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JP2009033707A - アンテナ素子およびアンテナ装置 - Google Patents

アンテナ素子およびアンテナ装置 Download PDF

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JP2009033707A JP2008077141A JP2008077141A JP2009033707A JP 2009033707 A JP2009033707 A JP 2009033707A JP 2008077141 A JP2008077141 A JP 2008077141A JP 2008077141 A JP2008077141 A JP 2008077141A JP 2009033707 A JP2009033707 A JP 2009033707A
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Junichi Noro
順一 野呂
Takeshi Iizuka
健 飯塚
Toshiaki Aizawa
俊明 相澤
Kyuichi Sato
久一 佐藤
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Abstract

【課題】 2種類の電波を受信できる小型のアンテナ素子を提供すること。
【解決手段】 アンテナ素子10は、天面12u、底面12d、側面12sを持つ誘電体基板12と、誘電体基板の天面の外周部に形成された第1のアンテナ放射電極14−1と、誘電体基板の天面の中央部に形成された第2のアンテナ放射電極14−2と、誘電体基板の底面に形成された接地電極と、誘電体基板の側面に形成され、電磁結合により第1のアンテナ放射電極へ給電を行う給電パターン19と、一端が給電点15で第2のアンテナ放射電極と接続され、他端が誘電体基板の底面側へ導出される給電ピンと、を有する。第1のアンテナ放射電極と接地電極と給電パターンとの組合せが、第1の電波を受信する第1のアンテナ部10−1として動作し、第2のアンテナ放射電極と接地電極と給電ピンとの組合せが、第2の電波を受信する第2のアンテナ部10−2として動作する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナ素子およびアンテナ装置に関し、特に、2種類の電波を受信する複合アンテナ素子および複合アンテナ装置に関する。
この技術分野において周知のように、現在、車両には種々のアンテナが搭載される。例えば、そのようなアンテナとしては、GPS(全地球測位システム)用アンテナや、SDARS(衛星デジタルラジオサービス)用アンテナ、ETC(自動料金収受システム)用アンテナ等がある。
GPS(Global Positioning System)は、人工衛星を用いた衛星測位システムである。GPSは、地球を周回している24個の人工衛星のうちの4個以上の人工衛星からの電波(GPS信号)を受信し、この受信した電波から移動体と人工衛星との位置関係および時間誤差を測定して三角測量の原理に基づいて、移動体の地図上における位置や高度を高精度で算出することを可能としたものである。
GPSは、近年では、走行する自動車の位置を検出するカーナビゲーションシステム等に利用され、広く普及している。カーナビゲーション装置は、このGPS信号を受信するためのGPS用アンテナと、このGPS用アンテナが受信したGPS信号を処理して車両の現在位置を検出する処理装置と、この処理装置で検出された位置を地図上に表示するための表示装置等から構成される。GPS用アンテナとしては、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される。
一方、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)とは、米国における衛星(以下、「SDARS衛星」と呼ぶ)を使用したデジタル放送によるサービスである。すなわち、米国においては、SDARS衛星からの衛星波または地上波を受信して、デジタルラジオ放送を聴取可能にしたデジタルラジオ受信機が開発され、実用化されている。現在、米国では、XMとシリウスという2つの放送局が計250チャネル以上のラジオ番組を全国に提供している。このデジタルラジオ受信機は、一般には、自動車等の移動体に搭載され、周波数が約2.3GHz帯の電波(SDARS信号)を受信してラジオ放送を聴取することが可能である。すなわち、デジタルラジオ受信機は、モバイル放送を聴取することが可能なラジオ受信機である。受信電波の周波数が約2.3GHz帯なので、そのときの受信波長(共振波長)λは約128.3mmである。尚、地上波は、衛星波を一旦、地球局で受信した後、周波数を若干シフトし、直線偏波で再送信したものである。すなわち、衛星波は円偏波であるのに対して、地上波は直線偏波である。SDARS用アンテナとして、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される。
