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JP6715859B2 - 車輪用タイヤを製造するための方法およびプラントにおいてタイヤを検査するための方法および装置 - Google Patents

車輪用タイヤを製造するための方法およびプラントにおいてタイヤを検査するための方法および装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明の目的は、車輪用タイヤを製造するための方法およびプラントにおいて、タイヤを検査する(controlling)ための方法および装置である。
特に、本発明は、好ましくは成形および加硫されたタイヤに対して実行される品質検査であって、設計仕様に対するタイヤの適合性を検証し、したがって適合しているタイヤを保管場所に送り、欠陥のあるタイヤを廃棄することを可能にするように適合された品質検査の分野に属する。
発明の背景
車輪用タイヤは、軸方向対向端部フラップを有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造を一般に含み、軸方向対向端部フラップは、「ビード」という用語によって通常識別される領域に一体化された各固定環状構造と係合される。カーカス構造は、互いにおよびカーカスプライに対して半径方向に重なり合って配置された1つまたは複数のベルト層を含むベルト構造と関連付けられる。ベルト構造に対して半径方向外側の位置に、タイヤを構成する他の半完成製品と同様にエラストマー材料から作られたトレッドバンドが付与される。エラストマー材料から作られた各サイドウォールが、カーカス構造の横方向表面の軸方向外側位置に同じく付与され、それぞれトレッドバンドの横方向縁部の1つから、ビードにつながるそれぞれの固定環状構造まで延在する。
各半完成製品の組立てによって行われるグリーンタイヤの構築に続いて、製造サイクルは、成形および加硫処理を実行することによって終了する。成形および加硫処理は、エラストマー材料の架橋によってタイヤの構造安定化を決定することを目的とし、およびトレッドバンド上に所望のトレッドデザインを付与し、サイドウォールに場合により特有のグラフィックマークを付与することを目的とする。
「エラストマー材料(elastomeric material)」という用語は、少なくとも1種類のエラストマーポリマーと少なくとも1種類の補強充填剤とを含む組成物を意味する。好ましくは、このような組成物は、架橋剤および/または可塑剤などの添加剤も含む。架橋剤の存在により、このような材料は、加熱によって架橋され、それにより最終的な製造された製品を形成することができる。
タイヤに関して言及される「検査する(controlling)」という用語は、タイヤの(半径方向外側表面および/または半径方向内側表面上の)存在し得る外部欠陥および/または(構造中の)内部欠陥を検出することを可能にする全てのそれらの非破壊的作業を一般的に意味する。前記検査は、例えば、光学式(写真撮影、シアログラフィー、ホログラフィー、ラジオグラフィー等)、超音波式、機械式またはこれらの組み合わせであってもよい。
「下部(lower)」、「上部(upper)」、「底部(bottom)」、「頂部(top)」、「下方(below)」および「上方(above)」という用語によって、タイヤの構成要素、タイヤ、装置、デバイス等の要素の、地面に対する相対位置、または前記要素の内の1つの要素の別の要素に対する相対位置が特定される。
「タイヤの半部(half of the tyre)」という用語は、タイヤの軸方向の半分、すなわちタイヤの主回転軸に直交し、タイヤ自体のビードから等距離にある軸方向の中間線平面によって区切られた半分を意味する。
「タイヤの少なくとも1つの半部(at least one half of the tyre)」とは、上で定義した完全な半分と、場合によっては、上述の中間線平面から始まって軸方向に延びる他方の半部のさらなる部分とを意味する。
「タイヤのステップバイステップな同時前進(simultaneous advancing the tyres step-by-step)」とは、一定のピッチで経路に沿って配置された複数のタイヤの、実質的に一定の時間間隔での同時移動を意味する。
「構築/製造サイクル時間(building/production cycle time)」とは、構築/製造ラインから構築/完成されたタイヤが出てから、後続のタイヤが出るまでに経過する時間を意味する。
「検査サイクル時間(control cycle time)」とは、検査装置によって検査されたタイヤが出てから、後続のタイヤが出るまでに経過する時間を意味する。
好ましくは加硫後、タイヤは、存在し得る欠陥を検証するために品質検査に処される。
独逸国特許第102008037356号は、品質検査のために、および安全性に関連するリスクを低減するために、タイヤを試験するシステムを示している。このような試験は、欠陥のある地点の認識を可能にする。このシステムは、タイヤを識別するように適合された識別子を読み取るための読取デバイスと、搬送方向に沿ってタイヤを搬送するための複数の搬送セクションを含む搬送システムと、少なくとも1つの試験デバイスと、読取デバイス、搬送システムおよび試験デバイスを制御するように適合された少なくとも1つの制御デバイスとを含む。搬送システムには、搬送セクション内のタイヤの存在を検出する複数のセンサが設けられる。制御デバイスは、搬送セクション内のタイヤの位置を記録し、タイヤ自体の移動の追跡を維持するように構成されている。そのような文献の一実施形態では、異なる測定メソッドによってタイヤを試験するように意図された連続する2つの試験デバイスが示されている。
欧州特許第1436789号は、タイヤを検査するためのメソッドおよびデバイスを示している。検査されるタイヤは、2つの部分によって形成されたリムと最初に結合され、組立ステーションで膨張され、次いで複数の検査ステーションに順番に運ばれ、そこで検査作業が実行されている間にタイヤはリムと共に回転されて、次いで分解ステーションに運ばれ、そこでタイヤは収縮され、リムの部分がタイヤから取り外される。
米国特許出願公開第2012/0134656号は、タイヤ自体の形状の不規則性を検出することができるタイヤの照明デバイスおよび検査デバイスを示している。案内デバイスがタイヤの軸を中心としてタイヤと検査デバイスを互いに回転させる間、写真デバイスがタイヤの内側表面を撮影する。その間、タイヤの内周面に沿って配置されるライトユニットが、タイヤ自体の周方向に光を放射する。そのような文献の一実施形態は、並んでいる3つの連続した検査部分を示しており、そこでは、タイヤは搬送部によって連続的に運ばれる。第1検査部に横たわるタイヤは第2検査部の回転テーブルの上に移動され、第2検査部に横たわるタイヤは第3検査部の回転テーブル上に移動され、第3検査部に横たわるタイヤは出口テーブル上に移動される。
米国特許第3969627号は、センタリングステーションを通る供給経路に沿って、および検査ステーションが設定される遮蔽されたケーシング内に順番に供給されるタイヤの各部分の完全性を検証するためにX線を使用する、タイヤを検査するための自動システムを示している。タイヤは一度に1つずつセンタリングテーブルに供給され、そこで各タイヤは一対のアームによって横方向にセンタリングされる。次いで、タイヤは、コンベヤ上で前進させることによって、遮蔽されたケーシング内に挿入される。コンベアは前記タイヤの軸線が所定のラインに沿って位置すると停止される。検査ステーションに入ると、ケーシングは閉じられ、一組のピンがタイヤのビードと係合する。ピンはX線による検査中にタイヤを回転させるために回転される。
概要
上記のような製造ラインから出るタイヤの検査のための自動システムの分野において、本出願人は、単一タイヤ毎の完全かつ正確な検査に現在必要とされる時間は、現行の製造ライン(構築および加硫)の高い生産性と技術的に適合しないことに気付いた。これは、現行のプラントでは、製造されたすべてのタイヤについて、数多くの検査の内の先行するものを実施すること、または一部のタイヤのみに正確な検査を実行すること(ランダム検査)を意味する。
特に、本出願人は、既知のシステムは、構築/製造ラインによって設定された時間内に全てのタイヤの正確な検査を実行できないこと、すなわち、検査すべきタイヤを積み上げることなくそのような検査を一列に実行できないことに気付いた。
本出願人は、既知のシステムの長い検査時間が、各タイヤを1つまたは複数の検査ステーションに運び、前記タイヤおよび検査システムを各検査ステーション内で管理するように適合された機構および移動モードの複雑さに少なくとも部分的に起因し得ることを検証した。
