JP4617417B2 - 電子カメラ、撮影記録方法、及び、プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば記念撮影に用いて好適な電子カメラ、撮影記録方法、及び、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、電子カメラ(デジタルスチルカメラ)においては、撮影技術の有無に関係なく、簡単な操作で質の高い写真が撮れるよう各種の機能が設けられている。
例えばAE(自動合焦制御)、AE(自動露出制御)、AWB(オートホワイトバランス)、撮影シーンに適した撮影条件(シャッタースピード、絞り、ホワイトバランス等)の自動設定といった機能がそうである。さらに、電子カメラでは、銀塩カメラと異なる特性を生かした機能、例えば静止画だけでなく連続撮影による動画記録を可能とする動画撮影機能を備えたものも一般的となっており、カメラとしての機能の向上はもとより、従前の銀塩カメラでは得られない機能についても拡大される傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように使い勝手の向上や機能の多様化が進んでいるものの、電子カメラにおいて「写真を撮る」といった基本的な機能を考えると、次のような問題があった。すなわち、人物を撮影するとき、通常、撮影する者は写真に写らないことから、例えば観光地で記念写真を撮る場合、友人や仲間、家族などの全員が写った写真を得るには、その場に居合わせた第三者にシャッター操作を依頼したり、三脚を用いたセルフタイマ(又はリモコン)による撮影操作を行う必要があった。つまり前者では、他人の手を煩わせることから、相手に対してそれなりの気遣いも必要となり、しかも第三者が居合わせない場所では撮影ができない。また後者では、予め三脚を用意しておく必要があり、さらに撮影時以外ではそれが荷物となる。したがって、使い勝手の向上や機能の多様化が進んでいるものの、記念撮影等を行う際には銀塩カメラ以来の不便さが依然として解消されていない現状にある。
【0004】
本発明は、かかる実情に鑑みなされたものであり、記念撮影等を行う際の不便さを解消することができる電子カメラ及び撮影記録方法と、それを実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、撮像手段と、この撮像手段の撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割する分割手段と、この分割手段によって分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに表示する表示手段と、この表示手段によって順次表示されている画像のうち、前記分割手段によって分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して一時保存するとともに、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記分割手段によって分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として順次表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、この制御手段によって表示された状態で、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第2の検出手段と、この第2の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と前記制御手段によって一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、前記撮像画像領域で撮像された画像として前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、この表示制御手段によって合成された画像を記録する記録手段とを備える。
【0007】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明において、前記境界線の移動の指示を検出する第3の検出手段と、この第3の検出手段によって移動指示された境界線の位置に応じて、前記分割手段による前記撮影画像領域の分割を設定する設定手段とを更に備える。
【0009】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明において、前記制御手段は、前記分割手段によって分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として順次表示するとともに、前記一時保存した画像を前記一の撮影エリアに表示するよう前記表示手段を制御する。
【0011】
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項1乃至3のいずれか記載の発明において、前記制御手段は、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を順次切り出して複数のコマからなる動画として一時保存するとともに、前記表示制御手段は、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を順次切り出して複数のコマからなる動画を生成するともに、この生成された動画と前記制御手段によって一時保存された一の撮影エリアの動画とを合成する。
【0013】
また、請求項5記載の発明にあっては、請求項4記載の発明において、前記一の撮影エリアに対応する画像についての撮影終了を検出する第4の検出手段と、前記第1の検出手段による撮影操作の検出から前記第4の検出手段による撮影終了の検出までの時間を動画の撮影時間として記憶する撮影時間記憶手段と、前記第2の検出手段による撮影操作の検出の後、前記撮影時間記憶手段に記憶された撮影時間に達すると、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影を終了するよう制御する撮影制御手段とを更に備える。
【0015】
