JP4449240B2 - バッテリ容量判定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリ容量判定装置に係り、特に、バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開2000−258513号公報に開示される如く、車両に搭載されるバッテリの開放電圧からそのバッテリの容量(充電状態)を判定する装置が知られている。一般に、バッテリには、開放電圧と容量との間に相関関係が認められる。そこで、上記従来の装置では、予め定められた相関関係からバッテリの開放電圧に対応したバッテリ容量が判定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バッテリにおいては、同一のバッテリ開放電圧が作用していても、例えばバッテリ周囲の温度が異なったり、或いは、経時変化等による劣化状態に違いがあると、バッテリ容量が変化する。しかしながら、上記従来の装置では、開放電圧と容量との間の相関関係は一対一に設定されているため、開放電圧が検出されてもその相関関係から正確な容量を検出することができなかった。
【0004】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、バッテリ容量を正確に判定することが可能なバッテリ容量判定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置であって、
バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、
バッテリの内部抵抗の大きさに基づいて該バッテリの劣化度合いを検出する劣化度検出手段と、
前記マップを、前記バッテリ温度検出手段によるバッテリ温度が高いほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなり、かつ、前記劣化度検出手段によるバッテリの劣化度合いが進んでいるほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなるものに切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ容量判定装置により達成される。
【0006】
この態様の発明において、バッテリ開放電圧とバッテリ容量との関係を示すマップは、バッテリ温度及びバッテリの劣化度合いの双方に応じて切り替えられる。すなわち、かかるマップは、バッテリ温度及びバッテリの劣化度合いの双方に応じた複数のマップによりなる。このため、バッテリ温度が変化する場合、又は、バッテリの劣化状態が変化する場合にも、バッテリ開放電圧からバッテリ容量を正確に判定することができる。
【0007】
上記の目的は、バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置であって、
バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、
バッテリの内部抵抗の大きさに基づいて該バッテリの劣化度合いを検出する劣化度検出手段と、
前記マップとして、前記バッテリ温度検出手段によるバッテリ温度が高いほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなり、かつ、前記劣化度検出手段によるバッテリの劣化度合いが進んでいるほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなるものを選択する選択手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ容量判定装置により達成される。
【0008】
この態様の発明において、バッテリ容量を判定するために用いられるバッテリ開放電圧とバッテリ容量との関係を示すマップは、バッテリ温度及びバッテリの劣化度合いの双方に応じたマップである。このため、バッテリ温度が変化する場合、又は、バッテリの劣化状態が変化する場合にも、バッテリ開放電圧からバッテリ容量を正確に判定することができる。
【0009】
また、上記の目的は、バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置であって、
バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、
バッテリの内部抵抗の大きさに基づいて該バッテリの劣化度合いを検出する劣化度検出手段と、
前記マップを用いて判定したバッテリ容量を、前記バッテリ温度検出手段によるバッテリ温度が高いほど小さな値に補正し、かつ、前記劣化度検出手段によるバッテリの劣化度合いが進んでいるほど小さな値に補正する補正手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ容量判定装置により達成される。
【0010】
