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JP4798368B2 - 複合アンテナ装置 - Google Patents

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JP4798368B2
JP4798368B2 JP2006238792A JP2006238792A JP4798368B2 JP 4798368 B2 JP4798368 B2 JP 4798368B2 JP 2006238792 A JP2006238792 A JP 2006238792A JP 2006238792 A JP2006238792 A JP 2006238792A JP 4798368 B2 JP4798368 B2 JP 4798368B2
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Description

本発明は、複合アンテナ装置に関し、特に、平面アンテナとバーアンテナとを組み合わせた複合アンテナ装置に関する。
この技術分野において周知のように、現在、自動車等の車両には種々のアンテナが搭載される。例えば、そのようなアンテナとしては、GPS(全地球測位システム)用アンテナや、SDARS(衛星デジタルラジオサービス)用アンテナ、無線電話用アンテナ、AM/FMラジオ用アンテナ等がある。
GPS(Global Positioning System)は、人工衛星を用いた衛星測位システムである。GPSは、地球を周回している24個の人工衛星(以下、「GPS衛星」と呼ぶ)のうちの4個のGPS衛星からの電波(GPS信号)を受信し、この受信した電波から移動体とGPS衛星との位置関係および時間誤差を測定して三角測量の原理に基づいて、移動体の地図上における位置や高度を高精度で算出することを可能としたものである。
GPSは、近年では、走行する自動車の位置を検出するカーナビゲーションシステム等に利用され、広く普及している。カーナビゲーション装置は、このGPS信号を受信するためのGPS用アンテナと、このGPS用アンテナが受信したGPS信号を処理して車両の現在位置を検出する処理装置と、この処理装置で検出された位置を地図上に表示するための表示装置等から構成される。GPS用アンテナとしては、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される。
一方、無線電話帯、FMラジオ帯、AMラジオ帯を受信可能な3波共用アンテナとして、ロッドアンテナ(バーアンテナ)が知られている。とにかく、無線電話用アンテナやAM/FMラジオ用アンテナとしてはバーアンテナが使用される。バーアンテナは金属体から成る。そして、無線電話帯、FMラジオ帯、AMラジオ帯、およびGPS帯の4波を受信できる多周波アンテナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された多周波アンテナでは、整合基板等をベースに対して立設し、アンテナエレメントを鉛直線から傾けて設けることにより、GPS衛星が低仰角とされていてもGPSアンテナに悪影響を与えないようにしている。
また、GPS衛星等からの円偏波電波を受信可能なパッチアンテナと、移動電話等に使用される直線偏波電波を送受信可能なロッド状アンテナとを平設してユニット化した複合アンテナも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に開示された複合アンテナでは、パッチアンテナの給電パッチの短軸と長軸の交点およびロッド状アンテナの軸線を含む平面に対して、短軸が略直交するようにロッド状アンテナに対する給電パッチの向きを設定することにより、ロッド状アンテナから放射される電波が隣接するパッチアンテナに及ぼす悪影響を低減している。
さらに、衛星から放射される電波信号と地上アンテナから放射される地上波信号とをともに受信でき、車体に装着するのに適したアンテナ装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に開示されたアンテナ装置では、ケース内に設けた基板の表面に平面アンテナを上方に向けて設け、ヘリカルアンテナからなるアンテナエレメントの基端部を平面アンテナから側方にずらすとともに、アンテナエレメントの先端部をずらした方向に垂直方向より約30度傾斜させて設けている。
また、AM放送波およびFM放送波を受信可能なAM/FM受信用アンテナと、GPS放送波を受信可能なGPS受信用アンテナとを一体化した三波共用アンテナ装置も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