前記課題を解決するために請求項6記載の発明にあっては、撮像部の撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割する分割ステップと、この分割ステップにて分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに表示部に表示させる第1の制御ステップと、この第1の制御ステップにて順次表示されている画像のうち、前記分割ステップにて分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第1の検出ステップと、この第1の検出ステップにて撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して第1のメモリに一時保存するとともに、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記分割ステップにて分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として前記表示部に順次表示するよう制御する第2の制御ステップと、この第2の制御ステップにて表示された状態で、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第2の検出ステップと、この第2の検出ステップにて撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と前記第2の制御ステップにて一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、前記撮像画像領域で撮像された画像として前記表示部に表示するよう制御する第3の制御ステップと、この第3の制御ステップにて合成された画像を第2のメモリに記録する記録ステップとからなる。
【0017】
前記課題を解決するために請求項7記載の発明にあっては、撮像部、表示部、第1のメモリ、及び、第2のメモリを具備する電子カメラが有するコンピュータを、前記撮像部の撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割する分割手段、この分割手段によって分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに前記表示部に表示させる第1の制御手段、この第1の制御手段によって順次表示されている画像のうち、前記分割手段によって分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第1の検出手段、この第1の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して前記第1のメモリに一時保存するとともに、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記分割手段によって分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として前記表示部に順次表示するよう制御する第2の制御手段、この第2の制御手段によって表示された状態で、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第2の検出手段、この第2の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と前記第2の制御手段によって一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、前記撮像画像領域で撮像された画像として前記表示部に表示するよう制御する第3の制御手段、この第3の制御手段によって合成された画像を前記第2のメモリに記録する記録手段として機能させる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る電子カメラ1の概略構成を示すブロック図である。この電子カメラ1は静止画像だけでなく、静止画像を連続して撮影し、再生時にはそれら(コマ画像)を撮影順に表示することにより動画を再生可能とする動画撮影機能を備えたものであって、撮像手段であるCCD2とDSP/CPU3とを有している。DSP/CPU3は、JPEG方式による画像のデータの圧縮・伸張を含む各種デジタル信号処理機能を有するとともに電子カメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。DSP/CPU3には、CCD2を駆動するTG(Timing Generator)4が接続されており、TG4には、CCD2から出力される被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号が入力するユニット回路5が接続されている。ユニット回路5は、入力した撮像信号を保持するCDSと、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅された撮像信号をデジタルの撮像信号に変換するA/D変換器(AD)から構成されており、CCD2の出力信号はユニット回路5を経てデジタル信号としてDSP/CPU3に送られる。
【0030】
また、DSP/CPU3には、表示装置6、キー入力部7、時計部8が接続されるとともに、アドレス・データバス9を介してDRAM10、内蔵フラッシュメモリ11、カード・インターフェイス12が接続されている。また、カード・インターフェイス12には、図示しないカメラ本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。DRAM10は、撮影待機モードの設定時にCCD2によって撮像され、デジタル化された被写体の画像データを一時保存するバッファであるとともに、DSP/CPU3のワーキングメモリとしても使用され、本発明の記憶手段として機能する。DRAM10に一時保存された画像データは圧縮され、最終的にはメモリ・カード13(画像記録手段)に記録される。内蔵フラッシュメモリ11には、DSP/CPU3の動作プログラムや各部の制御に使用する各種データが記憶されており、DSP/CPU3は、前記動作プログラムに従い動作することにより本発明の合成手段、領域教示手段、制御手段として機能する。また、キー入力部7に含まれる各種の操作キーと共に領域設定手段として機能し、かつ時計部8と共にタイマ手段として機能する。
【0031】
表示装置6はカラーLCDとその駆動回路とを含み、撮影待機状態にあるときにはCCD2によって撮像された被写体画像をスルー画像として表示し、記録画像の再生時にはメモリ・カード13から読み出され伸張された記録画像を表示する、本発明の表示手段である。キー入力部7は、シャッタキー、電源キー、モード選択キー、十字キー等の複数の操作キーを含み、使用者によるキー操作に応じたキー入力信号をDSP/CPU3に出力する。時計部8は日付及び時刻をカウントするカレンダー機能と時計機能とを有しており、撮影動作時等に必要に応じて日付データ及び時刻データをDSP/CPU3へ送る。
【0032】
次に、以上の構成からなる電子カメラ1において、ユーザーによりツーショット撮影モードが選択されたときの動作を図2及び図3のフローチャートに従って説明する。なお、ここではユーザーが、例えば家族で観光地やテーマパーク、遊園地等へ出かけ、そこで記念撮影をする場合を想定し、その場合におけるユーザーの撮影手順を合わせて説明する。
【0033】
