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JP4447962B2 - エレベータのかご保持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、保守時にかご上で保守作業を行う際、かご天井と昇降路頂部との間の安全スペースを確保するためのエレベータのかご保持装置に関するものである。
図4は従来の機械室レスエレベータの構造を示す概略図で、かごが最上階に位置した状態を示す。図5は保守時のかご上作業時に頂部安全スペースを確保した状態を示す概略図である。図において、Aは昇降路、6は昇降路AのピットBに設けられた巻上機、7は昇降路内を昇降するかごで、下部に吊り車7aが設けられている。8は昇降路内を昇降する釣合いおもりで、上部に吊り車8aが設けられている。9は昇降路AのピットBに設けられた釣合いおもり用緩衝器、10は保守時に釣合いおもり8の下端部と釣合いおもり用緩衝器9の上部との間に設置される釣合いおもり用バッファスペーサー、11は両端部が昇降路Aの頂部にそれぞれ固定された主索である。この主索11は、一方の固定端部から出てかご7下部の吊り車7aを介して昇降路頂部に設けられた返し車12aで折り返され、更に巻上機6に巻き掛けられて昇降路頂部に設けられた返し車12bで再び折り返され、釣合いおもり8上部の吊り車8aを介して他方の固定端部に向けられている。13は通常運転時にかご7と昇降路頂部との間に形成されるかご上の上部スペース、13aは保守時にかご7と昇降路頂部との間に形成されるかご上の頂部安全スペースである。なお、14は最上階乗場、15は最下階乗場を示す。
図4に示す状態では、かご上の上部スペース13は、エレベータの通常運転中の機器及び乗客の安全を確保するための最小限の寸法となっている。
また、保守時、かご上の頂部安全スペース13aを確保するため、保守員はかご上に移動する前に、図5に示すように、最下階乗場15から昇降路ピットB内に入って、釣合いおもり8と釣合いおもり用緩衝器9との間に釣合いおもり用バッファスペーサー10を設置し、かご上の頂部安全スペース13aを確保した後、かご上作業を開始する手順を採用している。すなわち、保守点検モードでは、釣合いおもり用バッファスペーサー10の設置により、釣合いおもり8は、かご7が最上階に移動した場合でも、作業中の保守員が衝突しないように、かご7が設定された位置まで移動すると、かご7を電気的に停止させるスイッチ(図示せず)が用意されている。釣合いおもり用バッファスペーサー10の取り付け作業は、電気的安全スイッチの故障の他、かご停止保持機能(ブレーキ)の故障時の保護装置として重要な作業となっている。
また、従来技術として、グリップ装置を主レールの任意の位置に固定し、このグリップ装置とかご室とを吊り部材で連結するダムウエータのかご室固定装置や、かご戸の開状態におけるかごの昇降動作の恐れを解消することのできるエレベータのかご位置固定装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平8−301548号公報 特開平10−59662号公報
上述のように、かご上作業における安全性を確保するためには、釣合いおもり用バッファスペーサーを予め設置する作業が重要であることは良く認識されている所であるが、短時間で終わってしまうような軽微なかご上作業では、釣合いおもり用バッファスペーサーの取り付け、取り外し作業が面倒であり、手順を省略してしまうことが危惧される。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、保守時にかご上で保守作業を行う際、かご天井と昇降路頂部との間の頂部安全スペースを短時間で簡単に確保できるようにしたエレベータのかご保持装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータのかご保持装置においては、保守時にかご上で保守作業を行う際、かご上部と昇降路頂部との間に安全スペースを確保するようにしたものにおいて、
かご上部の主ガイドレールと対向する位置に着脱自在に設置された頂部ストッパーと、保守時に頂部ストッパーと主ガイドレールとの間に形成されるテーパ状の隙間に上方から軽くセットされることによりかご上作業を可能とする楔状のかごロックキーと、かごロックキーの頭部と対向するように主ガイドレールの上端部に固定され、かごが保守モード最上階停止スイッチにより停止できず更に上昇した時に、かごロックキーの頭部が当接し、かごロックキーの楔状部が頂部ストッパーのテーパ状の隙間に押し込まれ主ガイドレールに保持されることにより、かごの上昇を阻止する作動アームとを備えたものである。
また、頂部ストッパーは、常時かごの上梁に固定されており、保守時にかごロックキーがセットされるものである。
また、頂部ストッパー及びかごロックキーを、かごの上部の所定位置に設けられた格納枠に収容し、この格納枠に通常運転及びかご上運転許可を切換えられる運転切換えスイッチを設けたものである。
また、頂部ストッパーにかごロックキーがセットされたことを検出するロックキー検出スイッチを設け、かごロックキーが頂部ストッパーにセットされたことを検出した時、かご上運転を許可するものである。
この発明のエレベータのかご保持装置によれば、従来のように、昇降路ピット内に入って行われていた釣合いおもり用バッファスペーサーの取り付け、取り外し作業が不要となり、短時間のかご上作業においては大幅に作業時間が短縮できるとともに、省略しがちな安全性の事前、事後措置を確実に行うことができる。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1におけるエレベータのかご保持装置の要部構造を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご保持装置の要部構造を示す背面図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご保持装置の要部構造を示す側面図である。