特に、本出願人は、既知のデバイスの最も重要な特徴の1つが、検査が正しい方法で実行されるようにタイヤを検査システムに対して位置決めすることに関連付けられることに気付いた。既知のシステムでは、そのような位置決めは、構築/製造ラインによって設定された時間に対して比較的遅い、複雑でかさばる機構およびデバイスの介入を必要とする。
また、本出願人は、上記の理由により、既知の自動化システムは、いくつかの場合、その全体が非常に大きくなり(例えば、独逸国特許第102008037356号参照)、他の場合には、構造的に複雑で、故に高価であり、高い信頼性を置けない(文献米国特許出願公開第2012/0134656号、米国特許第3,969,627号および欧州特許第1436789号に記載されているものなど)ということに直面した。
このような分野において、本出願人は、検査時間を最適化することによって、特に、その構築/製造ラインによって設定された構築/製造サイクル時間(構築/製造ラインからの1つのタイヤの排出と後続のタイヤの排出との間の時間として考えられる)に適合する時間およびモードですべての検査を実行することによって、構築/製造ラインから出る全てのタイヤを検査するという目標を設定した。
本出願人はまた、専用の装置のサイズ、複雑さおよびコストを同時に制限することによって、そのような検査を実行する必要性を検証した。
本出願人はまた、タイヤのモデルが変わるたびに前記タイヤの管理機構を必ずしも適合させることなく、サイズ(フィッティング、サイドウォール高さ、トレッドバンド幅等)およびタイプ(自動車/オートバイ/トラックタイプ、冬/夏タイヤ、セルフシール/ランフラットタイヤ等)に関して互いに全く異なるタイヤのモデルに対して、そのような検査を実行する必要性を検証した。
したがって、本出願人は、検査すべき各タイヤを導入、位置決め/センタリングおよび回転するように構成されたシステムを単一のデバイス内に統合することによって、特に構築/製造サイクル時間との適合性、移動および検査装置の嵩の減少、結果の再現性および信頼性、ならびに各タイヤモデルに関する検査システム全体の柔軟性に関して、上述の必要性を満たすことが可能であったことを認識した。
より正確には、本出願人は、タイヤを当接した状態で受け取るように適合されたテーブルであって、その垂直回転軸の周囲で回転できるようにおよび上記回転軸に対して平面内でタイヤを移動させることができるように構造化されたテーブルを検査装置において採用することによって、上記の要求を満たすことができることを見出した。
より具体的には、一態様によれば、本発明はタイヤ検査装置であって、各タイヤが主回転軸を有し、少なくとも1つの検査ステーションを含むタイヤ検査装置に関する。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、ベースを含む。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、それぞれの垂直回転軸の周りを回転できるようにベースに取り付けられた回転テーブルを含む。
好ましくは、回転テーブルは、前記垂直回転軸に対して実質的に水平かつ垂直な平面内に横たわる当接部であって、検査すべきタイヤのサイドウォールを受け止めて支持するように構成された当接部を含む。
好ましくは、当接部は、垂直回転軸に対して実質的に水平である前記平面に属する2つの方向に従って、実質的に水平である前記平面内で移動可能である。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、回転テーブルで動作可能に作用する少なくとも1つの検査デバイスを含む。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、回転テーブルを前記垂直回転軸の周りで回転させるように構成された移動デバイスを含む。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、前記当接部を前記2つの方向に従って移動させるために、当接部に動作可能に接続された少なくとも1つのアクチュエータを含む。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、垂直回転軸とタイヤの主軸との間の前記実質的に水平な平面上のずれを検出するように構成された検出デバイスを含む。
好ましくは、前記少なくとも1つの検査ステーションは、検出デバイスにおよび前記少なくとも1つのアクチュエータに動作可能に接続された電子管理ユニットを含み、電子管理ユニットは、検出されたずれに応じて前記2つの方向のうちの少なくとも1つに従ってアクチュエータを駆動し、当接部を移動させ、そのようなずれを予め設定された値未満にするように構成される。
さらなる態様によれば、本発明はタイヤを検査する方法に関し、各タイヤは主回転軸を有する。
好ましくは、検査すべきタイヤを実質的に水平な平面上に横たわる当接部の上に供給することが実行され、前記当接部は、前記実質的に水平な平面に対して実質的に垂直な回転軸を有する各回転テーブルに属する。
好ましくは、回転テーブルの前記垂直回転軸と前記当接部に供給されるタイヤの主回転軸との間に存在する前記実質的に水平な平面上のずれを検出することが実行される。
好ましくは、前記ずれを予め設定された値未満に低減するまで、前記回転テーブルの当接部を、垂直回転軸に対して実質的に水平な前記平面内で、および少なくとも1つの方向に従って移動させることが実行される。
好ましくは、回転テーブルの前記垂直回転軸の周りで回転テーブルをタイヤと一緒に回転させることが実行される。
好ましくは、回転テーブルおよびタイヤが回転している間に前記タイヤに対して検査を実行することが行われる。
本出願人は、本発明による方法を検査および実施するための装置は、検査時間を最適化し、検査ゾーン専用のスペースを制限し、製造されたタイヤ当たりのコストに関して一定の利益を出すことを可能にすると考えている。
本出願人は、特に、本発明が以下のことを可能にすると考える:
・極めて高い精度、迅速性、信頼性ですべての必要な検査を実行すること;
・上流に設置された構築/製造ラインによって設定された構築/製造サイクル時間に適合する時間およびモードで検査を実行すること;
・そのような検査専用の装置の、特に装置内のタイヤの移動専用の機構のサイズ、複雑さおよびコストを制限すること。
本出願人は、特に、タイヤを移動させることを目的とする様々な機能を単一の回転テーブル内に統合することによって、上記の目的を簡単かつ効果的に達成することができると考えている。
本出願人はまた、本発明は、(サイズおよび/またはタイプに関して)互いに全く異なるタイヤのモデルに対してこのような検査を実行することを可能にし、製造を停止/遅延するような変化を前記装置に加える必要なく、あるタイプから他のタイプへ迅速に移ることができる(同様に、将来開発されるタイヤのモデルを検査することができる)と考えている。実際に、タイヤはそのサイドウォールが当接部の上に横たわる状態で単に設定され、タイヤを移動させるためにタイヤに係合させる必要があるさらなる機械的要素(アーム、ピンなど)は存在しない。当接部は、様々なタイプおよびサイズのタイヤを受け取ることができる。
また、本出願人は、これらのすべての態様が、製造され、規格に準拠しているとみなされるタイヤの品質にプラスの影響を与えると考えている。
本発明は、前述の態様のうちの少なくとも1つにおいて、以下に記載される好ましい特徴のうちの1つまたは複数を有し得る。
好ましくは、電子管理ユニットは、タイヤを回転軸に対してセンタリングし、前記ずれを実質的に消去するように構成される。このようにして、回転テーブルの回転中、タイヤはその主軸の周りを回転する。換言すると、タイヤの主回転軸は、タイヤがそれ自体で回転している間は固定されたままである。タイヤの円形対称性は、好ましくは、タイヤが回転している間の予め設定された検査位置に配置される検査デバイスの数および複雑さを制限し最小限に抑えるために利用される。
好ましくは、検出デバイスは光学式である。例えば、前記検出デバイスは1つまたは複数のカメラを含む。
好ましくは、回転テーブルは、前記2つの方向のうちの第1の方向に沿って移動可能でありかつ前記当接部を担持するエンドレスコンベヤを含む。
好ましくは、第1の方向は、エンドレスコンベヤが連続的に移動することができる方向に対応する。
好ましくは、当接部はエンドレスコンベヤの上部に対応する。
好ましくは、前記エンドレスコンベヤはまた、前記2つの方向のうちの第2の方向に沿って所定の移動距離を移動可能である。
好ましくは、前記2つの方向は互いに直交している。