この態様の発明において、バッテリ開放電圧とバッテリ容量との関係を示すマップを用いて判定したバッテリ容量は、バッテリ温度及びバッテリの劣化度合いの双方に応じて補正される。このため、バッテリ温度が変化する場合、又は、バッテリの劣化状態が変化する場合にも、バッテリ開放電圧からバッテリ容量を正確に判定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例であるバッテリ容量判定装置を搭載するシステムの構成図を示す。本実施例のシステムは、車両用電源として機能するバッテリ10を備えている。バッテリ10は、直列に接続された複数のバッテリセルから構成されており、例えば36V程度の出力電圧を有するニッケル水素バッテリである。バッテリ10の正極には、電子制御ユニット(以下、ECUと称す)12が接続されている。ECU12は、バッテリ10の正極側電圧の供給を受けており、その電圧に基づいてバッテリ10の両極間の電圧(以下、バッテリ電圧Vと称す)を検出する。
【0012】
バッテリ10には、インバータ14を介してモータ・ジェネレータ(以下、M/Gと称す)16が接続されている。インバータ14には、上記したECU12が接続されている。インバータ14は、ECU12の指令により、内蔵されたモータ用パワートランジスタがスイッチング動作することにより、バッテリ10の直流電流をM/G16の交流電流に変換する。M/G16は、バッテリ10から電力が供給されることでECU12の指令に応じたトルクを発生する。すなわち、バッテリ10は、所定の状況下においてM/G16に対して電力を供給する。
【0013】
また、M/G16は、車両の回生制動時に、車両の運動エネルギを電気エネルギに変換する発電機として機能する。インバータ14は、また、ECU12の指令により、内蔵されたジェネレータ用パワートランジスタがスイッチング動作することにより、M/G16で生じた交流電流をバッテリ10の直流電流に変換する。すなわち、バッテリ10は、車両の回生制動によりM/G16が発電することにより充電される。
【0014】
バッテリ10とインバータ14との間には、その間を流通する電流に応じた信号を出力する電流センサ18が設けられている。電流センサ18はECU12に接続されており、電流センサ18の出力信号はECU12に供給される。ECU12は、電流センサ18の出力信号に基づいてバッテリ10とインバータ14との間を流通する電流(以下、バッテリ電流Iと称す)を検出する。
【0015】
バッテリ10には、その内部温度に応じた信号を出力する温度センサ20が内蔵されている。温度センサ20はECU12に接続されており、温度センサ20の出力信号はECU12に供給されている。ECU12は、温度センサ20の出力信号に基づいてバッテリ10の内部温度(以下、バッテリ温度Tと称す)を検出する。
【0016】
本実施例において、ECU12は、M/G16が作動していない無負荷時に、検出したバッテリ電圧V、バッテリ電流I、及び、バッテリ温度Tに基づいて、バッテリ10の充電状態(State Of Charge;以下、バッテリ容量SOCと称す)を判定する。例えば、バッテリ10が満充電状態にある場合にはバッテリ容量SOCが100%にあると判定し、バッテリ10の充電量がゼロにある場合にはバッテリ容量SOCが0%にあると判定する。以下、図2及び図3を参照して、本実施例の特徴部について説明する。
【0017】
図2は、本実施例においてバッテリ容量SOCを判定するうえで用いられるマップを示す。尚、図2(A)〜(C)には、それぞれ、バッテリ10の劣化度合いが互いに異なる場合についてのマップが示されている。また、図2(A)〜(C)においては、バッテリ温度Tが低い場合(例えば−25℃)を一点鎖線で、バッテリ温度Tが高い場合(例えば60℃)を破線で、また、バッテリ温度Tが中程度にある場合(例えば20℃)を実線で、それぞれ示している。
【0018】
一般に、バッテリ容量SOCは、バッテリ電圧Vと相関関係にある。そこで、本実施例において、ECU12は、予めバッテリ電圧Vとバッテリ容量SOCとの関係を示したマップを記憶しておき、検出されたバッテリ電圧Vに基づいてバッテリ容量SOCを判定する。ところで、バッテリ容量SOCは、同一のバッテリ電圧が作用していても、バッテリ10の周囲の温度が異なったり、或いは、バッテリ10の劣化の進行度が異なると異なるものとなる。具体的には、バッテリ容量SOCは、バッテリ電圧Vが同一にある場合にはバッテリ10の周囲温度が低いほど大きく、バッテリ10の周囲温度が高いほど小さくなる。また、バッテリ電圧Vが同一にある場合にはバッテリ10の劣化が進んでいるほど小さくなる。
【0019】
そこで、本実施例において、ECU12は、バッテリ温度T及びバッテリ10の劣化状態に応じたバッテリ電圧Vとバッテリ容量SOCとの関係を示す複数のマップを記憶しておき、温度センサ20を用いて検出したバッテリ温度T及び後述の如く把握したバッテリ10の劣化状態に基づいて一のマップを選択し、そのマップに従ってその際検出したバッテリ電圧Vからバッテリ容量SOCを判定する。
【0020】
