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JP4315708B2 - カメラ - Google Patents

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JP4315708B2
JP4315708B2 JP2003061755A JP2003061755A JP4315708B2 JP 4315708 B2 JP4315708 B2 JP 4315708B2 JP 2003061755 A JP2003061755 A JP 2003061755A JP 2003061755 A JP2003061755 A JP 2003061755A JP 4315708 B2 JP4315708 B2 JP 4315708B2
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直樹 松尾
奈美子 雪竹
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影シーンに応じて適切な発光装置の発光量を制御することが可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、写真撮影の対象として、人物を被写体にすることが多い。
【0003】
図13は、一般的なカメラと被写体である人物との関係を示した図である。
【0004】
図13に於いて、カメラ本体1の前面部の略中央には、撮影レンズ2が設けられている。この撮影レンズ2の周囲に、閃光発光を行うためのフラッシュ装置3、オートフォーカス(AF)装置4、ファインダ5及び測光装置6等が配設されている。そして、このカメラ本体1から距離Lだけ離れた位置に存在する被写体である人物7に対して、測距、測光が行われて写真撮影が行われるようになっている。
【0005】
測光装置6の出力より算出されたBV値と、図示されないシャッタのFナンバから算出されたAV値と、被写体である人物7とカメラ本体1との距離から算出されたDV値と、図示されないフィルムのISO感度より算出されたSV値とにより、下記(1)式及び(2)式で適正なGno(ガイドナンバ)が算出される。そして、算出されたGnoに従ってフラッシュ装置3が制御されて、適正な発光量が被写体7に向けて発光される。
【0006】
GV=AV+DV−SV+SV100 …(1)
(但し、SV100 はISO感度100のSV値)
【数1】
Figure 0004315708
【0007】
ところで、写真撮影の対象として、人物の顔は、最も代表的なものである。しかしながら、撮影対象としては難しいものであるため、従来より顔撮影のための撮影条件にも多数提案がなされている。
【0008】
例えば、順光状態下で顔を撮影すると、顔部分の影が濃くなって表情が悪くなることがあり、これを対策するためにフラッシュ光を照射するが、通常の発光量では白く浮き上がるために若干発光量を低くするようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
また、撮影モードにポートレイトモードを設け、このモードにすると人物撮影に適正な色々な条件が自動設定されるようになっている技術も提案されている。そしてこの場合、ストロボ発光量はマイナス1段とされている(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
【特許文献1】
特許公報第2935466号
【0011】
【特許文献2】
特開2001−330882号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、人物の顔を撮影する場合は、顔を鮮明に写す適正露出が常に必要なわけではなく、むしろ、顔のしみや皺が隠されることの方が好まれる場合もある。ところが、上述した特許文献1及び特許文献2では、このように、顔のしみや皺を隠すような撮影をしたい場合は適用することができないものであった。
【0013】
したがって本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、被写体が人物の場合に顔の鮮鋭な描写となるのを避けるようにした撮影が可能なカメラを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影時に被写体に向けて光束を投光する投光手段と、上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、被写体の輝度を測定する測光手段と、を具備し、上記補正値算出手段は、所定の被写体周辺輝度にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記測光手段の出力に応じて被写体周辺輝度が高いほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出することを特徴とする。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記補正値算出手段は、上記測光手段による被写体周辺の測光結果と被写体中央の測光結果の差が所定量にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記測光手段による被写体周辺の測光結果と被写体中央の測光結果の差が大きいほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出することを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影時に被写体に向けて光束を投光する投光手段と、上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、被写体までの距離を測定する測距手段と、を具備し、上記補正値算出手段は、所定の被写体距離にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記測距手段の出力に応じて被写体距離が小さいほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出することを特徴とする。
【0017】
請求項4に記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影時に被写体に向けて光束を投光する投光手段と、上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、上記撮影手段の撮影倍率を検出する撮影倍率検出手段と、を具備し、上記補正値算出手段は、所定の撮影倍率にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記撮影倍率検出手段の検出する撮影倍率が大きいほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出することを特徴とする。