エンドレスコンベヤの第1の方向は、好ましくは、回転テーブル上のタイヤのセンタリング方向ならびに搬送および導入方向の両方を定める。
好ましくは、エンドレスコンベヤの第2の方向は、タイヤのセンタリング方向を定めるだけである。
一実施形態では、エンドレスコンベヤは、一対のローラに巻かれたコンベヤベルトを含み、コンベヤベルトの上側表面が当接部を画定する。
好ましくは、第1の方向は、ローラによって動かされる閉鎖経路に沿って回転するコンベヤベルトの上部ブランチの連続的な移動方向に対応する。コンベヤベルトの使用は、タイヤの連続的な当接表面を提供することを可能にする。
好ましくは、前記少なくとも1つのアクチュエータは、前記一対のローラの少なくとも1つのローラを回転させるために、そのローラに動作可能に接続された第1のアクチュエータを含む。
別の実施形態では、エンドレスコンベヤは複数の動力供給式ローラを含み、前記動力供給式ローラの上側表面全体が前記当接部を画定する。
好ましくは、第1の方向は、ローラがその軸の周りを回転する間の、前記ローラの上側表面の連続的な移動方向に対応する。
上述の実施形態の両方は、単純で信頼性が高い。
好ましくは、回転テーブルは、前記垂直回転軸の周りでベースに回転可能に結合された回転支持体を含む。
好ましくは、エンドレスコンベヤは回転支持体に取り付けられ、第2の方向に沿って回転支持体に対して移動可能である。
好ましくは、前記少なくとも1つのアクチュエータは、コンベヤを第2の方向に沿って移動させるために、回転支持体とコンベヤとの間に動作可能に介在された第2のアクチュエータを含む。
好ましくは、装置は、複数の検査ステーションを含む。
好ましくは、装置は、タイヤの入口を有しかつ少なくとも1つの検査デバイスを含む第1検査ユニットを含む。
好ましくは、タイヤの出口を有しかつ少なくとも1つの検査デバイスを含む第2検査ユニットが設けられる。
好ましくは、第1検査ユニットと第2検査ユニットとの間に動作可能に介在する搬送および反転デバイスが設けられる。
好ましくは、前記搬送および反転デバイスは、前記タイヤの軸方向中間線平面に属し、前記主回転軸に垂直な反転軸の周りでタイヤを反転させるように構成される。
好ましくは、第1検査ユニットおよび第2検査ユニットはそれぞれ、前記少なくとも1つの検査ステーションを含む。
好ましくは、第1検査ユニット、第2検査ユニット、および搬送および反転デバイスは、各タイヤがステップバイステップで横断するように構成された検査経路を定める。ステップ毎に、タイヤは、1つの検査ステーションと隣の検査ステーションとの間、または1つの検査ステーションと搬送および反転デバイスとの間を移動される。
好ましくは、第1検査ユニットと第2検査ユニットは一致する。
好ましくは、搬送および反転デバイスは、検査ユニットの出口から来るタイヤを反転させ、そのタイヤを補助搬送デバイスによって同じ検査ユニットの入口に移送するように構成されている。
別の実施形態では、第1検査ユニットと第2検査ユニットは別々であり、空間的に連続して配置される。
好ましくは、搬送および反転デバイスは、第1検査ユニットから来るタイヤを反転させ、そのタイヤを第2検査ユニットに移送するように構成される。
好ましくは、第1検査ユニットおよび第2検査ユニットはそれぞれ複数の検査ステーションを含む。
好ましくは、各検査ステーションと隣の検査ステーションとの間、または1つの検査ステーションと搬送および反転デバイスとの間に、少なくとも1つの移送ローラを含む移送グループが配置される。移送グループは、1つの検査ステーションから隣のステーションへ(または検査ステーションから搬送および反転デバイスへ)タイヤが通過する間、タイヤのサイドウォールの少なくとも一部を支持し、したがってタイヤが落下することを防止する。
好ましくは、前記少なくとも1つの移送ローラは動力供給式である。したがって、支持に加えて、移送ローラは、検査経路に沿ってタイヤを搬送する際に能動的に協働する。
好ましくは、移送グループは、移送ローラの下流側および上流側にそれぞれ配置された2つ以上の補助移送ローラを含む。
好ましくは、移送グループは、移動するタイヤを支持するために、1つの検査ユニットと隣の検査ユニットとの間、または1つの検査ユニットと搬送および反転デバイスとの間に横たわる作業位置と、回転テーブルの自由な回転を許容する休止位置との間を移動可能である。
好ましくは、補助移送ローラは、移動するタイヤを支持するために、1つの検査ユニットと隣の検査ユニットとの間、または1つの検査ユニットと搬送および反転デバイスとの間に横たわる作業位置と、回転テーブルの自由な回転を許容する休止位置との間を移動可能である。
好ましくは、休止位置において、移送グループまたは補助移送ローラは、回転テーブルに対してより低い位置に配置される。
作業位置において、移送グループまたは補助移送ローラは、タイヤが落下するのを防止するように、互いにおよび/または隣接する検査ユニットおよび/または搬送および反転デバイスから距離を取って配置される。しかしながら、このような距離は、検査を実行する間、回転テーブルの自由な回転を防止する。休止位置において、回転テーブルの周りには、回転テーブルが回転する間、移送グループとの干渉を防止するのに十分なスペースがある。
好ましくは、前記検査の実行の終了時に、前記回転テーブルの前記当接部から前記タイヤを排出することが実行される。回転テーブルは、タイヤの導入および排出の両方の機能を果たす。
好ましくは、前記予め設定された値は約1mmより小さい。
さらにより好ましくは、前記予め設定された値は約0.1mm以下である。
このような値は、回転テーブルの回転軸に対するタイヤの実質的なセンタリング、すなわちタイヤの回転軸と回転テーブルの前記回転軸との実質的な一致を保証するのに十分である。
好ましくは、タイヤは完全に円形ではないので、各タイヤの主回転軸は、本明細書に記載されていない適切なアルゴリズムを用いて最初に計算される。
好ましくは、回転テーブルの当接部を移動させることは、実質的に水平な平面上で2つの方向に従って前記当接部を移動させることを含む。前記ずれは、第1の方向に沿った1つの成分のみ、第2の方向に沿った1つの成分のみ、またはより現実的には、第1の方向に沿った1つの成分および第2の方向に沿った1つの成分を含むことができる。したがって、当接部の移動は、1次元(第1の方向のみ、または第2の方向のみ)または2次元(第1の方向および第2の方向の両方)であることができる。
好ましくは、当接部は、約25mm未満の第1の距離だけ第1の方向に沿って移動される。
好ましくは、当接部は、約25mm未満の第2の距離だけ第2の方向に沿って移動される。センタリングを目的とした当接表面の一次元または二次元の移動は制限され、したがって非常に正確なものとなり得る。
好ましくは、回転テーブルの当接部を移動させることは、前記当接部を担持するエンドレスコンベヤを前記2つの方向のうちの第1の方向に沿って移動させることを含む。
好ましくは、回転テーブルの当接部を移動させることは、前記2つの方向のうちの第2の方向に沿って所定の移動だけエンドレスコンベアを移動させることを含む。
好ましくは、タイヤを供給することは、タイヤ全体が回転テーブルに載るまで前記回転テーブルの当接部を前記2つの方向のうちの第1の方向に沿って移動させることによって前記タイヤを回転テーブルの上に導入することを含む。第1の方向に沿った搬送表面の移動は、テーブルの回転軸に対するタイヤのセンタリングを実行するためと、前述のセンタリングを実行する前に前記テーブルにタイヤを導入するための両方に使用される。導入の間、回転テーブルは停止され(すなわち回転せず)、第1の方向が検査経路に平行であるような向きにされる。
好ましくは、第1の方向に沿ってタイヤを予備センタリングすることが実行される。
好ましくは、第1の方向に沿って予備センタリングすることは、導入の間のタイヤの通過を検出することと、所定の移動後に第1の方向に沿った当接部の移動を停止することとを含む。換言すると、導入する間、タイヤの回転軸は、実際のセンタリングが後に続く一種の予備センタリングを実行することによって、第1の方向に沿って回転テーブルの回転軸の近くに移動される。
好ましくは、この方法は、タイヤを第2の方向に沿って予備センタリングすることを含む。
好ましくは、第2の方向に沿って予備センタリングすることは、タイヤを回転テーブルに供給する前に、2つの横方向側部が設けられた機械的センタリング支持体上にタイヤを配置することを含む。
好ましくは、検査経路に沿って複数のタイヤをステップバイステップに同時に前進させて、連続するステップの間にわたり設定された時間間隔の間に前記タイヤに対して検査を実行することが行われる。
