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JP4179711B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連写機能を有する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体像を撮像光学系により固体撮像素子、例えばCCD二次元イメージセンサ上に結像して電気信号に変換し、これにより得られた静止画の画像信号を半導体メモリや磁気ディスクのような記録媒体に記録する電子カメラが広く普及しつつある。
【0003】
また、記録媒体の容量の増大と画像処理速度の向上に伴い、静止画像の撮影のみでなく、時間的に連続した複数の静止画像からなる動画画像を撮影し、再生時にこれを連続して再生表示する、いわゆる連写機能を有する電子カメラも種々製品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
動画画像の再生時においては、動画画像を構成する複数の静止画像の中の特定の一枚ないし数枚の画像だけをゆっくり確認したい場合がしばしばある。このような場合、従来の電子カメラでは動画画像の再生状態を連続的な再生から1コマ単位での再生に切り替え、所望の画像が選択されるまでコマ送り操作を行い、所望の画像が表示された時点でコマ送り操作を停止するようにしていた。
【0005】
しかし、このような方法では動画画像中の任意の画像を選択するのに要する手間がかかるという問題があった。
【0006】
本発明は、煩雑な操作を必要とすることなく、動画画像中の特定の画像の内容をゆっくりと確認することが可能な電子カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は動画画像の撮影時に動画画像中の所望の静止画像に対して識別情報を付加し、動画画像の再生時に該識別情報が付加されている静止画像を表示画面の一部を用いて表示するようにしたことを骨子としている。
【0008】
すなわち、本発明に係る電子カメラは、静止画像の撮影を指示する第1のレリーズ手段と、時間的に連続した複数の静止画像からなる動画画像の撮影の開始および停止を指示する第2のレリーズ手段と、前記第2のレリーズ手段による指示により撮影された動画画像を記録媒体に記録する記録手段と、前記第2のレリーズ手段による指示により動画画像の撮影が行われている状態で前記第1のレリーズ手段による静止画像の撮影が指示された場合に、前記記録媒体に記録される動画画像中の該静止画像の撮影が指示された時点の静止画像に識別情報を付加する記録制御手段と、前記記録媒体に記録されている動画画像の再生表示時に、該動画画像の再生表示と並行して、前記識別情報が付加された静止画像を表示画面の一部を用いて所定時間にわたり再生表示する制御を行う再生制御手段とを具備し、前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録されている動画画像中に前記識別情報が付加された静止画像が複数個存在する場合、これら複数個の静止画像のサイズを異なるように設定し、該設定した複数個の静止画像を並行して再生表示する制御を行うことを特徴とする。
【0009】
このような構成とすることにより、動画画像を構成する個々の静止画像については、例えばピクチャ・イン・ピクチャ画像の親画像として、また動画画像を構成する複数の静止画像の中で識別情報が付加された静止画像については、ピクチャ・イン・ピクチャ画像の子画像としてそれぞれ表示することによって、撮影時にユーザが特に重要と思われるシーンでは静止画像の撮影指示を行って識別情報を付加しておくだけで、再生時に特別なキー操作などの煩雑な操作を行うことなく、その静止画像の内容をゆっくりと確認することが可能となる。
【0010】
再生制御手段は、動画画像中に識別情報が付加された静止画像が複数個存在する場合、これら複数個の静止画像を記録時刻の新しいものほどサイズを大きく設定し、該設定した静止画像を並行して再生表示する制御を行うようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの構成を示す図である。
【0012】
被写体光は撮像レンズ1を通過し、さらに絞り2によって光量が制御される。撮像レンズ1はAFモータ3により駆動され、絞り2は絞りモータ4により駆動される。AFモータ3および絞りモータ4は、それぞれモータドライバ5および6により駆動される。
【0013】
