JP5660848B2 - エチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物ペレットおよびそれから得られる成形物およびその製造方法並びにエチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物ペレットの製造方法 - Google Patents
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Description
本願発明のように、ペレット表面に局在化して付着させるペレットは、ホッパー内でのペレット同士の摩擦力を低減して溶融成形機やスクリューへのフィード性を安定させたり、溶融成形機の内壁やスクリューに対して溶融したEVOHが付着し、樹脂が長期間滞留して熱劣化してゲルが生じ、かかるゲルが成形物へ混入することを防ぐ目的で、ペレットが溶融成形機中で溶融するタイミングで滑剤が効果を発揮するように付着させるものであるのに対し、ペレット内部に均一添加した滑剤は、押出成形時に樹脂が完全に溶融した状態において、ポリマー同士またはポリマーと装置表面とのせん断摩擦やせん断発熱を低減し、成形安定性を向上させフィッシュアイ低減などに効果を発揮するものである。
本願発明の効果は、滑剤を内部添加するのみでは得られないが、従来の内部均一添加技術と併用することも可能である。
本発明で用いるエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物(A)について説明する。
特に延伸加工や真空・圧空成形などの二次成形性が必要な用途においてはヒドロキシ基含有α−オレフィン類を共重合したEVOH、特には1,2−ジオールを側鎖に有するEVOHが好ましく用いられる。
また、本発明の効果を阻害しない範囲で、目的に応じて、他の配合剤成分を含んでいてもよい。これら配合剤の添加量は樹脂組成物に対して通常5重量%未満である。タルク、炭酸カルシウム、マイカ、ガラス繊維などのフィラー、パラフィンオイル等の可塑剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、酸素吸収剤、中和剤、滑剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤、架橋剤、架橋助剤、着色剤、難燃剤、分散剤、界面活性剤、乾燥剤、帯電防止剤、防菌剤、硬化剤、発泡剤、結晶核剤、生分解用添加剤、蛍光増白剤、シランカップリング剤などが挙げられ、任意の配合剤を1種、または複数種にて含有することができる。
かかる含有可能な樹脂および配合剤は、樹脂分への均一添加である(ペレット内部均一添加である)ことを意味する。
本発明の効果をより顕著に得るためには、添加物の分散性に優れるi)、ii)の方法、有機酸およびその塩を含有させる場合はiv)の方法を併用することが好ましい。
本発明で用いる高級脂肪酸アミドとは、一般に滑剤として用いられる物質であり界面活性能を有する。該高級脂肪酸アミドの高級脂肪酸とは、通常炭素数10〜30、好ましくは15〜25の脂肪酸であり、かかる脂肪酸をアミン化合物にてアミド化した化合物である。かかる化合物はジアミン化合物にてアミド化し、ビス体として用いることも好ましい。なお、高級脂肪酸部にカルボキシル基以外の官能基を有していてもよい。カルボキシル基以外の官能基とは、例えば炭素数1〜4のアルキル基やエステル基、水酸基、ケトン基、アルデヒド基、エポキシ基等である。
例えば具体的には飽和高級脂肪族アミド(例えばカプリン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド等)、不飽和高級脂肪酸アミド(例えばオレイン酸アミド、リノール酸アミド、エルカ酸アミド、等)、ビス高級脂肪酸アミド(例えばエチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、m−キシリレンビスステアロアミド,p−フェニレンビスステアロアミド,等)が挙げられる。
中でも、熱安定性や添加効果に優れる点で好ましくはビス高級脂肪酸アミドであり、特に好ましくは炭素数15〜25の高級脂肪酸アミドを用いたビス高級脂肪酸アミドである。具体的には、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミドが挙げられる。
上記高級脂肪酸アミドは、通常、粒径が均一な粉体である。例えば、200メッシュ乾式パス(JIS K0069)が通常80%以上、好ましくは90%以上である。すなわち、全ての高級脂肪酸アミドが該篩を通過する粒子による粉体である。
50mlビーカーにフタル酸ジオクチル(DOP)を20g入れて、次いでEVOHペレット10gを入れてよくかき混ぜる。それから100℃に加熱したホットスターラー上で15分間加熱撹拌して、ペレット表面の滑剤をDOP中に溶出させる。滑剤が溶出したDOP液を微量窒素分析計(三菱化学社製、TN−10)に20〜30mg投入して窒素濃度を定量分析することにより、高級脂肪酸アミドの分子量から比率計算してその付着量を算出する。