まず、撮影者(一人目)はモード選択キーを操作することにより、ツーショット撮影モードを選択する。このモードが選択されると電子カメラ1は、図2に示したように、撮影待機状態となり、CCD2により撮像した被写体像を表示装置6の画面上にスルー画像として表示した後(ステップSA1)、図4(a)に示したようにスルー画像101に重ねて境界線Lを表示する(ステップSA2)。この境界線Lは、スルー画像101を横方向に撮影対象エリアAと非撮影エリアBとに2分割する線であって、初期状態において、境界線Lを表示した右側が撮影対象エリアA、左側が非撮影エリアBとなっている。また、図示しないが、実際には左右のどちらが撮影対象エリアAであるのかを撮影者に示すため、例えば撮影対象エリアAにそれを示す文字やマーク等を表示させたり、非撮影エリアBの階調を落としたり、白黒画像として表示したり、あるいは撮影対象エリアAの外周を囲う色付き枠を表示させたりする等の処理を、境界線Lの表示と合わせて行う。
【0034】
かかる状態で、撮影者は、スルー画像101を見ながら所望の構図を決める。その際、撮影者は、後に自分がそのフレーム内に収まるべき場所を予め決め、それを念頭に置いて構図を決定する。次に、所定のキー操作を行うことにより、自分が収まるべき場所が前述した非撮影エリアBとなるよう、撮影対象エリアAと非撮影エリアAとの領域を調整する。その間、電子カメラ1においては、ユーザーから十字キーの操作による境界線Lの移動指示があると(ステップSA3でYES)、境界線Lの表示位置を指示された方向(上下左右)へ移動させる(ステップSA4)。ここで、本実施の形態においては、上記境界線Lとして、図4(a)に示したもの以外にも、後述するように図7(a)〜(e)に示したような複数のパターンが用意されており、パターン毎に移動操作ができる方向が決められている。なお、図4(a)に示した境界線Lには左右方向のみの移動操作が許容され、また図7(e)のパターンの境界線Lには上下方向のみの移動操作が許容されている。
【0035】
また、電子カメラ1は、境界線Lを移動させた後、又はステップSA3の判別結果がNOであって移動指示がなかったときには直ちに、境界線Lのパターン変更を指示するキー操作があるか否かを判別する(ステップSA5)。そして変更指示があれば(ステップSA5でYES)、スルー画像101上に表示する境界線Lを他のパターンに変更する(ステップSA6)。このときのパターン変更処理では、キー操作に応答して図7(a)〜(e)に示した各パターンを順送りにスルー画像101上に切り替え表示する。つまり、図4(a)のように図7(a)のパターンを表示しているときには、それを図7(b)のパターンに切り替えて画像101上に表示する。
【0036】
引き続き、ユーザーにより撮影対象エリアAの逆転が指示されたか否かを判別し(ステップSA7)、逆転指示があったときには(ステップSA7でYES)、その時点におけるスルー画像101の撮影対象エリアAを非撮影エリアとして設定し、逆に非撮影エリアBを撮影対象エリアとして設定する(ステップSA8)。さらに、ユーザーにより境界線Lのフリー設定が指示されたか否かを判別する(ステップSA9)。ここで、フリー設定が指示されたときには(ステップSA9でYES)、十字キーを用いたカーソル操作を撮影者に行わせて、図8(a)及び同図(b)に示したような、前述した規定の境界線L以外の自由境界線LLを描かせ、スルー画像101に対して所望する形状での分割を行わせる(ステップSA10)。また、このときには、分割した2つのエリアのうちで撮影対象エリアとすべきエリアを選択させる。なお、上記の自由境界線LLの描画は、例えば表示装置6がペン入力が可能なタッチパネルを備えた構成であれば、ペン入力によって行わせるようにしてもよい。
【0037】
そして、電子カメラ1はシャッターキーによる撮影操作が行われるまで上述した動作を繰り返す(ステップSA11でNO)。この間、電子カメラ1は撮影画像領域内で前記撮影対象エリアAと前記非撮影エリアBとを特定するためのエリア情報をDRAM10に記憶しており、ユーザーが境界線Lの位置変更(ステップSA4)、境界線Lのパターン変更(ステップSA6)、撮影対象エリアAの逆転指示(ステップSA8)、自由境界線LLの描画(ステップSA10)のいずれかを行ったときには、その時点で前記エリア情報を逐次更新する処理を行う。
【0038】
一方、撮影者は、前述したように所望の構図を決め、さらにその構図内の撮影対象エリアAと非撮影エリアBの領域調整を行ったら、シャッターキーを押して1回目の撮影を行い、この時点で前述したスルー画像101に写っていた家族に撮影を交代してもらい、自分は予め決めておいた場所、つまり非撮影エリアBに対応する場所に移動する。
【0039】
以下、先の撮影者が、図4(a)に示したスルー画像101が表示されているときシャッターキーを押したものとして、電子カメラ1の動作の続きを説明する。図3に示したように電子カメラ1は、上記のように撮影操作が行われたら(ステップSA11でYES)、1枚目の画像の撮影処理を実行し、CCD2により被写体像を取り込むとともに、前述したエリア情報により示される撮影対象エリアA(右側)に対応する図4(b)に示した部分画像101aのデータを切り出し、それをDRAM10に一時保存する(ステップSA12)。
【0040】
次に、ここで一時保存した画像データに基づく撮影済みの部分画像を、表示装置6の画面上の撮影対象エリアA(右側)に表示しながら、当該部分画像が表示されない非撮影エリアB(左側)に、CCD2により逐次取り込んだ被写体画像の非撮影エリアBに対応する部分をスルー画像として表示し(ステップSA13)、それをシャッターキーによる撮影操作があるまで繰り返す(ステップSA14でNO)。この間、次の撮影者は、図5(a)に示したように、表示装置6の画面左側のスルー画像102に前の撮影者を写しながら、その部分を、画面右側の直前に撮影された自分が写っている部分画像101aに合わせるようにフレーミングを行う。つまり、表示装置6の画面左側だけをビューファインダとしてフレーミングを行う。そして、それができたらシャッターを押して2回目の撮影を行う。
【0041】
一方、電子カメラ1は、2回目の撮影操作があったら(ステップSA14でYES)、2枚目の画像の撮影処理を実行し、CCD2により撮像した画像からスルー画像102として表示していた非撮影エリアB(左側)に対応する部分画像102aを切り出す(ステップSA15)。引き続き、ここで切り出した部分画像102aのデータと、DRAM10に先に記憶されている部分画像101aのデータ、つまり2回の撮影操作によって取得した画像データに基づき、部分画像101a,102aの位置関係を保持したまま連結する合成処理を行い、図6に示したような合成画像103を生成する(ステップSA16)。そして、生成した合成画像のデータを圧縮するとともに、これを撮影画像としてメモリ・カード13に記録し(ステップSA17)、撮影を完了する。