撮像レンズ1および絞り2を通過した被写体光は、カラー固体撮像素子であるCCD二次元カラーイメージセンサ(以下、単にCCDという)7に入射する。これによって、CCD7の撮像面上に被写体像が結像される。CCD7は、光電変換を行う複数の画素を二次元のマトリクス状に配列して撮像面を構成し、さらに撮像面にカラーフィルタを配置したものであり、CCDドライバ8によって駆動制御されることにより、撮像面に結像された被写体像に対応した信号電荷を蓄積する。撮像面に蓄積された信号電荷は、画素信号と呼ばれる電気信号としてCCD7から読み出される。
【0014】
CCD7から読み出された画素信号は、A/D変換器9によりディジタル信号に変換された後、画像処理部10、AE(自動露出)処理部11、AF(自動焦点調整)処理部12およびAWB(自動ホワイトバランス調整)処理部13に入力される。画像処理部10では、画素信号に対して色信号の分離、CDS(相関二重サンプリング)その他の処理が施されることにより、所定フォーマットのカラー画像信号が生成される。
【0015】
AE処理部11では、A/D変換器9より出力されるディジタル化された画素信号を受け、各画素からの画素信号の累積加算を主体とする演算処理を行い、この累積加算値に基づき被写体の明るさに応じたAE評価値(測光値)を求め、このAE評価値に基づいて絞りモータ4を介して絞り2を制御することで光量を制御したり、さらにはCCDドライバ8を介してCCD7の電荷蓄積時間を制御することにより、自動露出(AE)処理を行う。
【0016】
AF処理部12では、A/D変換器9より出力されるディジタル化された画素信号を受けて、例えば1画面分の画素信号の高周波成分をハイパスフィルタにより抽出し、これに対して累積加算等の演算処理を行うことによって高域側の輪郭成分量に対応するAF評価値を算出し、これに基づいてAFモータ3を介して撮像レンズ1を光軸方向に制御して自動焦点調整(AF)処理を行う。
【0017】
AWB処理部13では、A/D変換器9より出力されるディジタル化された画素信号を受けて、被写体の色温度によらず白が正しく再現されるように画像処理部10でのカラー画像信号の生成を制御する、自動ホワイトバランス調整(AWB)処理を行う。
【0018】
画像処理部10によって生成されたカラー画像信号は、バッファメモリ14に一時的に記憶される。バッファメモリ14から読み出されるカラー画像信号は表示処理部15に導かれ、ここで表示出力に適した形態に変換された後、TFT方式などのカラー液晶ディスプレイ(LCD)16に供給され、画像として表示される。
【0019】
バッファメモリ14には、さらに圧縮処理部17および伸長処理部18が接続される。圧縮処理部17および伸長処理部18には、記録再生処理部19を介して画像データおよび付随するデータを記録するための記録媒体であるメモリカード20が接続される。メモリカード20は、例えばカード型フラッシュメモリのような半導体メモリを用いて構成される。記録媒体はメモリカード20に限られるものではなく、例えばハードディスクやフロッピディスクのような磁気記録媒体等、種々の形態のものを使用できる。
【0020】
圧縮処理部17は、バッファメモリ14に記憶された画像信号を読み出して所定の圧縮方式、例えばJPEG方式により圧縮(符号化)処理を行う。圧縮処理部17で符号化された画像データは、記録再生処理部19によりメモリカード20への記録に適した形態とされた後、メモリカード20に記録される。但し、メモリカード20には通常の静止画像はJPEGファイルとして記録されるが、時間的に連続した複数の静止画像である動画画像はモーションJPEGファイルとして記録される。
【0021】
メモリカード20に記録された画像データは、記録再生処理部19を介して再生され、伸長処理部18により圧縮処理部17の圧縮方式と逆の処理で伸長(復号化)処理される。伸長処理された画像信号はバッファメモリ14に一時記憶され、表示処理部15を経て液晶ディスプレイ16で適宜表示出力することが可能である。
【0022】
システムコントローラ21は、操作部30からの指令に基づいて各部を制御するものであり、CPUを用いて構成される。具体的には、システムコントローラ21はCCDドライバ8、A/D変換器9、画像処理部10、AE処理部11、AF処理部12、AWB処理部13、バッファメモリ14、表示処理部15、圧縮処理部17、伸長処理部18および記録再生処理部19の制御を行う。
【0023】
操作部30は、カメラのユーザによる操作に基づいて各種の動作を行わせるための指令信号を発生してシステムコントローラ21に伝達する。この操作部30には、特に本発明に関係するものとして、静止画レリーズスイッチ31、連写レリーズスイッチ32およびモードスイッチ33が設けられている。
