JP5822013B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、機体フレーム(1)の下部に左右のクローラからなる走行装置(2)を設け、機体フレーム(1)の上部左側に脱穀装置(3)を設け、該脱穀装置(3)の前方に刈取装置(4)を設けたコンバインにおいて、エンジン(E)と該エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)の間に、前記エンジン(E)の外側に配置された左右方向の回転軸(10)から伝動用の第1ベルト(22)と第2ベルト(32)を介して駆動される外気吸入用のラジエータファン(20)と排気用の排塵ファン(30)を配置し、前記ラジエータファン(20)の回転軸(24)を回転自在に軸支する支持部(25)の外周部に、前記排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)の内周部を回転自在に装着して該ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)を同一軸心上に設け、前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の翼角を、前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の翼角と反対の角度に設定し、前記ラジエータファン(20)の駆動状態時に、排塵ファン(30)を停止状態に切換え、前記ラジエータファン(20)の停止状態時には、排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を設けたことを特徴とするコンバインである。
また、ラジエータファン(20)の回転軸(24)を回転自在に軸支する支持部(25)の外周部に、排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)の内周部を回転自在に装着しているので、ラジエータファン(20)の回転軸(24)と排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)をコンパクトに配置でき、エンジン(E)とラジエータ(50)の間の空間を効率的に使用することができる。
上側回転軸10に伝動された回転は、上側回転軸10の右側端部に取付けられた第1プーリ21と、第1プーリ21と第2プーリ23に巻回された第1ベルト22を介して、エンジンルーム8の上下方向の中間部に左右方向に向かって延設された回転軸24の左側端部に取付けられた第2プーリ23に伝動される。
ラジエータファン20の回転時には、カバー8Aの濾過体8Bを介して、外気をエンジンルーム8の内側に吸入して、ラジエータ50等の表面に送風することにより、ラジエータ50の冷却効率を高めることができる。なお、便宜上、ラジエータファン20の回転時を駆動状態といい、ラジエータファン20の回転の停止時を停止状態という。
排塵ファン30の回転時には、カバー8Aの濾過体8Bを介して、内気を外部に排気して、内気を濾過体8Bに送風することにより、濾過体8Bに付着した粉塵を除去することができ、ラジエータファン20による外気の吸入効率を一定に維持することができる。なお、便宜上、排塵ファン30の回転時を駆動状態といい、排塵ファン30の回転の停止時を停止状態という。
次に、ラジエータファン20について説明する。ラジエータファン20は、図3,4に示すように、羽根20Aと、羽根20Aの基部を支持する中心部20Dから形成され、中心部20Dは、回転軸24の右側端部に取付けられている。
次に、排塵ファン30について説明する。排塵ファン30は、図3,4に示すように、ラジエータファン20の外気の吸入効率の低下を防止するために、ラジエータファン20の左側に配置されている。
ラジエータファン20の外気の吸入効率の低下を防止するために、羽根30Aの外径は、ラジエータファン20の羽根20Aの外径よりも小さく形成されている。
次に、回転軸24と筒状回転軸34を、支持部25を介して配置した構成について説明する。回転軸24を軸支する支持部25の左側部の外周部は、図3,6に示すように、背面視において第2プーリ23と第4プーリ33の間に、上下方向に延設されたブラケット40の連結部43に取付けられている。
(ラジエータファン等への伝動の切換え)
次に、エンジンEの回転をラジエータファン20または排塵ファン30に切換えて伝動する構成について説明する。
エンジンEの回転をラジエータファン20に伝動してラジエータファン20を回転するには、第1プーリ21と第2プーリ23に巻回された第1ベルト22の上下方向の略中間部に、第1テンションローラ26のローラ26Aを押圧させることにより第1ベルト22の張力を所定以上にすることにより行なう。すなわち、第1ベルト22の張力を所定以上の張力にすることにより、第1ベルト22と第1プーリ21の間、及び第1ベルト22と第2プーリ23の間での滑りを防止し、第1プーリ21に伝動されたエンジンEの回転を、第1ベルト22を介して第2プーリ23に伝動する。
エンジンEの回転を排塵ファン30に伝動して排塵ファン30を回転するには、第3プーリ31と第4プーリ33に巻回された第2ベルト32の上下方向の略中間部に、第2テンションローラ36のローラ36Aを押圧させることにより第2ベルト32の張力を所定以上にすることにより行なう。すなわち、第2ベルト32の張力を所定以上の張力にすることにより、第2ベルト32と第3プーリ31の間、及び第2ベルト32と第4プーリ33の間での滑りを防止し、第3プーリ31に伝動されたエンジンEの回転を、第2ベルト32を介して第4プーリ33に伝動する。
