JP4209155B2 - 回転角検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は回転角検出装置に係り、特に、構造が簡単で薄型化、小型化できる回転角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転角検出装置を、図7,図8に基づいて説明する。図7は従来の回転角検出装置の内部構造を示す平面図、図8は従来の回転角検出装置の回転角度に対する出力特性を示す図である。
【0003】
図7に示す回転角検出装置21は、絶縁樹脂材料からなるケース本体22内に回転体23が設けられている。回転体23は絶縁樹脂からなり、円筒状に形成されており、ケース22に対して回転自在に支持されている。この回転体23の内部に自動車のステアリングホィールが挿通され、ステアリングホィールと共に回転体23が時計回りおよび反時計回り方向に回転させられる。前記回転体23の外周面には、複数のはす歯歯車23aが全周に渡って形成されている。
【0004】
また、ケース本体22内には、回転軸29が回転自在に設けられている。そして、この回転軸29には、駆動歯車28が固定されている。駆動歯車28の外周面には複数のはす歯歯車28aが全周に渡って形成されており、前記回転体23のはす歯歯車23aと噛合している。そして、駆動歯車28の隣には、外周面に一対の磁極を着磁したリング状の第1の磁石25Aが回転軸9に同軸に設けられている。回転軸29は、黄銅やアルミニウムなどの金属材料からなり、中央部から一端側にかけて螺旋状のスクリュー溝29aが形成され、このスクリュー溝29aに可動体24が設けられている。
【0005】
可動体24は、移動方向の一端面から他端面にかけて貫通孔が設けられている。この貫通孔には内周面に前記回転軸29に形成されたスクリュー溝29aと噛合する雌ねじ(図示せず)が形成されている。また、可動体24の下面には、一対の磁極を着磁した第2の磁石25Bが取り付け固定されている。前記可動体24は、回転軸29の軸方向に直線的に移動するように前記ケース本体22内で案内されており、前記回転体23が回転し駆動歯車28と回転軸29が回転することにより、可動体24および第2の磁石25Bが回転軸29の軸方向へ往復運動する。
【0006】
前記ケース本体22の下部位置には、第1および第2のホール素子(検出手段)26A,26Bを実装した基板30が固定されており、第1のホール素子26Aは一対設けられ、これが前記第1の磁石25Aに対向し、第2のホール素子26Bが前記第2の磁石25Bに対向する位置関係になっている。そして、回転軸9が回転すると、第1のホール素子26Aが第1の磁石25Aの変位磁界を検出し、この回転に伴って図10で示す所定の正弦波101,102を第1の検出信号として出力し、また第2の磁石25Bがスクリュー軸29aにより回転軸9の軸方向に往復運動すると、第2のホール素子26Bがその磁気的な変位を検出してステアリングホィールの全回転角度範囲に渡って一次直線的に変化する値103を第2の検出信号として出力する。これら第1および第2のホール素子26A,26Bの出力した第1、第2の検出信号により、前記ステアリングホィールの回転角(操舵角)の絶対角の検出が可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の回転角検出装置の構成では、回転体の外周面の複数のはす歯歯車と噛合するはす歯歯車をもつ駆動歯車が必要となり、その駆動歯車と回転体とは回転軸が直交する向きで配されることになり、駆動歯車の直径の分、装置が厚くなり大型化するという問題があった。
【0008】
