[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3967323B2 - 非接触型端末装置 - Google Patents

非接触型端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3967323B2
JP3967323B2 JP2004010682A JP2004010682A JP3967323B2 JP 3967323 B2 JP3967323 B2 JP 3967323B2 JP 2004010682 A JP2004010682 A JP 2004010682A JP 2004010682 A JP2004010682 A JP 2004010682A JP 3967323 B2 JP3967323 B2 JP 3967323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
unit
terminal device
reading
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004010682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005202856A (ja
Inventor
敬一 堀切
正三 井崎
芳規 佐藤
泉 丸山
直樹 金安
樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
SII Data Service Corp
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
SII Data Service Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc, SII Data Service Corp filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2004010682A priority Critical patent/JP3967323B2/ja
Publication of JP2005202856A publication Critical patent/JP2005202856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3967323B2 publication Critical patent/JP3967323B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、ICチップを有するICカード等のバリュー保持メディアに対して非接触状態で通信を行い、ICチップの読み取り及び書き込みを行う非接触型端末装置に関するものである。
近年、キャッシュレス化の進展や電子マネーの普及に伴い、流通等の様々な分野でICカードを利用したサービスやシステムが各種提供されている。その中でも特に使い易さ等の点において、非接触式のICカードが注目を集めている。また、この非接触式のICカード内に内蔵されている超小型なICチップに、電子マネーや電子チケット(定期券、乗車券、航空券等)の電子的価値情報(電子バリュー)を格納し、各種決済、例えば、駅の自動券売機の決済、飲料等の自動販売機の決済及び店舗での決済や各種施設への入場等に利用することが考えられている。
このようなICカードを利用する場合、一般的にICカードに対して非接触状態で無線通信を行い、内部のICチップに記録されている情報を読み取ったり、新たな情報をICチップに書き込むリーダライタ装置が用いられている(例えば、特許文献1及び2参照)。
このようなリーダライタ装置は、ICチップと無線通信可能なアンテナを内部に有する読み取り面(読み取り部)を備えている。そして、ICカードの保持者は、この読み取り面にICカードを近接するようにかざしてICチップの読み取り及び書き込みを行わせることで、上述した電子マネーによる各種決済等を行うことができる。また、ICチップの読み取り及び書き込みが終了、即ち、電子マネーの決済が終了したか否かは、リーダライタ装置に設けられた表示部の内容を確認することで、容易に判断することができる。
また、ICカードを読み取り面にかざす際、通常ICカードとリーダライタ装置との間の通信状態を良好な状態に維持するために、リーダライタ装置の読み取り面自体若しくは読み取り面近傍に、ICカードをかざす目印等が形成されている。例えば、読み取り面の形状をICカードの外形形状に対応した長方形状に形成することで、ICカードの保持者は該ICカードを良好な通信状態となる向きでリーダライタ装置にかざすことができる。
更に、図20に示すように、読み取り面40の表面において、ICカード41の外形形状に対応した位置に、即ち、長方形状の4隅にLED42を配することで、ICカード41をかざす目印的な役割と決済の進行状態を表示する上記表示部的な役割とを併せもったものも知られている。このLED42は、4隅にそれぞれ、例えば、赤色、緑色及び青色の3つ毎(合計12個)配されており、それぞれの色の光を発光することができるようになっている。なお、発光する色は、これらの色に限られるものではない。そして、LED42は、例えば、ICカード41を誘導する際は青色の光を発すると共に、ICカード41をかざした後、決済が完了すると緑色の光を発するように設定されている。また、決済が異常の場合には、赤色の光を発するように設定されている。
こうすることで、4隅に配されたLED42の青色の光により、ICカード41の誘導を行なえるので、ICカード41の保持者は該ICカード41を容易に適切な向きで読み取り面40にかざすことができる。また、ICカード41をかざした後、緑色若しくは赤色の光により、決済が完了したことや、決済異常等を容易に確認することができる。
このように、LED42を利用して、ICカード41の誘導及び内蔵されているICチップの読み取り書き込みの進行状況、即ち、決済の進行状況を同時に行うことができる。
