JP5094832B2 - 粘着剤組成物および粘着シート - Google Patents
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Description
CH2=C(R1)COOR2 (I)
ここで、R1は水素原子またはメチル基であり、R2は炭素数1〜20のアルキル基である;で表されるアルキル(メタ)アクリレートと、モノマーm2として、イミダゾール基を有する不飽和モノマーと、を含む。このモノマー混合物は、さらに、モノマーm3として、アミド基を有する不飽和モノマーを任意に含み得る。上記モノマー混合物に含まれるモノマーm1の量は、全モノマー成分の50質量%以上である。また、モノマーm2の量、あるいはモノマーm2,3の合計量は、全モノマー成分の12質量%以上である。上記共重合反応物は、上記モノマー混合物の完全重合物であってもよく、部分重合物であってもよい。この明細書において、完全重合物とは、上記モノマー混合物をほぼ完全に(すなわち、モノマー成分の略全部を)共重合反応させて得られる結果物をいう。また、部分重合物とは、上記モノマー混合物の一部の分量を共重合反応させて得られる結果物をいう。該部分重合物は、典型的には、上記モノマー混合物に含まれるモノマーが部分的に共重合してなるポリマー(比較的低重合度のポリマーを含み得る。例えば、質量平均分子量が概ね1×104以下のポリマー(オリゴマーと称されることもある。)を含んでもよい。)と、未反応のモノマーとを含む。上記共重合反応物は、上記モノマーおよび/またはそれらの共重合体の他、共重合反応に使用された他の成分(重合開始剤、溶媒、分散媒等)を含み得る。なお、ここで不飽和モノマーとは、ビニル基、アリル基、(メタ)アクリロイル基等のエチレン性不飽和基を有するモノマーを指す。
(X)モノマーの混合物を共重合反応に供して粘着剤組成物を調製すること;
(Y)基材上に上記組成物を塗付すること;および、
(Z)塗付された上記組成物に硬化処理を施して粘着剤層を形成すること;
を包含する。上記モノマー混合物は、(a)次式(I):CH2=C(R1)COOR2(式中、R1は水素原子またはメチル基であり、R2は炭素数1〜20のアルキル基である。);で表されるアルキル(メタ)アクリレートを含む。さらに、(b)モノマーm2を全モノマー成分の12質量%以上、あるいはモノマーm2およびモノマーm3を合計で全モノマー成分の12質量%以上、含む。
ここで、式(I)中のR1は、水素原子またはメチル基である。また、式(I)中のR2は、炭素数1〜20のアルキル基である。該アルキル基は直鎖状であってもよく、分岐を有してもよい。式(I)で表されるアルキル(メタ)アクリレートの具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、イソペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ノナデシル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらのうちR2が炭素数2〜14(以下、このような炭素数の範囲を「C2−14」と表すことがある。)のアルキル基であるアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、R2がC2−10のアルキル基(例えば、n−ブチル基、2−エチルヘキシル基等)であるアルキル(メタ)アクリレートがより好ましい。
置換エタン系開始剤としては、フェニル置換エタン等が例示される。
ベンゾインエーテル系光重合開始剤の具体例としては、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等が挙げられる。
α−ケトール系光重合開始剤の具体例としては、2−メチル−2−ヒドロキシプロピオフェノン、1−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−2−メチルプロパン−1−オン等が挙げられる。
芳香族スルホニルクロリド系光重合開始剤の具体例としては、2−ナフタレンスルホニルクロライド等が挙げられる。
光活性オキシム系光重合開始剤の具体例としては、1−フェニル−1,1−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)−オキシム等が挙げられる。
ベンゾイン系光重合開始剤の具体例としてはベンゾインが挙げられる。
ベンジル系光重合開始剤の具体例としてはベンジルが挙げられる。
チオキサントン系光重合開始剤の具体例としては、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、ドデシルチオキサントン等が挙げられる。
[重合率測定]
共重合反応物から約0.5gのサンプルを採取して質量Wp1を精秤する。次いで、該サンプルを130℃に2時間加熱することにより未反応モノマーを揮発させ、その加熱後に残ったサンプルの質量Wp2を精秤する。重合率は、各値を以下の式に代入することにより求められる。
