[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2011181330A - 端子金具 - Google Patents

端子金具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011181330A
JP2011181330A JP2010044178A JP2010044178A JP2011181330A JP 2011181330 A JP2011181330 A JP 2011181330A JP 2010044178 A JP2010044178 A JP 2010044178A JP 2010044178 A JP2010044178 A JP 2010044178A JP 2011181330 A JP2011181330 A JP 2011181330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
piece
tab
wall
contact piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010044178A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Suzuki
雅和 鈴木
Yasuaki Nakayama
康秋 中山
Yohei Kukumiya
洋平 久々宮
Kazuyuki Iwashita
和之 岩下
Hiroomi Nemoto
浩臣 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010044178A priority Critical patent/JP2011181330A/ja
Priority to CN201110051451.4A priority patent/CN102195182B/zh
Priority to US13/037,486 priority patent/US8241077B2/en
Priority to EP11001698.7A priority patent/EP2363921B1/en
Priority to KR1020110018647A priority patent/KR20110099186A/ko
Publication of JP2011181330A publication Critical patent/JP2011181330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/114Resilient sockets co-operating with pins or blades having a square transverse section
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/111Resilient sockets co-operating with pins having a circular transverse section
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/15Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】小型化されても、タブと弾性接触片との間の接触圧を確保する。
【解決手段】概ね角筒状の本体部11には、タブ51の挿入空間15に臨むように配された片持ち状の弾性接触片32と、弾性接触片32を挟んで挿入空間15とは反対側に配された片持ち状の弾性補強片35とが設けられている。タブ51の挿入状態では、弾性接触片32が弾性撓みし、弾性補強片35の延出端部35Eが、弾性接触片32における弾性撓み時の変位領域に当接する。接点部33がタブ51に当接した状態では、弾性接触片32の延出端部32Eが、本体部11を構成する壁状部(中央壁21)の弾性補強片35とは非対応の位置に当接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具に関するものである。
特許文献1には、概ね角筒状をなす本体部の内部に弾性接触片を収容し、本体部内に挿入された相手側端子のタブに弾性接触片を弾性接触させるようにした端子金具が記載されている。この端子金具では、弾性接触片とタブとの間の接触圧を高める目的で、弾性補強片を弾性接触片に宛う構造がとられている。このように弾性接触片の弾性復元力を弾性補強片で補強して接触圧を高める構成は、端子金具が小型化されるのに伴って弾性接触片の弾性復元力が低下することが懸念される場合に、有効な対策である。
特開2007−179747号公報