特開2002−133378号公報(段落番号0013−0028、図1−図5) 特開2003−141463号公報(段落番号0010−0030、図1−図7)
しかしながら、上述した図20に示す従来のリーダライタ装置は、赤色、緑色及び青色の3色のLED42を4隅に設ける必要があるのでコストが高くなってしまうといった不都合があった。仮に、4隅ではなく、対角の2箇所や1個所に配したとすると、ICカード41を適切な向き及び位置で読み取り面40に誘導することが困難になってしまう問題があった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、低コストでICカード等のバリュー保持メディアの誘導が行えると共に、ICチップの読み取り書き取りの進行状況を確認することができる非接触型端末装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明の非接触型端末装置は、読み書き可能なICチップを有するバリュー保持メディアに対して、非接触状態で少なくとも金額を含む情報をICチップとの間で通信可能な非接触型端末装置において、表面に前記バリュー保持メディアが接近される読み取り面と、該読み取り面の裏面側に配されて1個所から光を発光させる発光部と、読み取り面と発光部との間に配されて前記ICチップとの間で前記情報を無線通信可能なアンテナ部を有する無線通信部とを有する読み取り部と、前記無線通信部の作動を制御すると共に前記アンテナ部を介して前記ICチップのデータ処理及び記録を行うデータ処理蓄積部と、該データ処理蓄積部の作動状況に応じて前記発光部の作動を制御する制御部とを有する端末本体部とを備え、前記読み取り面には、前記発光部から発せられた前記光を、バリュー保持メディアの外形に応じた形状で読み取り面の表面に発光させる光透過面が設けられ、前記アンテナ部の周囲を囲むように配されて、前記発光部から発せられた前記光を前記光透過面に案内する光案内部材が設けられており、前記光透過面が、前記アンテナ部の周囲を囲むスリット状に形成され、前記光案内部材は、非金属性の部材からなることを特徴とするものである。
この発明に係る非接触型端末装置においては、ICカード等のバリュー保持メディアを読み取り面にかざす際に、該読み取り面にはバリュー保持メディアの外形に応じた形状、例えば、ICカードの外形形状に応じた長方形状に発光部からの光を発光させる光透過面が設けられているので、バリュー保持メディアを適切な方向に向けた状態で読み取り面の所定位置に確実にかざすことができる。つまり、光透過面によりバリュー保持メディアを誘導することができる。この際、読み取り面と発光部との間にアンテナ部が配されているので、読み取り面に所定の向きでかざされたバリュー保持メディアに対して確実に通信が行える。
また、データ処理蓄積部の作動状況に応じて、制御部が発光部の制御を行うので、ICチップの読み取り及び書き取りの進行状況をバリュー保持メディアの保持者に知らせることができる。例えば、バリュー保持メディアを誘導中、金額決済が終了、金額決済が異常等の各状況に応じて発光部から発する光を点灯、点滅若しくは停止させることで保持者に視覚を通じて知らせることができる。
このように、発光部からの光を利用することで、バリュー保持メディアの誘導及びICチップの読み取り及び書き込みの進行状況をバリュー保持メディアの保持者に知らせることができる。特に、光透過面を有しているので、従来のように、発光部を何箇所にも設ける必要がなく、読み取り面の裏面側に配された1個所から発光させるだけで、光透過面を介してバリュー保持メディアの外形に応じた形状で発光させることができる。従って、発光部を必要最小限の設置で構成でき、低コスト化を図ることができる。
この発明に係る非接触型端末装置においては、光透過面がアンテナ部の周囲を囲むスリット状に形成されているので、バリュー保持メディアをかざす際に、該バリュー保持メディアをアンテナ部に確実に対向配置させることができ、両者間の通信性をより向上させることができる。また、光透過面がスリット状であるので、バリュー保持メディアの外形を明確に視認することができ、より誘導性に優れている。
この発明に係る非接触型端末装置においては、光案内部材が、発光部から発せられた光を光透過面に案内するので、光を効率良く集光することができ、発光部の光量を極力抑えることができる。従って、さらなる低コスト化を図ることができる。また、光案内部材は、非金属性であるのでアンテナ部の通信性に影響を与えることはない。
また、本発明の非接触型端末装置は、上記本発明の非接触型端末装置において、前記光案内部材は、前記読み取り面の裏面に開口が当接するよう配されて前記光を内周面で反射させる中空体状の光反射板であり、前記アンテナ部の裏面に設けられて前記光を反射する非金属性の反射面を有していることを特徴とするものである。
この発明に係る非接触型端末装置においては、発光部から発せられた光が、光反射板及び光反射面により反射を繰り返しながら効率良く集光されて光透過面に案内されるので、発光部の光量を極力抑えることができ、低コスト化を図ることができる。また、反射面は、非金属性であるので、アンテナ部の通信性に影響を与えることはない。
また、本発明の非接触型端末装置は、上記本発明の非接触型端末装置において、前記光案内部材は、前記光を内部で拡散させながら前記光透過面に案内する光拡散体であることを特徴とするものである。
この発明に係る非接触型端末装置においては、発光部から発せられた光が、光拡散体の内部で拡散されながら効率良く集光されて光透過面に案内されるので、発光部の光量を極力抑えることができ、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の非接触型端末装置は、上記本発明のいずれかの非接触型端末装置において、前記発光部は、複数の異なる色を発するLEDであり、前記制御部からの制御信号に応じて発光する色及び発光時間がそれぞれ異なるように制御されていることを特徴とするものである。
