JP6281976B2 - 全地形車用空気入りタイヤ - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
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Landscapes
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Description
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF−3」
初期歪み:10%
動歪み:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1のATV用空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、AT20×10R9である。このタイヤのカーカスは、1枚のカーカスプライからなる。カーカスプライに含まれるカーカスコードの角度αの絶対値は80°(degrees)である。このタイヤは、カーカスとサイドウォールとの間に1枚の補強層を備えている。補強層に含まれる補強コードの角度βの絶対値は、80°である。補強コードの傾斜方向はカーカスコードの傾斜方向とは逆である。補強コードは、カーカスコードと交差している。このことが、表中「Y」で示されている。エイペックスの長さL1は、45mmである。このエイペックスの複素弾性率E*は、90MPaである。補強層がエイペックスと重複している長さL2は、25mmである。したがって、長さL2の長さL1に対する比率は、0.56である。補強層が内側層と重複している長さL3は、10mmである。
カーカスを2枚のカーカスプライで構成した他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
比較例1は、従来のタイヤである。この比較例1には、補強層は設けられていない。この比較例1のカーカスは、2枚のカーカスプライからなる。それぞれのカーカスプライに含まれるカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、80°である。エイペックスの長さL1は、45mmである。エイペックスの複素弾性率E*は、90MPaである。
比較例2は、従来のタイヤである。この比較例2には、補強層は設けられていない。この比較例2のカーカスは、1枚のカーカスプライからなる。カーカスプライに含まれるカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、90°である。エイペックスの長さL1は、45mmである。エイペックスの複素弾性率E*は、90MPaである。
角度αを下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
補強層の仕様を下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。実施例5では、補強層の補強コードはカーカスプライのカーカスコードとは交差していない。このことが、表中「N」として表されている。
長さL1を下記の表4の通りとし比率L2/L1を変えた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
長さL1及び長さL2を下記の表4の通りとし比率L2/L1を変えた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
エイペックスの複素弾性率E*を下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
長さL2を下記の表6の通りとし比率L2/L1を変えた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
長さL1及び長さL2を下記の表7及び表8の通りとし比率L2/L1を変えた他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
長さL3を下記の表8の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
タイヤを「9×8.0AT」のリムに組み込み、タイヤの内圧が25kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを排気量が450ccであるスポーツタイプATVに装着した。ドライバーに、このATVを未舗装の路面で構成されたダートコースで運転させて、操縦安定性及び乗り心地を評価させた。操縦安定性に関しては、スライド性、トラクション及びコントロール性の観点から評価した。この結果が、指数として下記の表1から8に示されている。数値が大きいほど好ましい。
タイヤの質量を計測した。この結果が、下記の表1から8に示されている。数値が小さいほど軽い。
タイヤを「9×8.0AT」のリムに組み込み、タイヤの内圧が25kPaとなるように空気を充填した。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、JATMA内圧−荷重対応表の最高使用内圧に対応する荷重の2倍の荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを、80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。3000km走行後のタイヤの外観を観察し、損傷の有無を確認した。この結果が、下記の表1から8に示されている。損傷が認められた場合が「NG」で、損傷が認められなかった場合が「G」で表されている。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
18・・・補強層
20・・・トレッド面
28・・・コア
30・・・エイペックス
32・・・カーカスプライ
34a・・・主部
34b・・・折り返し部
36・・・カーカスコード
40a、40b、40・・・層
42a、42b・・・端
44・・・外端
46・・・内端
48・・・先端
50・・・補強コード
Claims (4)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層されるベルトと、それぞれがこのベルトの端から半径方向略内向きに延びる一対の補強層とを備えており、
上記ビードが、コアと、このコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
上記カーカスが、1枚のカーカスプライからなり、
このカーカスプライが、上記コアの周りを軸方向内側から外側に向かって折り返されており、
この折り返しにより、このカーカスプライに主部と折り返し部とが形成されており、
上記ベルトが、内側層及び外側層を備えており、
軸方向において、内側層の端は外側層の端より外側に位置しており、
上記補強層の外端が、上記内側層と上記主部との間に位置しており、
この補強層の内端が、上記エイペックスとこの主部との間に位置しており、
上記カーカスプライが、並列された多数のカーカスコードを含んでおり、
それぞれのカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値が、60°以上90°以下であり、
上記エイペックスの長さL1が、20mm以上60mm以下であり、
このエイペックスの複素弾性率E*が、60MPa以上120MPa以下であり、
上記補強層が上記エイペックスと重複している長さL2が、5mm以上50mm以下であり、
この補強層が上記内側層と重複している長さL3が、5mm以上30mm以下であり、
上記補強層が、並列された多数の補強コードを含んでいる全地形車用空気入りタイヤ。 - 上記長さL2の上記長さL1に対する比が、0.25以上0.85以下である請求項1に記載の全地形車用空気入りタイヤ。
- それぞれの補強コードが周方向に対してなす角度の絶対値が、60°以上90°以下である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 上記補強コードが、上記カーカスコードと交差している請求項3に記載の全地形車用空気入りタイヤ。
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