JP6179390B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
これによれば、貯水器を含んで構成され凝縮器から流出した凝縮水が流通する凝縮水系の凝縮水の導電率が所定値以上であっても、凝縮水系の周辺温度が所定温度以上である場合、加熱装置の加熱によらないで凝縮水系の周辺温度によって凝縮水系の凝縮水を加熱して、凝縮水の炭酸ガス濃度を小さくすることができる。すなわち、凝縮水系における炭酸ガスに起因する導電率上昇の抑制を省エネにて実現することができる。
これによれば、純水器の過熱を抑制しながら、凝縮水系の凝縮水を加熱することで、純水器の長寿命化を達成しつつ凝縮水の炭酸ガス濃度を適切に小さくすることができる。
これによれば、比較的高濃度の炭酸ガスが残存する凝縮水が凝縮水系を流れるのを、ひいては比較的高濃度の炭酸ガスが残存する凝縮水が貯水器に流入するのを小さく抑制することができる。よって、流通する凝縮水をより高温に加熱することができ、その結果、流通する凝縮水に溶存する炭酸ガス濃度をより低減することができる。
これによれば、導電率計が凝縮水系に設けられていないものの、貯水器から溢れ出た凝縮水を少なくとも排出する排水装置に導電率計が設けられている燃料電池システムにおいて、上述した請求項1乃至請求項4の発明に係る作用効果を得ることができる。
セル24aの燃料極側には、燃料である改質ガスが流通する燃料流路24bが形成されている。セル24aの空気極側には、酸化剤ガスである空気(カソードエア)が流通する空気流路24cが形成されている。
(化1)
H2+O2−→H2O+2e−
(化2)
CO+O2−→CO2+2e−
(化3)
1/2O2+2e−→O2−
第1燃焼部26(燃焼空間R3)では、アノードオフガスが燃焼されて火炎27が発生している。第1燃焼部26には、アノードオフガスを着火させるための一対の着火ヒータ26a1,26a2が設けられている。
第2燃焼部28には、燃焼触媒を触媒の活性温度まで加熱して可燃性ガスを燃焼させるための燃焼触媒ヒータ28aが設けられている。燃焼触媒ヒータ28aは制御装置60の指示によって加熱されるものである。
さらに、水タンク13には、水タンク13内の凝縮水量を検出する図示しない水量センサ(水位センサ)が備えられている。水量センサは例えばフロート式、静電容量式などの水位計である。水量センサは制御装置60に検出信号を送信するようになっている。
底部71bには、排水管72が接続されている。排水管72は、水受け部材71が受けた水を水受け部材71から筐体11の外部に排出するものである。排水管72の上端が底部71bの下面に接続され、排水管72の下端が下方に延ばされ筐体11の下部(底板、側板の下部)を貫通して筐体11の外部に突設されている。なお、底部71bの構造は、排水管72が接続されている部分に向けて水が流れるように構成されるのが好ましい。
なお、導電率計13aによって検知された凝縮水の導電率が所定値以上であるか否かに基づいて凝縮水の導電率が異常であるか否かを判定するようにしてもよい。
このように、制御装置60は、導電率計13aによって検出された凝縮水の導電率が所定値以上である場合、水タンク凍結防止ヒータ13bを加熱させて凝縮水系Lgの凝縮水を加熱する。
これによれば水タンク13(貯水器)を含んで構成され熱交換器33(凝縮器)から流出した凝縮水が流通する凝縮水系Lgの凝縮水の導電率が所定値以上であっても、凝縮水系の周辺温度が所定温度以上である場合、水タンク凍結防止ヒータ13b(加熱装置)の加熱によらないで凝縮水系Lgの周辺温度によって凝縮水系Lgの凝縮水を加熱して、凝縮水の炭酸ガス濃度を小さくすることができる。すなわち、凝縮水系Lgにおける炭酸ガスに起因する導電率上昇の抑制を省エネにて実現することができる。