XM衛星ラジオ用アンテナ装置は、静止衛星2ケより円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により電波を受信する。一方、シリウス衛星ラジオ用アンテナ装置は、周回衛星3ケ(シンクロ型)より円偏波電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により電波を受信する。
このようにデジタルラジオ放送では、約2.3GHz帯の周波数の電波が使用されるので、その電波を受信するアンテナ装置は、室外に設置されなければならない。従って、デジタルラジオ受信機を自動車等の移動体に搭載するには、そのアンテナ装置を移動体の屋根に取り付けなければならない。
したがって、複合アンテナ装置として、GPS用アンテナとして使用される第1の平面アンテナ素子と、SDARS用アンテナとして使用される第2の平面アンテナ素子とを併設して構成されるものが考えられる。
ETC(Electronic toll Collection)は、高速道路等の有料道路の通行料を支払うための料金所における渋滞を緩和するための方策として開発されたシステムである。すなわち、ETCとは、高速道路料金所において、無線通信を利用して自動的に通行料金の支払いを行うシステムである。ETCでは、料金所に設置されているゲートに設けられた路側アンテナと、ETC用アンテナを有する車載通信機器を搭載した通行車両との間で双方向通信を行い、通行車両の車両情報等を取得し、通行車両を停止させることなく高速道路通行料金の支払い業務を行うことを可能としたものである。
従来、GPS用アンテナとETC用アンテナとを併設した複合アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたアンテナ装置は、GPS信号を受信するGPS用アンテナ素子と、ETC信号を受信するETC用アンテナ素子と、GPS信号およびETC信号を処理する処理回路を有する回路基板と、処理されたGPS信号と処理されたETC信号とを出力する出力ケーブルとを備えている。特許文献1では、GPS用アンテナ素子として併設するアンテナ素子は、ETC用アンテナ素子に限らず、デジタルラジオ放送用のアンテナ等、その他の無線通信信号を受信するアンテナ素子であっても良いことが記載されている。
また、互いに異なる電波を受信する複数のアンテナを含むアンテナ装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に開示されたアンテナ装置は、複数のアンテナを立設して一体に支持したケースと、複数のアンテナで受信した信号を合成して受信機本体へ送る一本のケーブルとを有している。
特開2002−111377号公報 特開2002−50925号公報
上述した特許文献1、2に開示されているように、2種類の電波を受信する複合アンテナ装置は、2つのアンテナ素子を併設して構成される。その為、アンテナ装置が大型になってしまうという問題がある。
したがって、本発明の課題は、2種類の電波を受信することができる、小型のアンテナ素子およびそれを備えたアンテナ装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、2種類の電波としてGPS信号とSDARS信号とを受信することができる、小型のアンテナ素子およびそれを備えたアンテナ装置を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、互いに異なる第1および第2の電波を受信するアンテナ素子(10)であって、互いに対向する天面(12u)および底面(12d)と、側面(12s)と持つ誘電体基板(12)であって、給電点(15)で天面から底面へ貫通する基板貫通孔(12t)が穿設された、誘電体基板(12)と、導電膜からなり、誘電体基板の天面の外周部に形成されたリング形状の第1のアンテナ放射電極(14−1)と、導電膜からなり、第1のアンテナ放射電極で囲まれ、かつ、第1のアンテナ放射電極から離間して、誘電体基板の天面の中央部に形成された第2のアンテナ放射電極(14−2)と、導電膜からなり、誘電