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JP3775266B2 - ミキサ及びそれを用いたコンバータ - Google Patents

ミキサ及びそれを用いたコンバータ Download PDF

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JP3775266B2 JP2001250631A JP2001250631A JP3775266B2 JP 3775266 B2 JP3775266 B2 JP 3775266B2 JP 2001250631 A JP2001250631 A JP 2001250631A JP 2001250631 A JP2001250631 A JP 2001250631A JP 3775266 B2 JP3775266 B2 JP 3775266B2
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    • HELECTRICITY
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミキサ及びそれを用いたコンバータに関し、例えば、マイクロ波帯を使用した通信機において、RF信号とIF信号との周波数変換に使用されるミキサ及びそれを用いたコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、無線通信を行う通信機においては、後段の回路において扱いの容易なIF(intermediate frequency)信号を生成するために、RF(radio frequency)信号とLO(local oscillation)信号とを混合するミキサが使用されている。このようなミキサとしては、簡単な回路構成でLO信号の出力側への漏洩を効率的に低減可能なシングルバランスドミキサやダブルバランスドミキサが一般に広く利用されている。
【0003】
図7は、一般的なシングルバランスドミキサの回路図である。シングルバランスドミキサ50は、LO信号を入力するLOポート51、RF信号を入力するRFポート52、IF信号を出力するIFポート53、不平衡信号を平衡信号に変換するバラン54、ミキサダイオード55,56、LO信号及びIF信号が阻止されRF信号のみが通過する高域通過フィルタ57、LO信号及びRF信号が阻止されIF信号のみが通過する低域通過フィルタ58を備える。LOポート51より入力されたLO信号は、バラン54によって平衡信号に変換され、バラン54とミキサダイオード55との接続点、バラン54とミキサダイオード56との接続点に加わり、ミキサダイオード55,56を駆動する。RFポート52より入力されたRF信号は、高域通過フィルタ57を通ってミキサダイオード55,56に加わり、ミキサダイオード55,56で発生するIF信号は、低域通過フィルタ58を通ってIFポート53より出力される。
【0004】
そして、図示していないが、一般的にはこのようなシングルバランスドミキサ50をマイクロ波帯で実現する場合は、バラン54をマイクロストリップラインで基板の同一平面上に形成したものなどが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のミキサによれば、バランをマイクロストリップラインで形成することにより、平面回路化は可能であるが、その形状から場所をとり小型化には向かないといった問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、特性の劣化を防ぐとともに、小型化が可能なミキサ及びそれを用いたコンバータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する手段】
上述する問題点を解決するため本発明のミキサは、一端が短絡され、他端が平衡端子となる2つの平衡線路、及び一端が開放され、他端が不平衡端子となる不平衡線路を有するバランと、該バランの平衡線路の平衡端子に接続される一対のミキサダイオードと、前記バランの不平衡線路の不平衡端子に接続されるLOポートと、前記ミキサダイオードの接続点に高域通過フィルタを介して接続されるRFポートと、前記ミキサダイオードの接続点に低域通過フィルタを介して接続されるIFポートとを備え、前記バラン、ミキサダイオード、高域通過フィルタ、及び低域通過フィルタが、セラミックスからなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基板に複合化されるとともに、前記LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、前記セラミック多層基板の側面に設けられ、前記バランを構成する平衡線路及び不平衡線路が、ストリップライン電極で形成されるとともに、前記セラミック多層基板の積層方向に対して下部に配置されることを特徴とする。
【0008】
また、本発明のミキサは、前記高域通過フィルタあるいは低域通過フィルタを構成するコンデンサが、コンデンサ電極で形成されるとともに、前記ストリップ電極とグランド電極を挟んで前記セラミック多層基板の積層方向に対して上部に配置されることを特徴とする。
【0009】
