JP4820697B2 - 車両用セキュリティ制御装置 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用セキュリティ制御装置において、前記許可制御ユニットは、予め設定された登録条件を満たした際に、ユーザによって所持される携帯機に設定された識別コードを登録するコード登録機能と、前記登録された識別コードとの照合を行い、該照合が成立したことを条件として前記各制御ユニットの動作を許可する電子照合機能とを有するとともに、前記機能制限処理時にあっては前記コード登録機能及び前記電子照合機能のうちの少なくとも一方を無効化することを要旨とする。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、セキュリティ制御装置1は、車両に搭載されて該車両の各種電装品を制御するコンピュータユニットからなる複数の制御ユニットによって構成されている。本実施形態においてセキュリティ制御装置1は、許可制御ユニット2と、該許可制御ユニット2にそれぞれ電気的に接続されたステアリングロック制御ユニット3、照合制御ユニット4、及びエンジン制御ユニット5とを備えている。なお、本実施形態において各制御ユニット2〜5は、バス6を介してネットワーク接続されている。これら制御ユニット2〜5は、図示しない車両バッテリから供給される電力によって駆動する。
(1)許可制御ユニット2に対する各制御ユニット3〜5の接続順序が、予め設定された設定順序(メモリ2Mに記録された順序設定データ)と異なる場合には、許可制御ユニット2から各制御ユニット3〜5に対して動作許可信号が出力されなくなり、各制御ユニット3〜5が動作しなくなる。このため、許可制御ユニット2や各制御ユニット3〜5が不正に交換された場合には、車両の機能が制限されることとなる。よって、たとえ許可制御ユニット2や各制御ユニット3〜5の一部または全てが同等の擬似制御ユニットに不正に交換されたとしても、車両の機能が制限されてしまい、車両としての価値が低くなってしまう。それゆえ、こうした不正交換を行うことによる車両の盗難を抑止することができ、車両のセキュリティレベルをより一層向上させることができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図4に基づいて説明する。ここでは第1実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
詳しくは、図4に示すように、セキュリティ制御装置1は、照合制御ユニット4と、その照合制御ユニット4にバス6を介してネットワーク接続されたステアリングロック制御ユニット3、エンジン制御ユニット5、及びライト制御ユニット21を備えている。
(6)照合制御ユニット4に前記許可制御ユニット2の機能が設けられることにより、該許可制御ユニット2を個別に車両に搭載する必要がなくなり、セキュリティ制御装置1の構造を簡素化することができる。
・ 前記第1実施形態において、許可制御ユニット2は、機能制限処理時において他の全ての制御ユニット3〜5の機能制限を行うことに限らず、これらのうちの一部のみの動作を不能としてもよい。例えば、許可制御ユニット2は、照合制御ユニット4の動作のみを不能としたり、該照合制御ユニット4及びエンジン制御ユニット5の動作のみを不能としたりするようになっていてもよい。なお、こうした機能制限対象として、エンジン駆動系の制御ユニット、すなわちエンジン制御ユニット5が含まれていることが望ましい。
・ 前記第1実施形態において、許可制御ユニット2に対する各制御ユニット3〜5の接続順序とは、電源投入順序に限らず、許可制御ユニット2に対する各制御ユニット3〜5の配線上の結線順序であってもよい。なお、前記第2実施形態における照合制御ユニット4に対する各制御ユニット3,5,21の接続順序も同様である。
(1) 車両用セキュリティ制御装置において、前記車両固有情報とは、車両の利用履歴を示す情報であること。なお、車両の利用履歴とは、例えば走行距離、前回使用時からの時間を示す車両の不使用期間など、車両の利用態様に応じて変化する情報を示す。このようにすれば、車両の利用態様に応じて車両固有情報が確実に変化するため、該車両固有情報が不正に複製されることをより困難にすることができる。
Claims (5)
- 車両の各種機能を制御する複数の制御ユニットと、それら制御ユニットに電気的に接続され、各制御ユニットの動作許可制御を行う許可制御ユニットとを備え、
前記許可制御ユニットは、当該許可制御ユニットに対する前記各制御ユニットの接続順序を監視し、その接続順序が予め設定された設定順序と異なると判断した際に、自身の特定の機能及び前記各制御ユニットの機能のうちの少なくとも一方を制限する機能制限処理を行うことを特徴とする車両用セキュリティ制御装置。 - 前記許可制御ユニットは、前記各制御ユニットに対する電源投入順序を前記接続順序として監視することを特徴とする請求項1に記載の車両用セキュリティ制御装置。
- 前記許可制御ユニット及び前記各制御ユニット全てに共通する車両固有情報が設定され、該許可制御ユニットは、自身に設定された車両固有情報が前記各制御ユニットに設定された車両固有情報と異なる場合には、前記機能制限処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用セキュリティ制御装置。
- 前記許可制御ユニットは、予め設定された登録条件を満たした際に、ユーザによって所持される携帯機に設定された識別コードを登録するコード登録機能と、前記登録された識別コードとの照合を行い、該照合が成立したことを条件として前記各制御ユニットの動作を許可する電子照合機能とを有するとともに、前記機能制限処理時にあっては前記コード登録機能及び前記電子照合機能のうちの少なくとも一方を無効化することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用セキュリティ制御装置。
- 前記許可制御ユニットには一時的に電力を供給する補助電源が接続され、該許可制御ユニットは、該補助電源から電力が供給されている間において前記各制御ユニットとの接続状態が一旦遮断された後に復帰した場合には、それら制御ユニットの接続順序が前記設定順序と異なっていても前記機能制限処理を行わないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用セキュリティ制御装置。
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