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JP4247575B2 - 垂直磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

垂直磁気記録媒体の製造方法 Download PDF

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JP4247575B2 JP2004069086A JP2004069086A JP4247575B2 JP 4247575 B2 JP4247575 B2 JP 4247575B2 JP 2004069086 A JP2004069086 A JP 2004069086A JP 2004069086 A JP2004069086 A JP 2004069086A JP 4247575 B2 JP4247575 B2 JP 4247575B2
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Description

本発明は各種磁気記録装置に搭載される垂直磁気記録媒体の製造方法に関する。
磁気記録の高密度化を実現する技術として、従来の長手磁気記録方式に代えて、垂直磁気記録方式が注目されつつある。
垂直磁気記録媒体は主に、硬質磁性材料の磁気記録層と、磁気記録層を目的の方向に配向させるための下地層、磁気記録層の表面を保護する保護膜、そしてこの記録層への記録に用いられる磁気ヘッドが発生する磁束を集中させる役割を担う軟磁性材料の裏打ち層から構成される。
垂直媒体の磁気記録層材料としては、これまで主にCoCrPt、CoCrTa等の合金材料が用いられてきた。これらの合金材料では、結晶粒界に非磁性材料であるCrが偏析することにより、個々の結晶粒が磁気的に分離され、高い保磁力(Hc)など磁気記録媒体として必要な特性を発現する。このような結晶粒界へのCrの偏析は、面内媒体では、加熱や基板バイアス印加など成膜プロセスの工夫により促進されてきた。しかし垂直媒体では、面内媒体と同様に加熱や基板バイアス印加を施してもCrの偏析量が少なく、それが原因で媒体ノイズが高くなってしまうことが問題となっていた。
この問題を解決する方法として、酸化物を結晶粒界に偏析させることにより結晶粒の磁気的な分離を促進するCoPtCrO磁気記録層(非特許文献1参照)やCoCrPt−SiO磁気記録層(非特許文献2参照)を用いたグラニュラー媒体が提案されている。例えばCoCrPt−SiOグラニュラー膜では、CoCrPt結晶粒の周囲をSiOが取り囲むように偏析し、それにより個々のCoCrPt結晶粒は磁気的に分離される。このように、グラニュラー膜では合金材料の相分離(磁気相分離)を利用するのではなく、酸化物や窒化物など合金材料と固溶しにくい非晶質材料を加えることが特徴である。前述の報告において、グラニュラー媒体では、従来のCoCr系材料を磁気記録層とする媒体と比較して媒体ノイズが低減できることが確認されており、将来有望な方式として期
待されている。
一方、グラニュラー膜では基板を加熱して成膜するとCoの酸化あるいは窒化や合金相と非磁性相の混合などの問題を生じることから、非加熱で成膜する必要がある。しかし、非加熱成膜では、合金相と非磁性相の分離が不十分であるため媒体ノイズが十分に低減できない、また合金相中に積層欠陥を生じてグラニュラー膜の一軸異方性定数(Ku)が低下し、熱安定性が損なわれるなどの問題点があった。これらの問題を解決するため、従来は、非加熱で磁気記録層まで(あるいは保護膜まで)成膜した後、400〜600℃程度の高温で熱処理を行うという手法が使われていた。例えば、特許文献1では400℃以上で5〜60分、また特許文献2では250〜500℃で0.1〜10時間熱処理を行うことで非磁性マトリクス材料と磁性粒子が十分に分離された高密度記録可能なグラニュラー媒体が得られると提案されている。しかし、何れの手法も熱処理温度が高く、また時間も長く必要であることから、量産には適していないというのが現状であった。
本発明者らはこれまでに軟磁性パーマロイ系材料を下地層とし、非磁性中間層としてRuまたはRu基合金を用いることで、磁気記録層の配向性の改善、磁気記録層における初期成長層の低減、結晶粒径低減等を達成でき、それによって優れた磁気特性および電磁変換特性を有する媒体を得ることが可能であることを報告してきた(特許文献3、特許文献4、特許文献5)。
