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JP5913142B2 - 極低温冷凍機 - Google Patents

極低温冷凍機 Download PDF

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JP5913142B2
JP5913142B2 JP2013016073A JP2013016073A JP5913142B2 JP 5913142 B2 JP5913142 B2 JP 5913142B2 JP 2013016073 A JP2013016073 A JP 2013016073A JP 2013016073 A JP2013016073 A JP 2013016073A JP 5913142 B2 JP5913142 B2 JP 5913142B2
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Description

本発明は、ロータリーバルブを有する極低温冷凍機に関する。
極低温を発生する冷凍機としてギフォード・マクマホン(GM)冷凍機が知られている。GM冷凍機は、シリンダ内を往復動するディスプレーサによる空間の体積変化を利用してギフォード・マクマホン冷凍サイクルに基づいて冷却効果を得る冷凍機である。
GM冷凍機では、高圧の作動ガス(ヘリウムガス等)をシリンダに供給し、これを断熱膨張させて低温とする。膨張して極低温となった作動ガスは、周囲から熱を吸収すると共に、蓄冷材と熱交換して室温まで昇温された後、シリンダから排気される。これによりシリンダ内は極低温に維持される。シリンダから排出された作動ガスは圧縮機に送られ圧縮され、高圧の作動ガスとなる。この高圧の作動ガスは再びGM冷凍機のシリンダに供給される。
高圧の作動ガスをシリンダに供給し、シリンダ内で低圧となった作動ガスをシリンダから排出するために、シリンダ内のディスプレーサの往復動に同期して作動ガスの給気・排気を切り替えるか切替えバルブが用いられる。GM冷凍機では、この切替えバルブとしてロータリーバルブが用いられることがある。
特開2001−280728号公報 特開2007−205581号公報
ロータリーバルブはロータバルブをステータバルブに対して回転させ、このロータバルブの回転に伴いシリンダに接続された通路を圧縮機の給気側と排気側との間で切り換える装置である。またロータリーバルブでは、作動ガスの漏れを防止するためにロータバルブをステータバルブに押し付ける必要がある。あるGM冷凍機では、給気する作動ガスの圧力により、ロータバルブにステータバルブを押し付ける。即ち、ステータバルブの摺動面の反対側から高圧の作動ガスを導入する際に、作動ガスの圧力がステータバルブの摺動面とは反対側の面に作用するように構成し、この圧力を利用してステータバルブをロータバルブに押し付ける構成となっている。
また、ロータバルブにステータバルブを押し付ける手段として、ばねを利用したものもある。この構成のGM冷凍機では、ステータバルブのロータバルブと反対側の面にばねを配設し、このばねの弾性力によりステータバルブをロータバルブに押圧する構成とされている。
ところで、ステータバルブ及びロータバルブの各摺動面には、作動ガスの流路を切り替えるため、給気側通路の端部、排気側通路の端部、シリンダに接続された流路の端部が開口すると共に、この各端部を所定のタイミングで接続する溝部が形成されている。
高圧の作動ガスの圧力は、この各端部及び溝部に印加される。また、各端部及び溝部の摺動面における配設位置は、円形状を有した摺動面の中心位置に限らず、この中心位置からずれた位置に配設されている。
このため、ステータバルブに対してロータバルブが回転する際、その回転位置によっては摺動面の中心位置からずれた位置に大きな圧力が印加される場合がある。具体的には、圧縮機からシリンダへの高圧の作動ガスの供給が終了した直後においては、摺動面には圧縮機からの作動ガスの圧力と、シリンダに供給された作動ガスの圧力の双方が印加される。
この双方の圧力が印加される摺動面上の領域(以下、双方作用領域という)は中央位置からずれた位置であることがある。このため、作動ガス及びばねがステータバルブの被押圧面を中心軸に対して対称に押圧する構成では、双方作用領域において気密性が低くなり作動ガスが漏れるおそれがある。
これを防止する手段として、作動ガスの圧力及びばねによる押付け力を摺動面全面において増大させることが考えられる。この構成とした場合、押付け力が高くなり摺動面における気密性が増大し、作動ガスの漏れを防止できることが望める。
