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JP4607513B2 - カソード基板及びこのカソード基板の作製方法。 - Google Patents

カソード基板及びこのカソード基板の作製方法。 Download PDF

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本発明は、電子放出源を有する表示装置などに用いられるカソード基板及びその作製方法に関し、特に、グラファイト・ナノファイバやカーボン・ナノチューブなどのカーボン系エミッタ材料を利用した電界電子放出型表示装置(FED:Field Emission Display)用のカソード基板及びその作製方法に関する。
近年、電子放出電圧が低くて化学的安全性を有するグラファイト・ナノファイバやカーボン・ナノチューブなどのカーボン系エミッタ材料を電子放出源に利用したFEDが開発されている。このFEDでは、電子を放出させるのに必要な駆動電圧を低く抑制するために、カソード電極、ゲート電極およびアノード電極から構成される三極電界放出素子を用いるのが主流である。
この場合、カソード電極層、絶縁層及びゲート電極層を処理基板上に順次積層し、ゲート電極層に複数のゲート孔開口部を並設し、各ゲート孔開口部を通じて、絶縁層にゲート孔開口部より大きな開口面積を有するホールをエッチングによりそれぞれ形成し、ホール底部に形成した各触媒層上に、例えば熱CVD法によりカーボン系エミッタ材料をそれぞれ成長させてエミッタをそれぞれ形成し、カソード電極であるカソード基板を得ることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2001−102593号公報(発明の詳細な説明参照)。
ところで、各触媒層上に、カーボン系エミッタ材料を成長させてエミッタを形成する際に、このカーボン系エミッタ材料が相互に不均一に成長していると、各エミッタからの電界電子放出特性が不均一になって電界電子放出特性分布が悪くなるという不具合が生じる。また、カーボン系エミッタ材料を成長させる際に、所定の成長膜厚を超えてカーボン系エミッタ材料が成長していると、このカーボン系エミッタ材料を介してカソード電極層とゲート電極層とが短絡する虞が生じる。
そこで、上記点に鑑み、本発明の課題は、各触媒層上に、カーボン系エミッタ材料を均一に成長させることができ、また、カーボン系エミッタ材料を介してカソード電極層とゲート電極層とが短絡することを防止できるカソード基板及びその作製方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載のカソード基板は、処理基板上に順次積層したカソード電極層、絶縁層及びゲート孔開口部を形成したゲート電極層を備え、この絶縁層に形成したホールの底部に触媒層を形成し、この触媒層上にカーボン系エミッタ材料であるグラファイト・ナノファイバ又はカーボンナノチューブを成長させてなるカソード基板において、前記カーボン系エミッタ材料は、前記触媒層を所定の膜厚に設定してその成長が飽和するまで成長させたものであり、前記絶縁層は、前記カーボン系エミッタ材料が飽和するまで成長したときの前記カーボン系エミッタ材料の成長膜厚よりも厚い膜厚を有することを特徴とする。
本発明によれば、各触媒層上にカーボン系エミッタ材料を成長させる際に、触媒層の膜厚を所定の膜厚に設定して成長が飽和するまでカーボン系エミッタ材料をそれぞれ成長させているため、触媒層上でのカーボン系エミッタ材料の成長が相互に略均一になり、その結果、各エミッタからの電界電子放出特性分布を改善できる。
この場合、前記触媒層の膜厚を、1〜10nmの範囲に設定するのがよい。1nmより小さい膜厚では、十分なエミッション電流を得られるほど、カーボン系エミッタ材料を成長させることができず、また、10nmを超えた膜厚では、触媒層上に成長させたカーボン系エミッタ材料にファイバでない層が現れてしまう。
尚、触媒層を、Fe、Co又はこれらの金属の少なくとも1種類を含む合金から構成するのが望ましい。
また、上記課題を解決するために、請求項記載のカソード基板の作製方法は、処理基板上にカソード電極層、絶縁層及びゲート電極層を順次積層すると共にゲート電極層にゲート孔開口部を形成し、このゲート孔開口部を介して絶縁層にホールを形成し、このホールの底部に形成した触媒層上にカーボン系エミッタ材料であるグラファイト・ナノファイバ又はカーボンナノチューブを成長させてなるカソード基板の作製方法において、触媒層を所定の膜厚に設定してカーボン系エミッタ材料を一旦成長させて、その成長が飽和するカーボン系エミッタ材料の成長膜厚を予め測定しておき、成長が飽和する膜厚より厚い膜厚で絶縁層を形成した後、前記所定の膜厚の触媒層上に、成長が飽和するまでカーボン系エミッタ材料を成長させることを特徴とする。
この場合、前記カーボン系エミッタ材料を成長させる際に触媒として作用する触媒層を、絶縁層の下側に予め形成してもよい。
また、前記カーボン系エミッタ材料を成長させる際に触媒として作用する触媒層を、絶縁層のエッチング後に、リフトオフ法によって形成してもよい。
前記カーボン系エミッタ材料の成長時間を10〜60minとするのが望ましい。10minより短いと、成長均一性が不十分であり、60minを超えると、生産効率が悪くなる。
以上説明したように、本発明のカソード基板及びこのカソード基板の作製方法は、各触媒層上に、カーボン系エミッタ材料を相互に均一に成長させることができ、従って、電界電子放出特性分布を改善でき、また、カーボン系エミッタ材料を介してカソード電極層とゲート電極層とが短絡することを防止できる。
図1及び図2を参照して説明すれば、1は、FEDに用いられる本発明のカソード基板を示す。カソード基板1は処理基板であるガラス基板11を有し、このガラス基板11上には、所定の膜厚(例えば150nm)で、例えばクロムからなるカソード電極層(母線)12が形成されている。カソード電極層12は、例えばガラス基板11を所定温度(例えば200℃)に加熱しつつDCスパッタリングにより形成される。
カソード電極層12上には、例えばSiOから構成される絶縁層13が所定の膜厚(例えば4.5μm)で形成されている。絶縁層13は、成膜後の絶縁層13の応力による破損を防止する目的で、例えばガラス基板11を所定温度(例えば300℃)に加熱しながらRFスパッタリングにより形成される。この絶縁層13を形成する場合、RFスパッタリング時にガラス基板11に付着するダストによるピンホールを防止するため、複数回に分けて成膜してもよい。この絶縁層13は、上記RFスパッタリング以外の方法、例えばEB蒸着法やガス中蒸着法で形成することもできる。
絶縁層13上には、例えばクロムからなるゲート電極層14が所定の膜厚(例えば、300nm)で形成されている。ゲート電極層14は、カソード電極層12の場合と同様に、例えば、ガラス基板11を所定の温度加熱しながらDCスパッタリングにより形成される。ゲート電極層14は、RFスパッタリング、EB蒸着法やガス中蒸着法で形成することもできる。
また、ゲート電極層14には、複数のゲート孔開口部14aが所定の間隔を置いて形成されている。この場合、ゲート電極層上14に、フォトリソグラフィ法を用い、所定のレジストを塗布した後に、露光して所定のレジストマスクを形成し、ドライエッチングすることで、例えば一辺が10μmの正方形状に各ゲート孔開口部14aが形成される。
各ゲート孔開口部14aを形成した後、絶縁層13には、カソード電極層12に通じるホール13aが形成される。この場合、SiOから構成される絶縁層13では、例えばエッチャントとしてフッ酸を使用し、絶縁層13をエッチングして、ゲート孔開口部14aより大きな開口面積を有する断面略台形のホール13aがそれぞれ形成される。
絶縁層13にホール13aを形成した後、ゲート電極層14上には、犠牲層15が形成される。犠牲層15としては、フォトレジストが用いられ、スピン塗布法によって1μmの膜厚で形成される。
犠牲層15を形成した後、ホール13aの底部に、例えばFe、Co又はこれらの金属の少なくとも1種類を含む合金から構成された触媒層16が所定の膜厚(例えば5nm)で形成され、ライン状に加工されている。この場合、触媒層16は、例えばDCスパッタリングにより形成される。そして、ゲート電極層14上に残留する犠牲層15及び触媒層16を剥離、除去した後(リフトオフ法)、ホール13a内に形成した触媒層16上に、熱CVD、プラズマCVD,レーザー蒸着法など公知の方法でグラファイト・ナノファイバやカーボン・ナノチューブなどのカーボン系エミッタ材料Cを成長させてエミッタEを構成する。
ところで、カーボン系エミッタ材料Cを触媒層16上に成長させる場合に、カーボン系エミッタ材料Cを相互に均一に成長させると共に、カーボン系エミッタ材料Cを介してカソード電極層12とゲート電極層14とが短絡しなように、カーボン系エミッタ材料Cを成長させる必要がある。
本実施の形態では、触媒層16を所定の膜厚に設定してカーボン系エミッタ材料Cを一旦成長させて、その成長が飽和するカーボン系エミッタ材料Cの成長膜厚を予め測定しておき、その測定結果から絶縁層13の膜厚を、その成長が飽和する膜厚より大きく設定し、カーボン系エミッタ材料Cを一旦成長させたときと同じ膜厚で触媒層16を形成し、成長が飽和するまでカーボン系エミッタ材料Cを成長させることとした。
この場合、前記触媒層16の膜厚を、1〜10nmの範囲に設定するのがよい。1nmより小さい膜厚では、十分なエミッション電流を得られるほど、カーボン系エミッタ材料Cを成長させることができず、また、10nmを超えた膜厚では、触媒層16上に成長させたカーボン系エミッタ材料Cにファイバでない層が現れてしまう。また、前記カーボン系エミッタ材料Cの成長時間を10〜60minとするのが望ましい。10minより短いと、成長均一性が不十分であり、60minを超えると、生産効率が悪くなる。
これにより、触媒層16上に、カーボン系エミッタ材料Cを相互に均一に成長させることができ、従って、電界電子放出特性分布を改善でき、また、カーボン系エミッタ材料Cを介してカソード電極層12とゲート電極層14とが短絡することを防止できる。
尚、本実施の形態では、カーボン系エミッタ材料Cを成長させる際に触媒として作用する触媒層16を、絶縁層13のエッチング後に、リフトオフ法によって形成したが、これに限定されるものではなく、触媒層16を、絶縁層13の下側に予め形成しておいてもよい。
ガラス基板11上に、150nmの膜厚でクロムからなるカソード電極層12を、ガラス基板を200℃に加熱しながらDCスパッタリングにより形成し、このカソード電極層12の上に、連続してFe合金からなるカーボン系エミッタ材料成長用の触媒層16を5nmの膜厚で形成した。次いで、触媒層16上に、熱CVDによってカーボン・ナノチューブCを成長させた。この場合、ガラス基板11の温度を550℃に保持し、プロセスガスとしてCO及びH(CO/H=1)の混合ガスを用いた。そして、成長時間を、20min、40min、60minにそれぞれ設定してカーボン・ナノチューブCを成長させた。
図3には、上記条件で、カーボン・ナノチューブCを成長させたときのカーボン・ナノチューブCの成長膜厚を示す。これによれば、成長時間が20minを超えると、成長膜厚が約4μmで、カーボン・ナノチューブCの成長が飽和していることが判る。このことから、触媒層16の膜厚を5nm、成長時間20minに設定すると共に、触媒層16上にカーボン・ナノチューブCを成長させた場合、カーボン・ナノチューブCを介してカソード電極層12とゲート電極層14とが短絡しないように絶縁層13の膜厚を4.5μmに設定すればよいことが見出された。
次いで、図2(a)乃至(f)に示す手順により、上記条件を考慮して本発明のFED用のカソード基板1を作製した。ガラス基板11上に、150nmの膜厚でクロムからなるカソード電極層12を、ガラス基板を200℃に加熱しながらDCスパッタリングにより形成した。
次いで、カソード電極層12上に、SiOからなる絶縁層13を、375℃の基板加熱を行いながらRFスパッタリングにより4.5μmの膜厚で形成した。次いで、クロムからなるゲート電極層14を、カソード電極層12の場合と同様に、ガラス基板11を200℃に加熱しながらDCスパッタリングにより300nmの膜厚で形成した(図2(a)参照)。
次いで、フォトリソグラフィ法を用いて、ゲート電極層14上に、約1μmの厚さでレジストパターンを形成し、エッチングによりゲート孔開口部14aを形成した。この場合、レジスト材として、電子ビーム露光装置用のものを用い、硫酸セリウムアンモニウム溶液を使用したウェットエッチングにより1辺が10μmの正方形のゲート孔開口部14aを形成し、レジスト材を剥離、除去した(図2(b)参照)。
次いで、開口14aを形成したゲート電極層14の上面に、スピン塗布法を用いて、約1μmの厚さで犠牲層15を形成した(図2(c)参照)。この場合、犠牲層15としては、フォトレジストを用いた。そして、エッチャントとしてフッ酸を使用し、絶縁層13をウェットエッチングし、断面略台形のホール13aを形成した(図2(d)。
次いで、このホール13aの底部に、ガラス基板11を200℃に加熱しながらDCスパッタリングにより5nmの膜厚でFe合金からなる触媒層16を形成し、ライン状に加工した(図2(e)参照)。そして、ゲート電極層14上に残留する犠牲層15及び触媒層16を剥離、除去した後、ホール13a内の触媒層16上に、熱CVDでカーボン・ナノチューブCを成長させた。この場合、ガラス基板11の温度を550℃に保持し、プロセスガスとしてCO及びH(CO/H=1)の混合ガスを用い、成長時間を20minに設定した(図2(f)参照)。
(比較例1)
比較例1として、上記と同様の条件で、ガラス基板11上に、カソード電極層12、絶縁層13及びゲート電極層14を順次積層し、ゲート電極層14にゲート孔開口部14aを設け、各ゲート孔開口部を通じて、絶縁層13にホール13aを形成した後、ホール13a底部に形成した各触媒層16上にカーボン・ナノチューブCを成長させた。この場合、ガラス基板11の温度を550℃に保持し、プロセスガスとしてCO及びH(CO/H=1)の混合ガスを用いたが、成長時間を5minに設定した。
図4は、実施例1記載の上記手順で作製したカソード基板1の断面に対するSEM写真である。図5(a)は、実施例1記載の上記手順で作製したカソード基板1に通電して発光させたときの写真であり、図5(b)は、比較例1記載の上記手順で作製したカソード基板1に通電して発光させたときの写真である。
これらによれば、比較例1のものでは、カーボン・ナノチューブCの成長均一性が不十分となって電界電子放出特性分布が悪く、発光面にむらが生じている(図5(b)参照)。それに対して、実施例1では、発光面にむらは生じておらず、電界電子放出特性分布が向上していることが判る(図5(a)参照)。また、適切に絶縁層13の膜厚を設定しているため、図4に示すように、カーボン・ナノチューブCを介してカソード電極層12とゲート電極層14とが短絡していないことが判る。
本発明のFED用カソード基板を説明する図。 (a)乃至(f)は、本発明のFED用カソード基板の作製手順を模式的に説明する図。 カーボン・ナノチューブの成長時間に対するカーボン・ナノチューブの成長膜厚を示すグラフ。 本発明の方法により作製したカソード基板のSEM写真。 (a)は、実施例1のカソード基板に通電して発光させたときの写真。(b)は、比較例1のカソード基板に通電して発光させたときの写真。
符号の説明
1 カソード基板
11 ガラス基板
12 カソード電極層
13 絶縁層
14 ゲート電極層
14a ゲート孔開口部
15 犠牲層
16 触媒層
C カーボン系エミッタ材料

Claims (7)

  1. 処理基板上に順次積層したカソード電極層、絶縁層及びゲート孔開口部を形成したゲート電極層を備え、この絶縁層に形成したホールの底部に触媒層を形成し、この触媒層上にカーボン系エミッタ材料であるグラファイト・ナノファイバ又はカーボンナノチューブを成長させてなるカソード基板において、
    前記カーボン系エミッタ材料は、前記触媒層を所定の膜厚に設定してその成長が飽和するまで成長させたものであり、
    前記絶縁層は、前記カーボン系エミッタ材料が飽和するまで成長したときの前記カーボン系エミッタ材料の成長膜厚よりも厚い膜厚を有することを特徴とするカソード基板。
  2. 前記触媒層の膜厚を、1〜10nmの範囲に設定したことを特徴とする請求項1記載のカソード基板。
  3. 前記触媒層を、Fe、Co又はこれらの金属の少なくとも1種類を含む合金から構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカソード基板。
  4. 処理基板上にカソード電極層、絶縁層及びゲート電極層を順次積層すると共にゲート電極層にゲート孔開口部を形成し、このゲート孔開口部を介して絶縁層にホールを形成し、このホールの底部に形成した触媒層上にカーボン系エミッタ材料であるグラファイト・ナノファイバ又はカーボンナノチューブを成長させてなるカソード基板の作製方法において、触媒層を所定の膜厚に設定してカーボン系エミッタ材料を一旦成長させて、その成長が飽和するカーボン系エミッタ材料の成長膜厚を予め測定しておき、成長が飽和する膜厚より厚い膜厚で絶縁層を形成した後、前記所定の膜厚の触媒層上に、成長が飽和するまでカーボン系エミッタ材料を成長させることを特徴とするカソード基板の作製方法。
  5. 前記カーボン系エミッタ材料を成長させる際に触媒として作用する触媒層を、絶縁層の下側に予め形成することを特徴とする請求項4記載のカソード基板の作製方法。
  6. 前記カーボン系エミッタ材料を成長させる際に触媒として作用する触媒層を、絶縁層のエッチング後に、リフトオフ法によって形成することを特徴とする請求項4記載のカソード基板の作製方法。
  7. 前記カーボン系エミッタ材料の成長時間を10〜60minとしたことを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載のカソード基板の作製方法。
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