【0024】
静止画レリーズスイッチ31は、静止画像の撮影を指示するためのスイッチである。連写レリーズスイッチ32は、時間的に連続した複数の静止画像からなる動画画像の撮影の開始および停止を指示するための2段動作のスイッチであり、第1段動作で動画画像の撮影開始、第2段動作で撮影停止を指示する。モードスイッチ33は、記録(撮影)モードと再生(表示)モードを切り替えるためのスイッチである。
【0025】
システムコントローラ21は、連写レリーズスイッチ32による指示により動画画像の撮影が行われている状態で、静止画レリーズスイッチ31による静止画像の撮影が指示された場合に、メモリカード20に記録される動画画像中の対応する静止画像、すなわち静止画像の撮影が指示された瞬間の時点で撮影される静止画像に静止画フラグを付加する記録制御を記録再生処理部19に対して行う。この静止画フラグは、これが付加された静止画像が独立して表示されるべき静止画像である旨を示す識別情報である。
【0026】
さらに、システムコントローラ21は、メモリカード20に記録されている動画画像の再生表示時に、動画画像の再生表示と並行して、静止画フラグが付加された静止画像を液晶ディスプレイ16の表示画面の一部を用いて所定時間にわたり再生表示する再生制御を記録再生処理部19に対して行う。
【0027】
次に、図2に示すフローチャートを用いて、本実施形態における動画画像の撮影時の動作手順について説明する。なお、これらの動作はシステムコントローラ21による制御とシステムコントローラ21自体の処理として実現される。
【0028】
まず、連写レリーズスイッチ32の第1段動作がなされたか否か、つまり連写レリーズがオンかどうかを調べ(ステップA1)、連写レリーズオンであれば撮影動作を行う(ステップA2)。この撮影動作では、AE処理部11、AF処理部12およびAWB処理部13でのAF動作、AE動作およびAWB動作が順次実行された後、CCD7による撮像、画像処理部10での画像処理、バッファメモリ14を介しての圧縮処理部17での圧縮処理、記録再生処理部19によるメモリカード20への動画画像の記録が行われる。圧縮処理部17の圧縮処理は例えばJPEG方式であり、動画画像の撮影時にはメモリカード20に静止画像がモーションJPEGファイルとして記録されることになる。
【0029】
この動画画像撮影時の静止画像の1回の撮影が終わる毎に、ユーザによって静止画レリーズスイッチ31がオン、つまり静止画レリーズがなされたかどうかを調べ(ステップA3)、静止画レリーズがなされた場合は、対応する静止画像、つまり静止画レリーズオンとされた瞬間の時点で撮影された静止画像に静止画フラグFがセットされる(ステップA4)。
【0030】
次に、連写レリーズスイッチ32の第2段動作がなされたか否か、つまり連写レリーズがオフかどうかを調べ(ステップA5)、連写レリーズがオフでない場合、つまり連写レリーズがオンのままの場合には、ステップA6で次の撮影タイミングが到来するまで一定時間(例えば、動画画像の撮影が5コマ/秒とすると0.2秒間)待機した後、ステップA2〜A6の動作をステップA5で連写レリーズオフとなるまで繰り返す。1回の動画画像撮影中に静止画レリーズが複数回なされることもあり、その場合は静止画レリーズの都度、静止画フラグFがセットされることになる。
【0031】
ステップA5で連写レリーズオフになると、メモリカード20に記録されたモーションJPEGファイルの後処理、例えばファイルヘッダ部の設定等が行われる(ステップA7)。このような一連の動画画像撮影処理により、ユーザの希望する静止画像に静止画フラグFが付加された動画画像の記録が行われる。
【0032】
図3は、メモリカード20に動画画像として記録されるモーションJPEGファイルの一構成例を示している。このモーションJPEGファイル(拡張子:mjp)は、例えば記録開始時刻(年、月、日、時、分、秒)により自動時に付与されるファイル名“990309101004”を有する。さらに、このモーションJPEGファイルは“990309101004−01”,“990309101004−02”,“990309101004−03”,…というファイル名のJPEG静止画ファイル(拡張子:jpg)により構成される。そして、静止画レリーズがなされたJPEG静止画ファイルに静止画フラグF(F=1)が付与される。
【0033】