特開2000−306228号公報 特開2000−311329号公報 特開2002−358617号公報 特開2003−123234号公報 特開2002−367160号公報 オイカワ(S. Oikawa)他、「無減磁記録の高性能CoPtCrO単層垂直媒体(High performance CoPtCrO single layered perpendicular media with no recording demagnetization)」、アイイーイーイー トランザクションズ オン マグネティックス(IEEE Transactions on Magnetics)、(米国)、2000年9月、第36巻、第5号、p.2393−2395。 オイカワ(T. Oikawa) 他、「CoPtCr−SiO2垂直記録媒体の微細構造と磁気特性(Microstructure and Magnetic Properties of CoPtCr-SiO2 Perpendicular Recording Media)」、 アイイーイーイー トランザクションズ オン マグネティックス(IEEE Transactions on Magnetics)、(米国)、2002年9月、第38巻、第5号、p.1976-1978。
しかし、更なる高密度化を達成するためには、本発明者らによる上記特許文献3、特許文献4、特許文献5よりもさらに、磁気記録層における非磁性材料の偏析促進による低ノイズ化、およびKuの増大による熱安定性の向上が必要であることが明らかとなってきた。
本発明の目的は、非磁性酸化物または非磁性窒化物のマトリクス中に磁性結晶粒子が分散してなるグラニュラー垂直磁気記録媒体において、低ノイズ化、熱安定性向上といった媒体性能をさらに向上することができる垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明者らは検討を繰り返し、磁気記録層成膜直後または保護膜成膜直後に0.1Paより高い真空度において、250℃以下かつ60秒以下の比較的低温かつ急速な熱処理を行うことで、媒体ノイズの低減および熱安定性の向上が同時に実現されることを見出した。ここで、0.1Paより高い真空度とすることは熱処理中に媒体が酸化することを防止するために必要な条件であり、また熱処理温度を250℃以下とするのは、本発明者らの検討において250℃以上の温度で熱処理を行った場合には磁気記録層の結晶粒が成長し媒体ノイズが増加することが明らかとなっているためである。熱処理時間を60秒以下とすることも同様に磁気記録層の結晶粒の成長を抑制するために必要な条件である。また、媒体の基板として最も一般的に用いられるNi−Pメッキを施したAl基板では、長時間の加熱を行なう場合は250℃以上で、また数秒程度の加熱でも300℃付近でNi−Pが結晶化し始め、表面の凹凸が増大して媒体の基板としては不適当な表面となることが知られているが、熱処理温度および時間をそれぞれ250℃以下、60秒以下とすることで安価なAl基板を利用することが可能となり、コストダウンにも繋がる。
また、Ta、Zr、NiAl、およびTa中にCr、Mo、Wから選ばれる材料を1at%以上、60at%以下添加したTa基合金の中から選ばれる材料をシード層として軟磁性裏打ち層とパーマロイ系下地層の間に挿入することで、熱処理による媒体特性向上の効果を更に高めることができることを見出した。これは、前記シード層を用いることにより、熱処理中に軟磁性裏打ち層とパーマロイ系下地層が僅かに相互拡散を起こし媒体特性が低下することが防止されるためである。
本発明に係る垂直磁気記録媒体は、非磁性基体上に軟磁性裏打ち層、RuあるいはRu基合金中間層、磁気記録層、保護膜、液体潤滑層を順次有し、磁気記録層成膜直後または保護膜成膜直後に0.1Paより高い真空度において、250℃以下かつ60秒以下の比較的低温かつ急速な熱処理工程を行うものである。
また、熱処理工程に加え、Ta、Zr、NiAl、およびTa中にCr、Mo、Wから選ばれる材料を1at%以上、60at%以下添加したTa基合金の中から選ばれる材料をシード層として軟磁性裏打ち層上に設け、その直上にパーマロイ系下地層を設けることで、磁気記録層の配向性や結晶性を改善するとともに、熱処理による媒体特性向上の効果を更に高めることが好ましい。
以上説明したように本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法によれば、非加熱成膜を必要とするグラニュラー媒体において、磁気記録層を形成した後であって保護膜を成膜する前か、または、保護膜を成膜した後であって液体潤滑層を形成する前に、0.1Paより高い真空度において、250℃以下かつ60秒以下の比較的低温かつ急速な熱処理を行うことで、媒体の保磁力増大、媒体ノイズ低減、SNRの向上が実現でき、記録密度向上につながる。また、磁気記録層の熱安定性が向上し、媒体の信頼性向上にもつながる。
以下、本発明の好ましい形態について説明する。図1は本発明に係る垂直磁気記録媒体の断面模式図である。図1に示すように、垂直磁気記録媒体は、非磁性基体(非磁性基板)1上と、非磁性基体1の上に順次設けられる軟磁性裏打ち層2、シード層3、軟磁性パーマロイ系下地層4、RuまたはRu基合金中間層5、磁気記録層6、保護膜7、及び液体潤滑材層8を有する。
非磁性基体1としては表面が平滑である様々な基体であってよく、例えば、磁気記録媒体用に用いられる、NiPメッキを施したAl合金や強化ガラス、結晶化ガラス等を用いることができる。
軟磁性裏打ち層2としては、結晶のFeTaC、センダスト(FeSiAl)合金等、または非晶質のCo合金であるCoZrNb、CoTaZrなどを用いることができる。軟磁性裏打ち層2の膜厚は、記録に使用する磁気記録装置(図示せず)の磁気ヘッドの構造や特性によって最適値が変化するが、おおむね10nm以上、500nm以下程度であることが、生産性との兼ね合いから望ましい。
シード層3としては、Ta、Zr、NiAl、およびTa中にCr、Mo、Wから選ばれる材料を1at%以上、60at%以下添加したTa基合金の中から選ばれる材料を用いる。シード層3は非磁性であるため、記録ヘッドが発生する磁場を軟磁性裏打ち層2に効果的に集中させる観点からは膜厚が薄い程良い。しかし、熱処理中の軟磁性裏打ち層2と軟磁性パーマロイ系下地層4の相互拡散を防止するためには、ある程度の膜厚が必要である。これらの観点から、シード層3の膜厚は1nm以上、15nm以下とすることが望ましい。また、シード層3を設けなくても熱処理による媒体特性向上の効果は得られるが、シード層3を設けることにより、更にその効果を高めることができる。
下地層4は軟磁性を有するパーマロイ系材料である、NiFeAl、NiFeSi、NiFeNb、NiFeB、NiFeNbB、NiFeMo、NiFeCrなどを用いることができる。パーマロイ系下地層4の膜厚は、磁気記録層6の磁気特性や電磁変換特性が最適になるように膜厚を調整することが望ましいが、おおむね3nm以上、50nm以下程度であることが、媒体特性と生産性との兼ね合いから望ましい。
中間層5は、RuまたはRu中にC、Cu、W、Mo、Cr、Ir、Pt、Re、Rh、Ta、Vからなる群から選択される材料を1種類以上添加したRu基合金を用いて形成される。これらRuまたはRu基合金は、前述の下地層4上に形成された時に配向性に優れ、結晶粒径が微細となる。また磁気記録層6との接合性に優れ、磁気記録層6の初期層を低減する作用がある。RuまたはRu基合金中間層5の膜厚は、磁気記録層6の磁気特性や電磁変換特性を劣化させない範囲でできる限り薄くすることが、高密度記録を実現するためには必要であり、具体的には1nm以上、20nm以下とすることが望ましい。
磁気記録層6は少なくともCoとCrを含む合金の強磁性材料が好適に用いられ、その六方細密充填構造のc軸が膜面に垂直方向に配向していることが垂直磁気記録媒体として用いるために必要である。磁気記録層6としては、CoPt−SiO、CoCrPtO、CoCrPt−SiO、CoCrPt−Al、CoPt−AlN、CoCrPt−Siなどのグラニュラー材料が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
保護膜7は、例えばカーボンを主体とする薄膜が用いられる。その他、磁気記録媒体の保護膜として一般的に用いられる様々な薄膜材料を使用しても良い。
液体潤滑材層8は、例えばパーフルオロポリエーテル系の潤滑剤を用いることができる。その他、磁気記録媒体の液体潤滑層材料として一般的に用いられる様々な潤滑材料を使用しても良い。
非磁性基体1の上に積層される各層は、磁気記録媒体の分野で通常用いられる様々な成膜技術によって形成することが可能である。液体潤滑層を除く各層の形成には、例えばDCマグネトロンスパッタリング法、RFマグネトロンスパッタリング法、真空蒸着法を用いることが出来る。また、液体潤滑層の形成には、例えばディップ法、スピンコート法を用いることができる。しかし、これらに限定されるものではない。
次に熱処理工程について説明する。熱処理は、磁気記録層成膜直後または保護膜成膜直後に0.1Paより高い真空度において行い、その時の最高到達温度は250℃以下であり、所要時間は60秒以下とする必要がある。また好ましくは、熱処理温度に関しては200℃以上、250℃以下、熱処理時間は1秒以上、15秒以下であることが、熱処理の効果と生産性を両立するために望ましい。
以下に本発明の垂直磁気記録媒体について実施例により詳細に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
本実施例は、非磁性基体と、その上に順次設けられる軟磁性CoZrNb裏打ち層、軟磁性NiFeSi下地層、Ru中間層、磁気記録層、保護膜、液体潤滑層とを有し、磁気記録層成膜直後に熱処理を施す垂直磁気記録媒体に関する。
非磁性基体として表面が平滑な化学強化ガラス基板(例えばHOYA社製N−10ガラス基板)を用い、これを洗浄後スパッタ装置(図示せず)内に導入し、87at%Co−5at%Zr−8at%Nbターゲットを用いてCoZrNb非晶質軟磁性裏打ち層を200nm成膜した。次にパーマロイ系合金である82at%Ni−12at%Fe−6at%Siターゲットを用いてNiFeSi下地層を11nm成膜した。
引き続いて、Ruターゲットを用いて、Arガス圧4.0Pa下でRu中間層を10nm成膜した。引き続いて88mol%(79at%Co−7at%Cr−14at%Pt)−12mol%(SiO)ターゲットを用いてCoCrPt−SiO磁気記録層を10nm成膜した。次にこれをヒーターチャンバ内に導入し、1.3×10−4Paの真空中において14秒間に243℃まで昇温した。
最後にカーボンターゲットを用いてカーボンからなる保護膜10nmを成膜後、真空装置(図示せず)から取り出した。Ru中間層の成膜およびヒーター加熱を除くこれらの成膜はすべてArガス圧0.67Pa下でDCマグネトロンスパッタリング法により行なった。その後、パーフルオロポリエーテルからなる液体潤滑材層2nmをディップ法により形成し、垂直磁気記録媒体とした。また、加熱温度を変化させた場合の特性の違いを調べるため、ヒーター加熱時の到達温度を160℃、188℃、215℃、270℃、298℃とした媒体を作製した。
CoZrNb軟磁性裏打ち層成膜後にTaターゲットを用いてDCマグネトロンスパッタリング法によりTaシード層を3nm成膜したこと以外は実施例1と全く同様にした垂直磁気記録媒体を作製した。
(比較例1)
磁気記録層成膜後にヒーター加熱を行うことなく直ちにカーボン保護膜を成膜したこと以外は実施例1と全く同様にして垂直磁気記録媒体を作製した。
上述のようにして得られた垂直磁気記録媒体について、磁気カー効果(Magnetic Kerr Effect)により保磁力Hcを測定した。実施例1,2および比較例1に係る媒体のHcを図2に示す。
図2からわかるように、磁気記録層成膜後に熱処理を行うことにより(実施例1)、成膜後に加熱を行わない場合(比較例1)と比較してHcが最大で2割程度向上した。但し、磁性層成膜後の加熱温度が243℃を超えた場合には、Hcが低下する傾向にあることから、加熱温度が高すぎる場合には却って特性の低下を招くことがわかる。
次に、リード・ライトテスタを用いて、記録密度を変化させ、その時の媒体ノイズ、再生信号出力−ノイズ比(S/N)、再生信号出力の減衰特性を測定、比較した。図3に実施例1,2および比較例1に係る媒体の300kfciにおける規格化ノイズを、図4に実施例1,2および比較例1に係る媒体の300kfciにおけるS/Nを示す。
図3および図4から明らかなように、実施例1における媒体では加熱温度243℃において媒体ノイズが最小で、S/Nが最大となっており、その時の値は従来の媒体(比較例1)に比べて媒体ノイズが22%減少し、S/Nは1.9dB増加した。また、加熱温度が高すぎる場合には却って媒体ノイズが増加し、S/Nが劣化しており、媒体ノイズが最小となりS/Nが最大となる時の加熱温度は図2に示したHcのピークと一致している。
次に図5に実施例1,2および比較例1に係る媒体の25kfciにおける再生信号出力の減衰特性を示す。熱処理により再生信号出力の減衰率は小さくなっており、加熱温度243℃の時には従来の媒体(比較例1)の1/3程度にまで低減できた。再生信号出力の減衰が小さいということは媒体の熱安定性が高いことを意味する。
また、図2,図3,図4,および図5中で明らかなように、Taシード層を設けた媒体(実施例2)では、Hc、媒体ノイズ、S/N、再生信号出力の減衰率が全て実施例1よりも向上した。
以上のように、実施例1に係る磁気記録層成膜直後の加熱により、媒体の磁気特性が向上するとともに、媒体ノイズが低減し熱安定性が向上した。また、実施例2に係るTaシード層の付加により、その効果は更に大きくなった。但し、加熱温度が243℃を越えた場合には諸特性は低下傾向にあることから、過度の加熱は特性低下を逆に招くこともわかった。
本実施例は、非磁性基体と、その上に順次設けられる軟磁性CoZrNb裏打ち層、NiAlシード層、NiFeNbB下地層、Ru中間層、磁気記録層、保護膜、液体潤滑層とを有し、カーボン保護膜成膜直後に熱処理を施す垂直磁気記録媒体に関する。
非磁性基体として表面が平滑な化学強化ガラス基板(例えばHOYA社製N−10ガラス基板)を用い、これを洗浄後スパッタ装置内に導入し、87at%Co−5at%Zr−8at%Nbターゲットを用いてCoZrNb非晶質軟磁性裏打ち層を200nm成膜した。次にNiAlターゲットを用いてNiAlシード層を3nm成膜した。引き続いて、パーマロイ系合金である79at%Ni−12at%Fe−6at%Nb−3at%Bターゲットを用いてNiFeNbB下地層を20nm成膜した。
次に、Ruターゲットを用いて、Arガス圧4.0Pa下でRu中間層を10nm成膜した。引き続いて88mol%(79at%Co−7at%Cr−14at%Pt)−12mol%(SiO)ターゲットを用いてCoCrPt−SiO磁気記録層を10nm成膜した。次にカーボンターゲットを用いてカーボンからなる保護膜10nmを成膜した。
最後にこれをヒーターチャンバ内に導入し、1.3×10−4Paの真空中において14秒間に215℃まで昇温した後、真空装置から取り出した。Ru中間層の成膜およびヒーター加熱を除くこれらの成膜はすべてArガス圧0.67Pa下でDCマグネトロンスパッタリング法により行なった。その後、パーフルオロポリエーテルからなる液体潤滑材層2nmをディップ法により形成し、垂直磁気記録媒体とした。
(比較例2)
カーボン保護膜成膜後にヒーター加熱を行うことなく真空装置から取り出したこと以外は実施例3と全く同様にして垂直磁気記録媒体を作製した。
上述のようにして得られた垂直磁気記録媒体について、磁気カー効果により保磁力Hcを、媒体ノイズ、S/N、再生信号出力の減衰率をリード・ライトテスタを用いて測定した。表1に、実施例3および比較例2に係る媒体のHc、300kfciにおける媒体ノイズおよびS/N、25kfciにて測定した再生信号出力の減衰率を示す。
実施例3では、比較例2の媒体と比較して、高いHcが得られた。また、電磁変換特性に関しても、実施例3では媒体ノイズが低減され、S/Nが向上した。再生信号出力の減衰率は、実施例3では比較例2の約1/3になっており、熱安定性が大きく改善されていることがわかる。
以上のように、本発明に係る実施例3の媒体は、14秒間で215℃までの昇温という、比較的短時間かつ低温の熱処理であるにも係らず、従来の媒体と比較して、磁気特性、電磁変換特性、熱安定性の全ての面において優れていることがわかった。
Figure 0004247575
本実施例は、非磁性基体と、その上に順次設けられる軟磁性CoZrNb裏打ち層、TaWシード層、NiFeSi下地層、Ru中間層、磁気記録層、保護膜、液体潤滑層とを有し、カーボン保護膜成膜直後に熱処理を施す垂直磁気記録媒体に関する。
非磁性基体として表面が平滑な化学強化ガラス基板(例えばHOYA社製N−10ガラス基板)を用い、これを洗浄後スパッタ装置内に導入し、87at%Co−5at%Zr−8at%Nbターゲットを用いてCoZrNb非晶質軟磁性裏打ち層を200nm成膜した。次に60at%Ta−40at%Wターゲットを用いてTaWシード層を3nm成膜した。引き続いて、パーマロイ系合金である82at%Ni−12at%Fe−6at%Siターゲットを用いてNiFeSi下地層を11nm成膜した。次に、Ruターゲットを用いて、Arガス圧4.0Pa下でRu中間層を10nm成膜した。引き続いて90mol%(64at%Co−16at%Cr−20at%Pt)−10mol%(SiO)ターゲットを用いてCoCrPt−SiO磁気記録層を9nm成膜した。次にカーボンターゲットを用いてカーボンからなる保護膜10nmを成膜した。最後にこれをヒーターチャンバ内に導入し、1.3×10−4Paの真空中において14秒間に243℃まで昇温した後、真空装置から取り出した。Ru中間層の成膜およびヒーター加熱を除くこれらの成膜はすべてArガス圧0.67Pa下でDCマグネトロンスパッタリング法により行った。その後、パーフルオロポリエーテルからなる液体潤滑材層2nmをディップ法により形成し、垂直磁気記録媒体とした。
(比較例3)
カーボン保護膜成膜後にヒーター加熱を行うことなく真空装置から取り出したこと以外は実施例4と全く同様にして垂直磁気記録媒体を作製した。
上述のようにして得られた垂直磁気記録媒体について、磁気カー効果により保磁力Hcを、媒体ノイズ、S/N、再生信号出力の減衰率をリード・ライトテスタを用いて測定した。なお、測定は単磁極/GMRヘッドを用い、ディスク回転数5400rpmにおいて行っている。表2に、実施例4および比較例3に係る媒体のHc、370kfciにおける媒体ノイズおよびS/N、30kfciにて測定した再生信号出力の減衰率を示す。
比較例3と比較して、実施例4では、本発明に係るカーボン成膜後のヒーター加熱により、Hcが大きく向上していることが分かる。電磁変換特性では、実施例4では比較例3と比較して、媒体ノイズの低減、S/Nの向上(+0.8dB)、再生信号出力の減衰率の低減(ほぼ半減)がなされている。この結果は、本発明に係るカーボン保護膜成膜後のヒーター加熱により、媒体の記録密度と熱安定性の双方が向上したことを意味する。
Figure 0004247575
本発明に係る垂直二層記録媒体の断面模式図である。 本発明の実施例1,2および比較例1に係る記録媒体のHcを示す特性図である。 本発明の実施例1,2および比較例1に係る記録媒体の規格化ノイズを示す特性図である。 本発明の実施例1,2および比較例1に係る記録媒体のS/Nを示す特性図である。 本発明の実施例1,2および比較例1に係る記録媒体の再生信号出力の減衰特性を示す特性図である。
符号の説明
1 非磁性基体
2 軟磁性裏打ち層
3 シード層
4 軟磁性パーマロイ系材料からなる下地層
5 RuまたはRu基合金中間層
6 磁気記録層
7 保護膜
8 液体潤滑材層

Claims (4)

  1. 非磁性基板上に軟磁性裏打ち層を形成し、該軟磁性裏打ち層上にRuまたはRu基合金を含む中間層を形成し、該中間層上に非磁性酸化物または非磁性窒化物のマトリクス中に磁性結晶粒子が分散してなるグラニュラー構造を持つ磁気記録層を形成し、該磁気記録層上に保護膜を成膜し該保護膜上に液体潤滑層を形成する垂直磁気記録媒体の製造方法であって、
    前記磁気記録層を形成した後であって前記保護膜を成膜する前に、または、前記保護膜を成膜した後であって前記液体潤滑層を形成する前に、0.1Paより高い真空度において、60秒以下の間に、200〜250℃の範囲内の温度まで昇温する、熱処理工程を実施することを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法において、
    前記軟磁性裏打ち層上に、Ta,Zr,Ni3Al,およびTa基合金から選択される材料によりシード層を形成するシード層形成工程をさらに有し、該工程を実施した後に、次いで前記中間層を形成することを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法において、
    前記軟磁性裏打ち層上または前記シード層上に、軟磁性パーマロイ系材料からなる下地層を形成する下地層形成工程をさらに有し、該工程を実施した後に、次いで前記中間層を形成することを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
  4. 請求項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法において、
    前記Ta基合金は、Cr,Mo,Wから選択される材料をTa中に1at%以上、60at%以下添加されてなることを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
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