【0018】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明に於いて、人物の顔を主な撮影対象として常に投光がなされる特定の撮影モードが選択された場合に、上記補正量算出手段は上記補正値を算出し、上記投光量制御手段は、算出された上記補正値に基づいて上記投光手段の投光量を制御することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0027】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る銀塩フィルムを使用するカメラ(以下、単にカメラと称する)の電気的構成を示すブロック図である。
【0028】
図1に於いて、CPU10は、本実施の形態のカメラ全体の制御を司るマイクロコンピュータであり、投光量制御手段、補正値算出手段、倍率算出手段の機能を有している。そして、このCPU10には、測距部11と、測光回路12と、ズーミング駆動回路13と、ズーミング駆動信号検出回路14と、フォーカシング駆動回路15と、フォーカシング駆動信号検出回路16と、シャッタ駆動回路18と、シャッタ駆動信号検出回路19と、フィルム給送駆動回路20と、フィルム移動量検出回路21と、フィルム情報検出回路22と、LCD25と、フラッシュ回路26と、EEPROM27と、EXT端子28及び各種の操作スイッチ31〜38が接続されている。
【0029】
上記測距部11は、カメラ本体から被写体40までの距離(被写体距離)Lを測定するための測距手段である。この測距部11は、一対の受光レンズ41a及び41bと、一対のセンサアレイ42a及び42bを有して構成されている。
【0030】
上記被写体距離Lの検出は、基線長(視差)Bだけ隔てて配置された一対の受光レンズ41a、41bを介して得られた被写体40の像を、焦点距離fの位置に配置された一対のセンサアレイ42a、42b上に結像させて、この視差に基づく像位置差xから、既知の三角測距の原理によって、上記CPU10により行われる。このように検出された上記被写体距離Lの大小によって、上記一対のセンサアレイ42a、42bの光軸を基準とした相対位置が変化される。
【0031】
上記測光回路12には受光素子43a、43bが接続されている。そして、これら測光回路12と、受光素子43a、43bと測光レンズ44とで、被写体の明るさを測光する測光手段を構成している。測光回路12では、測光レンズ44を介して入射される被写体付近の光量が測定され、露出条件を決定するための被写体輝度が測定される。尚、受光素子43aは撮影画面周辺部を測光し、受光素子43bは撮影画面中央部を測光するものである。
【0032】
上記ズーミング駆動回路13は、上記CPU10からの制御によってズームモータ45を駆動するものである。このズーミング駆動回路13から、図示されないギヤ列を介して、図示されない変倍光学系に回転力が伝達されることで、撮影手段である撮影レンズ52のズーミングが行われる。
【0033】
上記ズーミング駆動信号検出回路14は、上記ズームモータ45の回転量に対応したパルス信号を生成し、上記CPU10へ該パルス信号を伝達するものである。上記CPU10では、このパルス信号がカウントされることで、上記撮影レンズ52の焦点距離に対応したデータが生成される。
【0034】
上記フォーカシング駆動回路15は、CPU10からの制御によって、フォーカシングモータ47を駆動する。このフォーカシング駆動回路15から、図示されないギヤ列を介して、図示されない合焦光学系に回転力が伝達されることで、上記撮影レンズ52のフォーカシングが行われる。
【0035】
上記フォーカシング駆動信号検出回路16は、上記フォーカシングモータ47の回転量に対応したパルス信号を生成して、上記CPU10へ該パルス信号を伝達する。CPU10では、このパルス信号の数と周期とが検出されることで、フォーカシングレンズ(撮影レンズ52)を合焦位置に正確に停止させるための制御が行われる。
【0036】
上記シャッタ駆動回路18は、上記CPU10からの制御によって、図示されないシャッタを駆動するためのプランジャ48への通電制御を行うものである。該プランジャ30への通電時間が上記CPU10によって制御されることにより、露光量の制御が行われる。
【0037】
上記シャッタ駆動信号検出回路19は、上記プランジャ48への通電時間を制御するための基準タイミングを、図示されないシャッタ動作に連動して生成している。
【0038】
上記フィルム給送駆動回路20は、上記CPU10からの制御によってフィルム給送モータ50を駆動するもので、フィルムの巻き上げ、巻き戻しを行う。上記フィルム移動量検出回路21は、図示されないフィルムに形成されたパーフォレーションを検出することによりフィルムの給送状態を検知する。
【0039】
上記フィルム情報検出回路22は、フィルムカートリッジ51に設けられたISO感度情報を読み取るためのものである。
【0040】
また、上記LCD25は、カメラのモード表示、駒数表示等を行う外部表示機能を有している。
【0041】
上記フラッシュ回路26には、露出を適正に保つため、被写体を照明するための、光源であるキセノン(Xe)管53と、照明のための電気的エネルギーを蓄積するメインコンデンサ54とが接続されている。これらフラッシュ回路26、キセノン管53、メインコンデンサ54とで、投光手段であるフラッシュ装置を構成している。
【0042】
上記EEPROM27は、このカメラを制御する上で必要なパラメータや判定常数、カメラの状態を記憶するためのものであり、不揮発性メモリで構成されている。
【0043】
また、上記EXT端子28は、カメラ動作や性能保証のために、製造時に行われる各種調整を実行する際に、カメラを外部から制御するために設けられた外部通信端子である。
【0044】
上記各種スイッチ31〜38は、パワースイッチ(PWSW)31、後蓋スイッチ(BKSW)32、巻き戻しスイッチ(RWSW)33、ファーストレリーズスイッチ(1RSW)34、セカンドレリーズスイッチ(2RSW)35、ズームアップスイッチ(ZUSW)36、ズームダウンスイッチ(ZDSW)37及びモードスイッチ(MODSW)38を有して構成されている。
【0045】
上記パワースイッチ(PWSW)31は、カメラの電源オン、オフを行うためのスイッチである。このパワースイッチ31がオン状態の場合は電源オンであることを表し、オフ状態の場合は電源オフであることを表している。
【0046】
上記後蓋スイッチ(BKSW)32は、フィルムの装填、取り出しを行うための、図示されない後蓋の開状態、閉状態を検出するためのスイッチである。後蓋スイッチ32のオン状態は後蓋が開いている状態を表し、オフ状態は後蓋の閉状態を表している。
【0047】
巻き戻しスイッチ(RWSW)33は、通常オフ状態であって、オン操作されることで強制巻き戻しを実行するためのスイッチである。
【0048】
ファーストレリーズスイッチ(1RSW)34は、通常オフ状態であって、オン操作されることで、露出準備動作である測距及び測光を開始させるためのスイッチである。上記セカンドレリーズスイッチ(2RSW)35は、通常オフ状態であって、オン操作されることで、露出動作を開始させるためのスイッチである。
【0049】