しかしながら、作動ガスの圧力及びばねによる押付け力が増大すると、摺動面における摩擦力が過大となるおそれがある。摺動面における摩擦力が過大となった状態でロータリーバルブが作動すると、ステータバルブとロータバルブの摺動面の磨耗が激しくなる。このような状態で連続して運転していると、ロータリーバルブの寿命が短くなり、ロータリーバルブを早期に交換しなければならないかもしれない。
また摺動抵抗が高ければ駆動するためのモータにかかる負荷が過大となるかもしれない。
本発明は、ステータバルブとロータバルブの摺動面の磨耗を低減しつつステータバルブとロータバルブとの間における作動ガスの漏れを防止した極低温冷凍機を提供することを目的とする。
本発明のある態様によると、
作動ガスを圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された前記作動ガスが膨張することにより寒冷を発生させる膨張空間と、ステータバルブと、該ステータバルブに対して回転するロータバルブとを有し、回転に伴い前記圧縮機と前記膨張空間との間で前記作動ガスの流れ切替えを行うバルブ機構と、前記ロータバルブと前記ステータバルブの一方を他方に押し付けるよう押付け力を付勢する付勢手段と有し、前記付勢手段は、当該付勢手段による押付け力の中心軸と、前記ロータバルブ又は前記ステータバルブの中心軸とが重ならないように配置される。
ステータバルブとロータバルブの摺動面の磨耗を増大させることなくステータバルブとロータバルブとの間における作動ガスの漏れを減少させることができ、冷凍機の運転効率を維持することが可能となる。
図1は、本発明のある実施形態であるGM冷凍機の断面図である。 図2は、本発明のある実施形態であるGM冷凍機に設けられるスコッチヨーク機構を拡大して示す分解斜視図である。 図3は、本発明のある実施形態であるGM冷凍機に設けられるロータリーバルブを拡大して示す分解斜視図である。 図4は、ロータリーバルブの摺動面を拡大して示す図である。 図5は、本発明の効果を示す図である。 図6は、本発明の他の実施形態であるGM冷凍機のステータバルブを拡大して示す断面図である。 図7は、本発明の他の実施形態であるGM冷凍機のロータリーバルブを拡大して示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1乃至図3は、本発明のある実施形態である極低温冷凍機を説明するための図である。本実施形態では、極低温冷凍機としてギフォード・マクマホン冷凍機(以下、GM冷凍機という)を例に挙げて説明する。図1はGM冷凍機の断面図であり、図2はスコッチヨーク機構32の分解斜視図であり、図3はロータリーバルブ40の分解斜視図である。GM冷凍機は、圧縮機1、シリンダ2、及びハウジング3等を有している。
圧縮機1は、作動ガスを低圧側1aから吸込み、これを昇圧処理した後高圧側1bへ排出する。作動ガスとしては、ヘリウムガスを用いることができる。
本実施形態に係るGM冷凍機は、いわゆる2段式の冷凍機である。このため、シリンダ2は、第1段目シリンダ11と第2段目シリンダ12とを有している。第1段目シリンダ11には、第1段目ディスプレーサ13が図中矢印Z1,Z2方向に摺動可能に装着されている。また、第2段目シリンダ12には、第2段目ディスプレーサ14が図中矢印Z1,Z2方向に摺動可能に装着されている。
第1段目シリンダ11の内部で、第1段目ディスプレーサ13の上部位置には上部空間23が形成されている。また、第1段目シリンダ11の内部で第1段目ディスプレーサ13の下部位置には第1段目膨張空間21が形成されている。また、第2段目シリンダ12の内部で、第2段目ディスプレーサ14の下部位置には第2段目膨張空間22が形成されている。
第1段目ディスプレーサ13の内部には、作動ガスが流れる流路となる内部空間15が形成されている。また、第2段目ディスプレーサ14の内部にも、作動ガスが流れる流路となる内部空間16が形成されている。各内部空間15、16には、それぞれ蓄冷材17、18が収容されている。
上部空間23は、第1段目ディスプレーサ13に形成された流路L1,L2及び内部空間15を介して第1段目膨張空間21と接続されている。また、第1段目膨張空間21は、第2段目ディスプレーサ14に形成された流路L3,L4及び内部空間16を介して第2段目膨張空間22と接続されている。