体基板の底面に形成された接地電極(16)であって、基板貫通孔と実質的に同心であって、かつ基板貫通孔よりも大きい径の接地貫通孔(16a)を持つ、接地電極(16)と、誘電体基板の側面に形成され、電磁結合により第1のアンテナ放射電極へ給電を行う給電パターン(19)と、一端が給電点で第2のアンテナ放射電極と接続され、他端が基板貫通孔および接地貫通孔を介して誘電体基板の底面側へ導出される給電ピン(18)と、を有し、第1のアンテナ放射電極と接地電極と給電パターンとの組合せが、第1の電波を受信する第1のアンテナ部(10−1)として動作し、第2のアンテナ放射電極と接地電極と給電ピンとの組合せが、第2の電波を受信する第2のアンテナ部(10−2)として動作することを特徴とするアンテナ素子(10)が得られる。
上記本発明の第1の態様によるアンテナ素子(10)において、誘電体基板(12)は、例えば、セラミックス材料から構成されてよい。第1及び第2のアンテナ放射電極は銀パターン印刷によって形成されてよい。第1のアンテナ部(10−1)は第1の電波としてGPS衛星からのGPS信号を受信するGPS用アンテナ部から成ってよく、第2のアンテナ部(10−2)は第2の電波としてSDARS衛星からのSDARS信号を受信するSDARS用アンテナ部から成ってよい。
本発明の第2の態様によれば、上記アンテナ素子(10)と、アンテナ素子を搭載する回路基板(22)であって、1の電波を処理して第1の処理信号を出力する第1の処理回路(221;221A)と、第2の電波を処理して第2の処理信号を出力する第2の処理回路(222;222A)と、第1の処理信号と第2の処理信号とを合成して合成信号を出力する合成回路(223;223A)とを有する、回路基板(22)と、合成信号を出力する出力ケーブル(23)と、を備えるアンテナ装置(20)が得られる。
上記本発明の第2の態様によるアンテナ装置(20)において、第1のアンテナ部(10−1)は第1の電波としてGPS衛星からのGPS信号を受信するGPS用アンテナ部から成り、第2のアンテナ部(10−2)は第2の電波として受信するSDARS衛星からのSDARS信号を受信するSDARS用アンテナ部から成ってよい。この場合、第1の処理回路(221;221A)は、GPS信号を増幅して、増幅したGPS信号を第1の処理信号として出力するGPS用低雑音増幅部(31,32;31,32,34)を含み、第2の処理回路(222;222A)は、SDARS信号を増幅して、増幅したSDARS信号を第2の処理信号として出力するSDARS用低雑音増幅部(41,42;41,42,44)を含む。第1の処理回路(221;221A)は、合成回路から合成信号がGPS用低雑音増幅部へ逆流するのを防止する第1の逆流防止手段(33)を更に有し、第2の処理回路(222;222A)は、前記合成回路から合成信号がSDARS用低雑音増幅部へ逆流するのを防止する第2の逆流防止手段(43)を更に有することが好ましい。第1の逆流防止手段は、例えば、第1の処理信号を合成回路へ通過させるが、合成信号がGPS用低雑音増幅部へ逆流するのを阻止するローパスフィルタ(33)から構成されてよく、第2の逆流防止手段は、第2の処理信号を合成回路へ通過させるが、合成信号がSDARS用低雑音増幅部へ逆流するのを阻止するハイパスフィルタ(43)から構成されてよい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、1つの誘電体基板に、第1の電波を受信する第1のアンテナ部と、第2の電波を受信する第2のアンテナ部とを一体に形成したので、小型のアンテナ素子を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の一実施の形態に係るアンテナ素子(パッチアンテナ)10について説明する。図1はアンテナ素子(パッチアンテナ)10を示す斜視図である。図2は図1に示したアンテナ素子(パッチアンテナ)10の底面図である。図3は図1に示したアンテナ素子(パッチアンテナ)10の正面図である。図1乃至図3において、前後方向(奥行き)方向をX軸方向で表し、左右方向(幅方向)をY軸方向で表し、上下方向(高さ方向、厚み方向)をZ軸方向で表している。
図示のアンテナ素子(パッチアンテナ)10は、互いに異なる第1および第2の電波を受信するアンテナ素子である。アンテナ素子(パッチアンテナ)10は、略直方体形状の誘電体基板12と、第1及び第2のアンテナ放射電極(放射素子)14−1、14−2と、接地電極(接地導体)16と、棒状の給電ピン18と、給電パターン19とから構成されている。