重合率 =(Wp2/Wp1)×100%
上記部分重合物の重合率が高すぎると、粘着剤組成物の形態によっては、該組成物の取扱性が損なわれる場合があり得る。例えば、無溶剤型粘着剤組成物とした場合、粘度が高くなりすぎて常温での塗工が困難となる場合がある。一方、重合率が低すぎると、該組成物の硬化により得られる粘着剤の特性が不安定になりやすく、また該組成物の粘度が低すぎて塗工し難くなる場合がある。
ここで「粘着剤のゲル分率fg」とは、次の方法により測定される値をいう。該ゲル分率は、粘着剤のうち酢酸エチル不溶分の質量割合として把握され得る。
粘着剤サンプル(質量Wg1)を平均孔径0.2μmの多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜(質量Wg2)で巾着状に包み、口をタコ糸(質量Wg3)で縛る。この包みを酢酸エチル50mLに浸し、室温(典型的には23℃)で7日間保持して粘着剤層中のゾル成分のみを上記膜外に溶出させた後、上記包みを取り出して外表面に付着している酢酸エチルを拭き取り、該包みを130℃で2時間乾燥させ、該包みの質量Wg4を測定する。粘着剤のゲル分率fgは、各値を以下の式に代入することにより求められる。
fg =[(Wg4−Wg2−Wg3)/Wg1]×100%
なお、上記多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)膜としては、日東電工株式会社から入手可能な商品名「ニトフロン(登録商標)NTF1122」(平均孔径0.2μm、気孔率75%、厚さ85μm)またはその相当品を使用することが望ましい。
部分重合物を用いた粘着剤組成物では、典型的には、上記硬化処理として、最終的な共重合反応を行う(部分重合物を更なる共重合反応に供して完全重合物を形成する)。例えば、光硬化性の粘着剤組成物であれば、光照射を行う。必要に応じて、架橋、乾燥等の硬化処理を行ってもよい。例えば、光硬化性粘着剤組成物で乾燥させる必要がある場合は、乾燥後に光硬化を行うとよい。
完全重合物を用いた粘着剤組成物では、典型的には、上記硬化処理として、必要に応じて乾燥(加熱乾燥)、架橋等の処理を行う。
なお、基材付き粘着シートの場合、基材に粘着剤組成物を直接付与して粘着剤層を形成してもよく、剥離ライナー上に形成した粘着剤層を基材に転写してもよい。
2EHA96部およびVIM4部からなるモノマー混合物100部に対し、光重合開始剤として2,2−ジメトキシ1,2−ジフェニルエタン−1−オン(チバ・ジャパン社製品、商品名「イルガキュア651」)0.05部および1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン(チバ・ジャパン社製品、商品名「イルガキュア184」)0.05部を加えた。この混合物を窒素ガス雰囲気下で攪拌して溶存酸素を十分に除去した後、該混合物に紫外線を照射することにより、上記モノマー混合物の部分重合物(重合率22.6%)を得た。
モノマー混合物の組成を、2EHA92部/VIM4部/NVP4部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、13.2%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、64%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA90部/アクリル酸10部とし、HDDAの量(モノマー混合物100部当たりの量;他の例においても同様)を、0.04部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、10%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、69.7%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA85部/VIM15部とし、HDDAの量を、0.025部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、22.6%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、71.9%であった。
冷却管、窒素導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器に2EHA85部、VIM15部、酢酸エチル123部を加え、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して容器内を窒素置換した。この反応液を60℃まで加熱し、AIBN(重合開始剤)0.2部を加え、同温度で5.5時間重合反応を行った。次いで70℃まで加熱し、同温度で2時間さらに重合反応を行った。得られたアクリル系重合体溶液に、該溶液に含まれるアクリル系重合体100部当たり、エポキシ系架橋剤(三菱ガス化学株式会社製、商品名「TETRAD−C」)0.5部を加え、均一に攪拌混合した。
モノマー混合物の組成を、2EHA80部/VIM20部とし、HDDAの量を、0.015部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、21.3%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、68.5%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA80部/VIM10部/ACMO10部とし、HDDAの量を、0.1部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、13.7%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、88%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA80部/VIM4部/NVP16部とし、HDDAの量を、0.02部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、約13%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、71.3%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA80部/NVP20部とし、HDDAの量を、0.02部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、13.5%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、57.7%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA75部/AA25部とし、HDDAの量を、0.04部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、7.4%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、85.1%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA70部/NVP30部/AA1.5部とし、HDDAの量を、0.02部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合物は、12.7%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、73.0%であった。
モノマー混合物の組成を、2EHA70部/DEAA30部とし、HDDAの量を、0.08部とした。その他は例1と同様にして、両面粘着シートを得た。部分重合物の重合率は、11.1%であった。硬化後の粘着剤のゲル分率は、49.0%であった。
各例の粘着剤のゲル分率は、上述した方法により測定した。多孔質PTFE膜(質量W2)としては、100mm×100mmの商品名「ニトフロン(登録商標)NTF1122」(日東電工株式会社製品)を使用した。タコ糸(質量W3)は、太さ1.5mm、長さ約100mmのものを使用した。粘着剤サンプル(質量W1)には、各粘着シートを20cm2のサイズにカットしたものから両方の剥離ライナーを剥がしたものを用いた。
[80℃]
各粘着シートの80℃保持力を、クリープ試験機を用いて測定した。すなわち、各粘着シートの一枚目の剥離ライナーを剥がして露出した第1粘着面に、厚さ25μmのPETフィルムを貼り合わせた。これを幅10mmにカットして試験片を作製した。上記試験片から二枚目の剥離ライナーを剥がして露出した第2粘着面を、幅10mm、長さ20mmの接着面積にてベークライト板に貼り付けた。これを80℃で30分間保持した後、ベークライト板を垂下し、試験片の自由端に500gの荷重を付与した。JIS Z 0237に準じて、該荷重が付与された状態で80℃の環境下に2時間放置し、2時間経過時点における試験片の初期貼り付け位置からのズレ距離(mm)を測定した。
[100℃]
各粘着シートの100℃保持力を80℃保持力と同様にして測定した。
[対アクリル板]
各粘着シートから一枚目の剥離ライナーを剥がして露出した第1粘着面に、厚さ50μmのPETフィルム(剥離処理なし)を貼り合わせた。これを25mm幅にカットして試験片を作製し、該試験片を5℃、50%RHの環境下に30分間保持した。上記試験片から二枚目の剥離ライナーを剥がし、5kgのローラを一回転がす方法で被着体に圧着した。上記被着体としては、イソプロピルアルコールを染み込ませたクリーンウェスで10往復擦って洗浄した清浄なアクリル板を使用した。これを5℃の環境下に30分間保持した後、引張試験機を用いて引張速度300mm/分、剥離角度180°の条件でアクリル板に対する剥離強度(N/25mm)を測定した。
