JP4013765B2 - 車両用シート空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用シートのクッションに通風路を設け、クッションの表面から空気を吹き出す車両用シート空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10に示す如く、自動車などの車両用シート1は、座部であるシートクッション2と、背もたれ部であるシートバック3とを有している。シートクッション2およびシートバック3には、いずれもパッド5の表面を表皮6で被覆したクッションが付設されている。車両用シート空調装置は、パッド5内に通風路40を設け、該通風路40を通じて送風ユニット41からの送風をクッションの表面より空調空気として吹き出し、着座した乗員の快適性を向上させる。本出願人は、パッド5の表面に溝状に凹設した配風通路(配風穴路50)を設け、熱損失の低減と空調効果の増大とを図った車両用シート空調装置を提案している(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−152849公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
パッドの表面に配風通路を設けた車両用シートは、空調効果の点では優れるが、表皮の近傍に溝が存在するため凹凸が生じ、着座時の違和感、尻下の不安定感など座り心地が悪くなるとともに、シート表面にくぼみが発生して意匠的な外観が悪化する問題がある。また、一般にパッドの表面には表皮を係止するための吊り溝が形成されているため、パッドの表面に設けた配風通路は、干渉を避け吊り溝の内側に制限されている。
この発明の目的は、空調効果と、座り心地および外観との両立を可能にした車両用シート空調装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、クッション内に通風路を設け、該通風路を通じて送風ユニット、車載の空調装置などの送風手段からの送風をクッションの表面より吹き出すか、または送風手段によりクッションの表面から空気を吸い込む車両用シート空調装置において、クッションはパッドの表面を表皮で被覆した構造を有し、通風路は、パッドの内部に埋設して面(クッションの表面)方向に所定のパターンで張り巡らせた配風穴路と、該配風穴路の所定位置からクッションの下面に貫通して設けられるとともに、送風ユニット、車載の空調装置などの送風手段の吹出口に接続した接続穴路とからなることを特徴とする。
【0006】
この構成により、送風手段から吹き出した空気は、パッドの内部に埋設した配風穴路を通じて、パッドの全体に供給され、パッドの表面から表皮を通じて円滑に分散して吹き出し、乗員に空調効果を与える。また、配風穴路はパッドの内部に埋設して形成されているため、パッドの表面には凹凸がなく滑らかであり、座り心地が悪化する不具合が生じない。送風手段が吸引式の場合は、パッドの表面から表皮を通じて円滑に分散して空気の吸い込みがなされる。
また、この発明では、パッドは、配風穴路を境に表面側部と裏面側部とに2分割して形成され、突き合わせて構成されている。これにより、内部に配風穴路が埋設されたパッドの成形が容易になる。なお、分割位置は配風穴路の、中心などの中間位置でも、上端または下端であってもよい。
また、この発明では、表面側部はパッドの表面側の中央部分のみであり、裏面側部の上面の中央部分に表面側部が嵌め込まれる凹所を設けている。この構成では、表面側部と裏面側部との突き合わせ面に嵌合する凹部および凸部を形成することなく表面側部と裏面側部とのずれが防止できる。
また、この発明では、パッドの表面には表皮を係止する吊り溝が設けられており、表面側部は吊り溝を境界としたパッドの内側部分を構成している。この構成では、パッドの表面側の構造の低下が防止できるとともに、表面側部と裏面側部とのずれが防止でき、かつ表面側部の形成も容易である。
【0008】
請求項2に記載の発明では、配風穴路の要所から、パッドの表面または表面近傍に延びる枝穴路を設けている。これは、パッドに通気性の低い材料を使用した場合に、配風穴路を表皮の下面またはその近傍にまで延長してシート表面からの空調空気の吹き出しを確保するためである。なお、パッドと表皮との間に置きパッドを介在させた場合には、置きパッドの通気性の高低により、置きパッドにまで枝穴路を延長してもよい。
【0009】
請求項3に記載の発明では、配風穴路の端末は、クッションまたはパッドの、表面、側面または裏面に開口した端末開口を有している。これにより配風穴路の端末まで空調空気を円滑に送風でき、配風穴路の全体から空調空気を均等にシート表面に供給できる。
【0010】
請求項4に記載の発明では、パッドの接続穴路の上方部位に通気性の低い低通気性部材を配している。これにより、空調空気の吹き出しが、接続穴路の上部に集中する不具合を防止でき、クッションの表面の広い範囲から均等に空気の吹き出しが可能になる。なお、接続穴路は、配風穴路の中間位置に設けることが空調空気の均等な吹出分布の観点から望ましい。
【0015】
請求項5に記載の発明では、表面側部と裏面側部とは、材質が異なることを特徴とする。たとえば、表面側部を通気性の高い材質、裏面側部を構造強度の高い材質で形成することにより、空調空気の吹き出し効果を増大させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図1〜図3に示す第1比較例とともに説明する。自動車の前席に用いられる車両用シート1は、乗員の臀部および大腿部を受ける座部としてのシートクッション2と、乗員の腰部および背中を受ける背もたれ部としてのシートバック3とを備えている。シートクッション2には、シート空調装置4が設けられている。
【0017】
シートクッション2は、取付座であるバネ板21の上に、ウレタン製のパッド5を設置し、パッド5の表面を表皮6で被覆した構成を有する。パッド5の表面には、H字形の吊り溝61が形成され、吊り溝61の底にはバネ棒62が間欠的に埋設して固着されている。表皮6の裏面には多数の吊り帯が取り付けてあり、バネ棒62の露出部分に係合されている。この比較例では、パッド5の上面に、着座感を向上させるため、柔らかい発泡部材からなる置きパッド7を重ね、置きパッド7の表面を表皮6で被覆した構造を有する。車両用シート1の用途およびパッド5と表皮6の材質により、置きパッド7を省略することもできる。
【0018】
シート空調装置4は、パッド5内に設けた通風路40と、バネ板21の下面に取り付けた送風ユニット41とからなる。通風路40は、パッド5内を略水平方向に、所定のパターンで前後左右に延長した配風穴路50を有する。この比較例における配風穴路50のパターンは、図3に示す如く、シートクッション2の略中心に下方に貫通した接続穴路51と、接続穴路51を起点として、前方に延びた緯穴52と、左右方向に延びた経穴53とからなる逆T字形を中心部としている。配風穴路50の断面は、略円形、略4角形などの多角形、その他の形状であってもよい。
【0019】
緯穴52の途中からは、左右方向に直交して延長され、中間は約45度の角度で斜め前方に延長され、さらに左右方向(幅方向)に延長された前側穴路54、54が設けられている。経穴53の両端からは、後方に延長され、先端が内側に曲がった後側穴路55、55が設けられている。前側穴路54、54の先端はシートクッション2の表面の左右に開口した端末開口56、56となっており、後側穴路55、55の先端はシートクッション2の後端部の下面に開口した端末開口57、57となっている。
【0020】
この比較例では、配風穴路50の要所にパッド5内で上面に貫通した枝穴路58が多数形成されている。また、枝穴路58に対応して置きパッド7に、表皮6の裏面に通じる貫通穴71が形成されている。枝穴路58および貫通穴71は、パッド5および置きパッド7が、いずれも通気性の低い材質である場合に必要となり、表皮6からの空気の吹き抜けを円滑にする作用を有する。
【0021】
このため、たとえば、置きパッド7を通気性の高い材質で形成した場合には、貫通穴71は不要である。また、表皮6が皮革の如く通気性の低い材質である場合には、表皮6に多数の通気孔を分散して形成する必要があり、モケットなど通気性の高い表皮6を用いた場合には、通気孔は不要である。さらに、接続穴路51の上側に位置する上方部位6Aは、ブロワ42の吹出口43からの風が当たり、この部分の表皮6からの空調空気の吹き出しが集中しやすい。この場合には、図2に示す如く、通気性の低い材質のシートなどで蓋72をし、シートクッション2の表面から吹き出す空調空気の均一化を図ることが望ましい。
【0022】
送風ユニット41は、遠心式ブロワ42を有し、ブロワ42の吹出口43が接続穴路51に連通しており、空調制御装置44により制御される。送風ユニット41からの送風は、接続穴路51から緯穴52および経穴53を通じて、前側穴路54、54および後側穴路55、55に流れ、大部分は枝穴路58および貫通穴71を通じてシートクッション2の表面から吹き出される。残部は、端末開口56、56および端末開口57、57から室内に放出される。
【0023】
図4は、第2比較例を示す。この発明では、製造上の観点から、パッド5を、断面が円形の配風穴路50の中間位置で上下に2分割して表面側部5Aと裏面側部5Bとを別々に成形し、組み合わせている。これにより、型抜きが容易にでき、生産性が向上する。2分割の分割位置は、配風穴路50の上下方向の中間位置以外でもよい。
【0024】
図5は、第3比較例を示す。この発明では、製造上の観点から、パッド5を、断面が矩形の配風穴路50の上端の位置で上下に2分割して表面側部5Aと裏面側部5Bとに成形している。これにより、表面側部5Aは配風穴路50の形成が不要で成形が容易になる。なお、2分割の分割位置は、配風穴路50の下端位置でも同様の効果がある。
【0025】
表面側部5Aと裏面側部5Bとを固さ、通気性などが異なる材質にしてもよい。これにより、パッド5のクッション性、構造強度など機能の選択の自由度を大きくすることが可能となり、座り心地を確保しつつさらに成形性を向上できる。
【0026】
また、図4、図5に示す如く、表面側部5Aと裏面側部5Bとの接合面に互いに嵌まり合う凸部5Cと凹部5Dとを形成することにより、結合強度を増大させている。これにより、乗員が乗り降りすることによる表面側部5Aと裏面側部5Bとの横ずれが防止できる。
【0027】
図6は第4比較例を示す。この比較例では、送風手段としての送風ユニット41に軸流式ブロワ45を用いている。なお、送風手段としては、車載の空調装置のブロワの吹出風をダクトで接続穴路51に導いてもよく、吸引式の送風手段を接続穴路51に接続してもよい。
【0028】
図7は第1実施例を示す。この実施例では、表面側部5Aは、パッド5の表面側の中央部分のみであり、裏面側部5Bには表面側部5Aが嵌まり込む凹所5Eが設けられている。この構成では、表面側部5Aは裏面側部5Bに確実に保持されるため、乗員が乗り降りすることによる表面側部5Aと裏面側部5Bとの横ずれが防止できる。配風穴路50は、X字形のパターンを呈し、表面側部5Aに形成されており、表面側部5Aおよび裏面側部5Bの成形を容易にしている。
【0029】
図8は第2実施例を示す。この実施例では、パッド5の表面に形成され、略H字形の表皮6の吊り溝61の内側縁まで、表面側部5Aを形成している。このため、パッド5の表面側の構造が強化できるとともに、成形も容易になる。
【0030】
図9は第5比較例を示す。この比較例では、配風穴路50を吊り溝61の外側まで延長している。配風穴路50はパッド5内に埋設されており、吊り溝61はパッド5の表面に形成されている。このため、配風穴路50を吊り溝61の外側まで延長しても干渉の問題を回避することができ、パッド5の全表面から空調空気を吹き出すことができる。
【0031】
〔変形例〕
1)この発明のシート空調装置は、車両用シートのシートバックにも適用できる。
2)送風ユニットは、吸引式であり、シート表面から空気を吸い込む形式であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート空調装置を備えた車両用シートの斜視図である。
【図2】シート空調装置を備えた車両用シートの断面図である。
【図3】シートの平面図である。
【図4】第2比較例のクッションの斜視図である。
【図5】第3比較例のクッションの斜視図である。
【図6】第4比較例のクッションの斜視図である。
【図7】第1実施例のクッションの斜視図である。
【図8】第2実施例のクッションの斜視図である。
【図9】第5比較例のクッションの平面図である。
【図10】従来の車両用シート空調装置を備えた車両用シートの断面図である。
【符号の説明】
1 車両用シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 シート空調装置
40 通風路
41 送風ユニット(送風手段)
43 吹出口
5 パッド
5A 表面側部
5B 裏面側部
5C 凸部
5D 凹部
50 配風穴路
51 接続穴路
56 端末開口
57 端末開口
6 表皮
61 吊り溝
7 置きパッド
71 貫通穴
Claims (5)
- クッション内に通風路を設け、該通風路を通じて送風手段からの送風を前記クッションの表面より吹き出すか、または送風手段により前記クッションの表面から空気を吸い込む車両用シート空調装置において、
前記クッションはパッドの表面を表皮で被覆した構造を有し、前記通風路は、前記パッドの内部に埋設されるとともに面方向に所定のパターンで張り巡らせた配風穴路と、該配風穴路の所定位置から前記クッションの下面に貫通して設けられるとともに、前記送風手段に接続した接続穴路とからなり、
前記パッドは、前記配風穴路を境に表面側部と裏面側部とに2分割して形成され、
前記表面側部は前記パッドの表面側の中央部分であり、前記裏面側部の上面の中央部分に設けた凹所に嵌め込まれており、
前記パッドの表面には前記表皮を係止する吊り溝が設けられており、前記表面側部は、前記吊り溝を境界とした内側部分であることを特徴とする車両用シート空調装置。 - 請求項1に記載の車両用シート空調装置において、前記配風穴路の要所から、前記パッドの表面または表面近傍に延びる枝穴路を設けたことを特徴とする車両用シート空調装置。
- 請求項1または2に記載の車両用シート空調装置において、前記配風穴路の端末は、前記パッドまたはクッションの表面、側面または裏面に開口した端末開口を有することを特徴とする車両用シート空調装置。
- 請求項1〜3のいずれか1に記載の車両用シート空調装置において、前記パッドの前記接続穴路の上方部位に通気性の低い低通気性部材を配したことを特徴とする車両用シート空調装置。
- 請求項1〜4のいずれか1に記載の車両用シート空調装置において、前記表面側部と裏面側部とは、材質が異なることを特徴とする車両用シート空調装置。
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