【0042】
したがって、本実施の形態の電子カメラ1のユーザーは、ツーショット撮影モードでの撮影を行うことによって、その場に居合わせた第三者にシャッター操作を依頼したり、三脚を用いたりすることなく、簡単に記念集合写真を撮ることができる。しかも、最終的に記録される画像の画角が、通常の撮影モードで記録される画角と同じになるため、ユーザー(撮影者)は、1回目の撮影を行う時点で、自分で構図を決定することができる。したがって、ツーショット撮影モードにおいても、通常の撮影モードと同様の使い勝手を確保することができる。
【0043】
なお、本実施の形態においては、1回目の撮影に先立ち表示するスルー画像101(図4(a)参照)に、撮影対象エリアAと非撮影エリアBとを区画する境界線Lを表示するようにしたが、前述したように非撮影エリアBの階調を落としたり、白黒画像として表示したり、あるいは撮影対象エリアAの外周を囲う色付き枠を表示させたりする等の処理により撮影者に撮影対象エリアAを教える場合には、境界線Lの表示は省略可能である。また、その場合は、ステップSA4における境界線の移動処理、及びステップSA6における境界線のパターン変更処理は、撮影対象エリアAと非撮影エリアBの形状や範囲を変更する処理となる。
【0044】
また、本実施の形態においては、1回目の撮影に際して表示装置6の画面上に、通常の撮影時と同様に被写体全体のスルー画像101を表示し、かつスルー画像101上に境界線Lを表示し撮影者に撮影対象エリアAを教えることによって、被写体の配置を考えたフレーミングを行い易くしたが、これとは別に、撮影対象エリアAのスルー画像のみを表示するようにしても構わない。その場合、使い勝手は若干劣るものの、撮影者はカメラ本体に設けられている光学式のビューファインダによって構図の全体像を確認することとなる。
【0045】
また、1回目の撮影が終わってから2回目の撮影が行われるまでの間のステップSA13の処理では、1回目の撮影で取得した部分画像101aを表示装置6の画面上の撮影対象エリアAに表示しながら、画面上の非撮影エリアBに、その時点のスルー画像102の対応する部分を表示し(図5(a)参照)、これにより当初に決められた構図に対応する適切なフレーミングを行い易くしたが、以下のようにしてもよい。例えば、その時点のスルー画像(全体)の撮影対象エリアAに、1回目の撮影で得られた部分画像101aを半透過状態で重畳表示するようにしてもよい。その場合には、次の撮影者が2回目の撮影を行うときの上記のフレーミングがより容易となる。
【0046】
また、本実施の形態では、1枚目の画像の撮影処理(ステップSA12)においては、撮影対象エリアAに対応する部分画像101aを切り出し、そのデータのみをDRAM10に一時保存するようにしたが、その時点では、CCD2により撮像した画像データ(被写体画像の全エリアの画像データ)をそのまま保存しておいてもよい。
【0047】
また、撮影操作を2回に分けて行うツーショット撮影モードでの動作について説明したが、これに止まらず、3回以上に分けて撮影した被写体の各々の部分画像を合成して記録画像を生成する撮影モードを設けるようにしてもよい。そうした撮影モードでは、当初決めた構図の被写体を、図9(a)〜(c)に示したような複数領域に分割するとともに、各領域に対応する部分画像を順に撮影させ、全ての部分画像を合成した画像を記録画像とすればよい。なお、図中の番号は撮影順の一例である。その場合、部分画像として撮影する領域の数や、各領域の形状、撮影順については、カメラ側で固定的に設定しておいたり、予め複数の候補を用意しておきユーザーに選択させたりしてもよい。また、それらの一部または全てをユーザーが必要に応じて設定できるようにしてもよい。また、動作に際しては、3回目や4回目以降の撮影待機状態で、本実施の形態と同様、それ以前の撮影で取得した部分画像を対応する領域に表示したスルー画像を表示装置6の画面上に表示させればよい。また、前述したツーショット撮影モード及び他の撮影モードでは、記念写真以外にも、例えば同一人物が同一風景内に複数存在するような写真を簡単に撮ることができる。
【0048】
また、本実施の形態で説明したツーショット撮影モードでは、記念写真として合成される部分画像101a,102aを連続して撮影させるようにしたが、次のような撮影モードを別に設けるようにしてもよい。すなわち、まず撮影対象領域A側の部分画像を取得するための撮影を複数回行わせて異なる複数の部分画像を記憶しておき、次に、それらの部分画像を順にスルー画像上に表示させながら、各々に対応する非撮影領域B側の部分画像を取得するための撮影を行わせる。そして、スルー画像上に表示させた部分画像に対応する撮影操作に伴って非撮影領域B側の部分画像を取得する毎に、双方の部分画像を連結して合成し、合成後の画像を記録させる撮影モードや、さらには記録画像の合成及び記録を、非撮影領域B側の撮影が全て終了した時点で一括して行う撮影モードを設けてもよい。かかる撮影モードを使用すれば、構図が異なる記念写真や、同一の構図であっても内容が異なる記念写真を撮影するとき、撮影者を何度も交代する必要がなくなるため便利である。
【0049】
また、1回目の撮影で取得する撮影対象領域Aの部分画像101aと、2回目の撮影で取得する非撮影対象領域Bの部分画像102aとの一方または双方に、他方の領域に及ぶオーバーラップ分を予め確保しておき、ステップSA16で双方の部分画像101a,102aに基づき記録画像103(記念写真)を合成するときには、上記オーバーラップ分を使用して、撮影者によるフレーミングの誤差等に起因する撮影対象領域Aと非撮影対象領域Bとの境界部分の位置ズレを吸収する位置調整処理を行わせるようにしてもよい。
【0050】
また、本実施の形態では、CCD2により撮像した画像の一部分を切り出す(抽出する)ことにより部分的な画像データ(スルー画像、記録画像)を得るようにしたが、CCD2が部分的な露光・読出が可能なものであれば部分的な撮像を行なわせることにより部分的な画像データ(スルー画像、記録画像)を得るようにしてもよい。
【0051】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は図1に示した構成と同様の構成を備えた電子カメラ1において、第1の実施の形態と異なるツーショット撮影モードでの動作を行わせるための制御プログラムが内蔵フラッシュメモリ11に記憶されているものである。
【0052】
以下、ユーザーによりツーショット撮影モードが選択されたときの電子カメラ1の動作を図10のフローチャートに従いユーザーの撮影手順と合わせて説明する。
【0053】