好ましくは、時間間隔毎に、iiからvまでのステップを実行することが行われる。
各検査ステーションはタイヤをセンタリングするように構成される。各ステーションにおいてセンタリングすることが適切である。それというのも、連続する回転テーブルは互いに完全に整列されていない可能性があるためであり、また、タイヤが1つの回転テーブルから隣の回転テーブルへ移動する際に滑る可能性があるためである。
好ましくは、各タイヤについて、検査経路の第1の部分に沿って複数の検査を実行することによってタイヤの少なくとも1つの第1半部を検査することが実行され、第1半部は軸方向中間線平面によって区切られるタイヤの軸方向半分である。
好ましくは、各タイヤについて、検査通路の前記第1の部分から出た後に、軸方向中間線平面に属しかつ主回転軸に垂直な反転軸の周りでタイヤを反転させることが実行される。
好ましくは、各タイヤについて、検査経路の第2の部分の入口に前記タイヤを導くことが実行される。
好ましくは、各タイヤについて、検査経路の前記第2の部分に沿って同じ複数の検査を実行することによって前記タイヤの少なくとも1つの第2半部を検査することが実行され、第2半部は前記軸方向中間線平面によって区切られるタイヤの他方の軸方向半分である。
好ましくは、前進させることは、1つの回転テーブルと隣の回転テーブルとの間で、または1つの回転テーブルと搬送および反転デバイスとの間で、移送グループを用いて各タイヤを支持することを含む。
好ましくは、前記回転テーブルの自由な回転を許容するために、回転テーブルを回転させる前に、移送グループを下げることが実行される。
好ましくは、タイヤを第2の方向に沿って予備センタリングすることは、検査経路の第1部分および/または検査経路の第2部分の開始時に実行される。各タイヤは、横方向に、すなわち第2の方向に沿って予備センタリングされた状態で第1の検査ステーションに到達し、前記第1の検査ステーションに導入される間、長手方向に、すなわち第1の方向に沿って予備センタリングされる。
好ましくは、回転テーブルおよびタイヤが回転している間に実行される前記タイヤに対する検査の実行中、前記少なくとも1つの検査デバイスは、プリセットされた固定検査位置に維持される。
好ましくは、前記検査位置は、検査すべきタイヤのタイプに応じてプリセットされる。検査デバイスは、好ましくは、これらの検査デバイスを上記の検査位置に移動するためだけに空間的に移動される。各検査デバイスは、好ましくは、タイヤの周方向に限定された部分に対して各瞬間に作用する。検査の間、検査デバイスは移動されない。むしろ、前記デバイスの前方または下方で摺動するのはタイヤである。したがって、タイヤの完全な回転の間に検査されるゾーンは、前記タイヤの環状部分である。この選択は、検査デバイスの動きの管理および装置全体の管理を著しく単純化する。
好ましくは、検査デバイスは、回転テーブルの上方に配置された支持および移動デバイスによって担持される。
好ましくは、支持および移動デバイスは、フレームの上部に拘束された少なくとも1つの擬人化ロボットアームを含む。擬人化ロボットアームは高い柔軟性を保証する、というのも、多数の自由度により、およびプログラミングによって、例えば、検査中の検査デバイスの位置、検査シーケンス等を容易に変更することができるからである。
更なる特徴および利点は、本発明による車輪用タイヤ製造するための方法およびプラントにおけるタイヤを検査するための方法および装置の好ましいが排他的ではない実施形態の詳細な説明からより明らかになるであろう。
図面の説明
そのような説明は、非限定的な例としてのみ提供される封入された図面を参照して以下に記載される。
車輪用タイヤを製造するためのプラントを概略的に示す。 図1のプラントに属するタイヤ検査装置の側面図を示す。 図2の装置の上面図を示す。 先行する図の装置の構成要素の斜視図を示す。 図4の構成要素の要素を示す。 図5の要素の変形である。 図2の装置の一部の拡大図である。 ある動作状態にある図7の部分の上面図を示す。 ある動作状態にある図7の部分の上面図を示す。 ある動作状態にある図7の部分の上面図を示す。 図1のプラントで組み立てられたタイヤの半径方向の半分を示す。
詳細な説明
図1を参照すると、参照番号1は全体的に、車輪用タイヤを製造するためのプラントを示す。
前記プラントで作られたタイヤ2が図9に示されており、本質的に2つのカーカスプライ4a、4bを有するカーカス構造3を含んでいる。不透過性エラストマー材料またはいわゆるライナ5の層が、カーカスプライ4a、4bの内側に付与される。半径方向外側の位置においてエラストマー充填材6bを担持する、いわゆるビードコア6aをそれぞれ含む2つの固定環状構造6が、カーカスプライ4a、4bのそれぞれの端部フラップと係合される。固定環状構造6は、タイヤ2とそれぞれの取付けリムとの間の係合が通常生じる「ビード」7という用語で通常識別される領域に近接して一体化されている。ベルト層8a、8bを含むベルト構造8がカーカスプライ4a、4bの周りに円周方向に付与され、トレッドバンド9がベルト構造8に円周方向に重ね合わされる。ベルト構造8は、それぞれカーカスプライ4a、4bとベルト構造8の軸方向に対向する端縁のうちの1つとの間に位置するいわゆる「アンダーベルトインサート」10に関連付けられる。2つのサイドウォール11はそれぞれ対応するビード7からトレッドバンド9の対応する横方向縁部までカーカスプライ4a、4b上の横方向に対向する位置に付与される。各サイドウォール11の半径方向外側部分とトレッドバンド9の軸方向外側部分との間に含まれる部分は、タイヤの肩部として知られている。
タイヤ2は、各ビード7から等距離にあり、タイヤが使用されているときに主回転軸「X−X」に対して垂直である中間線平面「M」(図9)を有する。中間線平面「M」は、タイヤ2を、(前述の中間線軸「M」に対して対称でない可能性があるトレッド設計を除いて)互いに実質的に鏡映される第1の軸方向半部2aと第2の軸方向半部2bとに分割する。
図1に示すプラント1は、グリーンタイヤを構築するための装置13と、構築装置13の下流に動作可能に配置された少なくとも1つの成形加硫ユニット14とによって形成されたタイヤ2の製造ライン12を含む。
図1に示すプラント1の非限定的な実施形態では、構築装置13はカーカス構築ライン15を含み、カーカス構築ライン15では、図示されてない形成ドラムが、カーカスプライ4a、4b、ライナ5、固定環状構造、および場合によってはサイドウォール11の少なくとも一部を含むカーカススリーブを各形成ドラム上で形成するために配置された異なる半完成製品供給ステーションの間を移動される。
同時に、外側スリーブ構築ライン16において、図示されていない1つまたは複数の補助ドラムが、少なくともベルト構造8、トレッドバンド9、および場合によってはサイドウォール11の少なくとも一部を含む外側スリーブを各補助ドラム上で形成するために配置された異なる作業ステーションの間を連続的に移動される。
また、構築装置13は、外側スリーブがカーカススリーブに結合される組立ステーション17を含む。
図示されていないプラント1の他の実施形態では、構築装置13は、例えば単一のドラム上に全ての前述の構成要素を形成するように構成された異なるタイプのものであってもよい。
構築されたタイヤ2は最終的に成形加硫ユニット14に移送される。
製造ライン12から、特に成形加硫ユニット14から、完成タイヤ2は、所定の頻度および対応する所定の製造サイクル時間「Tcp」で、次々に連続的に出る。
好ましくは、製造ライン12の下流に、プラント1は、成形および加硫後に前記タイヤ2の検査を実行するように構成された、タイヤ検査装置18を含む。
プラント1は、構築ステップの終わりおよび成形および加硫ステップの前に、前記タイヤ2の検査を実行するように構成された、同じタイヤ検査装置18を、組み合わせてまたは代わりに含んでもよい。
図1、2および3の実施形態では、成形および加硫ユニット14の下流に配置されたこのようなタイヤ検査装置18は、製造ライン12から来る検査されるべき完成タイヤ2のための入口20と、個別の出口21とを有する第1検査ユニット19を含む。第1検査ユニット19の下流において、前記第1検査ユニット19の出口21に、搬送および反転デバイス22が配置されている。搬送および反転デバイス22の下流に、搬送および反転デバイス22から来る完成タイヤ2のための入口24と個別の出口25とを有する第2の検査ユニット23が配置されている。第1検査ユニット19の入口20は、タイヤ検査装置18の入口を構成する。第2検査ユニット23の出口25は、タイヤ検査装置18の出口を構成する。検査されるべきタイヤ2は、入口20に次々に順番に入り、タイヤ検査装置18内を検査経路26に沿って順番に移動し、出口25に向かって出る。検査経路26に沿って、タイヤ2は、以下で詳細に記載するモードに従って、存在し得る欠陥を検証するために品質検査に処される。