また、第1段目シリンダ11の外周で第1段目膨張空間21と対向する位置には、第1段目冷却ステージ19が設けられている。また、第2段目シリンダ12の外周で第2段目膨張空間22と対向する位置には、第2段目冷却ステージ20が設けられている。
ハウジング3は、駆動装置30とロータリーバルブ40等を有している。駆動装置30は、モータ31及びスコッチヨーク機構32を有している。
図2に示すように、スコッチヨーク機構32は、クランク部材33及びスコッチヨーク34を有している。このスコッチヨーク機構32は、モータ31で発生した回転駆動力を往復駆動力に変換し、第1段目ディスプレーサ13及び第2段目ディスプレーサ14を往復駆動する。
クランク部材33は、モータ31の回転軸31aに固定されており、モータ31により回転駆動される。クランク部材33は、モータ31の回転軸31aに取り付けられる位置から偏心した位置にクランクピン33bを設けた構成とされている。従って、クランク部材33をモータ31の回転軸31aに取り付けると、回転軸31aとクランクピン33bは、偏心した状態となる。
スコッチヨーク34は、ヨーク板35、駆動軸36、及び軸受部37を有する。スコッチヨーク34は、ハウジング3内で図中矢印Z1、Z2方向に往復移動可能に設けられている。ヨーク板35の中央上下位置には、駆動軸36が上下方向(Z1、Z2方向)に延出するように設けられている。なお、駆動軸36は、摺動軸受38a、38bにより上下方向(Z1、Z2方向)に摺動可能に支持されている。
ヨーク板35には、図2における矢印X1、X2方向に延在する横長窓35aが形成されており、横長窓35a内には、軸受部37が設けられている。軸受部37は、横長窓35a内で矢印X1、X2方向に転動可能に設けられている。この軸受部37には、クランクピン33bが接続される。
クランクピン33bが軸受部37に接続された状態で回転軸31aを回転すると、クランクピン33bは、円弧を描くように回転(偏心回転)し、スコッチヨーク34は、図2における矢印Z1、Z2方向に往復動する。この際、軸受部37は、横長窓35a内を図2中矢印X1、X2方向に往復移動する。
スコッチヨーク34の下部に設けられた駆動軸36は、第1段目ディスプレーサ13に連結されている。また、第1段目ディスプレーサ13は第2段目ディスプレーサ14と図示しない連結機構により連結されている。よって、スコッチヨーク34は、第1段目ディスプレーサ13及び第2段目ディスプレーサ14を、図1における矢印Z1、Z2方向に往復駆動する。
次に、バルブ機構を構成するロータリーバルブ40について説明する。
ロータリーバルブ40は、図1に示すように圧縮機1とシリンダ部10との間に設けられている。ロータリーバルブ40は、圧縮機1とシリンダ部10との間を流れる作動ガスの流れ制御を行う。
具体的には、ロータリーバルブ40は、圧縮機1で生成された高圧の作動ガスを高圧側1bから第1段目シリンダ11及び第2段目シリンダ12内に導き、また寒冷を発生し膨張した作動ガスを第1段目シリンダ11及び第2段目シリンダ12から圧縮機1の低圧側1aに導くよう流路切替えを行う。
このロータリーバルブ40は、図1に加えて図3に示すように、ステータバルブ41とロータバルブ42とを有している。ステータバルブ41は平坦なステータバルブ側摺動面45を有し、ロータバルブ42は同じく平坦なロータバルブ側摺動面50を有している。そして、このステータバルブ側摺動面45とロータバルブ側摺動面50が面接触する構成とされている。
ステータバルブ41は、ハウジング3内に固定ピン43で固定される。この固定ピン43によりステータバルブ41は回転方向の移動は規制される。しかしながら、図1に矢印Y1,Y2で示す方向には、所定量だけ移動可能な構成となっている。
ロータバルブ42のロータバルブ側摺動面50と反対側に位置する反対側端面52には、クランクピン33bと係合する係合穴(図示せず)が形成されている。クランクピン33bは軸受部37に挿通された際、その先端部が軸受部37から矢印Y1方向に突出するよう構成されている(図1参照)。そして、このクランクピン33bの先端部は、このロータバルブ42に形成された係合穴と係合するよう構成されている。
よって、クランクピン33bがクランク軸33a(モータ31の回転軸31a)を中心として回転(偏心回転)することにより、ロータバルブ42もスコッチヨーク機構32と同期して回転する。
このステータバルブ41の中心には、圧縮機1の高圧側1bに接続される作動ガス吸気孔44が貫通するよう形成されている。(またステータバルブ側摺動面45には、図3に示すように、作動ガス吸気孔44を中心として同心円上に円弧状溝46が設けられている。)