まず、撮影者(一人目)はモード選択キーを操作することにより、ツーショット撮影モードを選択する。このモードが選択されると電子カメラ1は、撮像処理を行い、CCD2により被写体像を撮像してその画像データをDRAM10に取り込む(ステップSB1)。次に、取り込んだ撮像画像データから、図11に示したように、撮像した画像201における横方向の中央部分の所定領域(本実施の形態では、横方向のサイズが1/2の領域)202に対応する部分画像のデータを切り出し、それに基づく部分画像202aを、図12(a)に示したように表示装置6の画面右半分にスルー画像として表示し(ステップSB2)、これをシャッターキーによる撮影操作があるまで繰り返す(ステップSB3でNO)。なお、このときスルー画像を表示しない表示装置6の画面左半分には、例えばツーショット撮影モードでの撮影手順を説明するガイダンスを表示させるようにしたり、また、構図の決定をより容易にするために画面左半分のうち表示可能な右半分にだけスルー画像を表示させるようにしてもよい。
【0054】
一方、この間、撮影者は、例えばカメラ本体に設けられている光学式のビューファインダ等を用いて、同行した友人等が画面右側に位置する構図を決めるとともに、その構図の右半分に対応する画像がスルー画像として表示されるようにフレーミングを行う。そして、それができたらシャッターキーを押して1回目の撮影を行い、この時点でスルー画像に写っていた者に撮影を交代してもらい、自分は前記構図の左半分に対応する予め決めておいた場所に移動する。
【0055】
一方、電子カメラ1は、上記のように撮影操作が行われたら(ステップSB3でYES)、1枚目の画像の撮影処理を実行し、CCD2により被写体像を取り込むとともに、取り込んだ被写体像の画像データから前述した中央部分に対応する部分画像202aのデータを切り出し、それを右半分の画像データとしてDRAM10に一時保存する(ステップSB4)。引き続き、図12(b)に示したように、ここで保存した画像データ基づく撮影済みの部分画像202aを表示装置6の画面右半分に表示しながら、画面左半分には、CCD2から逐次取り込んだ被写体画像の前述した中央部分に対応する部分画像をスルー画像203として表示し(ステップSB5)、それをシャッターキーによる撮影操作があるまで繰り返す(ステップSB6でNO)。
【0056】
この間、次の撮影者は、表示装置6の画面左半分(スルー画像内)に前の撮影者を入れながら、その部分を、画面右半分の自分が写っている直前に撮影された部分画像202aに合わせるようにフレーミングを行う。つまり、表示装置6の画面半分だけをビューファインダとしてフレーミングを行う。そして、それができたらシャッターキーを押して2回目の撮影を行う。
【0057】
また、電子カメラ1は、2回目の撮影操作があったら(ステップSB6でYES)、2枚目の画像の撮影処理を実行し、CCD2により被写体像を取り込み(ステップSB7)、取り込んだ被写体像の画像データから前述した中央部分に対応する部分画像のデータを切り出し、これを左半分の画像データとするとともに、当該画像データとDRAM10に一時保存されている右半分の画像データとに基づき、1枚目の画像の中央部分と2枚目の画像の中央部分とを連結する合成処理を行い、図12(c)に示したような合成画像204を生成する(ステップSB8)。そして、生成した合成画像204のデータを圧縮するとともに、これを撮影画像としてメモリ・カード13に記録し(ステップSB9)、撮影を完了する。
【0058】
したがって、本実施の形態においても電子カメラ1のユーザーは、ツーショット撮影モードでの撮影を行うことによって、その場に居合わせた第三者にシャッター操作を依頼したり、三脚を用いたりすることなく、簡単に記念集合写真を撮ることができる。その結果、記念写真を撮影する場合における不便さから解放される。
【0059】
これに加え、本実施の形態においては、1回目の撮影で取得する右半分の画像と、2回目の撮影で取得する左半分の画像とを、それぞれCCD2により撮像した被写体像の横方向の中央部分としたことから、記録画像として画質のより高い画像(記念写真)を得ることができる。これは、記録画像として合成する右半分と左半分の画像を、CCD2がその外周部よりも集光効果が高い感光面の横方向の中央部分によって光電変換した画像信号に基づく画像としたことによる。特に、広角レンズ又はズームレンズの広角側を用いて背景に撮影場所の景色が大きく写った記念写真等を撮影するときには、CCD2の感光面の外周部において、中央部分に対する集光効果の低下度合いがより大きくなり、しかもレンズによる光学像の歪みがより顕著となるため、上記効果が大である。
【0060】
なお、本実施の形態においては、ツーショット撮影モードで分割して撮影する部分画像が、CCD2により撮像する画像の右半分の画像と左半分の画像とに固定されているものとして説明したが、これに限らず、分割して撮影する部分画像については、例えば第1の実施の形態で図7に示したような、部分画像の各々の形状や大きさが互いに異なる画像としたり、図9に示したような被写体を3つ以上の領域に分割した画像としたりしてもよい。その場合においても、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。また、それらを第1の実施と同様に、ユーザーが選択できたり、設定できたりするようにすれば、利便性が向上する。
【0061】
また、最終的に記念写真として合成する部分画像(右半分と左半分の画像)を連続して撮影させることなく、先に右半分の画像を異なる構図に対応して複数回撮影させ、それらの画像に対応する左半分の画像を後から複数回撮影させ、互いに対応する右半分の画像と左半分の画像とが揃った時点で、または左半分の画像の撮影が全て終了した時点で一括して、画像を合成し記録させる撮影モードを設けてもよい。かかる撮影モードを用いれば、構図が異なる記念写真や、同一の構図であっても内容が異なる記念写真を撮影するとき、撮影者を何度も交代する必要がなくなるため便利である。
【0062】
また、第1の実施の形態と同様に、右半分と左半分の一方または双方の画像に、他方の領域に及ぶオーバーラップ分を確保しておき、左右の部分画像を合成するとき、オーバーラップ分を使用して、撮影者によるフレーミングの誤差に起因する双方の画像の境界部分の位置ズレを吸収する位置調整処理を行わせるようにしてもよい。
【0063】
また、1回目の撮影が終わってから2回目の撮影が行われるまでの間のステップSB5の処理では、1回目の撮影で取得した部分画像202aを表示装置6の画面上の右半分に表示しながら、画面上の左半分に、その時点のスルー画像203の対応する部分を表示し(図12(b)参照)、これにより当初に決められた構図に対応する適切なフレーミングを行い易くしたが、以下のようにしてもよい。例えば、画面右半分のうち表示可能な左半分にだけスルー画像を半透過状態で重畳表示させるようにしてもよい。その場合には、次の撮影者が2回目の撮影を行うときの上記のフレーミングがより容易となる。
