JP5464041B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、シートクッションのクッションフレームの先端側が車両フロア側に対してリンク結合されており、シートクッションに対してシートバックを起立させた使用状態からシートバックの前倒し動作に連動させてシートクッションを車両フロア側に沈み込ませたチルトダウン状態に切り替え可能な車両用シートであって、クッションフレームの幅方向に対を成す2本のリンク棒が設けられており、この両リンク棒の一端側は、車両フロア側にそれぞれ枢着されており、この両リンク棒の他端側は、係合爪を有するクリップに対して軸回りに回転可能に差し込まれたロッドの両端にそれぞれ固着されており、クリップの係合爪は、クッションフレームに形成されている係合孔に係合されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、特許文献1のように、クッションフレームに略コ字状のブラケットを接合させることなく、2本のリンク棒をクッションフレームに枢着させることができる。したがって、突き当て溶接が不要となるため、高い部品精度を必要とすることもない。
この構成によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。また、クッションフレームの係合孔にクリップの係合爪を係合させたとき、この係合爪の先端が目視できる。そのため、請求項1に記載の発明と比較すると、より確実に、クリップを係合させることができる。
この構成によれば、ロッドをクッションフレームの車両フロア側(下側)に設けることができるため、クッションフレームの幅長を広く確保できる。すなわち、従来技術であれば、クッションフレームの外側に両フロントリンクを設ける構成となるため、この両フロントリンクの干渉を避ける必要があり、クッションフレームの幅長を広く確保できなかった。しかし、本発明では、クッションフレームの下側に両フロントリンクを設ける構成となるため、この両フロントリンクの干渉を避ける必要がなく、クッションフレームの幅長を広く確保できる。
(実施例1)
まず、本発明の実施例1を、図1〜5を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、「車両用シート」の例として、「リアシート1」を例に説明していく。
次に、本発明の実施例2を、図6〜7を用いて説明する。この実施例2は、既に説明した実施例1と比較すると、より確実に、クリップ40をクッションフレーム10に係合させる形態である。以下の説明にあたって、実施例1と同一もしくは均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで、重複する説明は省略することとする。
各実施例では、「車両用シート」の例として、「リアシート1」を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、「後部座席」であっても構わない。
2 シートクッション
3 シートバック
10 クッションフレーム
12 係合孔
40 クリップ
42 係合爪
50 ロッド
60 フロントリンク(リンク棒)
62 フロントリンク(リンク棒)
Claims (3)
- シートクッションのクッションフレームの先端側が車両フロア側に対してリンク結合されており、シートクッションに対してシートバックを起立させた使用状態からシートバックの前倒し動作に連動させてシートクッションを車両フロア側に沈み込ませたチルトダウン状態に切り替え可能な車両用シートであって、
クッションフレームの幅方向に対を成す2本のリンク棒が設けられており、
この両リンク棒の一端側は、車両フロア側にそれぞれ枢着されており、
この両リンク棒の他端側は、係合爪を有するクリップに対して軸回りに回転可能に差し込まれたロッドの両端にそれぞれ固着されており、
クリップの係合爪は、クッションフレームに形成されている係合孔に係合されていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートであって、
係合孔の近傍のクッションフレームは、その厚み方向に押し潰されており、
係合孔は、クッションフレームの厚み方向を貫通するように形成されていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1〜2のいずれか1項に記載の車両用シートであって、
クリップは、ロッドがクッションフレームに対して車両フロア側に設けられるようにクッションフレームに係合されていることを特徴とする車両用シート。
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JP2010114124A JP5464041B2 (ja) | 2010-05-18 | 2010-05-18 | 車両用シート |
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