更に、ステータバルブ41及びハウジング3には、ガス流路49が形成されている。このガス流路49はステータバルブ41内に形成されたバルブ側流路49aと、ハウジング3内に形成されたハウジング側流路49bとにより構成されている。
(バルブ側流路49aの開口48は円弧状溝46内に開口しており、他端部47はステータバルブ41の側面に開口し、ハウジング側流路49bの一端部と連通している。また、ハウジング側流路49bの他端部は上部空間23に接続されている。)
一方、ロータバルブ42には溝51及び円弧状孔53が形成されている。溝51は、ロータバルブ側摺動面50にその中心から半径方向に延出するよう形成されている。また円弧状孔53は、ロータバルブ42のロータバルブ側摺動面50から反対側端面52まで貫通するよう形成されている。この円弧状孔53は、ステータバルブ41の円弧状溝46と同一円周上に位置するよう形成されている。
上記した作動ガス吸気孔44、溝51、円弧状溝46、及び開口48により吸気弁が構成される。また、開口48、円弧状溝46、及び円弧状孔53により排気弁が構成される。
前記のように、作動ガス吸気孔44には圧縮機1から高圧の作動ガスが供給される。この作動ガス吸気孔44に供給された作動ガスの一部は、ステータバルブ41のステータバルブ側摺動面45の一部と反対側の面41c(以下、受圧面41cという)とハウジング3との間に形成される圧力導入空間57にも導入される。
また、受圧面41cと対向する位置には、ステータバルブ41をロータバルブ42に向け押圧付勢するばね60が設けられている。なお、ばね60の詳細については、説明の便宜上後述するものとする。
上記構成とされたGM冷凍機において、スコッチヨーク34がZ1、Z2方向に往復移動すると、第1段目及び第2段目ディスプレーサ13,14はZ1、Z2方向に往復駆動され、それぞれ第1段目及び第2段目シリンダ11,12内を下死点LPと上死点UPとの間で往復動する。
第1段目ディスプレーサ13、第2段目ディスプレーサ14が下死点LPに達する際に、排気弁が閉じると共に、吸気弁が開き作動ガス吸気孔44,円弧状溝46,溝51,及びガス流路49との間に作動ガス流路が形成される。よって、高圧の作動ガスは圧縮機1から上部空間23に充填され始める。その後、第1段目ディスプレーサ13、第2段目ディスプレーサ14は下死点LPを過ぎて上昇を始め、作動ガスは蓄冷材17、18を上から下に通過し、各膨張空間21、22に充填されてゆく。
そして、第1段目ディスプレーサ13、第2段目ディスプレーサ14が上死点UPに達する際に、吸気弁は閉じると共に、排気弁が開弁してガス流路49,円弧状溝46,及び円弧状孔53との間に作動ガス流路が形成される。これにより、高圧の作動ガスは各膨張空間21,22内で断熱膨脹することによって寒冷を発生させ各冷却ステージ19,20を冷却する。また、寒冷を発生させた低温の作動ガスは、蓄冷材17、18を冷却しながら下から上に流れ、その後に圧縮機1の低圧側1aに還流する。
その後、第1段目ディスプレーサ13、第2段目ディスプレーサ14が下死点LPに達する際に、排気弁は閉じ、吸気弁が開いて1サイクルを終了する。このようにして、作動ガスの圧縮、膨張のサイクルを繰り返すことによって、冷凍機は冷熱を発生し、発生した冷熱を蓄冷することができる。
ここで、ロータリーバルブ40について更に詳述する。
前記のようにロータリーバルブ40は、固定されたステータバルブ41に対してロータバルブ42が回転することにより、上部空間23(膨張空間21,22)に接続されたガス流路49を選択的に作動ガス吸気孔44又は円弧状孔53に接続することにより、作動ガスの流路の切替えを行っている。また、作動ガス吸気孔44、円弧状溝46、溝51、及び円弧状孔53は気密に保持される必要があり、このためロータリーバルブ40にはロータバルブ42をステータバルブ41に押し付ける手段が設けられている。
本実施形態では、ロータバルブ42をステータバルブ41に押し付けるのに、ステータバルブ41の受圧面41cとハウジング3との間に圧力導入空間57を形成すると共に、ばね60を配設した構成としている。
圧力導入空間57に圧縮機1から高圧の作動ガスが導入されることにより、受圧面41cに圧力が印加されてステータバルブ41はロータバルブ42に向けて押圧される。また、ばね60も受圧面41cを押圧するため、これによってもステータバルブ41はロータバルブ42に向けて押圧される。
