JP5822025B2 - オルタネータ制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、オルタネータを制御するオルタネータ制御装置に関する。
従来から、LIN通信ラインを介して接続された充電管理ECUとオルタネータECUとを備え、オルタネータECUがLIN通信ラインを介して充電管理ECUから情報取得を正常に行うことができない異常状態では、オルタネータECUは、オルタネータECUのデータ保持部で記憶されているバッテリの状態に関する情報と、オルタネータECUのセンサ値取得部により取得されたバッテリ電圧とに基づいて、オルタネータの発電制御を行う発電制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記の特許文献1の構成の如く、通信バスで接続される2つの制御装置により協動してオルタネータを制御する構成においては、マスタ側の制御装置からの指示信号がスレーブ側の制御装置で正常に受信されない場合があり、かかる場合にも、オルタネータの発電制御が適切に維持されることが必要である。
この点、上記の特許文献1の構成では、スレーブ側の制御装置であるオルタネータECUにおいて、通信異常時に対応した特別な機能を持たせる必要がある。
そこで、本発明は、スレーブ側の制御装置に、かかる特別な機能を持たせることなく、通信異常時においても適切にオルタネータを制御することが可能なオルタネータ制御装置の提供を目的とする。
本発明の一局面によれば、オルタネータ制御装置であって、
オルタネータを制御する第1制御装置と、
前記第1制御装置に、前記オルタネータの発電に関する指示信号を第1所定周期で送信する第2制御装置とを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号を、前記第1所定周期よりも長い所定期間、受信しない場合に、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置において前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号として受信されていると判断した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止し、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御する第1モードと、前記指示信号に基づくことなく、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御する第2モードとを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号であると判断した場合に、前記指示信号が異常であることを表す異常通知信号を、前記第2制御装置に送信するように構成され、
前記第1制御装置は、前記第1モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号が前記異常な指示信号である場合に、該異常な指示信号よりも前に受信した指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御し、
前記第1制御装置は、前記第1モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号を所定期間受信しない場合に、前記第2モードに遷移し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置から前記異常通知信号を連続して受信した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止する、オルタネータ制御装置が提供される。
オルタネータを制御する第1制御装置と、
前記第1制御装置に、前記オルタネータの発電に関する指示信号を第1所定周期で送信する第2制御装置とを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号を、前記第1所定周期よりも長い所定期間、受信しない場合に、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置において前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号として受信されていると判断した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止し、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御する第1モードと、前記指示信号に基づくことなく、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御する第2モードとを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号であると判断した場合に、前記指示信号が異常であることを表す異常通知信号を、前記第2制御装置に送信するように構成され、