従って、本発明の目的は、構造が簡単で、薄型化、小型化でき、絶対角の測定が可能な回転角検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の回転角検出装置は、回転可能なロータ部と、前記ロータ部の回転に応じて第1の検出信号を出力する第1の出力機構と、前記ロータ部の回転に応じて第2の検出信号を出力する第2の出力機構とを有し、前記ロータ部はその外周面部に回転の軸方向に沿って第1の伝達ギヤと間欠歯を有する第2の伝達ギヤとが配され、前記第1の出力機構は前記第1の伝達ギヤと噛合し前記ロータ部の軸と回転の軸方向が平行な第1の出力ギヤと前記第1の出力ギヤの回転に応じて前記第1の検出信号を出力する第1の出力部を備えてなり、前記第2の出力機構は、前記第2の伝達ギヤと噛合し前記ロータ部の軸と回転の軸方向が平行な第2の出力ギヤと前記第2の出力ギヤの回転に応じて前記第2の検出信号を出力する第2の出力部とを備え、前記第1の検出信号と前記第2の検出信号とから前記ロータ部の回転角度を絶対角で検出する回転角検出装置であって、前記第2の出力ギヤは歯部が上下に交互に配設されてなり、上側に配設された歯部が前記第2の伝達ギヤと噛合し、下側に配設された歯部は上側に配設された歯部が前記第2の伝達ギヤと噛合し所定角度だけ回転された後、前記ロータ部の外周面に係合して前記第2の出力ギヤの戻りを防止する。この構成により、構造が簡単で、薄型化、小型化でき、絶対角の測定が可能な回転角検出装置を提供できる。また、この構成により、簡単な構造で第2の出力ギヤの戻りを防止でき、回転角の検出精度を高めることができる。
【0010】
また、前記第1の検出信号は前記ロータ部の回転範囲内で連続する一定周期の信号であり、前記第2の検出信号は前記ロータ部の回転範囲内で階段状に増加または減少する信号である。
この構成により、絶対角の高精度な測定が可能な回転角検出装置を提供できる。
【0012】
また、前記第1の出力部および前記第2の出力部はそれぞれ回転軸を挟んで異極対向して配設された永久磁石と、前記永久磁石の磁界方向によって抵抗値が可変する磁気抵抗素子とを備えて構成される。
この構成により、非接触で回転角の検出が可能で、磁気抵抗素子を用いたことにより組み付け精度にかかわらず、検出精度を高めることができる。
【0013】
また、前記第1の出力機構は、磁気式の非接触型出力手段で構成されると共に、前記第2の出力機構は、接触型出力手段で構成された。
この構成により、第2の出力機構が第1の出力機構よりも安価で、コストダウンを図ることができると共に、第2の出力機構は、第1の出力機構に比して回転数が少なく、このため、長期の使用に耐えるものが得られる。
【0014】
また、前記接触型出力手段からなる前記第2の出力機構は、回転型可変抵抗器で構成された。
この構成により、第2の出力機構を一層安価にできて、安価な回転角検出装置を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は本発明の回転角検出装置の実施形態の斜視図、図2は本発明の回転角検出装置の実施形態の平面図、図3は本発明の回転角検出装置の実施形態の断面図、図4は本発明の回転角検出装置の実施形態の要部断面図、図5は本発明の回転角検出装置の実施形態の間欠歯と2段歯歯車の噛み合わせを説明する説明図、図6は本発明の回転角検出装置の実施形態の第1及び第2の検出信号と回転角の関係を示す図である。
【0016】
上ケース1は、絶縁樹脂製で中央に孔1aを有する円板状の形状をなしている。上ケース1の外周には段部1bが設けられている。上ケースの上面端部にはリード線導出部4が設けられ、リード線5がここから外部へ導出されている。
【0017】
下ケース2は、中央に孔2aを有する円盤状の底板2bと側壁2dを有し、底板2bにはリング状の突部2cを有している。また、側壁の上端には段部2eを有し、上ケース1の段部1bと係合している。上ケース1と下ケース2とは互いにネジ1cによって締結されている。
【0018】