ところで、ステータバルブ41及びロータバルブ42の各摺動面45,50には、作動ガスの流路を切り替えるため、前記のように作動ガス吸気孔44、円弧状溝46、溝51、及び円弧状孔53等が配設されており、これらがロータバルブ42の回転に伴い所定のタイミングで接続する構成とされている。
図4は、吸気終了時のロータリーバルブ40の様子を示す図である。同図は、ロータリーバルブ40をその回転中心軸Xから見た図である。同図において、実線で示すのはステータバルブ41の各構成であり、一点鎖線で示すのはロータバルブ42の各構成である。本実施形態では、ステータバルブ41及びロータバルブ42は、同一の回転中心軸Xを中心として回転する。
作動ガス吸気孔44は圧縮機1と接続されているため、作動ガス吸気孔44と接続されている溝51内の圧力は高くなっている。また吸気終了時においては、各膨張空間21,22において作動ガスは膨張前であるため、各膨張空間21,22と接続されたガス流路49と接続された円弧状溝46の圧力も高くなっている。更に、吸気終了時においては、図4に示されるように、高圧状態となっている円弧状溝46と溝51とが近接した状態となっている。
このため、ステータバルブ側摺動面45とロータバルブ側摺動面50とが摺接する円形の領域で、図4に矢印HPAで示す破線で囲った領域には圧縮機1からの作動ガスの圧力と、シリンダ2内に供給された作動ガスの圧力の双方が印加される(以下、この領域を双方作用領域HPAという)。更に、この双方作用領域HPAは、ロータリーバルブ40の回転中心軸Xに対してずれた(偏心した)位置となっている。
この際、ステータバルブ41をロータバルブ42に押し付ける力はロータリーバルブ40の回転中心軸Xにあるが、摺動面45,50から作動ガスの圧力によりステータバルブ41が押し返される力は、ロータリーバルブ40の回転中心軸Xからずれた位置となる。よって、双方作用領域HPAは他の摺接部分に比べて気密性が低くなり、この部位から作動ガスが漏れるおそれが生じる。
そこで本実施形態に係るGM冷凍機では、ロータリーバルブ40の回転中心軸Xに対し、ばね60がステータバルブ41を押し付ける押付け力の中心軸(図中、矢印Xで示す)をずらした構成としている(ずれ量を図中矢印ΔXで示す)。
前記のように吸気終了時において円弧状溝46と溝51とが近接した時(双方作用領域HPAが形成されている時)、ステータバルブ41を微小に傾かせ、各摺動面45,50を離間させようとする力が最大となる。
そこで本実施形態では、ばね60による押付け力の中心軸Xを円弧状溝46に連通したガス流路49側にずらした構成としている。
この構成とすることにより、摺動面45,50においてばね60の押付け力が作用する位置はガス流路49(開口48)側の位置となり、よって双方作用領域HPAに近い位置に設定することができる。このように本実施形態では、ばね60が、ステータバルブ41を微小に傾かせ各摺動面45,50を離間させようとする力が最も大きい双方作用領域HPAにおいてステータバルブ41をロータバルブ42に向けて偏荷重にて押圧するため、摺動面からバルブステータ14を押し返す力の中心軸からのずれ成分により起こりうるステータバルブ41の微小な傾斜量を減少させることが可能となり、作動ガスの圧力により各摺動面45,50が離間してリークが発生することを防止できる。
また、摺動面45,50の径方向に対するばね60の押付け中心軸Xの位置は、ロータリーバルブ40を中心軸X方向から見た時、ロータリーバルブ40の半径の半分(図4に矢印Lで示す)よりも内側に位置するよう設定されている(図中、矢印Lで示す範囲)。この構成とすることによっても、ばね60の押付け中心軸Xの位置を双方作用領域HPAの内部に設定することができる。
図5は、本実施形態に係るGM冷凍機の効果を説明するための図である。同図において矢印Aで示すのは本実施形態に係るGM冷凍機の特性であり、矢印Bで示すのは参考のため従来のばねの押付け中心軸をロータリーバルブの回転軸と一致させた従来のGM冷凍機の特性である。また、図中横軸はステータバルブ41に対するロータリーバルブ40の回転角度(運転角度)を示しており、縦軸はステータバルブ41に作動ガス及びばね力により印加されている力のロータリーバルブ40の回転中心軸Xからのずれ量を示している。
同図より、矢印Bで示す従来のGM冷凍機では、吸気終了時に相当する運転角度250deg付近において作動ガスによりステータバルブ41に印加される力の位置にずれが発生していることが分かる(図中、矢印Pで示す位置)。
