JP5448077B2 - 光学センサおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような画質調整制御により、長期に渡って安定した画像濃度のプリントアウトを行うことが可能になる。
図中実線に示すように、被検知対象物200の曲面に光を照射する場合は、軸方向から見たとき、被検知対象物200の光が照射される照射点D1に接する接線に対して光軸が直角となるよう、取り付け角度が決められ取り付けられる。しかし、図中点線に示すように、光学センサ69の取り付け位置がずれると、被検知対象物200の照射点の位置が点D2に変わり、照射点D2に接する接線に対して光軸が直角でなくなってしまう。その結果、正反射受光素子の受光面の中央からずれた位置に正反射光が入射し、正反射受光素子に入射する光量が減少し、出力値が低下するのである。
また、請求項2の発明は、請求項1の光学センサにおいて、発光素子および受光素子以外の基板に実装される部品を実装面以外の面に実装したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、光を正反射させる表面を有する像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像形成手段により該像担持体上にトナーを付着させたときの該トナーの付着量を検出するための光学センサと、該光学センサの検出結果に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手段とを備えた画像形成装置において、上記光学センサとして、請求項1または2の光学センサを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記基板の実装面を上記光学センサ取り付け部材に密着させたとき、上記光学センサ取り付け部材の上記基板の実装面に実装されている部品と対向する部分が、実装面に実装されている部品と接触しないよう、上記実装面と当接する部分よりも凹ませたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の画像形成装置において、上記光学センサを、曲面に対向配置させたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記像担持体は、複数の帳架ローラに帳架されたベルト部材であって、上記光学センサを、上記ベルト部材の上記帳架ローラに巻き付いた部分に対向配置させたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記光学センサから出射される光の光軸の延長線上に、上記帳架ローラの回転中心がくるように、上記光学センサを上記光学センサ取り付け部材に取り付けたことを特徴とするものである。
図1(a)に示す従来の構成の場合は、位置決めの基準である光学センサ取り付け部材140と基板314とが接する面から光軸までの距離L1は、基板314の厚みl1と基板314の実装面314aから光軸の中心までの距離l2とを足し合わせた値となる。よって、従来の構成においては、基準の光照射位置Dに対する照射位置ずれの要因として、発光素子311や正反射受光素子(不図示)の図中矢印のC回りの取り付け誤差、発光素子311や正反射受光素子(不図示)の図中矢印X方向の取り付け誤差の他に、基板314の厚みのばらつきが、挙げられる。
一方、図1(b)に示す本発明の構成の場合は、位置決めの基準である光学センサ取り付け部材140と基板314とが接する面から光軸までの距離L2は、基板314の実装面314aから光軸の中心までの距離l2である。よって、本発明の構成の場合は、基準の照射位置Dに対する照射位置ずれの要因は、発光素子311や正反射受光素子(不図示)の図中矢印のC回りの取り付け誤差、発光素子311や正反射受光素子(不図示)の図中矢印X方向の取り付け誤差のみとなり、基板314の厚みのばらつきの影響を無くすことができる。これにより、基板314の厚みのばらつきがあっても、照射位置がずれることがない。よって、基板314の厚みのばらつきによる正反射受光素子の出力値低下が起きるのを防止することができ、使用初期時における発光素子311への入力電流を抑えることができる。また、基板314の厚みのばらつきによる照射位置ずれがないので、従来の構成よりも、照射位置が許容範囲S内に入る光学センサが多くなり、歩留まりを改善することができ、製造コストを抑えることができる。また、光学センサを移動させるためのモータなどの駆動装置を設けずとも、照射位置ずれを抑制することができ、部品点数の増加や装置の大型化を抑えることが可能となる。