次に、図4に示すフローチャートを用いて、上述のようにして記録された動画画像(モーションJPEGファイル)の再生時の動作手順について説明する。この動作も、システムコントローラ21による制御とシステムコントローラ21自体の処理として実現される。
【0034】
まず、初期設定としてI=0にセットする(ステップB1)。ここで、Iはピクチャ・イン・ピクチャ(以下、PinPと記載する)画像の再生時に“1”にセットされるフラグである。
【0035】
この初期設定の後、メモリカード20に記録されているモーションJPEGファイルの先頭画像を選択し(ステップB2)、選択した静止画像を展開、つまり再生および復号し(ステップB3)、表示する(ステップB4)。この静止画像の表示は、ステップB5で一定時間(例えば0.5秒)経過したと判断されるまで行う。
【0036】
次に、I=1かどうかを調べ(ステップB6)、I=1であればさらにj=Jかどうかを調べる(ステップB7)。ここで、jはPinP画像の連続表示枚数カウンタの値である。また、JはPinP画像の最大連続表示枚数(例えば6枚)であり、時間にして0.5×6=3秒である。j=JであればI,Jを0にセットする(ステップB8)。
【0037】
ステップB6でI=1でない場合は、ステップB9に移る。また、ステップB6でI=1であり、ステップB7でj=Jでない場合も、ステップB9に移る。さらに、ステップB7でj=Jの場合は、I,Jを0にセットした後、ステップB9に移る。ステップB9では、モーションJPEGファイルの次の静止画像の有無を調べる(ステップB9)。次の画像がない場合は、処理は終了する。ステップB9で次の静止画像があれば、その画像を選択し(ステップB10)、引き続きその画像に静止画フラグFがセットされているかどうか、つまりF=1かどうかを調べる(ステップB11)。
【0038】
ここで、F=1であればステップB10で選択された画像を親画像および子画像としたPinP画像を展開して表示する(ステップB12)。この後、I,Jにそれぞれ1をセットし(ステップB13)、ステップB4に戻る。また、F=1でない場合は、さらにI=1かどうかを調べ(ステップB14)、I=1であればステップB10で選択された画像を親画像、直前のF=1の画像を子画像としたPinP画像を展開して表示する(ステップB15)。この後、jを1インクリメントし(ステップB16)、ステップB4に戻る。また、ステップB4でI=1でなければ、PinP画像の表示を行わず、ステップB10で選択された画像のみを展開して表示し(ステップB17)、ステップB4に戻る。
【0039】
このように本実施形態では、動画画像の撮影時にユーザによる静止画レリーズ操作により所望の静止画像に識別情報である静止画フラグFを付加しておき、この動画画像の再生表示時に、図4のステップB15において静止画フラグFが付加されている静止画像を表示画面の一部(子画面)を用いてPinP画像として所定時間(この例では、PinP画像の最大連続表示枚数Jで定まる例えば3秒間)にわたって再生表示する。
【0040】
従って、動画画像の撮影時に静止画レリーズ操作を行うだけの極めて簡単な操作によって、再生表示時にユーザが希望する特定の静止画像の内容をゆっくり確認することが可能となり、本発明の所期の目的を達成することができる。
【0041】
図5は、本実施形態におけるPinP画像の表示例であり、液晶ディスプレイ16または外部ディスプレイの表示画面50に、親画像51と子画像52が表示される。図4のステップB15では、親画像51として動画画像の各静止画像が順次表示され、子画像52として静止画フラグFが付加された特定の静止画像が表示される。
【0042】
より具体的には、図5は運動会の徒競走の様子を動画画像として撮影した場合の表示画面の例であり、親画像51は徒競走の全選手がゴールした直後の画像、子画像52は例えば撮影者の子供がゴールした瞬間の画像を表している。すなわち、撮影者の子供が参加している徒競走の様子を動画画像として撮影している状況で、撮影者が我が子のゴールした瞬間に静止画レリーズを行ったときの表示画面であり、親画像は51は動画画像の刻々と変化する静止画像、子画像52は静止画レリーズにより静止画フラグFが付加された静止画像である。これは図4のステップB15での表示画面に相当している。
【0043】
一方、図4のステップB12では、それまで再生表示された静止画像に静止画フラグFが付加されていないために、親画像としては上記と同じく動画画像の各静止画像が順次表示されるが、子画像も親画像と同じ静止画像が再生表示されることになる。
【0044】
