JP4426706B2 - 主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置 - Google Patents
主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ほぼ垂直方向の回転軸線を有する主軸を軸支した主軸台を少なくとも2軸方向に移動可能な主軸移動型立形工作機械に対して、工作物を受け渡すための工作物載置装置に関し、詳しくは、工作物の受け渡し以外の計測等の処理を行うことが可能な工作物載置装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
垂直方向あるいは垂直方向から所定角度だけ傾斜した回転軸線を有する主軸を軸支した主軸台を移動して、主軸下端に設けられたチャックに工作物を着脱し、チャックの下方に設けられた加工工具で工作物を加工する主軸移動型立形工作機械は、工作物を主軸に搬送するための搬送ローダが不要であり、工作物の搬送機構が簡素なものとなる等の利点がある。このような主軸移動型立形工作機械では、通常、加工領域と主軸の移動方向(X軸方向)に隣接する工作物授受領域にある工作物載置装置から未加工の工作物を受け取り、加工済みの工作物もその工作物載置装置に戻すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、主軸移動型立形工作機械では、工作物の加工を行う加工領域と工作物の受け渡しを行う工作物授受領域とが、X軸方向に隣接するように設けられている。これに加えて、例えば、工作物の加工寸法等を計測するための計測領域を設けることができる。そして、加工終了後の工作物をチャックに保持したまま、主軸をX軸方向に移動させて工作物を計測領域に搬送し、さらに、主軸をX軸方向、Z軸方向(主軸の軸線と平行な方向)に移動させて工作物寸法の計測を行うことができる。
【0004】
この場合に、加工領域、工作物授受領域、計測領域をX軸方向に並べて配置すると、主軸台のX軸方向の移動距離を大きくせざるを得ず、工作機械が特別仕様となってしまったり、大型化して設置面積の増大を招いたり、工作機械のコスト上昇の原因となったりするという問題点が生じる。すなわち、主軸台のX軸方向移動により、加工領域、工作物授受領域、計測領域等の各領域に移動することは可能であるが、主軸台のX軸方向の移動ストロークの増大により、工作機械のコスト上昇や設置面積の増大という問題点が生じてしまう。
【0005】
そこで、本発明は、主軸台のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、工作物の受け渡し以外の寸法計測等の処理を行うことが可能となる主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置は、略垂直な方向に軸線を有する主軸を回転可能に支持する主軸台が、少なくとも前記主軸の軸線方向である第1の方向、および、前記第1の方向と直交する第2の方向に移動する主軸移動型立形工作機械に供給するための工作物を載置するとともに、前記主軸の下端に設けられたチャックから前記工作物を受け取る動作、または、前記チャックに前記工作物を渡す動作の少なくとも一方の動作を行う工作物載置装置であって、前記工作物を載置可能な工作物載置部と、前記チャックとの間で前記工作物の受け渡し動作を行う領域である工作物授受領域内またはその近傍にあって、前記工作物載置部の上方に設けられ、前記主軸の移動軌跡上の第1の位置と、この第1の位置から所定量離れた第2の位置に移動可能な移動台と、前記移動台に設けられ、前記工作物に対して受け渡し動作以外の動作を行うための工作物処理部と、前記移動台を移動させる移動台駆動部と、前記移動台が前記第2の位置に移動しているときに、前記チャックと前記工作物載置部との間で前記工作物の受け渡し動作を行うとともに、前記移動台が前記第1の位置に移動しているときに、前記工作物に対して受け渡し動作以外の動作を行うように制御する制御部とを有するものである。
【0007】
また、上記の主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置において、前記工作物に対する受け渡し動作以外の動作は、前記工作物の計測、前記工作物の反転、前記工作物の押圧、前記工作物へのマーク付け、または、前記工作物の不良品の選別のいずれかの動作であることが好ましい。
【0008】
また、上記の主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置において、前記工作物処理部は、前記工作物の計測を行う少なくとも1つの計測部であり、前記制御部は、前記移動台が前記第1の位置に移動しているときに、前記計測部により前記工作物の計測を行うものであることが好ましい。
【0009】
また、本発明の主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置は、略垂直な方向に軸線を有する主軸を回転可能に支持する主軸台が、少なくとも前記主軸の軸線方向である第1の方向、および、前記第1の方向と直交する第2の方向に移動する主軸移動型立形工作機械に供給するための工作物を載置するとともに、前記主軸の下端に設けられたチャックから前記工作物を受け取る動作、または、前記チャックに前記工作物を渡す動作の少なくとも一方の動作を行う工作物載置装置であって、前記主軸の移動軌跡上の第1の位置と、前記第1の位置から所定量離れた第2の位置とに移動可能であるとともに、前記工作物を載置可能な載置台と、前記載置台を移動させる載置台駆動部と、前記第1の位置の載置台の下方に設けられ、前記工作物に対して受け渡し動作以外の動作を行うための工作物処理部と、前記載置台が前記第1の位置に移動しているときに、前記チャックと前記載置台との間で前記工作物の受け渡し動作を行うとともに、前記載置台が前記第2の位置に移動しているときに、前記工作物処理部により前記工作物に対して受け渡し動作以外の動作を行うように制御する制御部とを有するものである。
【0010】
また、上記の主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置において、前記工作物に対する受け渡し動作以外の動作は、前記工作物の計測、前記工作物の反転、前記工作物の押圧、前記工作物へのマーク付け、または、前記工作物の不良品の選別のいずれかの動作であることが好ましい。
【0011】
また、上記の主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置において、前記工作物処理部は、前記工作物の計測を行う少なくとも1つの計測部であり、前記制御部は、前記載置台が前記第2の位置に移動しているときに、前記計測部により前記工作物の計測を行うものであることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、主軸移動型立形工作機械1と、その近傍に設けられた本発明の工作物載置装置3の正面図である。工作機械としては立旋盤の場合の例である。また、図2は、主軸移動型立形工作機械1と工作物載置装置3の平面図である。主軸移動型立形工作機械1のベッド10には刃物台23が設けられている。刃物台23には割り出し回転可能なタレット21が設けられており、タレット21の外周部には外径加工用バイト、内径加工用工具等の加工工具22が保持されている。
【0013】
刃物台23およびタレット21より上方の位置には、主軸5の軸線方向と平行な方向(Z軸方向)と直交するX軸方向(水平方向)に沿って、X軸ガイドレール11が設けられており、X軸ガイドレール11上にはコラム12がスライド本体(図示せず)を介してX軸方向に移動可能に設けられている。X軸ガイドレール11とスライド本体とは直動ころがり案内を構成する。X軸用サーボモータ20により回転駆動されるX軸送りねじ13と、このX軸送りねじ13にねじ込まれているとともにコラム12に固定されたナット14により、コラム12をX軸方向に移動させる。
【0014】
コラム12には垂直方向であるZ軸方向にZ軸ガイドレール24が設けられている。直動ころがり案内を構成するZ軸ガイドレール24とスライド本体25によりZ軸方向に移動可能に主軸台4が設けられており、Z軸用サーボモータ26によってZ軸送りねじ(図示せず)を回転駆動することにより主軸台4をZ軸方向に移動させる。主軸台4には垂直方向の回転軸線を有する主軸5が回転可能に軸支されており、主軸5の下端にはチャック6が設けられている。チャック6は、主軸5の上端部に設けられたチャックシリンダ28を駆動することによりドローチューブ(図示せず)を介して把持爪27の開閉動作を行うものであり、工作物の把持が可能である。
【0015】
主軸5を回転可能に支持している主軸台4は、X,Z軸方向に移動可能となっている。主軸台4に支持された主軸5を回転駆動しつつNC装置50(図3参照)によりX,Z軸方向に移動制御して、チャック6に把持した工作物をタレット21上の加工工具22により加工する。主軸5の回転駆動は、主軸台4と主軸5との間に組み込まれたビルトインモータによって行われる。
【0016】
加工中に主軸台4が移動する領域は加工領域17として、スプラッシュガード9に覆われている。加工領域17に隣接して工作物授受領域18が設けられている。加工領域17と工作物授受領域18とは開閉可能な開閉カバー91によって仕切られている。開閉カバー91は、スプラッシュガード9の仕切りカバーに主軸台4が移動可能な空間部を設け、主軸台4が加工領域17側に移動したときのみ空間部を遮蔽する開閉カバーであってもよい。工作物授受領域18には、主軸移動型立形工作機械1に工作物7を供給するための工作物載置装置3が設置されている。この工作物載置装置3により、複数の工作物7を連続的に主軸移動型立形工作機械1に供給することが可能である。
【0017】
工作物載置装置3の上面には、複数のパレット31がチェーン(図示せず)に接続されて閉曲線状に接続配置されている。パレット31の下部には複数のキャスタ31aが設けられている。パレット31が接続されたチェーンはスプロケット32,32により、図2における左回りに駆動され、それに伴って各パレット31も矢印方向に旋回する。工作物載置装置3上の複数のパレット31上にはそれぞれ工作物7が載置可能である。各パレット31は、主軸5の中心軸線のX軸方向の移動軌跡Sの直下の供給位置Aおよび加工済載置位置Bに位置決め可能に配置されている。
【0018】
このように工作物載置装置3は、主軸移動型立形工作機械1近傍の工作物授受領域18に設置されている。主軸移動型立形工作機械1のX軸ガイドレール11は、X軸方向に工作物載置装置3の位置まで延びており、チャック6に工作物を供給する位置である供給位置Aの工作物7の直上に位置するところまで主軸台4が移動可能である。チャック6が供給位置Aの直上にくると、主軸5を上下移動させて供給位置Aの工作物7をチャック6に保持することができる。
【0019】
あるパレット31が供給位置Aに位置決めされるとき、同時に他のパレット31(1ピッチ前方のパレット)が加工済載置位置Bに位置決めされる。チャック6に保持した工作物7の加工が終了すると、主軸5を加工済載置位置Bの直上位置まで移動させ、次に主軸5を上下移動させてチャック6に保持されている加工済みの工作物を加工済載置位置Bのパレット上に載置する。
【0020】
供給位置Aの未加工工作物をチャック6に保持してから加工を終了して主軸5が再び工作物授受領域18に移動してくる間に、パレット31は1ピッチ分旋回されており、未加工工作物の供給時に供給位置Aにあったパレット31が、空状態(工作物未搭載状態)で加工済載置位置Bに移動位置決めされている。そうすると、供給位置Aには新しい未加工の工作物を載置したパレットが位置決めされた状態となる。加工済みの工作物を加工済載置位置Bのパレット31上に載置すると、次いで、主軸5を供給位置Aの直上に移動させ、主軸5を上下移動させて新しい未加工の工作物をチャック6に保持する。
【0021】
これらのパレット31群の上方には移動台33が移動可能に設けられており、この移動台33の上面には第1計測部34および第2計測部35が設けられている。移動台33は、工作物の寸法等の計測を行うための計測位置と、計測時以外の退避位置とに移動可能である。工作物載置装置3の上面には支持台37が設けられており、支持台37上を案内部36aにより移動可能に移動台33が設けられている。案内部36aとしては、直動ころがり案内、ころがり案内、すべり案内等の案内部が使用できる。移動台33の移動方向は、X軸およびZ軸の両軸方向に直交する方向(Y軸方向)とされ、移動台駆動部36によって移動駆動される。移動台駆動部36としては、ロッドレスシリンダ、シリンダ、モータとねじ機構、モータとラック・ピニオン機構、リニアモータ等が使用できる。
【0022】
図2に実線で示した移動台33の位置は退避位置である。また、2点鎖線で示した移動台33の位置は計測位置である。移動台33が計測位置にあるときは、第1計測部34および第2計測部35が主軸5の中心軸線の移動軌跡Sの直下の位置となる。そして、チャック6に保持した状態の工作物の寸法等を第1計測部34および第2計測部35によって計測することができる。計測時には、主軸5をX,Z軸方向に移動して工作物の所定部位の計測を行う。
【0023】
第1計測部34および第2計測部35としては、内径計測部、外径計測部、表面性状計測部等を設置することができる。計測を行うための検出器は、電気マイクロメータ、空気マイクロメータ、デジタルスケール、タッチセンサ等を使用することができる。なお、第1計測部34および第2計測部35にタッチセンサを使用すると、タッチ信号出力時の主軸5の位置データから各部位の計測値を求めることができるため、一つのタッチセンサで内径寸法、外形寸法、軸線方向の寸法等の一つまたは複数の所定部位の計測を行うことができる。
【0024】
また、移動台33が退避位置にあるときは、前述のように、主軸5先端部のチャック6に保持された加工済み工作物を加工済載置位置Bのパレット31上に載置したり、チャック6に供給位置Aのパレット31上の未加工工作物を供給したりすることができる。なお、当然のことながら、移動台33、第1計測部34、第2計測部35、支持台37等は、工作物を載置したパレット31および主軸移動型立形工作機械1の各可動部と干渉しないように配置されている。
【0025】
このように、工作物載置装置3において、工作物の授受を行うためのパレット31と、第1計測部34および第2計測部35を備えた移動台33とを、上下方向に2段に重なるように配置したので、主軸台4のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、工作物の受け渡し以外の寸法計測等の処理を行うことが可能となった。以上に説明した主軸移動型立形工作機械1および工作物載置装置3は、NC装置50によって制御されている。
【0026】
図3は、NC装置50および各制御モータ等の構成を示すブロック図である。NC装置50としては、NC専用機や、個人用小型コンピュータ(パソコン)の拡張スロットにサーボモータの制御、シーケンス制御等を行うNCボード等を装備して数値制御機能とパソコン機能とを有するいわゆるパソコンNC装置が使用できる。NC装置50には、種々のデータ処理を行う情報処理手段としてのCPU51が設けられており、CPU51にはバス52を介して主記憶装置としてROM55およびRAM56が接続されている。
【0027】
CPU51は、ROM55に記憶されているシステムプログラムおよびデータと、RAM56にロード(メモリ中に読み込むこと)されたプログラムおよびデータに従って動作する。このようにRAM56にロードされるプログラムとしては、基本プログラムであるOS(オペレーティング・システム)や主軸移動型立形工作機械1の各部の制御を行うための工作機械制御プログラム561、工作物載置装置3の各部の制御を行うための工作物載置装置制御プログラム562、チャック6とパレット31との間で工作物の授受を行うための工作物授受プログラム563、チャック6に保持した工作物の各部の寸法等を計測するための工作物計測プログラム564、数多くあるNC指令の各NC指令に応じた処理を行うNC指令処理プログラム、表示手段53に対して文字や図形の表示を行う表示制御プログラム等がある。
【0028】
さらに、CPU51にはバス52を介してNC加工プログラムメモリ57が接続されている。NC加工プログラムメモリ57には、工作物をチャック6から解放させたり、工作物をチャック6に把持させたり、主軸を回転させたり、刃物台23と主軸台4とを相対的にX,Z軸方向に移動制御して工作物に加工を行うためのNC加工プログラムが記憶されている。
【0029】
CPU51にはバス52を介して入出力機器が接続されている。入出力機器としては、文字および図形を表示する表示手段53、作業者がデータを入力するための入力手段54がインターフェース回路を介してバス52に接続されている。表示手段53としてはCRT、EL表示板や液晶表示板等が使用でき、入力手段54としてはキーボード、表示手段53と一体に組み合わせたタッチパネル等が使用できる。
【0030】
また、CPU51にはバス52を介して補助記憶装置としての固定ディスク装置を接続するようにしてもよい。その場合、固定ディスク装置にはCPU51によって実行されるべき種々のプログラム等を記憶しておき、適宜、これらのプログラム等を固定ディスク装置からRAM56やNC加工プログラムメモリ57にロードすればよい。
【0031】
NC装置50は、C軸/主軸制御部411、アンプ412を介して主軸移動型立形工作機械1の主軸5を回転駆動する主軸モータ41に接続されている。主軸モータ41の回転速度は検出器413を介してアンプ412にフィードバックされ、所定の回転速度が維持される。主軸5のC軸回りの角度位置は、検出器413からアンプ412およびC軸/主軸制御部411にフィードバックされ、主軸5をC軸方向に速度と位置を制御し、所望の角度位置に位置決めすることが可能である。
【0032】
同様にNC装置50は、X軸位置決め制御部201、アンプ202を介して主軸移動型立形工作機械1のX軸用サーボモータ20に接続されており、工作物と刃物台23とのX軸方向の相対移動を制御する。X軸用サーボモータ20の回転速度と回転角度は検出器203を介してアンプ202とX軸位置決め制御部201にフィードバックされ、工作物と刃物台23との相対移動のX軸方向の速度と位置の制御に用いられる。Z軸用サーボモータ26、Z軸位置決め制御部261、アンプ262、検出器263の機能もX軸に対するものと同様であり、工作物と刃物台23とのZ軸方向の相対移動を制御する。
【0033】
また、NC装置50には、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)58が接続されており、PLC58を介して、タレット割出制御部212、チャックシリンダ制御部281、パレット移動制御部312、移動台制御部361が接続されている。タレット割出駆動部211、チャックシリンダ28、パレット移動駆動部311、移動台駆動部36は、NC装置50およびこれらの各制御部によって制御される。ここで、タレット割出駆動部211は、タレット21の割出駆動を行う駆動部であり、チャックシリンダ28は、チャック6の把持爪27の開閉駆動を行うものであり、パレット移動駆動部311は、パレット31群の旋回移動および位置決めの制御を行うための駆動部であり、移動台駆動部36は、移動台33を退避位置および計測位置に移動するための駆動部である。
【0034】
さらに、NC装置50には、第1計測部34および第2計測部35がインターフェース回路34aを介して接続されている。NC装置50では、第1計測部34および第2計測部35から送出されるデータに基づいて、工作物の良品または不良品の合否判定や工具補正メモリ59の工具補正データの補正等を行うことができる。
【0035】
図4は、NC装置50による主軸移動型立形工作機械1と工作物載置装置3の制御の概要を示すフローチャートである。主軸移動型立形工作機械1を起動して、主軸5のチャック6には工作物が保持されていない状態から考える。まず、手順501で、主軸5を工作物授受領域18の供給位置Aの直上の位置まで移動させる。それと同時に、手順502において、未加工工作物を載置したパレット31を供給位置Aに位置決めする。なお、この手順501,502は、順序を逆にしてもよいし、同時に実行してもよい。
【0036】
次に、手順503で、主軸5の上下移動およびチャック6の開閉により未加工工作物をチャック6に保持する。そして、手順504において主軸5を加工領域17に移動させ、手順505で工作物の加工を行う。加工が終了すると、手順506で主軸5を工作物授受領域18に再び移動させる。それと同時に、手順507で新しい未加工工作物を載置したパレット31を供給位置Aに位置決めするとともに、空のパレット31を加工済載置位置Bに位置決めし、手順508で移動台33を計測位置に位置決めする。なお、これらの手順506〜508は、順序をどのように変更してもよいし、同時に実行してもよい。
【0037】
次に、手順509で、移動台33上の第1計測部34および第2計測部35により、チャック6に保持した加工済み工作物の所定の加工部位の寸法等の計測を行う。計測時には、主軸5をX,Z軸方向に移動して工作物の所定部位の計測を行う。計測が終了すれば、手順510で移動台33を退避位置に退避させる。次に、手順511で、主軸5先端部のチャック6に保持された加工済み工作物を加工済載置位置Bの空のパレット31上に載置する。
【0038】
そして、手順512で、全工作物の加工が終了したかどうかを判断し、終了していなければ、手順503に戻り、次の未加工工作物をチャック6に保持して、手順503から手順512を繰り返し、自動的に工作物の連続加工を行う。手順512で、全工作物の加工が終了したものと判断されれば、主軸5は自動的に加工領域17に戻され、以上の制御手順を終了する。以上のように制御を行い、複数工作物の加工および計測を自動的に連続して行うことができる。
【0039】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5は、第2の実施の形態の工作物載置装置8を示す平面図であり、図6は、工作物載置装置8の主要部の正面図である。工作物載置装置8の上面には支持台84が設けられており、支持台84上を案内部85により移動可能に移動台81が設けられている。案内部85としては、直動ころがり案内、ころがり案内、すべり案内等の案内部が使用できる。移動台81の移動方向はY軸方向とされ、移動台81は移動台駆動部86によって移動駆動される。移動台駆動部86としては、ロッドレスシリンダ、シリンダ、モータとねじ機構、モータとラック・ピニオン機構、リニアモータ等が使用できる。
【0040】
移動台81上には、2つの載置台82a,82bが設けられている。載置台82a,82bには、未加工の工作物または加工済みの工作物が載置可能である。工作物7,71は図6に2点鎖線で示されている。載置台82a,82bは、それぞれ移動台81に対して所定量上下移動可能に設けられており、コイルばね83により上方に付勢された状態で移動台81に支持されている。また、載置台82a,82bが3点支持されていることにより、載置台82a,82bの上面は水平状態から所定角度だけ傾斜することも可能である。
【0041】
主軸5下端部のチャック6に工作物を保持する際に、コイルばね83を所定量圧縮する位置まで主軸5を下降させると、工作物がチャック6の把持爪27に所定圧で押圧され、工作物が把持爪27に均一に接触するように載置台82a,82bの傾きが自動的に決まる。工作物を把持爪27に均一に接触させた状態でチャック6に保持することにより、工作物の保持精度が向上する。このように、載置台82a,82bは、工作物を載置するための台としての機能と、工作物をチャック6の把持爪27に均一に押圧する工作物押圧手段としての機能とを併せ持っている。
【0042】
移動台81は、主軸移動型立形工作機械1と工作物の授受を行うための工作物授受位置と、作業者やロボットにより工作物の搬入および搬出を行うための搬入搬出位置とに、それぞれ移動し位置決めすることが可能である。図5における、2点鎖線で示した移動台81の位置が工作物授受位置であり、実線で示した移動台81の位置が搬入搬出位置である。
【0043】
移動台81が工作物授受位置にあるときは、載置台82a,82bのそれぞれの中心が、主軸5の中心軸線の移動軌跡Sの直下の位置となる。このとき、主軸5をX,Z軸方向に移動させて、載置台82a,82bからチャック6に未加工工作物を供給したり、チャック6から載置台82a,82bに加工済み工作物を載置したりすることが可能である。この第2の実施の形態においては、載置台82aを未加工工作物を載置する載置台、載置台82bを加工済み工作物を載置する載置台としてもよいし、未加工工作物を供給する位置と加工済み工作物を載置する位置は同一の位置としてもよい。すなわち、載置台82aから供給された工作物は同じ位置の載置台82aに戻され、載置台82bから供給された工作物は同じ位置の載置台82bに戻されるようにしてもよい。
【0044】
移動台81の搬入搬出位置は、載置台82a,82bがスプラッシュガード9の外部に突出する位置に設定されている。移動台81がこの搬入搬出位置にあるときは、作業者やロボットにより、載置台82a,82b上にある加工済み工作物を載置台82a,82bから搬出したり、未加工工作物を搬入して載置台82a,82b上に載置したりすることができる。
【0045】
また、工作物載置装置8の上面の移動軌跡Sの直下の位置には、チャック6に保持した工作物を計測するための計測部87が設けられている。計測部87は、工作物授受位置の移動台81の下方位置に設けられている。したがって、移動台81が工作物授受位置にあるときには、工作物の授受のみが可能であって工作物の計測を行うことはできないが、移動台81を工作物授受位置から搬入搬出位置に移動させれば、計測部87による工作物の計測が可能となる。なお、工作物の計測時には、移動台81を必ずしも搬入搬出位置まで移動させる必要はなく、工作物授受位置と搬入搬出位置との中間に設定された待機位置等まで移動させるようにしてもよい。
【0046】
工作物の計測時には、前述の第1の実施の形態と同様に、主軸5をX,Z軸方向に移動して工作物の所定部位の計測を行う。計測部87としては、内径計測部、外径計測部、表面性状計測部等を設置することができる。計測を行うための検出器は、電気マイクロメータ、空気マイクロメータ、デジタルスケール、タッチセンサ等を使用することができる。なお、計測部87にタッチセンサを使用すると、タッチ信号出力時の主軸5の位置データから各部位の計測値を求めることができるため、内径寸法、外形寸法、軸線方向寸法等の一つまたは複数の所定部位の計測を行うことができる。
【0047】
この第2の実施の形態における主軸移動型立形工作機械1および工作物載置装置8の制御は、前述の第1の実施の形態における図3のNC装置50と同様の制御装置、および、図4の制御手順と同様の制御手順によって行うことができる。以上のように、第2の実施の形態においても、複数工作物の加工および計測を自動的に連続して行うことができる。そして、工作物の授受を行う載置台と計測部とを、上下方向に2段に重なるように配置したので、主軸台のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、工作物の受け渡し以外の寸法計測等の処理を行うことが可能となる。
【0048】
さらに、第2の実施の形態においては、工作物を載置する載置台82a,82bを移動可能に上方に設け、その下方に計測部87を設けるようにしたので、移動機構としては載置台82a,82bを支持した移動台81の移動機構だけで、工作物の受け渡し動作と寸法計測等の他の動作の切り換えを行うことができる。このように、第2の実施の形態では、移動機構の数を減少させ、工作機械のコストを低減させることができる。
【0049】
以上の第1および第2の実施の形態においては、工作物処理部の工作物の受け渡し以外の動作として、工作物の加工部位の寸法等の測定を例にとって説明したが、それ以外にも、工作物の反転、工作物の押圧、工作物へのマーク付け、工作物の投入等の動作を行うものでもよい。ここで、工作物の反転とは、まず工作物の一方の端部をチャックに保持して加工を行い、次に、反転装置により工作物を上下反転させて、工作物の他方の端部をチャックに保持して加工を行う場合等に行う動作である。また、工作物の押圧とは、例えば、工作物をチャックの把持爪に均一に押圧するために行う動作である。
【0050】
工作物へのマーク付けとは、加工済み工作物を計測して不良品を判別した際に、その工作物に不良品であることを識別できるマークを付与するような動作である。また、工作物へのマーク付けは、良品の工作物にそれを識別可能なマークを付与してもよいし、良品と不良品の両方の工作物に良否を識別可能なマークを付与してもよい。工作物の投入とは、不良品であると判別された工作物を選別して、不良品用のシュータに投入するような動作である。このような、工作物の受け渡し以外の種々の動作を行う手段を、第1の実施の形態における第1計測部34または第2計測部35に換えて設置することができ、あるいは、第2の実施の形態における計測部87に換えて設置することができる。
【0051】
なお、以上の実施の形態においては、主軸5の軸線方向(Z軸方向)は垂直方向としたが、Z軸方向を垂直方向から所定角度だけ傾斜させるようにした工作機械でもよい。また、工作機械としては立旋盤を例にして説明したが、立旋盤以外にもターニングセンタ、研削盤、マシニングセンタ等の他の任意の工作機械にも適用できる。また、主軸移動型立形工作機械を制御するNC装置によって、工作物載置装置の制御も行うものとして説明したが、工作物載置装置には専用の制御装置を設けるようにしてもよい。さらに、NC装置によって工作物の良品または不良品の合否判定を行うものとして説明したが、計測部に計測制御部を設け、その計測制御部により合否判定、補正有無判定等を行って、その判定結果をNC装置に送出するものであってもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下のような効果を奏する。
【0053】
工作物載置部の上方に工作物処理部を備えた移動台を移動可能に設けるようにしたので、主軸台のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、工作物の受け渡しに加えて、工作物の受け渡し以外の寸法計測等の処理を行うことが可能となり、複数工作物の加工および計測等の処理を自動的に連続して行うことができる。
【0054】
工作物処理部の上方に工作物を載置する載置台を移動可能に設けるようにしたので、主軸台のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、工作物の受け渡しに加えて、工作物の受け渡し以外の寸法計測等の処理を行うことが可能となり、複数工作物の加工および計測等の処理を自動的に連続して行うことができる。さらに、移動機構の数を減少させ、工作機械のコストを低減させることができる。
【0055】
工作物に対する受け渡し動作以外の動作は、工作物の計測、工作物の反転、工作物の押圧、工作物へのマーク付け、または、工作物の投入等の種々の動作とすることができ、主軸台のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、主軸移動型立形工作機械の種々の自動化を行うことができる。
【0056】
工作物に対する受け渡し動作以外の動作を工作物の計測とした場合には、主軸台のX軸方向の移動ストロークを増加させることなく、主軸移動型立形工作機械による工作物の加工と計測とを自動的に連続して行うことができる。このため、製品の加工と品質管理とを自動化して高能率に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、主軸移動型立形工作機械および本発明の工作物載置装置の正面図である。
【図2】図2は、主軸移動型立形工作機械と工作物載置装置の平面図である。
【図3】図3は、NC装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、NC装置による制御の概要を示すフローチャートである。
【図5】図5は、第2の実施の形態の工作物載置装置の平面図である。
【図6】図6は、第2の実施の形態の工作物載置装置の主要部の正面図である。
【符号の説明】
1…主軸移動型立形工作機械
3…工作物載置装置
4…主軸台
5…主軸
6…チャック
7,71…工作物
8…工作物載置装置
9…スプラッシュガード
10…ベッド
11…X軸ガイドレール
12…コラム
13…X軸送りねじ
14…ナット
17…加工領域
18…工作物授受領域
20…X軸用サーボモータ
21…タレット
22…加工工具
23…刃物台
24…Z軸ガイドレール
25…スライド本体
26…Z軸用サーボモータ
27…把持爪
28…チャックシリンダ
31…パレット
32…スプロケット
33…移動台
34…第1計測部
35…第2計測部
36…移動台駆動部
37…支持台
41…主軸モータ
50…NC装置
81…移動台
82a,82b…載置台
83…コイルばね
84…支持台
85…案内
86…移動台駆動部
87…計測部
91…開閉カバー
Claims (6)
- 略垂直な方向に軸線を有する主軸(5)を回転可能に支持する主軸台(4)が、少なくとも前記主軸(5)の軸線方向である第1の方向、および、前記第1の方向と直交する第2の方向に移動する主軸移動型立形工作機械(1)に供給するための工作物(7)を載置するとともに、前記主軸(5)の下端に設けられたチャック(6)から前記工作物(7)を受け取る動作、または、前記チャックに前記工作物(7)を渡す動作の少なくとも一方の動作を行う工作物載置装置であって、
前記工作物(7)を載置可能な工作物載置部(31)と、
前記チャック(6)との間で前記工作物(7)の受け渡し動作を行う領域である工作物授受領域内(18)またはその近傍にあって、前記工作物載置部(31)の上方に設けられ、前記主軸(5)の移動軌跡(S)上の第1の位置と、この第1の位置から所定量離れた第2の位置に移動可能な移動台(33)と、
前記移動台(33)に設けられ、前記工作物(7)に対して受け渡し動作以外の動作を行うための工作物処理部(34,35)と、
前記移動台(33)を移動させる移動台駆動部(36)と、
前記移動台(33)が前記第2の位置に移動しているときに、前記チャック(6)と前記工作物載置部(31)との間で前記工作物(7)の受け渡し動作を行うとともに、前記移動台(33)が前記第1の位置に移動しているときに、前記工作物(7)に対して受け渡し動作以外の動作を行うように制御する制御部(50)とを有する主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置。 - 請求項1に記載した主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置であって、
前記工作物(7)に対する受け渡し動作以外の動作は、前記工作物(7)の計測、前記工作物(7)の反転、前記工作物(7)の押圧、前記工作物(7)へのマーク付け、または、前記工作物(7)の不良品の選別のいずれかの動作である主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置。 - 請求項2に記載した主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置であって、
前記工作物処理部は、前記工作物(7)の計測を行う少なくとも1つの計測部(34,35)であり、
前記制御部(50)は、前記移動台(33)が前記第1の位置に移動しているときに、前記計測部(34,35)により前記工作物(7)の計測を行うものである主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置。 - 略垂直な方向に軸線を有する主軸(5)を回転可能に支持する主軸台(4)が、少なくとも前記主軸(5)の軸線方向である第1の方向、および、前記第1の方向と直交する第2の方向に移動する主軸移動型立形工作機械に供給するための工作物(7,71)を載置するとともに、前記主軸(5)の下端に設けられたチャック(6)から前記工作物(7,71)を受け取る動作、または、前記チャック(6)に前記工作物(7,71)を渡す動作の少なくとも一方の動作を行う工作物載置装置であって、
前記主軸(5)の移動軌跡(S)上の第1の位置と、前記第1の位置から所定量離れた第2の位置とに移動可能であるとともに、前記工作物(7,71)を載置可能な載置台(82a,82b)と、
前記載置台(82a,82b)を移動させる載置台駆動部(86)と、
前記第1の位置の載置台の下方に設けられ、前記工作物(7,71)に対して受け渡し動作以外の動作を行うための工作物処理部(87)と、
前記載置台(82a,82b)が前記第1の位置に移動しているときに、前記チャック(6)と前記載置台(82a,82b)との間で前記工作物(7,71)の受け渡し動作を行うとともに、前記載置台(82a,82b)が前記第2の位置に移動しているときに、前記工作物処理部(87)により前記工作物(7,71)に対して受け渡し動作以外の動作を行うように制御する制御部とを有する主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置。 - 請求項4に記載した主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置であって、
前記工作物(7,71)に対する受け渡し動作以外の動作は、前記工作物の計測、前記工作物の反転、前記工作物の押圧、前記工作物へのマーク付け、または、前記工作物の不良品の選別のいずれかの動作である主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置。 - 請求項5に記載した主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置であって、
前記工作物処理部は、前記工作物(7,71)の計測を行う少なくとも1つの計測部(87)であり、
前記制御部は、前記載置台(82a,82b)が前記第2の位置に移動しているときに、前記計測部(87)により前記工作物(7,71)の計測を行うものである主軸移動型立形工作機械における工作物載置装置。
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