これによれば、比較的高濃度の炭酸ガス(炭酸イオン)が残存する凝縮水が凝縮水系Lgを流れるのを、ひいては比較的高濃度の炭酸ガスが残存する凝縮水が水タンク13(貯水器)に流入するのを小さく抑制することができる。よって、流通する凝縮水をより高温に加熱することができ、その結果、流通する凝縮水に溶存する炭酸ガス濃度をより低減することができる。
また、燃料電池24の発電出力を低出力に抑制すると、投入する燃料を減少させるため、発生する二酸化炭素を減少させることができ、凝縮水の炭酸イオン濃度を低減することができる。
これによれば、純水器14の過熱を抑制しながら、凝縮水系Lgの凝縮水を加熱することで、純水器14の長寿命化を達成しつつ凝縮水の炭酸ガス濃度を適切に小さくすることができる。
なお、本発明は、起動運転、発電運転および停止運転の全てに適用できる。
これによれば、導電率計72aが凝縮水系Lgに設けられていないものの、貯水器13から溢れ出た凝縮水を少なくとも排出する排水装置70に導電率計が設けられている燃料電池システムにおいて、上述した第1実施例に係る作用効果を得ることができる。
また、上述した実施形態において、凝縮器の熱媒体は、貯湯水に限定されるものでなく、貯湯水と燃料電池システムを流通する被凝縮ガスとの間で熱を交換する熱媒体(例えば不凍液(エチレングリコールを主成分とする))でもよい。
Claims (5)
- 燃料および酸化剤ガスが供給されて発電する燃料電池を備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池システムの中で流通する水分を含んだガス中の水蒸気を液状の熱媒体との熱交換で凝縮し凝縮水を生成する凝縮器と、
前記凝縮器から供給された前記凝縮水を貯蔵する貯水器と、
前記貯水器に貯蔵されている前記凝縮水を前記水として前記改質部に供給する水供給装置と、
前記貯水器を含んで構成され前記凝縮器から流出した前記凝縮水が流通する凝縮水系と、
前記凝縮水系に設けられ前記凝縮水系の凝縮水の導電率を検出する導電率計と、
前記凝縮水系の凝縮水を加熱する加熱装置と、
前記導電率計によって検出された前記凝縮水の導電率が所定値以上である場合、前記加熱装置を加熱させて前記凝縮水系の前記凝縮水を加熱する制御装置と、を備えた燃料電池システム。 - 前記制御装置は、前記導電率計によって検出された前記凝縮水の前記導電率が前記所定値以上であっても、前記凝縮水系の周辺温度が所定温度以上である場合には、前記加熱装置による加熱を禁止することで、前記凝縮水系の凝縮水を前記凝縮水系の前記周辺温度により加熱させる請求項1記載の燃料電池システム。
- 前記凝縮水系は、前記凝縮器からの前記凝縮水を純水化して前記貯水器に供給する純水器をさらに備え、
前記加熱装置は、前記純水器を加熱する第一加熱装置、および前記貯水器を加熱する第二加熱装置から構成され、
前記制御装置は、前記導電率計によって検出された前記凝縮水の前記導電率が前記所定値以上であっても、前記純水器の周辺温度が所定温度未満である場合には、前記第一加熱装置および前記第二加熱装置を加熱させて前記純水器および前記貯水器を加熱し、一方、前記導電率が前記所定値以上であっても、前記純水器の周辺温度が前記所定温度以上である場合には、前記第二加熱装置のみを加熱させて前記純水器を加熱せずに前記貯水器のみを加熱する請求項1記載の燃料電池システム。 - 前記制御装置は、さらに前記燃料電池の発電出力を減少させて、前記凝縮水系を流れる前記凝縮水の単位時間あたりの流量を減少させる請求項1乃至請求項3の何れか一項記載の燃料電池システム。
- 前記貯水器から溢れ出た前記凝縮水を少なくとも排出する排水装置をさらに備え、
前記導電率計は、前記排水装置に設けられ前記排水装置によって排水される前記凝縮水の導電率を検出する請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の燃料電池システム。
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