JP5769785B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5769785B2 JP5769785B2 JP2013239521A JP2013239521A JP5769785B2 JP 5769785 B2 JP5769785 B2 JP 5769785B2 JP 2013239521 A JP2013239521 A JP 2013239521A JP 2013239521 A JP2013239521 A JP 2013239521A JP 5769785 B2 JP5769785 B2 JP 5769785B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank angle
- combustion engine
- internal combustion
- combustion
- ignition timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 257
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 56
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 37
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 32
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 11
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 claims description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 241000237502 Ostreidae Species 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 235000020636 oyster Nutrition 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
図1は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関と内燃機関の制御装置の構成を示す図である。図1において、内燃機関1の吸気側の上流に吸入空気量を検出するエアーフローセンサ2が設けられている。エアーフローセンサ2の下流となる内燃機関1側には、内燃機関1の燃焼室内へ燃料を供給するインジェクタ3が設けられ、内燃機関1の排気側には内燃機関1の排気ガスの空燃比を計測する空燃比センサ4が設けられている。内燃機関1の吸気側と排気側との間には、内燃機関1が排出した排気ガスを内燃機関1の吸気側に還流する量を調整するEGR(Exhaust Gas Recirculation)バルブ5が設けられている。
なお、吸入空気量の検出にはエアーフローセンサ2を用いる代わりに、図示しないサージタンク及びインテークマニホールド内を含む空間の圧力であるインマニ圧に基づいて吸入空気量を推定するなど、別の吸入空気量を測定する手段を用いるようにしても良い。
図2に示すECU13の点火時期制御部13Aは、基本点火タイミング設定手段1301、燃焼割合算出手段1302、燃焼割合クランク角度算出手段1303、燃焼割合クランク角度フィルタ処理手段1304、目標燃焼割合クランク角度設定手段1305、クランク角度偏差算出手段1306、点火タイミング補正手段1307、フィルタ定数算出手段1308を備えて構成されている。なお、符号1309は運転状態検出手段を示している。
ステップS401において、クランク角センサ12、エアーフローセンサ2など、内燃機関1に設けられた各種センサから内燃機関1の運転状態を読み込む。この例では、運転状態として内燃機関1の回転速度Neと充填効率Ecを読み込む。また、クランク角センサ12は、クランクシャフトが1deg回転する毎に、クランク角度信号を入力する。
まず、ステップS501でカウンタnを1にリセットする。次に、ステップS502でn番目に気筒内圧をサンプリングして算出した燃焼割合MFB(n)が50%以上か否かを判断する。ステップS502においてYESの場合は、点火タイミング後、n番目のサンプリングのタイミングで初めて燃焼割合が50%以上となったと判断し、ステップS503に進む。NOの場合は、燃焼割合が50%以上となるのは、n+1番目のサンプリング以降であると判断し、ステップS504でカウンタをインクリメントした後、ステップS502に戻る。
次に、この発明の実施の形態2に係る内燃機関の制御装置について説明する。実施の形態1において、EGRバルブ5の開度を大きくして、内燃機関1が排出した排気ガスを内燃機関1の吸気側に還流させる量を多くした場合、すなわちEGR率が増大した場合に、還流させる量が少ない場合と比較して燃焼変動が大きくなる。これは、還流された排気ガスにより、気筒内における燃焼時のガス温度が低下することと、火炎の伝播が遅くなることで燃焼が不安定になるためである。そのため、EGR率が多い場合にEGR率が少ない状態で設定したフィルタ定数Kf_bをディジタル1次遅れフィルタに適用しても、燃焼変動に起因するθR_MFB50%の変動が十分に抑制されていないθFR_MFB50%を算出してしまい、燃焼割合が50%となるクランク角度が目標値近傍になった場合に、点火時期の制御が安定しなくなる。
図12は、フィルタ定数算出手段1308の処理の流れを示すフローチャートで、このフローチャートのステップS702Aのみが、図7のフローチャートから変更されているため、ここではステップS702Aの処理内容のみ説明する。
次に、この発明の実施の形態3に係る内燃機関の制御装置について説明する。実施の形態1において、内燃機関1の回転速度を低くした場合、回転速度が速い場合と比較して燃焼変動が大きくなる。これは、回転速度の低下により、気筒内の混合気の流動速度が低下して火炎の伝播が遅くなり、燃焼が不安定になるためである。そのため、回転速度が低い場合に回転速度が高い状態で設定したフィルタ定数Kf_bをディジタル1次遅れフィルタに適用しても、燃焼変動に起因するθR_MFB50%の変動が十分に抑制されていないθFR_MFB50%を算出してしまい、燃焼割合が50%となるクランク角度が目標値近傍になった場合に、点火時期の制御が安定しなくなる。
次に、この発明の実施の形態4に係る内燃機関の制御装置について説明する。実施の形態1において、内燃機関1の充填効率を低くした場合、充填効率が高い場合と比較して燃焼変動が大きくなる。これは、充填効率の低下により火炎の伝播が遅くなり、燃焼が不安定になるためである。そのため、充填効率が低い場合に充填効率が高い状態で設定したフィルタ定数Kf_bをディジタル1次遅れフィルタに適用しても、燃焼変動に起因するθR_MFB50%の変動が十分に抑制されていないθFR_MFB50%を算出してしまい、燃焼割合が50%となるクランク角度が目標値近傍になった場合に、点火時期の制御が安定しなくなる。
次に、この発明の実施の形態5に係る内燃機関の制御装置について説明する。実施の形態1において、混合気の空燃比を薄くした場合、空燃比が濃い場合と比較して燃焼変動が大きくなる。これは、混合気中の空燃比を薄くすることにより火炎の伝播が遅くなり、燃焼が不安定になるためである。そのため、空燃比が薄い場合に理論空燃比(=14.7)で設定したフィルタ定数Kf_bをディジタル1次遅れフィルタに適用しても、燃焼変動に起因するθR_MFB50%の変動が十分に抑制されていないθFR_MFB50%を算出してしまい、燃焼割合が50%となるクランク角度が目標値近傍になった場合に、点火時期の制御が安定しなくなる。
Claims (6)
- 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
前記運転状態検出手段の検出結果を基に、運転状態に応じて点火タイミングの初期値を設定する基本点火タイミング設定手段と、
前記運転状態検出手段の検出結果を基に、各燃焼サイクルにおいて燃焼開始から燃焼終了に至るまでに発生する総熱発生量と、燃焼開始から所定の時点に至るまでに発生する熱発生量と、前記総熱発生量に対する前記熱発生量の割合である燃焼割合とを算出する燃焼割合算出手段と、
前記燃焼割合算出手段により算出される燃焼割合が、50%近傍の値に到達する時点のクランク角度を算出する燃焼割合クランク角度算出手段と、
前記燃焼割合クランク角度算出手段で算出されたクランク角度をフィルタ処理する燃焼割合クランク角度フィルタ処理手段と、
内燃機関の運転状態を基に、その運転状態に適した燃焼割合の目標クランク角度を設定する目標燃焼割合クランク角度設定手段と、
前記燃焼割合クランク角度フィルタ処理手段でフィルタ処理されたクランク角度と、前記目標燃焼割合クランク角度設定手段で設定した目標クランク角度との偏差を算出するクランク角度偏差算出手段と、
前記基本点火タイミング設定手段によって設定された点火タイミングの初期値に対して、前記燃焼割合クランク角度算出手段によって算出されたクランク角度が目標クランク角度に収束するように点火タイミングをフィードバック制御する点火タイミング補正手段と、