上記実施形態では、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23はそれぞれ、検査経路26に沿って、および略直線状の供給方向「F」に沿って、交互に順番に配置された第1検査ステーション27aおよび第2検査ステーション27bを含む。
図示されていない別の非限定的な実施形態では、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23はそれぞれ、検査経路26に沿って、および略直線状の供給方向「F」に沿って、同じく交互に順番に配置された第1検査ステーション、第2検査ステーションおよび第3検査ステーションを含む。
図示されていない実施形態の変形例では、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23は、検査経路26の2つの直線部分を画定するように、それぞれに対して角度が付けられている。
図示されていない別の実施形態では、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23は互いに重ね合わされる。第2検査ユニット23は第1検査ユニット19の上方に配置され、搬送および反転デバイス22は、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23の末端に配置される。前記搬送および反転デバイス22はまた、タイヤ2を持ち上げるように構成され、そのようにしてタイヤ2は第1検査ユニット19から第2検査ユニット23へ引き上げられる。
図示されていないタイヤ検査装置18の更なる実施形態は、上述の第1および第2の検査ユニット19、23ならびに搬送および反転デバイス22の機能を実行する単一の検査ユニットを含む。前記単一検査ユニットは、順番に配置される、上で詳細に説明した2つの検査ステーション27a、27bを含む。タイヤ検査装置18は、前記単一の検査ステーションの出口と入口との間に動作可能に介在された補助搬送デバイス、例えば別のコンベヤベルトを含み得る。補助搬送デバイスは、単一の検査ステーションから出るタイヤ2をその入口に再び搬送するように構成されている。
上述した検査ステーション27a、27bのそれぞれは、地面に当接するように構成された下側部分29と、下側部分29の上方に延在する上側部分30とを有するフレーム28(第1の検査ステーション27aを示す図4)を含む。図示されたフレーム28は、平面図において、正方形または長方形の頂点に配置された4つの垂直直立部31によって形成されたフレームワークである。垂直直立部31は、上側部分30において、(検査経路26に平行に配向された)一対の上方長手方向交差ピース32aと、(検査経路26に対して垂直に配向された)複数の上方横方向交差ピース32bとによって、その上部で接続されている。
同じ垂直直立部31は、下側部分29において、複数の下方長手方向交差ピース33aと複数の下方横方向交差ピース33bとによって、その下部で接続されている。
フレームワークの内側には、(図5および図6に示すように)地面に当接するか、または下方交差ピース33a、33bによって支持されるベース34が収容されている。ベース34には、回転テーブル35が垂直回転軸「Z」を中心に回転できるように取り付けられている。回転テーブル35は、検査されるべき完成タイヤ2のサイドウォール11を受け止めて支持するように構成された実質的に水平な当接部36を有する。
図示されている実施形態によれば、回転テーブル35は、ベース34の上に配置され、前記垂直回転軸「Z」の周りでベース34に回転可能に結合された回転支持体37を含む。回転支持体37は、ベース34から出ているシャフト37Aと一体である。シャフト37Aは、ベース34に設置されかつ前記垂直回転軸「Z」の周囲で回転テーブル35を回転させるように構成された移動デバイス38(図5に概略的に示されている)に接続されている。垂直回転軸「Z」は、ベース34に対して、および地面に対して固定されている。
エンドレスコンベヤ39が、回転支持体37に取り付けられている。特に、エンドレスコンベヤ39は、その下面に配置された一対のスライドブロック41を含むプレートによって形成されたスライド40を含む。スライドブロック41のそれぞれは、回転支持体37の上面に取り付けられた各ガイド42に摺動可能に係合されている。
スライド40は、その上面に、ブラケット(図示せず)上で枢動され、スライド40と一体の一対のローラ43を担持する。ローラ43は、互いに平行でありかつガイド42と平行な各回転軸「W」の周囲を回転移動可能である。コンベヤベルト44が一対のローラ43に巻回されて閉鎖経路を画定し、その上側表面が前記当接部36を画定する、従って実質的に水平面内に位置する上方ブランチを有する。
図5に概略的に示される第1のアクチュエータ45がスライド上に取り付けられ、および一対の2つのローラ43の少なくとも1つに動作可能に接続され、それにより、それを回転させてコンベヤベルト44を閉鎖経路に沿って移動させるようにする。ローラ43は、上部ブランチおよび当接部36の並進を、ある向き及びその逆向きで、第1の方向「x」において生じるように、一方の回転方向または反対の方向に回転するように作製可能である。
図5に概略的に示される第2のアクチュエータ46が、スライドと回転支持体37との間に取り付けられ、スライド40をガイド42上で第1の方向「x」に垂直な第2の方向「y」に沿って移動させるように構成される。従って、当接部36は、前記当接部36に対して固定された垂直回転軸「Z」に対して前記2つの方向「x、y」に従って水平面内を移動可能である。第1の方向「x」に沿った当接部36の移動は、連続的かつ無限であることができる。当接部36の第2の方向に沿った移動は、スライドブロック41およびガイド42によって構成されるシステムによって提供される利用可能なストロークによって制限される。
図示しない別の実施形態では、エンドレスコンベヤ39は、コンベアベルト44の代わりに、互いに平行でありかつ回転支持体37に取り付けられた複数の動力供給式ローラ43aを含む。この場合、前記動力供給式ローラ43aの上側表面全体が、前記当接部36を画定する。
光学式の検出デバイス47(図2および図4に概略的に示す)が回転テーブル35の上方に取り付けられ、当接部36の方に向けられる。検出デバイス47には、例えば、1つまたは複数のカメラと、検査ステーション27a、27bの内側に配置された照明器とが設けられる。図示された実施形態では、検出デバイス47は、上方横断方向交差ピース32bのうちの1つに取り付けられる。
電子管理ユニット48(図4および図5)が、検出デバイス47、移動デバイス38、第1のアクチュエータ45および第2のアクチュエータ46に動作可能に接続されている。電子管理ユニット48は、回転テーブル35の垂直回転軸「Z」と、当接部36に載置されたタイヤ2の主軸「X−X」との間のずれ「S」を検出するように構成され、および、検出されたずれ「S」に応じて第1および第2のアクチュエータ45、46を駆動し、第1の方向「x」および/または第2の方向「y」に従って当接部36を移動させ、そのようなずれを予め設定された値未満、例えば約0.1mm以下にするように構成される。
上述の検査ステーション27a、27bのそれぞれは、回転テーブル35の上方に取り付けられ、上方横断方向交差ピース32b(図4)に拘束された2つの擬人化ロボットアーム49を含む。上記の擬人化ロボットアーム49のそれぞれは、横断方向上方交差ピース32bに結合されたベース部分と、ベース部分から始まりジョイントによって接続された連続して配置された一連の要素とを有する。擬人化ロボットアーム49は、例えば、6または7の軸/自由度を有する。各擬人化ロボットアーム49は、当接部36の上方の上方横断方向交差ピース32bから突出して延びている。
各擬人化ロボットアーム49の終端部は、1つまたは複数のデバイスまたは検査ツール50を担持する。当接部36と上述の上方横断方向交差ピース32bとの間に、フレーム28は、擬人化ロボットアーム49用のおよび検査ツール50用の操作スペースの範囲を定める。擬人化ロボットアーム49は、ツール50用の支持および移動デバイスを画定する。擬人化ロボットアーム49によって支持されるツールは、例えば、タイヤの(半径方向外側表面および/または半径方向内側表面上の)あり得る外部欠陥および/または(構造中の)あり得る内部欠陥を検出することを可能にする一連の非破壊的検査操作を実行することができる。前記検査は、例えば、光学式(写真撮影、シアログラフィー、ホログラフィー、ラジオグラフィー等)、超音波式、機械式またはこれらの組み合わせであってもよい。ツール50は、回転テーブル35の上方で動作可能に作用する。