誘電体基板12は、たとえばチタン酸バリウムなどからなる高誘電率(例えば、比誘電率εrが20)のセラミックス材料が用いられる。誘電体基板12は、上下方向Zにおいて互いに対向する天面(上面)12uおよび底面(下面)12dと、側面12sとを持つ。図示の例では、誘電体基板12の側面12sの角が面取りされている。誘電体基板12には、給電点15の設置位置で、天面12uから底面12dへ貫通する基板貫通孔12t(図3)が穿設されている。
図示の例において、誘電体基板12の寸法は、前後方向Xの長さLが25mmで、左右方向Yの幅Wが25mmで、上下方向Zの高さHが4mmである。
第1のアンテナ放射素子14−1は、導電膜からなり、誘電体基板12の天面12uの外周部に形成されている。第1のアンテナ放射素子14−1は、リング形状をしている。第1のアンテナ放射素子14−1は、例えば、銀パターン印刷によって形成されている。
第2のアンテナ放射素子14−2も、導電膜からなり、誘電体基板12の天面12uの中央部に形成されている。図示の第2のアンテナ放射電極14−2は、12.3mm×12.5mmの寸法を持つ矩形をしている。第2のアンテナ放射素子14−2は、第1のアンテナ放射素子14−1で囲まれ、かつ、第1のアンテナ放射素子14−1から離間している。第2のアンテナ放射電極14−2は、例えば、銀パターン印刷によって形成される。
図2に示されるように、接地電極16は、導電膜からなり、誘電体基板12の底面12dに形成されている。この基板電極16は、基板貫通孔12−1とほぼ同心で、且つ基板貫通孔12tの直径よりも大きい直径の接地貫通孔16aを持つ。
第2のアンテナ放射電極14−2の中心からX軸方向およびY軸方向に変位した位置に上記給電点15が設けられる。この給電点15に給電ピン18の一端18aが接続される。給電ピン15の他端15bは、基板貫通孔12tおよび接地貫通孔16aを経て、接地電極16と離間して下側へ導出されている。ここで、給電点15としては半田が用いられる。その為、給電点15は、第2のアンテナ放射素子14−2の主表面から上方へ盛り上がった凸形状をしている。
給電パターン19は、誘電体基板12の側面12sに形成されており、電磁結合により第1のアンテナ放射素子14−1へ給電を行うためのものである。図1に示されるように、給電パターン19はギャップを有する。このギャップの大きさを変えることによって、インピーダンスの調整を行うことができる。
このような構成のアンテナ素子10において、第1のアンテナ放射素子14−1と接地電極16と給電パターン19との組合せが、第1の電波を受信する第1のアンテナ部10−1として動作し、第2のアンテナ放射素子14−2と接地電極16と給電ピン18との組合せが、第2の電波を受信する第2のアンテナ部10−2として動作する。図示の例では、第1のアンテナ部10−1は、第1の電波としてGPS衛星からのGPS信号を受信するGPS用アンテナ部からなり、第2のアンテナ部10−2は、第2の電波としてSDARS衛星からのSDARS信号を受信するSDARS用アンテナ部からなる。
このようなアンテナ素子(パッチアンテナ)10は、1つの誘電体基板12に第1のアンテナ部(GPS用アンテナ部)10−1と第2のアンテナ部(SDARS用アンテナ部)10−2とを一体に形成したので、特許文献1や特許文献2に開示されているように、2つのアンテナ素子を併設したものと比較して、小型にすることができる。
図4に第1のアンテナ部(GPS用アンテナ部)10−1のリターン・ロス特性を示し、図5に第2のアンテナ部(SDARS用アンテナ部)10−2のリターン・ロス特性を示す。図4及び図5において、横軸は周波数[GHz]を表し、縦軸はリターン・ロス[dB]を示す。
図4から明らかなように、第1のアンテナ部(GPS用アンテナ部)10−1は、周波数が1.57542GHzのGPS帯でリターン・ロスが低くなっていることが分かる。また、図5から明らかなように、第2のアンテナ部(SDARS用アンテナ部)10−2は、周波数が2,32625GHzのSDARS帯でリターン・ロスが低くなっていることが分かる。
なお、図1乃至図3に示したアンテナ素子10では、誘電体基板12の側面12sの一箇所にのみ給電パターン19を形成しているが、側面12sの複数個所に給電パターン19を形成しても良い。この場合には、図示しない給電位相シフタ(移相器)を用いればよい。すなわち、第1のアンテナ放射素子14−1で受信された電波を、複数の給電パターン19を介して給電位相シフタ(移相器)によって位相をシフトすることにより位相を一致させて(調整して)合成する。
図6は、図1乃至図3に示したアンテナ素子10を使用したアンテナ装置20の正面図である。
