JP4113045B2 - 白色粉体およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、白色粉体に関し、詳細には従来のものよりも明度(白色度)が高く、カラーインキ、プラスチック・紙用カラーフィラー、カラートナー、インクジェットプリンター用カラーインク等多種の目的に用いられるの白色粉体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体を種々の用途に使用するために、その粉体を別の物質で被覆して新たな機能を付加する技術が知られている。例えば、従来の1成分系カラー磁性トナーやカラー磁性インクは、鉄粉等の磁性を有する基体粒子上に、着色層を設けて作成するものである。この1成分系カラー磁性トナーやカラー磁性インクにより鮮明なカラー画像を得るには、磁性トナー、インク自身を鮮やかな色に着色する必要があるが、その基体となる磁性体粒子は一般に黒色であるため、その表面に直接着色層を設けても全体として暗色となってしまう。
【0003】
これに対して、本発明者らは、先に、基体粒子の表面に超音波を印加しながら金属銀膜を形成し、その膜の反射作用により、粉体を白色化する方法を提案している(例えば、特許文献1参照。)。上記に挙げた金属銀被覆膜を設けた粉体は、入射光を全て反射して白色の粉体とすることができ、この様にして得られた白色粉体を白色磁性トナーやインクとしたり、更にこの白色粉体の表面に着色層を設け、鮮やかな色に着色されたカラー磁性トナーやインクを製造することができる可能性を示唆している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−313823号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の白色化技術では、得られる粉体の明度が十分ではなく、より明度の高い粉体を得るための白色化技術が望まれていた。
したがって、本発明の目的は、従来の技術よりも明度の高い粉体が得られる白色化技術を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、基体粒子と金属銀膜との間に酸化チタン膜を設けることにより粉体の白色度が著しく向上することを見出し本発明を成すに至った。
即ち本発明は以下の通りである。
(1)磁性体からなる基体粒子の表面に、酸化チタン膜と金属銀膜とをこの順に有する白色粉体。
(2)明度L*が75以上である前記(1)記載の白色粉体。
(3)酸化チタン膜の膜厚が5〜500nmである前記(1)記載の白色粉体。
【0007】
(4)磁性体からなる基体粒子の表面に、酸化チタン膜と金属銀膜とをこの順に形成する白色粉体の製造方法。
(5)明度L*を75以上とする前記(4)記載の白色粉体の製造方法。
(6)酸化チタン膜の膜厚を5〜500nmとする前記(4)記載の白色粉体の製造方法。
【0008】
本発明の白色粉体によれば、磁性体からなる基体粒子と金属銀膜との間に、酸化チタン膜を有することにより、明度を著しく向上させることができる。また、本発明の白色粉体によれば、基体粒子と金属銀膜との間に、酸化チタン膜を有することにより、従来の金属銀膜被覆白色粉体よりも金属銀膜の膜厚を薄くしても、従来のものと同等以上の明度を得ることができる。金属銀膜の膜厚を、従来の金属銀膜被覆白色粉体よりも薄くできることにより、白色粉体の磁化が従来のものより高くなる等、基体粒子の機能を高度に発揮できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の白色粉体の基体粒子の表面に有する酸化チタン膜としては、主に、4価の酸化チタン(IV)〔TiO2〕が用いられるが、2価の酸化チタン(II)〔TiO〕、3価の酸化チタン(III)〔Ti2O3〕、過酸化チタン〔TiO3・nH2O〕等も用いることが可能で、さらに酸化チタン(IV)の水和物である水酸化チタン(IV)〔Ti(OH)4〕も有効に用いられ、その他水酸化チタン(II)〔Ti(OH)2〕、水酸化チタン(III)〔Ti(OH)3〕等も使用可能である。
【0010】
本発明の白色粉体の基体粒子の表面に、酸化チタン膜を形成する方法としては、特に限定されず、公知のチタンアルコキシド(金属アルコキシド)の加水分解やチタン塩(金属塩)水溶液からの反応等の水系成膜によって形成することができる。
チタンアルコキシドの加水分解による基体粒子の表面への酸化チタン膜の形成方法としては、例えば、チタンアルコキシドをアルコール等と混合し溶液とし、この溶液に基体粒子を加え分散液とし、この分散液を攪拌しながら水を滴下するものである。より詳細には、国際公開第96/28269号パンフレットに記載の方法が挙げられる。
また、チタン塩水溶液からの反応等の水系成膜による基体粒子の表面への酸化チタン膜の形成方法としては、例えば、緩衝溶液中に、基体粒子を加え分散液とし、この分散液を攪拌しながらチタン塩水溶液を滴下するものである。より詳細には、特開平11−131102号公報に記載の方法が挙げられる。
【0011】