ロータ部3は、絶縁樹脂製で、円筒形をなしており、内周部には外部の回転軸と係合する突条3aが設けられ、外周部には上側に180°対向して2個の間欠歯3cを有する第2の伝達ギヤ3bが設けられ、下側には全周に渡って歯車の歯3eが設けられ第1の伝達ギヤ3dを形成している。ロータ部3は上ケース1と下ケース2との間に挟持され、上ケース1と下ケース2に対してCW方向(時計回り方向)とCCW方向(反時計回り方向)に回転可能に装着されている。
【0019】
第1の出力ギヤ6は、絶縁樹脂よりなり、ロータ部3と軸方向が平行で、全周に渡って歯6cが設けられた通常の歯車であり、第1の出力ギヤ6の一側面の中央部には突起6aが、他側面の中央部には円形の凹部6bが設けられている。第1の出力ギヤ6の歯6cはロータ部3の外周部下側に設けられた第1の伝達ギヤの歯3eと噛み合っている。第1の出力ギヤ6はロータ部3が180°回転する間に360°回転するようになっている。
【0020】
第2の出力ギヤ7、は絶縁樹脂よりなり、ロータ部3と軸方向が平行で、軸方向上下2段に交互に歯(上歯7c、下歯7d)が設けられた2段歯の歯車であり、歯は全周に渡って設けられている。第2の出力ギヤ7の一側面の中央部には突起7aが、他側面の中央部には円形の凹部7bが設けられている。第2の出力ギヤ7の上歯7c、下歯7dはロータ部3の外周部上側に設けられた第2の伝達ギヤ3bの間欠歯3cと噛み合うようになっている。
【0021】
2個のリング状の永久磁石8は、回転軸を挟んで180°対向した位置で異極が対向して着磁された永久磁石であり、第1の出力ギヤ6,第2の出力ギヤ7の歯の内側にそれぞれ取り付け固定されている。
【0022】
2個の支持部材9は、絶縁樹脂製で、板状で長手方向両端が両肩下がりの形状をなし、その両端は下ケース2に固定されており、下面側にはリング条の突起9aが設けられている。第1の出力ギヤ6の一側面の突起6aは一方の支持部材9のリング状の突起9aに嵌合しており、他側面の円形の凹部6aは下ケース2の底板2bのリング状の突部2cが嵌合し、第1の出力ギヤ6は両側から抑えられて回転可能に軸支されることになる。第2の出力ギヤ7の一側面の突起7aは他方の支持部材9のリング状の突起9aに嵌合しており、他側面の円形の凹部7aは下ケース2の底板2bのリング状の突部2cが嵌合し、第2の出力ギヤ7も両側から抑えられて回転可能に軸支されることになる。
【0023】
プリント配線板10は、中央部に円形の孔10aを有する円板状で上ケース1の下側に固定されている。プリント配線板10の出力は、リード線5によりリード線導出部4を経て外部へ導出される。
【0024】
磁電変換部材11は、複数のGMR素子(巨大磁気抵抗効果素子)を集積したもので、各GMR素子はブリッジ回路(図示せず)を構成している。磁電変換部材11はプリント配線板10の上に搭載され、第1の出力ギヤ6,第2の出力ギヤ7と共に回転するリング状の永久磁石8と対向している。磁電変換部材11はリング状の永久磁石8の磁界方向によって抵抗値が可変する特性を有している。第1の出力ギヤ6と共に回転するリング状の永久磁石8とこれと対向している磁電変換部材11とによって第1の検出部が形成され、第2の出力ギヤ7と共に回転するリング状の永久磁石8とこれと対向している磁電変換部材11とによって第2の検出部が形成されている。図6に示すように、第1の検出部からは鋸波形状の周期的な第1の検出信号Vaが得られ、第2の検出部からは階段状に増加する第2の検出信号Vbが得られる。第1の出力ギヤ6と第1の検出部からは第1の出力機構が構成され、第2の出力ギヤ7と第2の検出部からは第2の出力機構が構成され、これら第1、第2の出力機構から第1、第2の検出信号Va,Vbが出力されている。
【0025】
次に、図5に基づいて、2段歯の第2の出力ギヤ7とロータ部3の外周部の間欠歯3cとの噛み合わせの状態を説明する。
【0026】
