JP4493410B2 - Ndフィルタの製造方法 - Google Patents
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従って、快晴時や高輝度の被写界を撮影すると絞りは小絞りとなり、絞りのハンチング現象や光の回折の影響も受け易く、像性能の劣化を生じる。
これに対する対策として、絞り羽根にフィルム状のND(Neutral Density)フィルタを取り付けて被写界の明るさが同一でも絞りの開口が大きくなる様な工夫がされている。
これらが提案された当時のビデオカメラでは、この方法により作製したNDフィルタで画質の向上が図られたが、近年のCCDの更なる高感度化、小型化、高画質対応により特に特殊条件での使用(例えば逆光下での小径絞り状態)において、銀塩粒子による光の散乱による影響により画質が劣化してしまうことがある。
さらに、上記高画質対応の対策として、単一濃度のNDフィルタを複数の絞り羽根に接着して、駆動させることにより、単一濃度フィルタでも複数重なった部分と重ならない部分とから、濃度変化させることは可能である。
しかしながら、この方法ではNDフィルタの枚数が増えることによるコストupになること、及び絞り羽根に複数枚NDフィルタが存在することにより厚くなってしまい、近年の小型・省スペース化に対応できない等の欠点がある。
このような現象の解決には、連続的に濃度を変化させたグラディエントなNDフィルタが必要である。そのため、特許文献5、特許文献6等では、真空蒸着法等を用い、基板とスリット型マスクとの間隔を一定に保つようにして、基板に対しスリット型マスクを設け、スリット型マスクを該基板と一体的にドーム上を公転させ、成膜蒸着源と基板との位置関係から、該基板に蒸着させる蒸着粒子が該スリット型マスクを通過して基板に到達できたり、スリット型マスクに遮られ基板まで到達できなかったりすることで、グラデーション濃度分布を有するNDフィルタを製造する方法が提案されている。
すなわち、本発明のNDフィルタの製造方法は、基板とスリット型マスクとの間隔をスペーサーによって一定に保ち、前記スリット型マスクを前記基板と一体的に蒸着傘に備え付け公転させて、前記基板の前記スリット型マスク側に設けられた成膜面にグラデーション濃度分布を有する膜を真空蒸着法により形成する成膜工程を有するNDフィルタの製造方法であって、
前記成膜工程で成膜に際し、前記スリット型マスクと前記スペーサーとにより囲まれた前記成膜面を含む空間と、該空間の外側とを通気する通気部を、前記スリット型マスクのスリット開口面以外の箇所に設けた状態で成膜する工程を有することを特徴としている。
図1は真空蒸着機におけるチャンバー内の簡易図であり、図2に真空蒸着機に用いられるスリット型マスク等の構成を示す。
図1及び図2において、101は蒸着傘、102は成膜を施す基板、103は蒸着源、104は実際に成膜を実施するプラスチック基材(以下、PET基材と記す)、105はPET基材104を固定するための基板治具である。なお、ここでの基板102とは、図1(b)に示すように基板治具105に基材104がセットされた状態のものを意味している。
また、106はスリット型マスク、107はフレーム型のスペーサー、108はスリットを通過して成膜されるエリア、109はマスクと基板との距離である。このスリット型マスク106は、PET基材104との間隔を一定に保つために、フレーム型のスペーサー105によって支持されている。
そこで、本発明者らは、スリット型マスクをPET基材から浮かせる距離と、濃度との関係について検討を行った結果、距離と膜厚の関係は図7に示すようにシミュレーションどおりであっても、図8のように、スリット型マスクを基材から浮かせる距離を0から10mmと増やしていくと濃度は減少していき、更に20mmと増やしていくと、濃度が回復して行くということが明らかとなった。
これは、スリット型マスクとスペーサーによって成膜面を囲うような状態になったため、スリット型マスクをPET基材から浮かせる距離が近いと、成膜治具内部の圧力が上昇し膜の吸収が小さくなるためではないかと考えられる。
以上のことから、本発明者らは、成膜面に対して閉ざされた空間部を形成しないことによって、マスクの有無にかかわらず濃度を一定とするこができるという解決手段を見出したのである。
図3及び図4は本実施の形態で用いるスペーサー及びスリット型マスク等の構成例を示す図である。