尚、上記ファーストレリーズスイッチ34及びセカンドレリーズスイッチ35は、2段スイッチを構成している。ファーストレリーズスイッチ34がオンされた後、セカンドレリーズスイッチ35がオンされるようになっている。
【0050】
上記ズームアップスイッチ(ZUSW)36は、通常オフ状態であって、オン操作されることで、望遠(TELE)側へ焦点距離を変化させるようにズーミング駆動を開始させるためのスイッチである。一方、上記ズームダウンスイッチ(ZDSW)37は、通常オフ状態であって、オン操作されることで、広角(WIDE)側へ焦点距離を変化させるようにズーミング駆動を開始させるためのスイッチである。
【0051】
そして、上記モードスイッチ(MODSW)38は通常オフ状態であって、オン操作されることで、通常のモードからフラッシュ装置の発光量を多くするモードに切り替えるためのスイッチであり、選択手段としての機能を有している。このフラッシュ装置の発光量を多くするモードとは、本願発明の目的である、人物の顔の鮮鋭な描写を避ける、すなわち人物の顔のしみや皺を目立たないように、顔の肌を白く見せる写真にするために行う撮影モードである。以下、このフラッシュ装置の発光量を多くするモードを美肌モードと称することにし、その詳細は後述する。
【0052】
次に、このように構成されたカメラの動作について説明する。
【0053】
図2は、本実施の形態に於けるカメラのメインルーチンを示すフローチャートである。
【0054】
電源が投入されることにより、本ルーチンの動作が開始される。
【0055】
先ず、ステップS1に於いて初期設定が行われる。ここでは、上述したCPU10の初期化が行われ、図示されない各入出力ポート、RAM等の初期化等が行われる。
【0056】
次に、ステップS2では、カメラ製造時の各種調整の際に、上述したEXT端子28によって外部通信が行われる。更に、ステップS3では、EEPROM27に格納されているデータの読み出しが行われ、読出されたデータは上述したCPU10内部のRAM(図示せず)に格納される。
【0057】
そして、ステップS4に於いて、上述した後蓋スイッチ32の状態が判断される。ここで、状態が変化している場合はステップS5へ移行し、変化していない場合はステップS9へ移行する。
【0058】
ステップS5では、現在の後蓋スイッチ32状態がオフ状態であるか否かの判断が行われる。ここで、オフ状態でない場合はステップS6へ移行する。この場合、後蓋スイッチ32の状態が変化していて、更に現在の状態がオンであるので、後蓋スイッチ32はオフからオンに変化したことになる。つまり、後蓋スイッチ32が“閉”の状態から“開”の状態になったことを表す。
【0059】
したがって、ステップS6では“1”であるときに図示されない後蓋が閉状態であることを表すフラグ、F_BKCLOSに“0”がセットされて開状態であることが記憶される。その後、ステップS9へ移行する。
【0060】
一方、上記ステップS5で後蓋スイッチ32の状態がオフ状態であった場合は、ステップS7へ移行する。そして、上述したフラグF_BKCLOSに“1”がセットされて、図示されない後蓋が閉状態であることが記憶される。
【0061】
更に、続くステップS8にて、後蓋が開状態から閉状態へと変化したときであるので、フィルムカートリッジ51がカメラにセットされた可能性があるため、オートロード処理が行われる。その後、ステップS9へ移行する。
【0062】
上記ステップS4にて、後蓋スイッチ32の状態が変化していなかった場合は、ステップS9へ移行して、“1”であるときに、1駒巻き上げが必要であることを表すフラグ、F_WNDREQの状態が判断される。ここで、フラグF_WNDREQの状態が“1”である場合はステップS10へ移行し、F_WNDREQの状態が“0”の場合はステップS13へ移行する。
【0063】
ステップS10では、フィルムの1駒巻き上げ処理の動作が行われる。次いで、ステップS11では、上記ステップS10での1駒巻き上げ中にフィルムエンドが検出されたか否かの判断が行われる。ここで、フィルムエンドが検出されていない場合はステップS13へ移行し、フィルムエンドが検出された場合はステップS12へ移行する。
【0064】
ステップS12では、フィルムエンドが検出された場合であるので、巻き戻し動作が必要となる。そのため、巻き戻しが必要であることを表すフラグ、F_RWREQに“1”がセットされる。その後、ステップS13へ移行する。
【0065】
ステップS13では、上述した巻き戻しを行うためのフラグF_RWREQの状態が判断される。ここで、フラグF_RWREQが“1”の場合は巻き戻しが必要な場合である。したがって、ステップS14へ移行して、巻き戻し処理が行われた後、ステップS15へ移行する。一方、上記ステップS13でF_RWREQが“0”の場合は巻き戻しが不要の場合であるので、ステップS14をスキップしてステップS15へ移行する。
【0066】
ステップS15では、パワースイッチ31の状態が判断される。パワースイッチ31の状態がオフ状態の場合は、パワーオフ状態であることを表している。したがって、この場合はステップS16へ移行して、図示されない鏡枠を収納状態に移動する沈胴処理が行われる。次いで、ステップS17にてLCD25がオフ状態にされる、表示オフ処理が行われる。
【0067】
この表示オフ処理が行われると、CPU10の動作が停止されるストップ状態へ移行する。このストップ状態から復帰させるためには、パワースイッチ31、後蓋スイッチ32、巻き戻しスイッチ33を操作する。これらのスイッチ操作により、本ルーチンの先頭からCPU10の動作が再開される。
【0068】
上記ステップS15にて、パワースイッチ31がオン状態の場合は、パワーオン状態を表している。したがって、この場合はステップS18へ移行して、図示されない鏡枠を撮影状態であるワイド位置に移動させるセットアップ処理が行われる。
【0069】
次に、ステップS19では、上述したパワースイッチ31、後蓋スイッチ32、巻き戻しスイッチ33、ファーストレリーズスイッチ34、セカンドレリーズスイッチ35、ズームアップスイッチ36、ズームダウンスイッチ37の各スイッチの状態変化、及び現在の状態の検出が行われる。続いて、ステップS20では、LCD25を動作させ、必要な表示を行う表示オン処理が実行される。
【0070】
そして、ステップS21に於いて、パワースイッチ31の状態が変化したか否かが判断される。ここで、パワースイッチ31の状態が変化した場合は、本ルーチンの先頭ヘジャンプする。また、上記ステップS21にてパワースイッチ31の状態に変化がない場合は、続くステップS22に於いて後蓋スイッチ32の状態が変化したか否かの判断が行われる。そして、後蓋スイッチ32の状態が変化している場合は本ルーチンの先頭ヘジャンプする。一方、後蓋スイッチ32の状態が変化していない場合は、ステップS23へ移行する。
【0071】
ステップS23では、巻き戻しスイッチ33の状態が変化したか否かの判断が行われる。ここで、巻き戻しスイッチ33の状態が変化している場合はステップS24へ移行する。
【0072】
