JP4123924B2 - 潤滑油捕集機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば変速機内の潤滑油を捕集して回転軸に形成された油通路へと送り込むための潤滑油捕集機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、変速機におけるベアリング等の摺動部位への潤滑油の供給方法としては、回転部材(回転軸や歯車等)の回転による潤滑油の攪拌に伴う飛沫供給が最も一般的である。しかしながら、歯車の内径転走部や、内挿配置されたベアリング等には潤滑油が流れ込みずらく、充分な潤滑が行えない場合がある。また、回転部材の回転による遠心力によって潤滑油が径方向外側へと流れるため、回転部材の径方向内側に位置する摺動部位に充分な量の潤滑油を供給できない場合もある。
【0003】
このため、オイルポンプを設けて潤滑油を強制的に摺動部位へと圧送する方法も知られているが、その場合、装置が大がかりとなる上、コストが高くなってしまう。また、現実的には、オイルポンプで圧送するほどの油量は必要としない場合が多い。
【0004】
そこで、オイルポンプの代用として、回転軸に、回転軸と共に回転して周辺の潤滑油を捕集する捕集手段を設け、その捕集手段で捕集した潤滑油を回転軸に形成した油通路を介して各摺動部位へと供給するようにした潤滑油捕集機構が知られている(例えば、特許文献1の図1及び図2、特許文献2の図1等)。
【0005】
図3に従来の潤滑油捕集機構の一例を示す。
【0006】
図に示す潤滑油捕集機構は、変速機の入力軸等の回転軸30に固設され、回転軸30と共に回転することで周辺に飛散した潤滑油を捕集する捕集手段31を備えている。
【0007】
捕集手段31は、回転軸30の外周に固設された二つのインペラ32,33を有する。二つのインペラ32,33は、回転軸30の周方向に沿って渦巻き状に形成され、回転軸30の外周と各インペラ32,33の内周との間に、潤滑油の移動通路となるスロート(捕集通路)35,36がそれぞれ形成される。各スロート35,36の周方向一端部には潤滑油をスロート35,36内に取り込むための捕集口37,38が開口形成される。
【0008】
各インペラ32,33は、各スロート35,36の通路面積が捕集口37,38から回転軸30の回転方向後方(図中矢印Rと反対方向)に向かうにつれて徐々に小さくなるように形成される。
【0009】
各スロート35,36はそれぞれ、回転軸30に形成された連通路39,40を介して油通路41に連通される。油通路41は、回転軸30の長手方向に沿って延出しており、歯車の内径転走部やベアリング等の各摺動部位(図示せず)に連通している。
【0010】
回転軸30が回転すると、捕集手段31が回転軸30と共に回転し、周辺の潤滑油を各捕集口37,38からスロート35,36内に捕集する。スロート35,36内に捕集された潤滑油は回転するインペラ32,33によってスロート35,36内を回転軸30の回転方向Rと反対方向に送り込まれて連通路39,40を通って油通路41へと導入され、各摺動部位に供給される。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−154865号公報
【特許文献2】
実開平5−71527号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の潤滑油捕集機構では、回転軸30の回転速度が高くなると潤滑油を油通路41に圧送することができなくなり、摺動部位への潤滑油の供給を充分に行えない場合があった。
【0013】
即ち、捕集手段31による潤滑油の油通路41への圧送は、回転するインペラ32,33によって発生する潤滑油の油通路41へと流入する力が、回転軸30及びインペラ32,33の回転により潤滑油に作用する遠心力よりも大きくなることによってなされるのであるが、回転軸30の回転速度が高くなると、潤滑油に作用する遠心力が潤滑油の流入力よりも大きくなってしまい、潤滑油を油通路41に導入することができなくなってしまうのである。
【0014】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、回転軸の回転速度が高くても充分な量の潤滑油を供給できるようにした潤滑油捕集機構を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、隔壁にベアリングを介して回転自在に支持され、内部に油通路が形成された回転軸の油通路に潤滑油を捕集して送り込むための潤滑油捕集機構であって、上記回転軸に固設され、回転軸と共に回転することで潤滑油を捕集する捕集手段と、該捕集手段により捕集された潤滑油を上記油通路へと導くための連通路とを備え、上記捕集手段は、上記回転軸に上記ベアリングと対向して設けられるプレートと、このプレートに上記回転軸の周方向に延びて設けられると共に軸方向に延びて設けられベアリングの側面に接する複数のインペラとを備え、上記プレートとインペラとで上記回転軸の回転方向前方に向かって開口する複数の捕集口が形成されると共に、各捕集口から捕集した潤滑油を合流させて上記連通路へ導くための捕集通路が形成され、かつ、この捕集通路のベアリング側を開放する開口部が形成され、上記隔壁から上記ベアリングの側面をつたわって落下する潤滑油が、上記インペラにより掻き取られて上記捕集通路内に捕集されるようにしたものである。
【0016】
この構成によれば、複数の捕集口から流入する潤滑油が一本の捕集通路内で合流するため、潤滑油の流入力が比較的大きくなる。従って、回転軸が高速で回転しても潤滑油の流入力が遠心力よりも大きくなり、充分な量の潤滑油を摺動部位へ供給することが可能となる。
【0017】
ここで、上記連通路は、上記回転軸の軸心を通る中心線に対して所定距離オフセットさせた位置に形成されるようにしても良い。
【0018】
また、上記回転軸の外周の一部に平面部が形成され、上記連通路は、上記油通路から上記平面部まで貫通して上記油通路と上記捕集通路とを連通させるようにしても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0022】
本実施形態は車両用変速機に適用したものであり、図1は本実施形態の潤滑油捕集機構を備えた変速機の部分側面断面図であり、図2は図1におけるA−A線断面図である。
【0023】
本実施形態の潤滑油捕集機構は、車両用変速機の入力軸(回転軸)1の外周に固設され、入力軸1と共に回転することで変速機内の潤滑油を捕集する捕集手段2を備えている。入力軸1内には、その長手方向に沿って延出する油通路3が形成されており、捕集手段2により捕集された潤滑油はこの油通路3内に送り込まれる。油通路3は、変速機内の各歯車の内径転走部やベアリング等の各摺動部位(図示せず)に連通しており、油通路3へ送り込まれた潤滑油はそれら摺動部位へ供給される。なお、図1中、参照番号5で示されるものは入力軸1と平行に配置された副軸である。
【0024】
捕集手段2は、ほぼ円形のプレート6と、そのプレート6から軸方向に延出した第1インペラ7a及び第2インペラ7bとを有する。図2に示すように、第1及び第2インペラ7a,7bは入力軸1の周方向に沿って渦巻き状に形成され、第2インペラ7bにおける小径部分7b−1と、第1インペラ7a及び第2インペラ7bの大径部分7b−2との間に潤滑油を径方向内方に取り込むための渦巻き状のスロート(捕集通路)9が形成される。
【0025】
特筆すべき点は、二つのインペラ7a,7bによって一つのスロート9が形成されることである。即ち、第1インペラ7aと第2インペラ7bの小径部分7b−1との間に第1スロート9aが形成され、第2インペラ7bの大径部分7b−2と小径部分7b−1との間に第2スロート9bが形成され、これら第1スロート9a及び第2スロート9bとは互いに連通されて一つのスロート9を形成する。
【0026】
第1及び第2インペラ7a,7bの周方向一端部には、潤滑油を第1及び第2スロート9a,9b内に捕集するための第1捕集口10a及び第2捕集口10bがそれぞれ開口形成される。捕集手段2は、それら第1及び第2捕集口10a,10bが入力軸1の回転方向前方(図中矢印R方向)を向くように設けられる。
【0027】
図2に示すように、上記第1スロート9aは第1捕集口10aと第2捕集口10bとの間を延び、第2スロート9bは第2捕集口10bから入力軸1に形成された連通路11の径方向外側端部まで延出する。第1捕集口10aから捕集された潤滑油は第1スロート9a内を通って第2スロート9bへと流れ込み、第2捕集口10bから捕集された潤滑油は第2スロート9b内へと流れ込む。従って、第1捕集口10aから捕集された潤滑油と第2捕集口10bから捕集された潤滑油とは第2捕集口10bの部分で互いに合流しつつ第2スロート9bへと流れ込む。
【0028】
第1スロート9aの通路面積は、第1捕集口10aから入力軸1の回転方向後方(図2中矢印Rと逆方向)に向かうにつれて最初は緩やかに大きくなり、その後半分を過ぎた当たりから徐々に小さくなる。そして、第2捕集口10b側の端部において第1スロート9aの通路面積は最小となる。
【0029】
第2スロート9bの通路面積は、第2捕集口10bから入力軸1の回転方向後方(図2中矢印Rと逆方向)に向かうにつれて徐々に小さくなる。また、第2捕集口10b側端部の通路面積は、第1スロート9aの第2捕集口10b側端部の通路面積よりも大きい。
【0030】
第2スロート9bの他端は、入力軸1に形成された連通路11に接続されており、この連通路11を介して油通路3と連通される。
【0031】
連通路11は、油通路3から径方向外方に延出して入力軸1の外周の一部に形成された平面部12まで貫通する。また、連通路11は、入力軸1の軸心を通る中心線Cに対して、入力軸1の回転方向後方側に所定距離hだけオフセットさせた位置に形成される。オフセット距離hは入力軸1の外径等を考慮して適宜設定される。
【0032】
図1に示すように、第1及び第2スロート9a,9bの軸方向一端側(図中右側端部)は開放されている。つまり、捕集手段2の軸方向一端に開口部13が形成される。捕集手段2は、入力軸1に固設された変速ギヤ(歯車)15と、入力軸1を支持する隔壁16との間に配置され、その開口部13が隔壁16側を向くように設けられる。具体的には、捕集手段2の開口部13側端部が、入力軸1と隔壁16との間に設けられたベアリング17の側面と接するように設けられる。従って、第1及び第2スロート9a,9bは、プレート6とベアリング17の側面とによって軸方向両側が覆われる。
【0033】
本実施形態の作用を説明する。
【0034】
入力軸1が回転すると、捕集手段2が入力軸1と共に回転し、入力軸1、変速ギヤ15及び変速ギヤ15と噛合するカウンタギヤ19等の回転により飛散した潤滑油や、変速ギヤ15とカウンタギヤ19との噛み合いにより軸方向に排出された潤滑油等が捕集手段2の第1捕集口10a及び第2捕集口10bから第1スロート9a及び第2スロート9b内に捕集される。特に、変速機内で飛散した後、隔壁16に付着し、隔壁16及びベアリング17の側面をつたわって落下する潤滑油が、ベアリング17の側面に沿って回転する第1及び第2インペラ7a,7bにより掻き取られて第1及び第2スロート9a,9b内に捕集される。
【0035】
第1捕集口10aから捕集された潤滑油は回転する第1インペラ7aによって第1スロート9a内を入力軸1の回転方向Rと反対方向へ送り込まれ、第2スロート9b内へ流れ込む。一方、第2捕集口10bから捕集された潤滑油は回転する第2インペラ7bによって第2スロート9b内を入力軸1の回転方向Rと反対方向へと送り込まれる。
【0036】
図2に示すように、第2捕集口10bでは、第1スロート9aから流入した潤滑油と、第2捕集口10bから捕集された潤滑油とが合流して、第2スロート9b内へと流れ込む。このため、第2スロート9b内へ流れる潤滑油の流入力は増大される。
【0037】
また、第1スロート9aの通路面積は第2捕集口10b側端部で最小であるので、第1スロート9a内を流れる潤滑油の圧力及び流速は第2捕集口10b側端部で最大となる。そして、第2スロート9bの第2捕集口10b側端部の通路面積は第1スロート9aの第2捕集口10b側端部の通路面積よりも大きいので、第1スロート9aから第2スロート9bへと流れたときに潤滑油の圧力が開放される。この結果、第2捕集口10bから効率よく潤滑油を捕集することができる。
【0038】
第2スロート9b内を流れた潤滑油は連通路11内に導入され、連通路11を通って油通路3へと流れる。このとき、連通路11が入力軸1の軸心に対してオフセットされて入力軸1の接線方向に配置されているため、連通路11内を流れる潤滑油は連通路11の内壁によって油通路3側へと送り込まれる。油通路3へと流れた潤滑油はベアリング等の図示しない摺動部位に供給される。
【0039】
このように、本実施形態の潤滑油捕集機構によれば、二つの捕集口10a,10bから捕集された潤滑油が一本のスロート9内を合流しつつ流れる構造であるので、スロート9内の潤滑油の流入力が従来と比較して大きくなる。また、第2捕集口10bにおいて、第1スロート9aから流れる潤滑油の圧力が開放されるので、第2捕集口10bから効率よく潤滑油を捕集することができる。従って、入力軸(回転軸)1の回転速度が高くても、潤滑油の流入力が遠心力よりも大きくなり、充分な量の潤滑油を油通路3へ送ることができる。結果として、図3に示したように、スロート35,36を二つ備えた従来の潤滑油捕集機構よりも多量の潤滑油を摺動部位に供給することができる。
【0040】
更に、本実施形態では入力軸1に形成された連通路11が入力軸1の軸心からオフセットされて接線方向に配置されているため、連通路11を流れる潤滑油に対しても油通路3へ流入する力を付与することができる。従って、入力軸1がより高速で回転しても潤滑油を油通路3内へと送り込むことができる。
【0041】
また、本実施形態では、入力軸1の外周部に平面部12を形成し、連通路11をその平面部12に対してほぼ垂直に形成するようにしたので、連通路11の加工を容易に行うことができる。つまり、円状の入力軸1に連通路11を穴あけ加工することは困難であるが、本実施形態では平面部12に対して連通路11を形成するようにしたので容易に加工できる。
【0042】
また、平面部12により捕集手段2の回転方向を判断できるので、入力軸1に取り付けるときに誤った方向に取り付けることを防止できる。
【0043】
また、捕集手段2の開口部13が隔壁16側を向き、かつベアリング17の側面と接触するように配置されているため、隔壁16及びベアリング17の側面をつたわって落下する潤滑油を効果的に捕集することができる。
【0044】
また、オイルポンプなどの装置を別途必要としないため、シンプルかつ低コストで提供することが可能である。
【0045】
なお、本発明は様々な変形が可能である。
【0046】
例えば、捕集口は必ずしも二つに限定されず、三つ以上設けるようにしても良い。
【0047】
また、潤滑油捕集機構は必ずしも入力軸に設ける必要はなく、出力軸など他の回転軸に設けても良い。
【0048】
また、本発明は変速機のみならず他の装置の潤滑部位に潤滑油を供給するために適用できることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、回転軸の回転速度が高くても充分な量の潤滑油を供給できるという優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る潤滑油捕集機構を備えた変速機の部分側面断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】従来の潤滑油捕集機構の一例である。
【符号の説明】
1 入力軸(回転軸)
2 捕集手段
3 油通路
7a 第1インペラ
7b 第2インペラ
9 スロート(捕集通路)
9a 第1スロート
9b 第2スロート
10a 第1捕集口
10b 第2捕集口
11 連通路
12 平面部
Claims (3)
- 隔壁にベアリングを介して回転自在に支持され、内部に油通路が形成された回転軸の油通路に潤滑油を捕集して送り込むための潤滑油捕集機構であって、
上記回転軸に固設され、回転軸と共に回転することで潤滑油を捕集する捕集手段と、該捕集手段により捕集された潤滑油を上記油通路へと導くための連通路とを備え、
上記捕集手段は、上記回転軸に上記ベアリングと対向して設けられるプレートと、このプレートに上記回転軸の周方向に延びて設けられると共に軸方向に延びて設けられベアリングの側面に接する複数のインペラとを備え、
上記プレートとインペラとで上記回転軸の回転方向前方に向かって開口する複数の捕集口が形成されると共に、各捕集口から捕集した潤滑油を合流させて上記連通路へ導くための捕集通路が形成され、かつ、この捕集通路のベアリング側を開放する開口部が形成され、上記隔壁から上記ベアリングの側面をつたわって落下する潤滑油が、上記インペラにより掻き取られて上記捕集通路内に捕集されるようにしたことを特徴とする潤滑油捕集機構。 - 上記連通路は、上記回転軸の軸心を通る中心線に対して所定距離オフセットさせた位置に形成される請求項1記載の潤滑油捕集機構。
- 上記回転軸の外周の一部に平面部が形成され、上記連通路は、上記油通路から上記平面部まで貫通して上記油通路と上記捕集通路とを連通させる請求項1又は2記載の潤滑油捕集機構。
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