上記のチタンアルコキシドの加水分解による方法と水系成膜による方法とを比較した場合、チタンアルコキシドの加水分解による方法は、溶媒として、引火性の高い有機系のものを使用し、原料として、高価な化合物である金属アルコキシドを使用しなければならない。引火性の高い有機溶媒を用いるためには、製造施設を防爆設備にする必要があり、温度、湿度の管理が厳しく、それを用いて製造した製品の価格も総合的に当然高価なものとなる。よって、水系成膜による方法の方が、チタンアルコキシドの加水分解による方法よりも好ましい。
【0012】
また、水系成膜による方法の中でも、近年、ペルオキソチタン酸を用いた方法が有効であることが見出された。
ペルオキソチタン酸溶液を用いた方法としては、例えば、緩衝溶液中に、基体粒子を加え分散液とし、この分散液を攪拌しながらペルオキソチタン酸溶液を滴下するものである。
ペルオキソチタン酸溶液は、3塩化チタン溶液あるいは4塩化チタン溶液に脱イオン水、アンモニア水、過酸化水素水を混合すること等によって、調製することができる。
【0013】
本発明の白色粉体の酸化チタン膜の膜厚としては、基体粒子の材質、粒径、金属銀膜の厚さ、密度との関係によって異なるため、特に限定されないが、5〜500nmの範囲が好ましく、10〜200nmの範囲がより好ましく、50〜200nmの範囲がさらに好ましい。
5nm以上であると明度が高さが十分になり、500nm以下であると、基体粒子として磁性体を用いた場合に該白色粉体の磁化が下がることが無い等、基体粒子の機能が高度に保持される。
【0014】
本発明の白色粉体における、金属銀膜の形成方法としては、特に限定されず、公知の方法が挙げられ、中でも公知の無電解メッキ方法等が挙げられる。
以下に、この公知の無電解メッキ法による金属銀膜の製膜の一例を説明する。
まず、水1000mlにブドウ糖20〜150gと酒石酸1.5〜14gを80〜100℃のウォーターバス中で湯浴させながら順次溶解し10分以上保持する。これを室温まで冷却したあとアルコール50〜2000mlを添加する。この際のアルコール添加量が50mlより少ないと還元反応が起こらないことがあり、2000mlより多すぎると銀を還元するのに必要なブドウ糖および酒石酸イオンの濃度を低くして反応が起こらないことがある。得られた混合物を還元液とする。アルコールはメタノールでもエタノールでも両者の混合物でも使用可能である。
【0015】
次に、硝酸銀100gにアンモニア水溶液(28%)を硝酸銀が完全に溶解するまで加え、その後水1〜4リットルを添加する。この際加える水の量が少ないとpHが下がって銀が再び錯体として沈殿することがあり、多すぎると銀の濃度が下がるため還元液と混ぜたときに充分な厚さの被膜を得られないことがある。このとき硝酸銀を先に水に溶解し、その後でアンモニア水を添加してもよい。次に0.5〜2規定の水酸化ナトリウム水溶液1〜4リットルを添加すると黒あるいは黒褐色の錯体が沈殿する。この黒色の沈殿が無くなるまで十分に撹拌しながらアンモニア水溶液(28%)を添加して銀液とする。
【0016】
上記により得られた銀液に、基体粒子の表面に酸化チタン膜を形成した粉体を加える。その添加量は形成する金属銀膜の厚みおよび基体粉体の色や粒径に依存するので、硝酸銀100gに対し5〜500gが適当である。粉体の量が少なすぎると金属銀膜が厚くなりすぎて基体粉体の特性を小さくしてしまうことがある。逆に多すぎると金属銀膜が薄くなりすぎて暗灰色の粉体となってしまうことがある。
【0017】
粉体を添加後十分に撹拌するが、できだけ高速で行い、あるいは超音波洗浄機などを用いて十分に分散させるほうが望ましい。十分、分散させた後、撹拌および超音波印加を続けながら銀液と同容量の程度の還元液を添加し還元反応が終るまで1〜30分、好ましくは3〜15分撹拌し、粉体の表面に金属銀膜を形成させる。この際の反応時間が1分より短いと十分な被覆膜が得られないことがあり、30分ぐらい経過すると金属銀の析出が完了してしまうことがある。固形分を濾過し、洗浄を繰返して十分にアンモニアイオンを除去する。この際十分にアンモニアイオンを取除かなければアンモニアと銀が反応し金属銀被覆膜の色の悪化をまねくことがある。次にこの濾過ケーキを真空乾燥し白色粉体を得る。
【0018】
本発明の白色粉体に用いられる基体粒子としては、特に限定されず、金属を含む無機物でも、有機物でもよく磁性体、誘電体、導電体および絶縁体等でもよい。基体が金属の場合、鉄、ニッケル、クロム、チタン、アルミニウム等、どのような金属でもよいが、その磁性を利用するものにおいては、鉄等磁性を帯びるものが好ましい。これらの金属は合金でも良く、前記の磁性を有するものであるときには、強磁性合金を使用することが好ましい。また、その基体が金属化合物の場合には、その代表的なものとして前記した金属の酸化物が挙げられるが、例えば、鉄、ニッケル、クロム、チタン、アルミニウム、ケイ素等の外、カルシウム、マグネシウム、バリウム等の酸化物、あるいはこれらの複合酸化物でも良い。さらに、金属酸化物以外の金属化合物としては、金属窒化物、金属炭化物、金属硫化物、金属フッ化物、金属炭酸塩、金属燐酸塩などを挙げることができる。
【0019】