これに対して矢印Aで示す本実施形態に係るGM冷凍機は、問題となるタイミング以外では力のずれ量が多少増加するものの、最も漏れの可能性が高いタイミングでの力のずれ量を減少させており、これは、ロータバルブ42の回転に伴い高圧とされた円弧状溝46と溝51が近接し双方作用領域HPAにおいてステータバルブ41を微小に傾かせ各摺動面45,50を離間させようとする力が作用しても、ばね60が双方作用領域HPAにおいてステータバルブ41をロータバルブ42に向けて押圧することによる。
よって、本実施形態に係るGM冷凍機によれば、吸気終了時であってもロータリーバルブ40の各摺動面45,50の摺接位置において作動ガスが漏れることを防止することができる。
なお、本実施形態では、ばね60のばね定数等のばね特性は従来のばねと同等であり、単にばね60の付勢力の作用位置をずらしただけの構成である。このため、ステータバルブ41をロータバルブ42に押し付ける押付け力は従来と同じであり、増加することはない。
従って本実施形態に係るGM冷凍機によれば、ステータバルブ側摺動面45とロータバルブ側摺動面50との間の磨耗を増大させることなく、ステータバルブ41とロータバルブ42との間で作動ガスの漏れが発生することを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、第2実施形態であるGM冷凍機のステータバルブ41の近傍を拡大して示す図である。なお図6において、図1乃至図4に示した構成と対応する構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
また本実施形態は、ステータバルブ41の構成に特徴があり、他の構成は第1実施形態で示した構成と同一である。このため、第2実施形態の説明においては、ステータバルブ41の近傍のみを図示して説明するものとする。
前記した第1実施形態に係るGM冷凍機では、ロータリーバルブ40の回転中心軸Xに対してばね60の押付け力の中心軸Xをずらすことより、ステータバルブ41を微小に傾かせ各摺動面45,50を離間させようとする力が最大となる吸気終了時(双方作用領域HPAが形成される時)においても、ロータリーバルブ40のシール性が維持されるよう構成した。
これに対して本実施形態では、ステータバルブ41の受圧面41cに印加される作動ガスの圧力を利用することにより、吸気終了時においてもロータリーバルブ40のシール性が維持されるよう構成したことを特徴とするものである。
図6に示されるように、本実施形態に係るGM冷凍機に設けられたステータバルブ41は、大径とされたバルブ本体41aと、このバルブ本体41aよりも小径とされた受圧部41bが一体的に形成された構成とされている。
バルブ本体41aの受圧部41bの配設側と反対側の面は、ステータバルブ側摺動面45とされている。また受圧部41bのバルブ本体41aの配設側と反対側の面は、受圧面41cとされている。この受圧面41cとハウジング3との間には、圧力導入空間57が形成されている。
この圧力導入空間57には、作動ガス吸気孔44を介して圧縮機1から高圧の作動ガスが導入される。受圧部41bの外周面とハウジング3との間にはOリング56が配設されており、圧力導入空間57と各摺動面45,50との間は気密に画成された構成とされている。よって、圧力導入空間57に導入された作動ガスの圧力は、受圧面41cに印加される。
バルブ本体41a及び受圧部41bは、径寸法が異なるがいずれも円筒形状とされている。いま、バルブ本体41aの中心軸をステータ中心軸Xとし、受圧部41bの中心軸を押付け中心軸Xとすると、本実施形態ではステータ中心軸Xと押付け中心軸Xがずれた構成とされている(このずれ量を図6に矢印ΔXで示す)。また、押付け中心軸Xはステータ中心軸XSに対し、ガス流路49の配設側にずれるよう構成されている。
更に、作動ガス吸気孔44の中心軸は、ステータ中心軸Xと一致するよう形成されている。従って、作動ガス吸気孔44の中心軸も、受圧面41cの中心軸である押付け中心軸Xからずれた(偏心した)構成となっている。
いま、押付け中心軸Xを含む図6の紙面に対して垂直な面(中心面という)を想定し、受圧面41cのこの中心面よりガス流路49の配設側(図中、左側)の受圧面積をS1とし、中心面よりこのガス流路49の配設側と反対側(図中、右側)の受圧面積をS2とすると、ガス流路49の配設側の受圧面積S1は他方の受圧面積S2よりも大きくなる(S1>S2)。
よって、作動ガスが圧力導入空間57に導入された際、受圧面41cの中心面からガス流路49の配設側において作動ガスが受圧面41cを押圧する力の総和をP1とし、受圧面41cの中心面からガス流路49の配設側と反対側において作動ガスが受圧面41cを押圧する力の総和をP2とすると、P1>P2となる。
よって本実施形態においても、受圧面41cのガス流路49側の位置(即ち、双方作用領域HPA)が他の部位に比べて強く押し付けられることになり、よって吸気終了時であっても作動ガスの圧力によりステータバルブ41を微小に傾かせ各摺動面45,50が離間し、リークが発生することを防止することができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態であるGM冷凍機のロータリーバルブ70の近傍を拡大して示す図である。なお図7において、図1乃至図6に示した構成と対応する構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
また本実施形態は、ロータリーバルブ70の構成に特徴があり、他の構成は第1実施形態で示した構成と同一である。このため、第3実施形態の説明においては、ロータリーバルブ70の近傍のみを図示して説明するものとする。
前記した第2実施形態に係るGM冷凍機では、圧縮機1から供給される高圧の作動ガスをステータバルブ41の受圧面41cに作用させることにより、各摺動面45,50を密着させて作動ガスの漏れを防止する構成としていた。
これに対して本実施形態に係るGM冷凍機では、ロータバルブ72のロータバルブ側摺動面50と反対側に形成され受圧面74に対し、圧縮機1から供給される高圧の作動ガスが作用するよう構成したことを特徴としている。以下、具体的な構成について説明する。
ステータバルブ71は、ハウジング3に装着されたフランジ状部材78に固定されている。また、ステータバルブ71及びフランジ状部材78には、これを貫通する作動ガス排気孔79が形成されている。この作動ガス排気孔79は、圧縮機1の低圧側1aに接続されている。更に、ステータバルブ71の外周面とフランジ状部材78との間にはOリング56が設けられており、高圧の作動ガスが作動ガス排気孔79に漏れないよう構成されている。
ロータバルブ72は、ハウジング3内で回転可能な構成とされている。このロータバルブ72は、内側に形成された内側部72Aと、この内側部72Aを内部に装着する外側部72Bとにより構成されている。
内側部72Aのステータバルブ71と対向する面は、ステータバルブ71のステータバルブ側摺動面45と摺接するロータバルブ側摺動面50とされている。このロータバルブ側摺動面50には、第1実施形態に係るGM冷凍機のロータバルブ42と同様に溝51が形成されている。また、内側部72Aのロータバルブ側摺動面50の形成側と反対側には、受圧面74が形成されている。
外側部72Bはハウジング3内に回転可能に取り付けられると共に、クランク部材33のクランクピン33b(図1参照)と係合している。よって、モータ31が駆動されクランク部材33が回転すると、この回転力はクランクピン33bを介してロータバルブ72に伝達され、これによりロータバルブ72は回転する。
また、ハウジング3と外側部72Bとの間には、作動ガス充填空間80が形成されている。ハウジング3には作動ガス充填空間80と連通する作動ガス吸気孔84が形成されており、この作動ガス吸気孔84は圧縮機1の高圧側1bと接続されている。よって、作動ガス充填空間80には、圧縮機1から高圧の作動ガスが供給される。
一方、ロータバルブ72を構成する内側部72Aと外側部72Bとの間には、圧力導入空間77が形成されている。この圧力導入空間77は、内側部72Aの受圧面74と、外側部72Bの内壁との間に形成されている。
更に、外側部72Bの圧力導入空間77と対向する位置には、圧力導入孔75が形成されている。よって、圧縮機1で生成された高圧の作動ガスが作動ガス吸気孔84を介して作動ガス充填空間80内に導入されると、この作動ガスは圧力導入孔75を介して圧力導入空間77に導入されて受圧面74を押圧する。なお、内側部72Aは外側部72Bに対し、図中矢印Y1,Y2方向に所定量移動可能な構成とされている。
この作動ガスにより押圧される受圧面74は、円形状の面とされている。また、この受圧面74の中心軸を押付け中心軸Xというものとする。また、ステータバルブ71は円筒形状を有しており、その中心軸をロータ中心軸Xというものとする。
ここで、受圧面74の押付け中心軸Xとステータバルブ71のステータ中心軸Xに注目すると、本実施形態に係るGM冷凍機では、受圧面74の押付け中心軸Xがステータバルブ71のステータ中心軸Xに対してずれた構成とされている(ずれ量を図7に矢印ΔXで示す)。更にそのずれ方向は、ステータ中心軸Xに対して押付け中心軸Xがガス流路49側にずれるよう構成されている。