図3において、107(a)、107(b)は本実施の形態におけるスペーサーの構成例である。スペーサー107(a)では、成膜面に対し閉ざされた空間を形成しないように構成するため、スペーサーに貫通穴が形成されている。また、スペーサー107(b)ではこのような貫通穴に代えて溝加工が施されている。また、104(a)、104(b)はPET基材、105(a)、105(b)は本実施の形態における基板治具の構成例である。成膜面に閉ざされた空間を形成しないように構成するため、104(b)、105(b)に示すように基材と基板治具に貫通する穴を開け、基板治具側に通気させるように構成されている。また、図4において、106、106(a)、106(b)は本実施の形態におけるスリット型マスクの構成例であり、スリットマスク106(a)のように膜厚分布を持たせる部分以外の場所、あるいはスリットマスク106(b)のように一定距離で浮かせる部分以外の場所を、凸状にして立体マスクにすることで、側面に通気孔を設けるように構成されている。
以上の図3及び図4の構成例を用いてNDフィルタを製造した場合のPET基材からの浮かせ距離と濃度の関係を図10に示す。これらによれば、図5に示されるようなシミュレーションどおりの濃度のNDフィルタを製造することが可能となる。
図9(a)は、実際に図2(a)に示すスリット型マスクを用いて膜厚分布シミュレーションを実施した結果であり、図9(b)は蒸着傘中の位置の鳥観図、図9(c)は蒸着傘中の位置の断面図をそれぞれ示している。110は蒸着傘101中の基板位置である。
このことは図6(a)に示すように、蒸着傘中の基板位置110により、膜厚分布が一致しない結果から考慮しても明らかであろう。したがって、反対にマスクのスリット間の幅や基板とマスクとの距離109を調整することにより、基板上に成膜される薄膜は任意のグラデーション膜厚分布を得ることになる。
膜厚が増加すると言うことは、膜の濃度が濃くなり透過率が下がることを意味しているため、任意の膜厚分布を得ることとは、言い換えれば本実施形態による任意のグラデーション濃度分布を得ることと言える。
本実施例は、上記した本発明の構成及び実施の形態を適用したものである。
以下に、本実施例によるNDフィルタの製造方法について説明する。
まず、材質厚75μmのPET基材上に、真空蒸着法により図11に示す膜構成に成膜した。
図2(a)は基板にスリット型マスクをセットした状態を上から見た図、図2(b)は矢印方向から見た断面図である。
スペーサーとして、スペーサー部に貫通穴が形成されている図3の107(a)のタイプのスペーサーを用いた。
また、膜生成法として、膜厚を比較的容易に制御でき、かつ可視域の波長域で散乱が非常に小さいことから、真空蒸着法を選択した。
また、基材の材質としては、耐熱性(ガラス転移点Tg)が高く、可視域の波長域で透明性が高く、また吸水率が低い、PETを選択した。
110℃を選んだのは、100℃未満では環境安定性の効果が不十分であり、130℃を超えると基材の熱的劣化を生じて膜にクラックが発生する等問題が発生する。したがって、熱処理の温度は、110℃から130℃の間が適当である。 環境安定性を調べるため、前記プラスチックNDフィルタを60℃85%240時間の放置試験を行い、試験前後での透過率を測定すると、その差が0.2%以下とほとんど差は見られなかった。参考として、熱処理を行わないものを同様な環境試験を行い、試験前後での透過率を測定すると2%前後増加していた。
このような現象が起きる要因としては、真空蒸着時の基板温度が低いことがあげられる。
膜の封止密度は成膜時の基板温度が大きく影響し、温度が低いと封止密度が低くなり、水分・酸素等を透過しやすく、そのため吸収膜であるTixOy自体の酸化が促進されること、及びそれを保護するAl2O3膜等の誘電体膜の保護効果が少ないことの両方の影響から透過率が上昇するものと考えられる。熱処理を行うと環境安定性が向上するのは、“エージング効果”であると考えられる。
通常、ガラス基板を用いる場合、基板温度は200℃〜250℃、望ましくは300℃前後まで加熱して成膜する。
しかし、今回のように基板がプラスチックの場合、基板が熱収縮を起こさない温度で成膜する必要があり、その基板温度は150℃未満に制約される。
ここで、略三角形の形状に切り抜いたフィルタ1枚は、図10(b)のようになっていて、0が端面部でそこからX1X2X3までが濃度変化領域である。X3からX4は最も濃い均一濃度が形成されている。X4からX5はフィルターを羽根に接着するための接着領域である。
図12(a)において、まず、第1層から最表層手前までについて説明する。
0,X1,X2,X3領域では連続的にそれぞれの膜厚が増加している。この変化の仕方は前記スリット型マスクのスリット幅と基板とスリット間のスペースで所望のパターンに設定できる。X3,X4領域では一定濃度のため、各膜厚も一定膜厚である。
最表層膜は反射防止・環境安定性も兼ねている膜で、光学膜厚n×dで1/4λ(λ=500nm〜600nm)と0〜X4までの領域で一定膜厚であるためスリット型マスクを使わずに成膜されている(図12(a)参照)。