さらに、基体粉体として、金属以外では、半金属、非金属の化合物、特に酸化物、炭化物、窒化物であり、シリカ、ガラスビーズ等を使用することができる。その他の無機物としてはシラスバルーン(中空ケイ酸粒子)などの無機中空粒子、微小炭素中空球(クレカスフェアー)、電融アルミナバブル、アエロジル、ホワイトカーボン、シリカ微小中空球、炭酸カルシウム微小中空球、炭酸カルシウム、パーライト、タルク、ベントナイト、合成雲母、白雲母、など雲母類、カオリン等を用いることができる。
【0020】
有機物としては、樹脂粒子が好ましい。樹脂粒子の具体例としては、セルロースパウダー、酢酸セルロースパウダー、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メラミン樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル樹脂、ケイ素樹脂、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチレン、プロピレン及びこれらの誘導体の重合または共重合により得られる球状または破砕の粒子などが挙げられる。特に好ましい樹脂粒子はアクリル酸またはメタアクリル酸エステルの重合により得られる球状のアクリル樹脂粒子である。但し、樹脂粒子を基体とする場合、乾燥における加熱温度は樹脂の融点以下でなければならない。
【0021】
基体の形状としては、球体、亜球状態、正多面体等の等方体、直方体、回転楕円体、菱面体、板状体、針状体(円柱、角柱)などの多面体、さらに粉砕物のような全く不定形な粉体も使用可能である。これらの基体は、粒径については特に限定するものでないが、0.01μm〜数mmの範囲のものが好ましい。
【0022】
また、基体の比重としては、0.1〜10.5の範囲のものが用いられるが、得られた粉体を液体等に分散させて使用する場合には、流動性、浮遊性の面から0.1〜5.5が好ましく、より好ましくは0.1〜2.8、更に、好ましくは0.5〜1.8の範囲である。得られた粉体を液体等に分散させて使用する場合、基体の比重が0.1以上であれば液体中の浮力が大きすぎず、膜を多層あるいは非常に厚くする必要がない。一方、10.5以下であると、浮遊させるための膜を厚くする必要がない。
【0023】
【実施例】
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
<酸化チタン膜被覆工程>
4塩化チタン溶液試薬(関東化学)0.34kgに脱イオン水2.09kg、アンモニア水試薬(関東化学)0.56kg、過酸化水素水試薬(関東化学)2.16kgを混合し、黄色透明のペルオキソチタン酸溶液を得た。
次に脱イオン水30kgに無水ホウ酸試薬(関東化学)0.53kg、塩化カリウム試薬(関東化学)0.64kg、水酸化ナトリウム試薬(関東化学)0.14kgを溶解し、シリカコート板状パーマロイ粉3.00kgを懸濁した。なお、シリカコート板状パーマロイ粉のレーザー光回折法による粒度測定値は D50径で17μm(日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体の屈折率を1.53として測定)であり、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は59A・m/kg(59emu/g)、明度L*は53であった。
【0024】
懸濁液を1200rpmで攪拌し、液温を50℃に保持しながら、ペルオキソチタン酸溶液を300mL/minの速度で滴下混合した。滴下混合終了後2時間攪拌を続けた。
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による塩化物イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥し、窒素雰囲気中500℃、1時間の熱処理を行うことによって酸化チタン膜被覆粉を得た。得られた酸化チタン膜被覆粉の印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は52A・m/kg(52emu/g)、明度L*は62であった。粒子断面の電子顕微鏡観察より、膜厚は60nmから70nmであった。
【0025】
<銀膜被覆工程>
脱イオン水1000gに対してブドウ糖45g、酒石酸4.5g、エタノール80gを溶解し、これを1週間室温で保存し還元液とした。
次に脱イオン水108kg、水酸化ナトリウム試薬(関東化学)1.5kg、硝酸銀2.1kg、アンモニア水試薬(関東化学)3.6kgを混合し、無色透明の銀アンミン錯体溶液を得た。得られた溶液に前記工程で作製した酸化チタン膜被覆粉2.85kgを懸濁した。
懸濁液に超音波照射を行いながら、還元液36.0リットルを混合し、30分間攪拌を続けた。
【0026】
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による硝酸イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥し、銀膜被覆粉を得た。得られた銀膜被覆粉のレーザー光回折法による粒度測定値は D50 径で17μm(日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は37A・m/kg(37emu/g)であった。
