JP5562728B2 - 耐油性付加硬化型シリコーン組成物並びに耐油性シリコーンゴム - Google Patents
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(A)下記式(1)で表される構造を有する化合物:100質量部、
(B)1分子あたり少なくとも2つの珪素に結合した水素原子を有し、かつ脂肪族不飽和基を有さない有機ケイ素化合物:下記白金族金属を含むヒドロシリル化触媒の存在下に本組成物を硬化させるのに有効な量、
(C)白金族金属を含むヒドロシリル化触媒:有効量、および
(D)無機系充填剤:0.1〜300質量部
を含むことを特徴とする耐油性付加硬化型シリコーン組成物を提供する。
R3 aHbSiO(4−a−b)/2 (2)
(式中、R3は、脂肪族不飽和基以外の互いに同一または異種の、非置換もしくは置換のケイ素原子に結合した一価炭化水素基であり、aおよびbは、0.7≦a≦2.1、0.001≦b≦1.0、かつ0.8≦a+b≦3.0を満足する正数である。)
前述のように、耐油性及び耐久性に優れたシリコーン硬化物を与える耐油性付加硬化型シリコーン組成物、及び該組成物を硬化させたものである耐油性シリコーンゴムの開発が望まれていた。
(A)下記式(1)で表される構造を有する化合物:100質量部、
(B)1分子あたり少なくとも2つの珪素に結合した水素原子を有し、かつ脂肪族不飽和基を有さない有機ケイ素化合物:下記白金族金属を含むヒドロシリル化触媒の存在下に本組成物を硬化させるのに有効な量、
(C)白金族金属を含むヒドロシリル化触媒:有効量、および
(D)無機系充填剤:0.1〜300質量部
を含むことを特徴とする耐油性付加硬化型シリコーン組成物である。以下各成分ごとに説明する。
A成分は、下記式(1)で表わされる主鎖がジアリールシロキサン単位の繰り返しからなり、分子鎖両末端が脂肪族不飽和基を含有するトリオルガノシロキシ基で封鎖された直鎖状のジオルガノポリシロキサンである。A成分のオルガノポリシロキサンは、一種単独で用いてもよく、分子量、ケイ素原子に結合した有機基の種類等が相違する二種以上を併用してもよい。
B成分は、1分子当たり少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)を有し、かつ脂肪族不飽和基を有さない有機ケイ素化合物(SiH基含有有機化合物)であり、A成分とヒドロシリル化付加反応し、架橋剤として作用する。B成分は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。B成分としては、1分子当たり少なくとも2個のSiH基を有するケイ素化合物である限り、公知のいかなる化合物でも使用することができるが、例えば、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、オルガノハイドロジェンシラン類、有機オリゴマーまたは有機ポリマーであって、中でも1分子あたり少なくとも2個のSiH基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンが好ましい。
R3 aHbSiO(4−a−b)/2 (2)
(式中、R3は、前記脂肪族不飽和基以外の互いに同一又は異種の非置換もしくは置換の、ケイ素原子に結合した一価炭化水素基であり、aおよびbは、0.7≦a≦2.1、0.001≦b≦1.0、かつ0.8≦a+b≦3.0、好ましくは1.0≦a≦2.0、0.01≦b≦1.0、かつ1.5≦a+b≦2.5を満足する正数である。)
C成分の白金族金属系ヒドロシリル化触媒としては、A成分中のケイ素原子結合脂肪族不飽和基とB成分中のSiH基とのヒドロシリル化付加反応を促進するものであればいかなる触媒を使用してもよい。C成分は、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。C成分としては、例えば、白金、パラジウム、ロジウム等の白金族金属や、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィン類、ビニルシロキサン又はアセチレン化合物との配位化合物、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム等の白金族金属化合物が挙げられるが、特に好ましくは白金化合物である。