ステップS24では、現在の巻き戻しスイッチ33の状態がオン状態であるか否かの判断が行われる。その結果、巻き戻しスイッチ33がオン状態の場合はステップS25へ移行する。そして、このステップS25にて、現在の後蓋(図示せず)の状態を表すフラグ、F_BKCLOSの状態が判断される。ここで、フラグF_BKCLOSが“1”の場合は、ステップS26へ移行する。
【0073】
上記フラグF_BKCLOSが“1”である場合は、後蓋(図示せず)の状態が閉状態であることを表している。よって、ここでは、後蓋(図示せず)が閉状態である場合に、巻き戻しスイッチ33がオフ状態からオン状態に変化したときである。すなわち、巻き戻し処理が必要な場合である。したがって、ステップS26にて、巻き戻し処理が必要であることを表すフラグ、F_RWREQに“1”がセットされる。その後、上記ステップS9へ移行する。すると、上述した通り、ステップS13の判断でステップS14への分岐が行われ、巻き戻し処理が実行される。
【0074】
また、上記ステップS24に於いて巻き戻しスイッチ33がオフ状態の場合、ステップS25に於いてフラグF_BKCLOSが“0”の場合、または上記ステップS23に於いて巻き戻しスイッチ33の状態が変化していない場合は、巻き戻し処理を必要としないので、ステップS27へ移行する。
【0075】
ステップS27では、上述したフラッシュ回路26が動作されて、メインコンデンサ54に閃光発光用のエネルギーの充電が行われる。そして、続くステップS28の外部通信処理にて、上述したステップS2と同様の処理が行われる。更に、ステップS29では、モード変更処理が行われる。
【0076】
次いで、ステップS30にて、ファーストレリーズスイッチ34がオフ状態からオン状態に変化したか否かが判断される。ここで、ファーストレリーズスイッチ34がオフ状態からオン状態に変化した場合は、ステップS31へ移行して、露出準備動作及び露出動作を行うレリーズ処理が行われる。このレリーズ処理の詳細については後述する。
【0077】
このレリーズ処理中に露出動作が行われた場合は、レリーズ処理中に巻き上げ動作が必要であることを表すフラグ、F_WNDREQに“1”がセットされる。このフラグF_WNDREQの状態に従った処理が行われるために、このステップS31のレリーズ処理実行後は、上記ステップS9へ移行する。そして、ステップS9では、上述した通り、フラグF_WNDREQが“1”である場合にステップS10へ移行して1駒巻き上げ動作が実行される。
【0078】
上記ステップS30において、レリーズ要求がない、すなわちファーストレリーズスイッチ34がオフ状態からオン状態に変化していない場合は、ステップS32へ移行する。そして、このステップS32にて、ズームアップスイッチ36及びズームダウンスイッチ37の何れかがオフ状態からオン状態に変化したか否かが判断される。
【0079】
ここで、ズームアップスイッチ36、ズームダウンスイッチ37の何れかがオフ状態からオン状態に変化した場合は、ステップS33に移行する。そして、このステップS33にて、ズーミング駆動回路13が制御され、ズーミング制御動作を行うズーム駆動処理が実行される。
【0080】
このズーム駆動処理の実行後、または上記ステップS32にて、ズームアップスイッチ36、ズームダウンスイッチ37の何れもオフ状態からオン状態に変化していない場合は上記ステップS19に移行する。そして、上述した処理が繰り返されることになり、メインループが形成される。
【0081】
次に、図3のフローチャートを参照して、上述した図2のフローチャートに於けるステップS31のレリーズ処理の詳細な動作について説明する。
【0082】
レリーズ処理が開始されると、先ずステップS41の測距処理にて、測距部11が制御されて、上述したように被写体までの距離Lが測定される。測定された結果は、距離の逆数に比例したデータとして出力され、CPU10内のRAM(図示せず)であるLDATAに記憶される。
【0083】
次に、ステップS42の測光処理にて、測光回路12が制御されて、被写体輝度として撮影シーン中央部の輝度と周辺部の輝度(以下、周辺輝度と称する)が測定される。更に、ステップS43にて、ズームの位置と上記距離の逆数より、合焦させるために必要なフォーカシングレンズの繰り出し量の演算を行うレンズ繰り出し量演算が実行される。
【0084】
次いで、ステップS44の露光量演算の処理では、上記ステップS42で測定された被写体輝度に基づいて、シャッタ制御時間及びフラッシュ装置の閃光発光量の演算が行われる。そして、ステップS45では、ファーストレリーズスイッチ34、セカンドレリーズスイッチ35の状態を検出するスイッチ(SW)の読み込みが行われる。ここで読み込まれたファーストレリーズスイッチ34、セカンドレリーズスイッチ35の状態は、続くステップS46及びS47で判断される。
【0085】
ステップ46では、ファーストレリーズスイッチ34がオフにされたか否かが判断される。ここでファーストレリーズスイッチ34がオフにされている場合は、セカンドレリーズスイッチ35がオンされずにオフにされたことになる。したがって、レリーズ動作が終了するため、レリーズ処理が終了して本ルーチンを抜ける。
【0086】
一方、上記ステップS46にてファーストレリーズスイッチ34がオフにされていない場合は、ファーストレリーズスイッチ34のオン状態が継続されているので、ステップS47へ移行してセカンドレリーズスイッチ35の状態が判断される。
【0087】
ステップS47に於いて、セカンドレリーズスイッチ35がオン状態でない場合は、上記ステップS45へ移行して、再度スイッチ読み込み処理が行われる。これに対し、ステップS47に於いて、セカンドレリーズスイッチ35がオン状態である場合は、露出動作を開始する必要があるので、次のステップS48へ移行する。
【0088】
このように、ファーストレリーズスイッチ34がオフ状態になるか、セカンドレリーズスイッチ35がオン状態になるまで、ステップS45〜S47の処理が繰り返されることになる。
【0089】
ステップS48では、上記ステップS43で演算されたフォーカシングレンズの駆動量に従い、フォーカシングレンズの駆動制御が実行され、合焦状態にされる。続くステップS49では、上記ステップS44で演算されたシャッタ制御時間と閃光発光量に従い、露出動作が行われる。
【0090】
ステップS50では、上記ステップS46で露出動作が終了しているので、フォーカシングレンズを初期位置に戻すレンズ位置リセット制御が行われる。更に、ステップS51では、露出終了している撮影駒を巻き上げるために、巻き上げ制御が必要であることを表すフラグF_WNDREQに“1”がセットされる。その後、レリーズ処理を終了して、本ルーチンを抜ける。
【0091】
ここで、上述した図3のフローチャートに於けるステップS44の露光量演算処理の詳細な動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0092】
尚、これ以降説明するAPEXに関する値は、以下の如く定義される。
SV=log2 (ISO感度*0.32) …(3)
AV=log2 (Fno2 ) …(4)
TV=log2 (1/SS) …(5)