一方、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)とは、米国における衛星(以下、「SDARS衛星」と呼ぶ)を使用したデジタル放送によるサービスである。すなわち、米国においては、SDARS衛星からの衛星波または地上波を受信して、デジタルラジオ放送を聴取可能にしたデジタルラジオ受信機が開発され、実用化されている。現在、米国では、XMとシリウスという2つの放送局が計250チャネル以上のラジオ番組を全国に提供している。このデジタルラジオ受信機は、一般には、自動車等の移動体に搭載され、周波数が約2.3GHz帯の電波を受信してラジオ放送を聴取することが可能である。すなわち、デジタルラジオ受信機は、モバイル放送を聴取することが可能なラジオ受信機である。受信電波の周波数が約2.3GHz帯なので、そのときの受信波長(共振波長)λは約128.3mmである。尚、地上波は、衛星波を一旦、地球局で受信した後、周波数を若干シフトし、直線偏波で再送信したものである。すなわち、衛星波は円偏波であるのに対して、地上波は直線偏波である。SDARS用アンテナとして、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される。
XM衛星ラジオ用アンテナ装置は、静止衛星2ケより円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により電波を受信する。一方、シリウス衛星ラジオ用アンテナ装置は、周回衛星3ケ(シンクロ型)より円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により電波を受信する。
このようにデジタルラジオ放送では、約2.3GHz帯の周波数の電波が使用されるので、その電波を受信するアンテナ装置は、室外に設置されなければならない。従って、デジタルラジオ受信機を自動車等の移動体に搭載するには、そのアンテナ装置を移動体の屋根に取り付けなければならない。
特開平10−93327号公報 特開2003−309411号公報 特開平10−107542号公報 特開平8−335824号公報
上述したように、複数種のアンテナを搭載した複合アンテナ装置が種々知られている。そして、複合アンテナ装置として、前述した携帯無線電話帯、FMラジオ帯、AMラジオ帯を受信可能な3波共用アンテナ(バーアンテナ)の他に、SDARS用アンテナやGPS用アンテナ等の平面アンテナとをアンテナベースの主面上に搭載するものが考えられる。すなわち、平面アンテナとバーアンテナとを組み合わせた複合アンテナ装置が考えられる。しかしながら、このような複合アンテナ装置では、金属体としてバーアンテナの物理的な影響により、平面アンテナの指向性(水平面指向性)でリップルが大きくなる。すなわち、平面アンテナの低仰角特性でリップル性能の劣化が発生してしまう。換言すれば、平面アンテナからみると、金属体から成るバーアンテナは金属障害物として作用する。
したがって、本発明の課題は、平面アンテナに対するバーアンテナの物理的な影響を打ち消すことができる複合アンテナ装置を提供することにある。
本発明によれば、主面(20a)と互いに対向する第1及び第2の端(20b、20c)とを持つアンテナベース(20;20A)と、該アンテナベースの前記第1の端側で立設する金属体(31)を含むバーアンテナ(30)と、前記アンテナベースの前記第1及び第2の端の間で、前記アンテナベースの主面上に搭載された少なくとも1つの平面アンテナ(40,50;50A)と、前記アンテナベースの第2の端側に設けられた金属部材(70;70A;70B)であって、前記平面アンテナ(40,50;50A)に対する前記バーアンテナ(30)の物理的な影響を実質的に打ち消すように、前記平面アンテナ(40,50;50A)を間に挟んで前記バーアンテナ(30)とは反対側の特定の位置に設けられかつ大きさを持つ前記金属部材と、を有することを特徴とする複合アンテナ装置(10;10A;10B)が得られる。
上記本発明の複合アンテナ装置(10)において、前記金属部材は、前記アンテナベースの主面(20a)上から前記特定の位置で立設する金属棒体(70)から構成されて良い。上記複合アンテナ装置(10A)は、アンテナベース(20)と協働して、バーアンテナ(30)および平面アンテナ(40,50)を覆う樹脂製のトップケース(60)を備えて良い。この場合、前記金属部材は、前記トップケースの内壁(64a)に前記特定の位置で貼り付けられた金属テープ(70A)から構成されて良い。また、上記複合アンテナ装置(10B)は、前記アンテナベース(20A)と協働して、前記バーアンテナおよび前記平面アンテナ(50A)を覆う樹脂製のトップケース(60A)を備えて良く、前記アンテナベース(20A)は金属製であって良い。この場合、前記金属部材(70B)は、前記アンテナベース(20A)を前記トップケース(60A)に取り付けるために、前記特定の位置で立設している前記アンテナベースのネジボス(72)から構成されて良い。また、前記金属部材(70B)は、前記ネジボス(72)を貫通する金属製のネジ(74)を更に有して良い。