上記従来の端子金具では、弾性接触片が片持ち状に延出されているが、その延出端部(自由端部)は本体部を構成する壁状部とは非接触である。そのため、弾性補強片で弾性接触片を補強しても、十分な接触圧が得られない虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化された場合であっても、タブと弾性接触片との間で十分な接触圧を確保できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、概ね角筒状をなし、相手側端子のタブを挿入させるための挿入空間を有する本体部と、前記挿入空間に臨むように配され、前記本体部を構成する壁状部から前記挿入空間に対する前記タブの挿抜方向に沿って片持ち状に延出した形態であって、前記タブに接触する接点部を有する弾性接触片と、前記弾性接触片を挟んで前記挿入空間とは反対側に配され、前記本体部を構成する壁状部から前記タブの挿抜方向に沿って片持ち状に延出した形態であって、延出端部を前記弾性接触片における弾性撓み時の変位領域と対応させた弾性補強片とを備え、前記挿入空間内に前記タブが挿入された状態では、前記タブが前記接点部に当接することにより前記弾性接触片が弾性撓みするとともに、弾性撓みした前記弾性接触片の当接により前記弾性補強片が弾性撓みするようになっている端子金具であって、前記弾性接触片の延出端部は、前記タブの挿抜方向において前記弾性補強片とは非対応の位置に配され、前記接点部が前記タブに当接した状態では、前記弾性接触片の延出端部と前記本体部を構成する壁状部とが当接する形態とされているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記弾性接触片は、前記挿入空間に対する前記タブの挿入方向と概ね同じ方向へ延出した形態とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記弾性補強片の延出端部は、前記接点部又はその近傍と対応する位置に配されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記本体部が、前記タブの挿抜方向と略平行な折り目を介して複数の壁状部を連ねた形態であり、前記壁状部には、別の前記壁状部に係止することにより、前記壁状部間の相対変位を規制して前記本体部の形状を保持する保持部が形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記弾性接触片の延出方向と前記弾性補強片の延出方向とが互いに反対方向とされており、前記弾性補強片の基端部が連なる前記壁状部に、前記弾性接触片の延出端部が当接するようになっており、前記保持部が、前記弾性補強片の基端部が連なる前記壁状部に形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
挿入空間に挿入されたタブと接点部が当接して弾性接触片が弾性撓みしている状態では、弾性接触片の延出端部が壁状部に当接するので、弾性接触片はその基端部と延出端部の2点において壁状部に支持されることになる。本発明によれば、弾性接触片が2点支持される形態と、弾性補強片が弾性接触片の弾性復元力を補強する形態とにより、弾性接触片の弾性復元力が高められるので、タブと弾性接触片との間で大きな接触圧を確保することができる。
<請求項2の発明>
挿入空間に対するタブの挿入姿勢が傾いても、そのタブが弾性接触片の延出端部に突き当たる虞がない。
<請求項3の発明>
弾性接触片が弾性撓みしたときに、弾性補強片の延出端部が接点部又はその近傍位置に当接するので、接点部の変位量が安定する。これにより、弾性接触片とタブとの接触圧も安定する。
<請求項4の発明>
保持部の係止作用により、壁状部間の相対変位を規制して本体部の形状を保持するようになっているので、タブが挿入されたときの弾性接触片や弾性補強片の弾性撓み量が安定し、接触圧も安定する。
<請求項5の発明>
弾性補強片の基端部が連なる壁状部が、弾性接触片よりも外面側に位置していることに着目し、弾性補強片が連なる壁状部に保持部を形成した。これにより、1つの保持部だけで、弾性補強片の基端部の位置と、弾性接触片の延出端部の位置の両方を安定させることができる。
実施形態1においてタブを挿入した状態をあらわす端子金具の部分拡大断面図 端子金具の部分拡大断面図 端子金具の左側面図 端子金具の右側面図 端子金具の平面図 タブを挿入した状態の端子金具の正面図 端子金具の正面図 端子金具の展開図 ハウジングに端子金具を挿入した状態の断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図9を参照して説明する。本実施形態の端子金具10は、全体として前後方向(相手側端子50との接続方向と平行な方向)に細長い雌形の端子である。端子金具10の前端側部分は、内部に弾性接触片32が収容された概ね角筒状の本体部11となっており、後端側部分は、電線12を圧着により接続するためのオープンバレル状の電線接続部13となっており、本体部11の後端と電線接続部13の前端は、上面が開放された箱状の連結部14に連なっている。本体部11の内部空間のうち弾性接触片32よりも下方の空間は、本体部11の前方から相手側端子50のタブ51を挿入させるための挿入空間15となっている。
本体部11は、複数の壁状部を前後方向の折り目を介して連ねて角筒状に形成したものである。複数の壁状部は、下面壁16と、下面壁16の左右両側縁から略直角に立ち上がる(連なる)左右両側面壁17,18と、下面壁16と平行をなす上面壁19とによって構成されている。上面壁19は、左側面壁17の上端縁(立ち上がり端縁)の前端部から略直角に延出した前部壁20と、左側面壁17の上端縁における前部壁20よりも後方の位置から略直角に延出した中央壁21と、左側面壁17の後端部から略直角に延出した後部壁22と、右側面壁18の上端縁の前端部から略直角に延出した支持壁23によって構成されている。
前部壁20の右側縁における後端部からは、前方への突起状爪部を有する前部保持片24(本発明の構成要件である保持部)が略直角に延出し、この前部保持片24が右側面壁18の前部切欠部25に嵌合されている。中央壁21の右側縁からは、前方への突起状爪部を有する中央保持片26(本発明の構成要件である保持部)が略直角に延出し、この中央保持片26が右側面壁18の中央切欠部27に嵌合されている。後部壁22の右側縁からは、前方への突起状爪部を有する後部保持片28(本発明の構成要件である保持部)が略直角に延出し、この後部保持片28が右側面壁18の後部切欠部29に嵌合されている。