アンテナ装置20は、アンテナ素子10(誘電体基板12)の底面12dに設けられた回路基板22と、出力ケーブル23とを備える。回路基板22は、その底面22dに、第1の電波を処理して第1の処理信号を出力する第1の処理回路221と、第2の電波を処理して第2の処理信号を出力する第2の処理回路222と、第1の処理信号と第2の処理信号とを合成して合成信号を出力する合成回路223とを有する。出力ケーブル23は、この合成信号を出力する。すなわち、合成信号は、出力ケーブル23を介して、図示しない所定の処理機器(セット)に供給される。第1の処理回路221、第2の処理回路222、および合成回路223は、シールドカバー24で覆われている。
なお、セット側では、出力ケーブル23を介して受信した合成信号を分配回路(図示せず)によって第1の処理信号と第2の処理信号とに分配する。
前述したように、図示の例のアンテナ素子(パッチアンテナ)10においては、第1のアンテナ部10−1は第1の電波としてGPS衛星からのGPS信号を受信するGPS用アンテナ部からなり、第2のアンテナ部10−2は、第2の電波としてSDARS衛星からのSDARS信号を受信するSDARS用アンテナ部からなる。この場合、第1の処理回路221は、GPS用アンテナ部10−1が受信した微弱なGPS信号を増幅して、増幅したGPS信号を第1の処理信号として出力するためのGPS用低雑音増幅部を含む。第2の処理回路222は、SDARS用アンテナ部10−2が受信した微弱なSDARS信号を増幅して、増幅したSDARS信号を第2の処理信号として出力するためのSDARS用低雑音増幅部を含む。
このように、本実施の形態では、第1の電波と第2の電波とを複合化して処理するので、省スペース化を図ることができ、コストダウンを図ることができる。
以下、図7乃至図9を参照して、回路基板22に実装される第1の処理回路、第2の処理回路、および合成回路の具体例について説明する。ここでは、SDARSがXMである場合について説明する。したがって、SDARS用アンテナ部10−2はXM用アンテナ部から成り、SDARS信号はXM信号から成る。
最初に、図7を参照して、回路基板22に実装される、第1及び第2の処理回路221、222と合成回路223の第1の実施例について説明する。
第1の処理回路221は、GPS用第1段増幅器31とGPS用バンドパスフィルタ32とローパスフィルタ(LPF)33とから構成されている。GPS用第1段増幅器31は、GPS用アンテナ部10−1で受信したGPS信号を増幅して、第1のGPS用増幅信号を出力する。GPS用バンドパスフィルタ32は、第1のGPS用増幅信号の中からGPS帯(1.5GHzの周波数帯)を通過させて、GPS用バンドパスフィルタした信号を第1の処理信号として出力する。GPS用第1段増幅器31とGPS用バンドパスフィルタ32との組み合わせは、上記GPS用低雑音増幅部として働く。ローパスフィルタ33は、このGPS用バンドパスフィルタした信号(第1の処理信号)をそのまま通過させるとともに、後述する合成回路223からの合成信号が当該GPS用低雑音増幅部に逆流するのを阻止するためのものである。すなわち、ローパスフィルタ33は、合成回路223から合成信号がGPS用低雑音増幅部へ逆流するのを防止する第1の逆流防止手段として働く。とにかく、GPS用バンドパスフィルタした信号は、ローパスフィルタ33を介して、第1の処理信号として合成回路233へ供給される。
第2の処理回路222は、XM用第1段増幅器41とXM用バンドパスフィルタ42とハイパスフィルタ(HPF)43とから構成される。XM用第1段増幅器41は、XM用アンテナ部10−2で受信したXM信号を増幅して、第1のXM用増幅信号を出力する。XM用バンドパスフィルタ42は、第1のXM用増幅信号の中からXM帯(2.3GHzの周波数帯)を通過させて、XM用バンドパスフィルタした信号を第2の処理信号として出力する。XM用第1段増幅器41とXM用バンドパスフィルタ42との組み合わせは、上記SDARS用低雑音増幅部(XM用低雑音増幅部)として働く。ハイパスフィルタ43は、このXM用バンドパスフィルタした信号(第2の処理信号)をそのまま通過させるとともに、後述する合成回路223からの合成信号が当該SDARS用低雑音増幅部(XM用低雑音増幅部)に逆流するのを阻止するためのものである。すなわち、ハイパスフィルタ43は、合成回路223から合成信号がSDARS用低雑音増幅部(XM用低雑音増幅部)へ逆流するのを防止する第2の逆流防止手段として働く。とにかく、XM用バンドパスフィルタした信号は、ハイパスフィルタ43を介して、第2の処理信号として合成回路223へ供給される。
合成回路223は、合成用バラン51と合成用第2段増幅器52とから構成される。合成用バラン51は、GPS用バンドパスフィルタした信号(第1の処理信号)とXM用バンドパスフィルタした信号(第2の処理信号)とを合成して、原合成信号を出力する。合成用第2段増幅器52は、原合成信号を増幅して、増幅した信号を上記合成信号として出力する。尚、GPS用バンドパスフィルタした信号(第1の処理信号)とXM用バンドパスフィルタした信号(第2の処理信号)との合成に合成用バラン51を使用するとしたが、合成用バランを使用せずに、各々の信号ラインを1本の信号ラインに結合する配線パターンのみで構成しても良い。
次に、図8を参照して、回路基板22に実装される、第1及び第2の処理回路221A、222Aと合成回路223Aの第2の実施例について説明する。
第1の処理回路221Aは、GPS用バンドパスフィルタ32とローパスフィルタ(LPF)33と間にGPS用第2段増幅器34が挿入されている点を除いて、図7に示した第1の処理回路221と同様の構成を有する。
GPS用第2段増幅器34は、GPS用バンドパスフィルタ32からのGPS用バンドパスフィルタした信号を増幅して、第2のGPS用増幅信号を第1の処理信号として出力する。GPS用第1段増幅器31とGPS用バンドパスフィルタ32とGPS用第2段増幅器34との組み合わせは、上記GPS用低雑音増幅部として働く。ローパスフィルタ33は、この第2のGPS用増幅信号(第1の処理信号)をそのまま通過させるとともに、後述する合成回路223Aからの合成信号が当該GPS用低雑音増幅部に逆流するのを阻止するためのものである。とにかく、第2のGPS用増幅信号は、ローパスフィルタ33を介して、第1の処理信号として合成回路233Aへ供給される。
第2の処理回路222Aは、XM用バンドパスフィルタ42とハイパスフィルタ(HPF)43との間にXM用第2段増幅器44が挿入されている点を除いて、図7に示した第2の処理回路222と同様の構成を有する。
XM用第2段増幅器44は、XM用バンドパスフィルタ42からのXM用バンドパスフィルタした信号を増幅して、第2のXM用増幅信号を第2の処理信号として出力する。XM用第1段増幅器41とXM用バンドパスフィルタ42とXM用第2段増幅器44との組み合わせは、上記SDARS用低雑音増幅部(XM用低雑音増幅部)として働く。ハイパスフィルタ43は、この第1のXM用増幅信号(第2の処理信号)をそのまま通過させるとともに、後述する合成回路223Aからの合成信号が当該SDARS用低雑音増幅部(XM用低雑音増幅部)へ逆流するのを阻止するためのものである。とにかく、第2のGPS用増幅信号は、ハイパスフィルタ43を介して、第2の処理信号として合成回路223Aへ供給される。
合成回路223Aは、合成用バラン51のみから構成される。合成用バラン51は、第2のGPS用増幅信号(第1の処理信号)と第2のXM用増幅信号(第2の処理信号)とを合成して、上記合成信号を出力する。尚、第2のGPS用増幅信号(第1の処理信号)と第2のXM用増幅信号(第2の処理信号)との合成に合成用バラン51を使用するとしたが、合成用バランを使用せずに、各々の信号ラインを1本の信号ラインに結合する配線パターンのみで構成しても良い。
最後に、図9を参照して、回路基板22に実装される、第1及び第2の処理回路221、222Aと合成回路223Aの第3の実施例について説明する。すなわち、この第3の実施例は、第1の処理回路を図7に示したものと同一にした点を除いて、図8に示した第2の実施例と同様の構成を有する。換言すれば、この第3の実施例は、受信したGPS信号を余り増幅する必要がない用途(場合)に適している。
合成用バラン51は、GPS用バンドパスフィルタした信号(第1の処理信号)と第2のXM用増幅信号(第2の処理信号)とを合成して、上記合成信号を出力する。尚、GPS用バンドパスフィルタした信号(第1の処理信号)と第2のXM用増幅信号(第2の処理信号)との合成に合成用バラン51を使用するとしたが、合成用バランを使用せずに、各々の信号ラインを1本の信号ラインに結合する配線パターンのみで構成しても良い。
図10を参照して、図6に示したアンテナ装置20の第1の用途について説明する。図10は、アンテナ装置20とバーアンテナ60とから成る複合アンテナ装置70を示す部分断面斜視図である。バーアンテナ60は、AM/FMラジオ帯の電波と自動車電話用の電波との両方を受信する。アンテナ装置20は、アンテナベース72とトップケース74とによって覆われている。バーアンテナ60はトップケース74から斜め上方に立設している。
