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JP5343779B2 - 端子金具 - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具に関する。
特許文献1には、従来の端子金具が開示されている。このものは、相手端子金具のタブが挿入される筒状の本体部と、本体部の後方に連成されるバレル部とを備えている。バレル部は、電線の端末部にかしめ接続されている。本体部内には、撓み可能な弾性接触片が形成されている。弾性接触片は、本体部の底板の前端から後方へ折り返される形状とされ、その長さ方向途中に、タブと接触する接点部が叩き出しにより形成されている。本体部における接点部と対向する位置には受け部が形成され、本体部内に正規挿入されたタブが受け部と弾性接触片との間に弾性的に挟持されるようになっている。なお、この弾性接触片は、接点部を除いて、タブの挿入方向と直交する幅方向の全幅に亘ってほぼ同一高さで連なる形状とされている。
特開2006−294496号公報
ところで、上記の弾性接触片は、その幅寸法、板厚、弾性変位量、及び形状等をそれぞれ適宜調整することにより、タブとの接触状態を良好に保つのに必要なバネ反力を確保するものである。したがって、端子金具が小型になると、弾性接触片の幅寸法も小さくなるため、上記バネ反力を得るのが難しくなり、タブとの接続信頼性に欠けるという事情がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型の端子金具であってもバネ反力を確保できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手端子金具のタブが挿入される筒状の本体部と、前記本体部に形成され、前記タブと弾性的に接触することで前記相手端子金具との間の電気的接続をとる板状の弾性接触片とを備え、前記弾性接触片は、前記タブの挿入方向と直交する幅方向に関して、その両端部から中央部に向けて前記本体部内における前記タブの挿入経路側に近づくように湾曲する湾曲部を有しており、前記湾曲部は、前記弾性接触片のうちの前記タブに接触するエンボス状の接点部を含む部分に形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記弾性接触片は、前記本体部を構成する板状の基部の端縁から折り返された形状とされ、前記弾性接触片の折り返し部分となる屈曲部は、前記弾性接触片の撓み動作の支点となり、前記幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記弾性接触片が前記タブと接続状態にある場合に、前記弾性接触片の自由端部が前記基部に弾性的に接触するようになっており、この弾性接触片の自由端部は、前記幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
弾性接触片がその幅方向両端部から中央部に向けて本体部内におけるタブの挿入経路側に近づくように湾曲する湾曲部を有しているから、仮に弾性接触片の幅寸法(湾曲部の弦方向に沿った寸法)が小さくとも、高いバネ反力を発生させることができる。したがって、端子金具が小型になっても、タブとの間に必要な接触荷重を得ることができる。
湾曲部は弾性接触片のうちのタブに接触する部分に形成され、湾曲部とタブとの接触面積は小さいため、弾性接触片とタブとの間の接触抵抗が低くなる。その結果、本体部内にタブを低挿入力で挿入することができる。
請求項2の発明>
弾性接触片の撓み動作の支点となる屈曲部が幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされているから、屈曲部における撓み動作の円滑性が確保される。
請求項3の発明>
基部に弾性的に接触する弾性接触片の自由端部が幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされているから、この弾性接触片の自由端部における撓み動作の円滑性が確保される。
実施形態1の端子金具の長さ方向に沿った断面図である。 タブと接続状態にある端子金具の長さ方向に沿った断面図である。 本体部内の弾性接触片をあらわす一部破断した平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。本実施形態の端子金具10は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、筒状の本体部11と、本体部11の後方に連なるオープンバレル状のバレル部12、13とを備えている。バレル部12、13は、図示しない電線の端末部に露出する芯線にかしめ付けして接続されるワイヤバレル12と、その後方に位置して電線の端末部における被覆又はこの被覆に嵌着されるゴム栓にかしめ付けして接続されるインシュレーションバレル13とを有している。
本体部11は、図4に示すように、バレル部12、13側から連続して延びる略水平な底板部14と、底板部14の幅方向両端から立ち上がる略垂直な一対の側板部15と、両側板部15の立ち上がり端間に架け渡されて底板部14と対向する天板部16とからなる。本体部11の前面は相手端子金具60のタブ61の挿入口17として開口されている。なお、タブ61の断面形状は横長の長方形とされている。
天板部16には、幅方向に2条の受け部18が形成されている。両受け部18は、図1に示すように、前後方向に細長く延びる形状であって、外側から内側への叩き出しにより形成されている。詳しくは両受け部18は、断面下半円弧状をなし、前端から後方へ向けて下向きに緩く傾斜する第1傾斜部19と、第1傾斜部19の後端から後方へ略水平に延びる受け本体部21と、受け本体部21の後端から後方へ向けて上向きに急勾配で傾斜する第2傾斜部22とからなる。
底板部14の前端部の幅方向両端部には、図3に示すように、両側板部15との間に一対のスリット23が入れられている。また、底板部14の前端部には帯板状の弾性接触片24が一体に連結されている。弾性接触片24は、両スリット23間にて後方へ回曲状に折り返される屈曲部25と、屈曲部25の折り返し端から後方へ略山型に延出する延出部26とからなる。延出部26における山の頂部は両受け本体部21と対向するエンボス状の接点部27とされている。この接点部27は、弾性接触片24の幅方向中央部に配置されている。延出部26の前端部、屈曲部25及び接点部27はそれぞれ略同幅で連なる形状とされ、延出部26の後端部(自由端部39)はこれらよりも幅狭に形成されている。接点部27の後方には延出部26の自由端部39に向けて次第に幅狭となる移行部28が形成されている。
接点部27と両受け部18との間はタブ61の挿入経路29とされ、弾性接触片24が自然状態にあるときに、接点部27と両受け本体部21の頂点間の上下方向の直線距離はタブ61の板厚よりも小さくされている。本体部11内には前方から相手端子金具60のタブ61が挿入され、正規挿入されたタブ61は弾性接触片24を撓み変形させつつ接点部27と両受け本体部21との間に弾性的に挟持されるようになっている。こうして接点部27とタブ61とが接続状態にあるときに、延出部26の自由端部39は底板部14の内面に弾性的に当接し、これによって弾性接触片24は実質的に両持ち梁状態となる。また、底板部14における接点部27と対向する位置には、弾性接触片24が過度に撓み変形したときに接点部27に下方から当接する過度撓み規制片31が略垂直に切り起こして形成されている。この過度撓み規制片31は、図4に示すように、底板部14の幅方向中央から一側へ偏心して配置され、接点部27との間が幅方向に位置ずれしている。
さて、弾性接触片24の延出部26には、幅方向両端から中央(接点部27)にかけてその全幅がタブ61の挿入経路29に近づくように湾曲する湾曲部32が形成されている。この湾曲部32の曲率半径は、受け部18の曲率半径等と比べて十分に大きくされている。そして、この湾曲部32は接点部27を含む延出部26の中間部に形成されている。具体的には湾曲部32は、図1に示すB−B断面の部分からA−A断面の部分(接点部27の位置)にかけて少しずつ湾曲の度合いを増加させる形態とされている。一方、屈曲部25、延出部26の前端部及び後端部(自由端部39)は全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
端子金具10は図示しないコネクタハウジングに挿入され、相手端子金具60は図示しない相手コネクタハウジングに挿入される。両コネクタハウジングが正規嵌合されるに伴い、図2に示すように、両端子金具10、60が正規深さで導通接続される。このとき、相手端子金具60のタブ61が挿入口17を通して本体部11内の挿入経路29に挿入され、両受け本体部21の頂部と接点部27との間にタブ61が三点支持状態で弾性的に保持される。タブ61の本体部11内への挿入途中では、タブ61が湾曲部32を点接触又は線接触状態で摺動し、弾性接触片24が屈曲部25を支点として下方へ撓み変形されるとともに、弾性接触片24の延出部26の先端部が底板部14の内面に弾性的に当接するようになっている。
以上説明したように本実施形態によれば、弾性接触片24がその幅方向両端部から中央部に向けて本体部11内におけるタブ61の挿入経路29側に近づくように湾曲する湾曲部32を有しているから、仮に弾性接触片24の幅寸法(湾曲部32の弦方向に沿った寸法)が小さくとも、高いバネ反力を発生させることができる。したがって、端子金具10が小型になっても、タブ61との間に必要な接触荷重を得ることができる。
また、湾曲部32は弾性接触片24のうちのタブ61に接触する部分に形成され、湾曲部32とタブ61との接触面積は小さくなるため、弾性接触片24とタブ61との間の接触抵抗が低くなる。その結果、本体部11内にタブ61を低挿入力で挿入することができる。
また、弾性接触片24の撓み動作の支点となる屈曲部25が湾曲部32を構成せずに幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされているから、屈曲部25における撓み動作の円滑性が確保される。さらに、底板部14に弾性的に接触する弾性接触片24の自由端部も湾曲部32を構成せずに幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされているから、この弾性接触片24の自由端部における撓み動作の円滑性が確保される。したがって、本体部11内にタブ61をいっそう低挿入力で挿入することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)延出部の全体が湾曲部とされる形態であってもよい。
(2)延出部のうちの自由端部を除く部分が湾曲部とされる形態であってもよい。
(3)湾曲部が屈曲部に形成されていてもよい。
(4)弾性接触片は、本体部の後端部から前方へ向けて延出し、その前端部で回曲される形状であってもよい。
10…端子金具
11…本体部
14…底板部(基部)
24…弾性接触片
29…挿入経路
32…湾曲部
39…自由端部
60…相手端子金具
61…タブ

Claims (3)

  1. 相手端子金具のタブが挿入される筒状の本体部と、
    前記本体部に形成され、前記タブと弾性的に接触することで前記相手端子金具との間の電気的接続をとる板状の弾性接触片とを備え、
    前記弾性接触片は、前記タブの挿入方向と直交する幅方向に関して、その両端部から中央部に向けて前記本体部内における前記タブの挿入経路側に近づくように湾曲する湾曲部を有しており、
    前記湾曲部は、前記弾性接触片のうちの前記タブに接触するエンボス状の接点部を含む部分に形成されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記弾性接触片は、前記本体部を構成する板状の基部の端縁から折り返された形状とされ、前記弾性接触片の折り返し部分となる屈曲部は、前記弾性接触片の撓み動作の支点となり、前記幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 前記弾性接触片が前記タブと接続状態にある場合に、前記弾性接触片の自由端部が前記基部に弾性的に接触するようになっており、この弾性接触片の自由端部は、前記幅方向の全幅に亘って略同一高さで連なる形状とされていることを特徴とする請求項1又は2記載の端子金具。
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