この発明に係る非接触型端末装置においては、発光部を、例えば、赤色、緑色及び青色の光を発するLEDとした場合、データ処理蓄積部の作動状況に応じて発光する色及び発光時間をそれぞれ変えてバリュー保持メディアの保持者に明確に知らせることができる。例えば、バリュー保持メディアを誘導する場合には青色の光を点滅させ、金額決済が終了した場合には緑色の光を点灯させ、金額決済が異常の場合には赤色の光を点灯させることでより保持者にICチップの読み取り書き取りの進行状況を視覚を通じて明確に知らせることができ、使い易さの向上化を図ることができる。
また、本発明に係る非接触型端末装置は、上記本発明のいずれかの非接触型端末装置において、前記読み取り面近傍から音声を出力するスピーカを有し、該スピーカは、前記制御部からの制御信号に応じて異なる音声を出力するように制御されることを特徴とするものである。
この発明に係る非接触型端末装置においては、データ処理蓄積部の作動状況に応じて、発光部から発せられた光に加えスピーカから異なる音声を出力することで、バリュー保持メディアの保持者にICチップの読み取り書き取りの進行状況をより明確に知らせることができる。例えば、金額決済が正常に終了した場合には「正常決済音」を、金額決済が異常の場合には「異常決済音」を出力させる。例えば、正常決済音として「ピッ」という音、異常決済音は、警告音として「ピィピー」という音を使用する場合がある。更に、音声合成ICや音声合成回路を用いることによって、より使用者に対してわかり易い音声を発する場合もある。例えば、正常決済音として「シャリーン」という音、異常決済音として「ピロロン」という音を警告音を出力させる場合もある。
このように、状況に応じてそれぞれ異なる音声を出力することで、保持者にICチップの読み取り書き取りの進行状況を音声を利用して知らせることができ、更なる使い易さの向上化を図ることができる。
また、本発明に係る非接触型端末装置は、上記本発明のいずれかの非接触型端末装置において、前記読み取り部が、前記端末本体部と有線又は無線接続されて、端末本体部から離間可能であることを特徴とするものである。
この発明に係る非接触型端末装置においては、読み取り部を端末本体部から離間できるので、例えば、端末本体部をレジの内側に設置し、読み取り部をレジの外側に設置する等、それぞれを別個に設置することが可能である。従って、設置の自由度を向上することができる。
本発明に係る非接触型端末装置によれば、発光部からの光を利用することで、バリュー保持メディアの誘導及びICチップの読み取り及び書き込みの進行状況をバリュー保持メディアの保持者に知らせることができる。特に、読み取り面の裏面側に配された1個所から発光させるだけで、光透過面を介してバリュー保持メディアの外形に応じた形状で発光させることができるので、発光部を必要最小限の設置で構成でき、低コスト化を図ることができる。
以下、本発明に係る非接触型端末装置の一実施形態を、図1から図19を参照して説明する。
本実施形態の非接触型端末装置1は、図1に示すように、読み書き可能なICチップ2を有すると共に長方形状に形成されたICカード(バリュー保持メディア)3に対して、非接触状態で少なくとも金額を含む情報をICチップ2との間で通信可能なものである。
この非接触型端末装置1は、図1から図3に示すように、表面にICカード3が接近される読み取り面5と、該読み取り面5の裏面側に配されて1個所から光を発光させるLED(発光部)6と、読み取り面5とLED6との間に配されてICチップ2との間で上記情報を無線通信可能なアンテナ基板(アンテナ部)7を有する無線通信部8とを有するかざしユニット(読み取り部)10と、無線通信部8の作動を制御すると共にアンテナ基板7を介してICチップ2のデータ処理及び記録を行う決済モジュール(データ処理蓄積部)11と、該決済モジュール11の作動状況に応じてLED6の作動を制御する制御部12とを有する端末本体ユニット(端末本体部)15とを備えている。
また、本実施形態の非接触型端末装置1は、かざしユニット10と端末本体ユニット15とがケーブル16により有線接続され、かざしユニット10が端末本体ユニット15から離間可能とされている。
上記かざしユニット10は、図3に示すように、プラスチック製のケース20を有しており、該ケース20は、床面に載置可能な下部ケース21と床面に対して所定の傾斜角度(例えば、30度の傾斜角度)をもって下部ケース21の上側に嵌合する上部ケース22とから構成されている。そして、図1及び図3に示すように、上部ケース22の表面の一部が、上記読み取り面5とされている。
この読み取り面5には、LED6から発せられた光をICカード3の外形に応じた形状、即ち、長方形状で読み取り面5の表面に発光させる光透過面23が形成されている。また、この光透過面23は、図4に示すように、アンテナ基板7の周囲を一周囲むようにスリット状に形成されている。なお、本実施形態においては、アンテナ基板7は上面視略長方形状に形成されているとして説明する。また、上部ケース22は、光透過面23以外の領域を光学的に遮光するように形成されている。
上記ケース20内には、図3に示すように、LED6及びアンテナ基板7の周囲を囲むように配されてLED6から発せられた光を光透過面23に案内する非金属性のリフレクタ部(光案内部材、光反射板)24が設けられている。このリフレクタ部24は、非金属材料、例えば、プラスチック等により形成されて、読み取り面5の裏面に開口が当接するように配されており、LED6の光を内周面24aで反射しながら光透過面23に案内するようになっている。また、アンテナ基板7の裏面全体には、光を反射する反射面25が設けられておいる。なお、この反射面25もリフレクタ部24と同様に非金属材料、例えば、プラスチック等により形成されている。
また、上記リフレクタ部24は、読み取り面5から離間するに伴って、開口の直径Lが漸次小さくなるよう(断面視略傘状)形成されており、最深部に上記LED6が配されている。なお、リフレクタ部24は、上記形状に限らず、中空体状であれば構わない。例えば、円筒状でも構わないし、御椀状でも構わない。