非網羅的な例として、ツールは、場合によっては、タイヤの表面の2次元および/または3次元画像を撮影するように構成された、例えばレーザタイプの、拡散光、グレージング光および/または直接光の光源を備えた、デジタルカメラを含むことができる。
搬送および反転デバイス22は、地面に当接するように構成された各フレーム53を含む(図1、2および3)。フレーム53は、水平反転軸「K」を定める反転ピンの周囲で、それにヒンジ接続された、一対の平行かつ離間された横壁54を支持する。壁54の間に、搬送ローラ55の2つの連なりが延在し、前記壁54に回転可能に結合されている。各連なりは、タイヤ2のための可動搬送面を有する支持体を画定するような態様で、同一平面上に横たわる複数の平行な水平搬送ローラ55を含む。上記の搬送ローラ55の2つの連なりは互いに離間され、反転させるべきタイヤ2を受け入れるためのシートがそれらの間に画成されている。シートは、以下に詳述するように、タイヤ2の通過を可能にするために、反対側に開口部を有する。空間の一方または両方の開口部は、閉鎖位置と開放位置との間を移動可能なストッパ要素、例えばゲートの一種によって、選択的に閉鎖される。図示されていないモータが横壁54に動作可能に接続され、壁自体54によっておよび搬送ローラ55によって形成された組立体を反転軸「K」の周囲で回転させる。横壁54および搬送ローラ55によって形成された前記組立体は、一方の連なりの搬送ローラ55が下方におよび地面に平行に配置される第1の位置と、他方の連なりの搬送ローラ55が下部に配置される第2の位置との間で前記反転軸「K」の周りを移動可能である。タイヤ2は、シート内にあるとき、下方に位置する搬送ローラ55の連なりの上でサイドウォール11に対して当接された状態で横たわる。図示されていない別のモータが、搬送ローラ55の少なくともいくつかに動作可能に接続されて、それらローラを回転させて、従ってそれに接触して横たわるタイヤ2を並進させる。ストッパ要素は、反転中にタイヤ2が搬送および反転デバイス22の外に落下するのを防止する働きをする。図1、2および3の実施形態では、搬送および反転デバイス22は、第1の検査ユニット19に属する第2の検査ステーション27bと、第2の検査ユニット23に属する第1の検査ステーション27aとの間に位置する。反転軸「K」は検査経路26に対して垂直であり、第1または第2の位置では、下方に配置された連なりの搬送ローラ55は、第1の検査ユニット19に属する第2の検査ステーション27bの、および第2の検査ユニット23に属する第1の検査ステーション27aの当接部36の同じ高さに実質的に配置される。
第1検査ユニット19の第1ステーション27aの上流には、タイヤ2が第1ステーション27aに供給される前に配置されるローラユニットを含む機械的センタリング支持体56が配置されている。具体的には、機械センタリング支持体56は、地面に当接するフレーム57と、フレーム57に回転可能に取り付けられた複数のローラ58とを含む。機械的センタリング支持体56はまた、検査経路26に対して両側に配置された一対の横方向側部59を含む。側部59は、互いに接近または離間して、および機械的センタリング支持体56の中央線軸「P」へ/から、対称に移動されるように機械的に拘束されている。タイヤ2は、ローラユニットに当接されかつ前記側部59の間に配置され、側部59は、以下に詳述するように、タイヤの両側の部分に当接することにより、タイヤを横方向において予備センタリングする。
第2検査ユニット23の第2ステーションの下流には、出口ローラユニット60が配置されている。
機械的センタリング支持体56と第1検査ユニット19の第1ステーション27aとの間、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23の連続する検査ステーション27a、27bの間、搬送および反転デバイス22と、それに隣接する第1検査ユニット19の検査ステーション27bおよび第2検査ユニット23の検査ステーション27aとの間、ならびに第2検査ユニット23の第2ステーション27bと出口ローラユニット60との間には、各移送グループ61が配置され、移送グループ61は、1つの検査ステーション27aから隣のステーション27bへ(または1つの検査ステーション27bから搬送および反転デバイス22へ、または搬送および反転デバイスから検査ステーション27aへ、または検査ステーション27bからローラユニット60へ)タイヤが通過する間にタイヤ2のサイドウォール11の少なくとも一部を支持し、従ってその落下を防止するように構成されている。
各移送グループ61は、機械的センタリング支持体56のローラ58の回転軸に平行なそれぞれの回転軸を有する動力供給式移送ローラ62を含む(図7および8A、8B、8C)。各移送グループ61はまた、動力供給式移送ローラ62の下流側および上流側にそれぞれ配置されかつ動力供給式移送ローラ62と平行な2つの補助移送ローラ63を含んでもよい。動力供給式移送ローラ62は、概略的に示されている、それを回転させるように構成されたそれぞれのモータ64に接続されている。2つの補助移送ローラ63は、アイドルローラであることが好ましい。2つの補助移送ローラ63も、第3のアクチュエータ65によって、作業位置と休止位置との間で垂直方向に沿って移動可能である。作業位置(図7に実線で示す)において、2つの補助移送ローラ63は上昇位置にあり、実質的に動力供給式移送ローラ62および当接部36の高さに配置されている。休止位置(図7に破線で示す)において、2つの補助移送ローラ63は下降位置にあり、動力供給式移送ローラ62および当接部36より下に配置される。上昇位置において、それらは移動しているタイヤ2の支持体を提供する。下降位置において、それらは隣接する回転テーブル35の周囲に十分な空間を残し、テーブルがその垂直回転軸「Z」の周囲で妨害なしに回転することを可能にする。
上述した電子管理ユニット48は、第1検査ユニット19および第2検査ユニット23の擬人化ロボットアーム49に、検査ツール50に、移動デバイス38に、第1アクチュエータ45に、第2アクチュエータ46に、モータ64に、第3アクチュエータ65に、および搬送および反転デバイス22の図示されていないモータに動作可能に接続されている。前記電子管理ユニットは、プラント1全体で同一の電子管理ユニットであってもよく、または、プラント1の他の部分に専用の1つまたは複数の他のユニットに動作可能に接続されてもよい。電子管理ユニットは、上流に配置された製造ライン12と協調してタイヤ検査装置18の動作を管理する。
使用中、本発明によるタイヤ検査メソッドによれば(および図1、2および3を参照すると)、完成したタイヤ2は加硫ユニット14から出るたびに、例えばコンベヤ(不図示)を介して、機械的センタリング支持体56の上に移送される。ここで、横方向側部59がタイヤ2と相互作用し、横方向においてタイヤ2を予備センタリングし、その結果、前記タイヤ2の主回転軸「X−X」は中間線軸「P」に少なくとも近接して横たわり、この際、横方向のずれ「Sy」は20〜25mm未満である(第2の方向「y」に沿って予備センタリングされる)。
次に、タイヤ2は第1の検査ユニット19の第1の検査ステーション27aに供給され、この間、2つの補助移送ローラ63は上昇位置にあり、タイヤ2は、それらの上に当接した状態で摺動する(図7および8A)。リム上に装着されていない(従って収縮した)タイヤ2は、サイドウォール11で各コンベアベルト36の上部ブランチに対して当接される。当接部36は、その第1の方向「x」が供給方向「F」と一致するように方向付けられる。サイドウォール11に対して当接されたタイヤ2は、当接部36に隣接する軸方向第2半部2bと、上に向けられた軸方向第1半部2aとを有する。
サイドウォール11に対する当接は、タイヤ2の形状が、タイヤ2を膨張させる必要なく、全ての試験中に常に同じであることを保証する。安静時の(収縮した)タイヤ2は、膨張したタイヤと比べてその振動を低減し、検査の質を、特に得られる画像の質を向上させる。サイドウォールに対する当接は、その完全性および検査の質を損なう可能性のある相当な機械的応力を回避する。サイドウォールに対する当接はまた、以下に説明するように、検査基準系に対する容易なセンタリングを可能にする。