DV=log2 (L2 ) …(6)
GV=log2 (Gno2 ) …(7)
EV=AV+TV=BV+SV …(8)
但し、SS:シャッタ秒時、L:被写体距離
この露出量演算処理のルーチンに入ると、先ずステップS61にてフィルムカートリッジ51に設けられているDXコードより、フィルムのSV値が算出される。次いで、ステップS62では、上述した図3のフローチャートに於けるステップS41での測距結果(距離の逆数に比例したデータ)が用いられて、DV値が算出される。
【0093】
ステップS63では、上述した図3のフローチャートに於けるステップS42での測光結果である、被写体輝度と周辺輝度より、それぞれのBV値が算出される。そして、ステップS64では、現在のズーム位置からシャッタ開放時のAV値が求められる。更に、ステップS65では、上述したBV値とSV値よりEV値が求められる。
【0094】
次いで、ステップS66にて、EV値の大小、若しくは美肌モードや強制発光モード等、モードによりフラッシュ発光の有無が判断される。ステップS67では、EV値とAV値とからTV値が算出される。
【0095】
そして、ステップS68では、フラッシュ装置の閃光発光量が適正となる適正GV値が、下記式より求められる。
適正GV値=発光時AV値+DV値+IS0100SV値−SV値
更に、ステップS69では、発光量の補正が行われる。これは、美肌モードの場合、上記ステップS68で求められたGV値が補正されるもので、この詳細については後述する。
【0096】
ステップS70では、上記ステップS67で求められたTV値から、シャッタの制御秒時が算出される。そして、ステップS71にて、上記ステップS68で求められたGV値より、発光時間が算出される。その後、露出量演算の処理が終了して、本ルーチンを抜ける。
【0097】
図5は、美肌モードでのGV値を補正すべく、上述した図4のフローチャートに於けるステップS69の発光量の補正の詳細な動作を説明するフローチャートである。
【0098】
ここで美肌モードについて説明する。
【0099】
フラッシュ光量(Gno)というのは、レンズの絞り値(Fno)と、被写体距離Lと、フィルム感度により下記(9)式から求められる。
【数2】
Figure 0004315708
【0100】
通常は、上記(9)式で計算されたフラッシュ装置の閃光発光量でフラッシュを発光させると適正な露出の写真を撮影することができる。適正なフラッシュ装置の発光量より多い発光量でフラッシュを発光させると、被写体の露出がオーバになり、最悪、被写体の判別すらできなくなる(白トビ写真と称される)。
【0101】
しかしながら、適度に被写体の露出がオーバである場合は、人物の顔のしみや皺が見えなくなり、肌の色も白く見えるという効果がある。一般的に、日本人の女性は、適度に露出オーバになるようにフラッシュ装置の発光量を制御して、顔のしみや皺が見えなくなると共に、肌が白く写っている写真の方を好むことが調査から判明している。
【0102】
ここで、フラッシュ発光量を適度にオーバにするには、単に一定量、発光量を増やすだけでは実現できないことが、検討により判明している。その理由は、撮影画面内の被写体の大きさと輝度により、ラボ機の補正(デジタルカメラの場合は、ホワイトバランス)量が異なるからであり、1つの撮影シーンで適度に発光量をオーバにしていても、他のシーンの場合は被写体が白トビしてしまって、何が写っているのか判別すらできなくなることもある。
【0103】
美肌モードとは、以下に説明する方法であり、どのようなシーンであっても適度にオーバになるようにフラッシュ装置の発光量を制御するモードのことである。この美肌モードは、本実施の形態に於いては、ユーザがモードスイッチ38をオンすることにより選択されるようになっている。
【0104】
フラッシュ装置の発光量の補正制御が開始されて発光量の補正のルーチンに入ると、先ず、ステップS81に於いて、美肌モードか否かが判断される。ここで、美肌モードの場合は、ステップS82に移行し、そうでなければ本ルーチンを抜ける。
【0105】
ステップS82では、測距部11で求められた被写体距離Lと、上記ズーミング駆動信号検出回路14によりカウントされた焦点距離が用いられて、下記の式で撮影倍率が求められる。
撮影倍率=焦点距離/被写体距離
次いで、ステップS83にて、上記ステップS82で求められた撮影倍率により、図6に示されるテーブルからGV補正量が選択される。これにより、撮影倍率による補正量が求められる。尚、様々な検討により、撮影倍率が大きければ大きいほど補正量を大きくした方がよいことが判明している。
【0106】
ここで、補正量を算出するのに図6に示されるようなテーブルからの参照方式を採っているのは、撮影倍率と補正量の関係が直線にならないからである。直線近似をする場合は、複数の直線で補正を行う必要がある。
【0107】
ステップS84では、被写体の周辺輝度により、以下の式で、輝度による補正量が算出される。図7は、横軸に周辺輝度[BV値]、縦軸GV補正量とした場合の輝度依存性を表したグラフであり、下記式に示されるように、一次関数の関係になっている。傾きと切片は、検討により設定している。
輝度による補正量=0.1503*周辺輝度−1.4196
ステップS85では、上記ステップS83で求められた撮影倍率によるGV補正量と、上記ステップS84で求められた周辺輝度によるGV補正量が足し算され、全体の補正量が求められる。ここで、上記補正量の和の結果が負の数になった場合は“0”にする。
【0108】
図8は、実際に求められた全体の補正量を示したテーブルである。
【0109】
図8のテーブルについて説明すると、縦(行)方向が周辺輝度[BV値]、横(列)方向が撮影倍率を示しており、テーブルに示された数値はGV補正量を示している。
【0110】
そして、ステップS86では、GV値が、上記ステップS85で求められた全体の補正量で補正される。その後、発光量の補正の処理が終了し、本ルーチンを抜ける。
【0111】
以上、第1の実施の形態にて説明したように、撮影倍率と周辺輝度により、下記式でGV値を補正することで、如何なる撮影シーンに於いても、適度にオーバになるようにフラッシュ装置の閃光発光量を制御することができる。
発光GV値=適正GV値+GV補正量
尚、適正GV値とは、カメラのFnoと被写体距離Lとフィルム感度から、上記(9)式で計算されたGnoを、上記(7)式でGV値に変換された値であり、発光GV値とは、実際に発光するGV値である。
【0112】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0113】
上述した第1の実施の形態では、撮影倍率と周辺輝度に応じてフラッシュ装置の発光量の補正を行った例について説明した。しかしながら、ズーム機構のない単焦点の撮影レンズを有するカメラの場合は、被写体距離と周辺輝度でフラッシュ装置の発光量の補正をしても、上述した第1の実施の形態と同じ効果が得られる。第2の実施の形態では、こうした単焦点の撮影レンズを有するカメラの場合の例について説明する。
【0114】
