JP6011324B2 - 回転電機制御装置 - Google Patents
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Description
前記ステータコイルに実際に流れるコイル電流を検出するコイル電流検出部と、
前記コイル電流と前記回転電機が目標トルクを出力するように決定される電流指令との偏差に基づいて前記回転電機のフィードバック制御を行う制御部であって、前記回転電機の通常時の制御条件を定めた通常制御条件に従って定まる前記電流指令である通常電流指令を決定し、当該通常電流指令に基づく前記フィードバック制御を少なくとも実行する主制御部と、
前記ステータコイルに対する印加電圧を取得する印加電圧取得部と、
少なくとも前記コイル電流と前記印加電圧とに基づいて前記ステータコイルの電気抵抗であるコイル抵抗を演算すると共に、当該コイル抵抗に基づいて前記ステータコイルの温度であるコイル温度を演算するコイル温度演算部と、を備え、
前記主制御部は、前記通常電流指令に基づく前記フィードバック制御の実行中に、前記回転電機の制御状態を表す指標が予め規定された電流増加制御実行条件を満たす場合には、少なくとも前記コイル電流検出部による検出の間、前記通常電流指令よりも電流を増加させるように、前記電流指令を変更する電流増加制御を実行する点にある。
11 :コイル電流検出部
12 :印加電圧取得部
13 :コイル温度演算部
30 :ステータ
32 :ステータコイル
40 :ロータ
71 :主制御部
72 :温度推定部
81 :インバータ
M :回転電機
MI :変調率
Ra :コイル抵抗
Tc :コイル温度
θ :回転角度
ω :回転速度
ωmin :下限回転速度
Claims (5)
- 永久磁石を備えるロータと複数相のステータコイルを備えるステータを有した交流の回転電機を、直流電力と交流電力との間で電力変換を行うインバータを介して駆動制御する回転電機制御装置であって、
前記ステータコイルに実際に流れるコイル電流を検出するコイル電流検出部と、
前記コイル電流と前記回転電機が目標トルクを出力するように決定される電流指令との偏差に基づいて前記回転電機のフィードバック制御を行う制御部であって、前記回転電機の通常時の制御条件を定めた通常制御条件に従って定まる前記電流指令である通常電流指令を決定し、当該通常電流指令に基づく前記フィードバック制御を少なくとも実行する主制御部と、
前記ステータコイルに対する印加電圧を取得する印加電圧取得部と、
少なくとも前記コイル電流と前記印加電圧とに基づいて前記ステータコイルの電気抵抗であるコイル抵抗を演算すると共に、当該コイル抵抗に基づいて前記ステータコイルの温度であるコイル温度を演算するコイル温度演算部と、を備え、
前記主制御部は、前記回転電機の前記目標トルク、前記電力変換における変調率、前記コイル電流、前記電流指令の少なくとも1つに基づいて、電流増加制御実行条件を満たすか否かを判定する条件判定部を備え、前記通常電流指令に基づく前記フィードバック制御の実行中に、前記電流増加制御実行条件を満たす場合には、少なくとも前記コイル電流検出部による検出の間、前記通常電流指令よりも電流を増加させるように、前記電流指令を変更する電流増加制御を実行する回転電機制御装置。 - 前記主制御部は、前記ロータと同速で回転する回転座標系に設定された直交ベクトル座標系におけるベクトル制御によって前記回転電機を制御するものであり、
前記電流指令は、前記直交ベクトル座標系の一方の座標軸でありトルクに寄与するq軸の成分と、他方の座標軸であり界磁磁束に寄与するd軸の成分とに電流ベクトルを分割して設定され、
前記電流増加制御は、前記直交ベクトル座標系において等トルクを出力可能な前記q軸の成分と前記d軸の成分とを規定した等トルク線上の動作点を、当該動作点を設定可能な範囲内において移動させることによって実行され、
前記主制御部は、前記電流増加制御の実行に際して、前記直交ベクトル座標系における前記電流ベクトルの前記等トルク線に沿った移動量が相対的に少なくなる側に、前記動作点を移動させる請求項1に記載の回転電機制御装置。 - 前記主制御部は、前記ロータと同速で回転する回転座標系に設定された直交ベクトル座標系におけるベクトル制御によって前記回転電機を制御するものであり、
前記電流指令は、前記直交ベクトル座標系の一方の座標軸でありトルクに寄与するq軸の成分と、他方の座標軸であり界磁磁束に寄与するd軸の成分とに電流ベクトルを分割して設定され、
前記電流増加制御は、前記直交ベクトル座標系において等トルクを出力可能な前記q軸の成分と前記d軸の成分とを規定した等トルク線上の動作点を、当該動作点を設定可能な範囲内において移動させることによって実行され、
前記主制御部は、前記電流増加制御の実行に際して、前記直交ベクトル座標系における前記d軸の成分の増加量が相対的に少なくなる側に、前記動作点を移動させる請求項1に記載の回転電機制御装置。 - 前記コイル温度演算部は、前記回転電機の回転速度が、回転停止状態を含む予め規定された下限回転速度以下である場合には、複数相の前記ステータコイルの各相の前記コイル電流と前記印加電圧とに基づいて相ごとに前記コイル抵抗を演算して、相ごとの前記コイル温度を演算し、
前記回転速度が前記下限回転速度より大きい場合には、全相の前記コイル電流を統合した電機子電流と前記印加電圧とに基づいて全相の電気抵抗を合成した前記コイル抵抗を演算して、全相の前記コイル温度を演算する請求項1から3の何れか一項に記載の回転電機制御装置。 - 前記コイル電流検出部は、前記ステータコイルを流れる交流電流の最大値及び最小値の少なくとも一方のみをサンプリングする請求項1から4の何れか一項に記載の回転電機制御装置。
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