これら前後3組の保持片24,26,28と切欠部25,27,29の嵌合により、前部壁20と右側面壁18が開くように相対変位すること、中央壁21と右側面壁18が開くように相対変位すること、後部壁22と右側面壁18が開くように相対変位することが規制されている。そして、この3ヵ所における相対変位の規制により、本体部11は角筒の形状を保つようになっている。
本体部11の外面(上面)のうち中央壁21と後部壁22との間の部分は、本体部11の外部へ開放された係止孔30となっている。係止孔30は、本体部11の上面の全幅に亘って切欠するとともに、右側面壁18と左側面壁17の上端縁部も切欠した形態となっている。図9に示すように、ハウジング40のキャビティ41内に後方から端子金具10を挿入したときには、キャビティ41の内壁に沿って形成したランス42が係止孔30に係止することにより、端子金具10が抜止めされるようになっている。
本体部11の後部壁22の後端縁は、連結部14の上面側への開口部に臨む係止縁部31となっている。キャビティ41内に端子金具10を挿入した状態では、ハウジング40に組み付けたリテーナ43が、係止縁部31に係止し、この係止作用により、端子金具10が抜止めされるようになっている。つまり、端子金具10は、ランス42とリテーナ43とによる二重係止作用によって確実に抜止めされるようになっている。
弾性接触片32は、図1及び図2に示すように、支持壁23から後方(図1の右方)へ、即ち挿入空間15に対するタブ51の挿入方向と同じ方向へ片持ち状に延出した形態であり、その支持壁23に連なる基端部32B(前端部)を支点として上下方向(挿入空間15に対するタブ51の挿入方向と交差する方向)へ弾性変位し得るようになっている。弾性接触片32の前後方向(タブ51の挿抜方向)における中央部分はタブ51との接触手段である接点部33となっている。
弾性接触片32は、側方(タブ51の挿入方向及び弾性接触片32の弾性変位方向の両方向に対して交差する幅方向)から見たときに、接点部33が最も低い位置となるように(最も下面壁16に接近するように)湾曲している。つまり、弾性接触片32のうち基端部32Bから接点部33までは後方に向かって下るように傾斜し、接点部33から延出端部32E(後端部)までは後方に向かって上るように傾斜し、弾性接触片32の全体としては、挿入空間15に向かって膨出するように湾曲している。
弾性接触片32の延出端部32E(タブ51の挿入方向においては前端側の端部)は、タブ51の挿抜方向において中央壁21と対応する位置に配されている。タブ51が挿入空間15に挿入されていない状態では、弾性接触片32は、弾性撓みせずに、図2に示す退避位置に保持されている。このとき、弾性接触片32の延出端部32Eは、中央壁21とは非接触である。また、弾性接触片32が退避位置にある状態では、下面壁16に形成した前後方向のリブ状に突出する受け部34と、接点部33との間の上下方向(弾性接触片32の撓み片方向と略平行な方向)の間隔は、タブ51の厚さよりも少し小さい寸法とされている。
本体部11には、弾性接触片32の弾力を補強してタブ51と接点部33との間の接触圧を高めるための手段として、図1及び図2に示すように、弾性補強片35が形成されている。弾性補強片35は、弾性接触片32よりも上方、即ち弾性接触片32を挟んで挿入空間15とは上下反対側に配されている。弾性補強片35は、中央壁21(即ち、弾性接触片32が連なる支持壁23とは異なる壁状部)から前方(挿入空間15に対するタブ51の挿入方向における後方)へ片持ち状に延出した形態である。タブ51の挿抜方向において、弾性補強片35の延出方向は弾性接触片32の延出方向とは反対の向きである。
弾性補強片35の側方から見たときの形状は、基端部35Bから前方の延出端部35Eに向かって(つまり、弾性補強片35の全長に亘って)下るように傾斜している。そして、弾性補強片35の延出端部35E(前端部)は、弾性接触片32の接点部33の近傍であって接点部33よりも少し前方(タブ51の挿入方向においては後方)の位置(即ち、弾性接触片32が弾性撓みした時の弾性接触片32における上下方向の変位領域内の位置)に配されている。また、弾性接触片32の延出端部32Eは、弾性補強片35の基端部35Bよりも少し後方(タブ51の挿抜方向においては前方)に位置している。
タブ51が挿入空間15に挿入されていない状態、即ち弾性接触片32が弾性撓みせずに退避位置に保持されている状態では、弾性補強片35は、弾性撓みせずに、図2に示す待ち受け位置に保持されている。弾性接触片32が退避位置にあり、弾性補強片35が待ち受け位置にある状態では、弾性補強片35の延出端部35Eは弾性接触片32の接点部33とは非接触であり、弾性補強片35はその全領域に亘って弾性接触片32とは接触していない。
また、前部壁20の後端縁には、下方(端子接続部32側)へ屈曲した形態の過度撓み規制部36が形成されている。この過度撓み規制部36は、弾性補強片35の前端部(延出端部35E)よりも前方に位置し、弾性接触片32が退避位置から上方へ変位したときには、その弾性接触片32の弾性撓みが弾性限度の範囲内であるうちに弾性接触片32における接点部33よりも少し前方の部分が過度撓み規制部36に当接し、それ以上の弾性接触片32の上方への変位が規制されるようになっている。これにより、弾性接触片32が塑性変形を生じることが防止される。
