプ端部に固定されている第2接続アダプタと、を備え
    前記第1接続アダプタは、前記第1チューブ端部に接触する第1テーパ面を有し、前記第1チューブ端部は、前記第1テーパ面と前記第1パイプ端部との間に挟み込まれ、及び/または、前記第2接続アダプタは、前記第2チューブ端部に接触する第2テーパ面を有し、前記第2チューブ端部は、前記第2テーパ面と前記第2パイプ端部との間に挟み込まれていることを特徴とする極低温冷凍機。
  6. コールドヘッドと、
    前記コールドヘッドから離れて配置されるバルブユニットと、
    前記コールドヘッドを前記バルブユニットに接続するフレキシブル接続管と、を備え、
    前記フレキシブル接続管は、
    第1パイプ端部および第2パイプ端部を有するフレキシブルパイプと、前記第1パイプ端部および前記第2パイプ端部にそれぞれ密着されている第1チューブ端部および第2チューブ端部を有し、前記フレキシブルパイプに挿通されているフレキシブルチューブと、を備える接続ホースと、
    前記接続ホースを前記コールドヘッドに接続するための第1接続アダプタであって、前記第1チューブ端部に隣接し、前記第1パイプ端部に固定されている第1接続アダプタと、
    前記接続ホースを前記バルブユニットに接続するための第2接続アダプタであって、前記第2チューブ端部に隣接し、前記第2パイプ端部に固定されている第2接続アダプタと、を備え
    前記第1接続アダプタは、前記第1チューブ端部に接触する第1テーパ面を有し、前記第1チューブ端部は、前記第1テーパ面と前記第1パイプ端部との間に挟み込まれ、及び/または、前記第2接続アダプタは、前記第2チューブ端部に接触する第2テーパ面を有し、前記第2チューブ端部は、前記第2テーパ面と前記第2パイプ端部との間に挟み込まれていることを特徴とする極低温冷凍機。
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