従来においては、GPS用アンテナ素子と衛星ラジオ用アンテナ素子を回路基板22上に2つ並列に配置する必要があり、複合アンテナ装置のサイズが大きくなっていた。これに対して、第1の用途に係る複合アンテナ装置70では、本実施例のアンテナ装置20を搭載してGPS信号と衛星ラジオ信号を1つのアンテナ装置20にて受信することが可能となり、複合アンテナ装置70を小型化することができる。
また、従来においては、GPS用アンテナ素子と衛星ラジオ用アンテナ素子を並列に配置した際には、各々を近づけて配置すると指向性で干渉が起こり、受信特性を劣化させる原因となっていた。これに対して、第1の用途に係る複合アンテナ装置70では、1つのアンテナ装置20にて双方を受信できるため、各々の干渉がなくなり、良好に電波を受信できる。
図11を参照して、図6に示したアンテナ装置20の第2の用途について説明する。図11は、アンテナ装置20を収容したアンテナ筐体20Aを上部に搭載したポータブルナビゲーション装置80を示す外観斜視図である。
ポータブルナビゲーション装置80は、装置筐体82と、その前面に設けられた表示装置84とを有する。装置筐体82の上部に、アンテナ筐体20Aが搭載されている。
従来においては、GPS用アンテナ装置及び衛星ラジオ用アンテナ装置の2つのアンテナ装置を、装置筐体82に搭載する箇所を別途設ける必要があり、ポータブルナビゲーション装置が大きくなってコストアップを招いていた。これに対して、第2の用途に係るポータブルナビゲーション装置80では、本実施例のアンテナ装置20を採用することにより、アンテナ装置を搭載する部分をアンテナ筐体20Aのみとすることができ、ポータブルナビゲーション装置80を小型化することができる。さらに、第2の用途に係るポータブルナビゲーション装置80では、衛星ラジオ用アンテナ装置(またはGPS用アンテナ装置)を搭載する場所を別途用意する必要もないため、コスト低減もできる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、誘電体基板の素材は、セラミックス材料に限らず、樹脂材料から構成されても良い。また、本発明に係るアンテナ素子(パッチアンテナ)は、GPS信号とSDARS信号とを受信するものに適しているが、これらの信号に限定されず、互いに異なる第1および第2の電波を受信するアンテナ素子としても利用可能である。
本発明の一実施の形態に係るアンテナ素子(パッチアンテナ)を示す斜視図である。 図1に示したアンテナ素子の底面図である。 図1に示したアンテナ素子の正面図である。 図1に示したアンテナ素子の第1のアンテナ部(GPS用アンテナ部)のリターン・ロス特性を示す図である。 図1に示したアンテナ素子の第2のアンテナ部(SDARS用アンテナ部)のリターン・ロス特性を示す図である。 図1に示したアンテナ素子を含む、アンテナ装置の正面図である。 図6に示したアンテナ装置の回路基板に実装される、第1及び第2の処理回路と合成回路の第1の実施例を示すブロック図である。 図6に示したアンテナ装置の回路基板に実装される、第1及び第2の処理回路と合成回路の第2の実施例を示すブロック図である。 図6に示したアンテナ装置の回路基板に実装される、第1及び第2の処理回路と合成回路の第3の実施例を示すブロック図である。 図6に示したアンテナ装置とバーアンテナとから成る複合アンテナ装置を示す部分断面斜視図である。 図6に示したアンテナ装置を収容したアンテナ筐体を上部に搭載したポータブルナビゲーション装置を示す外観斜視図である。
符号の説明
10 アンテナ素子(パッチアンテナ)
10−1 第1のアンテナ部(GPS用アンテナ部)
10−2 第2のアンテナ部(SDARS用アンテナ部)
12 誘電体基板
12u 天面(上面)
12d 底面(下面)
12s 側面
12t 基板貫通孔
14−1 第1のアンテナ放射電極
14−2 第2のアンテナ放射電極
15 給電点
16 接地電極
16a 接地貫通孔
18 給電ピン
19 給電パターン
20 アンテナ装置
20A アンテナ筐体
22 回路基板
221、221A 第1の処理回路
222、222A 第2の処理回路
223、223A 合成回路
23 出力ケーブル
24 シールドケース
31 GPS用第1段増幅器
32 GPS用バンドパスフィルタ
33 ローパスフィルタ(LPF)
34 GPS用第2段増幅器
41 XM用第1段増幅器
42 XM用バンドパスフィルタ
43 ハイパスフィルタ(HPF)
44 XM用第2段増幅器
51 合成用バラン
52 合成用第2段増幅器
60 バーアンテナ
70 複合アンテナ装置
72 アンテナベース
74 トップケース
80 ポータブルナビゲーション装置
82 装置筐体
84 表示装置

Claims (9)