本発明の組成物には、強度、耐油性、耐熱性等をさらに向上させる目的で無機系充填剤を配合する。無機充填剤としては具体的には、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪藻土、石英粉、マイカ、タルク、二酸化チタン、酸化亜鉛、ケイ酸ジルコニウム、シリカエアロゲル、酸化チタン、珪藻土、炭酸カルシウム、煙霧質シリカ、沈降シリカ、ガラス繊維、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、石英粉、焼成クレー、カーボン、マイカ、タルク、黒鉛等が挙げられる。これら無機系充填剤は一種又は二種以上併用しても良い。D成分の配合量は、A成分100質量部に対して、0.1〜300質量部、より好ましくは1〜100質量部である。
これらの中で、BET法で比表面積が50m2/g以上、特に50〜500m2/gのシリカを配合することが好ましい。これらのシリカは、煙霧質シリカでも沈降シリカでもよいが、煙霧質シリカが好ましく、特にメチルクロロシラン類、ジメチルポリシロキサン、ヘキサメチルジシラザンなどの有機珪素化合物で表面処理した煙霧質シリカが好ましい。BET法で比表面積が50m2/g以上のシリカの配合量は、A成分100質量部に対して、0.1〜50質量部、特に1〜20質量部であることが好ましい。D成分の配合量の上限を超えない範囲で他の無機充填材を併用してもよい。
本発明の組成物には、前記A〜D成分以外にも、本発明の目的を損なわない範囲で、その他の任意の成分を配合することができる。その具体例としては、以下のものが挙げられる。これらのその他の成分は、各々、一種単独で用いても二種以上を併用してもよい。
本発明の組成物には、A成分以外にも、B成分と付加反応する脂肪族不飽和基含有化合物を配合してもよい。A成分以外のこのような脂肪族不飽和基含有化合物としては、硬化物の形成に関与するものが好ましく、1分子あたり少なくとも2個の脂肪族不飽和基を有するA成分以外のポリオルガノシロキサンが挙げられる。その分子構造は、例えば、直鎖状、環状、分岐鎖状、三次元網状等、いずれでもよい。
A成分以外の脂肪族不飽和基含有化合物を配合する場合の配合量は、A成分100質量部に対して1〜100質量部、特に2〜50質量部であることが好ましい。
本発明の組成物には、接着性が必要な場合は、被着体となるプラスチックや金属との接着性を向上させるために用いられる成分を加えても良い。付加反応型シリコーンゴム組成物に自己接着性を付与する観点から、接着性を付与する官能基を含有するケイ素化合物などが挙げられる。該官能基の具体例としては、ケイ素原子に結合したビニル基、アリル基のようなアルケニル基、炭素原子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基(例えば、γ−グリシドキシプロピル基、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル基など)、(メタ)アクリロキシ基(例えば、γ−アクリロキシプロピル基、γ−メタクリロキシプロピル基など)、アルコキシシリル基(例えば、エステル構造、ウレタン構造、エーテル構造を1〜2個含有してもよいアルキレン基を介してケイ素原子に結合したトリメトキシシリル基、トリエトキシシリル基、メチルジメトキシシリル基等のアルコキシシリル基など)、SiH基が挙げられる。接着性を付与する官能基を含有するケイ素化合物の具体例としては、上記接着性を付与する官能基を有するオルガノシラン(シランカップリング剤)及びケイ素原子数2〜50、特に2〜20の直鎖状又はケイ素原子数3〜10の環状構造のシロキサンオリゴマーやトリアリルイソシアヌレートの(アルコキシ)シリル変性物やそのシロキサン誘導体などが挙げられる。本発明には特に、1分子中にこれらの官能基を二種類以上含有するものが好ましい。このような官能基を含有するケイ素化合物の具体例としては、下記のものが挙げられる。
さらに、上記に挙げた接着性付与剤と、テトラエチルチタネート、テトラプロピルチタネート、テトラブチルチタネート、チタンアセチルアセトネード等のチタン化合物、エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロビレート、アルミニウムトリス(アセチルアセトネード)等のアルミニウム化合物、ジルコニウムアセチルアセトネード、ジルコニウムブトキシアセチルアセトネード、ジルコニウムビスアセチルアセトネード、ジルコニウムエチルアセトアセテート等のジルコニウム化合物を併用してもよい。これらを配合する場合の配合量は、触媒量、通常A成分100質量部に対して0.01〜10質量部である。
ポットライフを確保するために、付加反応制御剤を本発明組成物に配合することができる。付加反応制御は、上記C成分のヒドロシリル化触媒に対して硬化抑制効果を有する化合物であれば特に限定されず、従来から公知のものを用いることもできる。その具体例としては、トリフェニルホスフィンなどのリン含有化合物;トリブチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、ベンゾトリアゾールなどの窒素含有化合物;硫黄含有化合物;アセチレンアルコール類(例えば、1−エチニルシクロヘキサノール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール)等のアセチレン系化合物;アルケニル基を2個以上含む化合物;ハイドロパーオキシ化合物;マレイン酸誘導体などが挙げられる。