図5Aにおいて、ロータ部3が反時計方向(図の矢印方向)に回転すると間欠歯3cの先行する歯3cの外側が2段歯の第2の出力ギヤ7の上歯7cにぶつかり第2の出力ギヤ7は時計回り方向(図の矢印方向)に少し回転する。図5Bにおいて、第2の出力ギヤ7の下歯7dが間欠歯3bの間の溝に入り溝の壁によって押され、第2の出力ギヤ7は更に時計回り方向に回転を始める。図5C、図5Dにおいても溝の壁によって第2の出力ギヤ7の下歯7dは押され続け更に時計回り方向に回転する。この回転に伴い下歯7dは間欠歯3cの間の溝から抜け出つつある。図5Eにおいて下歯7dは間欠歯3cの間の溝から完全に抜ける。この時、下歯7dは上記回転方向で一つ手前の下歯7dと共同して、その先端が前記間欠歯3cの間の溝につながるロータ部3の周面に接し、第2の出力ギヤ7のそれ以上の回転を阻止する。このようにして、第2の出力ギヤ7は所定角度(上歯7cまたは、下歯7dの1ピッチの角度)回転する。
【0027】
その後ロータ部3が約180°回転する迄第2の出力ギヤ7は回転せず、ロータ部3が約180°回転すると、ロータ部3の180°反対側に設けられているもう一方の間欠歯3cが歯車7の上歯7cに接触し、上記と同じ回転動作を行う。従って、第2の出力ギヤ7はロータ部3の回転の180°おきに所定角度(上歯7cまたは、下歯7dの1ピッチの角度)回転することとなる。
【0028】
次に、本発明の回転角検出装置の各検出信号と各検出信号によって回転角度を測定する方法を説明する。図6には、各検出信号が磁電変換部材11への入力電圧に対する出力信号の比の形で、回転角度がCCW方向とCW方向での値を示している。図6に示すように、第1の検出信号Vaは180°の周期をもつ鋸波状のパルスで各パルスは徐々に直線状に立ち上がる部分と急激に立ち下がる部分とからなっている。徐々に直線状に立ち上がる部分は、第1の出力ギヤ6と共に回転するリング状の永久磁石8により磁電変換部材11のブリッジ回路から出力されるサイン波出力とコサイン波出力をプリント配線板10に搭載された演算素子(図示しない)によって演算し、ロータ部3の回転角度に対して直線になる出力に変換したものである。急激に立ち下がる部分は第1の検出信号Vaの1周期が終わり、始めの値に戻る部分である。
【0029】
第2の検出信号Vbは、180°毎に階段状に漸増する波形を有している。ロータ部3の周囲に間欠歯3cが180°回転方向に離れて形成されており、ロータ部3の間欠歯3cと噛み合う2段歯の第2の出力ギヤ7はロータ部3が180°回転する毎に間欠歯3cによって所定角度回転させられる。第2の出力ギヤ7が所定角度回転させられると第2の出力ギヤ7と共に回転する永久磁石8により磁電変換部材11のブリッジ回路の出力が変わり、第2の検出信号Vbの階段状の部分の漸増分を演算により求める。階段状の部分の漸増分は、ロータ部3の間欠歯3cと第2の出力ギヤ7が噛み合う180°毎に発生する。
【0030】
第2の検出信号Vbの漸増領域の中心は第1の検出信号Vaの急激に立ち下がる部分に対応している。第2の検出信号Vbの平坦領域は漸増領域をつなぐ部分で、何番目の平坦領域であるかを図6の図中に数字で示してある。また、0番目の平坦領域の中央は回転角度の0°に対応している。
【0031】
以下、絶対角Aの算出方法を図6に基づいて説明する。
第2の検出信号Vbの値が、0番目(N=0)の平坦領域にある場合には、まず、第1の検出信号Vaの値(Va=a)に基づく回転角度範囲a0を求める。次に、平坦領域に対応する回転角度範囲Θaと、任意の回転角度(第1の検出信号の基準位置からのオフセット量)Θ0を設定する。図6では、Θaは180°であり、Θ0は90°であるので、絶対角A(°)はA=180×0−90+a0=a0−90となる。
第2の検出信号Vbの値が、1番目(N=1)の平坦領域にある場合には、まず、上記同様、第1の検出信号Vaの値(Va=b)に基づき回転角度範囲a1を求め、次に平坦領域に対応する回転角度範囲Θaと任意の回転角度Θ0を設定する。そして、絶対角A(°)はA=180×1−90+a1=90+a1となる。
【0032】
