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JP2002340236A - 極低温冷凍装置用フレキシブルホース - Google Patents

極低温冷凍装置用フレキシブルホース

Info

Publication number
JP2002340236A
JP2002340236A JP2001141061A JP2001141061A JP2002340236A JP 2002340236 A JP2002340236 A JP 2002340236A JP 2001141061 A JP2001141061 A JP 2001141061A JP 2001141061 A JP2001141061 A JP 2001141061A JP 2002340236 A JP2002340236 A JP 2002340236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible hose
hose
gas
refrigerator
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001141061A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Koseki
勝己 古関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001141061A priority Critical patent/JP2002340236A/ja
Publication of JP2002340236A publication Critical patent/JP2002340236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thermal Insulation (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機ユニットと冷凍機ユニットを連結する
ヘリウムガスホースを、屋外の悪条件下において使用し
ても、腐食によるガス漏れや破裂の危険性を回避でき、
配管施工が煩雑でなく、メンテナンスコストや部品コス
トを低減できることを目的とする。 【解決手段】ヘリウムガスホースHを、ステンレス製フ
レキシブルホース1の外周を耐候性があり且つ、柔軟性
のある材料3で空間部5を形成させて密封したことであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は極低温冷凍装置にお
けるヘリウム圧縮機ユニットと冷凍機ユニットをヘリウ
ムガス供給用の高圧管とヘリウムガス返送用の低圧管で
連結しているガスホースに関する。
【0002】
【従来の技術】GM式冷凍機やパルスチュ−ブ型冷凍機
等の極低温冷凍機を使用して物体を4K〜10Kの極低
温に冷却する極低温冷凍装置Sは、通常、圧縮機ユニッ
トCと冷凍機ユニットRで構成されており、これら2つ
のユニットは電気配線で連結されている他、冷媒となる
ヘリウムガスを圧縮機から高圧にして冷凍機へ供給し、
冷凍機で低圧になったヘリウムガスを圧縮機へ返送する
ガスホースH(高圧管と低圧管)で連結されている。
【0003】このガスホースは一般的にはステンレス製
のフレキシブルホースや銅製パイプが使用されている。
極低温冷凍装置Sを設置する場所がレイアウトの関係
で、圧縮機ユニットCを図3に示すように屋外へ設置し
なければならない場合がある。そのような場合にはフレ
キシブルホースHが屋外に敷設せざるを得なくなる。
【0004】ステンレス製のフレキシブルホースHが屋
外の風雨にさらされる環境に敷設されると腐食によりガ
ス漏れや破裂する危険性があるため従来はその対策とし
て、00002460 ステンレスの材質を通常使用されるSU
S303やSUS304等から耐 蝕性の強いSUS
316L等に変更する。00002461 ガス漏れの点検等メ
ンテナンスを頻繁に行い、腐食が進行したときはホー
スを交換する。00002462 腐食が進行し難い銅製パイ
プを使用する。等の対策が行なわれていた。
【0005】しかしながら、上記00002460の場合は材料
が高価になるとともに、設置場所が沿岸部等の塩分を含
む環境では腐食の問題が残り、00002461の場合はメンテ
ナンスにかかるコストや部品交換によるコストが高くつ
く。00002462の場合はコストが低く押さえられるもの
の、柔軟なフレキシブルホースに比べて配管が固定配管
となるため施工が煩雑になるという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は屋外の環境に
おいて使用しても、腐食によるガス漏れや破裂の危険性
を回避でき、配管施工が煩雑でなく、メンテナンスコス
トや部品コストを低減できるフレキシブルホースを提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は圧縮機ユニット
と冷凍機ユニットを連結するヘリウムガスホースであっ
て、該ガスホースはステンレス製フレキシブルホースを
耐候性があり且つ、柔軟性のある材料で空間部を形成さ
せて密封していることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にかかる極低温冷凍装置用