20 ラジエータファン
20A 羽根
21 第1プーリ
22 第1ベルト
23 第2プーリ
24 回転軸
25 支持部
26 第1テンションローラ
30 排塵ファン
30A 羽根
31 第3プーリ
32 第2ベルト
33 第4プーリ
34 筒状回転軸
36 第2テンションローラ
40 ブラケット
43 連結部
45 駆動状態切換手段
50 ラジエータ
E エンジン
Claims (6)
- 機体フレーム(1)の下部に左右のクローラからなる走行装置(2)を設け、機体フレーム(1)の上部左側に脱穀装置(3)を設け、該脱穀装置(3)の前方に刈取装置(4)を設けたコンバインにおいて、エンジン(E)と該エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)の間に、前記エンジン(E)の外側に配置された左右方向の回転軸(10)から伝動用の第1ベルト(22)と第2ベルト(32)を介して駆動される外気吸入用のラジエータファン(20)と排気用の排塵ファン(30)を配置し、前記ラジエータファン(20)の回転軸(24)を回転自在に軸支する支持部(25)の外周部に、前記排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)の内周部を回転自在に装着して該ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)を同一軸心上に設け、前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の翼角を、前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の翼角と反対の角度に設定し、前記ラジエータファン(20)の駆動状態時に、排塵ファン(30)を停止状態に切換え、前記ラジエータファン(20)の停止状態時には、排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を設けたことを特徴とするコンバイン。
- 前記ラジエータファン(20)を、前記排塵ファン(30)よりも機体外側に配置した請求項1に記載のコンバイン。
- 前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の外径を、前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の外径よりも大きくした請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
- 側面視において、前記駆動状態切換手段(45)を前記ラジエータファン(20)の羽根(30A)の外周部に配置した請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記支持部(25)を支持するブラケット(40)を設け、該ブラケット(40)の連結部(43)の機体内側に、前記エンジン(E)の回転を前記回転軸(24)に伝動する第1プーリ(21)と第2プーリ(23)を配置し、該連結部(43)の機体外側に、前記エンジン(E)の回転を前記筒状回転軸(34)に伝動する第3プーリ(31)と第4プーリ(33)を配置し、前記第1プーリ(21)と第2プーリ(23)に第1ベルト(22)を巻回し、前記第3プーリ(31)と第4プーリ(33)に第2ベルト(32)を巻回し、前記連結部(43)の機体内側面に、前記第1ベルト(22)を緊張または弛緩させる第1テンションローラ(26)を設け、前記連結部(43)の機体外側面に、前記第2ベルト(32)を緊張または弛緩させる第2テンションローラ(36)を設け、前記駆動状態切換手段(45)により該第1テンションローラ(26)と該第2テンションローラ(36)を揺動させることで、前記第1ベルト(22)の緊張時に前記第2ベルト(32)を弛緩させ、前記第1ベルト(22)の弛緩時には前記第2ベルト(32)を緊張させる構成とした請求項4に記載のコンバイン。
- 前記エンジン(E)の上側に左右方向に延在する上側回転軸(10)を設け、前記第1プーリ(21)を、該上側回転軸(10)の外側部に設け、前記第3プーリ(31)を、前記上側回転軸(10)の第1プーリ(21)よりも外側部に設け、前記第2プーリ(23)を、前記連結部(43)よりも機体内側に延在した回転軸(24)の内側部に設け、前記第4プーリ(33)を、前記連結部(43)よりも機体外側に至る筒状回転軸(34)の内側部に設けた請求項5に記載のコンバイン。
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JP2014175956A JP5822013B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | コンバイン |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175956A JP5822013B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | コンバイン |
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JP2014175956A Active JP5822013B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | コンバイン |
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