次に、本実施形態の作用を説明する。タブ51が挿入空間15内に挿入されると、タブ51の前端部が接点部33の近傍に当接し、その後は、タブ51の挿入が進むのに伴い、タブ51が弾性接触片32を押し上げる。すると、弾性接触片32は全体的に上方へ変位し、弾性接触片32の延出端部32Eが中央壁21の下面に当接する。この後、更にタブ51の挿入が進むと、弾性接触片32が、その側面視形状を変形させながら接点部33を上方へ変位させるように全体的に弾性撓みし、タブ51は弾性接触片32の接点部33と受け部34との間に挟まれた状態となる。
また、タブ51が弾性接触片32を上方へ押圧して弾性変位させる間、弾性接触片32の接点部33の近傍部分が弾性補強片35の延出端部35Eに当接し、この延出端部35Eを上方へ押圧する。この弾性接触片32からの押圧作用により、弾性補強片35はその基端部35Bを支点として上方へ弾性撓みする。
弾性接触片32がその延出端部23Eを中央壁21に当接させた状態では、弾性接触片32が前後2ヵ所(基端部32Bと延出端部32E)で上面壁19に支持された状態となるので、片持ち状態のままである場合に比べると、弾性接触片32の弾力(弾性復元力)は大きくなる。また、弾性補強片35が弾性撓みすると、弾性補強片35の弾性復元力が弾性接触片32に対して反力として作用するので、その分、弾性接触片32の弾力(弾性復元力)が増強される。このように、弾性接触片32の弾性復元力が増大することにより、接点部33とタブ51との間の接触圧が高められるので、タブ51と弾性接触片32との間の接触信頼性が向上する。
また、弾性接触片32は、挿入空間15に対するタブ51の挿入方向と概ね同じ方向へ延出した形態とされているので、挿入空間15に対するタブ51の挿入姿勢が傾いても、そのタブ51が弾性接触片32の延出端部32Eに突き当たる虞がない。
また、弾性接触片32が弾性撓みしたときに、弾性補強片35の延出端部35Eが接点部33近傍位置に当接するので、接点部33の変位量が安定する。これにより、弾性接触片32とタブ51との接触圧も安定する。
また、本体部11が、タブ51の挿抜方向と略平行な折り目を介して複数の壁状部を連ねた形態であるという点に着目し、複数の壁状部のうち上面壁19には、右側面壁18に係止することにより、上面壁19と右側面壁18との間の相対変位を規制して本体部11の形状を保持する保持部(前部保持片24、中央保持片26、後部保持片28)を形成している。この構成によれば、タブ51が挿入空間15に挿入されたときの弾性接触片32や弾性補強片35の弾性撓み量が安定するので、タブ51と接点部33(弾性接触片32)との間の接触圧も安定する。
また、本実施形態では、弾性補強片35の基端部35Bが連なる中央壁21が、弾性接触片32よりも外面側に位置していることに着目し、弾性補強片35が連なる中央壁21に中央保持片26を形成した。これにより、1つの中央保持片26だけで、弾性補強片35の基端部35Bの位置と、弾性接触片32の延出端部32Eの位置の両方を安定させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、タブが弾性接触片に当接していない状態では、弾性接触片の延出端部が壁状部と非接触となるようにしたが、タブが弾性接触片に当接していない状態で弾性接触片の延出端部が壁状部と接触するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、タブが弾性接触片に当接していない状態では、弾性補強片の延出端部が弾性接触片と非接触となるようにしたが、タブが弾性接触片に当接していない状態で弾性規制片の延出端部が弾性接触片と接触するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、弾性補強片の延出端部が、弾性接触片における接点部から前方に離れた位置に当接するようにしたが、弾性補強片の延出端部は、弾性接触片における接点部から後方に離れた位置に当接するようにしてもよく、接点部又はその近傍位置に当接するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、弾性補強片が、その延出端部のみにおいて弾性接触片に当接するようにしたが、弾性補強片は、その延出端部だけでなく、それ以外の領域を弾性接触片に当接させるようになっていてもよい。この場合の当接形態としては、点接触、線接触、面接触のいずれでもよい。
(5)上記実施形態では、弾性接触片が後方(タブの挿入方向と概ね同じ方向)へ片持ち状に延出する形態であったが、弾性接触片は前方へ片持ち状に延出する形態であってもよい。この場合、弾性補強片は、前方へ片持ち状に延出する形態、後方へ片持ち状に延出する形態のいずれの形態であってもよい。
(6)上記実施形態では、弾性接触片の延出方向と弾性補強片の延出方向が互いに反対方向であったが、弾性接触片の延出方向と弾性補強片の延出方向を同じ方向としてもよい。
(7)上記実施形態では、弾性接触片と弾性補強片が互いに異なる壁状部(支持壁と中央壁)から延出した形態としたが、弾性接触片と弾性補強片が同一の壁状部から延出する形態としてもよい。具体的には、弾性接触片を壁状部の前端縁から延出した板状部分を折り返した形態とし、同じ壁状部の一部を切り起こすことによって端子保持部を形成すればよい。
10…端子金具
11…本体部
15…挿入空間
16…下面壁(本体部を構成する壁状部)
17…左側面壁(本体部を構成する壁状部であり、保持部が形成されている壁状部)