本発明のペレットは、EVOHに対して重量基準にて10〜400ppmの高級脂肪酸アミドが表面に付着したEVOHペレットであり、該ペレット100gを500mlビーカーを用いてイオン交換水300ml中でヘリカル翼を有するスリーワンモータにより、水温23℃において回転数250rpmで1時間水洗したときの該高級脂肪酸アミドの脱落量が、水洗前の表面付着量の35重量%未満である。すなわち、高級脂肪酸アミドがペレット表面に密着しており、水洗しても脱落し難いものである。
かかる該高級脂肪酸アミドの脱落量は、下記式にて算出する。
(水洗前ペレットの表面付着滑剤量−水洗後ペレットの表面付着滑剤量)/(水洗前ペレットの表面付着量)×100
かかる方法は生産効率の観点から適宜選択することが可能であり、製造しようとするペレットの製造工程に上記の工程がある場合、これを利用することが好ましい。
本発明のEVOHペレットおよび本発明の製造方法によって得られるEVOHペレットは、溶融成形して例えばフィルムやシート等の薄膜、袋、カップ、トレイ、チューブ、ボトル、タンク等の中空容器、蓋材等の各種成形物に供する。
かかる溶融成形温度は、通常150〜300℃である。
かかる高速・高吐出成形条件とは、一般的に圧縮比の小さいスクリューを使用して比較的高温で溶融成形することを意味するものである。すなわち混練の度合いは低くなり滑剤由来の欠点が発生しやすい状況にある。
例えば具体的には、スクリューの圧縮比が通常2.0〜3.5、さらには2.1〜3.0、特には2.2〜2.7であり、成形温度が通常220〜300℃、さらには235〜290℃、特には245〜280℃である。
また、スクリュ回転数は通常10〜100rpm、さらには20〜80rpm、特には30〜60rpmである。
EVOH以外の熱可塑性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂(以下、「他の熱可塑性樹脂」と称することがある)としては、具体的には、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン(炭素数4〜20のα−オレフィン)共重合体、等のポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、プロピレン−α−オレフィン(炭素数4〜20のα−オレフィン)共重合体、等のポリプロピレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、エチレン−プロピレン(ブロックおよびランダム)共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体ポリブテン、ポリペンテン等のオレフィンの単独又は共重合体、或いはこれらのオレフィンの単独又は共重合体を不飽和カルボン酸又はそのエステルでグラフト変性したものなどの広義のポリオレフィン系樹脂;ポリエステル系樹脂;ポリアミド系樹脂(共重合ポリアミドも含む);ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリデン;アクリル系樹脂;ポリスチレン;ビニルエステル系樹脂;ポリエステルエラストマー;ポリウレタンエラストマー;塩素化ポリエチレン;塩素化ポリプロピレン;芳香族または脂肪族ポリケトン;さらにこれらを還元して得られるポリアルコール類が挙げられる。
中でも、樹脂組成物のガスバリア性低下を抑制する目的から疎水性樹脂を用いることが好ましく、具体的にはポリオレフィン系樹脂が好ましく、特にはポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。
上記樹脂組成物層および他の熱可塑性樹脂層は、さらに樹脂組成物層と他の熱可塑性樹脂層との間に接着樹脂層が介在していても良い。
接着樹脂層としては、例えば、不飽和カルボン酸またはその無水物をオレフィン系重合体(上述のポリオレフィン系樹脂)に付加反応やグラフト反応等により化学的に結合させて得られるカルボキシル基を含有する変性オレフィン系重合体を挙げることができる。具体的には、無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン、無水マレイン酸グラフト変性ポリプロピレン、無水マレイン酸グラフト変性エチレン−プロピレン(ブロックおよびランダム)共重合体、無水マレイン酸グラフト変性エチレン−エチルアクリレート共重合体、無水マレイン酸グラフト変性エチレン−酢酸ビニル共重合体等から選ばれた1種または2種
以上の混合物が好適なものとして挙げられる。このときの、熱可塑性樹脂に含有される不飽和カルボン酸又はその無水物の量は、通常0.001〜3重量%であり、好ましくは0.01〜1重量%、特に好ましくは0.03〜0.5重量%である。変性物中の変性量が少ないと、接着性が不充分となる傾向があり、逆に多いと架橋反応を起こし、成形性が悪くなる傾向がある。