かかる構成によれば、バッテリ温度Tに応じたマップを選択すると共に、バッテリ10の劣化状態に応じたマップを選択することができるため、バッテリ温度T及びバッテリ劣化状態を考慮してバッテリ電圧Vからバッテリ容量SOCを判定することが可能となる。従って、本実施例のバッテリ容量判定装置によれば、バッテリ容量SOCの判定を精度よく行うことが可能となる。
【0021】
尚、バッテリ10の劣化状態は、バッテリ10の内部抵抗の大きさに基づいて判定できる。すなわち、バッテリ10の内部抵抗が大きい場合には、発熱損失が大きく、バッテリ10の劣化が進んでいると判断できる。一方、バッテリ10の内部抵抗が小さい場合には、発熱損失が小さく、バッテリ10の劣化が進んでいないと判断できる。そこで、本実施例においては、まず、ある時点におけるバッテリ電圧Vと温度センサ20を用いて検出するバッテリ電流Iとの関係と、異なる時点におけるバッテリ電圧Vとバッテリ電流Iとの関係とから、バッテリ電流Iに対するバッテリ電圧Vの傾きを算出し、その傾きをバッテリ10の内部抵抗として把握する。そして、その内部抵抗の大きさに基づいてバッテリ10の劣化状態を把握する。
【0022】
図3は、上記の機能を実現すべく、本実施例においてECU12が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図3に示すルーチンは、所定時間毎に起動されるルーチンである。図3に示すルーチンが起動されると、まずステップ100の処理が実行される。
【0023】
ステップ100では、バッテリ10の容量SOCを判定すべき条件が成立しているか否かが判別される。この条件は、例えば、車両始動後に内燃機関が未だ回転状態にない場合に成立する。その結果、否定判定がなされた場合は、以後何ら処理が進められることなく、今回のルーチンは終了される。一方、肯定判定がなされた場合は、次にステップ102の処理が実行される。
【0024】
ステップ102では、バッテリ10の内部抵抗を算出する処理が実行される。具体的には、バッテリ電圧Vと電流センサ18を用いて検出したバッテリ電流Iとの関係をそれぞれ示す2点から、バッテリ電流Iに対するバッテリ電圧Vの傾きとして把握される内部抵抗を算出する。尚、好ましくは、アイドルストップ時でかつM/G16の駆動時におけるバッテリ電圧Vとバッテリ電流IとをECU12内の図示しないメモリに記憶させると共に、アイドルストップ後の内燃機関始動時におけるバッテリ電圧Vとバッテリ電流Iとをそのメモリに記憶させておき、本ステップ102の処理時に該メモリから各バッテリ電圧V及び各バッテリ電流Iを読み出し、それらの値に基づいて内部抵抗を算出する。
【0025】
ステップ104では、上記ステップ102で算出されたバッテリ10の内部抵抗に基づいて、予め定められたマップに従ってバッテリ10の劣化度合いを判定する処理が実行される。また、ステップ106では、バッテリ10の正極側電圧からバッテリ電圧Vを読み込むと共に、温度センサ20の出力信号に基づいてバッテリ温度Tを読み込む処理が実行される。
【0026】
ステップ108では、予め記憶されたバッテリ電圧Vとバッテリ容量SOCとの関係を示すマップの中から、上記ステップ104,106で把握されたバッテリ10の劣化度合い及びバッテリ温度Tに対応するマップを一つ選択し、そして、その選択したマップにバッテリ容量SOCの判定のために用いるマップを切り替える処理が実行される。
【0027】
ステップ110では、上記ステップ108で選択されたマップに従って、ステップ106で読み込まれたバッテリ電圧Vからバッテリ容量SOCを判定する処理が実行される。本ステップ110の処理が実行されると、バッテリ10の容量が把握され、以後の処理が進められる。本ステップ110の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0028】
尚、ステップ108において、バッテリ温度T又は劣化度合いがECU12にマップとして記憶されているデータの中途に位置する場合には、例えば直線補間されたマップがバッテリ容量SOCの判定のために用いられるマップとして選択される。また、ステップ110において、バッテリ電圧VがECU12にマップとして記憶されているデータの中途に位置する場合には、例えば直線補間することによりバッテリ容量SOCが判定される。
【0029】
上記の処理によれば、バッテリ温度T及びバッテリ10の劣化度合いに応じてマップを一つ選択し、そのマップにバッテリ容量SOCの判定に用いるマップを切り替えることができる。すなわち、本実施例によれば、バッテリ温度Tを考慮すると共にバッテリ10の劣化状態をも考慮したマップに従ってバッテリ電圧Vからバッテリ容量SOCを判定することができる。このため、本実施例のバッテリ容量判定装置によれば、バッテリ温度Tにかかわらず、また、バッテリ10の劣化状態にかかわらず、正確にバッテリ容量SOCの判定を行うことが可能となっている。
【0030】
尚、上記の実施例においては、バッテリ電圧Vが特許請求の範囲に記載された「バッテリ開放電圧」に、バッテリ10の内部抵抗が特許請求の範囲に記載された「バッテリの劣化度合い」に、それぞれ相当していると共に、ECU12が、図3に示すルーチン中のステップ108の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載された「切替手段」及び「選択手段」が実現されている。