18…右側面壁(本体部を構成する壁状部)
19…上面壁(本体部を構成する壁状部)
21…中央壁(弾性接触片の延出端部が当接する壁状部であり、弾性補強片の基端部が連なる壁状部)
23…上面壁(弾性接触片が形成されている壁状部)
24…前部保持片(保持部)
26…中央保持片(保持部)
28…後部保持片(保持部)
32…弾性接触片
32E…弾性接触片の延出端部
33…接点部
35…弾性補強片
35E…弾性補強片の延出端部
50…相手側端子
51…タブ

Claims (5)

  1. 概ね角筒状をなし、相手側端子のタブを挿入させるための挿入空間を有する本体部と、
    前記挿入空間に臨むように配され、前記本体部を構成する壁状部から前記挿入空間に対する前記タブの挿抜方向に沿って片持ち状に延出した形態であって、前記タブに接触する接点部を有する弾性接触片と、
    前記弾性接触片を挟んで前記挿入空間とは反対側に配され、前記本体部を構成する壁状部から前記タブの挿抜方向に沿って片持ち状に延出した形態であって、延出端部を前記弾性接触片における弾性撓み時の変位領域と対応させた弾性補強片とを備え、
    前記挿入空間内に前記タブが挿入された状態では、前記タブが前記接点部に当接することにより前記弾性接触片が弾性撓みするとともに、弾性撓みした前記弾性接触片の当接により前記弾性補強片が弾性撓みするようになっている端子金具であって、
    前記弾性接触片の延出端部は、前記タブの挿抜方向において前記弾性補強片とは非対応の位置に配され、
    前記接点部が前記タブに当接した状態では、前記弾性接触片の延出端部と前記本体部を構成する壁状部とが当接する形態とされていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記弾性接触片は、前記挿入空間に対する前記タブの挿入方向と概ね同じ方向へ延出した形態とされていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 前記弾性補強片の延出端部は、前記接点部又はその近傍と対応する位置に配されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端子金具。
  4. 前記本体部が、前記タブの挿抜方向と略平行な折り目を介して複数の壁状部を連ねた形態であり、
    前記壁状部には、別の前記壁状部に係止することにより、前記壁状部間の相対変位を規制して前記本体部の形状を保持する保持部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の端子金具。
  5. 前記弾性接触片の延出方向と前記弾性補強片の延出方向とが互いに反対方向とされており、
    前記弾性補強片の基端部が連なる前記壁状部に、前記弾性接触片の延出端部が当接するようになっており、
    前記保持部が、前記弾性補強片の基端部が連なる前記壁状部に形成されていることを特徴とする請求項4記載の端子金具。
JP2010044178A 2010-03-01 2010-03-01 端子金具 Pending JP2011181330A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010044178A JP2011181330A (ja) 2010-03-01 2010-03-01 端子金具
CN201110051451.4A CN102195182B (zh) 2010-03-01 2011-03-01 端子配件
US13/037,486 US8241077B2 (en) 2010-03-01 2011-03-01 Terminal fitting
EP11001698.7A EP2363921B1 (en) 2010-03-01 2011-03-01 Terminal fitting
KR1020110018647A KR20110099186A (ko) 2010-03-01 2011-03-02 단자 피팅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010044178A JP2011181330A (ja) 2010-03-01 2010-03-01 端子金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011181330A true JP2011181330A (ja) 2011-09-15

Family

ID=43971452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010044178A Pending JP2011181330A (ja) 2010-03-01 2010-03-01 端子金具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8241077B2 (ja)
EP (1) EP2363921B1 (ja)
JP (1) JP2011181330A (ja)
KR (1) KR20110099186A (ja)
CN (1) CN102195182B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015219977A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 住友電装株式会社 雌端子