図2は、本実施形態に係るレーザプリンタの主要部を示す概略構成図である。
このレーザプリンタは、画像形成手段として、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4組の作像手段たるプロセスユニット1Y,M,C,K(以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラック用の部材であることを示す。)を備えている。このプロセスユニット1Y,M,C,Kは、それぞれ、像担持体としてのドラム状の感光体11Y,M,C,Kを有する感光体ユニット10Y,M,C,Kと、現像手段たる現像装置20Y,M,C,Kとを備えている。
図3において、プロセスユニット1Yは、上述したように、感光体ユニット10Y及び現像手段たる現像装置20Yを備えている。感光体ユニット10Yは、感光体11Yのほか、その感光体表面をクリーニングするクリーニングブレード13Y、その感光体表面を一様帯電する帯電手段たる帯電ローラ15Y等を備えている。また、感光体表面に潤滑剤を塗布するとともに、感光体表面を除電する機能を有する潤滑剤塗布兼除電ブラシローラ12Yも備えている。この潤滑剤塗布兼除電ブラシローラ12Yは、ブラシ部が導電性繊維で構成され、その芯金部には除電バイアスを印加するための図示しない除電用電源が接続されている。
図7は、プロセスコントロールの基本フロー図である。なお、図7のプロセスコントロールの制御フローは、電源投入時におけるプロセスコントロールの制御フロー図である。
まず、電源が投入され、装置が立ち上がったら(S1)、制御部100は、光学センサ69の校正を行う(S2)。この光学センサ69の校正は、正反射受光素子312の出力値が所定の範囲内となるように、発光素子311に入力する入力電流を変化させ発光素子311の光量を調整する処理である。発光素子に流す入力電流値大きくすると発光量が増すため、正反射光出力は大きくなる。逆に、入力電流値を小さくすると発光量が減り、正反射光出力は小さくなる。光学センサの校正処理は、まず、発光素子311をONして、中間転写ベルト地肌部の正反射出力値を検出する。そして、この正反射光出力値が4±0.5[V]となるように発光素子311への入力電流値Ifsgを調整する。本実施形態では二分探索法を用いて正反射出力値が4.0Vに最も近くなるIfsgを検出する。二分探索法の結果、正反射出力値が4±0.5[V]の範囲に入らない場合には、光学センサの校正失敗となる。この失敗が連続して3回続いた場合は、制御部100は、異常が発生したと判断してマシンを停止する。また、本実施形態では入力電流Ifsgの上限値は30[mA]と定めている。これは、発光素子311が破損しないように設定された値である。正反射出力値が所定の範囲内に入った場合にはそのときのIfsgを本体に保存する。光学センサ69の校正には時間がかかるため、前回調整時の入力電流値Ifsgを用いて中間転写ベルト地肌部に所定の時間光を照射し、その正反射光を検出し、検出した正反射光出力の平均値を求める。その平均値が所定の範囲内である場合には、校正を行う必要性がないと判断し、光学センサ69の校正は実行しないようにしてもよい。
Vsg:転写ベルト地肌部を検知する光学センサからの出力電圧値(地肌部検知電圧)
Vsp:各基準パッチを検知する光学センサからの出力電圧値(パッチ検知電圧)
Voffset:オフセット電圧(LEDをOFFしているときの出力電圧値)
_reg:正反射光出力(Regular Reflectionの略)
_dif:拡散反射光出力(Diffuse Reflectionの略)(cf.JIS Z 8105 色に関する用語)
[n] 要素数:nの配列変数
i)以下の式を用いて正反射光からオフセット電圧を減ずる。
ΔVsg_reg[K][n]=Vsg_reg[K][n]−Voffset_reg
ΔVsp_reg[K]=Vsg_reg[K]−Voffset_reg[K]
正規化値Rn[K]=ΔVsg_reg[K][n]/ΔVsp_reg[K]
正規化値に対応する付着量変換テーブルを予め作成しておき、それに対応させて付着量を得る。
以上が、Kトナーの付着量算出アルゴリズムである。
カラートナー付着量においては、以下に示すSTEP1〜7という7段階の処理によって演算する。
STEP1では、データサンプリングを行って、ΔVspやΔVsgを算出する。まず、正反射光出力,拡散反射光出力ともに、全基準パッチ[n]個についてオフセット電圧との差分を計算する。これは、最終的には「センサ出力の増分をカラートナーの付着量に変化よる増分」のみで表したいためである。
また、拡散反射光出力増分については、次のようにして求める。
このようなSTEP1により、図9に示す特性曲線を得る。
STEP2では、感度補正係数αを算出する。まず、STEP1にて求めたΔVsp_reg.[n]やΔVsp_dif.[n]から、各基準パッチ毎に「ΔVsp_reg.[n]/ΔVsp_dif.[n]」を算出する。そして、後述するSTEP3で正反射光出力の成分分解を行う際に、拡散光出力(ΔVsp_dif[n])に乗ずるための感度補正係数αを、次のようにして算出する。
STEP3では、正反射光の成分分解を行う。
正反射光出力の拡散光成分については、次のようにして求める。
STEP6では、拡散光出力の感度を補正する。具体的には、図12に示すように、「正反射光の正反射成分の正規化値」に対し、地肌部変動補正後の拡散光出力をプロットし、そのプロット線を近似することで、拡散光出力の感度を求め、この感度があらかじめ定めた狙いの感度となる様、補正を行う。
まず、プロット線を2次近似式(y=ξ1x2+ξ2x+ξ3)で近似して、最小二乗法により係数ξ1、ξ2、ξ3を求める。
x[i]:正反射光_正反射成分の正規化値
y[i]:地肌部変動補正後拡散光出力
なお、計算に用いるxの範囲は、0.1≦x≦1.0である。
上記(1)、(2)、(3)の連立方程式を解くことで、係数ξ1、ξ2、ξ3を求めることができる。
STEP7では、センサ出力値をトナー付着量に変換する。STEP6までの処理により、LED光量低下などによって生ずる拡散反射出力の経時的な変動に対する補正処理が全て行われたため、最後に、センサ出力値をトナー付着量変換テーブルに基づいてトナー付着量に変換するのである。
以上が、カラートナーの付着量算出アルゴリズムである。
具体的な一例を示すと、Δγ≧0.30[(mg/cm2)/kV]、かつ、Vt−Vtref≧−0.2Vのとき、トナー濃度制御基準値Vtrefを0.2V下げて、現時点よりもトナー濃度を下げる補正を行う。また、Δγ≦−0.30[(mg/cm2)/KV]、かつ、Vt−Vtref≧0.2Vのときは、トナー濃度制御基準値Vtrefを0.2V上げて、現時点よりもトナー濃度を上げる補正を行う。また、−0.30[(mg/cm2)/KV]<Δγ<0.30[(mg/cm2)/KV]のときは、トナー濃度制御基準値Vtrefの補正は、行わない。
以上が、プロセスコントロールの制御フローである。
先の図5に示したように、光学センサ69に用いる各素子311,312,313として、プリント基板314上に表面実装される面実装型素子を用いている。また、プリント基板314と対向する面に対して側面の部分が、光を出射する出射面となる発光素子311を用いている。発光素子311から出射された出射される光のうち、最大光量の光が、プリント基板314と平行に出射され、中間転写ベルト6に照射されるよう発光素子311がプリント基板314に表面実装されている。正反射受光素子312、拡散反射受光素子313は、プリント基板314と対向する面に対して側面の部分が、光を受光する受光面となる受光素子を用いている。被検知対象面たる中間転写ベルト6から反射した光のうち、プリント基板314に対して平行に反射した光を受光するよう正反射受光素子312、拡散反射受光素子313がプリント基板314に対して表面実装されている。
図14はIfsgと拡散反射光出力の関係を示している。横軸はトナーパッチを示しており、パッチ[1]からパッチ[5]にかけてトナー付着量が高くなる。縦軸はそれぞれのトナーパッチから得られる拡散反射光出力を示している。凡例の●は、Ifsg6[mA]で、トナーパッチを検知したときの拡散反射光出力値であり、凡例の△は、Ifsg20[mA]でトナーパッチを検知したときの拡散反射光出力値である。
図14に示すように、Ifsgが高くなると拡散反射光出力も高くなる。Ifsgが20[mA]でトナーパッチを検知した方は、高付着量のパッチを検知した際に拡散光出力が上限値を超え、張り付いてしまっている。このように、Ifsgの値が高く、発光素子311の光量を多くすると、高付着量のパッチを正確に検知することができず、トナー付着量を正しく算出することができなる。その結果、現像γが正確に算出できず、安定した画像濃度を得ることができなくなってしまう。このため、使用初期時のIfsg値(発光素子311の光量)を極力低く抑え、中間転写ベルト6の経時劣化などによって、Ifsgの値を大きくしたときの余裕度を大きくすることによって、経時にわたり正確なトナー付着量の検知を行うことができる。
この図からわかるように、平面と曲面検知方式を比較した場合、曲面の方がX軸方向の光学センサの変位に対して出力の低下が大きいことが分かる。また、曲率が高い曲面上で検知を行う際には出力がより低下しやすい。このことから、曲面に光学センサの光を照射する場合、光学センサの照射位置が基準からずれると、正反射受光素子の出力値が平面に光学センサの光を照射する場合に比べて、低下することがわかる。また、曲率が大きくなると、光学センサの照射位置が基準からずれたときの正反射受光素子の出力低下が大きいことがわかる。
図に示すように光学センサ69は、プリント基板314の中央にトナー付着量を検知する先の図5に示したセンター検知部69cが配置されている。また、プリント基板314の両端部付近には、位置ずれ検知用のリア検知部69r、フロント検知部69fが設けられている。位置ずれ検知用のリア検知部69r、フロント検知部69fは、中間転写ベルト上に形成された位置ずれ検知用トナーパッチの有り/無しを検知すればよいため、受光素子としては、正反射受光素子のみを備えていればよい。また、センター検知部69cのように、発光素子311への入力電流がある程度高くても問題ないため、上述した光学センサの校正処理なども必要はない。
光学センサ69は、プリント基板314の発光素子311や受光素子312,313が実装された実装面314aを装置本体の位置決めの基準面として用い、図16に示すように、実装面314aを支持部材140に当接させて光学センサ69を装置本体に位置決めする。そして、この支持部材140に不図示のネジで光学センサ69をねじ止め固定する。
光学センサ69がネジ止めされた支持部材140は、装置本体に回転自在に取り付けられたホルダ142に固定されている。一方で、転写ユニット50は、装置本体に対して着脱可能となっている。このため、転写ユニット50を装置本体に対して着脱した際に、着脱前後で転写ユニットの装置本体に対する位置が異なる場合がある。このように、着脱前後で転写ユニット50の位置が異なると、光学センサ69の光の照射位置が異なってしまう。その結果、正反射光出力値が低下してしまうおそれがある。
そこで、転写ユニット50の手前側と奥側とに、突き当てピン141を設け、突き当てピン141を、先の図16に示す支持部材140の両端に設けられた突き当て部140aに突き当てる。すると、支持部材140が突き当てピン141に押されて、ホルダ142が回転し、光学センサ69の光軸が駆動ローラ15の中心を通るよう、光学センサ69が、転写ユニット50に対して位置決めされる。
図19(a)、図20(a)に示すように、プリント基板314の厚みが狙い通りのときは、発光素子311の光軸が駆動ローラ56の中心を向いており、中間転写ベルト6の基準の照射位置Dに発光素子311の光を照射することができる。
一方、図20(b)に示すように、本実施形態の構成においては、プリント基板314の厚みが狙いよりも厚いときも、発光素子311の光軸が駆動ローラ56の中心を向いており、中間転写ベルト6の基準の照射位置Dに発光素子311の光を照射することができる。
図21からわかるように、本実施形態の構成は、従来の構成と比較してIfsgの正規分布が狭く、ピーク位置も従来の構成と比較して低い電流値であることがわかる。一方、従来構成の場合、Ifsgの分布が広く、ピーク位置の電流値も高くなっている。これは、従来の構成では基板ごとの厚みばらつきの影響により光学センサの光の照射位置にズレが生じてIfsgが上昇しているからである。
図22からわかるように、厚み変動による照射位置のずれがないので、入力電流Ifsgが大きくなることがない。その結果、拡散反射光が上限に張り付くことはない。そのため、トナー付着量を正しく算出することが可能となり、安定した画像濃度制御を行うことが可能となる。
図23は、変形例1のプリンタにおける転写ユニット50の駆動ローラ周辺の斜視図である。
この変形例1のプリンタは、光学センサ69を転写ユニット50に設けた例である。