さらに本発明のシリコーンゴム組成物に、目的に応じて、顔料、チクソトロピー性付与剤を改良するための粘度調整剤、紫外線防止剤、耐熱向上剤、難燃化剤など、各種の添加剤を加えてもよい。
本発明のシリコーン組成物は、公知の硬化条件下で公知の硬化方法により硬化させることができる。具体的には、加熱硬化が好ましく、通常、80〜200℃、好ましくは100〜160℃で加熱することにより、該組成物を硬化させることができる。加熱時間は、0.5分〜5時間程度、特に1分〜3時間程度が好ましい。得られる硬化物の形態は特に制限されず、例えば、ゲル硬化物、エラストマー硬化物および樹脂硬化物のいずれであってもよい。
本発明組成物の硬化物は、通常の付加硬化型シリコーン組成物の硬化物と同様に耐熱性、耐寒性、電気絶縁性に優れ、低圧縮永久歪に優れる。さらに本発明の組成物からなる硬化物は、エンジンオイル、ATF等の鉱物油をベースとし、各種添加剤が添加された潤滑油等の油と高温下で長時間接触しても膨潤しにくい性質を有し、かつ耐久性に優れる耐油性シリコーンゴムとなる。従って、該耐油性シリコーンゴムは高温化で長時間にわたりオイルと一時的あるいは常時接触する条件でも使用することができ、自動車、車両、船舶、飛行機等のロッカーカバーガスケット、オイルパッキン、ヘッドカバーガスケット、シリンダーライナーパッキン、バルブステムシール、オイルフィルター、シーリング等のガスケット用途、各種エレクトロコントロールユニットのシール材、接着剤用途、各種センサーの封止用ポッティング材、ゲル材用途、モーター用マグネットの固定や、ステーターの封止用ポッティング材、接着剤用途、昇圧回路や各種電源ボックスの封止用ポッティング材用途等に好適に用いることができる。
なお、下記の例で、粘度は回転粘度計を用いて25℃で測定した値である。また、硬度、切断時伸び、引張り強さはJIS−K6249に準じて測定した。
また、下記の例において、シリコーンオイルまたはシリコーンレジンの平均組成を示す記号は以下の通りの単位を示す。又、各シリコーンオイルまたは各シリコーンレジンのモル数は、各成分中に含有されるビニル基又はSiH基のモル数を示すものである。
MH:(CH3)2HSiO1/2
M:(CH3)3SiO1/2
MVi:(CH2=CH)(CH3)2SiO1/2
MΦVi:(CH2=CH)(C6H5)(CH3)SiO1/2
DH:(CH3)HSiO2/2
D:(CH3)2SiO2/2
DVi:(CH2=CH)(CH3)SiO2/2
DΦ:(C6H5)2SiO2/2
六塩化白金酸とsym−テトラメチルジビニルジシロキサンとの反応生成物を、白金含量が1.0質量%となるように、粘度0.7Pa・s、平均組成式:Mvi 2D19DΦ 9のシリコーンオイルで希釈して、本実施例および比較例で使用する白金触媒(触媒a)を調製した。
2Lのフラスコに水1000g、およびトルエン585gを入れ、75℃に加温し、そこへジクロロジフェニルシラン500gを滴下し、80℃で5時間撹拌を続けた。室温に冷却した後、水相を分離した。有機相を無水硫酸ナトリウム50gで乾燥、ろ別し、ジクロロジフェニルシラン加水分解オリゴマーのトルエン溶液を得た。5Lフラスコにクロロジメチルビニルシラン357g、トリエチルアミン300g、およびトルエン650gを入れ、10℃に冷却し、先に得られたジクロロジフェニルシラン加水分解オリゴマーのトルエン溶液を滴下し、その後80℃で5時間撹拌を続けた。室温に冷却した後、希塩酸2250gを混合し、水相を分離した。有機相を重曹水洗浄および水洗浄し、その後減圧濃縮によりトルエンを除去した。活性炭処理を行い、無色透明の平均組成式:Mvi 2DΦ 2.8のシリコーンオイルを得た。
粘度0.4Pa・s、平均組成式:Mvi 2DΦ 2.8のシリコーンオイル100g(272ミリモル)に、ヘキサメチルジシラザンで処理された比表面積300m2/gの微粉末シリカ2gを混合し、三本ロールでさらに均一に分散させた混合物、および粘度0.02Pa・s、平均組成式:MH 2DH 2DΦ 2のシリコーンオイル51.3g(305ミリモル)の混合物を、制御剤としてのエチニルシクロヘキサノール0.075g及び触媒a0.15gと混合してシリコーン組成物を得た。この組成物を150℃で2時間加熱して硬化させ、得られたエラストマーの硬度を測定した。また、得られた硬化物を、ATFオイルに150℃、6日間浸漬した後の体積膨張率を測定した。各測定結果を表1に示す。