また、本実施形態のLED6は、図2に示すI/Oモジュール26を介して図3に示す回路基板27上に実装されると共に、青色、緑色及び赤色の3色(複数)の異なる色を発するLED6である。なお、LED6は、上述したように単体のパッケージに3色が含まれている場合に限らず、各色のパッケージを近接して配した構成にしても構わない。また、LED6は、上記制御部12からの制御信号に応じて発光する色及び発光時間がそれぞれ異なるように制御されるようになっている。これについては、後に詳細に説明する。また、リフレクタ部24は、開口とアンテナ基板7との隙間が上記光透過面23のスリット幅と略同一距離になるように開口の直径Lが設定されている。
上記アンテナ基板7は、図5に示すように、例えば、表面に送信用のコイルパターン7aと、受信用のコイルパターン7bとが隣接するように形成されており、図示しない配線により図3に示すRF基板28に電気的に接続されている。このRF基板28には、送受信部29が実装されており、該送受信部29とアンテナ基板7とで上記無線通信部8を構成している。
更に、かざしユニット10は、図1から図3に示すように、ICチップ2の内容を表示する表示部30及び読み取り面5近傍から音声を出力するスピーカ31を備えている。上記表示部30は、上部ケース22の表面で光透過面23に隣接するように設けられており、回路基板27にI/Oモジュール26を介して電気的に接続されている。上記スピーカ31は、上部ケース22の表面で表示部30に隣接するように形成された音孔32を介して音声を出力できるようになっており、表示部30と同様にI/Oモジュール26を介して回路基板27に電気的に接続されている。また、スピーカ31は、制御部12からの制御信号に応じて異なる音声を出力するように制御されている。これについては、後に詳細に説明する。
端末本体ユニット15は、図1及び図2に示すように、かざしユニット10と同様に、床面に載置可能であると共に床面に対して所定の傾斜角度(例えば、30度の傾斜角度)を有するプラスチック製のケース35を有しており、該ケース35内に上記決済モジュール11及び制御部12を備えている。
また、端末本体ユニット15は、金額等の情報を入力可能な複数のボタンからなる操作キー36、該操作キー36により入力された情報やICチップ2内のデータ等の各種情報を表示する表示部37、該表示部37により表示された情報を紙に印刷可能なプリンタ部38、決済モジュール11内に記録されている情報を、外部機関Aと接続送信可能なモデム部39を備えている。なお、モデム部39は、直接外部機関Aに設置された通信送受信用のモデムと接続通信して送信する以外に、第3者機関を経由してIP網に接続し、インターネット等の通信手段を介して外部機関に送信しても構わない。なお、表示部37、プリンタ部38及びモデム部39は、操作キー36からの入力に応じて制御部12で総合的に制御されるようになっている。これについては、後に詳細に説明する。また、決済モジュール11は、ケーブル16を介してRF基板28と電気的に接続されており、制御部12は、ケーブル16を介して回路基板27と電気的に接続されている。なお、制御部12は、スピーカ31に音声を出力する機能を有している。
このように構成された非接触型端末装置1を利用して、ICカード3により電子決済を行う場合について、図6及び図7のフローチャートを参照して以下に説明する。
まず、操作キー36より電源ボタンをONする(S1)。電源が投入(ON)されると、各機能がそれぞれ正常であるか否かの自己診断(セルフテスト)を行う(S2)。例えば、かざしユニット10と端末本体ユニット15との接続状態が正常であるか確認したり、決済モジュール11自身が自己の機能が正常であるか診断を行う。なお、このセルフテストは、上述した診断内容だけに限らず任意に設定することが可能である。また、セルフテストを行なっている間は、端末本体ユニット15の表示部37にその旨、例えば「自己診断中」の表示がされるようになっている。
セルフテストの結果、異常又は故障と判断した場合には、端末本体ユニット15の表示部37に「エラー」の表示がされる(S3)。これを受けて非接触型端末装置1の操作者は、ケーブル1等の電気的な接続状態を確認したり、故障個所の探求等の所定処置を施す。一方、正常と判断した場合には、メイン処理ルーチン(S4)に移行する。即ち、図7に示すように、操作キー36からの入力待ち状態となる(S5)。なお、この時点で操作キー36の電源ボタンをOFFすることで、電源を遮断することができる。
ここで、ICカード3の保持者が、例えば、1000円の値段の品物を購入する場合、操作キー36の操作者は、図8に示すように、1000円の金額情報を操作キー36で入力する。制御部12は、操作者からの指示がどういう指示、即ち、操作キー36からの入力信号がどういう信号であるのか処理判断(S6)を行うと共にその判断に応じた制御を行う。例えば、上述した場合には、操作キー36からの入力信号に対応して1000円の決済処理を行うよう決済モジュール11に信号を送る。また、操作キー36からの入力信号が、上述したように電源OFFの信号であるならば終了ルーチンに移行するよう制御を行い(S7)、操作キー36からの入力信号が端末本体ユニット15の各種設定や管理を行う旨の信号であるならば設定/管理ルーチンに移行するよう制御を行う(S8)。
上述したように、制御部12が決済処理を行うと判断した場合、該制御部12は入力された金額を端末本体ユニット15の表示部37に表示させる(S9)。操作者は、表示部37に表示された金額により正確な入力が行なわれたことを確認後、操作キー36により確認ボタンを押下する。これを受けて制御部12は、決済モジュール11に金額情報を送信する(S10)と共に、LED6に青色の光を点滅させるようケーブル16及び回路基板27を介して制御信号を送る。これにより、LED6は、瞬間的な発光を繰り返して青色の光を点滅させる(S11)。また、LED6から発せられた光は、リフレクタ部24の内周面24a及び反射面25により反射を繰り返しながら開口に案内され、光透過面23より読み取り面5の表面に発光する。これにより、図1に示すように、ICカード3の外形形状に沿った長方形状のスリット幅で発光する。つまり、この青色の点滅は、図9に示すように、保持者に対してICカード3をかざす誘引を行うものである。この際、リフレクタ部24及び反射面25により、LED6からの光を光透過面23に案内することができると共に、効率良く集光させることができるので、LED6の発光量を極力抑えることができる。