フレキシブルホースの実施形態について図1を参照して
説明する。図1は本発明にかかる極低温冷凍装置用フレ
キシブルホースHの一部切欠正面図である。1は従来か
ら使用されているSUS303やSUS304等の材質
からなるステンレス製のフレキシブルホースで、一端部
には圧縮機ユニットと、又、他端部には冷凍機ユニット
と接続する配管接続金具2、2が連結されている。本発
明は上記従来のステンレス製フレキシブルホース1およ
び配管接続金具2、2のホース1との接続部の外表面を
塩化ビニール等の軟質合成樹脂薄板3で密封している。
【0009】図2は本発明にかかる極低温冷凍装置用フ
レキシブルホースHの他の実施形態の一部切欠正面図で
ある。この実施形態は、上記従来のステンレス製フレキ
シブルホース1および配管接続金具2、2のホース1と
の接続部の外表面を合成樹脂製の蛇腹管或いは、外表面
が合成樹脂でコーティングされた金属性蛇腹管4で密封
している。
【0010】次に本発明の作用について説明する。本発
明のフレキシブルホースは、従来のステンレス製フレキ
シブルホースを耐候性があり、かつ、柔軟性のある材料
で密封しているため、圧縮機ユニットが屋外に設置され
るような場合でも腐食によるガス漏れや破裂の危険性を
回避できるとともに、フレキシブルホースの柔軟性が損
なわれていないため極低温冷凍装置の敷設に際し、作業
性を損なうことがない。
【0011】さらに、長年月の使用により腐食等により
ステンレス製フレキシブルホース1からガス漏れが起き
たとしても、ステンレス製フレキシブルホース1を密封
している軟質合成樹脂薄板3或いは蛇腹管4との間の空
間部5内に漏洩したヘリウムガスが溜まるため、ヘリウ
ムリークディテクター等の検出器でのガス漏洩確認が容
易に実施できる。
【0012】
【発明の効果】本発明はステンレス製フレキシブルホー
スを耐候性があり、かつ、柔軟性のある材料で密封して
いるため、圧縮機ユニットが屋外に設置されるような場
合でも腐食によるガス漏れや破裂の危険性を回避できる
とともに、フレキシブルホースの柔軟性が損なわれない
ので極低温冷凍装置の敷設に際し、作業性を損なうこと
がない。また、ステンレス製フレキシブルホースからガ
ス漏れが生じた場合は、該フレキシブルホースを密封し
ている空間内にヘリウムガスが溜まるのでガス漏れの発
見が容易にでき保守作業を迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる極低温冷凍装置用フレキシブル
ホースの実施形態の一部切欠正面図。
【図2】本発明にかかる極低温冷凍装置用フレキシブル
ホースの他の実施形態の一部切欠正面図。
【図3】極低温冷凍装置の圧縮機ユニットが屋外に設置
された状態の説明図。
【符号の説明】
1 ステンレス製フレキシブルホース 2 配管接続金具 3 軟質合成樹脂薄板 4 蛇腹管 5 空間部 C 圧縮機ユニット H ガスホース R 冷凍機 S 極低温冷凍装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月4日(2001.6.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ステンレス製のフレキシブルホースHが屋
外の風雨にさらされる環境に敷設されると腐食によりガ
ス漏れや破裂する危険性があるため従来はその対策とし
て、 (1) ステンレスの材質を通常使用されるSUS303や
SUS304等から耐蝕性の強いSUS316L等に変
更する。 (2) ガス漏れの点検等メンテナンスを頻繁に行い、腐食
が進行したときはホースを交換する。 (3) 腐食が進行し難い銅製パイプを使用する。 等の対策が行なわれていた。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】しかしながら、上記(1)の場合は材料が高
価になるとともに、設置場所が沿岸部等の塩分を含む環
境では腐食の問題が残り、(2)の場合はメンテナンスに
かかるコストや部品交換によるコストが高くつく。(3)
の場合はコストが低く押さえられるものの、柔軟なフレ
キシブルホースに比べて配管が固定配管となるため施工
が煩雑になるという問題点があった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機ユニットと冷凍機ユニットを連結す
    るヘリウムガスホースであって、該ガスホースはステン
    レス製フレキシブルホースを耐候性があり且つ、柔軟性
    のある材料で空間部を形成させて密封していることを特
    徴とする極低温冷凍装置用フレキシブルホース。
  2. 【請求項2】耐候性があり且つ、柔軟性のある材料は軟
    質の塩化ビニール樹脂薄板であることを特徴とする請求
    項1記載の極低温冷凍装置用フレキシブルホース。
  3. 【請求項3】耐候性があり且つ、柔軟性のある材料は合
    成樹脂製の蛇腹管または、表面が合成樹脂でコーティン
    グされた金属性蛇腹管であることを特徴とする請求項1
    記載の極低温冷凍装置用フレキシブルホース。
JP2001141061A 2001-05-11 2001-05-11 極低温冷凍装置用フレキシブルホース Pending JP2002340236A (ja)

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