上記の実施形態では、図5に示したように静止画フラグFが付加された最新の一つの静止画像のみが子画像52として表示されるようにしており、動画画像の撮影時に静止画フラグFが付加された静止画像が複数個存在する場合には、それらの静止画像が子画像52として順次再生表示される。しかし、本発明における再生表示の形態はこれに限られるものではなく、例えば図6に示すように静止画フラグFが付加された複数個の静止画像を並行して再生表示するようにしてもよい。
【0045】
すなわち、図6(a)の表示画面60では、親画像61として動画画像を構成する各静止画像が再生表示されるが、子画像62a,62bとしては静止画フラグFが付加された最新の二つの静止画像が再生表示される。図6(b)の表示画面60は、図6(a)とほぼ同様であるが、子画像62a,62bとしては再生表示される複数の静止画像のサイズを例えば時刻の新しい画像ほど大きくなるように異ならせている。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば動画画像を構成する複数の静止画像の中で識別情報が付加された静止画像を動画画像の再生表示と並行して表示画面の一部を用いて表示することにより、撮影時にユーザが特に重要と思われるシーンでは静止画レリーズ指示を行って静止画フラグのような識別情報を付加しておくだけで、再生時に特別なキー操作などの煩雑な操作を行うことなく、重要なシーンの静止画像の内容をゆっくりと確認することが可能な電子カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの構成を示すブロック図
【図2】同実施形態における動画画像撮影時の処理手順を示すフローチャート
【図3】同実施形態におけるメモリカードに記録された動画画像であるモーションJPEGファイルの構成を示す図
【図4】同実施形態における動画画像再生時の処理手順を示すフローチャート
【図5】同実施形態における動画画像および静止画フラグが付与された静止画像の表示画面の例を示す図
【図6】同実施形態における動画画像および静止画フラグが付与された静止画像の表示画面の他の例を示す図
【符号の説明】
1…撮像レンズ
2…絞り
3…AFモータ
4…絞りモータ
5,6…モータドライバ
7…CCD(撮像素子)
8…CCDドライバ
9…A/D変換器
10…画像処理部
11…自動露出処理部
12…自動焦点調整処理部
13…自動ホワイトバランス調整処理部
14…バッファメモリ
15…表示処理部
16…液晶ディスプレイ
17…圧縮処理部
18…伸長処理部
19…記録再生処理部(記録手段)
20…メモリカード
21…システムコントローラ(記録制御手段、再生制御手段)
30…操作部
31…静止画レリーズスイッチ(第1のレリーズ手段)
32…連写レリーズスイッチ(第2のレリーズ手段)
33…モードスイッチ

Claims (2)

  1. 静止画像の撮影を指示する第1のレリーズ手段と、
    時間的に連続した複数の静止画像からなる動画画像の撮影の開始および停止を指示する第2のレリーズ手段と、
    前記第2のレリーズ手段による指示により撮影された動画画像を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記第2のレリーズ手段による指示により動画画像の撮影が行われている状態で前記第1のレリーズ手段による静止画像の撮影が指示された場合に、前記記録媒体に記録される動画画像中の該静止画像の撮影が指示された時点の静止画像に識別情報を付加する記録制御手段と、
    前記記録媒体に記録されている動画画像の再生表示時に、該動画画像の再生表示と並行して、前記識別情報が付加された静止画像を表示画面の一部を用いて所定時間にわたり再生表示する制御を行う再生制御手段と
    を具備し、
    前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録されている動画画像中に前記識別情報が付加された静止画像が複数個存在する場合、これら複数個の静止画像のサイズを異なるように設定し、該設定した複数個の静止画像を並行して再生表示する制御を行うことを特徴とするカメラ。
  2. 前記再生制御手段は、前記記録媒体に記録されている動画画像中に前記識別情報が付加された静止画像が複数個存在する場合、これら複数個の静止画像を記録時刻の新しいほど大きいサイズとなるように設定することを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
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