前記第1制御装置は、前記第1モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号が前記異常な指示信号である場合に、該異常な指示信号よりも前に受信した指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御し、
前記第1制御装置は、前記第1モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号を所定期間受信しない場合に、前記第2モードに遷移し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置から前記異常通知信号を連続して受信した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止する、オルタネータ制御装置が提供される。
本発明によれば、通信異常時においても適切にオルタネータを制御することが可能なオルタネータ制御装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、一実施例によるオルタネータ制御装置1を含むシステムの主要構成を示す図である。オルタネータ制御装置1は、オルタネータ60を制御する装置である。尚、オルタネータ60は、エンジン(図示せず)に接続され、エンジンの回転に基づいて発電する。オルタネータ60により発電された電力は、車両の各種電気負荷50(例えばブロアモータ、ワイパー等)で消費される。また、オルタネータ60により発電された電力は、車載のバッテリ40の充電に利用されてもよい。
オルタネータ制御装置1は、図1に示すように、ECU(電子制御ユニット)10と、LIN(Local Interconnect Network)レギュレータ20とを含む。ECU10とLINレギュレータ20とは、LINバス(LIN通信ライン)30を介して接続される。ECU10とLINレギュレータ20は、LINプロトコルに基づいて通信する。LINプロトコルは、マスタ・スレーブ方式であり、ECU10は、マスタとして機能し、LINレギュレータ20は、スレーブとして機能する。尚、LINレギュレータ20以外の制御装置がスレーブとしてECU10に接続されてもよい。
ECU10は、図示しないバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、及びRAM等からなるマイクロコンピュータとして構成されてよい。ROMのような記憶装置12には、LIN通信ソフトウェアが格納される。尚、ECU10は、エンジンを制御するECU等の任意のECUにより実現されてよい。
ECU10は、オルタネータ60の発電に関する指示信号を生成し、指示信号をLINレギュレータ20にLINバス30を介して送信する。オルタネータ60の発電に関する指示信号は、オルタネータ60の発電量に関する目標値を指示する任意の形式の信号であってよく、例えばオルタネータ60の出力電圧(発電電圧)の目標値を指示する信号であってよい。ECU10は、通常スケジューリング状態(以下で説明する指示信号停止中や復帰処理実行中を除く)では、第1所定周期T1で指示信号をLINレギュレータ20に送信する。
尚、オルタネータ60の発電量に関する目標値の決定態様は、任意であってよい。一般的に、オルタネータ60の発電電圧は、車両走行状態に応じて最適制御される。例えば、オルタネータ60の発電によるエンジンの負荷を低減するために、車両のアイドリング時や定速走行時には発電電圧が低減され、減速時に発電電圧が増加されてもよい。また、加速時には、バッテリ40の入出力電流の積算値が所定の目標値に近づくようにオルタネータ60の発電電圧が調整されてもよい。
ECU10は、LINレギュレータ20から後述の通信異常フラグを連続して受信した場合、指示信号の送信を停止する。即ち、LINレギュレータ20から通信異常フラグを連続して受信した場合には、ECU10からLINレギュレータ20への第1所定周期T1で指示信号の送信が停止される(通常スケジューリングでなくなる)。指示信号の送信の停止期間は、後述のLINレギュレータ20のタイムアウトを生じさせる時間以上に設定される。この指示信号の送信の停止の意義は後述する。
ECU10は、指示信号の送信を停止し、後述のLINレギュレータ20のタイムアウトを生じさせた後、再び、指示信号の送信を開始してもよい。この場合、指示信号の送信は、第2所定周期T2で実行されてよい。第2所定周期T2は、第1所定周期T1と同一であってもよいが、好ましくは、第1所定周期T1よりも長く設定される。
ECU10は、第2所定周期T2で送信した指示信号に対してLINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない場合、指示信号の送信周期を第2所定周期T2から第1所定周期T1(通常周期、即ち通常スケジューリング)に戻してよい。この際、ECU10は、第2所定周期T2で送信した指示信号に対してLINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない状態が継続した場合に、指示信号の送信周期を第2所定周期T2から第1所定周期T1に戻すこととしてもよい。