一方、決済モジュール11は、図7に示すように、金額情報が入力されると送受信部29を待機状態にさせ、アンテナ基板7からの入力待ち状態となる(S12)。
ICカード3の保持者は、図10に示すように、光透過面23を介して、青色に点滅する光の誘導により、ICカード3を読み取り面5に容易にかざすことができる。この際、光透過面23は、アンテナ基板7を囲むと共にICカード3の外形形状に応じた、即ち、長方形状のスリットであるので、保持者は、ICカード3を所定の向きで所定位置にかざすことができる。これにより、ICカード3とアンテナ基板7とが確実に対向配置された状態となり、良好な通信状態を維持することができる。特に、光透過面23がスリット状であるので、ICカード3の外形の輪郭をより明確に視認でき、該ICカード3を誘導し易い。
ICカード3が読み取り面5にかざされると、送受信部29は、アンテナ基板7を介してICカード3のICチップ2に記録されている情報を無線通信して読み取ると共に決済モジュール11に送信する。決済モジュール11は、送られてきたICチップ2のデータ処理を行う、即ち、ICチップ2に記録されている貯蓄金額から操作キー36で入力した1000円分の金額を引き、新たな貯蓄金額(残高)を計算して決済処理を行う。決済処理終了後、送受信部29及びアンテナ基板7を介して新たな貯蓄金額をICチップ2に書き込む(上書きする)。また、同時に決済モジュール11は、決済が正常に終了したことを制御部12に知らせる。
上述した無線通信の際、アンテナ基板7を囲むリフレクタ部24及び、アンテナ基板7の裏面の反射面25は、共に非金属材料であるので、通信性に影響を与えることはない。
制御部12は、これを受けて発光する色及び発光時間を変えるようLED6の制御を行う。即ち、緑色の光を点灯するようにLED6に制御信号を送る(S13)。また、制御部12は、図11に示すように、スピーカ31から決済が正常に終了したことを知らせる音、例えば、「シャリン」という決済正常音を出力させる(S14)。また、同時に制御部12は、購入金額、即ち、操作キー36で入力した金額及び新たな貯蓄金額を決済結果としてかざしユニット10の表示部30に表示させる(S15)。
ICカード3の保持者は、光透過面23の緑色の発光及び表示部30に表示された決済結果を視認すると共に「シャリン」という決済正常音を聞くことで、決済が正常に終了したことを確実且つ容易に認識することができる。これにより、保持者は、ICチップ2への読み取り及び書き込み作業が正常に終了したと判断して、ICカード3を読み取り面5から離間させることが可能である。
一方、制御部12は、かざしユニット10の表示部30と同様に、決済した購入金額、即ち、操作キー36で入力した金額及び新たな貯蓄金額を決済結果として、端末本体ユニット15の表示部37に表示させる。操作者は、この表示部37の表示を再度確認した後、図11に示すように、決済結果をプリンタ部38によりプリントアウトする(S16)。
なお、この決済結果のプリントは、操作者の控えとされると共に保持者への領収書等として利用される。また、表示部37に決済結果を表示させると同時に、該決済結果をプリンタ部38により自動的にプリントアウトさせるように、制御部12を設定しても構わない。
次に決済結果のプリントアウトを行うと、制御部12は、再度LED6に制御信号を送り、緑色の発光を消灯させる(S17)と共に、決済モジュール11を操作キー36からの入力待ち状態に再度設定する。なお、S16において、緑色の発光を消灯させるように設定したが、これに限らず、自由に設定して構わない。例えば、青色の光を点灯させても構わない。
また、決済が正常に終了せずに、例えば、何らかの理由、例えば、通信不良等により決済異常が生じた場合には、制御部12は、正常時とは異なる色の光を発光するようLED6の制御を行う。例えば、赤色の光を点灯するように制御を行う(S18)。また、同時に制御部12は、正常時とは異なる音声を出力するようにスピーカ31を制御する。即ち、決済が異常であることを知らせる警告音(NG音)、例えば「ピロロン」という決済異常音を出力させる(S19)。更に制御部12は、その旨を端末本体ユニット15の表示部37及びかざしユニット10の表示部30に表示して、再度ICカード3を読み取り面5にかざすよう保持者に指示を与える。
ICカード3の保持者は、光透過面23の赤色の発光及びかざしユニット10の表示部30に表示された決済異常の結果を視認すると共に「ピロロン」という警告音を聞くことで、決済が異常であることを確実且つ容易に認識することができる。これにより、保持者は、ICカード3を再度読み取り面5にかざす等の所定の処理を行うことができる(S20)。また、決済モジュール11に記録されたICチップ2のデータは、操作者によって定期的、例えば、毎日夕方に一回外部機関Aにデータ送信を行うことができる。即ち、図12に示すように、モデム部39により、外部機関Aに設置された図示しない通信受信用のモデムと通信接続してデータ送信することが可能である。なお、上述したように、モデム部39から第3者機関を経由してIP網に接続し、インターネット等の通信手段を介して送信しても構わない。
上述したように、本実施形態の非接触型端末装置1によれば、LED6からの光を利用することで、ICカード3の誘導を行えると共に、ICチップ2の読み取り及び書き込みの進行状況をICカード3の保持者に知らせることができる。特に、光透過面23を有しているので、従来のように、LED6を何箇所にも設ける必要がなく、読み取り面5に対向配置された1個所から発光させるだけで、光透過面23を介してICカード3の外形に応じた形状で発光させることができる。従って、LED6を必要最小限の設置で構成でき、低コスト化を図ることができる。