粘度0.4Pa・s、平均組成式:Mvi 2DΦ 2.8のシリコーンオイル50g(136ミリモル)、粘度2.0Pa・s、平均組成式:M2D3.4Dvi 6.5DΦ 8.6のシリコーンオイル50g(115ミリモル)、ヘキサメチルジシラザンで処理された比表面積300m2/gの微粉末シリカ2g、石英粉末50gを混合し、三本ロールでさらに均一に分散させた混合物、および粘度0.02Pa・s、平均組成式:MH 2DH 2DΦ 2のシリコーンオイル38g(226ミリモル)の混合物を、制御剤としてのエチニルシクロヘキサノール0.05g及び触媒a0.10gと混合してシリコーン組成物を得た。この組成物を150℃で2時間加熱して硬化させ、得られたエラストマーの硬度を測定した。また、得られた硬化物を、ATFオイルに150℃、6日間浸漬した後の体積膨張率を測定した。各測定結果を表1に示す。
粘度0.6Pa・s、平均組成式:Mvi 2D180のシリコーンオイル70g(10.5ミリモル)、および粘度30Pa・s、Mvi 2D750のシリコーンオイル30g(1.1ミリモル)、粘度0.015Pa・s、平均組成式:M2DH 7D17のシリコーンオイル6g(23.2ミリモル)の混合物を、制御剤としてのエチニルシクロヘキサノール0.05g及び塩化白金酸の1%イソプロピルアルコール溶液0.10gと混合してシリコーン組成物を得た(A成分が本発明外かつD成分が不足)。この組成物を150℃で2時間加熱して硬化させ、得られたエラストマーの硬度を測定した。また、得られた硬化物を、ATFオイルに150℃、6日間浸漬した後の体積膨張率を測定した。各測定結果を表1に示す。
粘度20Pa・s、平均組成式:M2D664Dvi 5のシリコーンオイル90g(8.1ミリモル)、比表面積300m2/gのヒュームドシリカ30質量部(27g)、ヘキサメチルジシラザン6質量部(5.4g)(33.5ミリモル)、水3質量部(2.7g)(150ミリモル)をニーダーミキサーに入れ、150℃で3時間加熱し、ゴムコンパウンドを得た。このコンパウンド120質量部(108g)に石英粉末50g、炭酸マグネシウム10を加えて均一になるまで混合し後に、粘度0.005Pa・s、平均組成式M2DH 5D5のシリコーンオイル2.2質量部(1.98g)(13.8ミリモル)と制御剤としてのエチニルシクロヘキサノール0.05g及び塩化白金酸の1%イソプロピルアルコール溶液0.10gと混合してシリコーン組成物を得た(A成分が本発明外)。この組成物を150℃で2時間加熱して硬化させ、得られたエラストマーの硬度を測定した。また、得られた硬化物を、ATFオイルに150℃、6日間浸漬した後の体積膨張率を測定した。各測定結果を表1に示す。
Claims (5)
- (A)下記式(1)で表される構造を有する化合物:100質量部、
(B)1分子あたり少なくとも2つの珪素に結合した水素原子を有し、かつ脂肪族不飽和基を有さない有機ケイ素化合物:下記白金族金属を含むヒドロシリル化触媒の存在下に本組成物を硬化させるのに有効な量、
(C)白金族金属を含むヒドロシリル化触媒:有効量、および
(D)BET法で比表面積が50m2/g以上のシリカ:0.1〜50質量部
を含む耐油性付加硬化型シリコーン組成物であり、該耐油性付加硬化型シリコーン組成物を硬化させたものである耐油性シリコーンゴムは、オイルと一時的あるいは常時接触する環境で用いられる耐油部品として使用されるものであることを特徴とする耐油性付加硬化型シリコーン組成物。 - 前記A成分の式(1)において、Arがフェニル基であることを特徴とする請求項1に記載の耐油性付加硬化型シリコーン組成物。
- 前記A成分の式(1)において、nが2≦n≦100であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の耐油性付加硬化型シリコーン組成物。
- 前記B成分が下記平均組成式(2)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の耐油性付加硬化型シリコーン組成物。
R3 aHbSiO(4−a−b)/2 (2)
(式中、R3は、脂肪族不飽和基以外の互いに同一または異種の、非置換もしくは置換のケイ素原子に結合した一価炭化水素基であり、aおよびbは、0.7≦a≦2.1、0.001≦b≦1.0、かつ0.8≦a+b≦3.0を満足する正数である。) - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の耐油性付加硬化型シリコーン組成物を硬化させたものであることを特徴とする耐油性シリコーンゴム。
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