LINレギュレータ20は、ICから構成されてよい。LINレギュレータ20は、ドイツ自動車工業会(VDA)が規格統一を推進するレギュレータ仕様を有してよい。例えば、LINレギュレータ20は、かかるレギュレータ仕様を有するInfineon製TLE8880やBosch製CR665等であってよい。LINレギュレータ20は、図1に模式的に示すように、オルタネータ60本体に組み込まれてもよい。
LINレギュレータ20は、LINバス30を介してECU10から指示信号を受信する。LINレギュレータ20は、ECU10から所定通信規定を満足しない指示信号を受信すると、この指示信号を異常な指示として破棄し、ECU10から前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値(前回値)を正しい指示値と認識する。尚、所定通信規定を満足しない指示信号とは、例えばチェックサムエラー、パリティエラー、フレーミングエラー、シンクフィールドエラー等が発生する指示信号であってよい。また、LINプロトコルの場合、所定通信規定を満足しない指示信号とは、LINプロトコルに適合するLINレギュレータ20にて、受信されるものの、異常な指示信号として破棄される信号である。
LINレギュレータ20は、ECU10から指示信号を所定時間(例えば3秒)連続して受信できない場合(ECU10から指示信号が所定時間継続して送られてこない場合)、タイムアウトし、後述の自律発電状態に遷移する。尚、タイムアウトするまでは、LINレギュレータ20は、前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値(前回値)に基づいてオルタネータ60を制御する。
LINレギュレータ20は、LINバス30を介してECU10に返信信号を送信する。例えば、LINレギュレータ20は、返信信号にて通信異常フラグをECU10に送信する。通信異常フラグとは、上述の如く、ECU10から通信規定を満足しない指示信号を受信したこと(及びそれに伴い前回値を保持した状態で動作していること)をECU10に通知するための信号(フラグ)であってよい。通信異常フラグは、LINレギュレータ20がECU10から通信規定を満足しない指示信号を受信する毎に、LINレギュレータ20からECU10に返信信号として送信される。
図2は、LINレギュレータ20の状態遷移図である。
LINレギュレータ20は、図2に示すように、スタンバイ状態S1と、指示信号待機状態S2と、初期励磁発電状態S3と、通常発電状態S4と、自律発電状態S5と、励磁カット状態S6とを含む。
スタンバイ状態S1では、LINバス30上で通信信号がなく、オルタネータ60の励磁コイルには励磁電流が流されない(励磁電流が0)。スタンバイ状態は、車両停止状態及びLINレギュレータ20のスリープ状態に対応する。
指示信号待機状態S2は、図2に示すように、スタンバイ状態S1から遷移した状態であり、LINバス30を介したECU10からの指示信号を待機している状態である。この指示信号待機状態S2においても、オルタネータ60の励磁コイルには励磁電流が流されない。指示信号待機状態S2において、ECU10から指示信号を受信できない状態が所定時間(例えば3秒)連続した場合、タイムアウトとなり、自律発電状態S5に遷移する。尚、タイムアウトするまでは、LINレギュレータ20は、オルタネータ60の励磁コイルに励磁電流が流されない状態(オルタネータ60の無発電状態)を維持する。
初期励磁発電状態S3は、図2に示すように、指示信号待機状態S2から遷移した状態であり、ECU10からの指示信号を正常受信し(即ちECU10から通信規定を満足する指示信号を受信し)、通常発電状態S4に移行する過渡状態である。
通常発電状態S4は、初期励磁発電状態S3から遷移した状態であり、指示信号に従ってオルタネータ60の発電を行う状態である。即ち、通常発電状態S4では、LINレギュレータ20は、ECU10からの指示信号に基づく指示値(発電電圧が0より大きい指示値)が実現されるように、オルタネータ60の励磁コイルに流される励磁電流を制御する。また、通常発電状態S4において、ECU10から通信規定を満足しない指示信号を受信すると、LINレギュレータ20は、前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値が実現されるように、オルタネータ60の励磁コイルに流される励磁電流を制御する。また、通常発電状態S4において、ECU10から指示信号を受信できない状態(即ちECU10から指示信号が送られてこない状態)が所定時間(例えば3秒)連続した場合、タイムアウトとなり、自律発電状態S5に遷移する。尚、タイムアウトするまでは、LINレギュレータ20は、前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値(前回値)に基づいてオルタネータ60の発電状態を維持する。また、通常発電状態S4において、ECU10からの指示信号に基づく指示値(発電電圧)がゼロである場合(即ち一時的なオルタネータ60の停止が要求された場合)、励磁カット状態S6に遷移する。
自律発電状態S5では、通信異常等に起因してECU10からの指示信号が得られない状態であるが、LINレギュレータ20は、ECU10からの指示信号に基づくことなく、自律的にオルタネータ60を制御して発電させる。即ち、LINレギュレータ20は、オルタネータ60の回転数を監視し、ECU10からの指示信号(前回値を含む)に依存せず、自律モードでオルタネータ60の発電を行う。自律発電状態S5において、オルタネータ60の発電制御態様は任意である。例えば、オルタネータ60の発電電圧(目標値)は、0より大きい固定値であってもよいし、0より大きい範囲(即ち発電が生じる範囲)で可変されてもよい。
励磁カット状態S6では、ECU10からの指示信号に基づく指示値(発電電圧)が0であることに起因して、オルタネータ60の励磁コイルには励磁電流が流されない。励磁カット状態S6において、ECU10からの指示信号に基づく指示値(発電電圧)が0よりも大きくなると、通常発電状態S4に遷移する。また、励磁カット状態S6において、ECU10から通信規定を満足しない指示信号を受信すると、LINレギュレータ20は、前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値(0)に基づいて、オルタネータ60の励磁電流がゼロの状態を維持する(即ち無発電状態を維持する)。また、励磁カット状態S6において、ECU10から指示信号を受信できない状態(即ちECU10から指示信号が送られてこない状態)が所定時間(例えば3秒)連続した場合、タイムアウトとなり、自律発電状態S5に遷移する。尚、タイムアウトするまでは、LINレギュレータ20は、前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値(0)に基づいてオルタネータ60の無発電状態を維持する。
図3は、ECU10により実現される主要処理(指示信号停止判定)の一例を示すフローチャートである。尚、図3に示す処理は、ECU10のCPUがLIN通信ソフトウェアを実行することにより実現される。図3に示す処理は、例えば車両のイグニッションスイッチがオンされたときに起動され、例えば指示信号の通常の送信周期(第1所定周期T1)に同期して実行されてもよい。図3に示す処理は、通常スケジューリングで指示信号が送信されている間、実行される。
ステップ300では、LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信したか否かを判定する。LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信した場合は、ステップ304に進み、LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない場合は、ステップ302に進む。
ステップ302では、通常スケジューリングで指示信号が送信される状態が維持される。
ステップ304では、異常フラグカウンタが1だけインクリメントされる。尚、異常フラグカウンタの初期値は0であってよい。
ステップ306では、異常フラグカウンタの値(積算値)が所定値Th1以上であるか否かが判定される。所定値Th1は、典型的には、2以上の任意の値であるが、好ましくは、オルタネータ60の無発電状態(又は通常発電状態における前回値を保持した制御状態)が許容される上限時間またはそれにマージンを持たせた時間に対応してよい。オルタネータ60の無発電状態が許容される上限時間は、バッテリ40の状態(例えばSOC)や車両の走行状態等に依存するため、所定値Th1は、可変値とされてもよい。簡易な構成では、所定値Th1は、例えば10秒に対応した値であってよい。異常フラグカウンタの値が所定値Th1以上である場合は、ステップ308に進み、それ以外の場合(即ち異常フラグカウンタの値が所定値Th1未満である場合)は、ステップ300に戻る。このようにして通信異常フラグが、所定値Th1に対応する所定回数以上連続して受信されると、ステップ308に進む。なお、ステップ308に進むまでは、通常スケジューリングで指示信号が送信される状態が維持される。
ステップ308では、指示信号の送信が停止される。即ち、第1所定周期T1で送信されていた指示信号の送信が停止される。指示信号の送信が停止されると、LINレギュレータ20が指示信号を受信できない状態となる。上述の如く、LINレギュレータ20は、ECU10から指示信号を受信できない状態(即ちECU10から指示信号が送られてこない状態)が所定時間(例えば3秒)連続した場合、タイムアウトとなり、自律発電状態S5(図2参照)に遷移する。このようにして、ECU10は、通信異常フラグを所定回数以上連続して受信すると、LINレギュレータ20のタイムアウトを発生させて自律発電状態に遷移させるために、LINレギュレータ20への指示信号の送信を停止する。この目的のため、指示信号の送信の停止状態は、タイムアウトを発生させるのに必要な所定時間以上継続される。尚、所定時間は、第1所定周期T1よりも有意に長い時間である。
このように図3に示す処理によれば、ECU10は、指示信号が通信規定を満足しないことに起因してLINレギュレータ20から送信されてくる通信異常フラグを所定回数以上連続して受信した場合に、LINレギュレータ20のタイムアウトを発生させて自律発電状態に遷移させることができる。ここで、例えば通常発電状態S4及び励磁カット状態S6において、ECU10からの指示信号が通信規定を満足しない場合は、上述の如く、LINレギュレータ20は、ECU10から前回に受信した正常な指示信号に基づく指示値に基づいて動作を継続するが、通信規定を満足しない指示信号が連続すると、当該前回の指示値を保持して使用する動作状態が継続することになる。かかる動作状態が比較的長い時間に亘って継続すると、意図しない発電制御が実現される虞がある。特に、励磁カット状態S6においては、通信規定を満足しない指示信号が比較的長い時間に亘って連続すると、オルタネータ60の無発電状態が比較的長い時間に亘って継続するので、電圧低下やいわゆるバッテリ上がりが生じる虞がある。これは、指示信号待機状態S2においても同様である。即ち、指示信号待機状態S2において、通信規定を満足しない指示信号が比較的長い時間に亘って連続すると、オルタネータ60の無発電状態が比較的長い時間に亘って継続するので、電圧低下やいわゆるバッテリ上がりが生じる虞がある。
これに対して、図3に示す処理によれば、ECU10は、LINレギュレータ20から通信異常フラグを所定回数以上連続して受信した場合に、LINレギュレータ20のタイムアウトを発生させて自律発電状態に遷移させることができるので、上記のような不都合(即ち、比較的長い時間に亘って、意図しない発電制御状態が継続されてしまうこと)を適切に防止することができる。例えば、励磁カット状態S6や指示信号待機状態S2において、通信規定を満足しない指示信号が所定回数以上連続すると、LINレギュレータ20が自律発電状態に遷移するので、電圧低下やバッテリ上がりが生じることを防止することができる。また、通常発電状態S4において、通信規定を満足しない指示信号が所定回数以上連続すると、LINレギュレータ20が自律発電状態に遷移するので、通常発電状態S4において比較的長い時間に亘って前回の正常な指示信号の指示値が保持されることによる不都合(即ち、保持されている前回の正常な指示信号の指示値と、本来の指示値との乖離が大きい状態が比較的長い時間に亘って継続すること等)を防止することができる。
尚、図3に示す処理において、ステップ308の処理によりLINレギュレータ20のタイムアウトを発生させて自律発電状態S5が実現されると、ECU10は、指示信号送信停止状態を維持してもよい。或いは、指示信号が一時的に通信規定を満足しない場合(恒久的な異常でない場合)があることを想定して、ECU10は、LINレギュレータ20の通常発電状態S4(図2参照)への復帰を試みる状態(通常発電状態への復帰判定状態)に移行してもよい。
図4は、通常発電状態への復帰判定状態においてECU10により実現される主要処理(復帰処理)の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理、ECU10のCPUがLIN通信ソフトウェアを実行することにより実現されてよい。図4に示す処理は、図3に示すステップ308の処理によりLINレギュレータ20を自律発電状態S5に遷移させた後に実行されてよい。
ステップ400では、指示信号停止カウンタが1だけインクリメントされる。尚、指示信号停止カウンタの初期値は0であってよい。
ステップ402では、指示信号停止カウンタの値(積算値)が所定値Th2以上であるか否かが判定される。所定値Th2は、第2所定周期T2に対応し、1以上の任意の値であってよい。所定値Th2が小さいほど、指示信号が通信規定を満足するようになった時点から通常発電状態への復帰までの時間が短くなるが、指示信号が恒久的に又は非常に長い時間に亘って通信規定を満たさない場合には処理効率が悪くなる。この観点から、所定値Th2は、第2所定周期T2が例えば10秒から20秒の範囲内になるように設定されてもよい。ステップ402において、指示信号停止カウンタの値が所定値Th2以上である場合は、ステップ404に進み、それ以外の場合(即ち指示信号停止カウンタの値が所定値Th2未満である場合)は、ステップ400に戻る。
ステップ404では、指示信号がLINレギュレータ20に送信される。このようにして、指示信号停止カウンタの値が所定値Th2になると(即ち第2所定周期T2に相当する時間が経過すると)、ECU10から指示信号がLINレギュレータ20に送信される。LINレギュレータ20は、上述の如く、この指示信号を受信し、この指示信号が通信規定を満たさない場合は、通信異常フラグをECU10に返信する。従って、指示信号が通信規定を満たす状態が継続しない場合は、指示信号が通信規定を満たす状態が継続するまで(或いは他の終了条件が満たされるまで)、自律発電状態S5は維持されることになる。他方、この指示信号が通信規定を満足する場合は、LINレギュレータ20は、この指示信号の指示値に基づいてオルタネータ60の制御を実行する(即ち通常発電状態S4へ復帰する)。
ステップ406では、上記のステップ404で送信した指示信号に対するLINレギュレータ20からの返信信号として通信異常フラグを受信したか否かが判定される。LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信した場合は、ステップ410を経由して、ステップ400に戻る。他方、LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない場合は、ステップ408に進む。
ステップ408では、LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない事象が所定回数以上継続したか否かが判定される。即ち、所定回数以上の連続した指示信号の送信(ステップ404)に対して、LINレギュレータ20からの通信異常フラグが受信されないか否かが判定される。所定回数は、1回以上の任意の回数であってよい。LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない事象が所定回数以上継続した場合は、ステップ412に進み、それ以外の場合(LINレギュレータ20から通信異常フラグを受信しない事象が所定回数連続しない場合)は、ステップ410を経由して、ステップ400に戻る。
ステップ410では、指示信号停止カウンタがクリアされる。即ち指示信号停止カウンタの値が0にリセットされる。ステップ410の処理後はステップ400に戻る。このようにして、指示信号が通信規定を満たす状態が継続しない場合は、指示信号が通信規定を満たす状態が継続するまで(或いは他の終了条件が満たされるまで)、指示信号が第2所定周期T2で繰り返しLINレギュレータ20に送信されることになる。
ステップ412では、通常スケジューリングで指示信号を送信する状態が形成される。即ち、ECU10は、通常スケジューリングで指示信号を送信する状態に復帰する。これにより、通常発電状態S4において、LINレギュレータ20は、第1所定周期T1で送信されてくる指示信号の指示値に基づいてオルタネータ60の制御を実行することになる。
このように図4に示す処理によれば、図3に示すステップ308の処理によりLINレギュレータ20を自律発電状態S5に遷移させた場合でも、その後、第2所定周期T2毎に、指示信号をLINレギュレータ20に送信することで、その後、指示信号が通信規定を満足するようになったときにLINレギュレータ20を通常発電状態S4へ遷移させることができる。これにより、指示信号が一時的に通信規定を満足しなくなった場合に、自律発電状態を形成してバッテリ上がり等を防止しつつ、指示信号が通信規定を満足するようになったときに、通常発電状態S4へ復帰させることができる。
以上説明した本実施例のオルタネータ制御装置1によれば、とりわけ、以下のような優れた効果が奏される。
上述の如く、ECU10からの指示信号が通信規定を満たさず、LINレギュレータ20がECU10から正常な指示信号を受信できない状態に陥った場合でも、オルタネータ60の無発電状態(又は通常発電状態における前回値を保持した制御状態)が、望ましくない期間に亘って継続することが防止される。これにより、バッテリ上がりなどの問題が生じないロバスト性の高い制御ロジックを実現することができる。
ところで、上述した実施例では、本来第1所定周期T1で送信するはずのECU10からLINレギュレータ20への指示信号を停止することで、オルタネータ60のタイムアウトを発生させて、オルタネータ60の無発電状態(又は通常発電状態における前回値を保持した制御状態)が長時間に亘って継続することを防止している。これに対して、比較構成として、ECU10からLINレギュレータへの指示信号の停止を実施せず、それに代えて、LINレギュレータにおいて、ECU10からの指示信号が連続して通信規定を満足しない場合に、その後のECU10からの指示信号(通信規定を満足しない指示信号)を無視して、自発的に自律発電状態S5に遷移する機能を持たせる構成が考えられうる。しかしながら、かかる機能は、ドイツ自動車工業会(VDA)が規格統一を推進するレギュレータ仕様には存在しないため、かかるレギュレータ仕様に適合しないLINレギュレータが必要となる。これに対して、本実施例では、ドイツ自動車工業会(VDA)が規格統一を推進するレギュレータ仕様に適合した汎用性の高いLINレギュレータ20を用いて、バッテリ上がりなどの問題が生じないロバスト性の高い制御ロジックを実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例では、車載LANとしてLINが用いられているが、LIN以外の車載LANにおいても適用可能となりうる。
10 ECU
20 LINレギュレータ
30 LINバス
40 バッテリ
50 電気負荷
60 オルタネータ
20 LINレギュレータ
30 LINバス
40 バッテリ
50 電気負荷
60 オルタネータ
Claims (7)
- オルタネータ制御装置であって、
オルタネータを制御する第1制御装置と、
前記第1制御装置に、前記オルタネータの発電に関する指示信号を第1所定周期で送信する第2制御装置とを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号を、前記第1所定周期よりも長い所定期間、受信しない場合に、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置において前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号として受信されていると判断した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止し、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御する第1モードと、前記指示信号に基づくことなく、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御する第2モードとを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号であると判断した場合に、前記指示信号が異常であることを表す異常通知信号を、前記第2制御装置に送信するように構成され、
前記第1制御装置は、前記第1モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号が前記異常な指示信号である場合に、該異常な指示信号よりも前に受信した指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御し、
前記第1制御装置は、前記第1モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号を所定期間受信しない場合に、前記第2モードに遷移し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置から前記異常通知信号を連続して受信した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止する、オルタネータ制御装置。 - 前記第1制御装置は、前記第2モードにおいて、前記第2制御装置から所定通信規定を満たす前記指示信号を受信した場合には、前記第1モードに遷移し、
前記第2制御装置は、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止した後、前記指示信号を前記第1制御装置に第2所定周期で送信する、請求項1に記載のオルタネータ制御装置。 - オルタネータ制御装置であって、
オルタネータを制御する第1制御装置と、
前記第1制御装置に、前記オルタネータの発電に関する指示信号を第1所定周期で送信する第2制御装置とを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号を、前記第1所定周期よりも長い所定期間、受信しない場合に、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置において前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号として受信されていると判断した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止し、
前記第1制御装置は、スタンバイ状態から遷移するモードであって、前記第2制御装置からの前記指示信号を待機する待機モードと、前記第2制御装置からの前記指示信号に基づいて、前記オルタネータを制御する第1モードと、前記指示信号に基づくことなく、ゼロより大きい発電量が生じる態様で前記オルタネータを制御する第2モードとを備え、
前記第1制御装置は、前記第2制御装置からの前記指示信号が所定通信規定を満たさない異常な指示信号であると判断した場合に、前記指示信号が異常であることを表す異常通知信号を、前記第2制御装置に送信するように構成され、
前記第1制御装置は、前記待機モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号が前記異常な指示信号である場合に、前記オルタネータの発電量をゼロに維持し、
前記第1制御装置は、前記待機モードにおいて、前記第2制御装置からの前記指示信号を所定期間受信しない場合に、前記第2モードに遷移し、
前記第2制御装置は、前記第1制御装置から前記異常通知信号を連続して受信した場合に、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止する、オルタネータ制御装置。 - 前記第1制御装置は、前記待機モードにおいて、前記第2制御装置から所定通信規定を満たす前記指示信号を受信した場合には、前記第1モードに遷移し、
前記第2制御装置は、前記指示信号の送信を前記所定期間以上停止した後、前記指示信号を前記第1制御装置に第2所定周期で送信する、請求項3に記載のオルタネータ制御装置。 - 前記第2所定周期は、前記第1所定周期よりも長い周期である、請求項2又は4に記載のオルタネータ制御装置。
- 前記第2制御装置は、前記第2所定周期で送信する前記指示信号に関して前記第1制御装置から前記異常通知信号を受信しない場合に、前記指示信号を前記第1所定周期で送信する、請求項5に記載のオルタネータ制御装置。
- 前記第1制御装置は、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルに適合したレギュレータであり、前記第1制御装置と前記第2制御装置とは、LINプロトコルに基づいて通信する、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のオルタネータ制御装置。
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