また、光透過面23は、アンテナ基板7の周囲を囲むスリット状に形成されているので、ICカード3をかざす際に、該ICカード3を所定の向き及び位置でアンテナ基板7に確実に対向配置させることができ、両者間の通信性を向上させることができる。また、ICカード3の外形の輪郭を明確に視認することができるので、誘導性に優れている。
更に、LED6から発せられた光をリフレクタ部24及び光反射面25により効率良く集光しながら透過面23に案内して発光させることができるので、LED6の光量を極力抑えることができ、さらなる低コスト化を図ることができる。
また、LED6から発する色及びスピーカ31から出力する音声を、ICチップ2の読み取り及び書き込みの状況に応じてそれぞれ異なるよう制御しているので、視覚及び聴覚を通じてICカード3の保持者にICカード3の誘導を行なわせたり、金額決済の状況等を明確且つ容易に知らせることができ、保持者の使い易さが向上する。
更に、かざしユニット10を端末本体ユニット15から離間できるので、例えば、端末本体ユニット15をレジの内側に設置し、かざしユニット10をレジの外側に設置することができる。このように、設置場所に応じてそれぞれを別個に設置することが可能であるので、設置の自由度を向上することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、バリュー保持メディアをICカードとしたが、ICカードに限られるものではなく、少なくとも金額を含む情報を有して読み書き可能なICチップを有していれば構わない。例えば、このようなICチップを有する携帯電話機をバリュー保持メディアとしても構わない。
また、光透過面をアンテナ基板の周囲を囲むと共にICカードの外形形状に応じた長方形状のスリットとして説明したが、アンテナ基板の周囲を全て囲む必要はない。例えば、図13に示すように、アンテナ基板の各辺に沿った直線状の4つのスリットでも構わないし、図14に示すように、アンテナ基板の各4隅に配されたL字状の4つのスリットでも構わないし、図15に示すように、アンテナ基板の各4隅に配された三日月状の4つのスリットでも構わない。
更に、アンテナ基板を長方形状としたが、これに限らず、図16に示すように、楕円形状でも構わないし、図17に示すように、直線と円弧を組み合わせた形状でも構わない。これらの形状を採用する場合には、それぞれのアンテナ基板の周囲を囲むようにスリットを形成すれば構わない。
更に、光透過面は、アンテナ基板の周囲を囲むスリット状でなくとも良く、例えば、ICカードの外形形状に応じた形状であれば構わない。
また、LEDは、青色、緑色及び赤色の3色の光を発するLEDとしたが、これらの色に限られるものではない。また、それぞれ色のみを発する複数のLEDを、1箇所から光を発するように同一場所に配しても構わない。この場合も、従来のようにLEDを複数箇所に配置する場合とは異なり、各色のLEDを1つ、即ち、必要最少限の設置で済み、ICカードの誘導を確実に行うことができる。
また、上記実施形態ではICカードの誘導を行う場合には青色の光の点滅、決済が正常に終了した場合には緑色の光を点灯させると共に「シャリン」という音声出力、決済が異常の場合には赤色の光を点灯させると共に「ピロロン」という警告音を出力するよう設定したが、これに限られるものではなく、光の色及び音声を状況に応じて自由に組み合わせて設定して構わない。例えば、決済正常音として「ピッ」という音、決済異常音として「ピィピー」という音を音声出力するようにしても構わない。
更に、各種の機能を付加しても構わない。例えば、残高照会を行わせる機能を付加しても構わない。即ち、図18に示すようにS5での操作キー26からの入力待ち状態の時に、並行して残高照会を行える常時ポーリングモードが行えるように設定しても良い。この場合には、入力待ち状態の時(S5)に、ICカード3の検知があるか否かの検知を行なっている(S25)。ここで、読み取り面5にICカード3をかざすことにより、決済モジュール11が無線通信部8を介してICカード3の検知を行うと共に、ICチップ2から残高(貯蓄金額)の読み取りを行う(S26)。これを受けて制御部12は、決済モジュール11で読み取った残高を、端末本体ユニット15の表示部37及びかざしユニット10の表示部30に表示させる(S27)。これにより、ICカード3の保持者は、ICカード3の残高を確認することができる。
また、常時ポーリングモードではなく、手動ポーリングモードにしても構わない。即ち、図19に示すように、入力待ち状態の時(S5)に、操作キー36で残高ボタンを押下(S30)することでICカード3の検知があるか否かの判断モードに移行する(S31)。この判断モードに移行すると、一定時間の間ICカード3の検知があるか否かを判断(S32)し、一定時間内に検知しない場合には上記入力待ちの状態に再度移行する。
一方、判断モードの間にICカード3の検知を行うと、決済モジュール11はICチップ2から残高(貯蓄金額)を読み取る(S33)。これを受けて制御部12は、決済モジュール11で読み取った残高を、端末本体ユニット15の表示部37及びかざしユニット10の表示部30に表示させる(S34)。これにより、ICカード3の保持者は、ICカード3の残高を確認することができる。
また、上記実施形態では、かざしユニットと端末本体ユニットとを離間可能に構成したが、一体構成にしても構わない。また、離間可能に構成する場合には、ケーブルによる有線接続に限られるものではなく、赤外線通信、無線LAN或いはBluetooth等を利用した無線接続でも構わない。また、端末本体ユニット1台に、かざしユニットを複数台接続しても構わない。
更に、上記実施形態では、プリンタ部を備えた構成としたが、プリンタ部をなくした構成でも構わない。この場合には、決済結果をプリントアウトする時間を省略できるので、決済処理にかける時間の短縮を図ることができる。また、端末本体部をさらに容易な構成にすることができると共に小型化を図ることできる。
また、上記実施形態では、光案内部材としてリフレクタ部を採用し、LEDから発せられた光を内周面で反射させながら光透過面に案内したが、リフレクタ部に限られず、光を光透過面に案内できる光案内部材であれば構わない。
例えば、乳白色のアクリル等で形成し、光をアクリル内部で拡散させながら案内する光拡散体でも良い。この光拡散体を採用する場合には、中空体状でなくても良く、例えば、ブロック状等でも良く、形状に限定されるものではない。
本発明に係る非接触型端末装置の一実施形態を示す外観図である。 図1に示す非接触型端末装置の主要ブロック図である。 図1に示す非接触型端末装置のかざしユニットの断面矢視B−B図である。 アンテナ基板と光透過面との関係を示す上面図である。 アンテナ基板の形状及びアンテナパターンの一例を示した上面図である。 ICカードにより電子決済を行う場合の手順を示すフローチャートであって、非接触型端末装置の起動からメイン処理ルーチンまでを示す図である。 ICカードにより電子決済を行う場合の手順を示すフローチャートであって、メイン処理ルーチンから電子決済を行うまでの図である。 非接触型端末装置の主要ブロック図であって、操作者が操作キーから電子決済を行う金額情報を入力した状態を示す図である。 非接触型端末装置の主要ブロック図であって、かざしユニットのLEDを発光させて、ICカードの誘引を行っている状態を示す図である。 非接触型端末装置の主要ブロック図であって、ICカードを読み取り面にかざした状態を示す図である。 非接触型端末装置の主要ブロック図であって、電子決済が正常に行われて決済結果をプリントアウトした状態を示す図である。 非接触型端末装置の主要ブロック図であって、決済モジュール内に記録されている情報をモデム部を介して外部機関に送信している状態を示す図である。 光透過面の他の一例を示す図であって、アンテナ基板の各辺に沿う直線状に4つスリットを形成した図である。 光透過面の他の一例を示す図であって、アンテナ基板の4隅にL字状のスリットを形成した図である。 光透過面の他の一例を示す図であって、アンテナ基板の4隅に三日月状のスリットを形成した図である。 アンテナ基板の他の形状の一例及び該アンテナ基板に対応した光透過面の一例を示す図であって、アンテナ基板を楕円状に形成した図である。 アンテナ基板の他の形状の一例及び該アンテナ基板に対応した光透過面の一例を示す図であって、アンテナ基板を直線と円弧を組み合わせて形成した図である。 常時ポーリングにより、ICカードの残高照会を行う場合のフローチャートの一例である。 手動ポーリングにより、ICカードの残高照会を行う場合のフローチャートの一例である。 従来の非接触型端末装置の読み取り面及びLEDの位置関係の一例を示す図である。
符号の説明
1 非接触型端末装置
2 ICチップ
3 ICカード(バリュー保持メディア)
5 読み取り面
6 LED(発光部)
7 アンテナ基板(アンテナ部)
8 無線通信部
10 かざしユニット(読み取り部)
11 決済モジュール(データ処理蓄積部)
12 制御部
15 端末本体ユニット(端末本体部)
23 光透過面
24a 内周面
24 リフレクタ部(光案内部材、光反射板)
25 反射面
31 スピーカ

Claims (6)

  1. 読み書き可能なICチップを有するバリュー保持メディアに対して、非接触状態で少なくとも金額を含む情報をICチップとの間で通信可能な非接触型端末装置において、
    表面に前記バリュー保持メディアが接近される読み取り面と、該読み取り面の裏面側に配されて1個所から光を発光させる発光部と、読み取り面と発光部との間に配されて前記ICチップとの間で前記情報を無線通信可能なアンテナ部を有する無線通信部とを有する読み取り部と、
    前記無線通信部の作動を制御すると共に前記アンテナ部を介して前記ICチップのデータ処理及び記録を行うデータ処理蓄積部と、該データ処理蓄積部の作動状況に応じて前記発光部の作動を制御する制御部とを有する端末本体部とを備え、
    前記読み取り面には、前記発光部から発せられた前記光を、バリュー保持メディアの外形に応じた形状で読み取り面の表面に発光させる光透過面が設けられ、
    前記アンテナ部の周囲を囲むように配されて、前記発光部から発せられた前記光を前記光透過面に案内する光案内部材が設けられており、
    前記光透過面が、前記アンテナ部の周囲を囲むスリット状に形成され、
    前記光案内部材は、非金属性の部材からなることを特徴とする非接触型端末装置。
  2. 請求項1に記載の非接触型端末装置において、
    前記光案内部材は、前記読み取り面の裏面に開口が当接するよう配されて前記光を内周面で反射させる中空体状の光反射板であり、
    前記アンテナ部の裏面に設けられて前記光を反射する非金属性の反射面を有していることを特徴とする非接触型端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の非接触型端末装置において、
    前記光案内部材は、前記光を内部で拡散させながら前記光透過面に案内する光拡散体であることを特徴とする非接触型端末装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の非接触型端末装置において、
    前記発光部は、複数の異なる色を発するLEDであり、前記制御部からの制御信号に応じて発光する色及び発光時間がそれぞれ異なるように制御されることを特徴とする非接触型端末装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の非接触型端末装置において、
    前記読み取り面近傍から音声を出力するスピーカを有し、
    該スピーカは、前記制御部からの制御信号に応じて異なる音声を出力するように制御されることを特徴とする非接触型端末装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の非接触型端末装置において、
    前記読み取り部が、前記端末本体部と有線又は無線接続されて、端末本体部から離間可能であることを特徴とする非接触型端末装置。