図1〜図3において、エレベータのかご7は、昇降路内に立設された左右一対の主ガイドレール4により昇降案内され、かご室(図示せず)と、これを支持するかご枠とから構成されている。かご枠は、上梁5、下梁(図示せず)及び縦柱(図示せず)から構成されている。そして、この発明によるエレベータのかご保持装置では、保守時のかご上作業が必要な場合に、かご上梁5の主ガイドレール4と対向する位置に頂部ストッパー1を着脱自在に設置し、この頂部ストッパー1と主ガイドレール4との間に形成されるテーパ状の隙間1a内に上方から楔状のかごロックキー2を軽くセットすることにより、極めて簡単にかご上作業が可能となる。3はかごロックキー2の頭部と対向するように主ガイドレール4の上端部に固定されたL字形の作動アームである。この作動アーム3は、かご7が保守モード最上階停止スイッチ(図示せず)により、停止することができなかった場合においても、作動アーム3の位置までかご7が上昇し、かごロックキー2の位置を超えると、図2に示すように、かごロックキー2の頭部に作動アーム3が当接し、かごロックキー2の楔状部が頂部ストッパー1のテーパ状の隙間1aに押し込まれ主ガイドレール4に保持されることにより、かご7の上昇を阻止するので、図5に示すような保守時頂部安全スペース13aを確保することができる。
したがって、従来のように、昇降路ピット内に入って行われていた釣合いおもり用バッファスペーサーの取り付け、取り外し作業が不要となり、短時間のかご上作業においては大幅に作業時間が短縮できるとともに、省略しがちな安全性の事前、事後措置を確実に行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、保守時に頂部ストッパー1をかご上梁5に着脱自在に設置しているが、これに限らず、頂部ストッパー1を最初からかご上梁5に固定しておき、かご上作業時にかごロックキー2をセットすることでも同等の機能を実現できる。
実施の形態3.
頂部ストッパー1及びかごロックキー2を、かご7の上部の所定位置に設けられた格納枠(図示せず)に収容し、更にこの格納枠に運転切換えスイッチ(図示せず)を取り付け、この運転切換えスイッチにより、通常運転及びかご上運転許可を切換えられるようにしても良い。
実施の形態4.
頂部ストッパー1にかごロックキー2がセットされたことを検出するロックキー検出スイッチ(図示せず)を設け、かごロックキー2が頂部ストッパー1にセットされないと、かご上運転を許可しないようにしても良い。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご保持装置の要部構造を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご保持装置の要部構造を示す背面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご保持装置の要部構造を示す側面図である。 従来の機械室レスエレベータの構造を示す概略図で、かごが最上階に位置した状態を示す。 保守時のかご上作業時に頂部安全スペースを確保した状態を示す概略図である。
符号の説明
1 頂部ストッパー
1a テーパ状の隙間
2 かごロックキー
3 作動アーム
4 主ガイドレール
5 かごの上梁
6 巻上機
7 かご
7a、8a 吊り車
8 釣合いおもり
9 釣合いおもり用緩衝器
10 釣合いおもり用バッファスペーサー
11 主索
12a、12b 返し車
13 上部スペース
13a 頂部安全スペース
14 最上階乗場
15 最下階乗場

Claims (4)

  1. 保守時にかご上で保守作業を行う際、かご上部と昇降路頂部との間に安全スペースを確保するようにしたエレベータのかご保持装置において、
    前記かご上部の主ガイドレールと対向する位置に着脱自在に設置された頂部ストッパーと、
    保守時に前記頂部ストッパーと主ガイドレールとの間に形成されるテーパ状の隙間に上方から軽くセットされることによりかご上作業を可能とする楔状のかごロックキーと、
    前記かごロックキーの頭部と対向するように前記主ガイドレールの上端部に固定され、かごが保守モード最上階停止スイッチにより停止できず更に上昇した時に、前記かごロックキーの頭部が当接し、かごロックキーの楔状部が前記頂部ストッパーのテーパ状の隙間に押し込まれ主ガイドレールに保持されることにより、かごの上昇を阻止する作動アームと、
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご保持装置。
  2. 頂部ストッパーは、常時かごの上梁に固定されており、保守時にかごロックキーがセットされるものであることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご保持装置。
  3. 頂部ストッパー及びかごロックキーを、かごの上部の所定位置に設けられた格納枠に収容し、この格納枠に通常運転及びかご上運転許可を切換えられる運転切換えスイッチを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータのかご保持装置。
  4. 頂部ストッパーにかごロックキーがセットされたことを検出するロックキー検出スイッチを設け、かごロックキーが頂部ストッパーにセットされたことを検出した時、かご上運転を許可することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのかご保持装置。
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