従って、本実施形態のように高圧の作動ガスによりロータバルブ72がステータバルブ71に押し付けられるGM冷凍機であっても、摺動面45,50のガス流路49側の位置(即ち、双方作用領域HPA)において、ロータバルブ72をステータバルブ71に強く押し付けることができる。よって吸気終了時の状態であっても、ロータバルブ内側部72Aを微小に傾かせ各摺動面45,50が離間してリークが発生することを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
例えば上記した第1実施形態では、ステータバルブ41をロータバルブ42に向けて押し付けるのに一つのばね60を設け、このばね60の押付け中心軸Xがロータリーバルブ40をその回転中心軸Xに対してガス流路49側にずれるよう構成した。
しかしながら、ステータバルブ41をロータバルブ42に向けて押し付ける付勢手段としてばね定数の異なる複数のばねを用い、双方作用領域HPAに対応する位置に配設されるばねとしてばね定数の大きなばねを配置し、他の部位においてはこれよりも小さなばね定数を有するばねを配置する構成としてもよい。この構成によっても、吸気終了時の状態であっても、複数のばねの押付け力によりステータバルブ41を微小に傾かせ各摺動面45,50が離間し、リークが発生することを防止することができる。
1 圧縮機
1a 低圧側
1b 高圧側
2 シリンダ
3 ハウジング
11 第1段目シリンダ
12 第2段目シリンダ
13 第1段目ディスプレーサ
14 第2段目ディスプレーサ
15 内部空間
16 内部空間
17 蓄冷材
18 蓄冷材
19 第1段目冷却ステージ
20 第2段目冷却ステージ
21 膨張空間
22 膨張空間
23 膨張空間
30 駆動装置
31 モータ
31a 回転軸
32 スコッチヨーク機構
33 クランク部材
33a クランク軸
33b クランクピン
34 スコッチヨーク
35 ヨーク板
35a 横長窓
36 駆動軸
37 軸受部
40 ロータリーバルブ
70 ロータリーバルブ
41 ステータバルブ
71 ステータバルブ
41a バルブ本体
41b 受圧部
41c 受圧面
42 ロータバルブ
72 ロータバルブ
43 固定ピン
44 作動ガス吸気孔
84 作動ガス吸気孔84
45 ステータバルブ側摺動面
46 円弧状溝
47 吐出孔
48 通孔
49 ガス流路
50 ロータバルブ側摺動面
51 溝
52 反対側端面
53 円弧状孔
54 受圧面
74 受圧面
56 Oリング
76 Oリング
57 圧力導入空間
77 圧力導入空間
60 ばね
75 圧力導入孔
78 フランジ状部材
80 作動ガス充填空間
ステータ中心軸
ロータ中心軸
押付け中心軸

Claims (5)

  1. 作動ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機により圧縮された前記作動ガスが膨張することにより寒冷を発生させる膨張空間と、
    ステータバルブと、該ステータバルブに対して回転するロータバルブとを有し、回転に伴い前記圧縮機と前記膨張空間との間で前記作動ガスの流れ切替えを行うバルブ機構と、
    前記ロータバルブと前記ステータバルブの一方を他方に押し付けるよう押付け力を付勢する付勢手段と有し、
    前記付勢手段は、当該付勢手段による押付け力の中心軸が前記バルブ機構の中心軸に対してずれるように配置されたことを特徴とする極低温冷凍機。
  2. 前記ステータバルブに前記膨張空間と連通するガス流路を形成すると共に、
    前記押付け力の中心軸を前記バルブ機構の中心軸よりも前記ガス流路に近い位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の極低温冷凍機。
  3. 前記バルブ機構を中心軸方向から見た時、前記バルブ機構の半径の半分よりも内側に、前記押付け力の中心軸が位置するよう構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の極低温冷凍機。
  4. 前記付勢手段をばねとしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の極低温冷凍機。
  5. 前記付勢手段として前記圧縮機から供給される作動ガスを用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の極低温冷凍機。
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