JP2017033759A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 矢崎総業株式会社 端子金具
JP2019023961A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 ヒロセ電機株式会社 接触片を有する端子、コネクタ、及びコネクタ装置
JP2019057423A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 日本航空電子工業株式会社 雌端子及びコネクタ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9112292B2 (en) * 2012-03-16 2015-08-18 Makita Corporation Terminal structure
US8974256B2 (en) * 2012-04-26 2015-03-10 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Terminal fitting and production method therefor
JP5505471B2 (ja) * 2012-07-27 2014-05-28 第一精工株式会社 コネクタ端子
JP2014160545A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌端子金具
JP2014170709A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌端子金具
EP3005485B1 (en) 2013-06-07 2018-01-03 FCI Asia Pte. Ltd. Cable connector
US9972932B2 (en) * 2013-08-19 2018-05-15 Fci Americas Technology Llc Electrical connector with high retention force
US10230189B2 (en) 2013-12-03 2019-03-12 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Connector and pin receiving contact for such a connector
JP6781934B2 (ja) * 2017-04-26 2020-11-11 住友電装株式会社 端子
JP2021518646A (ja) 2018-03-16 2021-08-02 エフシーアイ・ユーエスエー・エルエルシー 高密度電気コネクタ
JP6865198B2 (ja) * 2018-07-17 2021-04-28 矢崎総業株式会社 端子
DE102018125964A1 (de) * 2018-10-18 2020-04-23 Amphenol-Tuchel Electronics Gmbh Buchsenkontaktelement für eine elektrisch leitende Verbindung
JP7176372B2 (ja) * 2018-11-27 2022-11-22 I-Pex株式会社 端子
JP7435362B2 (ja) * 2020-08-25 2024-02-21 住友電装株式会社 端子金具および連鎖端子
JP7487674B2 (ja) * 2021-01-18 2024-05-21 住友電装株式会社 端子金具
CN113922126A (zh) * 2021-10-14 2022-01-11 四川永贵科技有限公司 一种矩形冲制插孔组件

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110930U (ja) * 1983-12-27 1985-07-27 アムプ インコ−ポレ−テツド 雌形電気接触子
JPH03126370U (ja) * 1990-04-05 1991-12-19
JP2004014505A (ja) * 2003-02-03 2004-01-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具及びコネクタ
JP2004164859A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Union Machinery Co Ltd 防水型コネクタの接続端子
JP2006236899A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ用端子金具
JP2010160961A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具
JP2010160960A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2731432B2 (ja) 1989-10-12 1998-03-25 コニカ株式会社 一括送信機能を有するファクシミリ装置
JP3126370B2 (ja) 1990-09-14 2001-01-22 松下電工株式会社 遠隔制御用端末器
JP2002063961A (ja) 2000-06-07 2002-02-28 Yazaki Corp 雌端子、及び、雌端子と雄端子との接続構造
JP4069780B2 (ja) * 2003-03-28 2008-04-02 住友電装株式会社 コネクタ