本発明のコンバータは、上述のミキサと、前記ミキサのRFポートに接続されたRF増幅部と、前記ミキサのLOポートに接続されたPLL発振部と、前記ミキサのIFポートに接続された中間周波増幅部とを備えたことを特徴とする。また本発明のコンバータは、一端が短絡され、他端が平衡端子となる2つの平衡線路、及び一端が開放され、他端が不平衡端子となる不平衡線路を有するバランと、該バランの平衡線路の平衡端子に接続される一対のミキサダイオードと、前記バランの不平衡線路の不平衡端子に接続されるLOポートと、前記ミキサダイオードの接続点に高域通過フィルタを介して接続されるRFポートと、前記ミキサダイオードの接続点に低域通過フィルタを介して接続されるIFポートとを備え、前記バラン、ミキサダイオード、高域通過フィルタ、及び低域通過フィルタが、セラミックスからなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基板に複合化されるとともに、前記LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、前記セラミック多層基板の側面に設けられ、前記ミキサのRFポートに接続されたRF増幅部と、前記ミキサのLOポートに接続されたPLL発振部と、前記ミキサのIFポートに接続された中間周波増幅部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明のミキサによれば、LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、セラミック多層基板の側面に設けられるため、LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子間の干渉を抑え、低損失化を図ることができる。
【0011】
本発明のコンバータによれば、低損失化が可能なミキサを備えているため、コンバータの低損失化が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明のミキサに係る一実施例の回路図である。ミキサ10は、シングルバランスドミキサであり、LO信号を入力するLOポート11、RF信号を入力するRFポート12、IF信号を出力するIFポート13、不平衡信号を平衡信号に変換するバラン14、直流接続された一対のミキサダイオード15,16、LO信号及びIF信号が阻止されRF信号のみが通過する高域通過フィルタ17、LO信号及びRF信号が阻止されIF信号のみが通過する低域通過フィルタ18を備える。
【0013】
バラン14は、平衡線路14a,14b及び不平衡線路14cを備える。平衡線路14a,14bの一端は短絡され、平衡線路14aの平衡端子となる他端は一方のミキサダイオード15のアノード、平衡線路14bの平衡端子となる他端は他方のミキサダイオード16のカソードにそれぞれ接続される。不平衡線路14cの一端は開放され、不平衡線路14cの不平衡端子となる他端はLOポート11に接続される。
【0014】
高域通過フィルタ17は、インダクタL1及びコンデンサC1,C2を備える。コンデンサC1,C2は直列接続され,その接続点はインダクタL1を介してグランドに接続される。また、コンデンサC1は一対のミキサダイオード15,16の接続点に接続され、コンデンサC2はRFポート12に接続される。
【0015】
低域通過フィルタ18は、インダクタL2,L3及びコンデンサC3を備える。インダクタL2,L3は直列接続され,その接続点はコンデンサC3を介してグランドに接続される。また、インダクタL2は一対のミキサダイオード15,16の接続点に接続され、インダクタL3はIFポート13に接続される。
【0016】
そして、ミキサダイオード15,16は、非線形抵抗を利用してRF信号及びLO信号を混合して周波数変換するものである。すなわち、バラン14によって平衡信号に変換されたLO信号と、RFポート12より高域通過フィルタ17を介して入力されたRF信号とが混合された後、IF信号として低域通過フィルタ18を介してIFポート13より出力される。
【0017】
図2は、図1のミキサの一部分解透視斜視図である。ミキサ10は、バラン14の平衡線路14a,14b及び不平衡線路14cを形成するストリップライン電極(図示せず)、高域通過フィルタ17のインダクタL1及びコンデンサC1,C2を形成するストリップライン電極、コンデンサ電極及びグランド電極(図示せず)、並びに低域通過フィルタ18のコンデンサC3を形成するコンデンサ電極及びグランド電極(図示せず)を内蔵したセラミック多層基板19を備える。
【0018】
セラミック多層基板19の上面には、ミキサダイオード15,16及び低域通過フィルタ18のインダクタL2,L3が搭載される。また、セラミック多層基板19の側面から下面に架けて外部端子T1〜T8が設けられる。
【0019】
この際、外部端子T1,T3,T6はIFポート13、RFポート12及びLOポート11となり、外部端子T2,T4,T5,T7,T8はグランドとなる。この配置により、IFポート13となる外部端子T1とRFポート12となる外部端子T3とがグランドとなる外部端子T2を、RFポート12となる外部端子T3とLOポート11となる外部端子T6とがグランドとなる外部端子T4,T5を、LOポート11となる外部端子T6とIFポート13となる外部端子T1とがグランドとなる外部端子T7,T8をそれぞれ挟んで、セラミック多層基板19の側面から下面に架けて設けられることになる。
【0020】
図3(a)〜図3(f)及び図4(a)〜図4(d)は、図2のミキサのセラミック多層基板を構成する各シート層の上面図、図4(e)は、図4(d)の下面図である。セラミック多層基板19は、酸化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを主成分とするセラミックスからなる第1〜第11のシート層19a〜19jを上から順次積層し、1000℃以下の焼成温度で焼成した後、上下を逆にすることにより完成する。すなわち、第10のシート層19jがセラミック多層基板19の最上層となり、第1のシート層19aがセラミック多層基板19の最下層となる。