【0027】
実施例2−4
<水酸化チタン膜被覆工程>
4塩化チタン溶液試薬(住友チタニウム、Ti濃度16.5%)0.28kgに脱イオン水1.74kg、アンモニア水試薬(関東化学)0.49kg、過酸化水素水試薬(関東化学)1.80kgを混合し、黄色透明のペルオキソチタン酸溶液を得た。
次に脱イオン水2.5kgに無水ホウ酸試薬(関東化学)0.44kg、塩化カリウム試薬(関東化学)0.53kg、水酸化ナトリウム試薬(関東化学)0.11kgを溶解し、シリカコート板状パーマロイ粉1.84kgを懸濁した。なお、シリカコート板状パーマロイ粉のレーザー光回折法による粒度測定値は D50径で17μm(日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体の屈折率を1.53として測定)であり、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は56A・m/kg(56emu/g)、明度L*は54であった。
【0028】
懸濁液を1200rpmで攪拌し、液温を50℃に保持しながら、ペルオキソチタン酸溶液を240mL/minの速度で滴下混合した。滴下混合終了後2時間攪拌を続けた。
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による塩化物イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥することによって水酸化チタン膜被覆粉を得た。得られた水酸化チタン膜被覆粉の印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は51A・m/kg(51emu/g)、明度L*は59であった。粒子断面の電子顕微鏡観察より、膜厚は90nmから100nmであった。
【0029】
<銀膜被覆工程>
脱イオン水1000gに対してブドウ糖45g、酒石酸4.5g、エタノール80gを溶解し、これを1週間室温で保存し還元液とした。
次に脱イオン水720g、水酸化ナトリウム試薬(関東化学)15g、アンモニア水試薬(関東化学)36g、硝酸銀21gを混合し、無色透明の銀アンミン錯体溶液を得た。
【0030】
得られた溶液に前記工程で作製した水酸化チタン膜被覆粉を懸濁し、懸濁液に超音波照射を行いながら、還元液720gを混合し、30分間攪拌を続けた。懸濁した水酸化チタン膜被覆粉の量を下表に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による硝酸イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥し、銀膜被覆粉を得た。得られた銀膜被覆粉の粒度(D50径;日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化、明度L*を下表に示す。
【0033】
【表2】
【0034】
比較例1−3
<銀膜被覆工程>
懸濁した基体粉体が実施例1で示したシリカコート板状パーマロイ粉であること以外は、実施例2の銀膜被覆工程と同様とした。懸濁したシリカコート板状パーマロイ粉の量を下表に示す。
【0035】
【表3】
【0036】
得られた銀膜被覆粉の粒度(D50径;日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化、明度L*を下表に示す。
【0037】
【表4】
【0038】
実施例5−6
<水酸化チタン膜被覆工程>
3塩化チタン溶液試薬(関東化学)25gに、アンモニア水試薬(関東化学)51g、過酸化水素水試薬(関東化学)25gを混合し、黄色透明のペルオキソチタン酸溶液を得た。
次に0.4mol/Lホウ酸―塩化カリウム−水酸化ナトリウム溶液700gに球状鉄粉100gを懸濁した。なお、球状鉄粉のレーザー光回折法による粒度測定値は D50 径で3μm(日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)であり、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は55A・m/kg(55emu/g)、明度L*は58であった。
【0039】
懸濁液を1000rpmで攪拌しながら、ペルオキソチタン酸溶液を1.4g/minの速度で滴下混合した。滴下混合終了後2時間攪拌を続けた。
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による塩化物イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥することによって水酸化チタン膜被覆粉を得た。得られた水酸化チタン膜被覆粉の印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は54A・m/kg(54emu/g)、明度L*は54であった。粒子断面の電子顕微鏡観察より、膜厚は10nmから20nmであった。
【0040】
<銀膜被覆工程>
脱イオン水1000gに対してブドウ糖45g、酒石酸4.5g、エタノール80gを溶解し、これを1週間室温で保存し還元液とした。
次に脱イオン水2400g、水酸化ナトリウム試薬(関東化学)50g、アンモニア水試薬(関東化学)120g、硝酸銀70gを混合し、無色透明の銀アンミン錯体溶液を得た。
【0041】
得られた溶液に前記工程で作製した水酸化チタン膜被覆粉を懸濁し、懸濁液に超音波照射を行いながら、還元液2400gを混合し、30分間攪拌を続けた。懸濁した水酸化チタン膜被覆粉の量を下表に示す。
【0042】
【表5】
【0043】
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による硝酸イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥し、銀膜被覆粉を得た。得られた銀膜被覆粉の粒度(D50 径;日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化、明度L*を下表に示す。
【0044】
【表6】
【0045】
実施例7−9
<水酸化チタン膜被覆工程>
4塩化チタン溶液試薬(和光純薬工業)11gに、脱イオン水68g、アンモニア水試薬(関東化学)22g、過酸化水素水試薬(関東化学)70gを混合し、黄色透明のペルオキソチタン酸溶液を得た。
次に0.4mol/Lホウ酸−塩化カリウム−水酸化ナトリウム溶液420gに実施例6で示した球状鉄粉60gを懸濁した。
懸濁液を1000rpmで攪拌しながら、ペルオキソチタン酸溶液を2.8g/minの速度で滴下混合した。滴下混合終了後2時間攪拌を続けた。
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による塩化物イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥することによって水酸化チタン膜被覆粉を得た。得られた水酸化チタン膜被覆粉の印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化は47A・m/kg(47emu/g)、明度L*は49であった。粒子断面の電子顕微鏡観察より、膜厚は150nm〜160nmであった。
【0046】
<銀膜被覆工程>
脱イオン水1000gに対してブドウ糖45g、酒石酸4.5g、エタノール80gを溶解し、これを1週間室温で保存し還元液とした。
次に脱イオン水2400g、水酸化ナトリウム試薬(関東化学)50g、アンモニア水試薬(関東化学)120g、硝酸銀70gを混合し、無色透明の銀アンミン錯体溶液を得た。
【0047】
得られた溶液に前記工程で作製した水酸化チタン膜被覆粉を懸濁し、懸濁液に超音波照射を行いながら、還元液2400gを混合し、30分間攪拌を続けた。懸濁した水酸化チタン膜被覆粉の量を下表に示す。
【0048】
【表7】
【0049】
攪拌後、脱イオン水による希釈洗浄を数度行い、反応による硝酸イオン等の副生成物の除去を行った後、乾燥し、銀膜被覆粉を得た。得られた銀膜被覆粉の粒度(D50径;日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化、明度L*を下表に示す。
【0050】
【表8】
【0051】
比較例4−8
<銀膜被覆工程>
懸濁した基体粒子が実施例6で示した球状鉄粉であること以外は、実施例6の銀膜被覆工程と同様とした。懸濁した球状鉄粉の量を下表に示す。
【0052】
【表9】
【0053】
得られた銀膜被覆粉の粒度(D50径、日機装社マイクロトラックX100を用い、粉体を反射体として測定)、印加磁界79.6kA/m(1kOe)での質量磁化、明度L*を下表に示す。
【0054】
【表10】
【0055】
【発明の効果】
本発明の白色粉体は、磁性体からなる基体粒子と金属銀膜との間に酸化チタン膜を有することにより、明度を著しく向上させることができ、また、該酸化チタン膜を有することにより、従来の金属銀膜被覆白色粉体よりも金属銀膜の膜厚を薄くしても、従来のものと同等以上の明度を得ることができ、金属銀膜の膜厚を、従来の金属銀膜被覆白色粉体よりも薄くできることにより、白色粉体の磁化が従来のものより高くなる等、基体粒子の機能を高度に発揮できる。
Claims (6)
- 磁性体からなる基体粒子の表面に、酸化チタン膜と金属銀膜とをこの順に有する白色粉体。
- 明度L*が75以上である請求項1記載の白色粉体。
- 酸化チタン膜の膜厚が5〜500nmである請求項1記載の白色粉体。
- 磁性体からなる基体粒子の表面に、酸化チタン膜と金属銀膜とをこの順に形成する白色粉体の製造方法。
- 明度L*を75以上とする請求項4記載の白色粉体の製造方法。
- 酸化チタン膜の膜厚を5〜500nmとする請求項4記載の白色粉体の製造方法。
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