この第2の実施の形態に於いては、カメラの電気的構成は、図1のブロック図からズーミング駆動回路13と、ズームモータ45とズーミング駆動信号検出回路14を除いた構成となる。また、メインルーチンに関しては、図2のフローチャートからステップS32及びS33を除いたものとなり、図3のレリーズ処理のフローチャートと、図4の露出量演算のフローチャートについては、同じ動作である。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
【0115】
第2の実施の形態に於ける動作で上述した第1の実施の形態と異なるのは、図9の発光量の補正の動作を説明するフローチャートだけである。以下、図9のフローチャートを参照して、第2の実施の形態に於ける発光量の補正の動作について説明する。
【0116】
図4のフローチャートに於けるステップS69の発光量の補正が実行されると、図9の発光量の補正のルーチンに入り、フラッシュ装置の発光量の補正制御が開始される。そして、先ずステップS91に於いて、美肌モードか否かが判断される。ここで、美肌モードの場合はステップS92へ移行し、そうでなければ本ルーチンを抜ける。
【0117】
ステップS92では、測距部11で求められた被写体距離Lにより、図10に示される撮影倍率依存性のテーブルからGV補正量が選択される。これにより、被写体までの距離による補正量が求められる。この場合、例えば4段階に分けてそれぞれの補正量が設定されている。
【0118】
次いで、ステップS93では、撮影シーンの周辺輝度により、輝度による補正量が算出される。更に、ステップS94では、上記ステップS92で求められた被写体距離LによるGV補正量と、上記ステップS93で求められた周辺輝度によるGV補正量とが足し算され、全体の補正量が求められる。ここで、足し算の結果が負の数になった場合は“0”にする。
【0119】
そして、ステップS95にて、GV値が、上記ステップS94で求められた全体の補正量で補正される。その後、発光量の補正の処理が終了し、本ルーチンを抜ける。
【0120】
このように、第2の実施の形態によれば、ズーム機能を有していないカメラであっても、被写体距離と周辺輝度によってフラッシュ装置の閃光発光量を制御することができる。
【0121】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0122】
上述した第1及び第2の実施の形態は、AF(オートフォーカス)が可能な測距部を有したカメラについて説明した。しかしながら、オートフォーカスの機能を有していないカメラの場合は、ズーミング駆動信号検出回路14によりカウントされた固定の焦点距離を用いてフラッシュ装置の発光量を補正すれば、上述した第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
【0123】
この第3の実施の形態は、こうしたオートフォーカス機能を有していないカメラを例にしたものである。
【0124】
この第3の実施の形態に於いては、カメラの電気的構成は、図1のブロック図から受光レンズ41a、41bとセンサアレイ42a、42bを含む測距部11を除いた構成となる。
【0125】
また、メインルーチンは、図2のフローチャートと同じであり、図3のレリーズ処理のフローチャートに於けるステップS41の測距と、図4の露出量演算のフローチャートに於けるステップS62のDV値算出の処理動作を除いて同じ動作である。
【0126】
発光量の補正動作については、上述した第2の実施の形態の図9のフローチャートに於けるステップS92にて、被写体距離Lにより図10のテーブルからGV補正量が選択される、という動作を、焦点距離から図11に示されるテーブルからGV補正量が選択される動作に変更すればよい。この場合、例えば、撮影レンズの焦点距離が広角(WIDE)、標準(STANDARD)、望遠(TELE)の各場合に応じて、それぞれの補正量が設定されている。
【0127】
その他の構成及び動作については、上述した第1及び第2の実施の形態と同様であるので、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
【0128】
このように、第3の実施の形態に於いては、オートフォーカス機能を有していないカメラであっても、撮影レンズの焦点距離を用いてフラッシュ装置の発光量を制御することができる。
【0129】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0130】
上述した第1の実施の形態では、撮影倍率と周辺輝度に応じてフラッシュ装置の発光量の補正を行った例について説明したが、撮影倍率と撮影シーンの中央部の輝度と周辺輝度の輝度差でフラッシュ装置の発光量の補正をしても、第1の実施の形態と同じ効果が得られる。
【0131】
この第4の実施の形態では、こうした撮影倍率と撮影シーンの中央部の輝度及び周辺輝度の輝度差とでフラッシュ装置の発光量の補正するカメラについて説明する。
【0132】
第4の実施の形態に於ける動作で上述した第1の実施の形態と異なるのは、発光量の補正動作を説明するフローチャートが、図5から図12に代わるだけである。したがって、第4の実施の形態に於けるカメラの構成及び動作については、上述した実施の形態と同一の部分に同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
【0133】
以下、図12のフローチャートを参照して、第4の実施の形態に於ける発光量の補正の動作について説明する。
【0134】
図4のフローチャートに於けるステップS69の発光量の補正が実行されると、図12の発光量の補正のルーチンに入り、フラッシュ装置の発光量の補正制御が開始される。そして、先ずステップS101に於いて、美肌モードか否かが判断される。ここで、美肌モードの場合はステップS102へ移行し、そうでなければ本ルーチンを抜ける。
【0135】
次いで、ステップS102にて、測距部11で求められた撮影倍率により、図6に示されるテーブルと同等のテーブルからGV補正量が選択される。これにより、補正量が求められる。更に、ステップS103では、撮影シーンの中央部の輝度と周辺輝度との輝度差により、予め求められた算出式に従って、輝度差による補正量が算出される。
【0136】
ステップS104では、上記ステップS102で求められた撮影倍率によるGV補正量と、上記ステップS13で求められたGV補正量とが足し算され、全体の補正量が求められる。ここで、足し算の結果が負の数になった場合は“0”にされる。
【0137】
そして、ステップS105にて、GV値が、上記ステップS104で求められた全体の補正量で補正される。その後、発光量の補正の処理が終了し、本ルーチンを抜ける。
【0138】
このように、第4の実施の形態によれば、撮影倍率と、撮影シーンの中央部の輝度と周辺輝度との輝度差によって、フラッシュ装置の発光量を制御することができる。
【0139】
尚、上述した第1乃至第4の実施の形態の他にも、フラッシュ装置の閃光発光量を撮影倍率だけで補正したり、周辺輝度のみで補正したりしても、上述した第1乃至第4の実施の形態よりも効果は低いが、同じような効果を得ることができる。
【0140】