【0064】
また、本実施の形態では、CCD2により撮像した画像の一部分を切り出す(抽出する)ことにより部分的な画像データ(スルー画像、記録画像)を得るようにしたが、CCD2が部分的な露光・読出が可能なものであれば部分的な撮像を行なわせることにより部分的な画像データ(スルー画像、記録画像)を得るようにしてもよい。
【0065】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1に示した構成と同様の構成を備えた電子カメラ1において、後述するツーショット動画撮影モードでの動作を行わせるための制御プログラムが内蔵フラッシュメモリ11に記憶されているものである。
【0066】
以下、ユーザーによりツーショット動画撮影モードが選択されたときの電子カメラ1の動作を図13のフローチャートに従って説明する。なお、ここでは、ある場所でそこに居る2以上の人物の双方が写った動画を撮影する場合を想定し、その場合におけるユーザーの撮影手順を合わせて説明する。
【0067】
まず、撮影者(一人目)はモード選択キーを操作することにより、ツーショット動画撮影モードを選択する。このモードが選択されると、電子カメラ1は分割領域設定処理を実行する(ステップSB1)。この処理は、第1の実施の形態において説明した図2のステップSA1〜SA10と同一の処理であって、表示装置6の画面上にスルー画像に境界線L(図4(a)参照)を表示するなどして、撮影者に撮影対象エリアと非撮影エリアとを設定させる。なお、詳細については第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0068】
撮影者は、ここで所定のキー操作により、これから撮影する動画の画面における撮影対象エリアと非撮影エリアとを決める準備作業を行う。以下、撮影者が画面を左右に2分するように撮影対象エリアと非撮影エリアとを調整し、かつその右半分を撮影対象エリアとして設定したものとする。そして、準備ができたら、スルー画像の撮影対象エリア(右半分)に他の者を入れた状態でシャッターキーを押して1回目の動画撮影を開始する。
【0069】
これに対し、電子カメラ1は、シャッターキーが押されたら(ステップSC2でYES)、時計部8による動画撮影時間の計測を開始するとともに(ステップSC3)、1回目の動画撮影処理を実行し、CCD2により被写体像を取り込むとともに、前記撮影対象エリアに対応する右半分の部分画像のデータを切り出し、その画像データをDRAM10に一時保存する(ステップSC4)。そして、シャッターキーが押されている間においては(ステップSC5でYES)、動画撮影処理(所定の間隔で静止画撮影処理)を繰り返して実行することにより、DRAM10に、図14(a)に示したような前記撮影対象エリアに対応するとともに内容が異なる複数枚の静止画301aのデータからなる動画データを蓄積する。しかる後、撮影者は任意の時点でシャッターキーを押すのをやめて撮影操作を終了し、もう一人の者と撮影を交代する。
【0070】
また、電子カメラ1は、撮影操作が終了したら(ステップSC5でNO)、動画撮影時間の計測を終了して(ステップSC6)、計測した動画撮影時間をDRAM10に記憶する(ステップSC7)。次に、ステップSC4で記憶しておいた動画データのうちの1枚目(1コマ目)の静止画データを読み出し、図14(b)に示すように、それに基づく部分画像であって交代した撮影者が写っている画像301aを、それが対応する表示装置6の画面上の撮影対象エリア(右半分)に表示するとともに、画面上の非撮影エリア(左半分)に、CCD2により取り込んだ画像における非撮影エリアに対応する部分画像をスルー画像302として表示する(ステップSC8)。そして、交代した撮影者によりシャッターキーが押されるまで、ステップSC8の処理を繰り返し行う(ステップSC9でNO)。そして、交代した撮影者は、かかる状態でシャッターキーを押して2回目の動画撮影を開始し、スルー画像302に前の撮影者が入るようにフレーミングを行いながら撮影を行う。
【0071】
電子カメラ1は、シャッターキーが押されたら(ステップSC9でYES)、時計部8による動画撮影時間の計測を開始するとともに(ステップSC10)、2回目の動画撮影処理を実行し、CCD2により被写体像を取り込むとともに、前記非撮影エリアに対応する左半分の部分画像のデータを切り出し、その画像データをDRAM10に一時保存する(ステップSC11)また、この間においては画面上の非撮影エリア(左半分)その時点のスルー画像302の対応する部分を表示しながら、画面上の撮影対象エリア(右半分)には、1回目の動画撮影で取得した複数枚の静止画301aのデータからなる動画データを表示させる。そして、時計部8により計測中の動画撮影時間が、DRAM10に記憶してある1回目の動画撮影時間に達するまで(ステップSC12でNO)、動画撮影処理を繰り返して実行し、DRAM10に、図14(c)に示したような前記非撮影エリアに対応する内容が異なる複数枚の静止画302aのデータからなる動画データを蓄積する。
【0072】
しかる後、電子カメラ1は、計測中の動画撮影時間が1回目の動画撮影時間を経過したら(ステップSC12でYES)、動画像合成処理を実行する。すなわち、DRAM10に記憶されている、1回目の動画撮影で蓄積した撮影対象エリア(右半分)側の各静止画像301aのデータと、2回目の動画撮影で蓄積した撮影対象エリア(左半分)側の各静止画像302aのデータとを順次読み出すとともに、互いに対応するコマの静止画を連結して動画の各コマを構成する静止画とする合成処理を行う(ステップSC13)。そして、ここで生成した図14(d)に示したような内容が異なる複数の静止画303aのデータをそれぞれ圧縮するとともに、動画データとしてメモリ・カード13に記録し(ステップSC14)、動画撮影を完了する。
【0073】
したがって、本実施の形態の電子カメラ1のユーザーは、前述したツーショット動画撮影モードによって、動画撮影を行うことによって、その場に居合わせた者の全員(二人の人物)が写った動画を簡単に撮ることができる。
【0074】
また、2回目の動画撮影時間を1回目の動画撮影時間以下に限定したことから、2回目の動画撮影に際して、最終的に記録する動画データの生成に不要な画像を無駄に撮影することがなく、メモリや電力の無駄な消費をなくすことができる。なお、これとは別に、2回目の動画撮影時間を特に限定せず、2回目の動画撮影時間が1回目の動画撮影時間よりも短いときには、その時間分の動画データを合成して記録させ、逆に長いときには、1回目の動画撮影時間分の動画データを合成して記録させるようにしてもよい。つまり2回目の動画撮影時間の長短に関係なく、対応する静止画301a,302aが揃って蓄積されている分のコマ数の動画データを自動的に合成して記録させてもよい。
【0075】
また、本実施の形態においては、1回目の動画撮影中に、撮像した画像データから撮影対象エリア(右半分)側のデータを抽出し、それを動画データとして蓄積しておき、同様に2回目の動画撮影中に、撮像した画像データから非撮影エリア(左半分)側のデータを抽出し、それを動画データとして蓄積するようにした。このため、例えば1回目及び2回目の動画撮影では撮像した画像データをそのまま蓄積しておき、その後、撮影対象エリア側のデータと非撮影エリア側のデータとを抽出しながら、記録用の動画データを合成する場合に比べ、最終的な動画データを生成する以前にDRAM10に確保するメモリ領域が少なくて済む。したがって、より長時間の動画撮影が可能となる。なお、常に長時間の動画撮影が行えるように、1回目及び2回目の動画撮影で得られる動画データ(複数の静止画データ)を、DRAM10ではなくメモリ・カード13に蓄積させるようにしても構わない。
【0076】
また、2回目の動画撮影処理が終了した後、記録用の動画データを構成する各コマの静止画データを一括して合成するようにしたが、2回目の動画撮影処理(ステップSC11)に際して、非撮影エリアに対応する部分画像のデータを切り出したら、引き続きそれと対応する1回目の動画撮影処理で蓄積しておいた撮影対象エリアの静止画のデータを読み出し、この時点で逐次対応するデータから前記各コマの静止画データを合成して記憶させるようにしてもよい。
【0077】
また、本実施の形態においても、第1及び第2の実施の形態で述べたように、1回目及び2回目の動画撮影に際して蓄積する複数の部分画像について、互いに対応する部分画像の一方または双方の画像に、他方の領域に及ぶオーバーラップ分を確保しておき、動画を構成する静止画を合成するとき、オーバーラップ分を使用して、撮影者によるフレーミングの誤差に起因した双方の画像の境界部分の位置ズレを吸収する位置調整処理を行わせるようにしてもよい。
【0078】
また、2回目の動画撮影処理(ステップSC11)では、1回目の動画撮影で取得した複数枚の静止画301aのデータからなる動画データを表示装置6の画面上の右半分に表示しながら、画面上の左半分に、その時点のスルー画像302の対応する部分を表示し(図14(b)参照)、これにより当初に決められた構図に対応する適切なフレーミングを行い易くしたが、以下のようにしてもよい。例えば、その時点のスルー画像を画面全体に表示させると同時に、1回目の動画撮影で得られた動画データを画面上の右半分に半透過状態で重畳表示するようにしてもよい。その場合には、次の撮影者が2回目の動画撮影を行うときの上記のフレーミングがより容易となる。
【0079】
また、本実施の形態では、CCD2により撮像した画像の一部分を切り出す(抽出する)ことにより部分的な動画データ(スルー画像、記録画像)を得るようにしたが、CCD2が部分的な露光・読出が可能なものであれば部分的な撮像を行なわせることにより部分的な動画データ(スルー画像、記録画像)を得るようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】
【0081】
以上説明したように本発明によれば、撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割して、この分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに表示する。そして、分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出すると、撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して一時保存するとともに、撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として順次表示する。そして、この表示状態で他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出すると、撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、撮像画像領域で撮像された画像として前記表示部に表示し、記録するので、記念撮影を行う際の不便さを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2及び第3の実施の形態に共通する電子カメラのブロック図である。
【図2】第1の実施の形態におけるツーショット撮影モードでの動作を示すフローチャートである。
【図3】図2に続くフローチャートである。
【図4】(a)は、1回目の撮影待機状態における表示装置の表示画面、(b)は撮影対象領域側の部分画像を示す図である。
【図5】(a)は、2回目の撮影待機状態における表示装置の表示画面、(b)は非撮影領域側の部分画像を示す図である。
【図6】最終的に記録される合成画像を示す図である。
【図7】変更可能な境界線のパターン、及び変更操作時のパターンの遷移を示す図である。
【図8】使用者による自由境界線による撮影対象領域と非撮影領域との分割形態を示す図である。
【図9】合成する部分画像の領域分けの他の例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態におけるツーショット撮影モードでの動作を示すフローチャートである。
【図11】撮像した画像において部分画像として使用される領域を示す図である。
【図12】(a)は1回目の撮影待機状態における表示装置の表示画面、(b)は2回目の撮影待機状態における表示装置の表示画面、(c)は最終的に記録される合成画像を示す図である。
【図13】第3の実施の形態におけるツーショット動画撮影モードでの動作を示すフローチャートである。
【図14】撮影時に蓄積される動画データと、撮影後に記録される動画データ等を示す図である。
【符号の説明】
1 電子カメラ
2 CCD
3 DSP/CPU
6 表示装置
7 キー入力部
8 時計部
10 DRAM
11 内蔵フラッシュメモリ
13 メモリ・カード
Claims (7)
- 撮像手段と、
この撮像手段の撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割する分割手段と、
この分割手段によって分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに表示する表示手段と、
この表示手段によって順次表示されている画像のうち、前記分割手段によって分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第1の検出手段と、
この第1の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して一時保存するとともに、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記分割手段によって分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として順次表示するよう前記表示手段を制御する制御手段と、
この制御手段によって表示された状態で、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第2の検出手段と、
この第2の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と前記制御手段によって一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、前記撮像画像領域で撮像された画像として前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、
この表示制御手段によって合成された画像を記録する記録手段と
を備えたことを特徴とする電子カメラ。 - 前記境界線の移動の指示を検出する第3の検出手段と、
この第3の検出手段によって移動指示された境界線の位置に応じて、前記分割手段による前記撮影画像領域の分割を設定する設定手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。 - 前記制御手段は、前記分割手段によって分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として順次表示するとともに、前記一時保存した画像を前記一の撮影エリアに表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。
- 前記制御手段は、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を順次切り出して複数のコマからなる動画として一時保存するとともに、
前記表示制御手段は、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を順次切り出して複数のコマからなる動画を生成するともに、この生成された動画と前記制御手段によって一時保存された一の撮影エリアの動画とを合成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の電子カメラ。 - 前記一の撮影エリアに対応する画像についての撮影終了を検出する第4の検出手段と、
前記第1の検出手段による撮影操作の検出から前記第4の検出手段による撮影終了の検出までの時間を動画の撮影時間として記憶する撮影時間記憶手段と、
前記第2の検出手段による撮影操作の検出の後、前記撮影時間記憶手段に記憶された撮影時間に達すると、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影を終了するよう制御する撮影制御手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の電子カメラ。 - 撮像部の撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割する分割ステップと、
この分割ステップにて分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに表示部に表示させる第1の制御ステップと、
この第1の制御ステップにて順次表示されている画像のうち、前記分割ステップにて分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第1の検出ステップと、
この第1の検出ステップにて撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して第1のメモリに一時保存するとともに、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記分割ステップにて分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として前記表示部に順次表示するよう制御する第2の制御ステップと、
この第2の制御ステップにて表示された状態で、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第2の検出ステップと、
この第2の検出ステップにて撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と前記第2の制御ステップにて一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、前記撮像画像領域で撮像された画像として前記表示部に表示するよう制御する第3の制御ステップと、
この第3の制御ステップにて合成された画像を第2のメモリに記録する記録ステップと
からなることを特徴とする撮影記録方法。 - 撮像部、表示部、第1のメモリ、及び、第2のメモリを具備する電子カメラが有するコンピュータを、
前記撮像部の撮影画像領域を複数の撮影エリアに分割する分割手段、
この分割手段によって分割された状態を反映させた境界線を前記撮影画像領域で順次撮像される画像とともに前記表示部に表示させる第1の制御手段、
この第1の制御手段によって順次表示されている画像のうち、前記分割手段によって分割された一の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第1の検出手段、
この第1の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記一の撮影エリアで撮像された画像を切り出して前記第1のメモリに一時保存するとともに、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記分割手段によって分割された他の撮影エリアに対応する画像を撮影すべき画像として前記表示部に順次表示するよう制御する第2の制御手段、
この第2の制御手段によって表示された状態で、前記他の撮影エリアに対応する画像についての撮影操作を検出する第2の検出手段、
この第2の検出手段によって撮影操作が検出されると、前記撮像画像領域に順次撮像されている画像のうち前記他の撮影エリアで撮像された画像を切り出すとともに、この切り出された画像と前記第2の制御手段によって一時保存された一の撮影エリアの画像とを合成し、前記撮像画像領域で撮像された画像として前記表示部に表示するよう制御する第3の制御手段、
この第3の制御手段によって合成された画像を前記第2のメモリに記録する記録手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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