【0021】
第1のシート層19aの上面には、外部端子T1〜T8が形成される。また、第2、第7及び第9のシート層19b,19g,19iの上面には、グランド電極Gp1〜Gp3がそれぞれ形成される。
【0022】
さらに、第4及び第5のシート層19d,19eの上面には、ストリップライン電極Sp1〜Sp5がそれぞれ形成される。また、第6〜第9のシート層19f〜19iの上面には、コンデンサ電極Cp1〜Cp7がそれぞれ形成される。
【0023】
さらに、第3及び第10のシート層19c,19jの上面には、配線L1,L2がそれぞれ形成される。また、第10のシート層の下面(図4(e)、19ju)には、ミキサダイオード15,16及び低域通過フィルタ18のインダクタL2,L3を搭載するための実装電極Laが形成される。さらに、第2〜第10のシート層19b〜19jには、それぞれのシート層19b〜19jを貫通するように複数のビアホール電極Vhが形成される。
【0024】
そして、バラン14の平衡線路14a,14bがストリップライン電極Sp3、Sp4で、不平衡線路14cがストリップライン電極Sp1でそれぞれ形成される。また、高域通過フィルタ17のインダクタL1がストリップライン電極Sp2,Sp5で形成される。
【0025】
さらに、高域通過フィルタ17のコンデンサC1がコンデンサ電極Cp1,Cp3,Cp5,Cp7で、コンデンサC2がコンデンサ電極Cp1,Cp2,Cp5,Cp6でそれぞれ形成される。また、低域通過フィルタ18のコンデンサC3が、コンデンサ電極Cp4、グランド電極Gp2,Gp3で形成される。
【0026】
なお、各電極及び配線は、シート層19b〜19jを貫通するビアホール電極Vhで接続される。
【0027】
以上のような構造で、バラン14の平衡線路14a,14b及び不平衡線路14cを構成するストリップライン電極Sp3,Sp4,Sp1が、セラミック多層基板19の積層方向に対して下部に配置される。また、低域通過フィルタ18のコンデンサC3を形成するコンデンサ電極Cp4が、ストリップライン電極Sp3,Sp4,Sp1とグランド電極Gp2を挟んでセラミック多層基板19の積層方向に対して上部に配置される。
【0028】
図5は、図2のミキサの周波数特性である。この図は、ミキサ10のRFポート12とIFポート13との間のアイソレーションを示したものである。
【0029】
この図から、IF信号の周波数50MHzでのRFポート12とIFポート13との間の減衰量が約−90(dB)、RF信号の周波数2GHzでのRFポート12とIFポート13との間の減衰量が約−40(dB)であることが解る。これは、RFポート12とIFポート13とを電気的に分離して、互いの周波数帯域で干渉し合うのを防止できていることを示している。
【0030】
上述した実施例のミキサによれば、LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、セラミック多層基板の側面から下面に架けて設けられるため、LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子間の干渉を抑え、低損失化を図ることができる。
【0031】
また、ミキサを構成するバラン、ミキサダイオード、高域通過フィルタ、及び低域通過フィルタが、セラミックスからなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基板に一体化されるため、小型化が可能となる。
【0032】
さらに、バランを構成する平衡線路及び不平衡線路が、セラミック多層基板の積層方向に対して下部に配置されるため、グランドとの距離が狭くなり、グランド寄生インダクタンス成分が抑制される。その結果、バランの平衡線路と不平衡線路との間の位相差をより理想的なものに近づけることができる。
【0033】
また、低域通過フィルタを構成するコンデンサが、バランの平衡線路及び不平衡線路を構成するストリップ電極とグランド電極を挟んでセラミック多層基板の積層方向に対して上部に配置されるため、コンデンサがセラミック多層基板の下部に配置されるグランドから離される。その結果、浮遊容量が小さくなり、アイソレーションを向上させることができる。
【0034】
図6は、本発明のコンバータに係る一実施例の基本構成を示すブロック図である。受信コンバータ20は、ミキサ21と、RF増幅部22と、PLL発振部23と、中間周波増幅部24とを備える。
【0035】
ミキサ21のRFポート25はRF増幅部22の出力に接続され、LOポート26はPLL発振部23の出力に接続され、IFポート27は中間周波増幅部24に接続されている。
【0036】
そして、このような受信コンバータにおけるミキサ21に上述の実施例で示したミキサ10を用いるものである。
【0037】
上述した受信コンバータによれば、低損失化が可能なミキサを備えているため、コンバータの低損失化が可能となる。
【0038】
なお、上述の実施例のミキサでは、2つのダイオードをセラミック多層基板に搭載する場合について説明したが、2つのダイオードが1つにパッケージングされた半導体素子を用いても同様の効果が得られる。
【0039】
また、上述の実施例のコンバータでは、受信コンバータを例に説明したが、送信コンバータであっても同様な効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】