あるいは、上記最表層膜の成膜方法とは異なり、最表層までスリット型マスクを使用して成膜し、その後前記スリット型マスクの位置をズラしたマスクを使用して第1層から最表層までの膜厚傾斜とは、反対方向の膜厚傾斜になる膜を、該最表層上に更に成膜し、該最表層と該最表層と同組成の膜とが合わさって形成された最終形態の最表層の膜厚が、光学膜厚n×dで1/4λ(λ=500nm〜600nm)成膜することでも0〜X4までの領域で一定膜厚にすることが可能となる。
図12(b)は、第1層から最表層までをスリット型マスク12−1で成膜した時の膜構成図、図12(c)は、12−1のスリット型マスクの位置をズラしたマスク12−2で最表層と同組成の膜を第1層から最表層までの膜厚傾斜とは、反対方向の膜厚傾斜になる膜を、光学膜厚n×dで1/4λ(λ=500nm〜600nm)成膜した膜構成図である。
このような膜構成にすることにより、0,X1,X2,X3領域の連続的に濃度が変化することが可能となり、反射率も各領域でほぼ一定にすることが可能となり、“ゴースト”“フレア”現象が抑えられた。
因みにスリット幅は10mm、マスクと基材との浮かせ距離は2mmの結果である。均一濃度部分の幅と濃度傾斜領域の幅と濃度勾配が光学膜シミュレーションの結果と作成したグラデーションフィルムの濃度測定結果がほぼ一致している。また、距離と濃度の関係における変化の仕方は、概ねスリット型マスクのスリット幅を広げると最高濃度の幅は広がり、浮かせ距離を増やしていくと濃度傾斜は緩やかになり幅も広くなる傾向にある。この2つのパラメータにより所望の傾斜状態、均一濃度の領域の制御が可能である。
また、濃度勾配を変える為に基板とスリット型マスクの間隔を調整する場合、シミュレーション通りの結果が得られるため、所望の濃度を得るまでの試行錯誤期間を短縮し素早く量産に移行することが可能となる。
また、吸収の小さな膜では膜厚を厚くしないと必要な濃度が得られないが、本実施例によれば、積層する膜厚が厚くならないため膜応力が大きくならならず、プラスチックフィルムに対しても良好な成膜をすることが可能となる。
また、本実施例を光量絞り装置に適用して、相対的に駆動されて絞り開口の大きさを可変する複数の絞り羽根と、前記絞り羽根により形成される開口内の少なくとも一部に配置された本実施例のNDフィルタとを有する光量絞り装置を構成することができる。
また、この光量絞り装置をカメラに適用して、光学系と、該光学系を通過する光量を制限する上記した光量絞り装置と、該光学系によって形成される像を受ける固体撮像素子とを有するカメラを構成することができる。
102:基板
103:蒸着源
104、104(a)、104(b):PET基材
105、105(a)、105(b):基板治具
106:スリット型マスク
106a:凹凸を形成したスリット型マスク
107、107(a)、107(b):スペーサー
108:スリットを通過して成膜されるエリア
109:基板とマスクの距離
110:蒸着傘中の基板位置
Claims (5)
- 基板とスリット型マスクとの間隔をスペーサーによって一定に保ち、前記スリット型マスクを前記基板と一体的に蒸着傘に備え付け公転させて、前記基板の前記スリット型マスク側に設けられた成膜面にグラデーション濃度分布を有する膜を真空蒸着法により形成する成膜工程を有するNDフィルタの製造方法であって、
前記成膜工程での成膜に際し、前記スリット型マスクと前記スペーサーとにより囲まれた前記成膜面を含む空間と、該空間の外側とを通気する通気部を、前記スリット型マスクのスリット開口面以外の箇所に設けた状態で成膜する工程を有することを特徴とするNDフィルタの製造方法。 - 前記通気部が、前記スペーサーとして用いられる枠型のスペーサーの枠部に設けられた、前記空間と該空間の外側とを通気する貫通穴によって形成されることを特徴とする請求項1に記載のNDフィルタの製造方法。
- 前記通気部が、前記スリット型マスクを凹凸形状とし、該凹凸形状における凸状部の側面に設けられた、前記空間と該空間の外側とを通気する通気孔によって形成されることを特徴とする請求項1に記載のNDフィルタの製造方法。
- 前記通気部が、前記基板と前記基板の成膜面とに設けられた、前記空間と該空間の外側とを通気する前記基板と前記基板の成膜面とを貫通する穴によって形成されることを特徴とする請求項1に記載のNDフィルタの製造方法。
- 前記NDフィルタの製造に際し、最表層の成膜には前記スリット型マスクを使用せずに成膜する工程を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のNDフィルタの製造方法。
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