電子管理ユニット48は装置18および入ってくるタイヤ2のサイズを認識済みであり、適切な計算によって、タイヤ2の主回転軸「X−X」が回転テーブル35の回転軸「Z」におおよそ配置され、長手方向のずれ「Sx」が20〜25mm未満である(第1の方向「x」に沿ってあらかじめセンタリングされている)と判断すると、第1のアクチュエータ45を駆動する。コンベヤベルト44は一時的に停止される(図8B)。一例として、Sx=15mmおよびSy=20mmの場合、S=25mmである。
この地点で、装置18はタイヤ2の実際の精密なセンタリングを実行する。タイヤ2は完全な円ではないので、各タイヤ2の主回転軸は最初に、本明細書に記載されていない適切なアルゴリズムによって計算される。例えば、検出装置47がタイヤの複数の地点の位置を検出し、電子管理ユニット48が仮想主回転軸「X−X」を算出する。
検出装置47は、次に、回転テーブル35の垂直回転軸「Z」とタイヤ2の主回転軸「X−X」との間に存在するずれ「S」を検出し、電子管理ユニット48に、前記ずれ「S」を示す信号を送る。予備センタリングのために、このようなずれ「S」は通常約25mm未満である。
電子管理ユニット48は、第1のアクチュエータ45および/または第2のアクチュエータ46を駆動し、前記ずれ「S」が予め設定された値、例えば約0.1mm未満に低減されるまで当接部36を動かし、前記ずれを実質的に消去する(図8C)。電子管理ユニット48は、当接部36が移動されるときに前記ずれ「S」を示す信号を受信し続け、所望のセンタリングが得られるまで、第1のアクチュエータ45および/または第2のアクチュエータ46を駆動し続ける。センタリングルーチンは、持続時間「Tcent」、例えば約2秒を有する。電子管理ユニット48によって実行される最大精密センタリング移動は、約25mmより小さい。ずれSの上記値が達成されない場合は、同一サイクルに従ってこの手順が繰り返される。このようにして、25mmを超える初期ずれ「S」があったとしても、所望の許容値に従ってタイヤ2をセンタリングすることが可能である。
最後に、一度センタリングされると、タイヤ2は、その回転軸「X−X」が垂直回転軸「Z」と実質的に一致する。このような状況において、擬人化ロボットアーム49は、同じタイヤ2のサイズに応じて割り当てられた位置に常に配置することができる。
続いて、擬人化ロボットアーム49は、それぞれの検査ツール50がタイヤ2に届くまで、操縦空間内を移動する。
回転テーブル35の上流側および下流側に配置された移送グループ61の2つの補助移送ローラ63を下降位置に移動させ、検査ツール50を固定位置に保持したまま、回転テーブル35およびタイヤ2を垂直回転軸「Z」の周囲で回転させる(図4および図8C)。このような回転の間、ツール50は、タイヤ2の軸方向第1半部2aに対する検査サイクルの実行を提供する。このような検査は連続したサイクルで実行可能であり、各サイクルにおいて、同じ検査ステーション27a、27bの検査ツール50は、同じタイヤ2の異なる部分を検査するために異なる位置に配置される。
検査サイクルが終了すると、第1方向「x」が供給方向「F」と整列した状態で回転テーブル35の回転が停止され、擬人化ロボットアーム49はタイヤ2から離れる。回転テーブル35の上流側および下流側に配置された移送グループ61の2つの補助移送ローラ63は上昇位置に移動される。タイヤ2が横たわる第1の検査ステーション27aのコンベヤベルト44は、タイヤ2が常に同じサイドウォール11が当接した状態で検査経路26bに沿って1周期を終え、タイヤ2が前記第2の検査ステーション27bの部分36の上に移動されるまで、第2検査ステーション27bのコンベヤベルト44とともに、動力供給式搬送ローラ62と一緒に動かされる。次いでタイヤ2は、第1の検査ステーション27aから排出され、第2の検査ステーション27bに導入される。
導入の間、第1の検査ステーション27aを参照して既に説明したように、第1の方向「x」に沿って予備センタリングが実行され、導入後、(上で記載した同じモードによる)実際の精密なセンタリングが第2の検査ステーション27bの回転軸「Z」に対して実施される。
タイヤ2は、その軸方向第1半部2aが常に上方に向けられた状態で第2の検査ステーション27b内にとどまり、第1の検査ステーション27aについて説明したのと類似のモードで他の検査サイクルが実行される。
第1の検査ユニット19において、前記第1のユニット19によって画定された検査経路26の第1の部分に沿って、タイヤ2の軸方向第1半部2aは複数の検査を受ける。このような検査は好ましくは、軸方向第1半部2aの全表面(内側および外側)を網羅する。
そのような検査は、光学式(例えば、写真撮影、シアログラフィー、ホログラフィー、ラジオグラフィー等)、超音波式、機械式、またはそれらの組み合わせとすることができる。
この時点で、タイヤ2の回転は停止され、タイヤ2が横たわる第2の検査ステーション27bのコンベヤベルト44は、タイヤ2が常に同じサイドウォール11が当接した状態で検査経路26に沿って1周期を終え、タイヤ2が実質的に搬送および反転デバイス22の中心に移動されるまで、下流に配置された動力供給式移送ローラ62および(上昇位置に配置された)搬送および反転デバイス22の搬送ローラ55と一緒に動かされる。
横壁54、搬送ローラ55およびタイヤ2によって形成された組立体は、反転軸「K」の周りで180°反転される。このような反転軸「K」は、前記主回転軸「Z」に垂直な前記タイヤ2の軸方向中間線平面に属する。上に位置していたタイヤ2の軸方向第1半部2aはこのとき下側に横たわり、各サイドウォール11は搬送ローラ55に対して当接されている。下に位置していたタイヤ2の軸方向第2半部2bはこのとき上方に向けられている。
続いて、搬送ローラ55および第2検査ユニット23に属する第1検査ステーション27aのコンベヤベルト44を駆動することにより、タイヤ2は第2検査ユニット23に移送され、ここでその第2半部2bは、種類および数に関して軸方向第1半部2aと同様(好ましくは同一)の検査を、検査経路26の第2の部分に沿って、前記軸方向第1半部2aについて上述したようなモードで受ける(予備センタリング、精密センタリング、検査、排出)。
第2検査ユニット23の出口で、タイヤ2が出口ローラユニット60上に供給されるとき、タイヤ2の軸方向半分2a、2bは両方とも正確な検査が完了している。
動作状態において、第1および第2の検査ユニット19、23の両方の各検査ステーション27a、27b、ならびに搬送および反転デバイス22は、加硫ユニット14から順番に出たタイヤ2を収容する。前記タイヤ2は、一方の検査ステーションから他方27a、27bへ、または搬送および反転デバイス22へ、検査経路26に沿って、ステップバイステップに同時に前進する(「ウォーキングビーム」移動と呼ばれる)。連続するステップの間、前記タイヤ2は、搬送および反転デバイス22内、各検査ステーション27a、27b内に同じ時間とどまる。
これは、検査サイクル時間「Tcc」ごとに、タイヤを検査するために1つのタイヤ2が装置18に入り、1つのタイヤ2が前記装置18から出ることを意味する。前記検査サイクル時間「Tcc」は、製造サイクル時間「Tcp」と実質的に等しくすることができ、その結果、製造ライン12をタイヤ検査装置18と同期させることができる。したがって、製造ライン12から出る各タイヤ2は、中間補償ゾーン(緩衝域)を必要とせずにタイヤ検査装置18に直接入ることができる。

Claims (26)

  1. タイヤ検査装置であって、各タイヤが主回転軸(X−X)を有し、前記装置が少なくとも1つの検査ステーション(27a、27b)を含み、前記少なくとも1つの検査ステーション(27a、27b)が、
    ベース(34)と;
    各垂直回転軸(Z)の周囲を回転できるように前記ベース(34)に取り付けられた回転テーブル(35)であって;前記回転テーブル(35)が、前記垂直回転軸(Z)に対して実質的に水平かつ垂直な平面内に横たわる当接部(36)であって、検査すべきタイヤ(2)のサイドウォール(11)を受け取って支持するように構成された当接部(36)を含み;前記当接部(36)が、前記実質的に水平な平面に属する2つの方向(x、y)に従って、前記垂直回転軸(Z)に対して実質的に水平である前記平面内で移動可能である、回転テーブル(35)と;
    前記回転テーブル(35)で動作可能に作用する少なくとも1つの検査デバイス(50)と;
    前記回転テーブル(35)を前記垂直回転軸(Z)の周りで回転させるように構成された移動デバイス(38)と;
    前記2つの方向(x、y)に従って前記当接部(36)を移動させるために、前記当接部(36)に動作可能に接続された少なくとも1つのアクチュエータ(45、46)と;
    前記垂直回転軸(Z)と前記タイヤ(2)の前記主軸(X−X)との間の前記実質的に水平な平面上のずれ(S)を検出するように構成された検出デバイス(47)と;
    前記検出デバイス(47)および前記少なくとも1つのアクチュエータ(45、46)に動作可能に接続された電子管理ユニット(48)であって、前記検出されたずれ(S)に応じて前記2つの方向(x、y)の少なくとも1つに従って前記アクチュエータ(45、46)を駆動し、前記当接部(36)を移動させ、そのようなずれを予め設定された値未満にするように構成された電子管理ユニット(48)と;
    を含む装置。
  2. 前記電子管理ユニット(48)が、前記タイヤ(2)を前記回転軸(Z)に対してセンタリングし、前記ずれ(S)を実質的に消去するように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記検出デバイス(47)が光学式である、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記回転テーブル(35)が、前記2つの方向(x、y)のうちの第1の方向(x)に沿って移動可能でありかつ前記当接部(36)を担持するエンドレスコンベヤ(39)を含み;前記エンドレスコンベヤ(39)は、前記2つの方向(x、y)のうちの第2の方向(y)に沿って所定の移動距離を移動可能である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記エンドレスコンベヤ(39)が、一対のローラ(43)に巻かれたコンベヤベルト(44)を含み、前記コンベヤベルト(44)の上側表面が前記当接部(36)を画定する、請求項4に記載の装置。
  6. 前記エンドレスコンベヤ(39)が複数の動力供給式ローラ(43a)を含み、前記動力供給式ローラ(43a)の上側表面のアセンブリが前記当接部(36)を画定する、請求項4に記載の装置。
  7. 前記回転テーブル(35)が、前記垂直回転軸(Z)の周りで前記ベース(34)に回転可能に結合された回転支持体(37)を含み、前記エンドレスコンベヤ(39)が前記回転支持体(37)に取り付けられ、前記第2の方向(y)に沿って前記回転支持体(37)に対して移動可能である、請求項4〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 複数の検査ステーション(27a、27b)を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 各検査ステーション(27a、27b)と隣の検査ステーション(27a、27b)との間に、少なくとも1つの移送ローラ(62)を含む移送グループ(61)が配置される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つの移送ローラ(62)が動力供給式である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記移送グループ(61)が、前記移送ローラ(62)の下流側および上流側にそれぞれ配置された2つ以上の補助移送ローラ(63)を含む、請求項9または10に記載の装置。
  12. 前記移送グループ(61)が、移動するタイヤ(2)を支持するために、1つの検査ユニット(27a、27b)と隣の検査ユニット(27a、27b)との間に横たわる作業位置と、前記回転テーブル(35)の自由な回転を許容する休止位置との間を移動可能である、請求項9〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記補助移送ローラ(63)が、移動するタイヤ(2)を支持するために、1つの検査ユニット(27a、27b)と隣の検査ユニット(27a、27b)との間に横たわる作業位置と、前記回転テーブル(35)の自由な回転を許容する休止位置との間を移動可能である、請求項11に記載の装置。
  14. 前記休止位置において、前記移送グループ(61)または前記補助移送ローラ(63)が、前記回転テーブル(35)に対してより低い位置に配置される、請求項12または13に記載の装置。
  15. タイヤを検査する方法であって、各タイヤ(2)が主回転軸(X−X)を有し、前記方法が、
    i.検査すべきタイヤ(2)を、実質的に水平な平面に横たわる当接部(36)の上に供給することであって、前記当接部(36)が、前記実質的に水平な平面に対して実質的に垂直な回転軸(Z)を有する各回転テーブル(35)に属することと;
    ii.前記回転軸(Z)と、前記当接部(36)に供給された前記タイヤ(2)の前記主回転軸(X−X)との間に存在する前記実質的に水平な平面上のずれ(S)を検出することと;
    iii.前記ずれ(S)が予め設定された値未満に低減されるまで、前記回転テーブル(35)の前記当接部(36)を、前記垂直回転軸(Z)に対して実質的に水平な前記平面内で、および少なくとも1つの方向(x、y)に従って移動させることと;
    iv.前記回転テーブル(35)を、前記回転テーブル(35)の前記垂直回転軸(Z)の周囲で前記タイヤ(2)と一緒に回転させることと;
    v.前記回転テーブル(35)および前記タイヤ(2)が回転している間、前記タイヤ(2)に対して検査を実行することと
    を含む方法。
  16. 前記検査の実行の最後に、
    vi.前記回転テーブル(35)の前記当接部(36)から前記タイヤ(2)を排出することが実行される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記予め設定された値が約1mm未満である、請求項15または16に記載の方法。
  18. 前記回転テーブル(35)の前記当接部(36)を移動させることが、前記実質的に水平な平面上で2つの方向(x、y)に従って前記当接部(36)を移動させることを含む、請求項15〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記回転テーブル(35)の前記当接部(36)を移動させることが、前記当接部(36)を担持するエンドレスコンベヤ(39)を前記2つの方向(x、y)のうちの第1の方向(x)に沿って移動させることを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記回転テーブル(35)の前記当接部(36)を移動させることが、前記エンドレスコンベヤ(39)を前記2つの方向(x、y)のうちの第2の方向(y)に沿って所定の移動距離だけ移動させることを含む、請求項18または19に記載の方法。
  21. 前記2つの方向(x、y)が互いに直交する、請求項18〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記タイヤ(2)を供給することが、前記タイヤ(2)全体が前記回転テーブル(35)に載るまで、前記回転テーブル(35)の前記当接部(36)を前記2つの方向(x、y)のうちの第1の方向(x)に沿って移動させることによって前記タイヤ(2)を前記回転テーブル(35)の上に導入することを含む、請求項18に記載の方法。
  23. 導入の間、前記タイヤ(2)の通過を検出し、所定の移動後に前記第1の方向(x)に沿った前記当接部(36)の移動を停止することによって、前記タイヤ(2)を前記第1の方向(x)に沿って予備センタリングすることを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 検査経路(26)に沿って複数のタイヤ(2)をステップバイステップに同時に前進させること、および連続するステップの間にわたり設定された時間間隔の間に前記タイヤ(2)に対して検査を実行することを含み、時間間隔毎に、iiからvまでのステップを実行することが行われる、請求項15〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前進させることが、1つの回転テーブル(35)と隣の回転テーブル(35)との間で、または1つの回転テーブル(35)と搬送および反転デバイス(22)との間で、移送グループ(61)を用いて各タイヤ(2)を支持することを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記回転テーブル(35)の自由な回転を許容するために、前記回転テーブル(35)を回転させる前に、前記移送グループ(61)を下降させることを含む、請求項25に記載の方法。
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