本発明のミキサによれば、LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、セラミック多層基板の側面から下面に架けて設けられるため、LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子間の干渉を抑え、低損失化を図ることができる。
【0041】
また、ミキサを構成するバラン、ミキサダイオード、高域通過フィルタ、及び低域通過フィルタが、セラミックスからなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基板に一体化されるため、小型化が可能となる。
【0042】
さらに、バランを構成する平衡線路及び不平衡線路が、セラミック多層基板の積層方向に対して下部に配置されるため、グランドとの距離が狭くなり、グランド寄生インダクタンス成分が抑制される。その結果、バランの平衡線路と不平衡線路との間の位相差をより理想的なものに近づけることができる。
【0043】
また、低域通過フィルタを構成するコンデンサが、バランの平衡線路及び不平衡線路を構成するストリップ電極とグランド電極を挟んでセラミック多層基板の積層方向に対して上部に配置されるため、コンデンサがセラミック多層基板の下部に配置されるグランドから離される。その結果、浮遊容量が小さくなり、アイソレーションを向上させることができる。
【0044】
本発明のコンバータによれば、低損失化が可能なミキサを備えているため、コンバータの低損失化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミキサに係る一実施例の回路図である。
【図2】図1のミキサの斜視図である。
【図3】図2のミキサのセラミック多層基板を構成する(a)第1のシート層〜(f)第6のシート層の上面図である。
【図4】図2のミキサのセラミック多層基板を構成する(a)第7のシート層〜(d)第10のシート層の上面図及び(e)第10のシート層の下面図である。
【図5】図2のミキサの周波数特性である。
【図6】本発明のコンバータに係る一実施例の基本構成を示すブロック図である。
【図7】従来のミキサを示す回路図である。
【符号の説明】
10,21 ミキサ
11 LOポート
12 RFポート
13 IFポート
14 バラン
14a,14b 平衡線路
14c 不平衡線路
15,16 ミキサダイオード
17 高域通過フィルタ
18 低域通過フィルタ
19 セラミック多層基板
19a〜19j シート層
20 コンバータ
22 RF増幅部
23 PLL発振部
24 中間周波増幅部
C1〜C3 コンデンサ
Cp1〜Cp7 コンデンサ電極
Gp1〜Gp3 グランド電極
L1〜L3 インダクタ
Sp1〜Sp5 ストリップライン電極

Claims (4)

  1. 一端が短絡され、他端が平衡端子となる2つの平衡線路、及び一端が開放され、他端が不平衡端子となる不平衡線路を有するバランと、該バランの平衡線路の平衡端子に接続される一対のミキサダイオードと、前記バランの不平衡線路の不平衡端子に接続されるLOポートと、前記ミキサダイオードの接続点に高域通過フィルタを介して接続されるRFポートと、前記ミキサダイオードの接続点に低域通過フィルタを介して接続されるIFポートとを備え、
    前記バラン、ミキサダイオード、高域通過フィルタ、及び低域通過フィルタが、セラミックスからなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基板に複合化されるとともに、
    前記LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、前記セラミック多層基板の側面に設けられ
    前記バランを構成する平衡線路及び不平衡線路が、ストリップライン電極で形成されるとともに、前記セラミック多層基板の積層方向に対して下部に配置されることを特徴とするミキサ。
  2. 前記高域通過フィルタあるいは低域通過フィルタを構成するコンデンサが、コンデンサ電極で形成されるとともに、前記ストリップ電極とグランド電極を挟んで前記セラミック多層基板の積層方向に対して上部に配置されることを特徴とする請求項に記載のミキサ。
  3. 請求項1または2に記載のミキサと、前記ミキサのRFポートに接続されたRF増幅部と、前記ミキサのLOポートに接続されたPLL発振部と、前記ミキサのIFポートに接続された中間周波増幅部とを備えたことを特徴とするコンバータ。
  4. 一端が短絡され、他端が平衡端子となる2つの平衡線路、及び一端が開放され、他端が不平衡端子となる不平衡線路を有するバランと、該バランの平衡線路の平衡端子に接続される一対のミキサダイオードと、前記バランの不平衡線路の不平衡端子に接続されるLOポートと、前記ミキサダイオードの接続点に高域通過フィルタを介して接続されるRFポートと、前記ミキサダイオードの接続点に低域通過フィルタを介して接続されるIFポートとを備え、
    前記バラン、ミキサダイオード、高域通過フィルタ、及び低域通過フィルタが、セラミックスからなる複数のシート層を積層してなるセラミック多層基板に複合化されるとともに、
    前記LOポート、RFポート、及びIFポートとなる外部端子が、グランドとなる外部端子を挟んで、前記セラミック多層基板の側面に設けられたミキサと、
    前記ミキサのRFポートに接続されたRF増幅部と、前記ミキサのLOポートに接続されたPLL発振部と、前記ミキサのIFポートに接続された中間周波増幅部とを備えたことを特徴とするコンバータ。
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