【0031】
ところで、上記の実施例においては、図3に示すルーチン中ステップ108においてバッテリ電圧Vとバッテリ容量SOCとの関係を示すマップを、バッテリ温度T及び劣化状態に応じて一つ選択し、その選択したマップにバッテリ容量の判定に用いるマップを切り替えることとしているが、予め定められた関係から判定されたバッテリ容量をバッテリ温度T又は劣化状態に応じて補正することとしてもよい。この場合には、ECU12がかかる処理を実行することにより特許請求の範囲に記載された「補正手段」が実現される。
【0032】
また、上記の実施例においては、バッテリ温度Tをバッテリ10に内蔵された温度センサ20を用いて検出することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、バッテリ10の周囲に配設された温度センサを用いることとしてもよい。
【0033】
また、上記の実施例においては、バッテリ10の劣化状態をバッテリ10の内部抵抗から把握しているが、使用頻度や使用年月等の他のパラメータを用いて劣化状態を把握することとしてもよい。
【0034】
更に、上記の実施例においては、バッテリ10としてニッケル水素バッテリを用いたシステムに適用しているが、ニッケル水素バッテリに代えて鉛バッテリ等の他の蓄電池を用いたシステムに適用することも可能である。
【発明の効果】
上述の如く、請求項1乃至3記載の発明によれば、バッテリ容量の判定を、バッテリの温度及び劣化度合いの双方を考慮して正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバッテリ容量判定装置を搭載するシステムの構成図である。
【図2】本実施例において、バッテリ容量とバッテリ電圧、バッテリ温度、及びバッテリの劣化度合いとの関係を示すマップを表した図である。
【図3】本実施例において、バッテリ容量を判定すべく実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【符号の説明】
10 バッテリ
12 電子制御ユニット(ECU)
18 電流センサ
20 温度センサ
V バッテリ電圧
I バッテリ電流
T バッテリ温度
SOC バッテリ容量
Claims (3)
- バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置であって、
バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、
バッテリの内部抵抗の大きさに基づいて該バッテリの劣化度合いを検出する劣化度検出手段と、
前記マップを、前記バッテリ温度検出手段によるバッテリ温度が高いほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなり、かつ、前記劣化度検出手段によるバッテリの劣化度合いが進んでいるほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなるものに切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ容量判定装置。 - バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置であって、
バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、
バッテリの内部抵抗の大きさに基づいて該バッテリの劣化度合いを検出する劣化度検出手段と、
前記マップとして、前記バッテリ温度検出手段によるバッテリ温度が高いほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなり、かつ、前記劣化度検出手段によるバッテリの劣化度合いが進んでいるほど同一のバッテリ開放電圧に対してバッテリ容量が小さくなるものを選択する選択手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ容量判定装置。 - バッテリ開放電圧との関係を示すマップを用いてバッテリ容量を判定するバッテリ容量判定装置であって、
バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、
バッテリの内部抵抗の大きさに基づいて該バッテリの劣化度合いを検出する劣化度検出手段と、
前記マップを用いて判定したバッテリ容量を、前記バッテリ温度検出手段によるバッテリ温度が高いほど小さな値に補正し、かつ、前記劣化度検出手段によるバッテリの劣化度合いが進んでいるほど小さな値に補正する補正手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ容量判定装置。
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