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JP4543908B2 - 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents

車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 Download PDF

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JP4543908B2
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
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Description

本発明は、運転者の操作を補助する車両用運転操作補助装置に関する。
従来の車両用運転操作補助装置は、自車両周囲のリスクポテンシャルに応じてアクセルペダルの反力特性を変化するとともに減速度を発生させることによって、運転者に周囲の環境を知らせている(例えば特許文献1参照)。この装置は、リスクポテンシャルが大きくなるに伴ってアクセルペダル反力および減速度を増加させる。
本願発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2004−67070号公報
上述した装置は、アクセルペダル反力と減速度を制御することにより自車両周囲の環境を運転者に正確に報知することができる。しかしながら、アクセルペダル反力と減速度が増加することにより、運転者が加速操作を行った際の車両の応答性が低下してしまう。運転者の運転操作を補助する装置にあっては、車両周囲の環境を知らせるとともに、運転者に違和感を与えずに期待に沿った加速感が得られるように制御を行うことが望まれている。
本発明による車両用運転操作補助装置は、自車両周囲の障害物状況に基づいて自車両のリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに応じて、アクセルペダル操作量に対する駆動トルクの関係を減少方向に補正するとともに自車両の駆動力を調整する操作部材に発生する操作反力を制御する第1の手段を有する車両用運転操作補助装置において、運転者による加速操作が行われると、加速操作に応じた加速制御を優先的に行ってから、リスクポテンシャルに応じた駆動力制御および操作反力制御を行う第2の手段を備え、第2の手段は、運転者に加速操作に応じた加速感を与えるように自車両に加速度を発生させてから、リスクポテンシャルに基づく駆動トルクおよび操作反力の制御を行うことにより、加速制御の優先的な制御を行う。
本発明によれば、運転者による加速操作が行われると加速操作に応じた加速制御を優先的に行ってから、リスクポテンシャルに応じた駆動力制御および操作反力制御を行うので、駆動力と操作反力の制御により自車両周囲のリスクポテンシャルを運転者に知覚させながら、運転者が加速感を期待する状況では運転者の意図を優先した制御を行うことができる
《第1の実施の形態》
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図であり、図2は、車両用運転操作補助装置1を搭載した車両の構成図である。
まず、車両用運転操作補助装置1の構成を説明する。レーザレーダ10は、車両の前方
グリル部もしくはバンパ部等に取り付けられ、水平方向に赤外光パルスを照射して車両前方領域を走査する。レーザレーダ10は、前方にある複数の反射物(通常、前方車の後端)で反射された赤外光パルスの反射波を計測し、反射波の到達時間より、複数の前方車までの車間距離とその存在方向を検出する。検出した車間距離及び存在方向はコントローラ50へ出力される。なお、本実施の形態において、前方物体の存在方向は、自車両に対する相対角度として表すことができる。レーザレーダ10によりスキャンされる前方の領域は、自車正面に対して±6deg程度であり、この範囲内に存在する前方物体が検出される。
車速センサ20は、車輪の回転数や変速機の出力側の回転数を計測することにより自車両の車速を検出し、検出した自車速をコントローラ50に出力する。
コントローラ50は、CPUと、ROMおよびRAM等のCPU周辺部品とから構成され、車両用運転操作補助装置1全体の制御を行う。コントローラ50は、車速センサ20から入力される自車速と、レーザレーダ10から入力される距離情報から、自車両周囲の障害物状況、例えば自車両と各障害物との相対距離および相対速度といった障害物に対する走行状態を認識する。コントローラ50は、障害物状況に基づいて各障害物に対する自車両のリスクポテンシャルを算出する。さらに、コントローラ50は、障害物に対するリスクポテンシャルに基づいて、以下のような制御を行う。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1は、アクセルペダル62の踏み込み操作の際に発生する反力および制駆動力を制御することによって、運転者による自車両の加減速操作を補助し、運転者の運転操作を適切にアシストするものである。そこで、コントローラ50は、障害物状況から自車前方の障害物に対するリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいてアクセルペダルの反力制御量を算出する。さらに、リスクポテンシャルに基づいて制駆動力の補正量を算出する。コントローラ50は、算出した前後方向の反力制御量をアクセルペダル反力制御装置60へと出力し、制駆動力の補正量を駆動力制御装置63および制動力制御装置93にそれぞれ出力する。
アクセルペダル反力制御装置60は、コントローラ50から出力される反力制御量に応じて、アクセルペダル62のリンク機構に組み込まれたサーボモータ61で発生させるトルクを制御する。サーボモータ61は、アクセルペダル反力制御装置60からの指令値に応じて発生させる反力を制御し、運転者がアクセルペダル62を操作する際に発生する踏力を任意に制御することができる。