  1. 互いに異なる第1および第2の電波を受信するアンテナ素子であって、
    互いに対向する天面および底面と、側面と持つ誘電体基板であって、給電点で前記天面から前記底面へ貫通する基板貫通孔が穿設された、前記誘電体基板と、
    導電膜からなり、前記誘電体基板の前記天面の外周部に形成されたリング形状の第1のアンテナ放射電極と、
    導電膜からなり、前記第1のアンテナ放射電極で囲まれ、かつ、前記第1のアンテナ放射電極から離間して、前記誘電体基板の前記天面の中央部に形成された第2のアンテナ放射電極と、
    導電膜からなり、前記誘電体基板の前記底面に形成された接地電極であって、前記基板貫通孔と実質的に同心であって、かつ前記基板貫通孔よりも大きい径の接地貫通孔を持つ、前記接地電極と、
    前記誘電体基板の前記側面に形成され、電磁結合により前記第1のアンテナ放射電極へ給電を行う給電パターンと、
    一端が前記給電点で前記第2のアンテナ放射電極と接続され、他端が前記基板貫通孔および前記接地貫通孔を介して前記誘電体基板の底面側へ導出される給電ピンと、を有し、
    前記第1のアンテナ放射電極と前記接地電極と前記給電パターンとの組合せが、前記第1の電波を受信する第1のアンテナ部として動作し、前記第2のアンテナ放射電極と前記接地電極と前記給電ピンとの組合せが、前記第2の電波を受信する第2のアンテナ部として動作することを特徴とするアンテナ素子。
  2. 前記誘電体基板はセラミックス材料から成る、請求項1に記載のアンテナ素子。
  3. 前記第1及び第2のアンテナ放射電極は銀パターン印刷によって形成されている、請求項1又は2に記載のアンテナ素子。
  4. 前記第1のアンテナ部は前記第1の電波としてGPS衛星からのGPS信号を受信するGPS用アンテナ部から成り、
    前記第2のアンテナ部は前記第2の電波としてSDARS衛星からのSDARS信号を受信するSDARS用アンテナ部から成る、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のアンテナ素子。
  5. 請求項1に記載のアンテナ素子と、
    該アンテナ素子を搭載する回路基板であって、前記1の電波を処理して第1の処理信号を出力する第1の処理回路と、前記第2の電波を処理して第2の処理信号を出力する第2の処理回路と、前記第1の処理信号と前記第2の処理信号とを合成して合成信号を出力する合成回路とを有する、前記回路基板と、
    前記合成信号を出力する出力ケーブルと、
    を備えるアンテナ装置。
  6. 前記第1のアンテナ部は前記第1の電波としてGPS衛星からのGPS信号を受信するGPS用アンテナ部から成り、
    前記第2のアンテナ部は前記第2の電波として受信するSDARS衛星からのSDARS信号を受信するSDARS用アンテナ部から成る、
    請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1の処理回路は、前記GPS信号を増幅して、増幅したGPS信号を前記第1の処理信号として出力するGPS用低雑音増幅部を含み、
    前記第2の処理回路は、前記SDARS信号を増幅して、増幅したSDARS信号を前記第2の処理信号として出力するSDARS用低雑音増幅部を含む、
    請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第1の処理回路は、前記合成回路から前記合成信号が前記GPS用低雑音増幅部へ逆流するのを防止する第1の逆流防止手段を更に有し、
    前記第2の処理回路は、前記前記合成回路から前記合成信号が前記SDARS用低雑音増幅部へ逆流するのを防止する第2の逆流防止手段を更に有する、
    請求項7に記載のアンテナ装置。
  9. 前記第1の逆流防止手段は、前記第1の処理信号を前記合成回路へ通過させるが、前記合成信号が前記GPS用低雑音増幅部へ逆流するのを阻止するローパスフィルタから構成され、
    前記第2の逆流防止手段は、前記第2の処理信号を前記合成回路へ通過させるが、前記合成信号が前記SDARS用低雑音増幅部へ逆流するのを阻止するハイパスフィルタから構成される、
    請求項8に記載のアンテナ装置。
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CN109643850A (zh) * 2016-08-16 2019-04-16 阿莫技术有限公司 贴片天线模块

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