[対ABS板]
アクリル板の代わりに上記同様に洗浄したABS板を用いて、ABS板に対する剥離強度(N/25mm)を測定した。
一方、モノマーm2の使用量またはモノマーm2,m3の合計使用量が少なかった例1,2;モノマーm2を用いずモノマーm3を用いてなる例9,11,12;モノマーm2,m3のいずれをも用いなかった例3,10;のいずれの粘着シートも、高温保持力および低温接着力の少なくともいずれかが不十分であった。
2:粘着剤層
3:剥離ライナー
11,12,13,14,15,16:粘着シート
Claims (9)
- アクリル系粘着剤組成物であって、
以下の条件:
(a)モノマーm1として、次式(I):
CH2=C(R1)COOR2 (I)
ここで、R1は水素原子またはメチル基であり、R2は炭素数1〜20のアルキル基である;で表されるアルキル(メタ)アクリレートを、全モノマー成分の50質量%以上含む;および、
(b)モノマーm2を全モノマー成分の12質量%以上20質量%以下含む、ここで、モノマーm2は1−ビニルイミダゾールである;
のいずれをも満たすモノマー混合物の共重合反応物を含み、
架橋剤をさらに含み、
前記モノマー混合物の最終共重合物が90質量%以上を占める粘着剤を形成するように構成されている、粘着剤組成物。 - アクリル系粘着剤組成物であって、
以下の条件:
(a)モノマーm1として、次式(I):
CH 2 =C(R 1 )COOR 2 (I)
ここで、R 1 は水素原子またはメチル基であり、R 2 は炭素数1〜20のアルキル基である;で表されるアルキル(メタ)アクリレートを、全モノマー成分の50質量%以上含む;および、
(b)モノマーm2およびモノマーm3を合計で全モノマー成分の12質量%以上20質量%以下含む、ここで、前記モノマーm2の含有量は全モノマー成分の12質量%以上であり、前記モノマーm3の含有量は全モノマー成分の0.1質量%以上であり、モノマーm2は1−ビニルイミダゾールであり、モノマーm3はアミド基を有する不飽和モノマーである;
のいずれをも満たすモノマー混合物の共重合反応物を含み、
前記モノマー混合物におけるモノマーm2とモノマーm3との配合比(m2:m3)は5:1〜1:5であり、
架橋剤をさらに含み、
前記モノマー混合物の最終共重合物が90質量%以上を占める粘着剤を形成するように構成されている、粘着剤組成物。 - アクリル系粘着剤組成物であって、
以下の条件:
(a)モノマーm1として、次式(I):
CH 2 =C(R 1 )COOR 2 (I)
ここで、R 1 は水素原子またはメチル基であり、R 2 は炭素数1〜20のアルキル基である;で表されるアルキル(メタ)アクリレートを、全モノマー成分の50質量%以上含む;および、
(b)モノマーm2として、イミダゾール基を有する不飽和モノマーを、全モノマー成分の12質量%以上20質量%以下含む;
のいずれをも満たすモノマー混合物の共重合反応物を含み、
前記モノマー混合物の最終共重合物が90質量%以上を占める粘着剤を形成するように構成されている、粘着剤組成物。 - アクリル系粘着剤組成物であって、
以下の条件:
(a)モノマーm1として、次式(I):
CH 2 =C(R 1 )COOR 2 (I)
ここで、R 1 は水素原子またはメチル基であり、R 2 は炭素数1〜20のアルキル基である;で表されるアルキル(メタ)アクリレートを、全モノマー成分の50質量%以上含む;および、
(b)モノマーm2およびモノマーm3を、合計で、全モノマー成分の12質量%以上20質量%以下含む、ここで、モノマーm2はイミダゾール基を有する不飽和モノマーであり、モノマーm3はアミド基を有する不飽和モノマーである;
のいずれをも満たすモノマー混合物の共重合反応物を含み、
前記モノマー混合物におけるモノマーm2とモノマーm3との配合比(m2:m3)は5:1〜1:5であり、
前記モノマー混合物の最終共重合物が90質量%以上を占める粘着剤を形成するように構成されている、粘着剤組成物。 - 前記モノマーm2が1−ビニルイミダゾールである、請求項3または4に記載の粘着剤組成物。
- 架橋剤をさらに含む、請求項3から5のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 光重合開始剤をさらに含む光硬化性粘着剤組成物として構成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物から形成された粘着剤層を備える、粘着シート。
- 粘着シートを製造する方法であって:
(X)請求項1から7のいずれか一項に記載のモノマー混合物を共重合反応に供して粘着剤組成物を調製すること;
(Y)前記組成物を基材上に塗付すること;および、
(Z)塗付された前記組成物を硬化させて粘着剤層を形成すること;
を包含する、粘着シート製造方法。
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