上記本発明の複合アンテナ装置(10;10A;10B)において、前記バーアンテナ(30)は、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものであって良い。その代わりに、前記バーアンテナ(30)は、自動車電話用の電波を送受信するためのものであって良い。前記平面アンテナ(50;50A)は、SDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナであって良い。また、前記平面アンテナは2個あって、一方の平面アンテナは第1種の衛星からの電波を受信する第1の平面アンテナ(40)から成り、他方の平面アンテナは第2種の衛星からの電波を受信する第2の平面アンテナ(50)から成って良い。前記第1の平面アンテナ(40)は、前記第1種の衛星としてGPS衛星からの電波を受信するGPS用アンテナであり、前記第2の平面アンテナ(50)は、前記第2種の衛星としてSDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナであって良い。この場合、前記GPS用アンテナ(40)は前記バーアンテナ(30)に近接した位置に設けられ、前記SDARS用アンテナ(50)は前記金属部材(70;70A)に近接した位置に設けられることが好ましい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、平面アンテナを間に挟んで、バーアンテナとは反対側に金属部材を配置したので、平面アンテナに対するバーアンテナの物理的な影響を打ち消すことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る複合アンテナ装置10について説明する。図1において、(A)は複合アンテナ装置10のトップケース60を下面側から斜めに見た斜視図であり、(B)はトップケース60を取り外した複合アンテナ装置10を上面側から斜めに見た斜視図である。
図示の複合アンテナ装置10は、アンテナベース20と、バーアンテナ30と、第1の平面アンテナ40と、第2の平面アンテナ50と、樹脂製のトップケース60とを有する。
図示のアンテナベース20は、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム等のダイカスト材で構成されている。アンテナベース20は、主面20aと、互いに対向する第1の端20bおよび第2の端20cとを持つ。アンテナベース20は、実質的に平板状の基部21と、基板21の上面(主面20a)上に形成された第1および第2のシールド壁22、23とを有する。基部21と、第1および第2のシールド壁22、23とは、一体成形されている。なお、第1のシールド壁22は、後述する第1の平面アンテナ40を構成する第1の低雑音増幅器(LNA)回路をシールドするためのものであり、第2のシールド壁23は、後述する第2の平面アンテナ50を構成する第2の低雑音増幅器(LNA)回路をシールドするためのものである。尚、図1(B)には図示されていないが、第1のシールド壁22と第2のシールド壁23との間にもシールド壁が形成されている。
バーアンテナ30は、アンテナベース20の第1の端20b側で立設しており、金属体31を含む。バーアンテナ30は、その先端部が第1及び第2の平面アンテナ40、50から離れる方向に傾斜させて設けられている。図示の例では、バーアンテナ30は、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものである。尚、バーアンテナ30は、自動車電話用の電波を受信するためのものであっても良く、或いは、AM/FMラジオ帯の電波と自動車電話用の電波との両方を受信するためのものであっても良い。
第1及び第2の平面アンテナ40、50は、アンテナベース20の第1及び第2の端20b、20cの間で、アンテナベース20の主面20a上に搭載されている。第1の平面アンテナ40は第1種の衛星からの電波を受信するためのものであり、第2の平面アンテナ50は第2種の衛星からの電波を受信するためのものである。図示の例では、第1の平面アンテナ40は、第1種の衛星としてGPS衛星からの電波を受信するGPS用アンテナであり、第2の平面アンテナ50は、第2種の衛星としてSDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナである。
詳述すると、第1の平面アンテナ40は、互いに対向する主面42aと裏面(図示せず)とをもつ第1の回路基板42と、この第1の回路基板42の主面42a上に搭載された第1の平面アンテナ素子44と、第1の回路基板42の裏面上に搭載された第1のLNA回路(図示せず)とを有する。第1の平面アンテナ素子44は、第1種の衛星(GPS衛星)からの電波を受信するためのものである。図示の例では、第1の平面アンテナ素子44はパッチアンテナで構成されている。第1のLNA回路は、第1の平面アンテナ素子34で受信した信号を増幅するための回路である。第1の回路基板42は、図1(B)に示されるように、第1のシールド壁22上に搭載されている。第1のLNA回路は、第1のシールド壁22でシールドされる。
同様に、第2の平面アンテナ50は、互いに対向する主面52aと裏面(図示せず)とをもつ第2の回路基板52と、この第2の回路基板52の主面52a上に搭載された第2の平面アンテナ素子54と、第2の回路基板52の裏面上に搭載された第2のLNA回路(図示せず)とを有する。第2の平面アンテナ素子54は、第2種の衛星(SDARS衛星)からの電波を受信するためのものである。図示の例では、第2の平面アンテナ素子54はパッチアンテナで構成されている。第2のLNA回路は、第2の平面アンテナ素子54で受信した信号を増幅するためのものである。第2の回路基板52は、図1(B)に示されるように、第2のシールド壁23上に搭載されている。第2のLNA回路は、第2のシールド壁23でシールドされる。
トップケース60は、アンテナベース20と協働して、バーアンテナ30および第1及び第2の平面アンテナ40、50を覆うためのものである。トップケース60は、バーアンテナ30を被う筒状のバーアンテナカバー62と、第1及び第2の平面アンテナ40、50を被うカップ状の上側ケース64とから構成されている。上側ケース64は、その内壁64aから4箇所で下方へ突出する4本のネジボス641を有する。
一方、アンテナベース20の基部21は、これら4本のネジボス641と対応する位置に、4つの貫通穴211(但し、図1(B)では2つのみが図示してある)が穿設されている。これら4つの貫通穴211および4本のネジボス641を介して、図示しない4本のネジを螺合することによって、トップケース60はアンテナベース20に取り付けられる。
尚、図1(B)には図示されていないが、上記アンテナベース20の第1および第2のシールド壁22、23が互いに接触する、アンテナベース20の基部21の中央部には穴が空けられている。この穴の形成された箇所で、アンテナベース20の基部21には、その基部21から下方へ突出する筒状のボルトポスト部25が形成されている。上記穴とボルトポスト部25は、バーアンテナ30の基部と第1および第2の回路基板42、52とから導出される3本の出力ケーブル(図示せず)を束ねる役割を果たしている。
なお、図1には図示していないが、アンテナベース20はベースパッド上に搭載される。
本発明の第1の実施形態において、複合アンテナ装置10は、アンテナベース20の第2の端20c側に設けられた金属部材70を有する。GPS用アンテナ40は、バーアンテナ30に近接した位置に設けられ、SDARS用アンテナ50は、この金属部材70に近接した位置に設けられている。
この技術分野において周知のように、GPS用アンテナ40は、5秒に1回程度、GPS衛星からの電波を受信できれば良い。これに対して、SDARS用アンテナ50は、SDARS衛星から電波を常に受信する必要がある。その為、GPS用アンテナ40に比べて、SDARS用アンテナ50には、より良好な指向性が求められる。
上記金属部材70は、第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50に対するバーアンテナ30の物理的な影響を実質的に打ち消すような、特定の位置に設けられ、かつ大きさを持つ。図示の例では、金属部材70は、アンテナベース20の主面20上から上記特定の位置で立設する金属棒体から成る。このように、第1及び第2の平面アンテナ40、50を間に挟んで、バーアンテナ30とは反対側に金属棒体70を立てることによって、第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50の指向性を改善することができる。
図2及び図3に、図1に示した金属棒体70の有る本発明に係る複合アンテナ装置10(改善品)における第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50と、金属棒体70の無い従来の複合アンテナ装置(従来品)における第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50の指向特性を示す。
図2は、SDARS衛星の仰角(Elevation Angle)が20°から60°の範囲において、SDARS衛星からの衛星波を受信した場合における第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50の指向性を示す図である。図2において、(A)は仰角が20°のときの指向性を示し、(B)は仰角が25°のときの指向性を示し、(C)は仰角が30°のときの指向性を示し、(D)は仰角が40のときの指向性を示し、(E)は仰角が50°のときの指向性を示し、(F)は仰角が60°のときの指向性を示す。
一方、図3は、仰角が0°のときの地上波を受信した場合における第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50の指向性を示す図である。
この技術分野において周知のように、指向性は、真円に近いほど(すなわち、真円度が高いほど)リップルが小さく、良好である。図2および図3から、従来品に比べて改善品の方が、指向性が真円に近く(すなわち、真円度が高く)、指向性が改善されていることが分かる。
図4を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る複合アンテナ装置10Aについて説明する。図4において、(A)は複合アンテナ装置10Aのトップケース60を下面側から斜めに見た斜視図であり、(B)はトップケース60を取り外した複合アンテナ装置10Aを上面側から斜めに見た斜視図である。
図示の複合アンテナ装置10Aは、金属部材の構成が後述するように相違している点を除いて、図1に示した複合アンテナ装置10と同様の構成を有する。したがって、金属部材に70Aの参照符号を付してある。図1に示したものと同様の機能を有するものには、同一の参照符号を付してある。説明を簡略化するために(説明の重複を避けるために)、同様の構成要素についての説明は省略する。
図示の金属部材70Aは、トップケース60の上側ケース64の内壁64aに特定の位置で貼り付けられた金属テープから成る。
本発明者らは、このような構成の複合アンテナ装置10Aでも、図1に示した複合アンテナ装置10と同様に、従来の複合アンテナ装置と比較して、指向性が改善されることを確認している。
図1及び図4に示した実施の形態では、第1の平面アンテナ(GPS用アンテナ)40と第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50との2つの平面アンテナを備えているが、本発明に係る複合アンテナ装置は、第1の平面アンテナ(GPS用アンテナ)40を省略して、第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50のみの1つの平面アンテナを備えた複合アンテナ装置にも適用可能である。
次に、図5乃至図8を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る複合アンテナ装置10Bについて説明する。図5は複合アンテナ装置10Bを上面側から見た斜視図である。図6は複合アンテナ装置10Bを下面側から見た斜視図である。図7はバーアンテナカバー62を省略して、複合アンテナ装置10Bを上面から見た分解斜視図である。図8は複合アンテナ装置10Bを下面側から見た分解斜視図である。
図示の複合アンテナ装置10Bが前述した複合アンテナ装置10、10Aと大きく異なる点は、1つの平面アンテナ装置50Aのみを備えていることである。したがって、図1に示した複合アンテナ装置10と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、以下では説明の簡略化のために、複合アンテナ装置10と異なる点についてのみ説明する。
複合アンテナ装置10Bは、アンテナベース20Aと、バーアンテナ(図示せず)と、平面アンテナ50Aと、樹脂製のトップケース60Aと、ベースパッド80とを有する。
図示のアンテナベース20Aは、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム等のダイカスト材で構成されている。アンテナベース20Aは、主面20aと、互いに対向する第1の端20bおよび第2の端20cとを持つ。アンテナベース20Aは、実質的に平板状の基部21Aを有する。アンテナベース20Aは、第1の端20bで主面20aから上方へ突出する3つのネジボス26を有する。これら3つのネジボス26には、回路基板15が搭載される。回路基板15は、3つのネジボス26に対応した位置に3つの貫通穴15aを持つ。これら3つの貫通穴15aを介して3本のネジ17を3つのネジボス26に螺合することによって、回路基板15が3つのネジボス26上に固定される。
この回路基板15には、図示しないバーアンテナの基部が取り付けられる。とにかく、バーアンテナは、アンテナベース20Aの第1の端20b側に設けられている。バーアンテナは金属体(図示せず)を含む。バーアンテナは、その先端部が平面アンテナ50Aから離れる方向に傾斜させて設けられる。図示の例では、バーアンテナは、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものである。尚、バーアンテナは、自動車電話用の電波を受信するためのものであっても良く、或いは、AM/FMラジオ帯の電波と自動車電話用の電波との両方を受信するためのものであっても良い。
平面アンテナ50Aは、アンテナベース20Aの第1及び第2の端20b、20cの間で、アンテナベース20Aの主面20a上に搭載されている。平面アンテナ50Aは、SDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナである。
平面アンテナ50Aは、互いに対向する主面52aと裏面52bとをもつ回路基板52Aと、この回路基板52Aの主面52a上に搭載された平面アンテナ素子54と、回路基板52Aの裏面52b上に搭載されたLNA回路(図示せず)と、このLNA回路をシールドするシールドケース58と有する。平面アンテナ素子54は、SDARS衛星からの電波を受信するためのものである。図示の例では、平面アンテナ素子54はパッチアンテナで構成されている。LNA回路は、平面アンテナ素子54で受信した信号を増幅するためのものである。
トップケース60Aは、アンテナベース20Aと協働して、バーアンテナおよび平面アンテナ50Aを覆うためのものである。トップケース60Aは、バーアンテナを被う筒状のバーアンテナカバー62と、平面アンテナ50Aおよび回路基板15を被うカップ状の上側ケース64Aとから構成されている。上側ケース64Aは、その内壁64aから4箇所で下方へ突出する4本のネジボス641を有する。
一方、アンテナベース20Aの基部21Aには、これら4本のネジボス641と対応する位置に、4つの貫通穴211が穿設されている。
また、ベースパッド80は弾性樹脂材で構成されている。ベースパッド80は、アンテナベース20Aを搭載する設置部81と、この設置部81の外周縁で上方へ突出する環状壁部82と、設置部81の外周縁で下方へ突出するスカート部83と、設置部81の中央部に開けられた円形開口81aの周囲で設置部81から下方へ突出する環状パッド部84とを有する。ベースパッド80の設置部81には、上記アンテナベース20Aの4つの貫通穴211と対応する位置に、4つの貫通穴811が穿設されている。
したがって、ベースパッド80の設置部81の4つの貫通穴811、アンテナベース20Aの基部21Aの4つの貫通穴211、およびトップケース60Aの上側ケース64Aの4本のネジボス641を介して、4本のネジ91を螺合することによって、トップケース60Aはアンテナベース20Aに取り付けられる。
このとき、ベースパッド80の環状壁部82がアンテナベース20Aの基部21Aの外周縁部212に嵌め込まれた状態で、ベースパッド80はアンテナベース20Aに取り付けられる。また、ベースパッド80のスカート部83と環状パッド部84とは、当該複合アンテナ装置10Bを車体(図示せず)へ搭載した際に、車体に密着して、車体とベースパッド80との間を密閉する。すなわち、ベースパッド80のスカート部83は防水と外観を損なわない機能を有し、環状パッド部84は防水機能を有する。
また、アンテナベース20Aの基部21Aの中央部には穴21aが空けられている。この穴21aの形成された箇所で、アンテナベース20Aの基部21Aには、その基部21Aから下方へ突出する筒状のボルトポスト部25が形成されている。上記穴21aとボルトポスト部25は、回路基板15、52からそれぞれ導出される出力ケーブル(図示せず)を束ねる役割を果たしている。
本発明の第3の実施形態においては、複合アンテナ装置10Bは、アンテナベース20Aの第2の端20c側に設けられた金属部材70Bを有する。
詳述すると、トップケース60Aの上側ケース64Aは、その内壁64aから特定の位置で下方へ突出する1本のネジボス642を有する。一方、アンテナベース20Aの基部21Aは、上記1本のネジボス642と対応する位置で(特定の位置で)、アンテナベース20Aをトップケース60Aに取り付けるために、ネジボス72を有する。ベースパッド80の設置部81には、上記アンテナベース20Aのネジボス72と対応する位置に、1つの貫通穴812が穿設されている。
したがって、ベースパッド80の設置部81の1つの貫通穴812、アンテナベース20Aの基部21Aのネジボス72、およびトップケース60Aの上側ケース64Aの1本のネジボス642を介して、1本の金属製のネジ74を螺合することによっても、トップケース60Aはアンテナベース20Aに取り付けられる。
すなわち、図示の金属部材70Bは、アンテナベース20Aのネジボス72と、このネジボス72を貫通する金属製のネジ74とから構成される。
このように、バーアンテナとは反対方向に金属部材70Bを立てることによって、平面アンテナ(SDARS用アンテナ)50Aの指向性を改善することができる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記本発明の第3の実施の形態では、金属部材70Bは、ネジボス72と金属製のネジ74との組み合わせから構成されているが、ネジ74が樹脂製の場合には、金属部材70Bはネジボス72のみから構成される。
本発明の第1の実施の形態に係る複合アンテナ装置を示す図で、(A)は複合アンテナ装置のトップケースを下面側から斜めに見た斜視図であり、(B)はトップケースを取り外した複合アンテナ装置を上面側から斜めに見た斜視図である。 図1に示した金属棒体の有る本発明に係る複合アンテナ装置(改善品)におけるSDARS用アンテナと、金属棒体の無い従来の複合アンテナ装置(従来品)におけるSDARS用アンテナの指向特性を示す図であって、SDARS衛星の仰角が20°から60°の範囲において、SDARS衛星からの衛星波を受信した場合におけるSDARS用アンテナの指向性を示す図であり、(A)は仰角が20°のときの指向性を示し、(B)は仰角が25°のときの指向性を示し、(C)は仰角が30°のときの指向性を示し、(D)は仰角が40のときの指向性を示し、(E)は仰角が50°のときの指向性を示し、(F)は仰角が60°のときの指向性を示す。 図1に示した金属棒体の有る本発明に係る複合アンテナ装置(改善品)におけるSDARS用アンテナと、金属棒体の無い従来の複合アンテナ装置(従来品)におけるSDARS用アンテナの指向特性を示す図であって、仰角が0°のときの地上波を受信した場合におけるSDARS用アンテナの指向性を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る複合アンテナ装置を示す図で、(A)は複合アンテナ装置のトップケースを下面側から斜めに見た斜視図であり、(B)はトップケースを取り外した複合アンテナ装置を上面側から斜めに見た斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る複合アンテナ装置を上面側から見た斜視図である。 図5に図示した複合アンテナ装置を下面側から見た斜視図である。 図5に図示した複合アンテナ装置を、バーアンテナカバーを省略した状態で、上面から見た分解斜視図である。 図5に図示した複合アンテナ装置を下面側から見た分解斜視図である。
符号の説明
10、10A、10B 複合アンテナ装置
15 回路基板
20,20A アンテナベース
20a 主面
20b 第1の端
20c 第2の端
30 バーアンテナ
31 金属体
40 第1の平面アンテナ(GPS用アンテナ)
50 第2の平面アンテナ(SDARS用アンテナ)
60 トップケース
64 上側ケース
64a 内壁
70 金属棒体(金属部材)
70A 金属テープ(金属部材)
70B 金属部材
72 ネジボス
74 金属製のネジ
80 ベースパッド

Claims (11)

  1. 主面と互いに対向する第1及び第2の端とを持つアンテナベースと、
    該アンテナベースの前記第1の端側で立設する金属体を含むバーアンテナと、
    前記アンテナベースの前記第1及び第2の端の間で、前記アンテナベースの主面上に搭載された少なくとも1つの平面アンテナと、
    前記アンテナベースの第2の端側に設けられた金属部材であって、前記平面アンテナに対する前記バーアンテナの物理的な影響を実質的に打ち消すように、前記平面アンテナを間に挟んで前記バーアンテナとは反対側の特定の位置に設けられかつ大きさを持つ前記金属部材と、
    を有することを特徴とする複合アンテナ装置。
  2. 前記金属部材が、前記アンテナベースの主面上から前記特定の位置で立設する金属棒体から成る、請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  3. 前記アンテナベースと協働して、前記バーアンテナおよび前記平面アンテナを覆う樹脂製のトップケースを備え、
    前記金属部材が、前記トップケースの内壁に前記特定の位置で貼り付けられた金属テープから成る、請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  4. 前記アンテナベースと協働して、前記バーアンテナおよび前記平面アンテナを覆う樹脂製のトップケースを備え、前記アンテナベースは金属製であり、
    前記金属部材が、前記アンテナベースを前記トップケースに取り付けるために、前記特定の位置で立設している前記アンテナベースのネジボスから成る、請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  5. 前記金属部材が、前記ネジボスを貫通する金属製のネジを更に有する、請求項4に記載の複合アンテナ装置。
  6. 前記バーアンテナは、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものである、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  7. 前記バーアンテナは、自動車電話用の電波を送受信するためのものである、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  8. 前記平面アンテナは、SDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナである、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  9. 前記平面アンテナは2個あって、一方の平面アンテナは第1種の衛星からの電波を受信する第1の平面アンテナから成り、他方の平面アンテナは第2種の衛星からの電波を受信する第2の平面アンテナから成る、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  10. 前記第1の平面アンテナは、前記第1種の衛星としてGPS衛星からの電波を受信するGPS用アンテナであり、
    前記第2の平面アンテナは、前記第2種の衛星としてSDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナである、
    請求項9に記載の複合アンテナ装置。
  11. 前記GPS用アンテナは前記バーアンテナに近接した位置に設けられ、前記SDARS用アンテナは前記金属部材に近接した位置に設けられている、請求項10に記載の複合アンテナ装置。
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