前記燃焼割合クランク角度フィルタ処理手段におけるフィルタ処理に用いるフィルタ定数を、前記クランク角度偏差算出手段が算出した偏差を基に算出するフィルタ定数算出手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記フィルタ定数算出手段は、前記クランク角度偏差算出手段が算出した偏差が小さくなる方向に対してフィルタ定数を大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記フィルタ定数算出手段は、前記運転状態検出手段によって検出されたEGR率に応じてフィルタ定数を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記フィルタ定数算出手段は、前記運転状態検出手段によって検出された内燃機関の回転速度に応じてフィルタ定数を補正することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記フィルタ定数算出手段は、前記運転状態検出手段によって検出された内燃機関の吸入空気量に関連するパラメータに応じてフィルタ定数を補正することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記フィルタ定数算出手段は、前記運転状態検出手段によって検出された内燃機関の空燃比に応じてフィルタ定数を補正することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239521A JP5769785B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239521A JP5769785B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015098838A JP2015098838A (ja) | 2015-05-28 |
JP5769785B2 true JP5769785B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=53375598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013239521A Active JP5769785B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5769785B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6359594B2 (ja) * | 2016-06-21 | 2018-07-18 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP6313814B2 (ja) * | 2016-06-21 | 2018-04-18 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
US10612476B2 (en) * | 2018-04-09 | 2020-04-07 | Saudi Arabian Oil Company | Internal combustion engines which utilize multiple fuels and methods for the operation of such |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4380604B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2009-12-09 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP2007315203A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジン制御装置 |
JP4342562B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2009-10-14 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関制御装置 |
JP4761072B2 (ja) * | 2007-03-14 | 2011-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
JP5167928B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2013-03-21 | 株式会社デンソー | 燃焼制御装置 |
JP4848396B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-12-28 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
JP2010007607A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Toyota Motor Corp | 多気筒内燃機関の制御装置 |
-
2013
- 2013-11-20 JP JP2013239521A patent/JP5769785B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015098838A (ja) | 2015-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5478657B2 (ja) | 内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法 | |
JP5348242B2 (ja) | 内燃機関の制御システム | |
JP2011094541A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2008057438A (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
US7051710B2 (en) | Method and device for controlling an internal combustion engine | |
JP4969546B2 (ja) | 内燃機関の制御装置および方法 | |
JP5299355B2 (ja) | 点火時期制御装置 | |
CN106257045B (zh) | 用于发动机控制的方法和系统 | |
JP5769785B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US9303615B2 (en) | Ignition timing control device for an internal combustion engine | |
JP5113126B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2018150861A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008002323A (ja) | 内燃機関のノック制御装置 | |
JP2012207656A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2010169051A (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
JP2009228641A (ja) | 内燃機関の制御システム | |
JP2015014229A (ja) | 内燃機関の異常燃焼回避装置 | |
JP5692130B2 (ja) | 内燃機関制御装置 | |
JP2013083188A (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
JP2016223312A (ja) | エンジン制御装置 | |
JP6496613B2 (ja) | 点火プラグの碍子先端温度推定システム | |
JP2015163764A (ja) | Egr制御装置 | |
JP6077371B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5614377B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP6332014B2 (ja) | 内燃機関制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150526 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150623 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5769785 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |