JP6004368B2 - 両面ファスナーおよび同ファスナーを用いた結束用ベルト - Google Patents
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Description
そして、非結束時の結束用ベルトの紛失を防ぐために、非結束時には結束用ベルト(N)が被結束物の1本(e1)の表面に常時固定されている。すなわち、結束用ベルト(N)の片端部を被結束物(e1)の表面に1周以上巻き付けて、巻き付け初めの結束用ベルト表面の係合素子とe1の回りを周回してきた結束用ベルトの裏面の係合素子を係合させることにより、被結束物の1本(e1)に結束用ベルトが固定された構造となっている。この係合が紛失防止用係合である。図7のf1で示す太い実線部分が紛失防止用係合となっている部分である。そして、被結束物の束に面ファスナー(N)を巻き付けて束ねる時には、紛失防止用係合(f1)がなされている端部とは反対側の端部を被結束物の束(e1〜e7)の周りに巻きつけ、そして結束用ベルトの周回前の表面の係合素子と周回してきたベルトの裏面の係合素子を係合させることにより結束が完了する。この係合が結束用係合である。図7に、f2で示す太い実線部分が結束用係合部分である。被結束物の結束を解除する場合には、面ファスナーの端部を持ち上げつつ廻旋してf2の係合を剥がすこととなる。
また、本発明は、上記の結束用ベルトを用いて少なくとも被結束物の1つ以上を雄型面ファスナー同士で結束した後、同ベルトを複数の被結束物に巻きつけ、雄型面ファスナーと反対面の雌型面ファスナーを係合させて複数の被結束物を結束する被結束物の結束方法である。なお、被結束物とは、例えば複数の線状物や面状物、棒状物等複数の結束可能な物をいい、例えば電気コードや金属線等で代表される。
本発明の両面ファスナーを結束用ベルトとして用いると、同ベルトが被結束物から外れて紛失することを防止するために行われる係合は、雄型面ファスナーの自己係合性を用いて行われるのが好ましい。すなわち、本発明の両面ファスナーの雄型面ファスナー面を内側にして1本の被結束物を挟んで折り返し、向かい合う雄型係合素子同士を係合させて1本の被結束物に固定している。このような固定は、従来の、1本の被結束物に360°以上巻き付けて向かい合う雄型係合素子とループ状係合素子を係合させて固定させるものと比べて、結束用係合を解除する際に、同時に解除されることが少なく、結束用バンドを紛失する恐れが極めて少なくなる。したがって本発明の結束用バンドは、非結束時も被結束物に常時取り付けられて使用される用途に極めて適している。
さらに、本発明の結束用バンドの場合には、生産者および販売者は長い結束用バンドを用意するだけで事足り、それを購入したユーザーが、被結束物の太さや本数に応じて、適当な長さに切断して使用できる。したがって、長さを変えた数多くの結束用バンドを予め揃えておく必要がない。
本発明の両面ファスナーは、図1に示すように、表面に多数のループ状係合素子(J)を有する雌型面ファスナー(B)と、表面に該ループ状係合素子(J)と係合することができる雄型係合素子(F)を多数有する雄型面ファスナー(A)とが、係合素子が存在している面を外側にして貼り合わされた両面ファスナーであって、そして該雄型面ファスナー(A)が、面ファスナーの基板から突出するステム(S)および同ステム先端から面ファスナーの幅方向に突出しているが面ファスナー長さ方向には突出していない係合突起(G)からなる雄型係合素子(F)を有しており、同係合素子が該面ファスナーの基板表面に長さ方向(E方向)に列をなして並んでおり、かつそのような列が基板表面に並行に複数列存在している雄型面ファスナーにおいて、隣り合う係合素子列の間隔(係合突起間の間隔:D)が、雄型係合素子のステム先端に存在する両係合突起間の距離(L)より狭く、係合素子列方向に隣り合う係合素子間の間隔(K)が係合素子の列方向幅(M)の1.0〜2.0倍であり、さらに各雄型係合素子の長さ方向端部面とファスナー長さ方向に直角な面がなす角度(α)が5〜20°の角度であり、雄型面ファスナーを上から見た場合に、雄型係合素子が存在している基体表面積の20〜45%が雄型係合素子で覆われている雄型面ファスナーであり、自己係合性を有している。
雄型面ファスナーおよび雌型面ファスナーとして、以下に記載した面ファスナーをそれぞれ用意した。
ノズルからポリプロピレン樹脂を溶融押し出しして、表面に係合素子用列条を16列有するテープを製造し、そして該列条にテープ長さ方向の直角方向から7°斜めにテープ面に垂直に0.5mm間隔で切れ目を列条先端から付け根まで入れ、そして2.1倍延伸して雄型面ファスナーを製造した。
この雄型面ファスナーの雄型係合素子は図5と同一の断面形状を有しており、その高さ(H)は1.3mm、係合素子列の間隔(D)は0.75mm、係合突起間の距離(L)は0.9mm、係合素子列方向に隣り合う係合素子間の間隔(K)は0.55mm、係合素子の列方向幅(M)は0.5mm、係合素子の長さ方向端部面と面ファスナー長さ方向に直角な面がなす角度(α)は7°、雄型係合素子が基体表面を被覆する割合が26%、係合素子密度は58個/cm2,基体層の厚さは0.3mm、基体幅は22mmであった。この雄型面ファスナー同士を係合させたところ、2.6N/cmの剥離強さであった。
265デシテックス/7フィラメントのポリエチレンテレフタレートマルチフィラメントからなる高さ2.45mmのループ状係合素子を有する幅25mmの雌型面ファスナー(クラレファスニング社製2790Y)を用意した。この雌型面ファスナーの係合素子密度は40個/cm2であった。
上記雄型面ファスナーと雌型面ファスナーを、係合素子面を外側にして重ね合わせ、接着剤としてウレタン系の湿気硬化型接着剤(ノーテープ工業製RHA−100)を用いて貼り合わせた。得られた両面ファスナーの表面と裏面とを重ね合わせて、係合素子同士を係合させたところ、その係合強さは2.0N/cmの剥離強さであった。
上記両面ファスナーを、パソコンの電線コードを束ねる結束用ベルトとして用いた。すなわち、電線コードの1本に図6に示すように、雄型面ファスナーの自己係合を用いて取り付け(紛失防止用係合)、そしてそのまま電線コード9本を束ねた上から両面ファスナーテープを巻きつけ、端部の裏面の雄型係合素子と周回前の両面ファスナーの表面雌型係合素子を係合させて(結束用係合)、結束した。結束状態は十分に強固であった。さらに、結束用係合を解除、再度結束を100回繰り返したが、紛失防止用係合まで外れることが一回もなかった。
上記実施例1において、雄型面ファスナーを、390デシテックスのポリエチレンテレフタレートモノフィラメントからなる高さ1.85mmのフック状係合素子を有する幅25mmの雄型面ファスナー(クラレファスニング社製A8693Y 係合素子密度:40個/cm2)に置き換える以外は同一の方法により両面ファスナーを製造した。なお、雄型面ファスナーは雄面同士を重ね合わせると軽い係合を生じるが、左右にかるく振れば直ぐに外れ、本発明で言う自己係合と言えるような係合ではなかった。
上記実施例1において、雄型面ファスナーの製造の際に、係合素子間間隔や延伸倍率、αの角度を変更することにより、表1に示すような雄型面ファスナーを製造した。得られた雄型面ファスナーの自己係合力を測定した結果、表1に示すような結果が得られた。
B‥‥雌型面ファスナー
C‥‥接着剤層
E‥‥面ファスナー長さ方向
W‥‥面ファスナー長さ方向に直角な方向
F‥‥雄型係合素子
S‥‥雄型係合素子のステム
G‥‥雄型係合素子の係合突起
L‥‥雄型係合素子のステム先端に存在する両係合突起間の距離
D‥‥隣り合う係合素子列の間隔
K‥‥係合素子列方向に隣り合う係合素子間の間隔
M‥‥係合素子の列方向幅
H‥‥係合素子高さ
J‥‥ループ状係合素子
e‥‥被結束物
N‥‥結束用ベルト
b1‥‥雄型面ファスナーの基体層
b2‥‥雌型面ファスナーの基体層
S1‥‥雄型面ファスナーを上から見た場合の雄型係合素子で覆われている面積
S2‥‥雄型面ファスナーを上から見た場合の雄型係合素子が存在している基体表面積
f1‥‥紛失防止用係合
f2‥‥結束用係合
α‥‥雄型係合素子の長さ方向端部面とファスナー長さ方向に直角な面がなす角度
Claims (5)
- ループ状係合素子を有する雌型面ファスナーと雄型面ファスナーとが、係合素子面を外側にして貼り合わされた両面ファスナーであって、該雄型面ファスナーが、面ファスナーの基板から突出するステム(S)および同ステム先端から面ファスナーの幅方向に突出しているが面ファスナー長さ方向には突出していない係合突起(G)からなる雄型係合素子(F)を有しており、同係合素子が該面ファスナーの基板表面に長さ方向(E方向)に列をなして並んでおり、かつそのような列が基板表面に並行に複数列存在している雄型面ファスナーにおいて、隣り合う係合素子列の間隔(係合突起間の間隔:D)が、雄型係合素子のステム先端に存在する両係合突起間の距離(L)より狭く、係合素子列方向に隣り合う係合素子間の間隔(K)が係合素子の列方向幅(M)の1.0〜2.0倍であり、さらに各雄型係合素子の長さ方向端部面とファスナー長さ方向に直角な面がなす角度(α)が5〜20°の角度であり、雄型面ファスナーを上から見た場合に、雄型係合素子が存在している基体表面積の20〜45%が雄型係合素子で覆われており、自己係合強力が0.5N/cm以上の剥離強さを有する雄型面ファスナーであることを特徴とする両面ファスナー。
- 雄型係合素子の断面形状が、係合素子先端部から遠ざかるに従って高さが低くなる一頂型、または先端付近は窪んでいるが窪みの両サイドが山頂となり同山頂から遠ざかるに従って高さが低くなっている二頂型の山形形状を有している請求項1に記載の両面ファスナー。
- 請求項1または2に記載の両面ファスナーからなる結束用ベルト。
- 結束用ベルトが電線コード結束に用いられるベルトである請求項3に記載の結束用ベルト。
- 請求項3または4に記載の結束用ベルトを用いて少なくとも被結束物の1つ以上を雄型面ファスナー同士で結束した後、同ベルトを複数の被結束物に巻きつけ、雄型面ファスナーと反対面の雌型面ファスナーを係合させて複数の被結束物を結束する被結束物の結束方法。
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