図に示すように支持部材140の両端部がホルダ142によって固定されている。ホルダ142は転写ユニット50の駆動ローラ56の軸部を支持している軸受56aの外周面に取り付けられる。このとき、光軸と駆動ローラ56との中心とが合うように位置決めされる。このように、光学センサ69が、転写ユニット50に設けられることで、転写ユニット50の着脱前後で、照射位置が異なるなどの不具合が生じることがない。
図24は、変形例2のプリンタの変形点を示す概略構成図である。
この変形例2においては、支持部材140に折り曲げ加工を施して、支持部材140のプリント基板314の実装面314aに実装されている回路素子316や、各検知部69r,c,fのケースと対向する箇所を、実装面314aから離間する方向に凹ませた構成にしたものである。支持部材140をこのように凹ませることで、支持部材140の剛性を上げて、回路素子316や各検知部69r,c,fのケースとの接触を避けることができる。よって、回路素子316などをプリント基板の実装面314aに実装しても、強度低下が起こることがないので、回路素子316などをプリント基板の実装面314aに実装することが可能となる。これにより、プリント基板314の両面に素子を実装する場合に比べて、作業効率を向上することができる。これは、プリント基板314の両面に素子を実装する場合は、光学素子を実装面に実装してから基板を裏返して回路素子を実装面と反対側に実装するため作業に時間がかかる。しかし、プリント基板314の実装面に光学素子と回路素子とを実装することによって、基板を裏返す手間を省くことができるからである。
50:転写ユニット
56:駆動ローラ
69:光学センサ
69c:センター検知部
69f:フロント検知部
69r:リア検知部
140:支持部材
311:発光素子
312:正反射受光素子
313:拡散反射受光素子
314:プリント基板
314a:実装面
316:回路素子
Claims (7)
- 基板に対して平行に出射された光が、被検知対象面に照射されるよう該基板に表面実装される発光素子と、
上記基板に表面実装され、上記被検知対象物から正反射した正反射光を受光する正反射受光素子とを備えた光学センサにおいて、
当該光学センサが取り付けられる装置の光学センサ取り付け部材に密着して、当該光学センサが取り付けられる装置に対して位置決めを行うための位置決め基準面を、上記基板の上記発光素子および受光素子が表面実装された実装面としたことを特徴とする光学センサ。 - 請求項1の光学センサにおいて、
発光素子および受光素子以外の基板に実装される部品を実装面以外の面に実装したことを特徴とする光学センサ。 - 光を正反射させる表面を有する像担持体と、
該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
該トナー像形成手段により該像担持体上にトナーを付着させたときの該トナーの付着量を検出するための光学センサと、
該光学センサの検出結果に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手段とを備えた画像形成装置において、
上記光学センサとして、請求項1または2の光学センサを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、
上記基板の実装面を上記光学センサ取り付け部材に密着させたとき、上記光学センサ取り付け部材の上記基板の実装面に実装されている部品と対向する部分が、実装面に実装されている部品と接触しないよう、上記実装面と当接する部分よりも凹ませたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3または4の画像形成装置において、
上記光学センサを、曲面に対向配置させたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5の画像形成装置において、
上記像担持体は、複数の帳架ローラに帳架されたベルト部材であって、
上記光学センサを、上記ベルト部材の上記帳架ローラに巻き付いた部分に対向配置させたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6の画像形成装置において、
上記光学センサから出射される光の光軸の延長線上に、上記帳架ローラの回転中心がくるように、上記光学センサを上記光学センサ取り付け部材に取り付けたことを特徴とする画像形成装置。
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