次に、第2の検出信号Vbの値が、0番目(N=0)の平坦領域と1番目(N=1)の平坦領域との間の漸増領域にある場合について説明する。該漸増領域の下端に対応して設定される第1の検出信号Vaの値をVHとし、該漸増領域の上端に対応して設定される第1の検出信号Vaの値をVLとする。第1の検出信号Vaの値がVHより大きい場合には、まずは、第1の検出信号Vaの値に基づく回転角度範囲Bを求める。そして、上記同様、平坦領域に対応する回転角度範囲Θaと任意の回転角度Θ0を設定し、0番目(N=0)の領域として絶対角Aを求めると、絶対角A(°)はA=180×0−90+B=B−90となる。
しかし、第1の検出信号Vaの値がVLより小さい場合には、上記同様に、第1の検出信号Vaの値に基づく回転角度範囲Bを求めるのであるが、絶対角Aは次の領域である1番目(N=1)の領域に対応して求められる。即ち、平坦領域に対応する回転角度範囲Θaと任意の回転角度Θ0を設定した後、絶対角A(°)はA=180×1−90+B=B+90となる。
また、第1の検出信号Vaの値が、上記VL以上でVH以下の場合には、第1の検出信号Vaの値に基づき回転角度範囲Bは0とし、次の領域である1番目(N=1)の領域に対応して絶対角Aを求める。絶対角A(°)はA=180×1−90+0=90となる。
【0033】
一般的には、第2の出力信号の値VbがN番目の平坦領域とN+1番目の平坦領域を連ねる漸増領域にある場合には、対応する第1の出力信号Vaの値を検出しその値Vaが
Va>VHであれば前記絶対角A(°)は
A=N×Θa−Θ0+Bとし、
Va<VLであれば
A=(N+1)×Θa−Θ0+Bとし、
VL≦Va≦VHであれば
A=(N+1)×Θa−Θ0である。
但し、Nは整数、Bは第1の検出信号Vaの徐々に直線状に立ち上がる部分から算出される角度、VHは第1の検出信号Vaにおける第2の検出信号Vbの漸増領域の下端と対応する上側閾値、VLは第1の検出信号Vaにおける第2の検出信号Vbの漸増領域の上端と対応する下側閾値、Θaは各平坦領域に対応して設定される回転角度範囲(第1の検出信号の1周期に対応する回転角度範囲:上記実施形態では180°)、Θ0は任意の回転角度(上記実施形態では90°)である。
【0034】
次に、上記とは別な方法で絶対角Aを測定する方法について説明する。
第2の検出信号Vbが平坦領域にある場合には、上記した方法と同様に第1の検出信号Vaと第2の検出信号Vbとから回転角度をの絶対角を求める。第2の検出信号Vbが漸増領域にある場合には、第2の検出信号Vbの値によって、この値が漸増領域のどの位置にあるかを計算し、この計算値を用いて絶対角Aを求めるものである。
【0035】
尚、上記実施形態においては、第1の検出信号Vaは検出範囲内で徐々に直線状に立ち上がる部分と急激に立ち下がる部分とからなる鋸波状の連続するパルスであり、第2の検出信号Vbは階段状に漸増する信号であるが、第1の検出信号Vaは、検出範囲内で徐々に直線状に立ち下がる部分と急激に立ち上がる部分とからなる鋸波状の連続するパルスであってもよく、第2の検出信号Vbは、階段状に漸減する信号であってもよい。
また、上記実施形態では、磁気抵抗素子としてGMR素子を用いたが、GMR素子の代わりにMR素子、TMR素子、更にはホール素子等の磁電変換素子を用いてもよい。
【0036】
尚、上記実施形態において、第1,第2の出力機構は、磁気式の非接触型出力手段で説明したが、第2の出力機構は、回転型可変抵抗器やロータリー型エンコーダ等からなる接触型出力手段を用いても良い。
【0037】
【発明の効果】