JP2004010682A 2004-01-19 2004-01-19 非接触型端末装置 Expired - Fee Related JP3967323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004010682A JP3967323B2 (ja) 2004-01-19 2004-01-19 非接触型端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004010682A JP3967323B2 (ja) 2004-01-19 2004-01-19 非接触型端末装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007037490A Division JP4553264B2 (ja) 2007-02-19 2007-02-19 非接触型端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005202856A JP2005202856A (ja) 2005-07-28
JP3967323B2 true JP3967323B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=34823336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004010682A Expired - Fee Related JP3967323B2 (ja) 2004-01-19 2004-01-19 非接触型端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3967323B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4763332B2 (ja) 2004-09-03 2011-08-31 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動体端末装置並びに非接触カード機能管理システム及び非接触カード機能取得システム
JP2007135732A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd カード発行装置とこれを用いた台間機
JP2007164623A (ja) 2005-12-15 2007-06-28 Konami Sports & Life Co Ltd 運動データ管理用サーバ装置、運動データ管理システム
JP5132363B2 (ja) * 2008-02-29 2013-01-30 パナソニック株式会社 導光装置、非接触通信媒体リーダライター装置および電子機器
JP5077027B2 (ja) * 2008-04-04 2012-11-21 富士電機リテイルシステムズ株式会社 リーダライタ装置
JP7114663B2 (ja) * 2020-09-25 2022-08-08 ホーチキ株式会社 カードリーダー

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001201372A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Calsonic Kansei Corp 計器の照明装置
JP2001256524A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Nippon Signal Co Ltd:The 非接触式自動改札機
JP4663875B2 (ja) * 2000-12-25 2011-04-06 ソニー株式会社 情報処理装置及びデータ通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005202856A (ja) 2005-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7551704B2 (en) Information processing apparatus and data communication method
US20090321510A1 (en) Token communication
US8567666B2 (en) Light guiding device, reader/writer device for noncontact communication medium, and electronic apparatus
JP7546234B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
WO2022018929A1 (ja) 非接触式情報処理装置
JP3967323B2 (ja) 非接触型端末装置
JP2004355580A (ja) Ic用データ通信装置及び方法
JP4553264B2 (ja) 非接触型端末装置
JP5417520B2 (ja) リーダライター装置、電子機器および決済端末
JP2006048455A (ja) データ処理装置
JP4831150B2 (ja) 情報処理装置
JP4563059B2 (ja) 決済端末装置及び決済端末装置の通信制御方法
JP2002183773A (ja) アンテナ装置
JP4634183B2 (ja) 非接触型端末装置
JP2012203797A (ja) 携帯端末
JP2011197930A (ja) 電子マネーの選択が簡単な電子マネー決済装置
JP2024161444A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP6835391B2 (ja) 決済情報入力装置及び決済端末
JP2009059194A (ja) 記憶媒体リーダ・ライタシステム
JP2001126035A (ja) 非接触icカードのリード/ライト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070219

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3967323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees