JP4857898B2 - 内径加工ワーク判別装置 - Google Patents
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Description
該内径加工機の後に、流体が通過出来る貫通穴を有するテーブル上に判別するワークを設置し、該ワークと所定の距離を置いた鉛直線上に、鉛直方向に移動が可能で、ワーク内径に勘合し該ワーク内径より僅かに小さい小径部を有しかつ内蔵する流体ラインの流体を円周上放射方向に噴出する複数個のノズルを有する加工済み測定ピン、及び加工済み測定ピン本体に支持されたスプリングに押され該複数個のノズルを閉じる位置まで移動可能に加工済み測定ピンに嵌合されたリングを有し、該加工済み測定ピンの該流体ラインの流体の圧力を測定する第2の検出器を設け、該ワーク内に該小径部を有する加工済み測定ピンを嵌合させて該複数個のノズルが該ワーク内に開口する位置までリングが上昇させられて該流体の圧力を測定し、測定した流体の圧力が該第1の圧力より低い予め定めた第2の圧力以下であるとき、加工済みワークと判別する加工済みワーク判別装置と、を有することを特徴とする内径加工ワーク判別装置を提供することで上記課題を解決した。
内径加工機の後に、流体が通過出来る貫通穴を有するテーブル上に判別するワークを設置し、ワーク内に小径部を有する加工済み測定ピンを嵌合させて該複数個のノズルが該ワーク内に開口する位置までリングが上昇させられて該流体の圧力を測定し、測定した流体の圧力が第1の圧力より低い予め定めた第2の圧力以下であるとき、加工済みワークと判別する加工済みワーク判別装置と、を有することとしたので、ワーク搬入出、着脱が自動で行われる自動生産ラインに配置された、内径加工機の前工程において、小径加工であっても、ワークの加工済み、未加工を判別し、内径加工機の後工程において、ワークの加工済み、未加工を判別する、省スペース、低価格で、高精度に行うことができ、また装置自体の故障も自身で判別出来る、内径加工ワーク判別装置を提供するものとなった。
図示しない内径加工機の後に、流体が通過出来る貫通穴29を有するテーブル21上に判別するワーク22を設置し、ワーク22と所定の距離を置いた鉛直線33上に、鉛直方向に移動が可能で、ワーク内径31に勘合しワーク内径31より僅かに小さい小径部26を有しかつ内蔵する流体ライン32の流体を円周上放射方向に噴出する複数個のノズル23を有する加工済み測定ピン24、及び加工済み測定ピン本体27に支持されたスプリング34に押され複数個のノズル23を閉じる位置まで移動可能に加工済み測定ピン24に嵌合されたリング35を有し、加工済み測定ピン24の流体ライン32の流体の圧力を測定する第2の検出器25を設け、ワーク内28に小径部26を有する加工済み測定ピン24を嵌合させて複数個のノズル23がワーク内28に開口する位置までリング35が上昇させられて流体の圧力を測定し、測定した流体の圧力が予め定めた第2の圧力以下であるとき、加工済みワークと判別する加工済みワーク判別装置20と、
を有する内径加工ワーク判別装置である。
加工済みワークと判別する加工済みワーク判別装置20では、図1(c)の状態では、加工済み測定ピン24に嵌合されたリング35は、自由状態のスプリング34に押され複数個のノズル23を閉じる位置まで押し下げられ流体の流路を遮断するため流体の圧力が上昇する。リング35はその上下運動により流体の流路を遮断、開放する機能を果たす。次に図1(d)の状態では、リング35はスプリング34に抗して下方へ複数個のノズル23がワーク内28に開口する位置まで上昇させられ、流体の流路が開放された時のワーク内径31のスプライン断面によるスキマ37より流体が開放された時の圧力を測定する。ワーク内径31のスプライン断面によるスキマ37より漏洩する流体は、図1(c)の流路を遮断した時の漏洩量に比べて極めて大きいため、圧力差が生じ加工済みと判別することが出来る。もし、判別するワークが、未加工ワークであるときは、未加工ワーク内径で流路を遮断した状態となり、予め定めた第2の圧力以上となる。
以上により、本発明の実施形態の加工ワーク判別装置は、ワーク搬入出、着脱が自動で行われる自動生産ラインに配置された、内径加工機の前工程において、小径加工であっても、ワークの加工済み、未加工を判別し、内径加工機の後工程において、ワークの加工済み、未加工を判別する、省スペース、低価格で、高精度に行うことができ、また装置自体の故障も自身で判別出来る、内径加工ワーク判別装置を提供するものとなった。
5・・第1の検出器、6、26・・小径部、8、28・・ワ−ク内、9、29・・貫通穴
10・・未加工ワーク判別装置、11、31・・ワーク内径、12、32・・流体ライン
13、33・・鉛直線、20・・加工済みワーク判別装置、24・・加工済み測定ピン
25・・第2の検出器、27・・加工済み測定ピン本体35・・スプリング、35・・リング
Claims (3)
- ワーク搬入出、着脱が自動で行われる自動生産ラインに配置された、内径加工機の前に、流体が通過出来る貫通穴を有するテーブル上に判別するワークを設置し、該ワークと所定の距離を置いた鉛直線上に、鉛直方向に移動が可能で、ワーク内径に勘合し該ワーク内径より僅かに小さい小径部を有しかつ内蔵する流体ラインの流体を円周上放射方向に噴出する複数個のノズルを有し、該ワーク外では大気にエアーを放出する未加工測定ピンを配置し、該未加工測定ピンの該流体ラインの流体の圧力を測定する第1の検出器を設け、該ワーク内に該小径部を有する未加工測定ピンを嵌合させ該複数個のノズルが該ワーク内に開口する位置まで押し下げて該流体の圧力を測定し、測定した流体の圧力が予め定めた第1の圧力を越えたとき、未加工ワークと判別する未加工ワーク判別装置と、
該内径加工機の後に、流体が通過出来る貫通穴を有するテーブル上に判別するワークを設置し、該ワークと所定の距離を置いた鉛直線上に、鉛直方向に移動が可能で、ワーク内径に勘合し該ワーク内径より僅かに小さい小径部を有しかつ内蔵する流体ラインの流体を円周上放射方向に噴出する複数個のノズルを有する加工済み測定ピン、及び加工済み測定ピン本体に支持されたスプリングに押され該複数個のノズルを閉じる位置まで移動可能に加工済み測定ピンに嵌合されたリングを有し、該加工済み測定ピンの該流体ラインの流体の圧力を測定する第2の検出器を設け、該ワーク内に該小径部を有する加工済み測定ピンを嵌合させて該複数個のノズルが該ワーク内に開口する位置までリングが上昇させられて該流体の圧力を測定し、測定した流体の圧力が該第1の圧力より低い予め定めた第2の圧力以下であるとき、加工済みワークと判別する加工済みワーク判別装置と、を有することを特徴とする内径加工ワーク判別装置。 - 前記未加工ワーク判別装置において、該ワーク内に該小径部を有する未加工測定ピンを嵌合させない状態で該流体ラインの流体を該複数個のノズルから流出させたとき、0を超えた圧力より高いとき、又は、該流体ラインの流体の圧力が該第1の圧力から所定のより高い圧力以上であるとき、前記未加工ワーク判別装置が故障と判定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の内径加工ワーク判別装置。
- 前記加工済みワーク判別装置において、該複数個のノズルが該ワーク内に開口する位置までリングが上昇させられたときの該流体ラインの流体の圧力が該第2の圧力から所定のより低い圧力以下であるとき、又は、前記リングが加工済み測定ピン本体に支持されたスプリングに押され該前記加工済み測定ピンの複数個のノズルを閉じる位置にある状態で該流体ラインの流体を該複数個のノズルから流出させたとき、該流体ラインの流体の圧力が予め定めた第3の圧力より低い圧力以下であるとき、前記加工済みワーク判別装置が故障と判定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の内径加工ワーク判別装置。
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