JP4683287B2 (ja) 2005-12-26 2011-05-18 住友電装株式会社 端子金具
DE102006009075A1 (de) * 2006-02-28 2007-08-30 Robert Bosch Gmbh Elektrischer Steckverbinder mit innen liegender Blattfeder
JP4858293B2 (ja) * 2007-05-08 2012-01-18 住友電装株式会社 雌端子金具
DE102009057819A1 (de) * 2009-01-08 2010-09-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Anschlußpaßstück und Verfahren zum Bilden desselben

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110930U (ja) * 1983-12-27 1985-07-27 アムプ インコ−ポレ−テツド 雌形電気接触子
JPH03126370U (ja) * 1990-04-05 1991-12-19
JP2004164859A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Union Machinery Co Ltd 防水型コネクタの接続端子
JP2004014505A (ja) * 2003-02-03 2004-01-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具及びコネクタ
JP2006236899A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ用端子金具
JP2010160961A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具
JP2010160960A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015219977A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 住友電装株式会社 雌端子
JP2017033759A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 矢崎総業株式会社 端子金具
US9843120B2 (en) 2015-07-31 2017-12-12 Yazaki Corporation Terminal metal fitting
JP2019023961A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 ヒロセ電機株式会社 接触片を有する端子、コネクタ、及びコネクタ装置
JP2019057423A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 日本航空電子工業株式会社 雌端子及びコネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
EP2363921A1 (en) 2011-09-07
EP2363921B1 (en) 2015-07-29
US20110212656A1 (en) 2011-09-01
US8241077B2 (en) 2012-08-14
KR20110099186A (ko) 2011-09-07
CN102195182B (zh) 2014-08-13
CN102195182A (zh) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011181330A (ja) 端子金具
US10069233B2 (en) Female terminal having an outwardly bulging lance locking portion on a folded U-shaped plate
US9748685B2 (en) Multi-contact terminal
US8795007B2 (en) Terminal fitting
JP6044513B2 (ja) 端子金具
JP5958394B2 (ja) 端子金具
EP2852004B1 (en) Terminal fitting
JP6080821B2 (ja) 端子
JP2013229223A (ja) 端子金具
CN111355071B (zh) 阴端子
JP2012216344A (ja) コネクタ
JP2011249169A (ja) 端子金具
JP5999510B2 (ja) 雌端子金具及びその製造方法
JP5482557B2 (ja) 端子金具及びコネクタ
JP4661664B2 (ja) 雌端子金具
JP6447272B2 (ja) 端子金具
JP4304478B2 (ja) コネクタ
JP2005216810A (ja) コネクタ
JP2010123554A (ja) コネクタ
JP4244939B2 (ja) 端子金具
JP2007194047A (ja) 端子金具
JP2010003465A (ja) 雌型のコネクタ
JP5505288B2 (ja) 端子金具
JP4683287B2 (ja) 端子金具
CN111355075B (zh) 接触件和连接器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140513