これらの接着性樹脂には、EVOH(A)、他のEVOH、ポリイソブチレン、エチレン−プロピレンゴム等のゴム・エラストマー成分、さらにはポリオレフィン系樹脂層の樹脂等をブレンドすることも可能である。特に、接着性樹脂の母体のポリオレフィン系樹脂と異なるポリオレフィン系樹脂をブレンドすることも可能である。
また、かかる多層構造体は、該多層構造体を製造する過程で発生する端部や不良品等を再溶融成形して得られる、樹脂組成物とEVOH以外の熱可塑性樹脂の混合物を含むリサイクル層を設けることが可能である。かかるリサイクル層をRとするとき、多層構造体の層構成は、例えばb/a/R、R/b/a、b/R/a/b、b/R/a/R/b、b/a/R/a/b、b/R/a/R/a/R/b等が挙げられる。
特にリサイクル層を設けることは、成形時に発生する多量のスクラップを有効に活用できる点で工業上好ましい。
他の熱可塑性樹脂層は通常10〜6000μm、好ましくは20〜4000μm、特に好ましくは100〜2000μmである。他の熱可塑性樹脂層が薄すぎる場合、得られる成形物の剛性が低下する傾向があり、他の熱可塑性樹脂層が厚すぎる場合、得られる成形物の柔軟性や二次加工性が低下する傾向がある。
接着性樹脂層は通常1〜100μm、好ましくは2〜50μm、特に好ましくは5〜40μmである。
また、各層の厚み比は、樹脂組成物層/他の熱可塑性樹脂層の厚み比=通常0.005〜1未満、好ましくは0.01〜1未満、特に好ましくは0.02〜0.2であり、樹脂組成物層/接着性樹脂層の厚み比=通常0.2〜100、好ましくは1〜10、特に好ましくは1〜5である。
なお、延伸については、公知の延伸方法でよく、例えば、一軸延伸、二軸延伸等が挙げられる。加熱延伸方法としては、ロール延伸法、テンター延伸法、チューブラー延伸法、共射出延伸ブロー法、深絞成形法、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法、プラグアシスト式真空圧空成形法等のものが採用できる。二軸延伸の場合は同時二軸延伸方式、逐次二軸延伸方式のいずれの方式も採用できる。共射出延伸ブロー法の場合はコールドパリソン法、ホットパリソン法のいずれの方式も採用できる。延伸温度は、多層構造体の温度(多層構造体近傍温度)で、通常80〜200℃、好ましくは100〜160℃程度の範囲から選ばれる。延伸倍率は、面積比にて、通常2〜100倍、好ましくは2〜50倍である。
かかる容器は、一般的な食品の他、マヨネーズ、ドレッシング等の調味料、味噌等の発酵食品、サラダ油等の油脂食品、飲料、化粧品、医薬品、農薬品、工業薬品等の各種の包装容器として有用である。
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物[エチレン含有量29モル%,ケン化度99.6モル%,MFR3.2g/10分(210℃、荷重2160g),融点188℃]の円柱形ペレットを100部用い、これをステンレス製容器内に入れ、窒素雰囲気下、オーブン内でペレット温度が150℃となるように加熱した。なお、かかるペレットの平均直径は2.7mmであり、平均高さは2.7mmであった。
同容器内に滑剤としてエチレンビスステアリン酸アミド[日本油脂社製“アルフローH50FP”, 粉末, 融点143℃]を0.015部配合して、よくかき混ぜてドライブレンドした。
得られたペレット表面にはエチレンビスステアリン酸アミドが付着していた。かかるペレット表面の滑剤量を下記の方法にて分析したところ、0.014部(EVOHに対して140ppm)であった。
50mlビーカーにフタル酸ジオクチル(DOP)を20g入れて、次いでEVOHペレット10gを入れてよくかき混ぜる。それから100℃に加熱したホットスターラー上で15分間加熱撹拌して、ペレット表面の滑剤をDOP中に溶出させる。滑剤が溶出したDOP液を微量窒素分析計(三菱化学社製、TN−10)に20〜30mg投入して窒素濃度を定量分析することにより、高級脂肪酸アミドの分子量から比率計算してその付着量を算出する。 かかるペレットを下記の評価に供した。
上記ペレットを100gを500mlビーカーに入れ、イオン交換水300ml中でヘリカル翼を有するスリーワンモータを用い、水温23℃、回転数250rpm条件下で1時間水洗し、真空乾燥機で40℃で72時間乾燥後、ペレット表面の滑剤量を微量窒素分析計(三菱化学社製、TN−10)にて同様に分析した。
得られたEVOHペレットを以下の高速・高吐出の条件で製膜して、500cm2当たりの目視可能なラグビーボール状の穴あき欠点の数を確認した。
[製膜条件]
押出機;径40mm単軸押出機、L/D=28
ダイス;幅450mmコートハンガータイプTダイス リップクリアランス0.5mm
スクリュ;フルフライトタイプ
供給部長さ400mm,供給部深さ8.4mm
圧縮部長さ200mm
計量部長さ520mm,計量部深さ2.9mm
圧縮比2.5
スクリーンパック;90メッシュ/120メッシュ/90メッシュの三枚重ね
設定温度;C1/C2/C3/C4/H/D=180/200/245/245/245/245℃
スクリュ回転数;30rpm
冷却ロール温度;80℃
引取速度;8m/min
吐出量;12kg/hr
フィルム厚み;50μm
ペレット温度を100℃とした以外は実施例1と同様にしてEVOHペレットを得た。得られたペレット表面のエチレンビスステアリン酸アミド量を同様の手法で分析したところ、水洗前が0.013部(EVOHに対して150ppm)、水洗後が0.010部(EVOHに対して100ppm)であった。
かかるペレットを水洗評価および高速・高吐出製膜評価に供した。
ペレット温度を30℃とした以外は実施例1と同様にしてEVOHペレットを得た。得られたペレット表面のエチレンビスステアリン酸アミド量を同様の手法で分析したところ、水洗前が0.015部(EVOHに対して150ppm)、水洗後が0.009部(EVOHに対して90ppm)であった。
かかるペレットを水洗評価および高速・高吐出製膜評価に供した。
滑剤の配合量を0.050部とした以外は実施例1と同様にしてEVOHペレットを得た。得られたペレット表面のエチレンビスステアリン酸アミド量を同様の手法で分析したところ、水洗前が0.047部(EVOHに対して470ppm)、水洗後が0.042部(EVOHに対して420ppm)であった。
かかるペレットを水洗評価および高速・高吐出製膜評価に供した。
結果を表1に示す。
かかる欠点を分析したところ、中心部から粉末が確認され、その粉末をIRで分析したところ滑剤であることが判明した。水洗試験により脱落した滑剤量が40重量%と多いことから、溶融成形機内のペレット溶融時にペレット表面から脱落して遊離し、単独で存在する滑剤が、溶融成形時に樹脂中に混練・分散されることなくそのまま成形物中に押し出された結果、かかる欠点の発生を誘起したものと推測される。
これは、ペレット表面付近の滑剤はペレットの温度により軟化するが、かかる表面から遠い場所に存在する滑剤は軟化せず、単に接触付着するのみであるために水洗によって容易に落ちるためと推測される。
Claims (7)
- エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物に対して重量基準にて10〜400ppmの高級脂肪酸アミドが表面に付着したエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットであり、
該ペレット100gを500mlビーカーを用いてイオン交換水300ml中でヘリカル翼を有するスリーワンモータにより、水温23℃において回転数250rpmで1時間水洗したときの該高級脂肪酸アミドの脱落量が、水洗前の表面付着量の35重量%未満であることを特徴とするエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレット。 - 請求項1記載のエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットを溶融成形して得られることを特徴とするエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物成形物。
- 請求項1記載のエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットを、押出成形機を用いて、圧縮比2.0〜3.5のスクリューを用いて押出成形することを特徴とするエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物成形物の製造方法。
- エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物に対して重量基準にて10〜400ppmの高級脂肪酸アミドが表面に付着したエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットを得るに際し、エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットの表面温度を、該高級脂肪酸アミドの融点−50℃以上とし、かつ該エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物の融点未満にて高級脂肪酸アミドと接触させることを特徴とするエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットの製造方法。
- 高級脂肪酸アミドの融点が、100〜250℃であることを特徴とする請求項4記載のエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットの製造方法。
- ペレットの表面温度が、50〜230℃であることを特徴とする請求項4または5記載のエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットの製造方法。
- 上記温度調節したペレットに、粉末の高級脂肪酸アミドを接触させることを特徴とする請求項4〜6いずれか記載のエチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットの製造方法。
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