上記したように、本発明の回転角検出装置は、回転可能なロータ部と、ロータ部の回転に応じて第1の検出信号を出力する第1の出力機構と、ロータ部の回転に応じて第2の検出信号を出力する第2の出力機構とを有し、ロータ部はその外周面部に回転の軸方向に沿って第1の伝達ギヤと間欠歯を有する第2の伝達ギヤとが配され、第1の出力機構は第1の伝達ギヤと噛合しロータ部の軸と回転の軸方向が平行な第1の出力ギヤと第1の出力ギヤの回転に応じて第1の検出信号を出力する第1の出力部を備えてなり、第2の出力機構は、第2の伝達ギヤと噛合しロータ部の軸と回転の軸方向が平行な第2の出力ギヤと第2の出力ギヤの回転に応じて第2の検出信号を出力する第2の出力部とを備え、第1の検出信号と第2の検出信号とからロータ部の回転角度を絶対角で検出する。
【0038】
この構成により、構造が簡単で、薄型化、小型化でき、絶対角の測定が可能な回転角検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転角検出装置の実施形態の斜視図である。
【図2】本発明の回転角検出装置の実施形態の平面図である。
【図3】本発明の回転角検出装置の実施形態の断面図である。
【図4】本発明の回転角検出装置の実施形態の要部断面図である。
【図5】本発明の回転角検出装置の実施形態の間欠歯と2段歯歯車の噛み合わせを説明する説明図である。
【図6】本発明の回転角検出装置の実施形態の第1及び第2の検出信号と回転角の関係を示す図である。
【図7】従来の回転角検出装置の内部構造を示す平面図である。
【図8】従来の回転角検出装置の回転角度に対する出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 上ケース
2 下ケース
3 ロータ部
3b 第2の伝達ギヤ
3c 間欠歯
3d 第1の伝達ギヤ
6 第1の出力ギヤ
7 第2の出力ギヤ
7c 上歯
7d 下歯
8 永久磁石
10 プリント配線板
11 磁電変換部材
Va 第1の検出信号
Vb 第2の検出信号
Claims (5)
- 回転可能なロータ部と、前記ロータ部の回転に応じて第1の検出信号を出力する第1の出力機構と、前記ロータ部の回転に応じて第2の検出信号を出力する第2の出力機構とを有し、前記ロータ部はその外周面部に回転の軸方向に沿って第1の伝達ギヤと間欠歯を有する第2の伝達ギヤとが配され、前記第1の出力機構は前記第1の伝達ギヤと噛合し前記ロータ部の軸と回転の軸方向が平行な第1の出力ギヤと前記第1の出力ギヤの回転に応じて前記第1の検出信号を出力する第1の出力部を備えてなり、前記第2の出力機構は、前記第2の伝達ギヤと噛合し前記ロータ部の軸と回転の軸方向が平行な第2の出力ギヤと前記第2の出力ギヤの回転に応じて前記第2の検出信号を出力する第2の出力部とを備え、前記第1の検出信号と前記第2の検出信号とから前記ロータ部の回転角度を絶対角で検出する回転角検出装置であって、前記第2の出力ギヤは歯部が上下に交互に配設されてなり、上側に配設された歯部が前記第2の伝達ギヤと噛合し、下側に配設された歯部は上側に配設された歯部が前記第2の伝達ギヤと噛合し所定角度だけ回転された後、前記ロータ部の外周面に係合して前記第2の出力ギヤの戻りを防止することを特徴とする回転角検出装置。
- 前記第1の検出信号は前記ロータ部の回転範囲内で連続する一定周期の信号であり、前記第2の検出信号は前記ロータ部の回転範囲内で階段状に増加または減少する信号であることを特徴とする請求項1記載の回転角検出装置。
- 前記第1の出力部および前記第2の出力部はそれぞれ回転軸を挟んで異極対向して配設された永久磁石と、前記永久磁石の磁界方向によって抵抗値が可変する磁気抵抗素子とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の回転角検出装置。
- 前記第1の出力機構は、磁気式の非接触型出力手段で構成されると共に、前記第2の出力機構は、接触型出力手段で構成されたことを特徴とする請求項1、又は2記載の回転角検出装置。
- 前記接触型出力手段からなる前記第2の出力機構は、回転型可変抵抗器で構成されたことを特徴とする請求項4記載の回転角検出装置。
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