更に、上述した実施の形態では、美肌モードの選択は、モードスイッチ38をユーザが切り替えることによって行われるとしたが、これに限られるものではなく、例えば主な被写体が人物であると判断された場合、例えば、これを被写体像中の複数の箇所の焦点距離情報等により判断することで自動的に補正された光量が発光されるようにしても良い。
【0141】
また、本発明は、上述した第1乃至第4の実施の形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形の実施が可能である。
【0142】
例えば、上述した実施の形態は、フラッシュ装置を内蔵したカメラを例として説明したが、フラッシュ装置を内蔵したカメラであれば、銀塩フィルムを使用するカメラに限らずに、撮影した画像を電子データに変換して記録することが可能なデジタルカメラにも適用可能であるのは勿論である。
【0143】
更に、上述した実施の形態は、フラッシュ装置を内蔵したカメラについて説明したが、これに限らず、美肌モードの選択と連動して閃光発光量が増加されるものであれば、カメラに外付けのフラッシュ装置にも適用可能である。
【0144】
また、上述した実施の形態では、フラッシュ装置の閃光発光量を制御する例について述べたが、静止画像を撮影するカメラだけではなく、時間的に連続した照明光を被写体に投光するライトを備えて動画像を記録するビデオカメラにも適用可能である。
【0145】
実施の形態の特徴点
[1] 実施の形態に示されたカメラは、
被写体を撮影する撮影手段と、
被写体に向けて光束を投光する投光手段と、
上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、
上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、
を具備し、
上記投光量制御手段は、人物の顔を主な撮影対象として常に投光がなされる特定の撮影モードが選択された場合に、上記算出された補正値に基づいて上記投光手段の投光量を増加させることを特徴としている。
【0146】
このような構成にすることにより、通常の人物の撮影シーンとは異なる輝度の顔画像を得ることができる。
【0147】
[2] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[1]に記載のカメラに於いて、上記投光量制御手段は、上記特定の撮影モードが選択された場合には上記特定の撮影モード以外の通常の撮影モードが選択された場合よりも上記補正値に応じて上記投光手段の投光量を増加させることを特徴としている。
【0148】
このような構成にすることにより、上記[1]に記載のカメラの作用に加えて、通常の人物の撮影シーンより高い輝度の顔画像を得ることができる。
【0149】
[3] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[2]に記載のカメラに於いて、被写体の明るさを測光する測光手段を更に具備し、上記補正値算出手段は、上記測光手段による測光結果に応じて上記補正値を算出することを特徴としている。
【0150】
このような構成にすることにより、上記[2]に記載のカメラの作用に加えて、顔画像の輝度の増加量を適切にすることができる。
【0151】
[4] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[3]に記載のカメラに於いて、上記補正値算出手段は、上記測光手段による被写体周辺の測光結果と被写体中央の測光結果の差を上記測光結果として算出することを特徴としている。
【0152】
このような構成にすることにより、上記[3]に記載のカメラの作用に加えて、撮影倍率と、撮影シーンの中央部の輝度と周辺輝度との輝度差によって、通常の人物の撮影シーンとは異なる輝度の顔画像を得ることができる。
【0153】
[5] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[3]に記載のカメラに於いて、上記補正値算出手段は、上記測光手段で得られた被写体の明るさが所定値より明るい場合に、上記補正値として上記所定値より大きな値を算出することを特徴としている。
【0154】
このような構成にすることにより、上記[3]に記載のカメラの作用に加えて、被写体の背景が明るい場合には、投光量を大きくするので、背景に影響されずに輝度が増した顔画像を得ることができる。
【0155】
[6] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[1]に記載のカメラに於いて、
被写体までの距離を測定する測距手段と、
上記被写体までの距離と上記撮影手段の撮影レンズの焦点距離から撮影倍率を算出する倍率算出手段と、
を更に具備し、
上記補正値算出手段は、上記倍率算出手段で算出された上記撮影倍率に応じて上記補正値を算出することを特徴としている。
【0156】
このように構成することにより、上記[1]に記載のカメラの作用に加えて、被写体までの距離と撮影レンズの焦点距離から算出された撮影倍率に応じて、通常の人物の撮影シーンとは異なる輝度の顔画像を得ることができる。
【0157】
[7] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[1]に記載のカメラに於いて、
被写体の明るさを測光する測光手段と、
上記被写体までの距離を測定する測距手段と、
上記被写体までの距離と上記撮影手段の撮影レンズの焦点距離とから撮影倍率を算出する倍率算出手段と、
を更に具備し、
上記補正値算出手段は、上記測光手段による測光結果及び上記撮影倍率に応じて上記補正値を算出することを特徴としている。
【0158】
このように構成することにより、上記[1]に記載のカメラの作用に加えて、撮影条件に応じて適切な輝度の増した顔画像を得ることができる。
【0159】
[8] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[6]若しくは[7]に記載のカメラに於いて、上記補正値算出手段は、上記撮影倍率が所定の撮影倍率より大きい場合には、上記補正値として上記所定の撮影倍率より大きな値を算出することを特徴としている。
【0160】
このように構成することにより、上記[6]若しくは[7]に記載のカメラの作用に加えて、人物の顔のアップ時にも適切な輝度の増した顔画像を得ることができる。
【0161】
[9] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[1]に記載のカメラに於いて、
被写体の明るさを測光する測光手段と、
上記被写体までの距離を測定する測距手段と、
を更に具備し、
上記補正値算出手段は、上記測光手段による測光結果及び上記測距手段による測距結果に応じて上記補正値を算出することを特徴としている。
【0162】
このように構成することにより、上記[1]に記載のカメラの作用に加えて、測光結果と測距結果から適切な輝度が増した顔画像を得ることができる。
【0163】
[10] 実施の形態に示されたカメラは、
上記[1]に記載のカメラに於いて、
被写体の明るさを測光する測光手段を更に具備し、
上記補正値算出手段は、上記測光手段による測光結果及び上記撮影手段の撮影レンズの焦点距離に応じて上記補正値を算出することを特徴としている。
【0164】
このように構成することにより、上記[1]に記載のカメラの作用に加えて、測光結果と撮影レンズの焦点距離から適切な輝度の増した顔画像を得ることができる。
【0165】
[11] 実施の形態に示されたカメラのプログラムは、
被写体に向けて光束を投光する投光手段の投光量を制御する投光量制御方法をカメラのコンピュータに実行させるためのプログラムに於いて、
人物の顔を主な撮影対象として常に投光がなされる特定の撮影モードが選択された場合には、上記投光量の補正値を算出し、算出された補正値に基づいて投光量を増加させることを特徴としている。
【0166】
このように構成することにより、通常の人物の撮影シーンとは異なる輝度の顔画像を得るためのプログラムを得ることができる。
【0167】
[12] 実施の形態に示されたカメラは、
主な撮影対象が人物の顔であるものとして、所定の撮影モードであることを選択する選択手段と、
被写体に向けて光束を投光する投光手段と、
上記選択手段によって上記所定の撮影モードであることが選択された場合に、上記投光手段の投光量を増加させる制御を行う投光量制御手段と、
を具備することを特徴としている。
【0168】
このように構成することにより、選択された撮影モードにて通常の人物の撮影シーンとは異なる輝度の顔画像を得ることができる。
【0169】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、被写体が人物の場合に顔の鮮鋭な描写となるのを避けるようにした撮影が可能なカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る銀塩フィルムを使用するカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態に於けるカメラのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図3】 図2のフローチャートに於けるステップS31のレリーズ処理の詳細な動作について説明するフローチャートである。
【図4】 図3のフローチャートに於けるステップS44の露光量演算処理の詳細な動作について説明するフローチャートである。
【図5】 図4のフローチャートに於けるステップS69の発光量の補正の詳細な動作を説明するフローチャートである。
【図6】 第1の実施の形態に於ける補正量算出用のテーブルの例を示した図である。
【図7】 輝度依存性を表したグラフである。
【図8】 全体の補正量を示したテーブルの例を示した図である。
【図9】 第2の実施の形態に於ける発光量の補正の動作について説明するフローチャートである。
【図10】 第2の実施の形態に於ける補正量算出用のテーブルの例を示した図である。
【図11】 第3の実施の形態に於ける補正量算出用のテーブルの例を示した図である。
【図12】 第4の実施の形態に於ける発光量の補正の動作について説明するフローチャートである。
【図13】 一般的なカメラと被写体である人物との関係を示した図である。
【符号の説明】
10…CPU、11…測距部、12…測光回路、13…ズーミング駆動回路、14…ズーミング駆動信号検出回路、15…フォーカシング駆動回路、16…フォーカシング駆動信号検出回路、18…シャッタ駆動回路、19…シャッタ駆動信号検出回路、20…フィルム給送駆動回路、21…フィルム移動量検出回路、22…フィルム情報検出回路、25…LCD、26…フラッシュ回路、27…EEPROM、28…EXT端子、52…撮影レンズ。

Claims (5)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、
    撮影時に被写体に向けて光束を投光する投光手段と、
    上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、
    上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、
    被写体の輝度を測定する測光手段と、
    を具備し、
    上記補正値算出手段は、所定の被写体周辺輝度にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記測光手段の出力に応じて被写体周辺輝度が高いほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出する
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 上記補正値算出手段は、上記測光手段による被写体周辺の測光結果と被写体中央の測光結果の差が所定量にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記測光手段による被写体周辺の測光結果と被写体中央の測光結果の差が大きいほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 被写体を撮影する撮影手段と、
    撮影時に被写体に向けて光束を投光する投光手段と、
    上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、
    上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、
    被写体までの距離を測定する測距手段と、
    を具備し、
    上記補正値算出手段は、所定の被写体距離にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記測距手段の出力に応じて被写体距離が小さいほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出する
    ことを特徴とするカメラ。
  4. 被写体を撮影する撮影手段と、
    撮影時に被写体に向けて光束を投光する投光手段と、
    上記投光手段の投光量を制御する投光量制御手段と、
    上記投光量を補正するべく補正値を算出する補正値算出手段と、
    上記撮影手段の撮影倍率を検出する撮影倍率検出手段と、
    を具備し、
    上記補正値算出手段は、所定の撮影倍率にて適正露出より所定量だけ露出オーバになるように設定された補正値であって、上記撮影倍率検出手段の検出する撮影倍率が大きいほど、より露出オーバ量が大きくなるように補正値を算出する
    ことを特徴とするカメラ。
  5. 人物の顔を主な撮影対象として常に投光がなされる特定の撮影モードが選択された場合に、上記補正量算出手段は上記補正値を算出し、上記投光量制御手段は、算出された上記補正値に基づいて上記投光手段の投光量を制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のカメラ。
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