アクセルペダルストロークセンサ64は、リンク機構を介してサーボモータ61の回転角に変換されたアクセルペダル62の操作量(踏み込み量)を検出する。アクセルペダルストロークセンサ64は、検出したアクセルペダル操作量をコントローラ50および駆動力制御装置63にそれぞれ出力する。ブレーキペダルストロークセンサ94は、ブレーキペダル92の踏み込み量(アクセルペダル操作量)を検出し、コントローラ50および制動力制御装置93にそれぞれ出力する。
駆動力制御装置63は、アクセルペダル62の操作状態に応じた駆動力を発生するようにエンジン(不図示)を制御するとともに、外部からの指令に応じて、発生させる駆動力を変化させる。図3に、駆動力制御装置63の構成を表すブロック図を示す。図4に、アクセルペダル操作量SAとドライバ要求駆動力Fdaとの関係を定めた特性マップを示す。駆動力制御装置63は、図3に示すようにドライバ要求駆動力算出部63aと、加算器63bと、エンジンコントローラ63cとを備えている。
ドライバ要求駆動力算出部63aは、図4に示すようなマップを用いて、アクセルペダル62のアクセルペダル操作量SAに応じてドライバが要求する駆動力(ドライバ要求駆動力)Fdaを算出する。加算器63bは、算出されたドライバ要求駆動力Fdaに、後述する駆動力補正量Fahoseiを加えて目標駆動力を算出し、エンジンコントローラ63cへ出力する。エンジンコントローラ63cは、目標駆動力に従ってエンジンへの制御指令値を算出する。
制動力制御装置93は、ブレーキペダル92の操作状態に応じた制動力を発生するようにブレーキ液圧を制御するとともに、外部からの指令に応じて、発生させるブレーキ液圧を変化させる。図5に、制動力制御装置93の構成を表すブロック図を示す。図6に、ブレーキペダル操作量SBとドライバ要求制動力Fdbとの関係を定めた特性マップを示す。図5に示すように、制動力制御装置93は、ドライバ要求制動力算出部93aと、加算器93bと、ブレーキ液圧コントローラ93cとを備えている。
ドライバ要求制動力算出部93aは、図6に示すようなマップを用いて、ブレーキペダル91のブレーキペダル操作量SBに応じてドライバが要求する制動力(ドライバ要求制動力)Fdbを算出する。加算器93bは、算出されたドライバ要求制動力Fdbに、後述する制動力補正量Fbhoseiを加えて目標制動力を算出し、ブレーキ液圧コントローラ93cに出力する。ブレーキ液圧コントローラ93cは、目標制動力に従ってブレーキ液圧指令値を算出する。ブレーキ液圧コントローラ93cからの指令に応じて各車輪に設けられたブレーキ装置95が作動する。
図7に、コントローラ50の内部および周辺の構成を示すブロック図を示す。コントローラ50は、例えばCPUのソフトウェア形態により、障害物認識部51、リスクポテンシャル算出部52、運転操作反力算出部53、加速意図検出部54、アクセル操作速度依存駆動力算出部55、運転操作反力補正部56および制駆動力補正量算出部57を構成する。
障害物認識部51は、レーザレーダ10および車速センサ20から入力される検出信号に基づいて、自車両前方の障害物状況を認識する。リスクポテンシャル算出部52は、障害物認識部51で認識した障害物状況に基づいて、自車両周囲のリスクポテンシャルRPを算出する。運転操作反力算出部53は、リスクポテンシャル算出部52で算出したリスクポテンシャルRPに基づいて、自車両の駆動力を調整する操作部材であるアクセルペダル62に発生させる操作反力を算出する。
加速意図検出部54は、アクセルペダルストロークセンサ64で検出されるアクセルペダル操作量SAに基づいて、運転者に加速する意図があるかを検出する。アクセル操作依存駆動力算出部55は、加速意図検出部54で検出した運転者の加速意図とアクセルペダル62の操作速度に基づいて、アクセル操作速度依存駆動力Feを算出する。
運転操作反力補正部56は、運転者の加速意図に応じて、運転操作反力算出部53で算出した操作反力を補正する。制駆動力補正量算出部57は、リスクポテンシャル算出部53で算出したリスクポテンシャルRPと、アクセル操作速度依存駆動力算出部55で算出したアクセル操作速度依存駆動力Feとに基づいて、制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiを算出する。
以下に、第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の動作を詳細に説明する。図8に、第1の実施の形態のコントローラ50における運転操作補助制御処理の処理手順のフローチャートを示す。本処理内容は、一定間隔、例えば50msec毎に連続的に行われる。
まず、ステップS100で走行状態を読み込む。ここで、走行状態は、自車前方の障害物状況を含む自車両の走行状況に関する情報である。そこで、レーザレーダ10により検出される前方障害物までの車間距離Xや存在方向と、車速センサ20によって検出される自車両の走行車速Vhを読み込む。また、アクセルペダルストロークセンサ64およびブレーキペダルストロークセンサ94で検出されるアクセルペダル操作量SAおよびブレーキペダル操作量SBも読み込む。
ステップS200では、ステップS100で読み込み、認識した走行状態データに基づいて、前方障害物の状況を認識する。ここでは、前回の処理周期以前に検出され、コントローラ50のメモリに記憶されている自車両に対する障害物の相対位置やその移動方向・移動速度と、ステップS100で得られた現在の走行状態データとにより、現在の障害物の自車両に対する相対位置やその移動方向・移動速度を認識する。そして、自車両の走行に対して障害物が、自車両の前方にどのように配置され、相対的にどのように移動しているかを認識する。
ステップS300では、障害物、すなわち自車両前方の先行車に対するリスクポテンシャルRPを算出する。先行車に対するリスクポテンシャルRPは以下のようにして算出する。
図9(a)に示すように、自車両前方に仮想的な弾性体を設けたと仮定し、この仮想的な弾性体が先行車に当たって圧縮され、自車両に対する擬似的な走行抵抗を発生するというモデルを考える。ここで、先行車に対するリスクポテンシャルRPは、図9(b)に示すように仮想弾性体が先行車に当たって圧縮された場合のバネ力と定義する。従ってリスクポテンシャルRPは、自車両と先行車との車間距離Xを用いて以下の(式1)で表すことができる。
RP=ka・(L−X) ・・・(式1)
ここで、ka:仮想弾性体のバネ定数、L:仮想弾性体の長さであり、予め適切な値を設定しておく。なお、仮想弾性体の長さLを、自車速Vhおよび自車両と先行車との余裕時間TTCや車間時間THWに基づいて算出することも可能である。(式1)に示すように、自車両と先行車との車間距離Xが短くなるほどリスクポテンシャルRPが大きくなる。また、図9(a)に示すように仮想弾性体が前方車両に接触していない場合は、リスクポテンシャルRP=0とする。
ステップS400では、ステップS100で読み込んだアクセルペダル操作量SAに基づいて、運転者の加速意図を検出する。ここでの処理を図10のフローチャートを用いて説明する。まず。ステップS401で、アクセルペダル操作量SAを用いてアクセルペダル62の操作速度dSを算出する。アクセル操作速度dSは、例えばアクセルペダル操作量SAを時間微分することにより算出する。
ステップS402では、ステップS401で算出したアクセル操作速度dSが所定値dS1(>0)以上であるか否かを反定する。dS≧dS1で、アクセルペダル61の踏み込み速度dSが速い場合は、運転者に加速意図があると判断してステップS403へ進む。ステップS403では、運転者に加速意図があることを示すフラグFlg=1に設定する。一方、ステップS402でdS<dS1であると判定されると、運転者に加速意図が無いと判断してステップS404へ進み、フラグFlg=0に設定する。
このようにステップS400で運転者の加速意図を検出した後、ステップS500へ進む。ステップS500では、ステップS300で算出したリスクポテンシャルRPと、ステップS400で算出した加速意図に基づいて、自車両に発生する制駆動力を補正するための制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiを算出する。ここでの処理を図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS501で、ステップS300で算出したリスクポテンシャルRPに基づいて、図9(a)(b)に示すように仮想的に設定した弾性体の反発力Fcを算出する。図12に、リスクポテンシャルRPと反発力Fcとの関係を示す。図12に示すように、リスクポテンシャルRPが大きくなり、先行車によって仮想弾性体が圧縮されるほど反発力Fcが大きくなる。リスクポテンシャルRPが所定値RPmax1を超えると、反発力Fcを最大値Fcmaxに固定する。
ステップS502では、ドライバ要求駆動力Fdaを推定する。コントローラ50内には、駆動力制御装置63内に記憶されたドライバ要求駆動力算出マップ(図4)と同一のものが用意されており、アクセルペダル操作量SAに従ってドライバ要求駆動力Fdaを推定する。
ステップS510では、アクセルペダル操作速度dSと運転者の加速意図に基づいて、アクセル操作速度依存駆動力Feを算出する。ここでの処理を図13のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS511では、アクセル操作速度dSに基づいて駆動力Feの基準となる基準駆動力Fe0を算出する。図14に、アクセル操作速度dSと基準駆動力Feとの関係を示す。図14に示すように、アクセル操作速度dSが所定値dS1を超えて大きくなるほど基準駆動力Fe0が大きくなる。アクセル操作速度dS<0でアクセルペダル61が踏み込み方向に操作されていない場合は、基準駆動力Fe0=0とする。
ステップS512では、ステップS400で設定した加速意図の判定フラグFlg=1であるか否かを判定する。ステップS512が肯定判定され、運転者に加速意図があると判定される場合は、ステップS513へ進む。ステップS513では、前回周期で設定されたアクセル操作速度依存駆動力Feと、ステップS511で算出された今回の基準駆動力Fe0とを比較する。
Fe<Fe0の場合は、ステップS514へ進み、今回の基準駆動力Fe0をアクセル操作速度依存駆動力Feとして設定する(Fe=Fe0)。一方、ステップS513が否定判定されると、前回周期で設定したアクセル操作速度依存駆動力Feをそのまま用いる。ステップS515では、運転者の加速意図が無くなってからの経過時間を示す継続時間タイマTに0をセットする。
ステップS512が否定判定され運転者に加速意図がない場合は、ステップS516へ進む。ステップS516では、継続時間タイマTが所定時間T1よりも短いか否かを判定する。T<T1の場合はステップS517へ進み、継続時間タイマTに所定値ΔTを加算する(T=T+ΔT)。このとき、アクセル操作速度依存駆動力Feは、前回周期で設定した値をそのまま用いる。
ステップS516が否定判定されると、ステップS518へ進んでアクセル操作速度依存駆動力Fe=0にする。このように、運転者の加速意図が無くなってから所定時間T1が経過すると、運転者のアクセルペダル操作速度dSに基づく駆動力Feを0にする。
このようにステップS510でアクセル操作速度依存駆動力Feを算出した後、ステップS530へ進む。
ステップS530では、ステップS501で算出した反発力FcとステップS510で算出したアクセル操作速度依存駆動力Feとを用いて、制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiを算出する。ここでの処理を図15のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS531で、ステップS502で算出したドライバ要求駆動力Fdaが、反発力Fcからアクセル操作速度依存駆動力Feを引いた値(Fc−Fe)以上であるか否かを判定する。図16(a)に示すようにFda≧Fc−Feの場合は、ステップS532へ進み、以下の(式2)から駆動力補正量Fahoseiを算出する。
Fahosei=−Fc+Fe ・・・(式2)
つづくステップS533では、駆動力のみを低下補正することによって目標とする制駆動力が得られるので、制動力補正量Fbhosei=0に設定する。
ステップS531が否定判定され、図16(b)に示すようにFda<Fc−Feの場合は、ステップS534へ進み、駆動力補正量Fahosei=−Fdとする。ステップS535では、以下の(式3)から制動力補正量Fbhoseiを算出する。
Fbhosei=Fc−Fda−Fe ・・・(式3)
図17に、駆動力および制動力の補正方法を説明する図を示す。図17の横軸はアクセルペダル操作量SAおよびブレーキペダル操作量SBを示しており、原点0から右へ進むほどアクセルペダル操作量SAが大きく、左へ進むほどブレーキペダル操作量SBが大きいことを示している。図17の縦軸は駆動力および制動力を示し、原点0から上へ進むほど駆動力が大きく、下へ進むほど制動力が大きいことを示している。
図17において、アクセルペダル操作量SAに応じた要求駆動力Fda、およびブレーキペダル操作量SBに応じた要求制動力Fdbをそれぞれ一点差線で示す。また、反発力Fcとアクセル操作速度依存駆動力Feに基づいて補正した駆動力および制動力を実線で示す。
アクセルペダル操作量SAが大きく、Fda≧Fc−Feの場合は、駆動力を補正量Fahoseiに応じて減少方向に補正する。一方、アクセルペダル操作量SAが小さく、Fda<Fc−Feの場合は、駆動力を発生しないように補正量Fahoseiを設定するとともに、制動力補正量Fbhosei=Fc−Fda−Feと設定する。これにより、アクセルペダル操作量SAに応じた緩制動を行う。
このようにステップS500で制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiを算出した後、ステップS600へ進む。
ステップS600では、リスクポテンシャルRPに基づいて、アクセルペダル62の反力制御指令値FAを算出する。図18に、リスクポテンシャルRPとアクセルペダル反力制御指令値FAとの関係を示す。図18に示すように、リスクポテンシャルRPが所定値RPmax2よりも小さい場合、リスクポテンシャルRPが大きいほど、大きなアクセルペダル反力を発生させるようにアクセルペダル反力制御指令値FAを算出する。リスクポテンシャルRPが所定値RPmax2より大きい場合には、最大のアクセルペダル反力を発生させるように、アクセルペダル反力制御指令値FAを最大値FAmaxに固定する。
ステップS700では、運転者の加速意図に応じて、ステップS600で算出したアクセルペダル反力制御指令値FAを補正する。ここでの処理を図19のフローチャートを用いて説明する。
ステップS701では、フラグFlg=1であり運転者に加速意図があるか否かを判定する。ステップS701が肯定判定されるとステップS702へ進む。ステップS702では、アクセルペダル反力制御指令値FAを補正するための補正係数Kに所定の変化量ΔKを加算した値(K+ΔK)が、所定値K1よりも小さいか否かを判定する。(K+ΔK)<K1の場合は、ステップS703へ進む。
ステップS703では、以下の(式4)に示すように変化量ΔKを加算して反力補正係数Kを算出する。
K=K+ΔK ・・・(式4)
ステップS702が否定判定されるとステップS704へ進み、反力補正係数K=K1に設定する。
ステップS701が否定判定され運転者に加速意図がない場合は、ステップS705へ進む。ステップS705では、(K−ΔK)が0よりも大きいか否かを判定する。ステップS705が肯定判定されるとステップS706へ進み、以下の(式5)に示すように変化量ΔKを減算して反力補正係数Kを算出する。
K=K−ΔK ・・・(式5)
ステップS705が否定判定されるとステップS707へ進み、反力補正係数K=1に設定する。
ステップS708では、ステップS703、S704,S706,またはS707で算出した反力補正係数Kを用いて、アクセルペダル反力制御指令値FAを補正する。補正後のアクセルペダル反力補正値FAhoseiは、以下の(式6)から算出できる。
FAhosei=K・FA ・・・(式6)
このようにステップS700でアクセルペダル反力補正値FAhoseiを算出した後、ステップS800へ進む。
ステップS800では、ステップS500で算出した制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiをそれぞれ駆動力制御装置63、及び制動力制御装置93に出力する。駆動力制御装置63は、駆動力補正量Fahoseiと要求駆動力Fdaとから目標駆動力を算出し、算出した目標駆動力を発生するようにエンジンコントローラ63cを制御する。また、制動力制御装置93は、制動力補正量Fbhoseiと要求制動力Fdbとから目標制動力を算出し、目標制動力を発生するようにブレーキ液圧コントローラ93cを制御する。
ステップS900では、ステップS700で算出したアクセルペダル反力補正値FAhoseiをアクセルペダル反力制御装置60へ出力する。アクセルペダル反力制御装置60は、コントローラ50から入力される指令値に応じてアクセルペダル反力を制御する。これにより、今回の処理を終了する。
このように、以上説明した第1の実施の形態においては、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)車両用運転操作補助装置1は、自車両周囲の障害物状況に基づいてリスクポテンシャルRPを算出し、リスクポテンシャルRPに応じて、図17に示すようにアクセルペダル操作量SAに対する駆動トルクの関係を減少方向に補正するとともにアクセルペダル62に発生する操作反力を制御する。運転者による加速操作が行われると、加速操作に応じた加速制御を優先的に行ってから、リスクポテンシャルRPに応じた駆動力制御および操作反力制御を行う。具体的には、運転者の加速意図が検出されると、アクセル操作速度dSに応じた駆動力Feだけ減少した駆動力補正量Fahoseiを算出する。加速意図が検出されなくなると、リスクポテンシャルRPに応じた駆動力制御および操作反力制御に移行していく。これにより、減速度の発生とアクセルペダル反力の変化により運転者に自車両周囲のリスクポテンシャルRPを知覚させながら、運転者が加速操作を行ってある程度の加速感を期待する状況では、運転者の意図を優先した制御を行うことができる。
(2)コントローラ50は、加速操作の際に運転者が期待する予測加速度を推定し、推定した予測加速度に基づいて運転者に加速度変化を体感させる。リスクポテンシャルRPに応じて駆動力を減少方向に補正して運転者に減速感を与えながら、加速操作が行われる場合は加速操作の程度に応じて運転者に加速感を与える。これにより、リスクポテンシャルRPの報知と運転者の期待する加速感の実現とを両立することが可能となる。
(3)コントローラ50は、加速操作の際に運転者が期待する予測加速度として、加速意図が検出されるとアクセルペダル操作速度dSに基づいてアクセル操作速度依存駆動力Feを算出する。そして、リスクポテンシャルRPに応じて設定した値Fcからアクセル操作速度依存駆動力Feを減じた値を駆動力補正量Fahoseiとして算出する。これにより、運転者がどれほどすみやかに加速を行おうとしているかに基づいて、適切なアクセル操作速度依存駆動力Feを算出することができる。なお、アクセルペダル操作量SAから直接駆動力Feを算出することも可能である。
(4)車両用運転操作補助装置1は、加速意図が検出された場合に駆動力を制御することによって運転者に加速度変化を体感させる。これにより、運転者にわかりやすく加速度変化を伝えることができる。
(5)車両用運転操作補助装置1は、加速意図が検出されると、アクセルペダル62に発生させる操作反力も補正する。これにより、運転者の加速操作に伴って調整した駆動力とアクセルペダル反力のバランスを適正に保つことができる。
(6)車両用運転操作補助装置1は、加速意図が検出されると、駆動力が増大するように調整を行うとともに、アクセルペダル反力が増加するように補正を行う。これにより、運転者のアクセルペダル操作に応じた加速感を運転者に与えるとともに、アクセルペダル反力を増加して駆動力が増大しすぎないように調節することができる。
《第2の実施の形態》
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置の基本構成は、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置のコントローラ50Aは、図20に示すように、障害物認識部51、リスクポテンシャル算出部52、運転操作反力算出部53、アクセル操作速度依存駆動力算出部55、運転操作反力補正部56、制駆動力補正量算出部57および加減速意図検出部58を備えている。加減速意図検出部58は、アクセルペダル操作量SAに基づいて、運転者に加速意図があるか否か、また、減速意図があるか否かを検出する。
以下に、第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置の動作を詳細に説明する。図21に、第2の実施の形態のコントローラ50Aにおける運転操作補助制御処理の処理手順のフローチャートを示す。本処理内容は、一定間隔、例えば50msec毎に連続的に行われる。ステップS100〜S300,S600〜S900での処理は、図8に示した第1の実施の形態のフローチャートと同様であるので説明を省略する。
ステップS400Aでは、運転者に加速意図または減速意図があるか否かを判定する。ここでの処理を図22のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS411で、アクセルペダル操作量SAからアクセルペダル操作速度dSを算出する。ステップS412では、アクセルペダル操作速度dSが所定値dS1以上であるか否かを判定する。
ステップS412が肯定判定され、アクセルペダル62が所定速度dS1以上で踏み込まれている場合は、ステップS413へ進む。ステップS413では、運転者に加速意図があると判断し、フラグFlg=1に設定する。ステップS412が否定判定されるとステップS414へ進み、アクセルペダル操作速度dSが所定値dS2(<0)以下か否かを判定する。
ステップS414が肯定判定され、アクセルペダル62が戻し方向に所定速度以上で操作されている場合は、ステップS415へ進む。ステップS415では、運転者に減速意図があると判断し、フラグFlg=2に設定する。ステップS414が否定判定されると、加速意図も減速意図も検出されないと判断し、ステップS416へ進んでフラグFlg=0に設定する。
このようにステップS400Aで運転者の加減速意図を検出した後、ステップS500Aへ進む。ステップS500Aでは、上述した図11のフローチャートに従って制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiを算出する。ステップS501における反発力算出処理、およびS502におけるドライバ要求駆動量推定処理は、第1の実施の形態と同様である。
つぎに、ステップS510におけるアクセル操作速度依存駆動力算出処理を、図23のフローチャートを用いて説明する。ステップS541では、図24に従ってアクセルペダル操作速度dSから基準駆動力Fe0を算出する。図24に示すように、アクセルペダル操作速度dSが所定値dS1以上の場合は、アクセルペダル62の踏み込み速度dSが速くなるほどが基準駆動力Fe0が大きくなる。また、アクセルペダル操作速度が所定値dS2以下の場合は、アクセルペダル62の戻し速度dSが速くなるほど基準駆動力Fe0が小さくなる。なお、アクセルペダル62が戻し方向に操作されている場合は基準駆動力Fe0<0である。
ステップS542では、フラグFlg=1で運転者に加速意図があるか否かを判定する。ステップS542が肯定判定されるとステップS543へ進み、前回周期のアクセル操作速度依存駆動力Feと基準駆動力Fe0とを比較する。Fe<Fe0の場合はステップS544へ進み、アクセル操作速度依存駆動力Fe=Fe0とする。ステップS543が否定判定されると前回周期のアクセル操作速度依存駆動力Feをそのまま使用する。
ステップS542が否定判定されるとステップS546へ進み、フラグFlg=2で運転者に減速意図があるか否かを判定する。ステップS546が肯定判定されるとステップS547へ進み、前回周期のアクセル操作速度依存駆動力Feが今回の基準駆動力Fe0よりも大きいか否かを判定する。Fe>Fe0の場合はステップS548へ進み、アクセル操作速度依存駆動力Fe=Fe0とする。ステップS547が否定判定されると前回周期のアクセル操作速度依存駆動力Feをそのまま使用する。
ステップS545では加速意図または減速意図が検出されなくなってからの経過時間を表す継続時間タイマT=0に設定する。
ステップS546が否定判定され、運転者の加速意図も減速意図も検出されない場合は、ステップS549へ進む。ステップS549では継続時間タイマTが所定時間T1よりも短いか否かを判定する。ステップS549が肯定判定されると、ステップS550へ進んで継続時間タイマTを更新する。ステップS549が否定判定されると、ステップS551へ進んでアクセル操作速度依存駆動力Fe=0に設定する。
このようにステップS510でアクセル操作速度依存駆動力Feを算出した後、ステップS530へ進んで上述した第1の実施の形態と同様に制駆動力補正量Fahosei、Fbhoseiを算出する。
このように、以上説明した第2の実施の形態においては、上述した第1の実施の形態による効果に加えて以下のような作用効果を奏することができる。
アクセルペダル操作速度dSに基づいて運転者の加速意図と減速意図を検出し、減速意図が検出された場合はアクセルペダル62の戻し速度に基づいて、駆動力の減少量または制動力の増加量を増大するように調整を行う。これにより、加速意図がある場合に運転者の加速意図を優先した加速制御を行うことができるとともに、減速意図がある場合には減速意図に応じて確実に減速させることができる。
−変形例−
以上説明した第1及び第2の実施の形態においては、図3に示したように駆動力制御装置63のエンジンコントローラ63cがエンジン制御指令値を算出した。駆動力制御装置63は、エンジンの運転状態、自動変速機(不図示)の選択変速比、およびスロットルバルブ(不図示)のスロットル開度を制御することにより駆動トルクを制御することができる。エンジンの運転状態制御は、例えば燃料噴射量や点火時期を制御したり、同時にスロットル開度を制御することによって実行することができる。図25に、目標燃料噴射量を算出する場合の駆動力制御装置630Aの構成を示し、図26に、目標吸入空気量を算出する場合の駆動力制御装置630Bの構成を示す。
図25に示すように駆動力制御装置630Aは、ドライバ要求駆動力算出部63aと、加算器63bと、除算器63dと、目標燃料噴射量算出部63eとを備えている。除算器63dは、加算器63bからの信号と自動変速機からのギア比を用いて目標エンジントルクTeを算出する。目標燃料噴射量算出部63eは、エンジン回転数Neと目標エンジントルクTeから目標燃料噴射量Qfを算出するためのマップを記憶しており、記憶したマップに従って目標燃料噴射量Qfを算出する。
図26に示すように制動力制御装置630Bは、ドライバ要求駆動力算出部63aと、加算器63bと、除算器63dと、吸入空気量算出部63fとを備えている。吸入空気量算出部63fは、エンジン回転数Neと目標エンジントルクTeに基づいて吸入空気量を算出する。算出した吸入空気量は、例えばスロットル開度を制御することにより実現できる。
このように、燃料噴射量や吸入空気量を制御することにより、エンジンの運転状態を制御して自車両に発生する駆動力を調整することができる。
第1及び第2の実施の形態で説明したように、アクセルペダル操作速度dSが所定値dS1以上となり運転者に加速意図があると判定されると、運転者の加速操作に応じた加速制御を優先的に行うように制駆動力を調整するとともに、アクセルペダル62に発生する操作反力も補正した。制駆動力および操作反力は、加速意図が検出されてから所定時間調整される。具体的には、制駆動力については、加速意図が検出されている間と、加速意図が検出されなくなってから所定時間T1が経過するまでの間、調整を行う。操作反力については、加速意図が検出されてから反力補正係数Kが1に戻るまでの間、補正を行う。
加速意図の検出に伴う制駆動力の調整および操作反力の補正は、運転者の加速操作による加速制御を優先的に行いながら、加速しすぎないようにバランスをとるために行う。したがって、自車両周囲のリスクポテンシャルRPや運転者の運転操作状況を考慮して調整/補正時間を設定することが好ましい。
例えば、リスクポテンシャルRPが大きくなるほど調整/補正時間が短くなるように設定する。これは、自車両周囲のリスクポテンシャルRPが大きい場合には、その情報を正確に運転者に知らせる必要があるためである。また、運転者が車線変更や追い越し操作を行う場合には、自車両の運動変化の必要性に応じて調整/補正時間が長くなるように設定することができる。このように、運動変化が必要であると判断される場合には、運転者の加速意図を尊重してリスクポテンシャルRPが高まっていても調整/補正時間を長くする。
図27および図28に、調整/補正時間を変化させる場合の制駆動力補正量算出処理と操作反力補正処理の処理手順を示すフローチャートを示す。制駆動力補正量算出処理および操作反力補正処理は、それぞれ図8に示すフローチャートのステップS500、S700で実行される。
図27に示す制駆動力補正量算出処理において、ステップS503では、継続時間タイマTの比較基準となる所定時間Tを、リスクポテンシャルRPや運転者の車線変更意図等に基づいて算出する。
図28に示す操作反力補正処理において、ステップS711では、反力補正係数Kを変化させる際の変化量ΔKを、リスクポテンシャルRPや運転者の車線変更意図等に基づいて算出する。変化量ΔKを小さくするほど操作反力の補正時間が長くなり、変化量ΔKを大きくするほど補正時間が短くなる。また、リスクポテンシャルRP等に基づいて補正係数Kの所定値K1を変更することも可能である。
このように、運転者の加速意図に伴う制駆動力およびアクセルペダル反力の調整/補正時間をリスクポテンシャルRP等に基づいて設定することにより、その時点での自車両の状況を考慮した適切な制御を行うことができる。
以上説明した第1及び第2の実施の形態においては、運転者の加速意図に伴って制駆動力の調整およびアクセルペダル反力の補正を両方行った。ただし、これには限定されず、例えば運転者の加速意図が検出されると、運転者の期待する加速感が得られるように制駆動力だけを調整するようにすることも可能である。なお、このときアクセルペダル反力が増加するように補正することにより、駆動力を増加させすぎないようにバランスを適切に保つことが可能となる。
上述した第1及び第2の実施の形態においては、図12および図18に示すようにリスクポテンシャルRPが大きくなるほど、反発力Fcおよびアクセルペダル反力指令値FAがリニアに大きくなるように設定した。ただし、これには限定されず、リスクポテンシャルRPの増加に応じて反発力Fcおよびアクセルペダル反力指令値FAが指数関数的に増加するように設定することもできる。
以上説明した第1および第2の実施の形態においては、レーザレーダ10および車速センサ20が障害物検出手段として機能し、リスクポテンシャル算出部52がリスクポテンシャル算出手段として機能し、アクセルペダルストロークセンサ64がアクセルペダル操作量検出手段として機能し、制駆動力補正量算出部57が駆動トルク補正手段および調整時間設定手段として機能し、駆動力制御装置63が駆動力制御手段として機能し、アクセルペダル反力制御装置60が操作反力制御手段として機能し、アクセル操作速度依存駆動力算出部55が加速度推定手段として機能し、駆動力制御装置63が加速度変化発生手段として機能することができる。また、運転操作反力補正部56が操作反力補正手段および操作反力補正時間設定手段として機能することができる。ただし、これらには限定されず、障害物検出手段として、レーザレーダ10の代わりに例えば別方式のミリ波レーダを用いることもできる。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置のシステム図。 図1に示す車両用運転操作補助装置を搭載した車両の構成図。 駆動力制御装置の構成を示す図。 アクセルペダル操作量と要求駆動力との関係を示す図。 制動力制御装置の構成を示す図。 ブレーキペダル操作量と要求制動力との関係を示す図。 コントローラの内部の構成を示すブロック図。 第1の実施の形態における運転操作補助制御プログラムの処理手順を示すフローチャート。 (a)(b)制駆動力制御の概念を説明する図。 加速意図検出処理の処理手順を示すフローチャート。 制駆動力補正量算出処理の処理手順を示すフローチャート。 リスクポテンシャルと仮想弾性体の反発力との関係を示す図。 アクセル操作速度依存駆動力算出処理の処理手順を示すフローチャート アクセル操作速度と基準駆動力との関係を示す図。 制駆動力補正量算出処理の処理手順を示すフローチャート。 (a)(b)制駆動力補正量の算出方法を説明する図。 駆動力補正および制動力補正の特性を説明する図。 リスクポテンシャルとアクセルペダル反力制御指令値との関係を示す図。 アクセルペダル反力補正処理の処理手順を示すフローチャート。 第2の実施の形態によるコントローラの内部の構成を示すブロック図。 第2の実施の形態における運転操作補助制御プログラムの処理手順を示すフローチャート。 加減速意図検出処理の処理手順を示すフローチャート。 アクセル操作速度依存駆動力算出処理の処理手順を示すフローチャート。 アクセル操作速度と基準駆動力との関係を示す図。 目標燃料噴射量を算出する場合の駆動力制御装置の構成を示す図。 吸入空気量を算出する場合の駆動力制御装置の構成を示す図。 制駆動力補正量算出処理の他の処理手順を示すフローチャート。 アクセルペダル反力補正処理の他の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
10:レーザレーダ
20:車速センサ
50,50A:コントローラ
60:アクセルペダル反力制御装置
63:駆動力制御装置
64:アクセルペダルストロークセンサ
93:制動力制御装置
94:ブレーキペダルストロークセンサ

Claims (14)

  1. 自車両周囲の障害物状況に基づいて自車両のリスクポテンシャルを算出し、前記リスクポテンシャルに応じて、アクセルペダル操作量に対する駆動トルクの関係を減少方向に補正するとともに前記自車両の駆動力を調整する操作部材に発生する操作反力を制御する第1の手段を有する車両用運転操作補助装置において、
    運転者による加速操作が行われると、前記加速操作に応じた加速制御を優先的に行ってから、前記リスクポテンシャルに応じた駆動力制御および操作反力制御を行う第2の手段を備え、
    前記第2の手段は、前記運転者に前記加速操作に応じた加速感を与えるように前記自車両に加速度を発生させてから、前記リスクポテンシャルに基づく前記駆動トルクおよび前記操作反力の制御を行うことにより、前記加速制御の優先的な制御を行うことを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  2. 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記第1の手段は、
    前記自車両周囲の障害物状況として、自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、
    前記障害物検出手段による検出結果に基づいて、前記障害物に対するリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
    前記アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作量検出手段と、
    前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、アクセルペダル操作量に対する駆動トルクの関係を減少方向に補正する駆動トルク補正手段と、
    前記駆動トルク補正手段で算出される前記駆動トルクを発生するように駆動力を制御する駆動力制御手段と、
    前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、前記自車両の駆動力を調整する前記操作部材に発生させる操作反力を制御する操作反力制御手段とを備え、
    前記第2の手段は、
    加速操作の際に運転者が期待する予測加速度を推定する加速度推定手段と、
    前記加速度推定手段によって推定される前記予測加速度に基づいて、前記運転者に前記加速感を与える加速度変化発生手段とを備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  3. 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記加速度推定手段は、前記アクセルペダル操作量検出手段によって検出される前記アクセルペダル操作量に基づいて前記予測加速度を推定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記加速度変化発生手段は、前記予測加速度に基づいて前記駆動力を調整することにより、前記運転者に前記加速感を与えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記アクセルペダルが踏み込まれてから所定時間、前記操作部材に発生させる前記操作反力を補正する操作反力補正手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  6. 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記アクセルペダルが踏み込まれてから第1の所定時間、前記操作部材に発生させる前記操作反力を補正する操作反力補正手段をさらに備え、
    前記加速度変化発生手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてから第2の所定時間、吸入空気量を制御することにより前記駆動力を調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  7. 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記アクセルペダルが踏み込まれてから第1の所定時間、前記操作部材に発生させる前記操作反力を補正する操作反力補正手段をさらに備え、
    前記加速度変化発生手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてから第2の所定時間、燃料噴射量を制御することにより前記駆動力を調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  8. 請求項5に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記操作反力補正手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてからの前記所定時間、前記操作反力が増加するように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  9. 請求項6に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記操作反力補正手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてからの前記第1の所定時間、前記操作反力が増加するように補正し、
    前記加速度変化発生手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてからの前記第2の所定時間、前記吸入空気量が増大するように制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  10. 請求項7に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記操作反力補正手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてからの前記第1の所定時間、前記操作反力が増加するように補正し、
    前記加速度変化発生手段は、前記アクセルペダルが踏み込まれてからの前記第2の所定時間、前記燃料噴射量が増大するように制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  11. 請求項5または請求項8に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記操作反力を補正する前記所定時間を、前記リスクポテンシャルに応じて設定する操作反力補正時間設定手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  12. 請求項6、請求項7、請求項9および請求項10のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記操作反力を補正する前記第1の所定時間と、前記駆動力を調整する前記第2の所定時間を、前記リスクポテンシャルに応じて設定する調整時間設定手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。
  14. 自車両周囲の障害物状況に基づいて自車両のリスクポテンシャルを算出し、
    前記リスクポテンシャルに応じて、アクセルペダル操作量に対する駆動トルクの関係を減少方向に補正するとともに前記自車両の駆動力を調整する操作部材に発生する操作反力を制御し、
    運転者による加速操作が行われると、前記加速操作に応じた加速制御を優先的に行ってから、前記リスクポテンシャルに応じた駆動力制御および操作反力制御を行い、
    前記加速制御の優先的な制御として、前記運転者に前記加速操作に応じた加速感を与えるように前記自車両に加速度を発生させてから、前記リスクポテンシャルに基づく前記駆動トルクおよび前記操作反力の制御を行うことを特徴とする車両用運転操作補助方法。
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